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はじめましての自己紹介|2年次選択・ライフデザイン
【この科目の目指すもの】
持続可能な森づくりは町づくり・学校づくりにもつながる。この資源を活用し、町に関わる人々がhappyになる仕組みを作りたい。
池高の授業の中で、1番アクティブな時間じゃないかと思います。その理由は、学校を飛び出す時間が多いことと授業を担当する人が地域で活躍する人たちだからです。
#講師の先生方と担当教諭
生徒たちにとっては、「マジ?なにそれー」というおっかなびっくりだけど、わくわくする不思議な時間でもあります。はじめて経験することだらけの授業です。その一回目の授業は、お互いを知るためのグループワークと自己紹介をするためのスライド作り。講師としてやってくるみなさんへのアピールタイムの練習&準備の時間でした。
そして、自己紹介当日……。様子は以下の通りです。
インターンシップの前に「名刺作り」|2年次・総合探究
池田高校の2年次生は、6月に全員インターンシップを行います。
その準備として、今回は「名刺」について学び、作成します。
今回、名刺講座に来てくださったのは、デザイナーの橋原さん。3年次生もお世話になっており、橋原さん紹介を3年次生の2人が行います!
#橋原さん紹介の打ち合わせの様子
#近況を報告し合ったりし、久々の再会に湧いていました♪
授業が始まり、まずは3年次生が橋原さんの紹介。
その後、「名刺」の意味や、ビジネスマナー等の講義をしていただきました。
#メモを取りながら聞く生徒たち
後半は、学んだことを活かして自分の名刺を作成します!
#今回はcanvaを使って名刺を作成しました
生徒それぞれの個性が伝わってくる名刺ができました♪
#雰囲気をご紹介します。
5月には、この名刺をいれる「名刺ケース」を作成します。
鹿革での名刺ケース作り。これも池田高校ならではの授業が待っています。
お楽しみに!
まちへ飛び出せ池高生!|3年次選択・時事問題研究
【学習のねらい/時事問題研究(3年地歴公民科)】世界や日本が抱える諸問題について把握する中で、地域における共通の課題を把握し、持続可能なまちづくりを形成するために自らの考えをもとにどのように地域と関わっていくか多面的に考えを深める。
つまり、「地域社会や人とのつながりを意識した学習内容にしていきたい!」という担当教諭の思いがたっぷり詰まった時間ということです!授業の特色は、テーマ毎の講師と生徒のセッションです。座学もあるけど、探検あり、体験あり、まち歩きありのアクティブな授業です。
第一回目の授業のテーマ〈働き方について ~人を知ることは地域を知る~ どのような思いで働き、この町に暮らしているのか?〉。人の思いや地域を知るために、学校を飛び出して地域の商店街へ歩いて出かけました。訪ねたのは〈有沢呉服店〉の田村夫妻。講師をお願いしたら、数週間前から「なにを話そうか、どうしようか」と考えてくれていました。ここは服屋さんなんだけど、ふらりと訪ねるとお茶やコーヒーが出てきます。そうなんです、ここは地域の人たちの憩いの場、サロンになっているんですね。生徒たちが「はじめまして」と挨拶すると、さっそくジュースが出てきました。「一息入れて、ゆっくりして」と田村さん流のおもてなし。
田村夫妻のお話をヒトコトにまとめると……
「今しかない今をしっかり楽しもう」
まちなかの時事問題を研究する授業の一発目に、人生&まちの大先輩からの大きな宿題をもらった生徒たち。受け取った生徒たちの感想は……写真の表情が物語っています。
2週間、練りに練ったトーク炸裂!
地域の大人との初セッションの顔
有沢呉服店のお二人に感謝!ありがとうございました。
学校へ戻ると「今度は先生も一緒に行こう!」と担任の先生を誘うほど
楽しかったようです
論理力で一歩先へ|3年次選択・論理国語
3年次の選択授業、論理国語。
必修の国語では、文学を味わったり、古文や漢文などの古典に触れる幅広い授業でした。
この「論理国語」では、様々な文章を読むことはもちろんのこと、進学や就職試験でも課される「小論文」にもつながる技術も学びます。
初回の今回は、「論理力」に親しみを持てるよう先生がちょっとした「論理クイズ」を出題。
論理的に考えられれば解ける問題。
感覚で答えがわかっても、言葉で論理的に説明することが難しかったりするのを実感します。
授業見学していた私は、論理で説明できなく、数式で説明しようとしてしまう場面があり、反省。私も論理力を磨かなきゃ!
