池高日誌

池高日誌

2022/12/01 人権について考える

 11月30日、2年次の現代社会の授業で、人権と裁判について考える学習を行いました。長い歴史の中で、1人ひとりの行動によって人権が拡大してきたことをカードゲームを通して理解するとともに、いまだに様々な人権侵害があることを学びました。カードゲームの後、坂本涼菜さんは「男女差別や人種差別など様々な差別があったことがわかった。どの差別が最初に始まったのだろうか」という疑問を紹介し、差別がどのような場面や社会構造から始まったのかという問いを全体で共有しました。

その後、アイヌの人々の先住権裁判について、明治以降の歴史や先住権に関する国連の宣言などを参考にグループ討論を行いました。過去や現在、未来の状況について様々な見方をするだけでなく、現在の多様な立場から考えた意見が出されました。人権に関する様々な裁判を担当してきた弁護士とZOOMでつなぎ、専門的な質問に答えていただいたり考察を深める手助けをいただいたりしました。討論を通して横田和奏さんは「人権は、段階を踏んで拡大していくことがわかったし、拡大のためにはまず人権侵害についてその経緯から多くの人とともに理解していくことが不可欠だと理解できた。今日はそのための1日になったと思う」と感想を述べていました。

2022/11/30 「ボランティア部」もりもりチーム活動報告

 6月から始動したもりもりチームのプロジェクト「森で過ごして歩き回って紙芝居を作ろう!」ですが、いよいよ紙芝居披露まであとすこしです。

 

池田町地域おこし協力隊の福家様のご協力をいただき、学校裏にある森で何度か活動させていただきました。“森”で過ごして、それぞれが感じたことや森にある自然との出会いなどをヒントにストーリーを話し合い、紙芝居制作をスタートさせました。

 

当初の予定よりすこし遅れてしまいましたが、12月に町内の子どもたちへ紙芝居を披露予定となりました。

 

 

 

子どもたちに楽しんでもらえる作品にしようと部員同士でしっかりと意見を交わし合いながら、ただいま急ピッチで作業を進めています。

2022/11/30 「ボランティア部」赤い羽根共同募金

今年も「赤い羽根共同募金」の募金活動を行いました。

 

今年度は、赤い羽根共同募金をより知ってもらえるように募金活動のチラシを作成し、各教室へ掲示や案内するなど募金活動の呼びかけにも力を入れました。

 

集めた募金は池田町共同募金委員会へお届けした後、池田町社会福祉協議会をはじめ福祉施設・団体等に助成され、それぞれの事業や運営等に活用されます。

 

短い期間でしたが、生徒や教職員のみなさんからたくさんのご厚意をいただくことができました。ご協力いただいた生徒や教職員のみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

2022/11/28 環境交流会2022で発表の場をいただきました

 11月26日とかちプラザで開催された「環境交流会」で発表の場をいただきました。2年次選択「福祉基礎」の取組みである「白樺で商品開発」のここまでの経緯や今後についてを発表しました。会場には20名程の見学者がいる中、この半年で取り組んだ内容を自信を持って発表することができました。いつも授業に協力していただいている地域の方々も応援に来て下さいました。この場を借りて感謝申し上げます。
 池田町白樺を活用した商品開発コンテスト(10月19日)でグランプリを受賞した持田さんは「多くの方がいて緊張しましたが、やりきることができて自信になりました」と話していました。

 コンテスト以降は、チームに分かれて製品作り。いよいよ来月にはいけだワイン城に納品する予定です。

2022/11/28 PTA研修会「池田の針葉樹でリースを作ろう」

 11月26日(土)池田高校多目的室にてPTA研修会を行いました。
3年ぶりの開催となった今年は、モノづくりを通して交流したいという意見があがったことから、「クリスマスリース」作りを企画・実施しました。

 当日は親子参加もあり、9名の参加をいただきました。講師は、ホワイトバーチ✖イケダを立ち上げた「moritoki」の真浦綾子さん、「工房ameiro」の嶋中さん、高橋さんをお迎えし、2時間夢中になって楽しみました。材料は、本来なら捨てられてしまうトドマツを、池田町役場林務課の山本健太さんから提供していただきました。

 参加者の皆さんからは、本来なら捨てられてしまうものがこんな風に生まれ変わるとは心が豊かになると好評いただきました。PTA研修部の皆様、朝早くから準備などありがとうございました。次年度また多くの方が楽しめる企画を提案したいと考えております。