池高日誌
合同企業説明会に参加しました|2年次・進路活動(就職希望者向け)
3月19日 午後
2年次の就職希望者を対象に、帯広市で開催された企業説明会へ参加しました。
会場には多くの高校生や大学生が集まり、数多くの企業がブースを構えるなど、活気に満ちた雰囲気の中での進路活動となりました。
本校生徒の様子ですが、進路を真剣に考える時期となり、不安や疑問を積極的に質問する姿が印象的でした。
また、企業担当者の方々と直接話すことで、業界の魅力や仕事のやりがいをより深く知る貴重な機会となりました。
今後の進路選択に向けて、大きな一歩を踏み出す場となったようです。
【参加した生徒の声】
・就職するためには、自分を分析し、働きたい企業をしっかり調べることが大切だと感じた。
・仕事の形態をひとつに絞らず、広い視野で考えてみようと思った。
・就職活動に向けて、まずは職場見学に参加したい。
今回の説明会は、生徒にとって進路を考える良いきっかけとなり、今後の活動への意欲を高める貴重な機会となりました。
また、現地への移動にあたっては池田町よりご支援をいただき、感謝申し上げます。
令和7年度スプリングコンサートを開催しました|吹奏楽部
3月22日 午後
本日、令和7年度池田町スプリングコンサートが開催されました。
▲保護者の方に受付のお手伝いをしていただきました
▲本番直前の楽屋の様子
出演した生徒は、池田高校吹奏楽部、足寄高校吹奏楽局、本別高校吹奏楽部、池田中学校の皆さんです。
社会人団体からは、池田町シニアブリーズ、十勝ワインアンサンブルが参加しました。
コンサートは、顧問の古城先生のテノール独唱からスタートしました。
ユーモアあふれる自己紹介に続き、風邪気味とは思えない迫力ある歌声で、会場の皆さんを魅了しました。
各高校・中学校の演奏では、これまでの練習の成果が存分に発揮され、聴衆を惹きつける素晴らしい演奏が続きました。
池田高校ダンプレは、着ぐるみを身に着けた楽しい演奏を披露しました。
いつもの曲に加えて、季節の訪れを感じさせる一曲が会場に温かく響き渡りました。
▲着ぐるみを着ての演奏でした(顧問の先生も着ぐるみです)
合同バンド(足寄、池田、本別)は一緒に練習する時間が少ない中、息の合った演奏で、会場を盛り上げました。
コンサートのラストは全体合同合奏。
ロックの名曲をテーマとしたメドレーで、演者と観客が一体となった瞬間でした。
今年度最後の演奏会となりました。応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
来年度もどうぞよろしくお願いいたします。
池田町文化賞・スポーツ賞表彰式|吹奏楽部・スピードスケート部
3月18日 午後
本日、池田町田園ホールにて「池田町文化賞・スポーツ賞表彰式」が行われました。
今年度は、本校吹奏楽部が「池田町文化奨励賞」を、スピードスケート部が「池田町スポーツ奨励賞」を受賞しました。また、個人ではスピードスケート部2年次生の小澤さんが「池田町スポーツ奨励賞」を受賞しました。
▲吹奏楽部
▲スピードスケート部
式典では池田町長より、受賞者の皆さんのこれまでの功績を称えるとともに、日々の努力と情熱に対して深い敬意が述べられました。
芸術文化やスポーツの力が地域を元気づけることが強調され、受賞者には今後のさらなる活躍や後進の育成への期待が寄せられました。
文化賞の受賞者代表として、3年次生の美濃さんが登壇し、足寄高校・本別高校・池田高校の3校合同バンドとして挑んだコンクールについて、悔しさを乗り越えて練習を重ね、地区大会金賞と全道大会出場を果たしたことを報告しました。
仲間と努力した経験が大きな財産であること、そして支えてくれた関係者への感謝の気持ちを述べました。
スポーツ賞の受賞者代表として、3年次生の及川さんが登壇し、小学生から続けてきた競技生活は決して順調ではなかったものの、多くの支えによって成績を残すことができたと振り返りました。指導者・家族・地域の皆様への感謝を伝えるとともに、今後も努力を続け、さらなる成長を目指す決意を述べました。
▲スピードスケート部
▲吹奏楽部
世界の舞台で戦う先輩からのメッセージ|生徒会・スケート部
3月18日 午後
本校の卒業生であり、世界の大舞台で「TEAM JAPAN」の一員として活躍された山田和哉(やまだ かずや)選手が、大会の報告のために母校を訪れてくださいました。
はじめに、生徒会長から山田選手へ花束が贈呈されました。
山田選手は「ありがとうございます!」と笑顔で花束を受け取り、会場にいた生徒会役員やスピードスケート部の生徒たちから温かい拍手が送られました。
続いて山田選手のあいさつでは、競技への思い、日本代表としての誇り、現地での様子など、実際に経験した方だからこそ語れる内容を、生徒にも分かりやすくお話しいただきました。
生徒たちからの質問にも、一つひとつ丁寧に答えてくださいました。
「自信」についての質問には、「最初から自信があったわけではありません。小さな成功を積み重ねることで、少しずつ自分を信じられるようになりました。」と語られました。
また、「楽しむこと」の大切さについては、「一番大事なのは楽しむこと。純粋に『やりたい』と思う気持ちが、つらい時の支えになります。」と、トップアスリートとして数々の壁を乗り越えてきた経験に基づく言葉を届けてくださいました。
語られる言葉は、生徒たちの心に深く響いたようです。
世界を舞台に戦う先輩の姿を間近に見て、生徒たちにとって忘れられない一日となりました。
山田選手、お忙しい中、素晴らしい時間をありがとうございました。
本校一同、これからも山田選手のさらなるご活躍を心より応援しています。
後期の学びを音色にのせて|2年次選択・音楽表現
3月18日 午前
今日の音楽表現は学習成果発表会。後期の学習を締めくくる「成果発表」です。
はじめに担当教員から趣旨説明があり、その後、一人ひとりがこの期間に取り組んできた練習の成果を披露しました。
〇小西さん:フルート演奏
小西さんは、映画で広く親しまれている有名曲をフルートで演奏しました。
練習の成果を十分に発揮し、自信をもって音色を響かせていました。
振り返りでは「出来栄えはまずまず」と控えめに話した小西さん。
当初は音を出すことすら難しい状態から、吹き方の基礎練習を積み重ねてきたことも話してくれました。
確かな成長が感じられました。
〇佐藤さん:アルトリコーダー演奏
佐藤さんは、人気アーティストの楽曲をアルトリコーダーで演奏しました。
練習の成果を発揮しようと、最後まで力を出し切る姿が印象的でした。
「リコーダーが吹けるようになり、成長を感じた」と振り返る佐藤さん。
本番ならではの緊張もあったと思いますが、音楽室がリコーダーの温かな響きに包まれました。
見学された先生方からは、次のような温かい声が寄せられました。
・本番の緊張がある中でも、澄んだ音色が会場に広がり、心が洗われるような演奏だった。
・難しい曲だったと思うが、しっかりとイメージを持って演奏していた。
生徒たちの努力と成長を喜ぶ声が多く聞かれました。
2名ともに、後期の取り組みの成果と大きな成長がはっきりと感じられる発表でした。
本番の緊張を乗り越えて演奏しきった経験は、きっと今後の自信につながっていくことでしょう。
1年次 地理総合 防災学習 DOはぐを通して避難所運営について学ぶ。
今日の授業のねらいは「DOはぐを通して避難所運営の方法について様々な視点で考え、防災意識を高める。」ことです。
〇講師の松川様(北開水工コンサルタント)より避難所運営の状況やDOはぐ実施に向けての留意点について説明がありました。
〇ルールを確認しながらDOはぐをやってみよう。(グループワーク)
・「避難してきた人をどこに配置しようかな?」
・「高齢者の方は2階よりも1階かな?家族1人がインフルエンザにかかっているけど、他の人もかかっているかも・・・ 」
「DOはぐ」の条件設定について
状況 冬の日曜日の日中 ・気温:-2℃、明日の朝は-12℃の予想
・ライフライン 電気は停電、水道は停電、携帯電話 つながりにくい 下水道 使用不能、校舎内のトイレは使えない。 その中で避難してきた人への対応や配置についてグループで話し合いました。
〇防災グッズに触れてみよう。
・持った時は重いけど、背負ったら思ったより軽いかな・・・(写真の右のものがリックの中に入っています。)
約10kgちょっとあるみたいです。
・アルミホイルを活用して防寒具の役割を果たすそうです。(「少しは温かいかな・・・」)
想定では-12℃ということもあり、避難者の中には高齢者も防寒対策をどのようにしていくかも考えることも必要 ですね。
〇グループワーク(グループ間の意見交換)
・避難者の対応や配置について意見交換しました。
・意見交換を通して安心・安全な避難所運営のために必要なことなども話し合いました。
・避難所を運営することは様々な避難者への迅速な対応や安全・安心に生活するための工夫など多くのことを考える良い機会となりました。今回の体験を自分事として防災意識を高める機会となることを期待しています。
北開水工コンサルタントの松川様、職員の皆様、池田町役場の職員の皆様、授業への御協力ありがとうございました。
“みんなでつくる”を実感した、保育基礎の学び|2年次選択・保育基礎
保育基礎の授業では、この1年を通して「体験から学ぶ」ことを何より大切にしてきました。今日は最後の授業。
「こどものおやつ」をテーマに各自がレシピで調理実習。そして、みんなで一年間を振り返りました。
▲この笑顔がこの一年が素敵な時間だったことを物語りますね♪
木育の活動や名札づくり、保育園での実習、調理実習など、手を動かしながら子どもたちと向き合う時間が積み重なりました。
わいわい、楽しいお菓子づくりでした♪
1年間お疲れ様ー!
それぞれ、この前の保育園実習を振り返ります。
ありがとうの気持ちをこめて~保育園実習 最終回~|2年次選択・保育基礎
とてもうまくいきましたが、みんなの今までのちょっとした失敗や、工夫や、経験などからこのようにうまくいったことがわかります。
「以前の回で二人前提で準備していったのに、当日ひとりでとても焦ったから、一人でも当日できる準備が必要だと思った」
「当日時間が余るかも、の先生の一言があったから、本番時間が余ったときに『大根抜きしよう!』といえた」
「みんなが次の段取りしているから、私がこどもたちを惹きつけなきゃと思って、マラカスの練習を提案できた」
などなど、チームで動くこと、準備すること、全体を見渡すことがとてもできていて当日の成功がうまれたと思います!
