池高日誌

2026年7月の記事一覧

第9回全国高等学校小規模校サミット参加報告|探究活動

7月24日~25日

 

山形県小国町で開催された第9回全国高等学校小規模校サミットに1年次2名、2年次1名と教員の4名で参加してきました。

全国の小規模高校の生徒がリアルに交流し、親睦を深めるとともに、各校地域が抱える課題について意見交換を行うことができます。池田高校としては初参加となりました。

 

「今ここで起こっていることは、将来日本中で起こり得ること、小規模校だからこそできることがきっとある」というスローガンのもと、仲間と一緒に未来を考えた2日間。



メンバーを変えながら、6回のワークショップが行われました。

その都度、「はじめまして」や「オンラインで会ったよね」など、それぞれのブースから聞かれる言葉をひろい、全国の生徒の緊張をほぐしてくれるのは小国高校の生徒たち。

今回初めて対面したとは思えない空気感を作ってくれました。

 

また、レセプションや昼食でも、おもてなしの心が伝わってきました。

小国高校の同窓会や後援会、小国高校を支援する会など様々な地域の大人が、そっと寄り添いサポートしている姿があちこちで見られました。

レセプションでは山菜おにぎりやくま汁、玉こんにゃく、漬物にどら焼きとまさに地元ならではの恵みをいただくことができ、大満足です。

 

 

9割が森林、人口は6100人ほどの小国町です。

大きなビルはありませんし、100均も撤退してしまったそうです。

が、その空きフロアを活用し、今年度は冷房のきいた場所で17校124人の高校生が集まり、知恵を出し合い、改めて自分の通う学校の魅力を感じた2日間でした。


参加した1年次の内田健太郎さんは「他高生との交流で、視野が広がり、参考になったことが多々ありました。地域行事を生徒たちが企画し、クラウドファンディングを使って集金するなど、自分たちでもできそうだなぁと思いました。」という感想がありました。


なお、最終日国道113号が雨の影響で一時通行止めとなり、私たちが乗る予定のバスが小国町で待機となる事態に。

AIを使って情報収集したり、別ルートを探す生徒たち。みんなでもう一泊かなとネガティブになっているところ、小国高校の高橋先生から情報提供のメールをいただきました。

さらには、小国町教育委員会 高校魅力化推進担当課長の渡部由美さんが駆けつけ、別ルートで途中まで行けないか情報収集してくださり、なんと小国町の公用車で米沢駅まで送り届けていただきました。

瞬時の判断で無事に帰郷することができました。

この場を借りて、感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

この研修は、池田高校振興会、(一財)三菱みらい育成財団の御支援を賜り、実現することができました。

厚くお礼申し上げます。

ミニ発表会を行いました|2年次選択・音楽表現

7月16日 午前

 

今日は、これまでの練習の成果を披露するミニ発表会を行いました。

生徒は自分で演奏したい楽器と曲を選び、4月から積み重ねてきた練習の成果を発表する場となりました。

校長先生をはじめ複数の先生方が参観する中、会場には心地よい緊張感が漂い、真剣に演奏へ向き合う姿が見られました。

途中で演奏が止まってしまう場面もありましたが、最後まで諦めずにやり切ることができました。

 

発表の後には、参観した先生方から温かい講評が寄せられました。

・普段教室で見ている姿とはまた違い、一生懸命さがしっかり伝わる素敵な演奏でした。

・音楽の専門的な知識はないが、演奏できるということはしっかり練習してきた証拠。皆さんの努力を感じました。

・初めて扱う楽器もあったと思うが、緊張の中で一人で演奏しきったことは大きな成長です。これからも練習を重ね、さらに良い演奏を期待しています。

・普段事務室で聞こえてくる音とは違い、演奏の様子を直接見ることができてとても楽しかったです。また機会があれば聴きに来たいと思います。

 

生徒からも次のような感想がありました。

・今日は思うように演奏できず少し悔しさもありましたが、もっと上達したいです

・難しい部分も多かったが、できる限り頑張りました

 

一生懸命練習した成果が十分に表れた発表会となりました。

今後の成長にも期待しています。

ミニ合唱発表会を行いました|1年次・音楽Ⅰ

7月16日 午前

 

1年次生によるミニ合唱発表会を行いました。

今回の発表曲は「大切なもの」です。

 

直前練習では、授業担当者からのアドバイスを受けながら、パートごとの細かな部分を丁寧に確認し、仕上げを行いました。

▲直前の様子

 

そして迎えた発表会では、これまでの練習の成果をしっかりと出し切る姿が見られました。

強弱の表現、リズムの安定、声量のまとまり、歌う表情まで、どれをとっても練習の積み重ねが感じられる発表となりました。

 

発表後には、次のような講評がありました。

1A担任の先生からは、中学生時代に同じ曲を歌った経験を振り返りながら、「思い出がよみがえりました」と述べ、音程に不安がある生徒もいる中で「練習の成果がよく表れていました」との言葉がありました。

 

1B担任の先生からは、苦手意識を持ちながらも、しっかり歌えていた点が評価され、「練習の成果が感じられた」との講評がありました。

 

