池高日誌

測量体験してみました|1年次・地理総合

9月12日  午前

 

本日の地理総合の授業では、地図の作成方法に関する講話と、測量の様子を実際に見学・体験する貴重な機会をいただきました。

講師として、池田町役場税務課地籍調査係の 山本健太 様をお招きし、前半は「地図はどうやってつくる?」というテーマでご講話いただきました。

 

地図の見方や、地籍調査が実施された地域とそうでない地域の違いについて、わかりやすく説明していただきました。

図上測量は「地籍調査が未実施の場所」、測量成果は「地籍調査が済んでいる場所」であることも学びました。

自分たちの住む地域が地籍調査済みかどうかを調べる活動も行い、池田高校についても確認したところ、すでに地籍調査が実施されていることがわかりました。

▲生徒たちは真剣な表情で耳を傾けています

 

▲自分たちの住む地域が地籍調査済みかどうかを調べる活動の様子

 

後半は、実際の測量機材を使った体験です。

測量とは・・・

距離と角度を調べ、その場所の座標を決めることです。

トータルステーションと呼ぶ機械で計測します。

機材の説明や測量の方法について教えていただきました。

 

 

GNSS測量機(地上での位置を高精度に測定する機器のこと)も見せていただきました。

GNSS測量機(下の機器)で測った後、トータルステーション(上の機器)で細部の計測をして座標を決めていくそうです。

この機器は、アメリカ・日本・ロシアなどの衛星から電波を受信して測量を行うもので、最新の技術に触れることができました。

 

日常生活と地図との関わりについて理解を深めることができ、非常に有意義な学びの時間となりました。

山本様をはじめ、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。