先生からは「今までで一番、計画と段取りがしっかりしていた学年」との言葉もあり、みんなの丁寧な準備と協力が形になった1年だったと感じています。
個性豊かなメンバーが、それぞれの良さを認め合いながら過ごした1年間でした。
子どもたちとの関わりの中で見つけた自分の強みや課題は、これからの進路や地域とのつながりにも自然と広がっていくと思います。
3年生になっても、きっとまたどこかで一緒に学ぶ場面があるはずです。
その時は、この1年で育った力を、また次の形にしていけるといいですね。
3年次の課題研究に向けて|2年次・総合的な探究の時間
3月11日 午後
2年次の「総合的な探究の時間」の授業も、残りわずかとなりました。
今週と来週は、3年次の「課題研究」に向けた事前準備を進めています。
「課題研究」は、生徒一人ひとりが興味・関心のあるテーマを自ら設定し、課題を見いだし、解決に向けて主体的に取り組む授業です。
事前準備として、本校独自の副教材「探究のしおり」を用いて、「探究活動」の進め方を学習します。
学習後は、自分のテーマを考えて決定し、4月下旬のテーマ発表会でお披露目する予定です。
本日は、「探究の進め方」「発想の方法」「課題の設定」について学習しました。
興味・関心のある事柄からキーワードを抽出し、イメージを広げながら5W1Hで課題を具体化する作業を、ワークシートを使って行いました。
教科書の内容を理解し、試験問題を解けるようにする授業が多い中で、「課題研究」には決まった答えがありません。
初めての取り組みに戸惑い、ワークシートがなかなか埋まらない生徒もいましたが、1年後には先輩たちのように胸を張って自分の探究を発表する姿が見られることを楽しみにしています。
2年次 公共 選挙啓発出前講座の実施
今回、選挙を身近に感じてもらうために出前講座(模擬投票)を実施することになりました。
〇はじめに道選管の木島様より「選挙について知ろう。」をテーマに講義を聞きました。
講義内容の中には投票において1票には大きな価値があり、令和6年度の衆議院議員総選挙の投票率(53%)から1票あたり約470万円にものぼり、投票に行かないことで約350億円ものお金が無駄になったそうです。
〇個人ワーク はじめにゲストティーチャーによる演説からどの政策が良いか考えます。
“池田町を盛り上げよう!”候補者の熱い思いは伝わったはず。
“子育て環境を整えて若者世代を支えよう” ちなみに政策の中で一番、得票数が多かったです。
〇グループワーク
個人で考えた関心のあるキーワードからまちづくりのためのメリットをグループで情報共有しました。
自分の家族構成から政策について考えた生徒もいました。(「家族全員から月1万円を払わないといけないから大変だ・・・」)
〇模擬投票
グループ間の情報共有後、模擬投票の流れについて道選管の三上様より説明を聞きました。
投票後、最後に開票作業をして結果だけでなく、生徒の御礼の挨拶にもありましたが「選挙が遠いものではなく、身近なものとしてとらえることが出来る。」という言葉から「投票=私たちにとって社会への重要な責任がある。」このことを忘れず、選挙の意義について考える良い機会となりました。
道選管ならびに町選管の職員の皆様、選挙について様々な視点で学ぶ良い機会となり、選挙への関心を持つきっかけになればと考えております。お忙しい中、授業に御協力いただき感謝申し上げます。
2025年度国公立大学合格のご報告
池田高校から4名が国公立大学へ進学します。先日、十勝毎日新聞さんからも取材を受けました。
今年度、池田高校では4名の生徒が国公立大学への進学を決めました。
学年で4名が進学するのは5年ぶり、帯広畜産大学への進学は12年ぶりとなります。
少子化で卒業生の数が減る中でも、生徒たちがそれぞれの進路を見据え、国公立大学への挑戦を続けてきました。
今回の合格は、池田高校での日々の学びや経験が、確かな力として積み重なってきた結果だと感じています。
活動が評価される時代に
現在の大学入試では、
・未知の課題に向き合う力
・社会の問題を自分ごととして考える姿勢
・面接や小論文での表現力
といった力が、これまで以上に評価されるようになっています。
池田高校の総合学科では、
地域と関わる探究活動やフィールドワーク、文化祭の企画運営、部活動での挑戦など、実感を伴う学びの機会が日常の中にあります。
実際に生徒からは、
「文化祭の映像制作や生徒会で、小さな成功体験を積み重ねた」
「森でのフィールドワークが進路を考えるきっかけになった」
「地域の方との交流から“食”に興味を持った」
といった声が聞かれています。
こうした経験が、総合型選抜や学校推薦型選抜での評価につながり、今年も複数の合格へと結びつきました。
一般選抜での合格も
帯広畜産大学に合格した吉木さんは、
塾に通わず、学校から借りた参考書を使いながら3年間コツコツと学び続けてきました。
共通テストでは、授業で開講されていない科目にも挑戦しながら、最後まで粘り強く努力を続けました。
その積み重ねが実を結び、一般選抜での合格をつかみ取りました。
進路指導部長・福本先生の言葉
「池田高校での経験を土台に、国公立大学を目指し、実際に進学していく。
そんな進路の形が、少しずつ当たり前になってきていると感じます。」
生徒の挑戦を支えながら、地域とともに学びをつくってきた池田高校らしい結果でもあります。
最後に
池田高校は、
「得意なことを見つけて伸ばせる場所」
「挑戦してみたいという気持ちを大切にできる学校」
でありたいと考えています。
今年の4名の合格は、
日々の学びや挑戦を積み重ねてきた、その先に生まれたひとつの成果です。
そしてもちろん、進路の価値は国公立大学への進学だけで決まるものではありません。
専門学校で専門性を磨く道も、18歳で社会に出て働く道も、それぞれが大切な選択です。
池田高校では、生徒一人ひとりが自分の進路を考え、納得して次の一歩を踏み出していくことを、これからも大切にしていきたいと思います。
ろくろです|2年次選択・生活工芸
『生活工芸』の講師は、『佐藤真康』先生(画家のまささん・帯広を拠点に芸術活動)。
現在、ろくろを回しています。
2、3年次合同の選択科目だったため、卒業する池高生は引退しています。
ということで、2年次の池高生ひとりと、まささんの師弟コンビが誕生しました。
今回の写真は、師弟コンビ風のラインナップになっています。
ちょっと前までにぎやかだった美術室。職人ふたりの静かな時間が流れています。
同じ時間を過ごしていると……人間って、どこか似てくるんですよね。
自律のための学びの時間|1年次・産業社会と人間
総合学科の池高の水曜午後は、フリースタイルな時間です。
今回は、インターンシップ(事業所訪問・社会勉強のようなもの)の準備のはじめの時間でした。
〈インターンシップ心得〉
講話してくれたのは……イチローさんです。
あの、イチローさんです(フリー動画で登場)。
イチローさんはいいました。
「自分で自分を教育する」
指導者が教えすぎない・厳しくできない世の中において、イチローさんは「自分たちで自分を厳しくするしかない」と、お話してくれました。
卒業までは、まだ2年、2年しかない?
就職しようかなぁ、進学したいけどなぁ、どうしよう……。
わいわいがやがやと、自分の将来のことを考え始めたのでした。
「どうする?」「なにする?」「う〜ん……」という時間
進学や就職する先を、リサーチで固めチュウ。
まずは、アタマの中を整理するところから
ありがとうの気持ちをこめて~保育園実習 最終回~|2年次選択・保育基礎
2月20日 午前
5月から始まった全4回の保育園実習も、今回がいよいよ最後となりました。
1回目・2回目は園の活動への参加・参観、3回目は自分たちで考えた保育計画に基づいた活動、そして今回は年中児を対象とした企画発表を行いました。
冬休み明けから準備を進め、今日の日を迎えました。
今回の企画内容は以下の3つです。
・宝探しゲーム
・見つけた「宝」を使ったものづくり(マラカス作り)
・ダンスを一緒に踊る
▲打合せと開始前の円陣
園児たちと対面し、まずは自己紹介。そして「ワクワクドキドキ企画!頑張るぞ!」と元気に声をかけ、活動がスタートしました。
宝探しゲームでは、園庭や室内に隠された「お宝」を探して大盛り上がり。
見つけたときの笑顔がとても印象的でした。
▲グループ分けと探索の様子
ものづくりでは、宝探しで見つけた材料を使って「マラカス」を作成。
生徒がペットボトルにビーズを入れ、園児たちは色を塗ったり、折り紙で飾りつけをしたりと、思い思いのマラカスを完成させました。
完成後は、代表生徒が「お姉さんの真似をしてね」と声をかけ、リズムに合わせてマラカスを振る遊びを楽しみました。
ダンス企画では、先ほど作ったマラカスを使って、音楽に合わせて元気いっぱいに踊りました。
音響に少し不具合がありましたが、生徒たちは協力して対応し、園児たちも笑顔で参加してくれました。
予定していた企画はここで終了でしたが、時間が余ったため、急きょ「だいこん抜き」遊びを追加。
臨機応変な対応に感心しました。
▲お姉さんだいこんが見事抜かれました
最後には、園児たちから元気いっぱいの「ありがとう!」の声をいただき、無事に実習を終えることができました。
▲ありがとうの後に「ハイタッチ」
帰りの移動中には、生徒たちが今日の活動を振り返り、
「今までで一番楽しかった」
「グループで行動しない場面の対応が難しかった」
「時間が余ったけれど、臨機応変に対応できた」
「マラカス作りでの情報共有が不十分だった。共有の大切さを実感した」
など、実りある振り返りが行われました。
最後に、1年間にわたり授業にご協力いただいた池田保育園の皆さまに、心より感謝申し上げます。
今後とも本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
第77回卒業証書授与式が行われました|全年次・儀式
3月1日 午前
本日、令和7年度 第77回卒業証書授与式が、晴天のもと厳かに執り行われました。
3年次生にとっては、これが最後の登校日となりました。
式は、後輩たちにとっても手本となるような、感動的で素晴らしいものとなりました。
◀吹奏楽部による演奏 ▶式の様子
▲卒業証書授与の様子
送辞は2年次生の伊東さんが務め、行事を通して感じた先輩方の偉大さや感謝の気持ちを述べるとともに、池田高校で培った経験や仲間との絆について語り、温かいエールを送りました。
答辞は3年次生の髙田さんが担当し、真摯な思いとユーモアを交えた言葉で、先生方や友人たちへの感謝の気持ちを丁寧に伝えてくれました。
式の後は、各クラスのホームルームで最後の別れが行われ、笑顔と涙があふれるひとときとなりました。
3年次生の皆さん、3年間本当にありがとうございました。
困難にぶつかったときには、いつでも池田高校に顔を見せに来てください。
皆さんのこれからのご活躍を、心よりお祈り申し上げます。
ご多用の中ご臨席いただきましたご来賓の皆さま、そして日頃より温かく見守り支えてくださった保護者の皆さまに、心より御礼申し上げます。
ミニ探究最終回!タコミートでおにぎり&汁物づくり|2年次・ミニ探究
2025年度のミニ探究もこれで最終回!
