池高日誌

2025年11月の記事一覧

“ポイポーイ!”から始まる森の学び──フィールドワーク前編|2年次・ミニ探究

全体でのオリエンテーションのあとは、早速フィールドワークに出発です。

 

今日は池田町の「フンべ山」に登ります。

 

今回案内してくれるのは、福家菜緒さん(WALD IKEDA代表、北海道アウトドアガイド)。

 

池田高校のいろいろな授業でもお世話になっています。福家さん、よろしくお願いします!

 

 

(福家さんにきていただいた授業の一部はこちらから!)

木育マイスターの福家さんと木の名札|2年次選択・保育基礎

授業することで学ぶ|池高3年次生が池小4年生に授業(課題研究の一環)

「ボランティア部」令和5年度、もりもりチーム始動!

  

安全のためにヘルメットをかぶって出発!

 

 

池田町でも熊の痕跡が見つかる昨今。

 

行きのバスの中でも、歌うといいのかな?とみんなで童謡「森のくまさん」を予習(あれ?歌ってたの私だけかな?)

 

まずは、大切な安全管理。

 

クマがいそうなときはこんなふうに言います

「ポイポーイ!」

※「おーい!」だと人に助けを呼ぶ声って思われてしまうんですって

 

 

▲いきなりの大声にみんなちょっとびっくり

 

さて、ゆっくり林道を歩きながら自然を観察していきましょう!

 

先日倒れたばかりの大木。根が浅いですね。

 

 

キノコ

 

 

動物のふん(クマじゃないですよ!)

 

 

たくさんの栗

 

▲フンべ山にどうやって栗が増えたかも教えてくれました

 

木についた虫

 

▲とって観察してみよう

 

どんぐりから芽吹いた、こんな小さな葉っぱも紅葉しています!

確かにすごいことだ!

 

 

掘ってみましょう。

 

ここは、道の真ん中で踏まれて淘汰されちゃうという判断のもと、観察です。

 

 

 

改めてどんぐりが大きくなって木になるんだなぁ。

 

似ている葉っぱのミズナラと柏の違いや、落葉針葉樹など、ガイドさんがいないと気づけないたくさんのことを教えてくれます。

 

私達が歩いていると、ざっくり「葉っぱ」や「木」「草」としか見えないものが、福家さんが解説してくれると解像度が高くなって見え方も変わってきます。

 

これに触ると胞子がでてくるよー

 

 

盛りだくさんなので、後半に続きます♪

お楽しみに♪

カウントダウン開始!池高生のクリスマス大作戦|2年次選択・ライフデザイン

イベント(11月29日実施)までのカウントダウンがはじまった模様のライフデザインの授業を覗いてみました。

ホワイトボードには、3時間目のやることリストが……「終わらせる」の文字が!!

  

そうなんです。「まだまだ先だぁ」とかなんとか言っていた池高生でしたが、授業で企画したクリスマスイベントまで2週間を切っていたんです。大詰めです、が……

 

高校生っていろいろ大変なんです。

気分が乗らなかったら、もう授業なんかにカマッていられないことだってあるんです。

感情とか気分をコントロールするなんてことは、大人にだって先生にだって簡単なことじゃないんです。

時間がない、とプレッシャーを掛けられたらなおさらです。みなさんにも経験があると思います。

 

「機嫌のわるい人、手あげて〜」

 

池高生に声をかけたのは外部講師の先生。

楽しむイベントなんだから、準備も機嫌の良い人がやればいい、と言います。

むりやり作業をしてもたのしくないんだったらやらない方がいい、と。

 

自分の感情や相手の思いなどなど、いろんなことに向き合いながら進むのが、池高のライフデザインという授業。

ちなみに手をあげた池高生は、担当の先生がしっかりサポート♪

 

 

 

▲子どもたちの笑顔のためのクリスマスイベント。お菓子もいっぱい詰めてます!

 

 

▲やることは、まだまだまだまだまだ、だだだだだだだだあります!

