池高日誌
「働く」のリアルと向き合った3日間。2年次生インターンシップ報告会を開催!|2年次・総合的な探究の時間
7月15日 午後
本校体育館において、2年次生による「インターンシップ報告会」が開催されました。
先月、生徒たちが実際に地域の事業所へ赴き、3日間にわたって「働く現場」を体験したインターンシップ。そこで得た驚きや失敗、プロの凄さ、そして「働くことの意義」について、スライドやクイズを交えて発表し、生徒の皆様と共有する熱い2時間となりました。
◎第一部:熱意と工夫が光る「全体発表」
前半は、3組の代表生徒による全体発表が行われました。
それぞれの事業所の魅力や、実際に働いてみて初めてわかったリアルな裏側を伝えてくれました。
① 松村さん [十勝川温泉第一ホテル]
松村さんは、十勝川温泉での実習を振り返りました。
客室「豆陽亭」の素晴らしいロケーションや「豊洲亭」の贅沢な専用ラウンジ、別館「三余庵」の五感に響くおもてなしなど、ホテルの強みをプロさながらに堂々とプレゼン。 実習では宴会場の設営やベッドメイキング、フロント業務を体験しました。
~最大のピンチとやりがい~
「大変だったのは宴会場の設営。なんと、そこに大勢の修学旅行生が到着したんです。でも、スタッフの方と二人で力を合わせて、何とか最後までやり切ることができました!」と。最後に「ホテルとは『お客様第一』であり、それを支える『従業員同士の強い団結』が不可欠な場所である。」と学びを語ってくれました。
② 齊藤さん [スポーツデポ帯広店/幕別町図書館]
2つの異なる職種に挑戦した斎藤さんは、それぞれの現場での気づきを発表しました。
スポーツデポでは、丁寧な掃除やハンガーがけ、お客様への挨拶などを経験。「掃除と挨拶を同時に行う難しさを実感した。作業に慣れてきた頃が一番ミスをしやすい」と、身の引き締まる教訓を共有してくれました。
図書館では、カウンター業務や移動図書館「すわでぃ号」の運行、新刊受入れなどを体験。
~会場が沸いた「移動図書館クイズ」~
「すわでぃ号(バス)の費用はいくらでしょう?」という斎藤さんの突然の三択クイズに、会場は大盛り上がり。(正解は8百万円〜1千万円!) 「スピードよりも、まずは正確に作業することが何より大切。本の貸し借りの楽しさを知るとともに、整理整頓の重要性を学びました。」と語り、会場から「オススメの本は?」と聞かれると、「工作の本です!」と笑顔で答え、温かい拍手をもらっていました。
③ 石橋さん [まつもと薬局フロンティア店/帯広南町保育園]
石橋さんは、異なる2つの業界を「栄養士」というキーワードで繋げて体験しました。
「薬を出す場所」というイメージの強い薬局。しかし、まつもと薬局には栄養士が在籍しており、栄養に配慮した多種多様な商品を販売したり、薬局内に「野菜が飲めるカフェ」が併設されていることに新鮮な驚きを感じたそうです。
保育園の実習では、「小さな子どもが喧嘩したとき、何が先に出ると思いますか? 正解は『歯(噛みつき)』です。子どもは上から順に発達していくからなんです」と、現場で学んだ発達心理を分かりやすく解説。
~将来の夢へつながる葛藤:~
「薬局と保育園、どっちの仕事に就きたいですか?」という質問に対し、石橋さんは「もともと栄養士になりたかったけれど、今回の実習で小さい子どもたちの可愛さにも触れてしまい、今は本気で悩み中です!」と、夢が広がる嬉しい悩みを打ち明けてくれました。
◎第二部:興味が繋がる「ブース発表」
14:00からは、体育館内に複数のブースを設置し、生徒たちが自分の興味のあるブースを自由に回る「ブース発表」が行われました。
発表する2年次生は少人数を前に、より親しみやすく、時には実物を提示しながら熱心に説明し、聞き入る1年次生からは「来年はどこに行こうか」と真剣な相談が飛び交っていました。
第1クール:
・高橋さん(札内放課後デイサービスにーに): プレゼンチャートが非常に見やすく、伝わりやすい工夫が満載でした。