今年度のこれまでの様子はこちらからどうぞ。
● “ポイポーイ!”から始まる森の学び──フィールドワーク前編|2年次・ミニ探究
● ガイドとともに、森を深く味わう──フィールドワーク後編|2年次・ミニ探究
● まちの課題と職人の生き方に触れる【フィールドワーク】|2年次・ミニ探究
● 炭焼きから学ぶ森の知恵【フィールドワーク(前編)】|2年次・ミニ探究
● 食と地域を結ぶウッドプランク【フィールドワーク(後編)】|2年次・ミニ探究
● ミニ探究で自分の中の「好き」をぶちまけよう!|2年次・総合的な探究の時間(商品開発・企画担当)
ライフデザインの授業で作ったタコミート(鹿肉)を活用し、おにぎりと汁物をつくる調理実習が行われました。
タコミート関連の記事はこちらから。
● カウントダウン開始!池高生のクリスマス大作戦|2年次選択・ライフデザイン
● 森と木のクリスマスイベント開催|2年次選択・ライフデザイン
たくさんの他記事がありますが、それだけ、いろいろな授業や時間の積み重ねがあったということですね。
今日の実習は“事前準備なし”の実践編
今日の調理実習は、なんと 生徒たちに事前準備がありません。
授業の冒頭で、使える材料と審査基準(見た目・栄養バランスなど)が発表されました。
そこから 3分でおにぎりの具を決め、汁物の方向性を決める というスピード感。
普段の調理実習では、作るものや手順、切り方などの説明がありますが、
今回はまさに“実践”。
私たちが日常で、冷蔵庫の中身を見て献立を考えるあの感覚です。
なかなかレベルが高い!
協力しながら、手際よく
各班で協力しながら準備を進め、洗い物も同時並行で進める姿がとても印象的でした。
「やるべきことをやる」——そんな今の2年生らしさが表れているように感じます。
▶大人チームも参戦しています。
完成!そして発表へ
完成した料理を前に、各班が『使った材料』『工夫したポイント』を発表しました。
具だくさんをテーマにした班、おにぎりと汁物の味のバランスを考えた班など、それぞれの個性が光ります。
▲見た目や栄養も採点基準のため、カラフルで彩りきれいな料理ができました!
▲混ぜご飯にせず、お味噌汁にした大人班
いよいよ試食&採点
▲美味しいよっ!
▲新協力隊も見学にきてくれました
笑顔の試食会の裏では、先生方が採点中。
材料の選び方や調理法についてのヒアリングも点数に反映されます。
そして結果発表!
僅差の勝負となりましたが、ブロッコリーをレンチンし、栄養素の損失少にしていた“スペシャル食材”を使った B チームが優勝!
▲優勝賞品はタコミート!おめでとう!
どれも僅差だったそうですが、熊谷先生からは、
「ブロッコリーの下処理で栄養を流してしまったのが惜しかったね」という講評もありました(先日の授業で扱った内容だそうです)。
食べることは、学ぶこと
食べることは、栄養を摂るという大切な側面があります。
せっかく作るなら、よりよい調理法を知っておきたいもの。
今日の実習は、“日常の料理”を学びに変える、そんな時間になっていました。
ミニ探究まとめ
全5回でのミニ探究では、大人との出会い、地域課題、問の見つけ方、興味の持ち方、表現の仕方など、たくさんのヒントが散りばめられていました。これからのそれぞれの課題研究に向けてのステップとなったこと間違いなしでしょう!
池田高校吹奏楽部 第56回定期演奏会 開催!|部活動・吹奏楽部
2月23日 午後
本来は昨年12月に開催予定だった池田高校吹奏楽部 第56回定期演奏会が、このたび無事に開催されました!
たくさんの方々にご来場いただき、笑顔と感動に包まれた一日となりました。
【リハーサルの様子】
本番を目前に控えたリハーサルでは、生徒たちが真剣な表情で取り組んでいました。
受付では、本日の流れや役割分担などの最終確認を行い、準備は万端。
3年次生のボランティア生徒、保護者の皆さま、先生方が力を合わせて、定期演奏会の運営に取り組んでいます。
【第1部:Classical Stage】
オープニングは池田高校単独による演奏で幕を開けました。
合同バンド(本別・足寄・池田)の迫力のある演奏もありました。
クラリネット・トランペット・サックスのソロ演奏も披露され、それぞれの演奏者が堂々とした演奏を見せてくれました。
【第2部:Arabian Nights】
第2部は、池田高校と他校とのコラボレーションステージ。
幕別清陵高校や池田中学校とのセッションが行われ、会場を魅了しました。
途中にはイベントもあり、部員たちの掛け合いで会場は笑いに包まれました。
今年はビンゴ大会を実施(昨年度はくじ引きでした)。
当選者へのインタビューでは、「好きな音楽のジャンルは?」「あなたにとって池田高校吹奏楽部とは?」といった質問に、皆さんが笑顔で答えてくれました。
【第3部:Dan-Ple Stage♪】
ケミカルライトや光るスティックを手に、観客と一体となって盛り上がるステージ!
部員のほか、高校魅力化推進員や顧問の先生も参加し、会場全体が熱気に包まれました。
第55代の先輩方も登場し、ダンプレを一緒に披露。
インタビューでは、山田町での活動を振り返り、「バナナボート」の思い出話も飛び出しました。
「吹奏楽の経験が今にどう生かされているか?」という問いに、先輩たちはそれぞれの想いを語ってくれました。
顧問の先生による歌の披露もあり、会場は大盛り上がり!
ソーラン節では、歴代の部長たちが力強い演舞を見せてくれました。
第54代・55代のOB・OGも参加し、世代を超えた絆を感じる時間となりました。
【アンコール】
アンコール前には、現部長からの感動的なメッセージがあり、これまでの活動を振り返る中で、思わず涙ぐむ場面も。 部活動の楽しさや苦労、仲間との絆があふれ出る、心に残るひとときでした。
アンコールでは2曲を披露し、盛大な拍手の中で幕を閉じました。
今回の定期演奏会は、これまでの活動の集大成にふさわしい、感動と笑顔にあふれた素晴らしいステージとなりました。
応援してくださった多くの皆さまに、心より感謝申し上げます。
▲お見送りの様子
写真で一首!|1年次・言語文化
1年次の国語の授業にお邪魔しました。
今日は「写真で一首」の披露会です。
▼ちなみに、昨年度の「写真で一句」にも私はお邪魔していました♪
(昨年の記事はこちら)写真で一句!|1年次・言語文化
岸部先生の粋なはからいで、今年は短歌に挑戦することになりました。
課題は、
● 写真をもとに短歌を一つ詠むこと
● 修辞技法を使うこと
みんなの力作が並ぶ発表会です。
「あかねさす〜」「あさつゆの〜」などの枕詞が大人気。
気づかないうちに擬人法を使っている生徒もいて、思わず感心してしまいました。
たった半年前なのに「若っ!」とツッコミが入る同級生の写真、
家のリビングから見える美しい朝日、
友人と帰る途中に撮ったエモい影――。
何気なく撮った一枚でも、改めてその時の気持ちにフォーカスしてみると、
そこに言葉が生まれてくる。
表現してみることで、写真の捉え方も当時の気持ちも上書きされたりして。
まさに「言葉と向き合う」時間だなと感じました。
(生徒たちは、そんなふうには思っていないかもしれませんが…!笑)
自分にもできる救急救命処置 〜座学と実技で学ぶ〜|1年次・保健
2月17日 午前
池田消防署警防係の方を講師にお迎えし、1年次生を対象とした救急救命講習会を実施しました。
心肺蘇生法やAEDの使い方などについて、座学と実技の両面から学びを深めました。
【講習前半:座学での学び】
講習の前半は「救急車がくるまでに」というタイトルのもと、パワーポイントを用いて以下の内容について分かりやすくご説明いただきました。
・応急手当の重要性
・心肺蘇生法
・効果の確認(心肺蘇生法)
・AEDの取扱方法
・異物除去法・止血法
会場には少し緊張した空気もありましたが、講師の方の穏やかな語り口により、生徒たちの表情も徐々に和らいでいきました。
講義の中では、生徒への問いかけもありました。
たとえば「救急車が現場に到着するまでの全国平均時間は?」という質問に対し、「10.3分」という答えに多くの生徒が驚いていました。また、救命処置の有無によって生存率が大きく変わるという事実に、命を守る行動の大切さを実感する様子も見られました。
ある生徒が「救命処置が必要な理由は?」という問いに「生存率が上がるから」と答えると、講師の方から「その通りです」と力強い言葉が返されました。
【講習後半:実技での体験】
後半は実技講習です。「もしもの時」を想像しながら、胸骨圧迫の姿勢やリズム、AEDの操作などを一つひとつ確認しながら取り組みました。
最初はぎこちなかった手の動きも、講師の方のアドバイスを受けるうちに、少しずつ自信のある動きへと変化していきました。
ポイントを整理する生徒の姿からは、「ただ覚える」のではなく、「理解して身につけよう」という意欲が伝わってきました。
生徒同士で声を掛け合い、動きを確認し合う場面も多く、自然と学び合う雰囲気が生まれていました。少人数での実技だったため、一人ひとりがしっかりと体験できたことも大きな成果です。
今日の学びが、誰かの安心につながるように。
救命処置は、使う場面が来ないことが一番ですが、「もしもの時に自分が動けるかどうか」は大きな違いを生みます。
今回の講習を通して、生徒たちは「自分にもできることがある」という実感を得ることができました。
この経験が、日常のどこかで誰かを支える力となることを願っています。
お忙しい中、講習会を実施してくださった池田消防署の皆さま、本当にありがとうございました。
カナダでの学びをシェア!高校生のリアル体験報告|課外活動
2月17日 午後
2月上旬に池田高校で実施した帰国報告会に続き、池田中学校(対象:1・2年生)でも、カナダ姉妹校交流の帰国報告会を行いました。
▶ 池田高校で実施した帰国報告会はこちら
「カナダ姉妹校交流 帰国報告会を実施しました|全年次・集会」
▲準備の様子
報告会では、参加した高校生たちが写真や資料を用いながら、カナダでの学びや体験を自分の言葉で分かりやすく伝えようとする姿が印象的でした。また、発表の中にはクイズを取り入れるなど、中学生の興味・関心を引き出す工夫も見られました。中学生たちも熱心に耳を傾け、興味深く聞き入っていました。
質疑応答の時間には、中学1年生の2名が積極的に質問をし、それに対して高校生が丁寧に答える場面も見られました。
今回の報告会を通じて、参加した高校生たちは異文化理解を深めるとともに、調査・発表の力も養うことができました。
中学生を対象に実施したアンケートでは、「とても満足した」と回答した生徒が全体の約90%にのぼり、報告会の内容に対する高い評価が見られました。さらに、「国際交流にとても興味を持った・興味を持った」と答えた生徒も約85%に達し、多くの生徒が国際交流への関心を高めたことがうかがえます。
最後に、中学生の感想の一部をご紹介します:
「池高のカナダ留学が気になっていたので、勉強になりました!」
「クイズや話し方がとても分かりやすかったです」
「カナダの魅力がよく分かりました」
高校生にとっても、学びの多い貴重な機会となりました。
ご協力いただいた池田中学校の皆さん、本当にありがとうございました。
ぬいぐるみから広がるファッション造形の学び|3年次選択・ファッション造形
