池高日誌

池高日誌

写真で一首!|1年次・言語文化

1年次の国語の授業にお邪魔しました。

今日は「写真で一首」の披露会です。

 

 

▼ちなみに、昨年度の「写真で一句」にも私はお邪魔していました♪

(昨年の記事はこちら)写真で一句!|1年次・言語文化

 

岸部先生の粋なはからいで、今年は短歌に挑戦することになりました。

課題は、

●       写真をもとに短歌を一つ詠むこと

●       修辞技法を使うこと

みんなの力作が並ぶ発表会です。

 

「あかねさす〜」「あさつゆの〜」などの枕詞が大人気。

 

気づかないうちに擬人法を使っている生徒もいて、思わず感心してしまいました。

たった半年前なのに「若っ!」とツッコミが入る同級生の写真、

家のリビングから見える美しい朝日、

友人と帰る途中に撮ったエモい影――。

 

何気なく撮った一枚でも、改めてその時の気持ちにフォーカスしてみると、

そこに言葉が生まれてくる。

 

表現してみることで、写真の捉え方も当時の気持ちも上書きされたりして。

 

まさに「言葉と向き合う」時間だなと感じました。

(生徒たちは、そんなふうには思っていないかもしれませんが…!笑)

自分にもできる救急救命処置 〜座学と実技で学ぶ〜|1年次・保健

2月17日 午前

 

池田消防署警防係の方を講師にお迎えし、1年次生を対象とした救急救命講習会を実施しました。

心肺蘇生法やAEDの使い方などについて、座学と実技の両面から学びを深めました。

 

【講習前半:座学での学び】

講習の前半は「救急車がくるまでに」というタイトルのもと、パワーポイントを用いて以下の内容について分かりやすくご説明いただきました。

・応急手当の重要性

・心肺蘇生法

・効果の確認(心肺蘇生法)

・AEDの取扱方法

・異物除去法・止血法

 

会場には少し緊張した空気もありましたが、講師の方の穏やかな語り口により、生徒たちの表情も徐々に和らいでいきました。

 

講義の中では、生徒への問いかけもありました。

たとえば「救急車が現場に到着するまでの全国平均時間は?」という質問に対し、「10.3分」という答えに多くの生徒が驚いていました。また、救命処置の有無によって生存率が大きく変わるという事実に、命を守る行動の大切さを実感する様子も見られました。

ある生徒が「救命処置が必要な理由は?」という問いに「生存率が上がるから」と答えると、講師の方から「その通りです」と力強い言葉が返されました。

 

【講習後半:実技での体験】

後半は実技講習です。「もしもの時」を想像しながら、胸骨圧迫の姿勢やリズム、AEDの操作などを一つひとつ確認しながら取り組みました。

最初はぎこちなかった手の動きも、講師の方のアドバイスを受けるうちに、少しずつ自信のある動きへと変化していきました。

ポイントを整理する生徒の姿からは、「ただ覚える」のではなく、「理解して身につけよう」という意欲が伝わってきました。

生徒同士で声を掛け合い、動きを確認し合う場面も多く、自然と学び合う雰囲気が生まれていました。少人数での実技だったため、一人ひとりがしっかりと体験できたことも大きな成果です。

今日の学びが、誰かの安心につながるように。

救命処置は、使う場面が来ないことが一番ですが、「もしもの時に自分が動けるかどうか」は大きな違いを生みます。

今回の講習を通して、生徒たちは「自分にもできることがある」という実感を得ることができました。

この経験が、日常のどこかで誰かを支える力となることを願っています。

 

お忙しい中、講習会を実施してくださった池田消防署の皆さま、本当にありがとうございました。

カナダでの学びをシェア!高校生のリアル体験報告|課外活動

2月17日 午後

 

2月上旬に池田高校で実施した帰国報告会に続き、池田中学校(対象:1・2年生)でも、カナダ姉妹校交流の帰国報告会を行いました。

▶ 池田高校で実施した帰国報告会はこちら

「カナダ姉妹校交流 帰国報告会を実施しました|全年次・集会」

 

▲準備の様子  

 