地産地消を実践!北海道産食材でピザづくり|3年次・家庭総合

前回の授業では、山本さんにお越しいただき、「消費者」としてどんな行動をとる?かについてゲームを通して考える授業でした。

 

前回の授業はこちら↓

「カレーを作って、地球を守る?」|3年次・家庭総合

 

今回はその学びを実践に移し、十勝産・北海道産の食材にこだわったピザづくりに挑戦しました!

※写真にエプロンや三角巾を着用していない生徒が写っていますが、授業では減点対象となっており、推奨しているわけではありません。

 

実習は二人一組で行い、1枚のピザを協力して作ります。

 

1:材料選び

 

タンパク質(ベーコンorウィンナー)から1つ

野菜から3品を選びます。

 

▲選ぶのも楽しいですよねー!!

 

2:生地づくり

十勝産・北海道産の小麦2種類から1種類を選び、生地をつくります

 

▲袋にいれてこねて、発酵させます

▶気分はピザ職人♪

 

3:具材の下ごしらえ

加熱が必要な具材はあらかじめ茹でるなどの下ごしらえをします。

 

 

4:トッピングして、オーブンへ!

 

 

▶まだかな、まだかな…(待ち遠しくてオーブン前で待機中)

 

そしていよいよできあがり!!!

 

 

▲どのピザも美味しそうです!!!!

 

熱々のうちに試食。

隣のグループと交換して味の違いを感じたりしていました。

 

「美味しい!」「うまい!」との声があちこちから聞こえてきます!!

(私も試食させてもらいましたが、めちゃくちゃ美味しかったです。

 

 

地産地消を選ぶと、絶品ピザができる。

消費者として何を選択するか、を実感しました。

煮物と味噌汁じゃない?和食の言葉と技を学ぶ時間|3年次選択・フードデザイン

今日の実習は、和食の「いりどりと止めわん」です。

 

知識のない私から見ると、「煮物と味噌汁」。

 

調べてみると…

 

①「煮物」と「いりどり」の違い

 

煮物:食材を煮て味を含ませた料理全般。和食の基本技法のひとつ。

いりどり:煮物の一種。鶏肉や根菜類を炒めてから煮る料理で、祝い膳や行事食にも登場。

 

「いりどり」になると、煮物ではありますが、ちょっと特別なニュアンスを持つことがわかります。

 

②「味噌汁」と「止めわん」の違い

味噌汁:味噌を使った汁物。日常的な和食の定番。

止めわん:会席料理や正式な献立の最後に出される汁物。味噌汁であることが多い。

 

「止め椀」は献立の締めくくりの椀物という位置づけで、内容は味噌汁であることが多いですが、すまし汁などの場合もあるようですね。

  

勉強になります!

 

さて、それでは実習の様子をお届けします。

 

今回の実習では、「二番出汁の取り方」や「材料の下処理」など、和食の基本技術を学びました。

数カ月にわたる実習を通して、生徒たちはグループでの作業にも落ち着いて取り組めるようになってきたように感じます。

 

 

▲取材を通して、生徒たちの雰囲気の成長も感じています。

 

 

 

盛り付けも非常に美しく仕上がり、見た目にも食欲をそそる一品に。

年末年始には、ぜひ家族と一緒に作ってみてほしいですね。

安全に動く力を身につける──柔道「受け身」授業|1年次・体育

池田高校には、立派な格技場があります。

(冬は少し寒いですが、それもまた味わいのひとつ…)

 

 

本日の体育の授業では、その格技場を使って柔道の「受け身」テストを行いました。

 

 

▲ごろん

 


▲ばーんっ!!

 

受け身は、柔道の基本であり、安全に転ぶための大切な技術。

体の使い方やタイミングを意識しながら、1年生たちは真剣に取り組んでいました。

 

 

▲1回ごとに拍手。同級生を応援する姿が温かい。

 

寒さに負けず、集中して動く姿が印象的でした。

この経験が、日常生活でもケガを防ぐ力につながっていくといいですね。

 

 

▲素敵な姿勢!さすが弓道部。