3年次選択「ファッション造形」では、布を使ったテディベアづくりに取り組みました。
一見すると“人形作り”のように見えますが、実はファッション造形の基礎がぎゅっと詰まった学習です。
今回の制作では、まず関節のつき方や身体の丸みなど、人体構造の理解が欠かせません。腕や脚の付け根をどう縫い合わせるか、どの角度で取り付けると自然な姿になるかなど、細かな調整を重ねながら形を作っていきます。
さらに、テディベアの胴体や頭部を立体的に仕上げるためには、ダーツや切り替えといった服づくりの技術も必要になります。平面の布から立体を生み出すプロセスは、実際の衣服制作にもつながる大切な学びです。
完成したテディベアを並べてみると、どれも表情や雰囲気が少しずつ違い、作り手の個性が自然と表れているのが印象的でした。
「人形は作った人に似る」と言われることもありますが、果たして今回はどうだったでしょう。かわいく仕上がったテディベアたちに、思わず笑顔がこぼれます。
宿題論争!話し合いの教室|1年次・現代の国語
金曜日の6時間目。
これが終われば、休みだヤッホー!という時間の1年A組の教室を覗くと……
「宿題は必要だと思います」
「いや、いらないと思います」
どうやら宿題の是非について、ディスカッション(議論)?のようなディベート(討論)?のような「話し合い」?をしていました。
「話すこと」、論理的な表現
話し合いって、大人になってもへたっぴな人がたくさんいます。話すことが苦手な人もいます。どうして話し合いが必要なのか……宿題という主題を用いた訓練、特訓の時間のようです。
10代のやわらかアタマのうちに、いろんな人の話を聞いたり、自分の中のこう思うなぁっていう考えやもやもやした気持ちを表現する場面に、飛び込んでいる池高生なのでした。
【議題】
「宿題は必要か」について、主張と理由・根拠、反論と再反論について述べなさい。
1、主張
2、理由・根拠
3、想定される反論
4、再反論(3に対する反論)
▲たまに脱線するけど、それも学び。
▲授業という先生が見守る中で、安心して「話すこと」を繰り返す高校生活
池高文化講座!?(ヴァイオリン)|2年次選択・演奏研究
池田高校の自慢の授業の一つが、牧野貴博講師によるヴァイオリン授業です。
総合学科になってから十数年、池田高校の授業に講師として来てくださっています。
この授業は、2・3年次の学年をまたいだ選択授業。でも、2月のこの日からは3年次が家庭学習期間のため、なんと贅沢な先生とのマンツーマン!?授業です。
私が授業にお邪魔すると…
▲「おっ!またゲスト!弾いていくかいー!^^」
今日はゲストがたくさん♪
● らいむくん(生徒)
● 学校を巡回していた小林教頭先生
● 前の授業を見学していたしおりん(地域おこし協力隊)
● 音楽の古城先生
と、先生を含めて5人がヴァイオリンの基礎練習中です。
まずは基本の構え方を習い、ドレミファソラシド〜と順番に音を出していきます♪
▲小林先生はヴァイオリン初挑戦♪
先生のお手本中。「ここから、飛んで、『すっ』って弾きます」
「すっ!?」
「すっ!?」
▲私には、みんなの「すっ!?」が見えました。
この日は、普段の大人数レッスンではなかなか扱わないところまで教えてくださったそうです♪
和やかな雰囲気の授業は、この笑顔から伝わるでしょうか。
▲協力隊しおりんと、らいむくんの素敵な笑顔^^
授業の後半では、「ヴァイオリンといえば!」で名前が挙がるあの名曲『情熱大陸』を練習しました。
これはお披露目まで大注目ですね。続報をお楽しみに♪
カナダ姉妹校交流を町長へご報告|課外活動
2月6日(金)、カナダ姉妹校交流の実施について、池田町の安井町長に報告の機会をいただきました。
スライドを使いながら、3人それぞれの視点で実施したことや感じたことをお話ししました。
詳しい内容を知りたい方はこちらの記事もどうぞ!
交流に参加した生徒たちは、全校生徒、町長、そして池田中学校など、さまざまな場で経験をシェアします。
現地で気づいたことはもちろんですが、「帰国してからこんなふうに行動が変わった」という声を聞くと、私もとても嬉しくなります。
知識だけでなく、「自分もできる」という自信は、人生において本当に貴重な経験だと感じます。
チャンスを掴み、どんどん人生を切り拓いていってほしい。
そんな成長の瞬間をともに見られることは、池田高校に関わる喜びの一つです。
ゴロゴロ鹿肉×キハダの香り 高校生コラボ弁当、販売会まで1週間|3年次課題研究
池田高校3年次生が、池田町の飲食店「道行パスタ」さんと共同開発した“鹿肉弁当”が、2月16日(月)と23日(月・祝)に販売されます。
このメンバーは、課題研究で「池田町を“食”で盛り上げたい」という思いから、1年間にわたり鹿肉を使った“鹿味噌”の開発に取り組んできました。
発表会が終わったあとも活動を続け、「実際に販売したい」という強い意志で動き続けている姿は、まさに授業の枠を超えた挑戦です。
今日は、本番1週間前。お昼のお弁当販売に向けて、おにぎりを時間内に作りきれるか時間を測りながら練習です。
最初は要領がつかめず、思った以上に時間がかかってしまう場面もありました。
しかし、作業を分業したり、計測のコツをつかんだりすることで、徐々に効率が上がり、完成までの道筋が見えてきました。
特にこだわったのは、おにぎりの握り方や力加減。
強すぎても食感が損なわれ、弱すぎても形が崩れてしまうため、何度も握り直しながら“ちょうどよい加減”を探っていきました。
道行パスタさんからは、50食を作る際のタイムスケジュールの組み立て方や、おにぎりを握るだけでなく、弁当箱への配置にも時間がかかることなど、実践的なアドバイスをいただきました。
この日は、地元新聞社「十勝毎日新聞社」の取材も入り、生徒たちの真剣な姿勢や地域と連携した取り組みが注目されました。
生徒たちは妥協することなく黙々と試行錯誤を繰り返し、「完売させたい」という強い思いを胸に作業に向き合っていました。
■ 鹿肉弁当のこだわり
鹿味噌 × キハダの実 × ゴロゴロ食感の鹿肉
今回販売する鹿肉弁当には、生徒たちが開発した“鹿味噌”を使用しています。
● 鹿味噌:ミンチと手切り肉を合わせた“ゴロゴロ食感”
● キハダの実:柑橘のような爽やかな香りがアクセント
● 食べ応え:満足度の高い、しっかりとした味わい
ジビエが初めての方でも食べやすいよう、何十回もの試作を重ねて完成させた自信作です。
さらに今回は、道行パスタさんが“鹿の旨みを生かしたお寿司スタイル”を担当し、生徒たちの“肉味噌スタイル”と合わせた特別コラボ弁当として販売します。
■ 販売情報(告知)
特別販売会@Cafe&life akao
● 2月16日(月) 11:30–14:00
● 2月23日(月・祝) 11:30–14:00
● 各日限定50食/1,080円(税込)
● 事前予約OK
● 当日は生徒も販売に立ち会います
同時開催(2/23)
● 工房ameiroさんのワークショップ(花のオーナメント作り)
● 先着5名/参加費2,000円(1ドリンク付)
池田町の“おいしい”と、生徒たちの“挑戦の軌跡”を詰め込んだお弁当です。
ぜひ味わってみてください!
絵本づくり|2年次選択・美術表現
池高に、4人の絵本作家が誕生します。
真っ白な本に向き合って、それぞれに物語を空想したり妄想したり、頭をフル回転させながら、思い思いの物語をぶつけています。
スケッチブックに入念な絵コンテを書き込む人
真っ白な本にそのまま鉛筆を走らせる人
大胆にもほとんど下描きをせずに、芸術を爆発させる人……。
美術表現のクラスを取っている絵本作家のこの4人は、保育のクラスも取っていて、幼稚園や保育園で自分たちで考えた遊びを披露したりもしています。
そんな4人が、今度は絵本作家を目指します。さて、どんな物語が生まれるのか。
窓の外に目を落とすと、校庭が真っ白な雪に……。
政治を身近に感じた一日~高校生議会で深まる学び~|3年次選択・時事問題研究
1月28日 午前
本日は、池田町議場にて高校生議会の本番が行われました。
高校生議会は今回で12回目となり、生徒たちは今日まで入念に事前準備を進めてきました。
これまでの取り組みの様子は、以下のリンクからご覧いただけます。
3年次 時事問題研究 高校生議会に向けて(事前学習)池田町をより良い町にするために
3年次 時事問題研究 高校生議会に向けて(中間発表会)池田町をより良い町にするために
まず初めに、議会事務局の方から事前説明を受けました。
◀説明を受ける生徒 ▶答弁書を確認する生徒
池田町長より、高校生の参加への感謝が述べられるとともに、町の課題を自分ごととして捉え、行動につなげる大切さが強調されました。また、池田町には課題を乗り越えてきた強みがあり、それを生かすことでより良い未来を築けるとのお話がありました。高校生の真剣な姿勢を評価し、「町を良くするアイデアは自分たちから生まれる」と実感できる場になることを期待しています。』と締めくくられました。
高校生議会の経験者(本校卒業生)からも、後輩たちへ温かいエールが送られました。
■ 一般質問の様子
いよいよ議会がスタートしました。 生徒たちは以下のテーマで一般質問を行いました。
★武智さん:池田町を彩りPRするイベント開催について
★髙田さん:地域関連教育運営組織の創設について
原口さん:道の駅建設による池田町の魅力発信について
及川さん:サイクルツーリズムによる地域振興について
富田さん:池田町単独による道外での移住交流会開催について
いずれの質問も、現状分析、課題整理、先行事例の紹介、生徒自身の提案、そしてそれに基づく質問と、しっかり準備された内容でした。
町長や教育長も一つひとつの質問に真摯に向き合い、丁寧に回答してくださいました。
■ 生徒代表あいさつ
最後に、生徒を代表して髙田さんがあいさつを行いました。
政治は遠い存在だと感じていたが、高校生議会を通して政治が将来に深く関わる身近なものだと実感したこと、そして今回の経験を大切にし、これからは町のことを自分ごととして考え、前向きに行動していきたいという思いが述べられました。また、町長・教育長・議員・事務局をはじめ、多くの方々の支えによって貴重な学びが得られたことへの感謝が丁寧に伝えられました。
これまでの準備から当日の運営まで、多くの皆様のご協力により、生徒たちは大きな学びを得ることができました。
心より感謝申し上げます。
一点ものの魅力を生かすアップサイクル制作|3年次選択・ファッション造形
今回のテーマは「アップサイクルを学ぶ、服のリメイク」
3年次選択「ファッション造形」では、不要になった衣服を新しい子ども服へと生まれ変わらせる“アップサイクル”に取り組みました。
ただサイズを小さくするだけではなく、柄の見え方や配置をどう活かすかが今回の大きなポイント。元の服の魅力を残しつつ、まったく新しい一着へと仕立てていく工程に、アップサイクルならではの奥深さを感じました。
制作を進める中で、「同じ素材でも仕上がりは一つとして同じものがない」という当たり前の事実を、改めて実感する場面も多くありました。まさに一点ものの服づくりです。
子ども服ならではの工夫も欠かせません。
● 大人服よりもゆとりを持たせ、動きやすさを重視した設計にすること
● ズボンはウエストをゴム仕様にし、着脱しやすい形にすること
