木育マイスターから学ぶ森林|2年次選択・保育基礎
保育基礎の本日(3月7日)の授業のゲストは、木育マイスターの福家(ふけ)さんと山口さん。
林業に関わる女性二人から、森林環境教育について学び、後半は木の名札作りを体験します!
前半は、森に関するお話です。
福家さんがなぜ、森に関わる教育活動をしているのか。
#林業って、木を運んでいる「木こりのイメージ」がないですか?
森に興味を持ってもらいたい。
その原体験は、子どもの頃が鍵。
そのために、福家さんは池田の子どもたちへの森林教育事業を行っています。
山口さんは、私達が想像する「林業」に携わっています。
池田高校で、この授業と同じ「保育」の授業を取り、保育士を目指していたそうです。自分の得意や特性、女性も林業という可能性を知り、この道へ。
現在の会社では、夏は朝4時、冬は朝7時に現場到着。森に入って、木を切ったり、森を育てるために草を刈ったりというお仕事をしています。
※会社のHPやインスタにたくさんの情報があります!「くらしごと」のHPもおすすめです
#このネイルで普段のお仕事をしているそうです!林業に対するイメージが少し変わるかもしれませんね
数年先の先輩の話は、とても身近に感じられます。
生徒からは
・林業のイメージがあまりなかったけれど、木こりの仕事以外に幅広いことをやっていて、良いイメージが増えた気がする
・私達が高校生として、森に行って活動をしたけれど難しいと感じた。それを子どもたちに行っていてすごいと思った
・おじいちゃんが山持っていて、最近は一緒に山に行っていなかった。今年は久しぶりに一緒にいきたいと思う!
と言った言葉が聞かれました。
さて、後半は「木の名札」作りです!
白樺、桜、ヤエガワカンバなど、好きな素材を選びます。
#全て一点もの。自然の素材の良さですね
ヤスリがけをします。
#どこまでヤスリがけをするかも個性がでるそうです
好きなデザインの下書きをして、焼きごてで焼印をつけていきます。
#ちょっと木が焼けるニオイがします
艶を出したい人は、オイルを染み込ませます。
#自分でオリーブオイルを塗ってあげてもいいですよ〜
できあがり!
#うまくできました♪
山口さんは、ペンダントタイプ。
ちなみに、着ている服は、山口さんデザインの会社の制服です!
#商品紹介のように素敵ですね
森のことを知る、木のことを知る、実際に体験してみる。
こういった積み重ねが原体験を作っていきます。
大人になって疲れた時、戻ってきたくなる池田町へ。
教育は未来への種まきです。