池高日誌

森と寒さの中のフィールドワーク|2年次・総合探究(ミニ探究活動)

池田高校の2年次が5日間10コマにわたり、「森林」をテーマに3つの班に分かれてミニ探究活動をしています。それでは、3日目の「フィールドワーク」チームをレポートします♪

 

 

#写真では晴れていますが、移動中は雪。
風も強く、既に寒さに大人も含めた全員の心がくじけ気味です…

 

本日は、炭焼き伝承広場で2つの活動をします!

①木材伐採で的あて!

2班に分かれて、木を切ります。

うまく倒して、目標の的に近い方が勝利!

 

#写真手前の木が目印です

 

最初に、山本さんから木の切り方のレクチャーです。

三角を作って、反対側に切り込みをいれると、扉の蝶番の原理で意図した方向に倒れます。

 

#林業で木を切る時はこうやってやるので、良かったら参考にしてね

 

安全のため、順番に切ります。

 

 

皆で交代し、時には木を押しながら、「倒れろー!」と協力します。

 

#「倒れたーーー!!」(15分強とかなり頑張りました!)

 

#5cmくらい!?すごく近いです!ナイス!

  

②クチャ(アイヌの仮小屋)作り

アイヌの方々が狩猟などのときに、休憩する仮小屋をつくります。

今回は、数本の木材と、今回はトド松の枝、1本の縄が材料です。

 

#木材で三角の空間をつくり、縄で固定します。

 

トド松を、枝を下に向けて積み重ねていくと、縄や紐を使わずに壁ができあがります。

 

 

材料があれば、10分くらいであっという間に完成です。

 


#無事完成!座って休むことができます。

 

今回は、一人分で座って休憩する小さなものでしたが、火を焚いたり、横になって寝られるくらい大きいものをつくることもあるそうです。

 

この日はとにかく寒かった。

「寒い」を体感した生徒たち。

何に気づき、今後の探究にどう活かしていくのかが楽しみです。