こうした配慮を加えることで、見た目だけでなく、実際に着る人の生活に寄り添ったデザインへと仕上がっていきます。
アップサイクルを通して、素材の活かし方やデザインの視点だけでなく、「服をつくる意味」や「ものを大切にする姿勢」についても深く考える時間となりました。
カナダ姉妹校交流 帰国報告会を実施しました|全年次・集会
1月29日 午後
本日、校内にてカナダ姉妹校交流の帰国報告会を実施しました。
今回の交流に参加した生徒は以下の3名です。
1年次生:松村さん
2年次生:小澤さん、レインさん
3名は、1月4日から1月11日までの期間、日本ではなかなか経験できない多くの学びを得て帰国し、その内容を全校生徒に向けて発表してくれました。
報告会は自己紹介から始まりました。
一方的な説明ではなく、発表者同士の掛け合いや、聞いている生徒への質問を交えながら進行し、40分があっという間に感じられるほど充実した内容でした。
発表では、時系列に沿ってカナダでの生活や活動が紹介されました。
〇移動日の様子
日本とカナダの距離は約7,450kmで、飛行時間は約9時間とのことです。
北海道の海岸線約3,000kmの2周分以上に相当する距離であり、改めて北海道の広さも実感できます。
〇生活圏での様子
スーパーで販売されている食品や夕食の紹介がありました。
〇訪問
交流会を行いました。
動画を交えながら、夏祭りをテーマにした活動の様子が紹介されました。
お面の紹介では多くの小学生が集まり、射的も大変人気だったそうです。
姉妹校での交流について報告がありました。
留学生コースの生徒に、扇子に絵や色をつける体験をしてもらいました。
〇その他活動
バンクーバーに関することや飛行体験について話してくれました。
発表の最後には、松村さんが今回の交流で学んだことを話してくれました。
特に「笑顔の大切さ」を改めて実感したとのことで、表情は国を問わず人と人をつなぐ大切な要素であることが伝わってきました。
校長先生からは、
・全校生徒に向けて、英語を身につけ、次年度以降もぜひチャレンジしてほしいこと
・町からの補助により実現している取り組みであること
・今後ますます海外の方と関わる機会が増えること
などのお話がありました。
今後の予定として、2月6日に町への表敬訪問、2月17日に池田中学校での発表会が予定されています。
今回のカナダ訪問にあたり、多方面の皆さまから多大なるご協力を賜りました。
この場をお借りして心より御礼申し上げます。
十勝地区高等学校音楽教育研究会「ふれあいコンサート」開催報告
1月31日
本日、田園ホールにて令和7年度十勝地区高等学校音楽教育研究会「ふれあいコンサート」を開催しました。
コンサートは三部構成で行われました。
第一部「ソロ・アンサンブル」
各校の教員が歌唱や演奏を披露しました。
授業で扱っている作品を取り上げた発表もありました。
曲紹介や解説を交えた内容は、来場された皆さまにとっても分かりやすいものとなりました。
参加した教員からは「自校の授業づくりのヒントになった」との声も寄せられ、研修としても大変有意義な時間となりました。
ハンドベルの演奏では、一人が固定してベルを持つ通常の形式ではなく、演奏者がベルを交代で使用するスタイルが採用されました。
この形式では、次の音を担当する演奏者が正しく演奏できるよう、使用したベルをすぐに元の位置へ戻すことが重要です。
演奏者全員がその動作を丁寧に行ったことで、美しいアンサンブルが成立し、演奏は大成功となりました。会場からは大きな拍手が送られました。
第二部「合唱」
第二部では、各高校の合唱部や吹奏楽部・放送局などの生徒が参加し、3曲の合唱を披露しました。
当日、しかも約30分という限られた時間での合わせ練習にもかかわらず、心に深く届く合唱を届けてくれた生徒の皆さんの姿は、実に素晴らしいものでした。
第三部「吹奏楽ステージ」
第三部は吹奏楽ステージです。
先生方をはじめ、足寄高校・本別高校・池田高校・幕別清陵高校の生徒の皆さん、そして池田シニアブリーズの皆さんが参加し、50名を超える大編成での演奏となりました。
迫力あるサウンドに、会場全体が魅了されました。
また、高校生が選曲した作品については、本校吹奏楽部の小西さんが紹介を担当しました。
本校が担ってきた2年間の当番校としての役割も、今回の開催をもって終了となります。
多くの皆さまのご支援とご協力のおかげで、無事に務めを果たすことができました。心より感謝申し上げます。
ご参加いただいた皆さま、そして運営に携わってくださった関係者の皆さまに、深く御礼申し上げます。
3年次 政治経済 特殊詐欺に巻き込まれない、加担しないためには
1月20日(火)の政治経済の授業で北海道釧路方面池田警察署の佐藤様、佐久間様にお越しいただき、特殊詐欺に巻き込まれない、加担しないための心構えについて出前授業を実施しました。
☆はじめに北海道の特殊詐欺の種類や発生状況について説明があり、その後、「あなたが選ぶアルバイトの判断基準は?」
を考えるワークショップを実施しました。
個人ワークの後、判断基準を何にしたか、グループで情報共有しました。「高時給、友達紹介・・・」
「フレキシブルシフトって何だろう?」相談しながらグループで出た意見をまとめ全体に発表していきました。
☆後半は特殊詐欺の被害の背景は何があるのか?巻き込まれないために出来ることは?
対策として
・「巻き込まれそうな場合、信頼できる人に相談する。」
・「少しでもあやしいと思ったらだまされないようにする。」
・被害の背景として特殊詐欺への認識が薄かったり、金銭に困っているから被害が増えるのではと考えたグループもありました。
☆佐藤様、佐久間様から
「ほくとポリス」(アプリケーション)の紹介がありました。「ほくとポリス」とは犯罪などが発生した場合、どこで発生したか地図中にマークが入るなど暮らしの安全や安心を守るためのアプリケーションです。
卒業生の中には札幌など都市部へ進学する生徒もいます。新しい環境で新しい生活を安心して過ごすためにも特殊詐欺の背景や仕組みを学ぶことが出来、有意義な時間でした。
今回の授業だけでなく、今日、学んだことをこれからの生活に活かしてくれると思います。
本日はお忙しい中、佐藤様、佐久間様、授業に御協力いただき感謝申し上げます。
小学校のスケート授業にお邪魔しました|3年次選択・スポーツⅡ
1月26日 午前
本日は、小学校のスケート授業のサポートに参加しました。
先週に引き続き、今回も小学校低学年の児童を対象としたサポートで、今回が2回目の活動でした。
この取り組みは、小学生のスケート学習への意欲向上を図るとともに、お互いの自己有用感の向上やコミュニケーション力の向上を目的としています。
活動の始めには、高校生によるミーティングを行い、スケート指導班やサポート班など、それぞれの役割について担当教諭から詳しい説明がありました。
活動中は、スケート靴を履くお手伝いをしたり、タイム計測を行ったり、スケートに慣れていない児童への個別指導や、ゴールまでの後方支援など、さまざまな場面でサポートを行いました。
▲靴を履くお手伝いの様子
◀計測の説明 ▶計測中
▲サポートの様子
スケート終了後には、後片付けや靴を脱ぐお手伝いも行い、最後はバスで帰る児童たちを笑顔で見送りました。児童たちと高校生が手を振り合う姿がとても印象的でした。
高校生にとっても、異年齢との交流は貴重な学びの機会です。
自分の考えを相手に伝えることの難しさを、今日も改めて実感しました。
今年度の小高連携事業は、今回で終了となります。
池田小学校のみなさん、温かいご協力をありがとうございました。
地域人インタビューまとめ|1年次・産業社会と人間
1月28日 午後
本日は、7月から準備を進めてきた「地域人インタビュー」の発表会を実施しました。
7月には取り組みの目的を確認し、9月にはプロの方からインタビューのノウハウを学びました。
10月には実際に地域の方々と出会い、インタビューを行い、11月にはプレゼン資料の作成やまとめを進めてきました。
その集大成が本日の発表会です。
【発表順】
・池田町役場
・十勝総合振興局 森林室
・池田保育園
・POLA THE BEAUTY 帯広店
・池田町地域おこし協力隊(放課後支援)
・池田車輌整備工場
・Cafe TERUI
・池田町地域おこし協力隊(スポーツ)
・帯広神社
発表は「発表5分・質疑応答1分・感想記入1分」の流れで進めました。
どの班も個性が光るスライドを作成し、内容も大変充実していました。
質疑応答では、
「あなたは何部に所属していますか」
「文字入力はどのような場面で使われていますか」
といった質問があったり、発表者から、
「ドローンが楽しすぎて、他のことを忘れてしまった」
といった印象的なコメントもありました。
聴衆にクイズを出す工夫をした班もあり、
「保育園を訪れた際、子どもたちがおやつに食べていたものは何でしょう」
といった質問で会場を盛り上げていました。
表に見える仕事だけでなく、裏側で行われている工夫や努力に気づいたという感想も多く、学びの深さが伝わってきました。
今回の取り組みは、多くの企業や団体の皆さまのご協力によって実現しました。
生徒たちは地域の魅力や仕事への思いに触れ、貴重な学びを得ることができました。
心より感謝申し上げます。
体験を言語化する(第4回目)|2年次・ミニ探究
第4回となる今回は、これまでの3回の活動を振り返り、「一番真剣に取り組んだこと」や「そこから得た学び」をテーマに、各自が資料づくりに挑戦しました。
これまでの活動はこちら(2班に分かれて活動しています)
● “ポイポーイ!”から始まる森の学び──フィールドワーク前編|2年次・ミニ探究
● ガイドとともに、森を深く味わう──フィールドワーク後編|2年次・ミニ探究
● まちの課題と職人の生き方に触れる【フィールドワーク】|2年次・ミニ探究
● 炭焼きから学ぶ森の知恵【フィールドワーク(前編)】|2年次・ミニ探究
● 食と地域を結ぶウッドプランク【フィールドワーク(後編)】|2年次・ミニ探究
● ミニ探究で自分の中の「好き」をぶちまけよう!|2年次・総合的な探究の時間(商品開発・企画担当)
サクッと1時間で、様式なしの状態から資料をまとめ上げる姿はさすがです。
高校生活の中で培ってきた力が、こうした場面でしっかり発揮されています。
前半の最後には、講師の中村さんが、先日訪問したパキスタンでの体験を写真とともに紹介してくださいました。
紛争が続く地域での暮らしや、現地の人々の声、知識として知っていたこととの“解釈の違い”など、実際に足を運んだからこそ語れる深い内容に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
その後は4つのグループに分かれて発表会を実施。 「全員が質問をする」というルールのもと、聞く姿勢も自然と引き締まります。
その後は4つのグループに分かれて発表会を実施。
「全員が質問をする」というルールのもと、聞く姿勢も自然と引き締まります。
どのグループも、自分たちの経験を丁寧にまとめ、聞き手に伝わるよう工夫しながら発表していました。
そして、各グループから選ばれた代表者が全体発表へ。
同じ体験をしても、受け取り方や気づきはそれぞれ。そこに一人ひとりの個性が光っていました。
▲発表後、大人組が表彰者を話し合っています…!
