池高日誌

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宿題論争!話し合いの教室|1年次・現代の国語

金曜日の6時間目。

これが終われば、休みだヤッホー!という時間の1年A組の教室を覗くと……

 

「宿題は必要だと思います」

「いや、いらないと思います」

 

どうやら宿題の是非について、ディスカッション(議論)?のようなディベート(討論)?のような「話し合い」?をしていました。

 

「話すこと」、論理的な表現

話し合いって、大人になってもへたっぴな人がたくさんいます。話すことが苦手な人もいます。どうして話し合いが必要なのか……宿題という主題を用いた訓練、特訓の時間のようです。

 

10代のやわらかアタマのうちに、いろんな人の話を聞いたり、自分の中のこう思うなぁっていう考えやもやもやした気持ちを表現する場面に、飛び込んでいる池高生なのでした。

 

【議題】

「宿題は必要か」について、主張と理由・根拠、反論と再反論について述べなさい。

1、主張

2、理由・根拠

3、想定される反論

4、再反論(3に対する反論)

 

 

▲たまに脱線するけど、それも学び。

 

 

▲授業という先生が見守る中で、安心して「話すこと」を繰り返す高校生活

池高文化講座!?(ヴァイオリン)|2年次選択・演奏研究

池田高校の自慢の授業の一つが、牧野貴博講師によるヴァイオリン授業です。

総合学科になってから十数年、池田高校の授業に講師として来てくださっています。

この授業は、2・3年次の学年をまたいだ選択授業。でも、2月のこの日からは3年次が家庭学習期間のため、なんと贅沢な先生とのマンツーマン!?授業です。

私が授業にお邪魔すると…

 

 

▲「おっ!またゲスト!弾いていくかいー!^^」

 

今日はゲストがたくさん♪

●   らいむくん(生徒)

●   学校を巡回していた小林教頭先生

●   前の授業を見学していたしおりん(地域おこし協力隊)

●   音楽の古城先生

と、先生を含めて5人がヴァイオリンの基礎練習中です。

まずは基本の構え方を習い、ドレミファソラシド〜と順番に音を出していきます♪

 

 

 ▲小林先生はヴァイオリン初挑戦♪

 

先生のお手本中。「ここから、飛んで、『すっ』って弾きます」

「すっ!?」

 

 「すっ!?」

 

▲私には、みんなの「すっ!?」が見えました。

 

この日は、普段の大人数レッスンではなかなか扱わないところまで教えてくださったそうです♪

和やかな雰囲気の授業は、この笑顔から伝わるでしょうか。

 

 

▲協力隊しおりんと、らいむくんの素敵な笑顔^^

 

授業の後半では、「ヴァイオリンといえば!」で名前が挙がるあの名曲『情熱大陸』を練習しました。

これはお披露目まで大注目ですね。続報をお楽しみに♪

カナダ姉妹校交流を町長へご報告|課外活動

2月6日(金)、カナダ姉妹校交流の実施について、池田町の安井町長に報告の機会をいただきました。

スライドを使いながら、3人それぞれの視点で実施したことや感じたことをお話ししました。

詳しい内容を知りたい方はこちらの記事もどうぞ!


カナダ姉妹校交流 帰国報告会を実施しました|全年次・集会

  

 

 

交流に参加した生徒たちは、全校生徒、町長、そして池田中学校など、さまざまな場で経験をシェアします。

現地で気づいたことはもちろんですが、「帰国してからこんなふうに行動が変わった」という声を聞くと、私もとても嬉しくなります。

知識だけでなく、「自分もできる」という自信は、人生において本当に貴重な経験だと感じます。

チャンスを掴み、どんどん人生を切り拓いていってほしい。

そんな成長の瞬間をともに見られることは、池田高校に関わる喜びの一つです。

ゴロゴロ鹿肉×キハダの香り 高校生コラボ弁当、販売会まで1週間|3年次課題研究

池田高校3年次生が、池田町の飲食店「道行パスタ」さんと共同開発した“鹿肉弁当”が、2月16日(月)と23日(月・祝)に販売されます。

 

このメンバーは、課題研究で「池田町を“食”で盛り上げたい」という思いから、1年間にわたり鹿肉を使った“鹿味噌”の開発に取り組んできました。

 

発表会が終わったあとも活動を続け、「実際に販売したい」という強い意志で動き続けている姿は、まさに授業の枠を超えた挑戦です。

 

 

 

