池高日誌

自分はどんな人なんだろう?自己理解と進路と生きやすさ|2年次・総合探究

進路を決め、粘り強い活動が必要になる新3年生。

あなたはどんな人ですか?あなたの強みはなんですか?

 

  

今日のゲストは小川さんです。

小川さんは、絵本作家であり、ブックカフェを経営、青鳥舎の代表(福祉サービス)、勝毎などでコラムを書き、ラジオのパーソナリティとして番組をもち、講演会を行う方です。

 

そんな小川さんは、障がい福祉の仕事をメインにしています。

 

障がい、というと短所に聞こえるかもしれません。

 

でも、短所も長所もひっくり返せば同じ。

場所が変わればそこは長所になる。

 

 

自己理解。自分が短所と思っていることが、人から見ると長所になる。

自分を知ると、対処ができる。

自分を知ると、自分を活かせる場所がわかる。

  

その例として、来月出版予定の小川さんの絵本も紹介してくれました。

元日本ハムファイターズの投手、石井選手をモデルにしたお話です。

 

#出版前の貴重な機会!是非本屋さんで!

 

さて、自己理解を深めることについて、小川さんならではの色々な経験談からお話をきけました。

 

今日の自己理解ワークは、「ジョハリの窓」を使って考えてみます。

 

ジョハリの窓はこちら。

 

#自分が知っている/知らない、他人が知っている/知らないの4象限で整理

 

さて、ワークです。

今回は、クジを引き、その人の他己紹介を書きます。

ただ、この紹介、質問してはいけません!!

イメージで書きますよ。

 

#う〜〜〜〜ん・・・・

 

そして、グループで、答え合わせ!

 

 #「そう!なんで知ってるの!?」

  

いろいろな声が聞こえてきましたよ。

短所を言われて凹む生徒

一度も話していないのに、あたっていて驚いていた生徒など。

  

このワークについて小川さんが解説してくれました。

 

これは、長所がいい、短所が悪い、という話ではなくて。

大切なのは「どう伝わっているか」という点。自分の認識と、周囲からの認識がズレていると勘違いされやすいってことです。

 

本当は、人とワイワイしたいけれど、自分から話しかけられず1人が好きに「見られて」一人ぼっちになっちゃっている人がいたりします。

 

相手にどんな印象を与えているのか。伝えたよりも「伝わった」ことが大切。

「ズレ」を感じて見つめ直すことに使ってほしいなと思います。

 

 

是非この時間をきっかけにしてみてほしいなと思います。

 

小川さん、貴重なお時間ありがとうございました!