【取材】3年次小坂が3000M優勝|全日本選抜スピードスケート競技大会 帯広大会
2024年11月8日-10日の日程で行われた、「全日本選抜スピードスケート競技大会※ 帯広」にて、池田高校3年次の小坂陽汰(こさか・ひなた)が男子3000メートルで優勝、マススタートレース※で準優勝を果たしました!
#用語については、記事末に解説があります#
今回は、次世代を期待される小坂くんにインタビューをしました。
-まずは、先日の大会の優勝、準優勝、そして自己ベストおめでとうございます
小坂くん:まぁまぁ調子良かったです。
-ちなみに、マススタートはどうですか?得意?
小坂くん:実は2回しか大会でていないので得意かはわからないですけど…出場した2回ともメダル穫れているので得意なんじゃないかと思います!
-2回とも!秘訣みたいなものはあるんですか?
小坂くん:運と心理戦の部分もあるんですが…途中ポイントを獲ったりなどの作戦があったりもするんですが、そもそもスピードがないと勝てないので。長距離が得意な自分にあっているかもしれないですね。
-素晴らしい!今シーズンの目標を教えてください!
小坂くん:得意の長距離である5000mと10000mで二冠を取りたいです!
顧問の山澤先生は、「入学した頃から比べると飛躍的に実力が向上している」と活躍に目を細めていました。
この取材をした11月13日時点で、今シーズン3000m男子で、日本8位の公式記録を持っている小坂くん。今後の活躍も期待しています!
【解説】
※マススタートレース
2018年に競技種目となった競技。同時に20人前後の選手で、リンクを16周する。長距離かつ大人数のため、体力を温存したり、相手の出方を伺ってペース配分するなどの臨機応変な駆け引きが魅力。
同じ十勝出身の高木菜那選手が2018年の平昌冬季五輪で金メダルを獲得した競技
※全日本選抜スピードスケート競技大会 帯広
前年度の全日本選抜ランキングポイントやタイムランキングが基準以内の選手が出場できる大会。今回の帯広大会については、ジュニアワールドカップを目指すような、次世代を担う選手たちが出場する大会。
※池田高校のスケート部
池田高校は、2010年のバンクーバーオリンピックで男子500mで銀メダルを獲った長島圭一郎選手の出身高校でもあります。
#長島選手からの寄贈品