今日は、本番1週間前。お昼のお弁当販売に向けて、おにぎりを時間内に作りきれるか時間を測りながら練習です。

 

 

最初は要領がつかめず、思った以上に時間がかかってしまう場面もありました。

しかし、作業を分業したり、計測のコツをつかんだりすることで、徐々に効率が上がり、完成までの道筋が見えてきました。

 

 

 

特にこだわったのは、おにぎりの握り方や力加減。

強すぎても食感が損なわれ、弱すぎても形が崩れてしまうため、何度も握り直しながら“ちょうどよい加減”を探っていきました。

道行パスタさんからは、50食を作る際のタイムスケジュールの組み立て方や、おにぎりを握るだけでなく、弁当箱への配置にも時間がかかることなど、実践的なアドバイスをいただきました。

 

 

 

この日は、地元新聞社「十勝毎日新聞社」の取材も入り、生徒たちの真剣な姿勢や地域と連携した取り組みが注目されました。

 

 

 

生徒たちは妥協することなく黙々と試行錯誤を繰り返し、「完売させたい」という強い思いを胸に作業に向き合っていました。

 

 

 

■ 鹿肉弁当のこだわり

鹿味噌 × キハダの実 × ゴロゴロ食感の鹿肉

今回販売する鹿肉弁当には、生徒たちが開発した“鹿味噌”を使用しています。

●       鹿味噌:ミンチと手切り肉を合わせた“ゴロゴロ食感”

●       キハダの実:柑橘のような爽やかな香りがアクセント

●       食べ応え:満足度の高い、しっかりとした味わい

ジビエが初めての方でも食べやすいよう、何十回もの試作を重ねて完成させた自信作です。

さらに今回は、道行パスタさんが“鹿の旨みを生かしたお寿司スタイル”を担当し、生徒たちの“肉味噌スタイル”と合わせた特別コラボ弁当として販売します。

 

■ 販売情報(告知)

 特別販売会@Cafe&life akao

● 2月16日(月) 11:30–14:00
● 2月23日(月・祝) 11:30–14:00

● 各日限定50食/1,080円(税込)
● 事前予約OK
● 当日は生徒も販売に立ち会います

同時開催(2/23)

● 工房ameiroさんのワークショップ(花のオーナメント作り)
● 先着5名/参加費2,000円(1ドリンク付)

池田町の“おいしい”と、生徒たちの“挑戦の軌跡”を詰め込んだお弁当です。
ぜひ味わってみてください!

絵本づくり|2年次選択・美術表現

池高に、4人の絵本作家が誕生します。

 

真っ白な本に向き合って、それぞれに物語を空想したり妄想したり、頭をフル回転させながら、思い思いの物語をぶつけています。

 

スケッチブックに入念な絵コンテを書き込む人

真っ白な本にそのまま鉛筆を走らせる人

大胆にもほとんど下描きをせずに、芸術を爆発させる人……。

 

美術表現のクラスを取っている絵本作家のこの4人は、保育のクラスも取っていて、幼稚園や保育園で自分たちで考えた遊びを披露したりもしています。

 

そんな4人が、今度は絵本作家を目指します。さて、どんな物語が生まれるのか。

 

窓の外に目を落とすと、校庭が真っ白な雪に……。

一点ものの魅力を生かすアップサイクル制作|3年次選択・ファッション造形

今回のテーマは「アップサイクルを学ぶ、服のリメイク」

 

3年次選択「ファッション造形」では、不要になった衣服を新しい子ども服へと生まれ変わらせる“アップサイクル”に取り組みました。

ただサイズを小さくするだけではなく、柄の見え方や配置をどう活かすかが今回の大きなポイント。元の服の魅力を残しつつ、まったく新しい一着へと仕立てていく工程に、アップサイクルならではの奥深さを感じました。

 

制作を進める中で、「同じ素材でも仕上がりは一つとして同じものがない」という当たり前の事実を、改めて実感する場面も多くありました。まさに一点ものの服づくりです。

 

 

子ども服ならではの工夫も欠かせません。

●   大人服よりもゆとりを持たせ、動きやすさを重視した設計にすること

●   ズボンはウエストをゴム仕様にし、着脱しやすい形にすること

こうした配慮を加えることで、見た目だけでなく、実際に着る人の生活に寄り添ったデザインへと仕上がっていきます。

 

 

アップサイクルを通して、素材の活かし方やデザインの視点だけでなく、「服をつくる意味」や「ものを大切にする姿勢」についても深く考える時間となりました。 

 