・佐伯さん(マックスバリュ池田店): 身近なスーパーの裏側を解説。多くの生徒が集まり、熱心に聴き入っていました。
・本木さん(一糸と庭café): おしゃれなカフェでのこだわりの作業について、最後まで堂々と発表しました。
第2クール:
山本さん(おひさま保育園)、田郎沢さん、山田さん(スポーツデポ帯広店)、小北凌久さん(池田町役場)が、それぞれのブースで臨場感あふれるトークを披露しました。
第3クール:
髙岡さん(緑陽台認定こども園)、青木さん(フクハラ池田店)、出口さん(とかち帯広空港)など、専門性の高い仕事のリアルに皆が引き込まれていました。
◎第三部:成長を称え、未来を紡ぐ「振り返り」
会を締めくくるにあたり、生徒やゲストの皆様からたくさんの温かい言葉が贈られました。
~生徒自身の誇らしげな感想~
「準備期間が本当に少なくて、本番直前の公式リハーサルもできない状態だったけれど、みんな本当によくやりきった!」 「いろんな仲間の話を聞けて、自分自身の将来や、来年の進路活動のイメージがぐっと膨らみました」
~インターンシップ受け入れ先より~
「皆さんの発表、本当に勉強になりました。社会は、今まさに皆さんのような若い人材を待っています。ですから、ぜひ学校でたくさん勉強してください。そして、これから始まる夏休み、いつでもいいのでまた子どもたちと関わりに来てくれたら嬉しいです。いつでも連絡してくださいね。美味しい給食を用意して待っています!」
~野村先生からの講評~
「皆さん、本当にお疲れさまでした。昨年の報告会もすべて見ていましたが、今年の2年次生は大きくレベルアップしていました。この3日間で苦労したこと、学んだことは、間違いなく皆さんにとって価値ある経験です。そして本日話を聞いた1年次生の皆さん。次は皆さんの番です。来年のインターンシップ、大いに期待しています!」
受け入れ先企業の皆様、お忙しい中、生徒たちを3日間にわたり温かくご指導いただき、さらに本日の報告会にも足をお運びいただき本当にありがとうございました。
今回のインターンシップを通して、生徒たちは「働くことの大変さ」とともに、「他者と関わり、地域を支える仕事の面白さ」を確かに学びました。この経験をこれからの学校生活、そして自立した未来への第一歩へと繋げていきます。
がんばれ、池田高校2年次生!
帯広地区吹奏楽コンクールに合同バンドで出場しました|課外活動・吹奏楽部
8月1日
帯広地区吹奏楽コンクールに、足寄高校・本別高校・池田高校の吹奏楽部(局)が合同バンドとして出場しました。
本番に向けて合同で練習できた回数は約10回。
本別高校や池田町田園ホールに集まり、学校の枠を越えて協力しながら練習を重ねてきました。
顧問団からは、
「ここまで本当によく頑張ってくれました。単独校であれば年明けから少しずつ準備を進めていきますが、合同バンドは限られた時間の中で力を合わせ、集中して仕上げてくれました。」
とのコメントが寄せられました。
本番の演奏時間は6分。組曲「道化師」から4曲を演奏しました。
息の合ったハーモニーを響かせることができました。
※コンクールの撮影は許可されていないため、写真の掲載はありません。
結果は 金賞 を受賞しました。
この成果を受け、8月28日に札幌コンサートホール Kitara で開催される 北海道吹奏楽コンクール に出場します。
また、楽器搬入搬出の運営補助に、生徒数名がボランティアとして参加し、コンクールを支える側としても力を発揮してくれました。
多くの方々の支援と協力により、合同バンドとして無事に演奏を終えることができました。
関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
今後とも、吹奏楽部への温かいご声援をお願いいたします。
カナダ姉妹校交流事前学習会の様子|課外活動
7月28日 午後
本日は、カナダ姉妹校交流事前学習の第2回(全10数回)を実施しました。
今年度の交流に参加する生徒は2年次生4名で、今回も意欲的に学習へ取り組みました。
