池高日誌

タグ:担当講師

白樺伐採・樹皮採取の合同授業を実施しました|2年次選択・ライフデザイン

7月14日 午前

 

今日は、中札内高等養護学校幕別分校の皆さんと合同授業を行いました。

会場は清見ヶ丘公園内で、シラカンバ伐採の見学と樹皮採取の体験を実施しました。

 

今回の授業は、池田町に生育する木の現状を知り、間伐材の活用について考えること、そして白樺の樹皮採取の工程を体験しながら協働してものづくりに取り組む姿勢を育てることを目的としています。

 

授業には、池田町役場の皆様、工房ameiroの高橋様、minotakeの川瀬様・頓所様にご協力いただきました。

 

現場では、講師の皆様から木の状態や湿気による香りの違いなどを教えていただきながら、立木の状態で樹皮剥がしを体験しました。

 

続いて、minotakeさんによる伐採の実演が行われ、倒した木を安全な場所へ移動した後、30cmにカットした木を使って各自で樹皮剥がしを行いました。

 

途中、マイマイガの幼虫や卵塊が多数見られる場面もあり、自然の中での学びが広がりました。

最後は全員で挨拶をして授業を締めくくりました。

 

参加した生徒や協力者の皆様からは、次のようなコメントが寄せられました。

 

【池田高校・石橋さん】

分校のみなさんと会うのは2回目でした。

みなさん明るくて親しみやすい人たちで、講師の方々のおかげで体験を大いに楽しめました。

木を切る場面はめったに見られないので貴重な経験になりましたし、樹皮剥がしも良い経験になりました。

 

【工房ameiro・高橋様】

自然に触れて仕事をしている私たちの活動に、生徒たちが触れる機会になって良かったと思います。

身の回りのものが、こうした作業の積み重ねでできていることを体感してもらえたなら嬉しいです。

 

【minotake・頓所様】

今回は景観や安全面の理由で伐採しましたが、こうした木をただ処分するのではなく、有効活用してもらえると嬉しいです。

ぜひ大切に扱ってほしいと思います。

 

【池田町役場・山本様】

見た目が良くなく、電線にかかりそうになっていた木を伐採しました。

この木を薪や製品として活用することは、ただ捨てるよりもずっと良いことです。

授業での学習に役立ててもらえたら嬉しいです。

『ここにこの木が立っていた』という事実を、形を変えて受け継いでいってほしいと思います。

 

 

地域資源を活用した学びが実現できるのは、多くの皆様のご協力があってこそです。

ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

白樺樹液の活用方法を探る(調理②)|2年次選択・ライフデザイン

6月23日 午前

 

白樺樹液を使った“地域コラボ・ドーナツ試作”を行いました。


※前回の白樺樹液活用学習の記事はこちら

 ⇒ 白樺樹液の活用方法を探る(調理①)

 

2年次ライフデザインでは、池田町の森が育む地域資源「白樺樹液」をテーマに学習を進めています。

前回の調理実習に続き、今回は 地域のお店「KIYOMI DONUTS」さんとのコラボ企画として、白樺樹液を使ったドーナツの試作と試食会を行いました。

 

池田高校の向かいにある人気店「KIYOMI DONUTS」さんが、今年度の学習に協力してくださいました(地域コラボ)。

今回は、実際にお店のドーナツをベースに 4種類の試作を行いました。

 

ケーキドーナツ/イーストドーナツをベースに

・白樺樹液の割合を変える

・白樺の葉を生地に練り込む

・ホワイトチョコに葉を混ぜ込む

など、複数のパターンを制作し、味や香りの違いを確かめました。

 

 
試食では、樹液の甘さや葉の香りなど、香り・食感の違いがはっきり感じられる 仕上がりに。

生徒たちは「森の恵み」を食を通して体感しながら、地域素材の魅力を再発見していました。

 

 
KIYOMI DONUTSさんには、

・作り方の工夫

・材料へのこだわり

・試行錯誤のエピソード

などを丁寧に教えていただき、生徒たちは商品づくりの裏側を知る貴重な機会となりました。

 

 
今後は今回試作したドーナツを池田町のイベントで実際に販売する予定です。

どんな商品として完成するのか、今後の展開がとても楽しみです。 

白樺樹液の活用方法を探る(調理①)|2年次選択・ライフデザイン

5月29日 午前

 

今日は白樺樹液を活用する学習(調理)を行いました。

池田町の森が育む地域資源「白樺樹液」をテーマに、2年次ライフデザインの授業で白樺樹液の活用方法を探る学習(調理)を行いました。

生徒たちは、樹液の特徴を生かした料理づくりに挑戦し、味・香り・食感の違いを自分の舌で確かめながら学びを深めました。

 
まず、生徒のアイデアから 「ピザ」 と 「だしまき卵」 の2品を試作しました。

樹液の割合を変えたり、白樺の葉を加えたりするなど、さまざまな工夫をしながら調理を進めました。

 
だしまき卵は、次の3種類を作り、食べ比べを行いました。

・通常のだし

・水+白樺樹液(半々)

・水分をすべて白樺樹液にしたもの

 

食べ比べでは、次のような違いが見られました。

・通常よりふわふわした食感であった。

・樹液100%は 甘みが強く、違いがはっきりわかった。

・葉を入れすぎると 苦味が出ることが確認できた。

 

 


ピザ生地では、次の2種類を作成しました。

・生地に白樺樹液を練り込んだもの

・生地に白樺の葉を混ぜ込んだもの

 

試食した感想は次のとおりです。

・樹液入りは ほんのり甘く、砂糖より控えめな甘さである。

・葉入りは 独特の香りが立つ。

 

 
今回の実習では、実際に手を動かし、味や香りの違いを体験することで、自分の言葉で「違い」を説明できる力がついたり、地域資源を自分の手で確かめる学びが積み重なったりといった学びが得られました。

 

池田町ならではの素材を活かしながら、地域とつながる実践的な学びが今後も続いていきます。