アイデアづくりのワークショップを実施しました|1・2年次ミニ探究(産社・総探)
8月20日 午後
ミニ探究の学びをさらに深めるため、北海道情報大学の安田光孝教授・近澤潤先生 をお迎えし、アイデアの生み出し方を学ぶワークショップを行いました。
今回のテーマは、先日のミニ探究で見つけた 「探究のタネ」をより豊かに育てるための発想の方法 です。
◆前半:ハーフ&ハーフクイズで思い込みを手放す
授業の導入では、近澤先生から本時の目標と流れについて説明があり、その後すぐに12のグループに分かれて活動が始まりました。
最初は自己紹介。
「名前」「夏休み楽しかったランキング第1位」など、和やかな雰囲気で交流が進みました。
続いて行ったのは、『めざせハーフ&ハーフ 50%質問クイズ』。
会場全員にアンケートをとり、ちょうど半分に分かれる質問をグループで考えるゲームです。
例:
・ラーメン vs うどん
・犬 vs 猫
優勝した質問は
愛・金(52%:48%)、牛タン・カルビ(52%:48%)
でした。
この活動を通して生徒は、「思い込みではなく、実際に調べることが大切」という探究の基本姿勢を体験的に学びました。
活動の前には、ミニ探究(8月19日)で掲げたグランドルール 「IKEDA」 を確認し、話し合いの姿勢について共有しました。
◆後半:掛け算の発想法でアイデアを生み出す
後半は、アイデアづくりの中心となる 「掛け算の発想法」 を学びました。
◎探究に必要な3つの姿勢
探究に向かううえで大切な3つの姿勢が示されました。
・仲間の意見を肯定的に受け止める(いいね!)
・「なんで?」をきっかけに新しい視点を見つける
・失敗を気にせず一歩踏み出す
これらは探究だけでなく、国語・数学・部活動・アルバイトなど、あらゆる場面で役立つ力であることが強調されました。
◎「正解を覚える時代」から「問いを立てる時代」へ
変化の激しい現代社会では、
自分で問いを立て、違和感を大切にしながら考え続ける力が重要である
というメッセージが伝えられました。
探究には教科書も正解もありません。だからこそ、
・自分の感じた「なんで?」を大切にすること
・面白いと思えるアイデアを楽しみながら考えること
が学びの原動力になりますと説明を受けました。
説明の後に実際にアイデアを生み出すワークに取り組みました。
テーマは 「北海道の牛乳をもっと多くの人に飲んでもらうためのアイデアを考える」 です。
①「牛乳」から連想できる言葉を個人で書き出す
生徒はまず、牛乳から連想できる言葉を個人で書き出しました。
例:
・白い
・給食
・風呂上がりに飲む
・乳搾り
これらをグループで共有し、素材カードとしてまとめました。
②視点カードとの掛け合わせ
次に、先生方が用意した「視点カード」(例:色の変更、習慣化、季節、イベント化など)と素材カードを組み合わせてアイデアを発想しました。
例:
・「白い × 色の変更」→ 推しカラー牛乳
・「牛乳パック × 習慣化」→ 牛乳スタンプパック(毎日1枚集めると特典)
・「風呂上がり × 季節」→ 夏限定“お風呂あがり専用牛乳”
生徒たちは次々とアイデアを生み出し、グループ内で共有していました。
③グループ同士でアイデア交換
最後に、グループ同士でペアを組み、自分たちが考えたアイデアを紹介し合いました。
今回のワークショップでは、
・仲間の意見を肯定する姿勢
・「なんで?」を大切にする探究心
・掛け算の発想法によるアイデアづくり
を実践的に学ぶことができました。
ミニ探究は来月からフィールドワークに入ります。
生徒たちが現場でどんな素材を見つけ、どんな掛け算で新しい価値を生み出すのか、今後の活動が楽しみです。