今回の主な目的は、小学校と姉妹校で行う交流内容を具体的に検討し、方向性を定めることです。
生徒一人ひとりが事前に考えてきたプランをプレゼンし、質疑応答を通して内容を深めながら、共通理解を図りました。
どのアイデアを実際の交流に採用するか、真剣に議論を重ねる姿が印象的でした。
今回は交流内容の最終決定には至りませんでしたが、複数の優れたアイデアが提示され、次回につながる大きな前進となりました。
カナダで待っている児童・生徒のために、より良い交流にしようと真剣に向き合う生徒たちの姿が印象的でした。
次回は、今回出されたアイデアをさらに深め、交流内容の具体化に向けて議論を進めていく予定です。
生徒たちの主体的な取り組みにより、より充実した交流プログラムが形になっていくことを期待しています。
第9回全国高等学校小規模校サミット参加報告|探究活動
7月24日~25日
山形県小国町で開催された第9回全国高等学校小規模校サミットに1年次2名、2年次1名と教員の4名で参加してきました。
全国の小規模高校の生徒がリアルに交流し、親睦を深めるとともに、各校地域が抱える課題について意見交換を行うことができます。池田高校としては初参加となりました。
「今ここで起こっていることは、将来日本中で起こり得ること、小規模校だからこそできることがきっとある」というスローガンのもと、仲間と一緒に未来を考えた2日間。
メンバーを変えながら、6回のワークショップが行われました。
その都度、「はじめまして」や「オンラインで会ったよね」など、それぞれのブースから聞かれる言葉をひろい、全国の生徒の緊張をほぐしてくれるのは小国高校の生徒たち。
今回初めて対面したとは思えない空気感を作ってくれました。
また、レセプションや昼食でも、おもてなしの心が伝わってきました。
小国高校の同窓会や後援会、小国高校を支援する会など様々な地域の大人が、そっと寄り添いサポートしている姿があちこちで見られました。
レセプションでは山菜おにぎりやくま汁、玉こんにゃく、漬物にどら焼きとまさに地元ならではの恵みをいただくことができ、大満足です。
9割が森林、人口は6100人ほどの小国町です。
大きなビルはありませんし、100均も撤退してしまったそうです。
が、その空きフロアを活用し、今年度は冷房のきいた場所で17校124人の高校生が集まり、知恵を出し合い、改めて自分の通う学校の魅力を感じた2日間でした。
参加した1年次の内田健太郎さんは「他高生との交流で、視野が広がり、参考になったことが多々ありました。地域行事を生徒たちが企画し、クラウドファンディングを使って集金するなど、自分たちでもできそうだなぁと思いました。」という感想がありました。
なお、最終日国道113号が雨の影響で一時通行止めとなり、私たちが乗る予定のバスが小国町で待機となる事態に。
AIを使って情報収集したり、別ルートを探す生徒たち。みんなでもう一泊かなとネガティブになっているところ、小国高校の高橋先生から情報提供のメールをいただきました。
さらには、小国町教育委員会 高校魅力化推進担当課長の渡部由美さんが駆けつけ、別ルートで途中まで行けないか情報収集してくださり、なんと小国町の公用車で米沢駅まで送り届けていただきました。
瞬時の判断で無事に帰郷することができました。
この場を借りて、感謝申し上げます。ありがとうございました。
この研修は、池田高校振興会、(一財)三菱みらい育成財団の御支援を賜り、実現することができました。
厚くお礼申し上げます。
ミニ発表会を行いました|2年次選択・音楽表現
7月16日 午前
今日は、これまでの練習の成果を披露するミニ発表会を行いました。
生徒は自分で演奏したい楽器と曲を選び、4月から積み重ねてきた練習の成果を発表する場となりました。
校長先生をはじめ複数の先生方が参観する中、会場には心地よい緊張感が漂い、真剣に演奏へ向き合う姿が見られました。
途中で演奏が止まってしまう場面もありましたが、最後まで諦めずにやり切ることができました。