報告会では、参加した高校生たちが写真や資料を用いながら、カナダでの学びや体験を自分の言葉で分かりやすく伝えようとする姿が印象的でした。また、発表の中にはクイズを取り入れるなど、中学生の興味・関心を引き出す工夫も見られました。中学生たちも熱心に耳を傾け、興味深く聞き入っていました。

 

 

質疑応答の時間には、中学1年生の2名が積極的に質問をし、それに対して高校生が丁寧に答える場面も見られました。

 

今回の報告会を通じて、参加した高校生たちは異文化理解を深めるとともに、調査・発表の力も養うことができました。

 

中学生を対象に実施したアンケートでは、「とても満足した」と回答した生徒が全体の約90%にのぼり、報告会の内容に対する高い評価が見られました。さらに、「国際交流にとても興味を持った・興味を持った」と答えた生徒も約85%に達し、多くの生徒が国際交流への関心を高めたことがうかがえます。

 

最後に、中学生の感想の一部をご紹介します:

「池高のカナダ留学が気になっていたので、勉強になりました!」

「クイズや話し方がとても分かりやすかったです」

「カナダの魅力がよく分かりました」

 

高校生にとっても、学びの多い貴重な機会となりました。

ご協力いただいた池田中学校の皆さん、本当にありがとうございました。

ぬいぐるみから広がるファッション造形の学び|3年次選択・ファッション造形

3年次選択「ファッション造形」では、布を使ったテディベアづくりに取り組みました。

一見すると“人形作り”のように見えますが、実はファッション造形の基礎がぎゅっと詰まった学習です。

 

 

今回の制作では、まず関節のつき方や身体の丸みなど、人体構造の理解が欠かせません。腕や脚の付け根をどう縫い合わせるか、どの角度で取り付けると自然な姿になるかなど、細かな調整を重ねながら形を作っていきます。

 

さらに、テディベアの胴体や頭部を立体的に仕上げるためには、ダーツや切り替えといった服づくりの技術も必要になります。平面の布から立体を生み出すプロセスは、実際の衣服制作にもつながる大切な学びです。

 

完成したテディベアを並べてみると、どれも表情や雰囲気が少しずつ違い、作り手の個性が自然と表れているのが印象的でした。

「人形は作った人に似る」と言われることもありますが、果たして今回はどうだったでしょう。かわいく仕上がったテディベアたちに、思わず笑顔がこぼれます。

 

宿題論争!話し合いの教室|1年次・現代の国語

金曜日の6時間目。

これが終われば、休みだヤッホー!という時間の1年A組の教室を覗くと……

 

「宿題は必要だと思います」

「いや、いらないと思います」

 

どうやら宿題の是非について、ディスカッション(議論)?のようなディベート(討論)?のような「話し合い」?をしていました。

 

「話すこと」、論理的な表現

話し合いって、大人になってもへたっぴな人がたくさんいます。話すことが苦手な人もいます。どうして話し合いが必要なのか……宿題という主題を用いた訓練、特訓の時間のようです。

 

10代のやわらかアタマのうちに、いろんな人の話を聞いたり、自分の中のこう思うなぁっていう考えやもやもやした気持ちを表現する場面に、飛び込んでいる池高生なのでした。

 

【議題】

「宿題は必要か」について、主張と理由・根拠、反論と再反論について述べなさい。

1、主張

2、理由・根拠

3、想定される反論

4、再反論(3に対する反論)

 

 

▲たまに脱線するけど、それも学び。

 

 

▲授業という先生が見守る中で、安心して「話すこと」を繰り返す高校生活

池高文化講座!?(ヴァイオリン)|2年次選択・演奏研究

池田高校の自慢の授業の一つが、牧野貴博講師によるヴァイオリン授業です。

総合学科になってから十数年、池田高校の授業に講師として来てくださっています。

この授業は、2・3年次の学年をまたいだ選択授業。でも、2月のこの日からは3年次が家庭学習期間のため、なんと贅沢な先生とのマンツーマン!?授業です。

私が授業にお邪魔すると…

 

 

▲「おっ!またゲスト!弾いていくかいー!^^」

 

今日はゲストがたくさん♪

●   らいむくん(生徒)

●   学校を巡回していた小林教頭先生

●   前の授業を見学していたしおりん(地域おこし協力隊)