最後には、ベストプレゼン賞や質問賞などの表彰も行われ、仲間の良さを認め合う温かい時間となりました。
第5回目では、今回の振り返りをもとに、さらに深い学びへと進んでいきます。
百人一首と「下の句かるた」~日本の伝統文化にふれて~|1年次・言語文化
1月19日 午後
本日の言語文化の時間は、日本の伝統文化への理解を深める学習の一環として、「百人一首」と「下の句かるた」について学びました。
まずは座学から。
小倉百人一首や下の句かるたの歴史や特徴について学びを深めました。
①「小倉百人一首」について
小倉百人一首は、鎌倉時代の歌人・藤原定家が選んだとされており、飛鳥時代から鎌倉時代までの優れた百首を集めた和歌集です。
恋の歌や四季を詠んだ歌など、さまざまな感情や風景が詰まっており、今も多くの人に親しまれています。
また、百人一首は「競技かるた」としても知られ、毎年滋賀県の近江神宮で名人戦・クイーン戦が行われています。
近年では、漫画やアニメの影響で、若い世代にも人気が広がっています。
②北海道の伝統「下の句かるた」について
北海道には、独自に発展した「下の句かるた」という文化があります。
これは、明治時代に会津地方から北海道へ移住した人々が持ち込んだもので、冬の娯楽として道内に広まりました。
特徴的なのは、紙ではなく「木札」を使うこと。
そして、通常の百人一首とは異なり、「下の句」だけを読み上げて札を取るという独特なルールです。
木札には「変体仮名」というくずし字が使われており、見た目もとても芸術的です。
この「下の句かるた」は、北海道遺産にも選ばれ、現在も「北海道子どもかるた大会」などを通じて、地域の伝統として大切に受け継がれています。
いざ!実践!
座学のあとは、「下の句かるた」に挑戦したりしました。
最初は変体仮名に戸惑っていた生徒たちも、練習を重ねるうちに少しずつ読めるようになり、札を取るスピードもアップ!
「紙のカルタはやったことはあったが、木札は初めて!」といった声が聞かれ、笑顔と真剣な表情が入り混じる、活気ある時間となりました。
~活動の様子~
油絵、初挑戦|2年次選択・美術表現
美術表現の講義は、ひとつの佳境を迎えています。
そうなんです、〈油絵〉です。〈模写〉です。
講師である画家の佐藤真康先生から、まずは油や絵の具やその他の道具の説明と扱いについての説明を受けます。と、その前に、講義を受ける池高生たちは、模写をすることになる絵やイラストを選んで下描きをしていました。
下描きに選ばれたのは、有名画家の絵画や推しのイラストなどさまざま。
油絵を描くということの意味は、画家自身の時間との対話や内面の感情や考え方や経験を表現すること。その模写をするという意味はというと……ていうか、ムズカシイことはひとまず置いといて、要するに……
「うまく似せられなーい!」とか「なにがちがうんだー!」とか言って、もがきながら気づきを持って成長するための特訓、練習らしいです。真っ白なキャンバスに向き合う池高生は、とても集中しています。底冷えする寒〜い教室の空気が、よりいっそうピーンと張り詰めます。
これから年末年始を挟んで数カ月にわたり、自己との対話の時間を経て、油絵を完成させます。
ちなみに世界最古の油絵は、約1400年前のもの。アフガニスタン中部にある、バーミヤン遺跡の壁画だそうです。
今日の主役はこの2人!演奏研究ミニ発表会|2,3年次選択・演奏研究
季節は冬。演奏研究ではミニ発表会が行われました♪
この授業を選択している2名が発表してくれました。
ちなみにこちらは4月頃の写真。
ゆっくり右手を左手を動かすことからはじめた授業でした。
さて、どんな演奏を聞かせてくれるのでしょうか。
#本日の観客兼応援団です♪
それでは演奏会が始まりますー!
#「温かい目で聞いて下さい」「もちろんですとも!!!」
まずはイツキくんから。2018年にリリースした有名な邦楽です。
上から落ちてくるタイプの楽譜!
両手がバラバラに動くタイプの曲を見事最後まで弾き切りました♪(パチパチパチパチ)
次はライムくん。2001年に公開された大ヒットアニメーション映画の曲です。
暗譜をし、表情豊かに弾いてくれました♪(パチパチパチパチ)
みんなで聞いた感想や弾いた感想のシェア♪
二人の成長が感じられる、温かなミニ発表会となりました。
プロの技に挑戦!シーフード・パエリア実習|3年次選択・フードデザイン
帯広調理師専門学校の先生をお迎えして
今日のフードデザインの授業は特別編!
帯広調理師専門学校から佐藤先生と村上先生をお迎えして、実習を行いました。
佐藤先生はリッチモンドホテルなどで料理長を務められた経験を持ち、今は後進の指導に力を注いでいる先生です。
先生方の最初の言葉は「楽しく作りましょう!それがお客様に伝わります」。
その一言で、教室の空気が一気に明るくなりました。
メニューは「シーフード・パエリア」
今回挑戦したのは、スペイン料理の代表格「シーフード・パエリア」。
名前の由来は浅い鍋を意味する「パエリア」と、発祥の地バレンシア地方から来ているそうです。
▲池田町で作られている「トカップ」も調味料として登場!
調理のポイントもたくさん教えていただきました。
● 包丁とまな板は使うたびに拭くこと
● 匂いの強い食材は後に切ること
● トマトは種を取って水分を抑えること
● みじん切りは西洋料理では「アッシェ」と呼ぶこと
● ムール貝のヒゲを取ること
プロの技を間近で見ながら、下準備の大切さを改めて実感。
生徒からも「普段はこんなに細かく処理しないよねー!」と家庭料理との違いに驚きの声があがっていました。
調理スタート!
先生の下ごしらえを見たあとは、グループに分かれて調理開始。
毎回違うメンバーでも、段取りよく進めていきます。
▲毎回違うグループメンバーでも、段取りよく対応する生徒
手持ち無沙汰になったので、次にできることはないか?と先生に質問にいく生徒もいました。
下準備から炊き上げまで、あっという間に進んでいきました。
プロに質問コーナー
具材を炊いている間は、みんなで質問タイム。
包丁セットには鍵がついていることや、牛刀を実際に触らせてもらう体験もありました。
牛刀などの包丁を実際に触らせていただきました。
ずっしりと重く、中華料理の技法とリンクしているなぁと感じます。
▲「重いよね!」と貴重な体験です
さらに、調理師の服やコック帽の秘密についても教えていただき、大盛り上がり。
いろいろなことに理由があるんです。
料理の世界の奥深さに触れることができました。
▲コック帽の秘密の話にも大盛り上がりでした
プロの味に驚き
いよいよ完成間近。
見た目にもこだわって盛り付けます。
▲具だくさんで盛りだくさん!美味しそう!!
佐藤先生の盛り付けは、オリーブオイルを垂らすとまさにお店の一皿。
生徒たちもそれぞれ工夫して盛り付け、歓声が上がりました。
生徒たちもそれぞれ盛り付けます。
また、料理長の技を参考に、見た目にも美しく仕上げようと工夫する生徒も。
完成した料理に歓声が上がり、笑顔あふれる実習となりました。
▲きれいに盛り付けられました♪
▲校長先生も試食♪
生徒の声では「先生の作ったものと食べ比べたら、全然味が違ってびっくり!とても勉強になりました」との感想も。
私自身も試食させてもらいましたが、米の一粒一粒が油でコーティングされているようで、口に入れた瞬間に違いがわかる…これがプロの技なんだと感動しました。
学びと成長
今回の実習では、料理の技術だけでなく、調理に向かう姿勢や心構えも学ぶことができました。
佐藤先生からは「あいさつ・ふるまい・衛生が大切」と改めて締めの言葉をいただきました。
村上先生からは「生徒たちは暇そうにしている時間がなく、手が空けばすぐに洗い物をしたり、自主的に質問したりと積極的でした」とたくさんのお褒めの言葉をいただきました。
生徒たちの成長を感じられる、笑顔いっぱいの実習になりました。
小高連携第5弾(ファイナル)!英語で遊ぼう|2年次選択・英語探究
12月22日 午前
今年度の小高連携事業第5弾として、「英語で遊ぼう」を実施しました。
当日は、英語探究を選択している高校生5名が、小学生の皆さんと一緒に英語を使った身近なゲームを体育館で行いました。
▲開始前の打ち合わせの様子
▲全体指示の様子
今回は体育館を2つのエリアに分けて、2種類のゲームを行いました。
1つは「だるまさんが転んだ」。
英語で「Red light, Green light!」などの指示を出しながら行いました。
最初は高校生が鬼となって進行しましたが、2回目以降は小学生の皆さんも英語で指示を出し、数十人が参加して大いに盛り上がりました。
▲鬼が英語で指示を出しています。
▶ しっかりストップできるかな?
