池高日誌

地域福祉をテーマに時事問題研究の授業を実施しました|3年次選択・時事問題研究

6月18日 午前

 

今回のテーマは 「福祉」と「地域のつながり」 です。

 

授業では、社会の動きを自分ごととして捉え、地域課題や福祉について理解を深める学習を行っています。

今回は、池田町社会福祉協議会 地域福祉係長の畠中様 と、ふまねっとサポーターズ池田 の皆さまをお招きし、地域福祉の現状や通いの場の役割についてお話を伺いました。

 

なお、ふまねっと運動の体験は前回の授業で実施しており、今回はその経験を踏まえてサポーターの皆さまから直接お話を聞く形で授業を進めました。

【前時の様子】

 

 

生徒からの質問①「どうしてふまねっとを始めたのですか?」

サポーターの皆さまは、それぞれのきっかけを語ってくださいました。

・健康を守りたいと思った

・友達づくりや人とのつながりを求めて参加した

・誘われて参加してみたら想像以上に楽しく、続けるうちに健康にも良いと実感した

・仕事を辞めた後、家にこもらないようにと始めた

 

10年以上続けている方もおり、ふまねっとが生活の張り合いや仲間づくりにつながっていることが伝わりました。

 

 

生徒からの質問②「ふまねっとを続けて感じた効果はありますか?」

こちらの質問にも、サポーターの皆さまが丁寧に答えてくださいました。

・足を上げる・つまずかないように意識する習慣がつき、転倒予防につながった

・人と話す機会が増え、気持ちが明るくなった

・仲間と支え合う関係ができ、生活に楽しみが生まれた

・一人暮らしでも外に出るきっかけになり、閉じこもりを防げた

 

特に「仲間とのつながり」が多くの方の共通点でした。

 

 

続いて、畠中様より「福祉とは何か」についてお話をいただきました。

・福祉は「特定の人のため」ではなく、すべての人に関わるもの

・病気・事故・災害・高齢化など、誰もが生活に困る状況になり得る

・だからこそ、地域で支え合い、支えられる関係をつくることが福祉

 

池田町の人口や高齢化率、地域のつながりの変化についても紹介され、生徒たちは「福祉は自分たちの生活にも深く関わるもの」であることを学びました。

 

授業後半では、町内で行われている多様な「通いの場」について紹介がありました。

・ココトレ・フィットネス

・ロココサロン

・ふまねっと など

 

これらの場には多くの町民が参加しており、健康づくり・仲間づくり・閉じこもり予防 に大きな役割を果たしています。

利用者数のデータも示され、通いの場が地域の支え合いを生み出す重要な仕組みであることが強調されました。

 

授業のまとめとして、畠中様から生徒へ次の3点が伝えられました。

・福祉はすべての住民に関わりのあること

・福祉の大きな課題は「高齢化」と「人口減少」であること

・地域が発展していく唯一の方法は、人と人がつながり続けることであること

 

そして最後に、「地域共生社会について、ぜひ皆さんにも考えてほしい」というメッセージが送られました。

 

今回の授業を通して、生徒たちは「福祉は特別なものではなく、日常の中にあるもの」であることを学びました。

 

池田町社会福祉協議会の皆さま、ふまねっとサポーターズ池田の皆さま、貴重な学びの機会をありがとうございました。