池高日誌

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応用行動分析学の考え方を学んでみよう|3年次選択・形態別介護

本日の小川さんの授業は、「応用行動分析学」。

何やら専門用語が出てきました。

 

難しい名前のようですが、すごく実用的な考え方だと思いました。

 

行動の「原因」と「結果」を理解する

 

例えば。

 

①こどもがおもちゃ売り場で:〜の時に(先行刺激)

②泣いたら:〜したら(行動)

③親がおもちゃを買ってくれた:こうなった(後続刺激)

 

こういう風に分解して考えます。

そうすると、どうしてその行動が生じているのか?何を変えたらいいのか、などの分析が進むのです。

 

 

別の例もあります。

 

例:靴を履く

を分解してみましょう

 

 

こちらの例では10ステップに分けることができました。

 

靴が履けない!という0か100ではなく、どこの部分につまづいているのか?どこまではできているのか、そしてどれだけできるようになったのかをスモールステップに分解することで、認識できるようになります。

 

支援が必要なこどもたちや身体の機能が変化した高齢者などにも使われる考え方だといいますが、私たちにも必要な考え方です!

 

 

▲例として、3年次生に身近な就職について例えてくれました

 

 

分解して考えるは、誰にでも使えるテクニック。

介護だけにとどまらない考え方です。人に優しいはみんなに優しい。

 

今日も学びを得ました。

人生でその瞬間は必ずくる。個別面接練習|3年次生

本日の3年次生は、全員で面接練習を行います。

 

進学の生徒も、次のステップに面接が必要ない生徒も。

全員、ひとりひとり練習します。

 

人生経験をつむと、こんなに自分の話を真剣に聞いてくれる機会って嬉しいよな、オンステージだよなぁなんて思ったり。でも初めてって緊張するよね。

裁かれたり判断されるのかな?なんて思うかもしれない。

でも、自己開示や自分の経験を意味づけするチャンスでもあると思うのです。

 

 

前回は全員で入退室や、自分の長所短所などのワーク。

今日は少人数のクラスに分かれて、簡単な面接練習です。

 

緊張が伝わってきます。ノックをする手が震えること、あるよね。

わかるわかるよ。

 

 

みんなのいいところ、伸びしろがたっぷり。

人柄って本当にこの短い時間で伝わるなぁ…と普段のみんなをみるからこそ感じます。

 

 

準備をしてきた様子も伝わってきます。

 

 

▲お互いに良かったところをコメントし合っていました

 

本当に心から応援しています。

 

みんなが希望の次のステップに進めるよう応援しているよ!

2ヶ月ぶりの池田保育園へ|2年次選択・保育基礎

「2ヶ月経った園児の成長を、よく見てくださいね」

担当教諭の言葉を受け取った池高生たちは、やや緊張気味。

 

緊張した顔のまま保育園に到着すると、園児の顔もちょっと緊張。

それでも子どもたちはすぐに「〇〇お姉さん」「〇〇お兄さん」と池高生の周りを囲み始めます。

 

2ヶ月経ってもちゃんと名前を忘れないでいてくれました。池高生もうれしそう。

 

池高生の園児との関わり方は、それぞれ。

様子を見ながらちょっとずつ近寄ったり、園児の目線に合わせて話しかけたり。

園児との2ヶ月ぶりの90分。どんな成長が見て取れたでしょう。

 

 ▲朝のはじまりは、お掃除から。卒園生でもある池高生も、はだしになって雑巾がけ!

 

 

 ▲園児の前でご挨拶。ちょっと緊張したけど、一緒に掃除をすればこの通りの笑顔

 

▲ちいさな美容師さんのヘアメイク。いろんな飾りがあたまにくっつきました。

  

 

▲イス取りゲームは、みんなで応援して大盛りあがり

 

 

▲小さな園児たちとの時間は、あっという間に過ぎたのでした。

進路活動。次のステップへの準備|3年次・課題研究

3年次生は、探究の中間発表、エルム祭(学校祭)が終わった後は、一気に進路モードに入ります。

 

今までは課題研究を行っていた時間、これからは進路研究や面接練習などを行います。

 

進路モード第1回目の今回は、池田高校の「探究のしおり」を用いて勉強会です。

 

生徒指導部であり、昨年の卒業生を送り出した岸部先生より心構え。

 

 ▲「みんなにとっては人生を半分決める決断を行う、くらいの意識で取り組むように。」

 

その後は、全体で礼や自己紹介(名乗り)の練習。

就職面接でも、推薦等の面接でも使い、第一印象を決める礼。

 

▲いつもよりみんなの背筋が伸びています

 

二人一組で入退室の練習を行ったり、面接でよく聞かれる自分の長所を考えたり。

 

▲「自分の長所はありません、なんて人を企業も大学も選ばないからね。絶対長所はあるから、きちんと言語化しよう」

 

さぁ、また次のステージに進む準備が始まります。

 

いつも応援してるよ!池高生!

