池高日誌

自分にもできる救急救命処置 〜座学と実技で学ぶ〜|1年次・保健

2月17日 午前

 

池田消防署警防係の方を講師にお迎えし、1年次生を対象とした救急救命講習会を実施しました。

心肺蘇生法やAEDの使い方などについて、座学と実技の両面から学びを深めました。

 

【講習前半:座学での学び】

講習の前半は「救急車がくるまでに」というタイトルのもと、パワーポイントを用いて以下の内容について分かりやすくご説明いただきました。

・応急手当の重要性

・心肺蘇生法

・効果の確認(心肺蘇生法)

・AEDの取扱方法

・異物除去法・止血法

 

会場には少し緊張した空気もありましたが、講師の方の穏やかな語り口により、生徒たちの表情も徐々に和らいでいきました。

 

講義の中では、生徒への問いかけもありました。

たとえば「救急車が現場に到着するまでの全国平均時間は?」という質問に対し、「10.3分」という答えに多くの生徒が驚いていました。また、救命処置の有無によって生存率が大きく変わるという事実に、命を守る行動の大切さを実感する様子も見られました。

ある生徒が「救命処置が必要な理由は?」という問いに「生存率が上がるから」と答えると、講師の方から「その通りです」と力強い言葉が返されました。

 

【講習後半:実技での体験】

後半は実技講習です。「もしもの時」を想像しながら、胸骨圧迫の姿勢やリズム、AEDの操作などを一つひとつ確認しながら取り組みました。

最初はぎこちなかった手の動きも、講師の方のアドバイスを受けるうちに、少しずつ自信のある動きへと変化していきました。

ポイントを整理する生徒の姿からは、「ただ覚える」のではなく、「理解して身につけよう」という意欲が伝わってきました。

生徒同士で声を掛け合い、動きを確認し合う場面も多く、自然と学び合う雰囲気が生まれていました。少人数での実技だったため、一人ひとりがしっかりと体験できたことも大きな成果です。

今日の学びが、誰かの安心につながるように。

救命処置は、使う場面が来ないことが一番ですが、「もしもの時に自分が動けるかどうか」は大きな違いを生みます。

今回の講習を通して、生徒たちは「自分にもできることがある」という実感を得ることができました。

この経験が、日常のどこかで誰かを支える力となることを願っています。

 

お忙しい中、講習会を実施してくださった池田消防署の皆さま、本当にありがとうございました。