発表の後には、参観した先生方から温かい講評が寄せられました。
・普段教室で見ている姿とはまた違い、一生懸命さがしっかり伝わる素敵な演奏でした。
・音楽の専門的な知識はないが、演奏できるということはしっかり練習してきた証拠。皆さんの努力を感じました。
・初めて扱う楽器もあったと思うが、緊張の中で一人で演奏しきったことは大きな成長です。これからも練習を重ね、さらに良い演奏を期待しています。
・普段事務室で聞こえてくる音とは違い、演奏の様子を直接見ることができてとても楽しかったです。また機会があれば聴きに来たいと思います。
生徒からも次のような感想がありました。
・今日は思うように演奏できず少し悔しさもありましたが、もっと上達したいです
・難しい部分も多かったが、できる限り頑張りました
一生懸命練習した成果が十分に表れた発表会となりました。
今後の成長にも期待しています。
ミニ合唱発表会を行いました|1年次・音楽Ⅰ
7月16日 午前
1年次生によるミニ合唱発表会を行いました。
今回の発表曲は「大切なもの」です。
直前練習では、授業担当者からのアドバイスを受けながら、パートごとの細かな部分を丁寧に確認し、仕上げを行いました。
▲直前の様子
そして迎えた発表会では、これまでの練習の成果をしっかりと出し切る姿が見られました。
強弱の表現、リズムの安定、声量のまとまり、歌う表情まで、どれをとっても練習の積み重ねが感じられる発表となりました。
発表後には、次のような講評がありました。
1A担任の先生からは、中学生時代に同じ曲を歌った経験を振り返りながら、「思い出がよみがえりました」と述べ、音程に不安がある生徒もいる中で「練習の成果がよく表れていました」との言葉がありました。
1B担任の先生からは、苦手意識を持ちながらも、しっかり歌えていた点が評価され、「練習の成果が感じられた」との講評がありました。
校長先生からは、かつて池田高校で合唱指導に関わった経験に触れながら、「男子がしっかり声を出すことで合唱が大きく変わります」との話があり、今回の発表についても「良い仕上がりで、今後の成長が楽しみです」との言葉がありました。
生徒たちが真剣に取り組んできた姿勢が伝わる発表会となりました。
R8夏季休業前の全校集会を行いました|全年次・行事
7月17日 午後
新年度が始まってから約4か月が経過しました。
本日は、この4か月を振り返る集会を実施しました。
校長先生、生徒支援部長の先生から、夏休みを迎えるにあたって大切にしてほしいことについてお話がありました。
1. 校長先生のお話:自己管理と「継続」の力
① 学校祭の振り返り
準備段階での試行錯誤や意見のぶつかり合いを乗り越え、全員で力を合わせて大成功を収めたことを称賛されました。
② 継続は力なり
学校祭の成功は一日で生まれたものではなく、日々の地道な準備の積み重ねが感動につながったことを強調されました。
③ 自己管理の大切さ
32日間の夏休みの中で、「これだけは毎日続ける」という小さな習慣を一つ決め、誰にも見られていない場所で継続することで、大きな成長につながると話されました。
2. 生徒支援部長の先生のお話:命・安全・将来への対話
① 命を大切にすること
一人で過ごす時間が増える夏休みは、悩みを抱え込みやすい時期でもあります。
本日配布した「清見坂(生徒支援通信)」には相談窓口(電話番号・QRコード)を掲載しています。
困ったときに頼れる選択肢として活用してほしいとの話がありました。
② 「軽いノリ」の危険性とSNSの注意点
重大な事件の多くは「軽いノリ」から始まること、周囲が止める視点を持つことの重要性が示されました。
また、SNSの誤解によるトラブルや、闇バイトなどの犯罪に巻き込まれないよう注意喚起がありました。
③ 家族との時間と進路の対話
清見坂を必ず保護者に見せ、将来について親子で話し合う時間を持つことの大切さが伝えられました。
