池高日誌

学びをイベントで発揮!イケザニア開催|2年次・総合探究

池田高校の2年次が5日間10コマにわたり、「森林」をテーマに3つの班に分かれてミニ探究活動の総まとめがおこなわれました。

 

過去の活動についてはこちらから↓↓

 

池田町の「森林」でフィールドワーク・商品開発・遊び場作り|2年次・課題研究(総合探究)

現場を見て考えて実行する!「フィールドワーク」|2年次・課題研究(総合探究)

森と寒さの中のフィールドワーク|2年次・総合探究(ミニ探究活動)

 

さぁ、気になる「イケザニア」という単語。

 

現場を見ていただいた方が早いですね。

 

■3班(フィールドワーク、商品開発・企画、遊び場づくり)から発表

まずは、3つにわかれた活動のなかから、代表者がそれぞれの活動で学んだこと、探究活動のタネをそれぞれ発表しました。

 

遊び場作りチーム

 

▲遊休地の活用方法を考え、遊び場を実践した振り返り

 

フィールドワークチーム

 

▲間伐材を使った活用方法が模索できそう

▲体験を絵本にすると、多くの人に興味をもってもらえるのでは?

 

商品開発・企画チーム

 

▲白樺樹液を使った蒸しパンの開発。池田町の特産品を使って新商品開発してみたい

  

発表後、それぞれのチームの講師からコメントがありました。

 

  

「3回の活動でしたが、次に繋げられる振り返りがしっかりできている」

「キレイ事を言うだけの人もいるが、みんなはアイデアについて実行できていた」

「アクシデントがあったが、それをどう乗り越えるかが大切」

 

など、生徒たちの行動について大人もたくさんの気づきがあったようです。

 

  

■イケザニア開始!

 

今回の「イケザニア」は、遊び場や商品開発・企画チームが考えて試作したものを、学年全体で体験するというものです。池田で楽しいイベントができないかな?木の間伐材活用方法がないかな?と考えた結果をカタチにしたイベントです。

 

ポイント8点貯まると飲み物とポップコーン、10点貯まるとご褒美があります♪

 

生徒たちは、前半と後半チームに分かれ、運営とイベント参加と両方楽しむことができます!

 

・見る目ありなしゲーム!

くじで選んだ木の長さを、目視のみで当てるよ!

 

▲ピタリ賞の猛者もいました!

 

・池ボーリング

ボールを転がして、たくさんの枝を倒してみよう!

 

▲木の倒れ方はボーリングとは違うので意外に難しい!

 

・池モルック

小枝を投げて、意中の場所にいれよう!

 

▲小枝によって、バウンドの仕方が変わるので難しい!

▲初期は、的は池田町のカタチをしていたそうです♪

 

▲点数はいったー!!

 

・たてよこ木積

木のサイコロを振り、指示に合わせて木を積む

 

▲後半の縦4は高難易度指示です

  

▲さぁ、この次積めますか?(笑顔)

 

 

・飲食ゾーン

特典を重ねると、ご褒美に飲み物とポップコーンが食べられます!

 

▲ご褒美第一号です♪

 

▲こんなに選べるの!?やったー!(思わず前髪もあげちゃう)

 

■まとめ

歓声や悲鳴、笑い声で大盛りあがりのイケザニア。

最後にまとめです。

 

今回の5回にわたる、テーマ「森林」のミニ探究。構想から実現まで3年ほどの年月がかかっていました。

 

大人側も、どうやったら高校生のみんなが楽しく、学びを得られるかを探究しています。

正解はわかりません。一緒につくりあげていく、背中で見せる授業だったなと思います。

 

今回、特に人気が高かった「たてよこ木積」を考えた武智くん。

 

「たくさんの人に楽しんでもらえて良かった」と感想をくれました。

 

この材料を提供してくださった、池田町の山本さんは、

「このみんなが楽しんでいた積み木は、森林組合で規格外で販売できなくて譲り受けたものを、別件で使って細かくしたさらに余りものみたいなものです。

使われなくて置いてあったものを、みんなが歓声あがるくらい楽しんでいた。

 

森が身近になるといいなと思って活動していますが、まずはこうして「木に触れること」「楽しんでもらうこと」が、これからを考えてもらう第一歩になるのかなと思いました。」とお話していました。

 

最後に、生徒代表として及川くんが、「たくさんの方に協力していただき、池田町をより深く知ることができました。この時間で学んだことを活かして、3年次の探究活動につなげていきたいです。本当にありがとうございました。」とお礼を述べました。

  

地域の皆様にたくさんのご協力をいただいていることを感謝申し上げます。