岩手県山田町と池田町、池高吹奏楽部の関わり(防災教育含む)の紹介
6月21日 18時
まず、池田町と山田町の交流の歴史と東日本大震災のお話から。
池田町と山田町は、平成18年(2006年)に十勝ワインの応援組織『陸中山田十勝ワイン友の会』が設立され、両町の交流が始まりました。その5年後の2011年3月、東日本大震災が起こりました。東北地方沿岸部は津波により壊滅的なダメージを受けました。
池田町役場はその直後の5月から職員を派遣、仮設住宅の建設や罹災証明書の発行、仮設住宅入居者の健康調査などの業務を山田町で行いました。
本校吹奏楽部は被災地に対して「何かできないだろうか…」と考えた結果、公演を通した募金活動を行おうとなりました。それが2012年6月です。
2012年から2024年までの間、毎年義援金を山田町に送りました。その額は700万円を超えています。また、山田町での演奏会は2012年から始まり、3年に1回のペースで実施しています。池高吹奏楽部の演奏は、「山田町に舞いおりた 笑顔の天使」と称され、山田町の皆さんの元気の素になっていると言ってもらいました。
さて、この日は、これまでの歴史や当時の状況をよく知る『池田町役場地域振興課課長 清水 環 様』をお招きし講話をしていただきました。当時の復興活動の状況や吹奏楽部の活動について知ることができました。
当時の山田町の様子を教えてもらいました。
クイズです。陸前・陸中・陸〇・・・〇は後ではありませんよ!
地図で場所を確認です。
令和3年の演奏旅行で、オリジナルの曲を御蔵山で歌いました。
画面越しでしたが、彼らの熱い思いが伝わってきました。
最後に、吹奏楽部部長の石本さんが、謝辞と決意表明を述べました。
講師をしてくださった清水様、誠にありがとうございました。
私たちができる最高の演奏を山田町に届けます!