特に3年生は、卒業後に親元を離れる可能性があるため、家族と過ごせる時間は「あと半年ほど」という貴重な期間であることを意識してほしいとのことでした。
④ 次回登校日に向けて
夏休み明けの 8月19日(水) に、誰一人欠けることなく元気に再会しましょうと締めくくられました。
約1か月の夏季休業が始まります。
学校生活ではできない経験をたくさん積み、心身ともに成長できる夏にしてほしいと思います。
休み明けには、その経験を仲間や先生方とぜひ共有してください。
白樺伐採・樹皮採取の合同授業を実施しました|2年次選択・ライフデザイン
7月14日 午前
今日は、中札内高等養護学校幕別分校の皆さんと合同授業を行いました。
会場は清見ヶ丘公園内で、シラカンバ伐採の見学と樹皮採取の体験を実施しました。
今回の授業は、池田町に生育する木の現状を知り、間伐材の活用について考えること、そして白樺の樹皮採取の工程を体験しながら協働してものづくりに取り組む姿勢を育てることを目的としています。
授業には、池田町役場の皆様、工房ameiroの高橋様、minotakeの川瀬様・頓所様にご協力いただきました。
現場では、講師の皆様から木の状態や湿気による香りの違いなどを教えていただきながら、立木の状態で樹皮剥がしを体験しました。
続いて、minotakeさんによる伐採の実演が行われ、倒した木を安全な場所へ移動した後、30cmにカットした木を使って各自で樹皮剥がしを行いました。
途中、マイマイガの幼虫や卵塊が多数見られる場面もあり、自然の中での学びが広がりました。
最後は全員で挨拶をして授業を締めくくりました。
参加した生徒や協力者の皆様からは、次のようなコメントが寄せられました。
【池田高校・石橋さん】
分校のみなさんと会うのは2回目でした。
みなさん明るくて親しみやすい人たちで、講師の方々のおかげで体験を大いに楽しめました。
木を切る場面はめったに見られないので貴重な経験になりましたし、樹皮剥がしも良い経験になりました。
【工房ameiro・高橋様】
自然に触れて仕事をしている私たちの活動に、生徒たちが触れる機会になって良かったと思います。
身の回りのものが、こうした作業の積み重ねでできていることを体感してもらえたなら嬉しいです。
【minotake・頓所様】
今回は景観や安全面の理由で伐採しましたが、こうした木をただ処分するのではなく、有効活用してもらえると嬉しいです。
ぜひ大切に扱ってほしいと思います。
【池田町役場・山本様】
見た目が良くなく、電線にかかりそうになっていた木を伐採しました。
この木を薪や製品として活用することは、ただ捨てるよりもずっと良いことです。
授業での学習に役立ててもらえたら嬉しいです。
『ここにこの木が立っていた』という事実を、形を変えて受け継いでいってほしいと思います。
地域資源を活用した学びが実現できるのは、多くの皆様のご協力があってこそです。
ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
性の多様性と心身の成長について|1年次・保健講話
7月16日 午後
本日、NPO法人ピーチハウス「命の授業」公認講師・渋谷様をお招きし、1年次を対象とした保健講話を実施しました。
本講話の目的は、
・思春期の性に関する悩みや迷いに対する健康教育を通して、自分の心身の成長への理解を深め、これから起こり得る課題を防ぎ、心身の健康の向上を図ること
・自己の将来の生き方について、広い視野を持って考えるきっかけとすること
の2点です。
■ 前半:性の多様性と命の成り立ち
講話ではまず、性には「体の性」「心の性」「好きになる性」「表現する性」など複数の側面があり、その組み合わせは一人ひとり異なることが紹介されました。
SDGsのジェンダー平等の観点から、互いの違いを認め合い、誰もが自分らしく生きられる社会の大切さについて学びました。
続いて、受精卵の大きさや胎児の成長過程、子宮の働きなど、命が育まれる仕組みについて具体的な資料を用いた説明がありました。
