池高日誌

アイヌ民族の文化や歴史を多面的に学ぶ|3年次選択・時事問題

本日の授業は、浦幌町立博物館の持田さんと浦幌町の地域プロジェクトマネージャーの宮寺さんが授業にお越しくださいました。

 

以前の持田さんの授業の様子はこちら

あしもとに広がる世界がある!(3年次地域学・校外授業)

 

 

テーマは、「アイヌ民族の歴史や文化」です。アイヌ民族の生活を通して持続可能な社会のあり方について現代社会が抱える課題を解決するための姿勢を養います。

 

はじめにアイヌ民族の生活や文化についてお話がありました。

・アイヌ民族は衣食住すべて自然と関わり、恩恵を受けながら生活しています。

・文字はなく、口伝えで歌や物語にして覚えていきます。

・江戸時代の頃、アイヌの人たちはサハリン、千島列島やユーラシア大陸との自由な交易をして社会や文化を形成していました。(日本は当時、鎖国でしたが・・・)

(当時、使用していた丸木舟を再現)     

 

(アイヌの人たちの交易圏は広い。)

 

・太刀などの副葬品も持ってきてくださいました。

・実際に触れる貴重な体験などを通してアイヌ民族の当時の生活や文化を感じることが出来ました。                       

 

(意外と重いね!)

 

 

 

▲たくさんの資料をもってきてくださいました

 

 

▲これには、人の塩漬けした生首の入れ物…(ドキドキ)

 

 

▲アイヌの衣装も、地域によって文様が異なるそうです。知らなかった!

 

 

▲儀式を実際にみんなで体験します。動きはゆっくりゆっくり…

 

 

▲校長先生も一緒に!

 

 

▲現代の道具で鹿笛つくり!この音で鹿の注意を引きます

 

歴史や文化を学ぶのはもちろん、ワークショップも交えたとても興味深い授業でした。

たくさんのことを教えてくださり、ありがとうございました!