現場を見て考えて実行する!「フィールドワーク」|2年次・課題研究(総合探究)
池田高校の2年次が5日間10コマにわたり、「森林」をテーマに3つの班に分かれてミニ探究活動をしています。
それでは、2日目のフィールドワークをレポートします♪
本日は、学校近くの農村公園が舞台です。
#考えてみれば、池田小学校や中学校に比べて、池田高校は森に近く、いろいろな授業でも実際に外に行っている気がします。
役場の山本さんが「この森でどんな遊びができるか考えて、実行してみよう!」。
これが今日の課題です。
小学校や中学校では、与えられた場所方法で遊ぶ、学ぶ場が多かったように思います。
今回のミニ探究では、「遊びを考える」「実際に作ってみる」。
大人は見守ります。
今回は、「森のブランコ」を作ってみるようです。
「この木が良さそうだけど、登れないよね・・・?」
#枝分かれしたところは5メートルくらいの高さがありそうです。
森を探索して、良さげな木を探すことになりました。
3手に分かれて捜索。
森は枯れ葉がふかふかで、一歩一歩歩くのにも慎重になります。
#こちらのチームは、木は見つからなかったのですが、何かを見つけました
「農作業用の靴が必要じゃん!!言ってよ〜!」と歩きにくさに叫ぶ声も。
きっと、この生徒は「森」と聞いたら次は靴の準備をしてくる経験になったのでは。
さて、こちらではちょうど良い木がみつかりました。
#がんばれー!
身軽な生徒が工夫をして木に登り、ロープをかけます!
#ブランコ用のロープです
さて、こちらでは、椅子になる部分の木を用意すべく、木材を手鋸で切ります。
切ります…なかなか切れません。
何人も交代して頑張ります。恐らく15分程はかかったでしょうか。
あと少し!みんなで両端に体重をかけて、切断をサポートします。
#木はなかなか切れない。開拓民の方の苦労は想像を絶するなと思いました。
今日はここで時間切れ。
山本さんは「今日はいったんここまでです。実際に現場にきてみる、試してみることはとても大事。来年からの探究のテーマにするも良し、動き方を学ぶも良し。何かを感じてくれたらいいなと思います。」とお話をしてくれました。
机上の空論や、インターネットで調べたことだけでなく、自分自身の経験・自分ごととする。
経験不足が叫ばれる昨今。
森を歩き、木に登り、いろいろな植物をみて、季節を感じる。
経験をたくさんしてほしいものです。
池田高校にいるからこそできる探究活動をサポートします。