●   音楽の古城先生

と、先生を含めて5人がヴァイオリンの基礎練習中です。

まずは基本の構え方を習い、ドレミファソラシド〜と順番に音を出していきます♪

 

 

 ▲小林先生はヴァイオリン初挑戦♪

 

先生のお手本中。「ここから、飛んで、『すっ』って弾きます」

「すっ!?」

 

 「すっ!?」

 

▲私には、みんなの「すっ!?」が見えました。

 

この日は、普段の大人数レッスンではなかなか扱わないところまで教えてくださったそうです♪

和やかな雰囲気の授業は、この笑顔から伝わるでしょうか。

 

 

▲協力隊しおりんと、らいむくんの素敵な笑顔^^

 

授業の後半では、「ヴァイオリンといえば!」で名前が挙がるあの名曲『情熱大陸』を練習しました。

これはお披露目まで大注目ですね。続報をお楽しみに♪

カナダ姉妹校交流を町長へご報告|課外活動

2月6日(金)、カナダ姉妹校交流の実施について、池田町の安井町長に報告の機会をいただきました。

スライドを使いながら、3人それぞれの視点で実施したことや感じたことをお話ししました。

詳しい内容を知りたい方はこちらの記事もどうぞ!


カナダ姉妹校交流 帰国報告会を実施しました|全年次・集会

  

 

 

交流に参加した生徒たちは、全校生徒、町長、そして池田中学校など、さまざまな場で経験をシェアします。

現地で気づいたことはもちろんですが、「帰国してからこんなふうに行動が変わった」という声を聞くと、私もとても嬉しくなります。

知識だけでなく、「自分もできる」という自信は、人生において本当に貴重な経験だと感じます。

チャンスを掴み、どんどん人生を切り拓いていってほしい。

そんな成長の瞬間をともに見られることは、池田高校に関わる喜びの一つです。

ゴロゴロ鹿肉×キハダの香り 高校生コラボ弁当、販売会まで1週間|3年次課題研究

池田高校3年次生が、池田町の飲食店「道行パスタ」さんと共同開発した“鹿肉弁当”が、2月16日(月)と23日(月・祝)に販売されます。

 

このメンバーは、課題研究で「池田町を“食”で盛り上げたい」という思いから、1年間にわたり鹿肉を使った“鹿味噌”の開発に取り組んできました。

 

発表会が終わったあとも活動を続け、「実際に販売したい」という強い意志で動き続けている姿は、まさに授業の枠を超えた挑戦です。

 

 

 

今日は、本番1週間前。お昼のお弁当販売に向けて、おにぎりを時間内に作りきれるか時間を測りながら練習です。

 

 

最初は要領がつかめず、思った以上に時間がかかってしまう場面もありました。

しかし、作業を分業したり、計測のコツをつかんだりすることで、徐々に効率が上がり、完成までの道筋が見えてきました。

 

 

 

特にこだわったのは、おにぎりの握り方や力加減。

強すぎても食感が損なわれ、弱すぎても形が崩れてしまうため、何度も握り直しながら“ちょうどよい加減”を探っていきました。

道行パスタさんからは、50食を作る際のタイムスケジュールの組み立て方や、おにぎりを握るだけでなく、弁当箱への配置にも時間がかかることなど、実践的なアドバイスをいただきました。

 

 

 

この日は、地元新聞社「十勝毎日新聞社」の取材も入り、生徒たちの真剣な姿勢や地域と連携した取り組みが注目されました。

 

 

 

生徒たちは妥協することなく黙々と試行錯誤を繰り返し、「完売させたい」という強い思いを胸に作業に向き合っていました。

 

 

 

■ 鹿肉弁当のこだわり

鹿味噌 × キハダの実 × ゴロゴロ食感の鹿肉

今回販売する鹿肉弁当には、生徒たちが開発した“鹿味噌”を使用しています。

●       鹿味噌:ミンチと手切り肉を合わせた“ゴロゴロ食感”

