池高日誌

2022/11/10 もっと知りたい十勝坊主


11月10日(木)に3年次の政治経済の授業で十勝自然保護協会の川内和博事務局長をお招きして、出前講義を行いました。この講演は「自然環境を守る活動についてリアルな話を聞いてみたい」という要望を実現するため、生徒が企画・立案・運営を行う形式で実施しました。凍土現象の1つである十勝坊主(アースハンモック)の写真が次々に紹介されると、初めて見る光景に生徒は惹き込まれました。十勝坊主の模型だけでなく実物大の写真も使いながら具体的に説明をしてくださったので、あっという間に興味・関心が高まりました。生徒からは「十勝坊主を探究しようと思った最初のきっかけを教えてください」「これまで見た自然で一番素晴らしいと思った風景はどこですか」「いつから自然保護活動を始めたのですか」「自然保護活動をするにあたって困難を感じることは何ですか」など質問が続々と出されて、講師との対話が弾みました。

講師のアポイントメントから当日の司会まで担当した大西瑛介さんは「普段見ることができない十勝坊主について知ることで、もっと十勝の自然について知って行きたいという気持ちが高まった」と笑顔で感想を述べていました。講師の川内さんからは「気候変動を見据えて、これからも若い世代のアイデアや希望に耳を傾けて行きたい」という言葉をいただきました。