池高日誌

2025年10月の記事一覧

冬のイベントに向けて準備中|2年次選択・ライフデザイン

8月某日

 

冬のイベント11月開催を目指して、「具体的な内容をカタチにしてみよう」という今回の授業。

自分たちのアイデアを、自分たちの手とアタマを使って、まずはやってみます。やってみないとわからない精神でやっているので、アイデアにどんどん磨きがかかります。

ライフデザインの授業は、そんな授業です。

 


▲森林教育に力を入れている授業。ドミノ、積み木……

 


▲外部講師の先生たちも、高校生たちの〝アタマ〟を応援しています。

 

 

▲割り箸と輪ゴムといえば……

 

冬のイベントに向けて、準備を整えていきます!

今年もぶどう収穫を行いました|科学と人間生活・1年次

10月6日 午前 


本日は「科学と人間生活」の授業の一環として、ワイン城横の畑でワイン用ブドウの収穫体験を行いました。


現地では、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所製造課長の東様より収穫方法についてご説明いただきました。


・収穫する品種は「清舞(きよまい)」です。  

・試食しながら収穫しても構いませんが、少し酸味があります。  

・赤や緑色の粒はすっぱいため除いてください。  

・見た目がきれいな粒を収穫してください。

 

▲収穫の様子 担当の先生も収穫に参加


この日は、約80キログラムのブドウを収穫しました。 

 

収穫後は、枝と実を分ける「除梗(じょこう)作業」を行い、さらに水洗いをしてから圧搾機にブドウを投入し、ジュースを絞り出しました。  

 

ジュースの圧搾作業は、みんなで協力して行い、達成感のある体験となりました。


搾りたてのジュースを飲んだ生徒からは、「最高!」という声も。  

「最初に甘みが来て、すぐに酸味が追いかけてくる。混ざり合って素晴らしいハーモニーを生んでいると思います」と、味の変化とバランスを楽しむ感想も聞かれました。

また、「池田町のワインについて理解が深まりました」との感想もありました。

 

地域の産業や文化への関心を高める機会になったようです。

響く歌声とみんなの笑顔|1年次・音楽Ⅰ

9月30日で前期の授業が終了する池田高校。

 

今日は1年次生の音楽の授業で、成果発表会となるミニコンサートが行われました。

  

発表会前の最終調整中に潜入!

 

▲まだ緊張はみられません!

 

 

▲本番前の最後のパート練習

 

 

▲本番直前。あれ‥時間になっても観客が二人・・・

 

合唱曲「大切なもの」

 

 

▲人数が少ないながらも、三部のきれいな歌声が響き渡ります♪

 

 

歌が終わった頃に、校長先生たちが4階までダッシュで駆け上がってきました!

 

なんと、ここでアンコール!!

 

2番だけのショートバージョンを披露してくれました。

 

 

 

▲最後に歌声を聞いたみんなで一言ずつ感想を。

 

こういうところが温かい学校だなと感じました。

素敵な歌声とみんなの笑顔が響いた素敵な時間でした♪

秋の味覚♪トウキビとサツマイモとお抹茶|3年次選択・フードデザイン

 

十勝ではたくさんの作物の収穫真っ最中!

本日のフードデザインの調理実習は、そんな秋の味覚を使ったメニューです。

 

・コーンポタージュ

・和風スイートポテト

・抹茶

 

です。

 

コーンポタージュは、よりトウキビの味がでるように、今回は芯を煮出した汁も使います。

 

 

▲身をとり、芯も煮出します

 

 

▲他の材料とともにミキサーへ

 

和風スイートポテトは、味はスイートポテト、見た目は芋きんとんみたいな可愛らしい見た目です。自分で抹茶をたてる経験が初めての生徒もいたようです。

 

 

▲熱々の茹でたさつまいもの皮を丁寧に剥きます(熱いです!!)

 

 

▲教頭先生も見にきました。「がんばってるかーい?」

 

 

▲抹茶どれくらいいれる!?ちょっと高揚した声が聞こえてきます

 

抹茶を上手に泡立てるには、手首のスナップが大切。

「うまく泡立たなかったら、自分は表千家ってことにしましょうー!」と先生のフォロー。

 

泡立てるのは裏千家だったのね!私も勉強になりました。

 

 

▲上手にできました♪

 

秋の木漏れ日を感じるような一枚が撮れました。

フードデザイン×工芸のコラボ授業(色付け)|2・3年次選択・フードデザイン&工芸基礎

数カ月前に器を作るところからはじめたこの授業の今回は、色付けのダイジェストです。

 

最初の様子はこちら

 

フードデザイン×工芸のコラボ授業|2・3年次選択・フードデザイン&工芸基礎

  

一緒に器を作り、池高の電気釜で焼きます。

 

▲before→after。色も変わりますね。

 

工芸チームが釉薬をつけます。

▲電気釜で焼き、完成!!

 

思った色になったりならなかったり。

底が割れて汁物はいれられないようだったり…

 

最後できるまでわからない焼き物の世界を感じることができました。

 

最終回はいよいよ、調理実習をしてこの器でご飯!

 

お楽しみに!

豆腐作りから感じるSDGS|2年次選択・ライフデザイン

本日のライフデザインの授業では、中田食品の貴戸社長と一緒に豆腐作り体験を行います!

 

貴戸さんは豆腐マイスターでもあり、十勝管内の小学校を中心に豆腐作り体験をたくさん行われているプロ!話術も段取りも惚れ惚れする流れに圧倒されました。

 

 

▲本日は「木綿」と「絹」豆腐を作ります!

 

 

▲うるかした大豆に水を入れて絞ります。これは「呉汁」です(まだ豆乳じゃない)

 

さて、ここがSDGSポイント!