●       キハダの実:柑橘のような爽やかな香りがアクセント

●       食べ応え:満足度の高い、しっかりとした味わい

ジビエが初めての方でも食べやすいよう、何十回もの試作を重ねて完成させた自信作です。

さらに今回は、道行パスタさんが“鹿の旨みを生かしたお寿司スタイル”を担当し、生徒たちの“肉味噌スタイル”と合わせた特別コラボ弁当として販売します。

 

■ 販売情報(告知)

 特別販売会@Cafe&life akao

● 2月16日(月) 11:30–14:00
● 2月23日(月・祝) 11:30–14:00

● 各日限定50食/1,080円(税込)
● 事前予約OK
● 当日は生徒も販売に立ち会います

同時開催(2/23)

● 工房ameiroさんのワークショップ(花のオーナメント作り)
● 先着5名/参加費2,000円(1ドリンク付)

池田町の“おいしい”と、生徒たちの“挑戦の軌跡”を詰め込んだお弁当です。
ぜひ味わってみてください!

絵本づくり|2年次選択・美術表現

池高に、4人の絵本作家が誕生します。

 

真っ白な本に向き合って、それぞれに物語を空想したり妄想したり、頭をフル回転させながら、思い思いの物語をぶつけています。

 

スケッチブックに入念な絵コンテを書き込む人

真っ白な本にそのまま鉛筆を走らせる人

大胆にもほとんど下描きをせずに、芸術を爆発させる人……。

 

美術表現のクラスを取っている絵本作家のこの4人は、保育のクラスも取っていて、幼稚園や保育園で自分たちで考えた遊びを披露したりもしています。

 

そんな4人が、今度は絵本作家を目指します。さて、どんな物語が生まれるのか。

 

窓の外に目を落とすと、校庭が真っ白な雪に……。

政治を身近に感じた一日~高校生議会で深まる学び~|3年次選択・時事問題研究

1月28日 午前

本日は、池田町議場にて高校生議会の本番が行われました。

高校生議会は今回で12回目となり、生徒たちは今日まで入念に事前準備を進めてきました。

これまでの取り組みの様子は、以下のリンクからご覧いただけます。

 

 

3年次 時事問題研究 高校生議会に向けて(事前学習)池田町をより良い町にするために

3年次 時事問題研究 高校生議会に向けて(中間発表会)池田町をより良い町にするために

 

まず初めに、議会事務局の方から事前説明を受けました。

◀説明を受ける生徒  ▶答弁書を確認する生徒

 

池田町長より、高校生の参加への感謝が述べられるとともに、町の課題を自分ごととして捉え、行動につなげる大切さが強調されました。また、池田町には課題を乗り越えてきた強みがあり、それを生かすことでより良い未来を築けるとのお話がありました。高校生の真剣な姿勢を評価し、「町を良くするアイデアは自分たちから生まれる」と実感できる場になることを期待しています。』と締めくくられました。

 

高校生議会の経験者(本校卒業生)からも、後輩たちへ温かいエールが送られました。

 

■ 一般質問の様子

いよいよ議会がスタートしました。 生徒たちは以下のテーマで一般質問を行いました。

★武智さん:池田町を彩りPRするイベント開催について

 

★髙田さん:地域関連教育運営組織の創設について

 

原口さん:道の駅建設による池田町の魅力発信について

 

及川さん:サイクルツーリズムによる地域振興について

 

富田さん:池田町単独による道外での移住交流会開催について

 

いずれの質問も、現状分析、課題整理、先行事例の紹介、生徒自身の提案、そしてそれに基づく質問と、しっかり準備された内容でした。

町長や教育長も一つひとつの質問に真摯に向き合い、丁寧に回答してくださいました。

 
■ 生徒代表あいさつ

最後に、生徒を代表して髙田さんがあいさつを行いました。

政治は遠い存在だと感じていたが、高校生議会を通して政治が将来に深く関わる身近なものだと実感したこと、そして今回の経験を大切にし、これからは町のことを自分ごととして考え、前向きに行動していきたいという思いが述べられました。また、町長・教育長・議員・事務局をはじめ、多くの方々の支えによって貴重な学びが得られたことへの感謝が丁寧に伝えられました。

 
これまでの準備から当日の運営まで、多くの皆様のご協力により、生徒たちは大きな学びを得ることができました。

心より感謝申し上げます。