▲鬼にタッチした後は、捕まらないように全力で逃げます!(捕まった人が次の鬼になります)
もう1つは「爆弾ゲーム」。
音楽が流れている間に「ポテコ」と「ポテオ」を順番に回し、音楽が止まったときにそれを持っていなかった人が勝ちというルールです。
子どもたちはタイミングを見計らって上手に回し、こちらも大盛況でした。
▲タイミングを見て「ポテコ」と「ポテオ」を回します
今回の活動をもって、今年度の小高連携事業はすべて終了となります。
どの回も高校生が主体となって、企画から準備、運営までを行いました。
小学生の皆さんとの交流を通して、異年齢間のふれあいの大切さを改めて実感する貴重な機会となりました。
小学校の皆様には多大なるご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
今年度も学習支援ボランティア(冬)に参加しました|課外活動・池田小学校
12月25日 午前(小学校1~3年生対象・1日目)
12月26日 午前(小学校4~6年生対象・2日目)
冬休み期間中に実施された学習支援ボランティア「冬休み学び塾」に、本校生徒3名が参加しました。
25日の学習会は、小学1年生から3年生を対象に、2部制で実施されました。前半は9時35分~10時20分、後半は10時40分~11時25分です。
開会にあたり、池田小学校長より、児童の皆さんと学習支援ボランティアの皆さんに向けて、次のようなお話がありました。
『宿題に取り組むことも大切ですが、本日は高校生のお兄さんや地域の方々、池田中学校の先生方が来てくださっています。この機会に、池田小学校のことや友達のことなど、さまざまなお話をしてみてください。人と話すことは、とても大切な学びのひとつです。
また、ボランティアの皆様に感謝しつつ、自分たちでできることには積極的に取り組み、適切に声をかけていただきながら、勉強の楽しさも感じてもらえたら嬉しいです。
池田という町のあたたかさを感じながら、今日の学び塾を有意義に過ごしてくださいね。』
その後、参加者全員による自己紹介が行われ、学習がスタートしました。
▲「国語が得意です」とユーモアを交えて自己紹介していました。。
本校の生徒たちは、児童の質問に丁寧に対応しながら、勉強以外の話題でも積極的にコミュニケーションを取り、信頼関係を築いていました。
児童たちも、高校生のお兄さん・お姉さんと話すことに喜びを感じている様子でした。
休憩時間には、児童たちと高校生が一緒に体育館へ移動し、元気いっぱいに交流を楽しんでいました。
26日は、4年生から6年生を対象とした学び塾が開催される予定です。
冬季休業が明け、学校生活が再スタートしました|全年次
1月16日
12月25日から始まった冬季休業も終わり、本日から学校生活が再開しました。
久しぶりに登校する生徒たちの表情からは、冬休みを充実して過ごした様子や、友人との再会を喜ぶ笑顔が見られ、校内には活気が戻ってきました。
冬季休業前には全校集会を行い、年末年始に向けた心構えや生活の注意点などを確認しましたが、休業明けの本日は全校集会を行わず、各クラスのホームルームでのスタートとなりました。
各ホームルームでは、担任の先生から冬休み中の生活の振り返りや、今後の学校生活に向けた心構えについての話があり、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
その後は、通常通り6時間の授業が行われました。
長い休み明けということもあり、少し緊張した(辛そうな?)様子の生徒も見られましたが、授業が始まるとすぐに集中した空気に切り替わり、どの教室からも活発なやり取りや真剣に取り組む姿が見られました。
多くの生徒が意欲的に学習に取り組んでいました。
今年度も、いよいよ残り3カ月となりました。
特に3年次生にとっては、卒業式までの登校日が十数日と、いよいよ高校生活の締めくくりが近づいています。
これからの期間は、進路実現に向けた準備(1・2年次生)や、新生活(3年次生)への心構えを整える大切な時間です。
言い換えるならば、「△年次0学期」ともいえるこの時期。
次のステージへの助走として、1日1日を大切に、充実した日々を過ごしていきましょう。
思いを歌(楽器・動画)にのせて②|3年次選択・声楽
12月24日 午前
12月19日の声楽発表会(Day1)に引き続き、本日、Day2が開催されました。
Day1の様子は以下をご覧ください↓
本日は、山本先生、教頭先生、そして校長先生が見学にいらっしゃいました。
今回は、歌や楽器の演奏に加え、「動画編集!?」による発表もあり、バラエティ豊かな内容となりました。
これまでの練習の成果を存分に発揮する場となり、ソロやデュオ、バンド演奏、さらには動画による発表など、さまざまな形での披露が行われました。
ギターの弾き語りでは、会場全体が静まり返り、みんなが真剣に耳を傾けていました。
静かな応援が、演奏者の背中をそっと押していたようです。
中でも「一人バンドの作り方」という動画は、斬新なアイディアが光るユニークな作品でした。
どの発表も、それぞれの個性や工夫が詰まった素晴らしい内容でした。
最後は、受講者全員による合唱で締めくくられました(歌う部分を分担して)。
この曲は、学校祭でも披露されたものでした。
今年のテーマは“縁日”!カナダ交流に向けて準備の軌跡|課外活動
池田町からの温かいご支援により、昨年に続き、今年も池田高校からカナダ・ペンティクトンへの姉妹校交流を実施します。 今年は、校内選考で選ばれた3名の生徒が訪問団として参加します。 その準備の様子をお届けします。
9月〜 顔合わせ、いよいよ準備スタート
まずは顔合わせからスタート。
昨年引率を担当した古城先生から、現地での様子や活動内容について説明を受けました。
学年の異なるメンバーということもあり、最初は少し緊張した雰囲気でしたが、自己紹介を通して徐々に打ち解けていきました。
続いて、小学校やペンティクトン高校(ペンハイ)でどのような交流を行うか、それぞれが考えてきた企画をプレゼンテーションしました。
今年のテーマは「縁日」に決定!
日本文化を楽しく体験してもらうため、今年の交流テーマは「縁日」に決まりました。
● お祭り法被は採用されたのでしょうか…?
#家電量販店にいそうな風格が漂うのは気のせい・・?
#ナオくんのけん玉は驚きの巧さです
● ハンナさん渾身の「お面」
100枚すべてが違う絵柄という力作で、まさに圧巻。
● 射的チームも準備万端
ポーズ指定にも応えてくれました。ありがとう!
射的の景品となる折り紙づくりも一部お手伝いしました。
(実はまだ倍ほどあります。カナダの子どもたちに喜んでもらえますように。)
● ペンハイでは「扇子の色付け」体験
書道室で試作を行いましたが、日本人でもなかなか難しい繊細な作業です。
このほか、自己紹介、クイズ、盆踊りなど、企画は盛りだくさん。
生徒たちは数カ月かけて準備を進めてきました。
<12月・出発前の報告>
出発10日前、冬休み直前に決意表明と出発報告を行いました。
全校集会では、英語で堂々とスピーチ。
池田町長にも、これまでのご支援への感謝と、現地で楽しみにしていることを直接お伝えしました。
たくさんの経験を通して成長し、その学びを多くの人に届けてくれることを期待しています。
スケート講習会を行いました|部活動・スケート部
1月3日 午後
鹿追町にて、「令和7年度スピードスケート技術講習会」が開催されました。
主催は鹿追町教育委員会、主管は鹿追町スケート協会です。
池田高校スケート部による技術指導は今回で37回目を迎え、長い歴史を持つ講習会となっています。
講習会の前には、高校生たちがウォーミングアップを行い、顧問の先生から指示を受けて準備を整えました。
開会式では、池田高校スケート部顧問の山澤先生が
「成長につながるよう、意識をもって練習に取り組んでください。また、リンクを整備してくださった方々への感謝の気持ちを忘れずに練習しましょう」
と、参加者に向けて激励の言葉を送りました。
まずは高校生による模擬滑走が行われ、山澤先生からは、スケーティングを見る際のポイントについての説明がありました。
続いてスタートダッシュの指導では、山澤先生が「スタートダッシュで気をつけることは何でしょう?」と子どもたちに問いかけながら、実践を交えて丁寧に指導しました。
高校生の滑りを見た子どもたちからは、
「高校生の走りがすごかった」
「コーナーがきれいだった」
「速くてかっこよかった」
といった感想が寄せられました。
その後は場所を移し、顧問の先生による陸上トレーニングの指導が行われました。
子どもたちは、どこに意識を向けるべきかを学びながら、池田高校で実際に行われているトレーニングを体験しました。
ポイントを一つひとつ丁寧に伝える姿が印象的でした。
最後は氷上での実技練習です。
高校生たちは、子どもたち一人ひとりに寄り添いながら、丁寧に指導を行いました。
今回の講習会を通して、高校生たちにとっても「教えること」を通じて自身のスケーティングを見つめ直す貴重な機会となりました。
1月5日には、豊頃町と大樹町にて講習会を実施します。
コミュニケーションの大切さを学ぶ講話と体験|3年次選択・生活と福祉
12月19日 午前
本日は、焼肉レストラン「平和園」代表取締役社長 新田隆教 様をお招きし、講話と実習を行いました。前半は講話です。
次の問いかけから始まりました。
Q.皆さんは「耳が聞こえないこと」と「目が見えないこと」のどちらかを選ばなければなりません。どちらを選びますか?
多くの生徒は「耳が聞こえないこと」を選択しました。理由としては、
目が見えるので手話などで対応できる
自然や人の表情が見える
景色を楽しめる
絵が描ける
紙に書いて伝えられる
目が見えないことより不便が少ない
YouTube や Instagram を見られる
スポーツをする際に視覚が必要
といった意見が挙がりました。
一方で少数ではありますが、「目が見えないこと」を選んだ生徒もいました。
その理由は、「昨年、耳が聞こえなくなった経験があり、とても不便だったため」というものでした。
【新田様からのお話】
新田様は、生徒の回答を受けて次のように話してくださいました。
平和園では聴覚障害のある方も働いており、25年勤めた職員もいたそうです。
ご自身は視覚障害があるものの、「耳が聞こえなければ社長業は難しかった」と感じていると話されました。
声の音色や表情など、会話から得られる情報は大きく、聴覚障害のある職員は相手の感情を読み取りにくく不安を抱えることも多かったといいます。
こうした経験から、「口で言葉を交わすこと」の重要性を改めて実感したとのことでした。
また、以前は「耳が悪くなる方がまだ良い」と考えていたが、実際の状況を想像するとその考えが浅かったと気づいたとも語られました。
当事者の言葉には深い重みがあります。
【生徒との質疑応答】
生徒から「表情が分からないことで困ることはありませんか?」という質問がありました。
新田様は、
表情が分からないときは相手に直接尋ね、声の音色だけでなく言葉を交わすことで本心が伝わると話されました。
文字でのやり取りも便利だが、口にする言葉には人柄が表れ、良い言葉を使うことで人間関係も良くなるとのことでした。そのため、相手に優しい言葉をかけることを大切にしているそうです。
また、「質問力が向上する」というお話もありました。
情報は検索で簡単に得られるものの、本当に知りたいことに近づくには質問力が重要で、信頼できる人に直接尋ねることで正確な情報が得られ、迷う時間も減ると語られました。
【講話の終盤】
終盤には「一番つらかったことは何だと思いますか?」という問いかけがあり、生徒からさまざまな意見が出ました。新田様はこれまでの経験を踏まえて丁寧に答えてくださいました。
視野が狭くなる病気は周囲に理解されにくく、見えている部分と見えない部分の差から誤解が生まれやすいこと、説明しても「苦労話」と受け取られる不安があり、つらさを抱えていたことが語られました。
また、理解のギャップを埋めるため、水中ゴーグルを黒く塗って見え方を再現するなど、工夫を重ねてきたことも紹介されました。
「理解されないままでは自分も周りも不幸になる」という思いが背景にあったそうです。
最後に、人とわかり合うことは難しいが、つながるためには “わかろうとする姿勢” が大切だと締めくくられました。
講話の後には実習を行い、視覚障害についての理解を深める貴重な時間となりました。
新田様、お忙しい中お越しいただき、誠にありがとうございました。
高齢者が巻き込まれやすい消費者トラブルを学ぶ|3年次選択・生活と福祉
生活と福祉の授業では、「高齢者が巻き込まれやすい消費者トラブル」をテーマに、外部講師をお招きしました。講師は(一社)北海道消費者協会の坪様です。
高齢者が巻き込まれやすい消費者トラブルには「3つのK」があるそうです。
● 金
● 健康
● 孤独
これらに絡む事例が多いとのことでした。
紹介いただいた事例には、次のようなものがありました。
● 「2時間後に電話が止まる」と脅す詐欺電話
● ふとんの訪問販売
● 光回線切替の電話勧誘
● 訪問販売や買取
● ネット通販トラブル(定期購入、SNS広告)
知識として知っているつもりでも、手口は日々アップデートされていることを実感しました。NTTの電話回線切替など、実際の時事的な動きと紛らわしいケースもあり、複雑さを感じました。
訪問買取の事例では、生徒4人がロールプレイを実施。演じることで、ただ聞くだけよりも「自分事」として考えやすくなりました。
他にも、絵を見て気づく見守りのポイントなどもみんなで考えてみました。
消費者センターへの相談件数は減っている一方で、高齢者からの相談は増えているそうです。
そこで重要になるのが「見守りの声がけ」。 つい言ってしまいそうな言葉、
● 「どうしてそんな契約したの!?」
● 「騙されてない!?」
こうした言葉は、高齢者を傷つけ、心を閉ざしてしまう原因になることもあるそうです。
代わりに、
● 「誰にでも起きることですよ、心配しないで」
● 「本当に信用できますか?」
● 「新しく買ったの?」
● 「解決方法を一緒に考えよう」
といった声がけが効果的だと学びました。過去を責めるのではなく、冷静に事実を確認し、一緒に解決へ寄り添う姿勢が大切です。
考えてみると、これって高齢者にかかわらず人として大事な姿勢だよなぁとも思います。
▲高齢者見守りチェックポイント
最後に、トラブルを防ぐための3箇条を教えていただきました。
1 手口を知り備える
2 周囲と情報を共有する
3 契約前に相談する
高齢者だけでなく、誰にでも役立つ心構えだと感じました。
今回の授業を通して、消費者トラブルは「特別な人だけが遭うもの」ではなく、誰にでも起こり得ることだと実感しました。高齢者への寄り添い方を学ぶことは、日常の人間関係にもつながる大切な学びとなりました。
不安になったら、「188(いやや)」消費者ホットラインです!
