池高日誌

高齢者が巻き込まれやすい消費者トラブルを学ぶ|3年次選択・生活と福祉

生活と福祉の授業では、「高齢者が巻き込まれやすい消費者トラブル」をテーマに、外部講師をお招きしました。講師は(一社)北海道消費者協会の坪様です。

 

 

高齢者が巻き込まれやすい消費者トラブルには「3つのK」があるそうです。

●       金

●       健康

●       孤独

これらに絡む事例が多いとのことでした。

 

紹介いただいた事例には、次のようなものがありました。

●       「2時間後に電話が止まる」と脅す詐欺電話

●       ふとんの訪問販売

●       光回線切替の電話勧誘

●       訪問販売や買取

●       ネット通販トラブル(定期購入、SNS広告)

 

知識として知っているつもりでも、手口は日々アップデートされていることを実感しました。NTTの電話回線切替など、実際の時事的な動きと紛らわしいケースもあり、複雑さを感じました。

 

訪問買取の事例では、生徒4人がロールプレイを実施。演じることで、ただ聞くだけよりも「自分事」として考えやすくなりました。

 

他にも、絵を見て気づく見守りのポイントなどもみんなで考えてみました。

 

 

消費者センターへの相談件数は減っている一方で、高齢者からの相談は増えているそうです。

そこで重要になるのが「見守りの声がけ」。 つい言ってしまいそうな言葉、

●       「どうしてそんな契約したの!?」

●       「騙されてない!?」

こうした言葉は、高齢者を傷つけ、心を閉ざしてしまう原因になることもあるそうです。

代わりに、

●       「誰にでも起きることですよ、心配しないで」

●       「本当に信用できますか?」

●       「新しく買ったの?」

●       「解決方法を一緒に考えよう」

といった声がけが効果的だと学びました。過去を責めるのではなく、冷静に事実を確認し、一緒に解決へ寄り添う姿勢が大切です。

考えてみると、これって高齢者にかかわらず人として大事な姿勢だよなぁとも思います。

 


▲高齢者見守りチェックポイント

最後に、トラブルを防ぐための3箇条を教えていただきました。

1 手口を知り備える
2 周囲と情報を共有する
3 契約前に相談する

高齢者だけでなく、誰にでも役立つ心構えだと感じました。

今回の授業を通して、消費者トラブルは「特別な人だけが遭うもの」ではなく、誰にでも起こり得ることだと実感しました。高齢者への寄り添い方を学ぶことは、日常の人間関係にもつながる大切な学びとなりました。

 

不安になったら、「188(いやや)」消費者ホットラインです!