胎児が羊水の中で守られながら成長し、出生に向けて自ら体を整えていく様子は、生徒にとって大きな学びとなりました。
妊婦体験では、代表生徒が妊婦体験ジャケットを着用し、立つ・座る・買い物をする・寝るといった日常動作を体験しました。
妊婦の方が日常生活で感じる負担を実感し、配慮や声かけの大切さを理解する機会となりました。
また、赤ちゃんは抱きしめられ、見つめられ、話しかけられることで成長していくことが紹介されました。
「今ここにいることは、周囲の大人に大切に育てられてきた証である」という言葉が印象的でした。
■ 後半:人間関係における「同意」と尊重
後半の講話では、人間関係における「同意と尊重」について学びました。
SNSを含むコミュニケーションにおいて、「安心してYESもNOも言える状態で確認すること」が同意の基本であると説明されました。
さらに、教材動画を視聴しながら、 「境界線」 について理解を深めました。
人との距離感、物の扱い方、気持ちの伝え方など、さまざまな場面に境界線が存在することを学び、 それを守るためには「自分」と「相手」の両方を大切にする姿勢が必要であると確認しました。
講師の先生からは、次のような大切なポイントが示されました。
・NOと言おう
・「嫌い」と「NO」は違う
・NOと言える関係は素敵なこと
・NOの気持ちを持つことは悪いことではない
・自分も相手も大切にするために、気持ちをしっかり伝えよう
生徒たちは、日常の人間関係やSNSでのやり取りを思い浮かべながら、 「境界線を守ることは、自分を守ることでもあり、相手を尊重することでもある」 という講師の言葉に頷いていました。
今回の講話は、自分の心身を大切にし、他者を尊重しながら生きるための学びとして、生徒にとって大変有意義な時間となりました。
最後に、思春期の生徒に寄り添いながら、丁寧で温かいご講話をいただいた澁谷様に心より感謝申し上げます。
池田中学生が池田高校を見学しました|行事・生徒会他
7月14日 午後
本日午後、池田中学校の3年生が進路学習の一環として池田高校を訪問しました。
池田高校の学びや学校生活を体験し、高校進学への理解を深めることを目的とした取り組みです。
取り組みの目的は
(1)中学校と高等学校の違いを知り、池田高校の特色ある授業・学習内容・部活動などに触れることで、地域の学校で学ぶ意義を実感し、帰属意識を育てる。
(2)中学生と高校生が交流する場を設け、お互いに学び合いながら進路活動の深化を図る。
です。
プログラムは、生徒会役員と有志生徒が中心となって進行しました。
全体会では「池田高校の学び」「系列・選択科目」「進路決定の状況」「キャリア教育と探究学習」について、生徒会が中学生へ質問を投げかけながら紹介しました。
池田高校の強みである 「地域とつながり、地域で学び、地域に貢献する」 という学びの姿勢を、中学生にしっかり伝えることができました。
また、カナダ姉妹校交流や部活動の紹介も行われ、「部活動に入って青春を感じてほしい」と語る場面もありました。
続いて、池田高校の校内探検(今回初の試み)を実施しました。
中学生は校内を自由に見学し、施設や授業中の教室の様子を興味深く観察していました。
校内探検の後は、高校生と中学生が一緒にワークショップを行いました。
テーマは「高校の魅力」「中学校との違い」「池田高校で新しく知ったこと」「高校進学に向けての気付きや目標」「高校生に聞きたいこと」など、多岐にわたりました。
中学生からは
「迷子になってしまい、3階・4階を回れなかった」
「校長室のソファーがふかふかだった」
「高校生はどのような進路を考えていますか」
などの声が寄せられ、活発な交流が見られました。
最後に、進路支援部長より池田高校のキャリア教育や進路状況、オープンスクールデイについて説明がありました。
終わりに、中学生の皆さんが、高校進学に向けてイメージを深める機会となっていれば嬉しく思います。
本日は池田高校にお越しいただき、ありがとうございました。