池高日誌

社長との対話|2年次選択・ライフデザイン

十勝の焼肉屋さんといえば〈焼肉レストラン平和園〉。

三代目社長である新田隆教さんが、ライフデザイン8名の生徒に会いに来てくれました。新田さんの「働くこと」や「生きること」、「将来設計」や「人生設計」など、これまでどんな人生を送ってきたのかをお話してくれました。


進行性の目の難病を患い、稼業である平和園の社長として……というお話はインタビュー記事などに譲るとして、生徒たちには「新田隆教」としてのカッコつけない生き方を、どんっ!と置いていってくれました。


みなさんにも、新田さんの言葉をお届けします。

「おとなになっても自己否定を続け、やらかしてばかりだった」(自分は正しいと思っていた)

「苦しいときこそ、自分を殺しちゃダメ」(諦めたり自暴自棄にならないで)

「自分の気持がわからなければ、相手の気持もわからないよ」(いろいろな人の話を聴こう)

「陰があるから太陽は明るく輝ける」(どん底にいたからこそ、わかることもある)

 

四面楚歌だったという話をしていても、終始穏やかな表情と柔らかい声で語りかけてくれました。新田さんは最後にこう話してくれました。


「なんとかなると思えば、いつでも自分自身の設計図を書き直せる」


人を知ることで自分を知るという体験をした生徒たち。さあ、今日も生きよう。

  

ちいさな輪になり円になり、新田さんの生き様に耳を傾ける(Special Thanksカワミチさん)

 

 

生徒たちは、瞳に涙を浮かべながら聞き入っています

 

 

目を凝らさないと見えないV字隊列の白鳥の群れ

(目に見えるものだけが真実じゃないってことなのかもしれない)