池高日誌

いきがい焼き絵付け体験|2・3年次選択・工芸基礎

9月10日  午前

 

今日は校外での実習でした!


池田町にある「いきがいセンター」にて、藤田秀行さんのご指導のもと、地元の粘土を使った「いきがい焼き」について学びました。

講話を通してその歴史や制作工程、施設の概要を知り、さらにお皿への絵付け体験にも挑戦しました。

 

この授業の目的は

・地元産の粘土を活用した「いきがい焼き」について、現地の方から直接お話を伺い、理解を深めること

・絵付け体験を通して、陶芸の技術力を高めること

です。

 

まずは、「いきがい焼き」の歴史や陶芸の工程、施設についての説明を受けました。

作業場の見学では、粘土や釉薬についての詳しいお話があり、釉薬の配合によって焼き上げの温度が変わることや、陶器と磁器の違い(陶器=土の粉、磁器=石の粉)についても学びました。

▲作業場見学と釉薬の説明

 

▲下絵付けの見学(偶然でした!)と粘土についての説明

 

粘土づくりの現場では、時間をかけて丁寧に作られていることが分かりました。

また、教科書では得られない、現場ならではのリアルな学びが詰まっていました。

 

絵付け体験の様子です。

▲「オレンジ色が焼くと黄色に!?」と、色の変化に驚きながら、塗り方のコツも教えていただきました。

▲「塗りつぶしは良くないよ!」というアドバイスを受けながら、6種類の色を使って思い思いの絵付けに挑戦しました。

 

生徒の声です。

「一筆で描くのが難しかったけど、自分のデザインを形にできて、すごくいい体験になりました!」

「一発書きは緊張したけど、修正できたことで下絵通りに仕上げられて嬉しかったです。うれしい度は5!」

初めての陶芸体験に、生徒たちからは喜びの声がたくさん聞こえてきました。

 

このような貴重な学びの機会をいただいた、いきがいセンターの皆さまをはじめ、ご協力いただいたすべての方々に心より感謝申し上げます。