ユニホック(4月)を通して学ぶ|3年次選択・スポーツⅡ
3年次生の選択科目「スポーツⅡ」。
スポーツを体験することはもちろん、文化的・社会的・経済的など多角的な視点での学びも深める科目です。
さて、そんなスポーツⅡの科目の4月のテーマは「ユニホック」。
ご存知でしたか?私は初めて見ました!
年齢を問わず幅広く楽しめる競技の一つで、ホッケーのような競技です。
プラスチック製の柔らかいスティックとボールを使い、6人ずつのチームでゴールを競い合います。
初回は、パス練習から。
短い距離でのパスや、長い距離のパス、走り込んでのパスなどを通して、スティックとボールの扱いに慣れます。
今後は、シュートやパス、ドリブルなどの基本技能を学び、ゲームを行います!
ファッションを通して生活を豊かにする|3年次選択・ファッション造形基礎
3年次選択科目「ファッション造形基礎」の初回授業をレポートします!
この授業では、ファッションに関する知識や技術を学び、実習を通して服のデザインや製作に必要な力を身につけていきます。
昨年は、浴衣や甚平、テディベアなどを作っていました。
(ちなみに、作った浴衣を、カナダ留学チームはカナダでの交流の際に着てもらっていましたよ)
大人の不要な服をリメイクして、子ども服をつくるアップサイクルも計画されています。
今年は何を作りながら学ぶのでしょうか。
初回から早速実習です。
ミシンで、曲線や直線等の縫い方を練習します。
自分で実際に作ってみると、自分の洋服や様々な縫製が気になったりしますよね。体験や知識が生活の解像度をあげていきます。
池田高校は幅広く学び、体験できますね!
毎月一度の〈いけだ食堂みんなのキッチン〉|課外活動
「みんなのキッチンは……世代間の交流・地域のつながりを保ち、子どもたちが安心できる居場所づくりを目的としています。手作り弁当などを配りますが、会場で一緒に会食することを基本としたいと思います。弁当配布前の時間から、多世代で楽しく過ごしましょう!」
という集まりに、池高生がボランティアとして参加しています。案内にもあるように、お弁当が出来上がるまで、就学前の子どもや小学生たちと遊ぶこと。それがミッションです。今回は、入学したての1年ふたり&3年ふたりの生徒が参加しました。
将棋、オセロ、ジェンガ、たたいてかぶってジャンケンポンなどで遊んだり、マンガを読んだり、ピアノを弾いたり、絵本の読み聞かせがあったりと、池高生も子どもたちに混ざって楽しんでいました。そしてみんなでおいしいごはんを「いただきまーす!」
ながーい冬のあとに待っていたのは、にぎやかな春♪
子どもたちと一緒に、できたてほやほやの手作りの弁当を♪「ごちそうさまでした」
池高生を赤ちゃんの頃から知っている、みんなのキッチンのスタッフのみなさん
あっという間の子どもたちとの時間。〈楽しかったぁ and ぐったり…〉の新入生のふたり♪
もこもこ羊にも会えた!実習を通して学ぶ|3年次選択・羊と織物
池田高校オリジナル授業、「羊と織物」の授業が今年も始まりました。
講師の田中先生より、今年一年の授業概要が説明されます。
#1人1台の機織り機で織るマフラー
今年は、「藍染」を行うそうです。
高知県の高校から、藍の種をいただき、その種をこの北海道の地で育て、お盆すぎに収穫。その藍で染め物を行うというものです。
これは楽しみ!
そして、授業開始の今日は早速簡単な「ニードルフェルト」を行いました。
こんな形の2色のストラップを目指します。
色を選んで、ちくちくちくちく…
#石鹸水につけて、乾燥させます。
初めて作った生徒がほとんどでしたが、上手にできています。
さて、後半はスピナーズファームさんの見学です!
#毛刈り前のもこもこ羊たちを見たときのみんなの自然な笑顔
#羊の鼻息すごいー!きゃー!
#エサあるよ!おいでおいで!