冬季休業前の全校集会を行いました|全年次・行事
12月24日 午後
令和7年度も三分の二が終了しました
大きなトラブルもなく、無事に冬休みを迎えることができました。
本日の集会では、「表彰伝達式」「カナダ姉妹校訪問団の紹介とあいさつ」「スピードスケート部壮行会」「冬季休業前の全校集会」と、盛りだくさんの内容でした。
≪表彰伝達式≫
検定合格者、スピードスケート部の大会成績、伊藤園俳句コンクールの入賞者が表彰されました。
また、学校として受賞した「赤い羽根共同募金」や「伊藤園俳句コンクール学校賞」についても、全校生徒に紹介されました。
≪カナダ姉妹校訪問団≫
代表生徒である1Aの松村さんが、英語によるスピーチを行いました。
特に印象的だったのは、家族や先生、周囲の方々への感謝の気持ちをしっかりと伝えていたことです。
生徒会からは「気をつけて行ってらっしゃい」と温かいメッセージが送られました。
池田高校の代表として、素晴らしい経験をしてきてください!
≪スピードスケート部壮行会≫
はじめに、応援動画の上映がありました。
各クラスや先生方が、それぞれの個性を活かした応援メッセージを届けてくれました。
続いて、3Bの及川さんが大会に向けた意気込みを力強く語ってくれました。
校長先生と生徒会長からも、スピードスケート部への熱い激励の言葉が贈られました。
≪全校集会≫
校長先生からは、先日行われた課題研究発表会をふまえ、「優秀な人とはどのような人か」というテーマでお話がありました。
現代社会において求められるのは、目標に向かって努力する力、人間力、コミュニケーション力、そして協働する力であり、これらは池田高校でしっかりと育むことができると語られました。
最後に、「どんどんチャレンジしてほしい。1月16日に元気に登校してください」と、力強いメッセージで締めくくられました。
生徒指導部長からは、冬休みの過ごし方についてのお話がありました。
「自分で正しい判断をしてほしい。」「命を大切にしてほしい。」と、生徒たちに向けて温かくも真剣なメッセージが送られました。
冬休みは 1月15日(木)まで です。
1月16日(金) に、皆さんの元気な笑顔に会えるのを楽しみにしています!
私たちもサンタクロース|2年次選択・保育基礎
池田町社会福祉協議会から協力のお願いをいただき、子どもたちに届けるクリスマスカード作りをお手伝いすることになりました。
▲飛び出すカード方式です
途中までの素材は準備していただいており、生徒たちはそれを可愛くデコレーションして仕上げていきます。
かわいいキャラクターやマスキングテープ、キラキラした飾りなど、見ているだけでワクワクする素材がいっぱいです。
▲素材を見ながらイメージをふくらませる生徒たち
今年の保育基礎を受講している生徒たちは、こうした制作活動がとても得意です。迷うことなく黙々と集中し、次々とカードを完成させていきます。
完成したカードを見せ合いながら、 「そのアイデア素敵!」 「センスがいいね〜」 「私、このカード好き!」
と褒め合う姿もあり、教室には温かい雰囲気が広がっていました。
たくさんの素敵なカードが出来上がり、このあと社会福祉協議会の方々が子どもたちへのメッセージを書き添えてくださいます。
こうして多くの人の思いがリレーされ、心のこもったクリスマスカードとなりました。
まちの課題と職人の生き方に触れる【フィールドワーク】|2年次・ミニ探究
今回のテーマは「まちの大人たちに会って、池田町のことを知り、課題について考える」。役場と工房を訪ね、池田町の現状と未来の可能性を学びました。
役場訪問
まずは役場を訪問。安井町長が町長室で出迎えてくださいました。入ったことがない人も多い特別な部屋で、町の歴史や未来についてエールをいただきました。
▲梁部分には、ドイツ語で何かが書いてあるようです
▲一枚板のテーブル
続いて、保健子育て課の芝木課長から基本的な業務。そして今回は旧利別小学校や旧高島小学校の利活用について説明をいただきました。
旧高島小学校は現在未活用で、維持費や改修費が課題。解体にも億単位の費用がかかるそうです。高校生から「利別小学校のように高島小学校も使えるのか?」という質問も出ましたが、常駐の管理人がいない等の理由のためハードルが高いとのことでした。
利別小学校は改修計画が進んでおり、令和9年8月にオープン予定。町外からも集客できる可能性を秘めていると伺い、未来への期待がふくらみました。高校生も使って良いそうです!
地域振興課の清水課長からは、観光や移住を含む業務のお話に加え、後継者不足の課題や岩手県山田町との学校交流の展望についても伺いました。
▲観光や移住に関しても担当しているので、割と身近に感じる生徒も多いかも
移住者を増やす取り組みの話なども。池田の魅力を全国に向けて一番発信している課ですね。
役場内ツアーでは各課の仕事内容を簡単にご紹介いただき、議場の見学も行いました。
▲昨年卒業した先輩からエールも。
▲来年、高校生議会でここに立つ生徒もいるようです
来年の課題研究で、役場の方にお話を聞く生徒もたくさんでてくるでしょう。今日の話を参考に、連携へのハードルが下がると嬉しいですね。
椅子張り工房「コレカラ」訪問
後半は、池田町の椅子張り工房「コレカラ」の野々村さんを訪ねました。椅子の修繕や製作のお話に加え、なぜこの仕事を選び、池田町に工房を構えたのかを伺いました。
▲野々村さんの温かい包容力を感じ、ずっとここにいたくなる空気。
野々村さんは、デザイン学校でプロダクトデザインを学ぶ中で椅子に出会い、この道を志したそうです。池田町を選んだ理由は「ヨーロッパの雰囲気を感じる町だから」
▲来年の4月まで仕事がいっぱい、という人気の職人さんです
椅子という西洋文化との親和性を大切にしているとのことでした。
▲みんなが座っているソファーは修理途中のものです。
現在はワイン城の貴賓室の椅子修繕なども手がけ、十勝管内でも数少ない職人として活躍されています。十勝以外からもたくさんの修理依頼がひっきりなしにくるそうです。
将来は池田から世界へ発信していきたいという夢を語ってくださいました。
短い時間でしたが、生徒一人ひとりと「将来やりたいこと」について向き合ってくださり、進路を考えるうえで大きなヒントをいただきました。
「いつでも遊びにおいで」。
野々村さんも池田高校生を応援してくれる大人の一人です。
役場での学びと工房での体験がつながり、池田町の可能性を感じる一日となりました。
思いを歌(楽器)にのせて①|3年次選択・声楽
12月19日 午前
授業回数も残りわずかとなる中、これまでの学習の成果を披露する場として、声楽の発表会(Day1)が開催されました。
▲本時の説明
当日は、岸部先生をはじめ、高校魅力化推進員の野武さん、そして教頭先生が温かく見守る中、生徒たちは緊張しながらも日頃の練習の成果をしっかりと発揮していました。
発表された曲目は、邦楽からキャラクター映画の楽曲まで幅広く、どの演目も個性が光り、集まった人々を楽しませてくれました。
▲サックス演奏の生徒も!?
表情や声の使い方、仕草を工夫する姿からは、生徒たちの成長が感じられました。
さらに、24日に予定されている発表会(Day2)で披露する予定の曲も一部紹介され、次回への期待が一層高まる時間となりました。
小高連携第4弾!生物クイズ|3年次選択・生物基礎
12月12日 午前
小高連携事業第4弾として「生物クイズ」を実施しました。
生物基礎を受講している高校生8名が、小学生向けのクイズを作成し、運営を行いました。
▲開始前の様子
児童の皆さんは、4つのブースに分かれて出題されるクイズに挑戦しました。
高校生が答えの解説を行い、児童たちは興味を持って積極的に参加していました。
配布されたスタンプカードに、正解するごとにスタンプが押される仕組みで、各ブースは大いに盛り上がりました。
スタンプを4つ集めるとメダルがもらえるため、児童たちは一生懸命取り組んでいました。
終盤には、カトリック幼稚園の園児も小学校に来校し、クイズに挑戦して楽しんでいただきました。
今回の活動は、準備から運営まで高校生が主体となって行いました。
児童とのやりとりを通じて、コミュニケーション能力の向上や準備の大切さを学ぶ貴重な機会となりました。
小学校の皆様には多大なご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
次回は12月22日。今年度最終回となります。