乾燥した大豆300kgから、300kgのおからができるそうです。

 

 

おからというと、卯の花にしたり、お菓子にしたり?でしょうか。

毎日と思うと全く使い切れる気がしませんよね・・・

世界の人口がどんどん増えていくなか、このおからの美味しい食べ方が発見すると、良いビジネスになるのでは?と貴戸さんもおっしゃっていました。

 

#余談ですが、十勝の某お菓子工場では、毎日卵の殻が2トン排出されるそうです。

卵の殻より、おからの方が食べられそうな可能性を感じますね!!

 

さて、工程はどんどん進み…まずは絹豆腐を作ります。

工程を進めた豆乳に、にがりをいれ、5回くらい混ぜます。

 

 

  

▲すでにとろりとします。

 

 

▲蓋をして、水をいれて加熱します。

 

並行して、木綿豆腐を作り始めますよ。

 

▲こちらは工程が6つあります。

 

 

▲温めた投入ににがりをいれます。

 

 

▲「木綿」で受け止めます!(だから木綿豆腐!)

 

 

▲重しを載せて圧搾します。(失敗してると個体がないらしいです・・・ドキドキ)

 

 

 

▲水を入れたボウルでそおっとサラシを開くと・・・

 

 

▲きれいな木綿豆腐ができました!

 

今回は、全員成功です!良かった!

 

 

▲左が絹豆腐、右が木綿豆腐

 

どちらも十勝の大豆の甘みと豆の味が感じられます。舌触りも全然違い、豆腐の奥深さを感じました!

 

外国の方向けにこういった実習をすることもあるそうで、いろいろなお話をしてくださいました。

 

今回のおからを使って今度は何かを考えるのかな?

単に体験して楽しかった、美味しかっただけで終わらない、池田高校生の学習。

次は何をするのか楽しみです♪

見学旅行最終日のレポート|2年次・行事

最終日は、待ちに待った万博会場の見学でした。

まずは「大屋根リング」を歩きながら、会場全体を見渡しました。

高い位置からの眺めは素晴らしく、広大な敷地や各国のパビリオンが一望でき、生徒たちは楽しんでいました。

続いて、事前に予約していた「大阪ヘルスケアパビリオン」へ。

ここでは、命や健康、未来の暮らしを体感できる展示・アトラクション施設があり、特に「25年後の自分のアバター」が登場する体験型コンテンツでは、生徒たちは驚きと興味を持って見入っていました。

自分の将来の姿を通して、健康の大切さや生活習慣について考える良い機会となりました。

 

 

万博会場での体験を通して、未来の社会や技術に触れることができ、生徒たちは多くの刺激を受けたようです。

帰りのバスでは、お互いに感想を語り合いながら、笑顔でお土産話を抱えて帰路につきました。

池田町の未来を考えるワークショップに参加しました|課外活動

9月24日 放課後

 

池田町役場地域振興課が主催する「池田町産業連携事業」に、本校の1年次生2名(地域みらい留学生)が参加しました。

 

この取り組みは、池田町の未来像を描いた「ビジョンマップ」の作成を目標に、全4回にわたって実施される実践型プログラムです。

 

今回はその第1回目。テーマは「地域プロジェクトへの理解(座学)」と「地域資源の見直し(ワークショップ)」です。

 

冒頭では町長よりご挨拶があり、池田町のまちづくりに対する思いや、地域課題の解決と資源の活用を両立させながら、住民とともに魅力ある町を育てていく姿勢が語られました。

 

続いて座学では、日本全体の現状、池田町の課題、地域創生プロジェクトの概要、そして「ビジョンマップ」とは何かについて学び、理解を深めました。

その後のワークショップでは、各グループで自己紹介を行った後、以下の2つのテーマに沿って意見交換とグルーピングを行いました。

現在池田町にあるもの・ことについて

昔はあったが今はないもの・ことについて

 

最後に、全体発表を行い、代表として松村さんが感想を述べました。

 

次回の第2回ワークショップは、10月21日に開催予定です。

見学旅行3日目のレポート|2年次・行事

当初こそ雨の予報が出ていましたが、幸いにも天候に恵まれ、爽やかな秋晴れの一日となりました。

朝の集合時には、やや疲れが見られる生徒もいましたが、全員が元気に集まり、予定通り自主研修を開始することができました。

各班は事前に立てた計画に沿って京都へ向かい、仏閣や歴史的建造物を見学。

その後、大阪へ移動し、アメリカ村、大阪城、アニメイトなど、それぞれの興味やテーマに応じた場所を訪れ、研修を行いました。

 

今回の自主研修では、計画力や時間管理、協調性などが求められる中、生徒一人ひとりが責任を持って行動し、主体的に学びを深める姿が印象的でした。

この経験は、今後の学校生活や進路選択においても大いに役立つ、貴重な学びの機会となったことでしょう。

池田神社本祭に参加しました|課外活動・地域

9月23日


本日、池田神社の本祭が開催されました。 

天候にも恵まれ、まさにお神輿担ぎ日和となりました。

 

本校の生徒たちは、お神輿を担いだり、賽銭箱を持って練り歩いたりと、地域の皆さまとともに祭りに参加しました。 


午前8時30分に池田神社を出発し、池田光寿園、消防署、役場など、計22箇所を巡りました。 元気な掛け声で地域を盛り上げていました。

 

途中の休憩所では、生徒たちは飲み物を飲んだり軽食をとったりして、英気を養いながら最後まで元気に参加しました。


地域の伝統行事に参加することで、異世代の方々との交流を通じて地域の魅力を再発見し、地域社会について深く学ぶ貴重な機会となりました。 


誠にありがとうございました。