#お肉に見えちゃうな・・・・(感づく羊。寄ってこない)
羊と戯れたあとは、工房で糸紡ぎについてお話を伺います。
5月頃に、羊の毛を刈った後は、キレイにして染めて、糸にします。
この紡績機はニュージランドのもので、世界中で使われているそうです。
#優しいカラカラという音が響きます
「いつでも来てくださいね、糸紡ぎ、教えてあげます」とおかあさん。
今年1年の授業がとても楽しみです!
ようこそ!池田高校へ!|全校生徒・対面式、オリエンテーション
本日は、池田高校の在校生と新入生の初対面の日です。
池田高校の校内は、歓迎ムード!
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#作成の様子はこちら↓↓
自分の学校の魅力ってなんだろう。|2年次選択・生活工芸と英CⅡ
新入生歓迎イベントの始まりです!
#吹奏楽部によるダンプレ
#生徒会長からの歓迎挨拶
#新入生からの、大物を予感させる挨拶。今年の1年次生はすごいぞ…!
#生徒会執行部による学校紹介
#クイズコーナー
#部活動紹介(画像はESSと弓道部)
たくさんの笑顔がありました。
今年の池田高校も面白くなりそうです!
ようこそ!池田高校へ!
池田にできた日本一のメープルシロップ工場見学!|3年次・課題研究(年度始休業期間中)
池田高校の3年次生が全員行う課題研究・探究活動。
池田町を食の力で盛り上げたい!というグループのメンバーと一緒に、わくっとニッタさんの工場にお邪魔しました。こちらは様々なメディアに取り上げられ、ジャパンフードセレクションでグランプリを受賞した、あの「MOMIJI SYRUP」の工場です。
#可愛い絵は、本校にも講師として来てくださっている福家さんが書いたそうです!
わくっとニッタさんのニッタグループでは、1906年から池田町等の北海道の土地に6700haもの森林を有し、林業を営んできました。
6700haといえば、帯広市と音更町の市街地部分まるっと入るみたいです。すごい!広い!
この日は、2025年2月に稼働し始めた、メープルシロップ工場を見学させていただきます。
#新しい匂いがする工場。大きな音で機械が動いています
#樹液は、木に直接つながっており、全長20km!
ざっくりとした工程でいうと
①樹液をホースで集める
②不純物を取り除く
③加熱濃縮する
④瓶詰めする
となります。
樹液が採取できる春先のみ生産できるのです。
木の中の樹液の5%程度、木の成長に影響がない量をわけていただく。
まさに森の恵みです。
#ホースの中は真空になっており、効率よく樹液を集めます
#この大きいタンクは15000リットル
#加熱して、60倍に濃縮させます。意外に匂いはしなかったです
#加熱のための燃料は、森の木の間伐材。無駄がない!
#できあがりは、この小さいタンクに。
工場の中を見学した後は、森を見学。
#広い!スケール感が伝わるでしょうか
#水色のチューブが張り巡らされています。
全て手でこの林の中を引きまわったそうです。すごい。
#この口部分から樹液を採取。1年ごとに違う場所に挿します
日本での国産メープルシロップの流通量はほぼ100%が外国産(カナダ70%、アメリカ30%)。
このわくっとニッタさんの工場の稼働で、日本一の生産量となるそうです。
北海道など、メープルシロップを作っている方はいらしたそうですが、バケツで樹液を集めて煮詰める、という小規模なもの。
木と工場を直接ホースでつないで採取するのは、本場カナダと同じ製法・機械になります。
わくっとニッタさんがもともと豊富な社有林をもっていたからこそできたそうです。
たくさんのお話をお聞きしましたが、このメープルシロップ製造は、林業の様々な問題を解決します。
気候変動への対応、現金化までの50年ものの長い時間、手入れの問題、山林所有者の高齢化、冬場の閑散期の仕事等…。
こういった課題に対し、メープルシロップ製造は、100年継続して商品化できるストックビジネスであり、環境保全や、山林の価値向上等、可能性を大いに感じるわくわくするビジネスモデルです。
一緒に見学していた私も、心から応援したいと思いましたし、池田町の山林が誇らしく思いました。
最後にご厚意で4月中旬〜販売されるメープルシロップを一足先に味見!
#トロっとした質感に、複雑な味。美味しい!!!
商品開発チームメンバーはこの見学から、どんなことを考え、行動に移すのか楽しみです♪
貴重なお時間、見学を受け入れてくださった、わくっとニッタの山口様には本当に感謝申し上げます。これからも池田高校をよろしくお願いします。
ありがとうございました!!