様々な調理技能にチャレンジ!湯炊き法や裏ごしで調理実習|3年次選択・フードデザイン

暑さが少し和らいだこの日。熱い調理実習が始まりました。

 

本日の実習課題は

・湯炊き法→チキンピラフ

・食材の裏ごし→ミモザサラダ

・ゼラチンの扱い方→オレンジゼリー

 

の3品です♪

 

 

 

最初はおぼつかなかった調理も、回を重ねるごとに頼もしくなる生徒たち。

テーブルコーディネートもいい感じです!

「いただきまーす!」

フードデザイン×工芸のコラボ授業|2・3年次選択・フードデザイン&工芸基礎

3年次選択科目のフードデザイン、2・3年次選択の工芸基礎。

同じ時間帯のこの2つの授業のコラボレーション(科目横断授業)が始まりました!

 

夏休み前までの4時間で、「食器」を作ります。

そして、工芸基礎では釉薬をつけて焼いて食器を完成させます。

並行してフードデザインでは、その食器に盛り付ける料理を考案。

 

夏休み明けの合同授業では、みんなで調理実習をし、作った食器に盛り付ける!という内容です。

※詳細は授業の進み具合により臨機応変に対応するので、池高日誌レポートをお待ち下さい♪

 

コラボ授業1段階目。器を作ります!

いつもよりたくさんの生徒たちが美術室に集まります。

 

 

▲まだ粘土の塊たちですね

 

 

▲土殺しという作業中。怒りや怨念を込めて、粘土を叩きつけます

 

作る食器は3種類。3種類とも違う技法で作ります。

 

ろくろをつかって椀をつくります

 

 

次は、プレートを作ります。

粘土の塊を、糸で一定の厚さにカットします。

 

 

▲2人で協力してカット

 

 

▲皿の表面に模様をつけたり

 

▲側面を加工したり

 

 

▲個性豊かなプレートが出来上がりました

 

最後の器は、紐を重ねて作るタイプです。

 

 

▲先生の華麗な手さばきで残像が。

 

 

▲紐をたくさん作ります。均等にするのは意外に難しい…

 

 

▲紐を重ねて椀をつくっていきます。

 

 

▲大きさも形も思い思いの作品ができました

 

今回はいったんここまで。

あっという間の4時間でした。

 

次回の器たちは、素焼きをし、釉薬をつける工程になります。

 

お楽しみに!

まちのイベントに参加!水辺で乾杯|3年次・課題研究

7月9日(水)池田町の利別川左岸で行われた、池田町のイベントに生徒たちが参加しました。

 

 ▲池田町の観光協会のポスターより。

 

 今回は2つのチームが2つの目的で参加。

 

1チーム目は、「食で池田町をPRしたい」チーム。

 

 

地元の食材にこだわり、何度か試食を繰り返してきたレシピを一般の方向けに販売。

レシピ、衛生面でご協力いただいた、cafe & life akao様、ありがとうございます!

 

 

 

100食の用意があっという間に完売。

たくさんの「美味しかったよー!」をいただきました。ありがとうございます。

 

2つ目のチームは「多世代交流をしたい」というチーム。

 

こちらは販売ではなく、交流の場として、わいわいたこ焼きを焼いておりました。

 

 

手慣れた手つきでたこ焼きパーティー♪

みんなでわいわい!多世代交流はできていた・・かな?

 

最終的には10人以上の3年次生が集まってわいわい。

 

思ってみれば、こうやってまちの場に高校生がいるってことが一つの価値なのでは、なんて。

 

一つ一つの経験がみんなの第一歩。

 

貴重な経験の場をありがとうございました!

