池高日誌

20年後、高齢になった親を家で看ますか?それとも?|3年次選択・形態別介護

今日の先生は介護の現場で働かれている高嶋先生です。

授業の一部をレポートします。

 

何やら、今は20年後に自分の親を家で看るか施設入所を選ぶかを考えるワークをしている模様。

 

 

 

それぞれで考えて一人ずつ意見を発表します。

・家で看ます。一緒にいたいので

・二世帯住宅で家を継ぐ弟がいるので、弟に任せます

・施設に預けます

・父は預けて、母は家で看ます(この回答は非常に多かったです)

・兄弟姉妹が近くにいたら、家で看ます

 

 

みんなのそれぞれの意見を聞き、先生が解説してくれます。

 

これは、考えておかないと突然その日が来ます。

「僕の父親も55歳で認知症になり、1年後は胃に栄養を直接流し込む容態になりました。」とご自身の状況もシェアしてくれました。

 

親が何を望んでいるのか、兄弟姉妹がいればどうするか。

家族で話し合わなければいけない。

 

まだ皆さんは、17・8歳で想像がつかないかもしれない。

 

もし結婚していたら必ずパートナーの意向を聞いて下さいね。

 

家で看ることは大変。僕は仕事だからできる。けれど、個人としてなら本当に大変。

 

皆さんはまだ若い。今はまだ想像もつかないかもしれない。

10年20年後、この授業を思い出してくれたら嬉しい。

 

聞いている私の方がまもなく直面する授業。

生きていくことのヒントをくれる授業だなと、その価値を改めて感じました。