池高日誌
藍の生葉染めを体験!|3年次選択・羊と織物
今回は、羊毛の藍染を行います。
藍染の手法のなかでも、今回は手軽にできる生葉染めです。
淡い色合いが楽しめ、火も使わずできるという染め方法。
池田高校のお向かいさんである、スピナーズファームタナカさんでの実習です。
▲藍の種は、徳島県の高校さんから譲っていただいたそうです
今回の材料はこちら!
生葉染は、新鮮さが命!
茎から葉をむしり、ミキサーでどろどろ液を作ります。
▲懐かしのnationalミキサー。使い方わかるかな?
すごく緑です。青は?藍は?青汁のほうが表現として近いです。
液を濾して、汁だけを染めたい羊毛にたっぷりかけます。
最初の方の緑と最後の方の緑の色が少し違うのがわかるでしょうか。
酸化することで、だんだん色が変わっていきます。
10分ほど染み込ませたら、いちど酸化をうながすために干します。
色を濃くするには、この工程を何度か繰り返します。
今回は、一度だけのものと、二度したものを作りました。
流水で、振り洗い。
そして、登場するのは、酢!アルカリ性の藍液は、羊毛を傷つけます。また、色止めの意味も込めて中和です。
作業の合間には、スピナーズファームタナカさんで飼っている羊の話や、羊毛の毛糸ができるまでの工程などを道具を交えて教えていただきました。
▲こちらは、羊の毛を刈ってからセーターにするチャレンジで、世界2位の記録をとったときのセーターです。なんと記録5時間36分!!!
羊との戯れも癒やしタイム。食いしん坊の羊さんがたくさん草を食べてくれました。
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