インターンシップ発表会|2年次・総合的な探究の時間

6月に地域の方のたくさんのご協力をいただいて実施できた2年次のインターンシップ。

 

本日は、グループに分かれての発表会です。

インプットした沢山の学びを自分なりに解釈し、アウトプットで表現しました。

 

早ければ1年ちょっとで就職する生徒もいるなかでの職場体験。

 

いろいろな実感や、自分の課題、将来への希望や不安、いろいろなことを学んだ発表がありました。

 

来週は、1年次生に向けた発表があります。

3名の皆さんが全体の前で発表を行う予定です。

今日取り組んだ課題をさらに磨き上げて、自信を持って本番に臨んでくださいね。

皆さんの発表が楽しみです。

『町ぶらマップ』中間報告会|3年次選択・時事問題研究

現在の時事問題研究の授業では、池田町の「町ぶらマップ」を作成中です。

 

今回は、中間発表として、池田町の観光等に関わっている御三方にきていただきました。

 

まずは、生徒たちが考えた町ぶらマップを発表します。

 

 

 

WEB版とパンフレットを想定。

池田駅からぐるっと回れるコースで、大人も知らないちょっとしたスポットが入っているあたり高校生らしさがでていました。

 

紙版のパンフレットは8つ折で作成するつもり、と紙をおりながらイメージを伝えます。

 

発表後、たくさんのヒントをいただきました。

 

 

 

 

池田町役場 地域振興課の清水課長からは、

「僕が好きなスポットもはいっていて嬉しく思った。『是非徒歩で歩いてほしい』などの情報があってもいいかも。」

「広大さ、は具体的に20km先の帯広市まで見える、など具体性があるとより伝わりやすいと思う」

「ワイン城のタイルには秘密があってね。(ここからはネタバレなので内緒)」

「高校生の視点を活かすなら、高級なものよりも、お小遣いで買えるようなものを紹介した方が等身大を感じるかも」

 

などと、より伝わりやすくなる表現などのアドバイスを頂きました。

 

 

 

池田町観光協会の古後会長からは、この授業の前日に公開となった池田町の観光動画を一緒に閲覧しようと提案が。

 

高校生からは、「池田町の食や自然の豊かさが表現されていた」と圧倒された様子。

 

こういった大人目線で作ったものも参考に、足りないもの、高校生ならではの視点を明らかにするヒントにしてほしい、といただきました。

 

他にも、観光協会としてなぜこの建物が取り上げられているのか、池田町120年の歴史にまつわる背景等…、公益性を考えたものになっている、それぞれ意図があるんだよ、と生徒たちに丁寧に伝えてくださいました。

 

 

 

最後に、北洋銀行池田支店の笠井支店長。

こういったマップを作る際には、どのようなターゲットや年代、どんな趣向で、どんな情報が必要なのか調査してから始める、という民間企業での視点をアドバイス。実際にまち歩きをする人の調査結果などを用いて、情報の選択や見せ方などを伝えてくださいました。

 

たくさんのアドバイスをもらった中でも、紙のパンフレットの大きさにはとても良い反応が。

まち歩きをする人の小さいバッグにも入るサイズで、実用的との称賛の言葉をいただきました。

 

 

▲この手のひらサイズです。

 

この中間発表でいただいた内容をブラッシュアップし、最終的にどんなかたちになるのでしょうか。楽しみです♪

ALTの先生とクイズで英語に親しむ♪|1年次・英語コミュニケーションⅠ

今日の授業は、「JEOPARDY」(ジェパディ)というアメリカのクイズ番組形式。

※日本ではクイズグランプリが似たような番組みたいです。

 

 

 ▲じゃじゃーん!

 

 

▲みんなの期待と困惑が混じった顔…笑

 

もちろん、ルール説明も全部英語。

ジャンルと特典のボードがあり、正解するとポイントがもらえる形式です。

 

Braidon先生は、大学でプログラムを専攻していたということで、クイズ画面もなんだか本格的♪

 

 

▲小さいですが、ディスプレイにジャンルと得点が表示されています

 

では、3つのグループに分かれて、Let's start!

 

easyな問題では、多くの人の手があがります。

 

こちらは難問…もぐらを英語で何ていうんだろう?(私も知らないです)

 

 

 ▲正解するとみんなで拍手♪

 

 

▲enjoying!

 

得点王がいたり、スピードマスターがいたり…楽しく英語に触れる授業となりました♪