池高日誌

1年次 性に関する講話

7月19日(水)
誕生学アドバイザーの渋谷容子様をお招きして、1年次生を対象に性に関する保健講話を行いました。

 


命のはじまり0.1mm 見えるかな

 

「妊婦体験」

 

高田一平さんには妊婦スーツを着用して『妊婦さんの1日』を体験してもらいました。約7kgの重さのスーツと大きなお腹を抱えながら、お風呂掃除、靴紐を結ぶ、宅急便の荷物の運搬などを実演してもらったところ、「立ったり座ったりするのが辛かった」と感想を話してくれました。

 

ドキュメンタリー映画『うまれる』の一部を鑑賞し、赤ちゃん誕生の瞬間に触れたことで、自分たちが生まれてきた意味や家族の絆、命の大切さ、人との繋がりを考えました。

 

誕生した赤ちゃんは、誰かに抱きしめられることで1歳を迎えることができるという話から一人ひとり大事に抱きしめてくれた誰かがいたことを知りました。
では、赤ちゃんはどのように抱っこするのか体験です。

「赤ちゃん人形で抱っこ体験」

   

人形だけど、抱きかかえるとしっかりと重さを感じます。

 

 

後半は、動画や絵本の紹介を交えながら、人とのより良い関係を築くための『パートナーシップ』や『自己決定による自分らしい生き方』について考えを深めることができました。

 

最後に、生徒を代表して持田愛実さんより「赤ちゃんの抱っこが難しかったけど、最後まで楽しく学べました。」と感謝の言葉が伝えられました。

 

それぞれが「産まれてくるすごさ」「生きていることの素晴らしさ」を感じながら、自分たちの命の大切さを改めて感じてもらえた時間になったのではないでしょうか。

 

~おまけ~

7月24日(月)

性に関する講話を振り返って、各HRで事後学習を行いました。

   

1Bでは、担任と副担任が2つの異なる場面を実演し、『交際している二人の関係性』を振り返りました。

 

事後学習では『人とのより良い関係を築くために』をテーマに、みんなが大事にしていることの意見交流を行った後、「対等で尊重のある関係」を意識したペアワークを行いました。