校長先生からは、かつて池田高校で合唱指導に関わった経験に触れながら、「男子がしっかり声を出すことで合唱が大きく変わります」との話があり、今回の発表についても「良い仕上がりで、今後の成長が楽しみです」との言葉がありました。

 

生徒たちが真剣に取り組んできた姿勢が伝わる発表会となりました。

R8夏季休業前の全校集会を行いました|全年次・行事

7月17日 午後

 

新年度が始まってから約4か月が経過しました。

本日は、この4か月を振り返る集会を実施しました。

 

校長先生、生徒支援部長の先生から、夏休みを迎えるにあたって大切にしてほしいことについてお話がありました。

 

1. 校長先生のお話:自己管理と「継続」の力

① 学校祭の振り返り

準備段階での試行錯誤や意見のぶつかり合いを乗り越え、全員で力を合わせて大成功を収めたことを称賛されました。

② 継続は力なり

学校祭の成功は一日で生まれたものではなく、日々の地道な準備の積み重ねが感動につながったことを強調されました。

③ 自己管理の大切さ

32日間の夏休みの中で、「これだけは毎日続ける」という小さな習慣を一つ決め、誰にも見られていない場所で継続することで、大きな成長につながると話されました。

 

2. 生徒支援部長の先生のお話:命・安全・将来への対話

① 命を大切にすること
一人で過ごす時間が増える夏休みは、悩みを抱え込みやすい時期でもあります。

本日配布した「清見坂(生徒支援通信)」には相談窓口(電話番号・QRコード)を掲載しています。

困ったときに頼れる選択肢として活用してほしいとの話がありました。

② 「軽いノリ」の危険性とSNSの注意点

重大な事件の多くは「軽いノリ」から始まること、周囲が止める視点を持つことの重要性が示されました。

また、SNSの誤解によるトラブルや、闇バイトなどの犯罪に巻き込まれないよう注意喚起がありました。

③ 家族との時間と進路の対話

清見坂を必ず保護者に見せ、将来について親子で話し合う時間を持つことの大切さが伝えられました。

特に3年生は、卒業後に親元を離れる可能性があるため、家族と過ごせる時間は「あと半年ほど」という貴重な期間であることを意識してほしいとのことでした。

④ 次回登校日に向けて

夏休み明けの 8月19日(水) に、誰一人欠けることなく元気に再会しましょうと締めくくられました。

 

約1か月の夏季休業が始まります。

学校生活ではできない経験をたくさん積み、心身ともに成長できる夏にしてほしいと思います。

休み明けには、その経験を仲間や先生方とぜひ共有してください。

白樺伐採・樹皮採取の合同授業を実施しました|2年次選択・ライフデザイン

7月14日 午前

 

今日は、中札内高等養護学校幕別分校の皆さんと合同授業を行いました。

会場は清見ヶ丘公園内で、シラカンバ伐採の見学と樹皮採取の体験を実施しました。

 

今回の授業は、池田町に生育する木の現状を知り、間伐材の活用について考えること、そして白樺の樹皮採取の工程を体験しながら協働してものづくりに取り組む姿勢を育てることを目的としています。

 

授業には、池田町役場の皆様、工房ameiroの高橋様、minotakeの川瀬様・頓所様にご協力いただきました。

 

現場では、講師の皆様から木の状態や湿気による香りの違いなどを教えていただきながら、立木の状態で樹皮剥がしを体験しました。

 

続いて、minotakeさんによる伐採の実演が行われ、倒した木を安全な場所へ移動した後、30cmにカットした木を使って各自で樹皮剥がしを行いました。

 

途中、マイマイガの幼虫や卵塊が多数見られる場面もあり、自然の中での学びが広がりました。

最後は全員で挨拶をして授業を締めくくりました。

 

参加した生徒や協力者の皆様からは、次のようなコメントが寄せられました。

 

【池田高校・石橋さん】

分校のみなさんと会うのは2回目でした。

みなさん明るくて親しみやすい人たちで、講師の方々のおかげで体験を大いに楽しめました。

木を切る場面はめったに見られないので貴重な経験になりましたし、樹皮剥がしも良い経験になりました。

 

【工房ameiro・高橋様】

自然に触れて仕事をしている私たちの活動に、生徒たちが触れる機会になって良かったと思います。

身の回りのものが、こうした作業の積み重ねでできていることを体感してもらえたなら嬉しいです。

 

【minotake・頓所様】

今回は景観や安全面の理由で伐採しましたが、こうした木をただ処分するのではなく、有効活用してもらえると嬉しいです。

ぜひ大切に扱ってほしいと思います。

 

【池田町役場・山本様】

見た目が良くなく、電線にかかりそうになっていた木を伐採しました。

この木を薪や製品として活用することは、ただ捨てるよりもずっと良いことです。

授業での学習に役立ててもらえたら嬉しいです。

『ここにこの木が立っていた』という事実を、形を変えて受け継いでいってほしいと思います。

 

 

地域資源を活用した学びが実現できるのは、多くの皆様のご協力があってこそです。

ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。