体験を言語化する(第4回目)|2年次・ミニ探究

第4回となる今回は、これまでの3回の活動を振り返り、「一番真剣に取り組んだこと」や「そこから得た学び」をテーマに、各自が資料づくりに挑戦しました。

 

これまでの活動はこちら(2班に分かれて活動しています)

●      “ポイポーイ!”から始まる森の学び──フィールドワーク前編|2年次・ミニ探究

●      ガイドとともに、森を深く味わう──フィールドワーク後編|2年次・ミニ探究

●       まちの課題と職人の生き方に触れる【フィールドワーク】|2年次・ミニ探究

●       炭焼きから学ぶ森の知恵【フィールドワーク(前編)】|2年次・ミニ探究

●       食と地域を結ぶウッドプランク【フィールドワーク(後編)】|2年次・ミニ探究

●       ミニ探究で自分の中の「好き」をぶちまけよう!|2年次・総合的な探究の時間(商品開発・企画担当)

 

 

サクッと1時間で、様式なしの状態から資料をまとめ上げる姿はさすがです。

高校生活の中で培ってきた力が、こうした場面でしっかり発揮されています。

前半の最後には、講師の中村さんが、先日訪問したパキスタンでの体験を写真とともに紹介してくださいました。

紛争が続く地域での暮らしや、現地の人々の声、知識として知っていたこととの“解釈の違い”など、実際に足を運んだからこそ語れる深い内容に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

 

 

 

その後は4つのグループに分かれて発表会を実施。 「全員が質問をする」というルールのもと、聞く姿勢も自然と引き締まります。

 

 

その後は4つのグループに分かれて発表会を実施。

「全員が質問をする」というルールのもと、聞く姿勢も自然と引き締まります。

どのグループも、自分たちの経験を丁寧にまとめ、聞き手に伝わるよう工夫しながら発表していました。

そして、各グループから選ばれた代表者が全体発表へ。

同じ体験をしても、受け取り方や気づきはそれぞれ。そこに一人ひとりの個性が光っていました。

 

▲発表後、大人組が表彰者を話し合っています…!

 

最後には、ベストプレゼン賞や質問賞などの表彰も行われ、仲間の良さを認め合う温かい時間となりました。

 

 

 

第5回目では、今回の振り返りをもとに、さらに深い学びへと進んでいきます。

油絵、初挑戦|2年次選択・美術表現

美術表現の講義は、ひとつの佳境を迎えています。

そうなんです、〈油絵〉です。〈模写〉です。

 

講師である画家の佐藤真康先生から、まずは油や絵の具やその他の道具の説明と扱いについての説明を受けます。と、その前に、講義を受ける池高生たちは、模写をすることになる絵やイラストを選んで下描きをしていました。

 

下描きに選ばれたのは、有名画家の絵画や推しのイラストなどさまざま。

油絵を描くということの意味は、画家自身の時間との対話や内面の感情や考え方や経験を表現すること。その模写をするという意味はというと……ていうか、ムズカシイことはひとまず置いといて、要するに……

 

「うまく似せられなーい!」とか「なにがちがうんだー!」とか言って、もがきながら気づきを持って成長するための特訓、練習らしいです。真っ白なキャンバスに向き合う池高生は、とても集中しています。底冷えする寒〜い教室の空気が、よりいっそうピーンと張り詰めます。

 

 

これから年末年始を挟んで数カ月にわたり、自己との対話の時間を経て、油絵を完成させます。

 

ちなみに世界最古の油絵は、約1400年前のもの。アフガニスタン中部にある、バーミヤン遺跡の壁画だそうです。

今日の主役はこの2人!演奏研究ミニ発表会|2,3年次選択・演奏研究

季節は冬。演奏研究ではミニ発表会が行われました♪

 

この授業を選択している2名が発表してくれました。

 

ちなみにこちらは4月頃の写真。

ゆっくり右手を左手を動かすことからはじめた授業でした。

さて、どんな演奏を聞かせてくれるのでしょうか。

 

 

#本日の観客兼応援団です♪

 

それでは演奏会が始まりますー!

 

 

#「温かい目で聞いて下さい」「もちろんですとも!!!」

 

まずはイツキくんから。2018年にリリースした有名な邦楽です。

 

 

 

上から落ちてくるタイプの楽譜!

両手がバラバラに動くタイプの曲を見事最後まで弾き切りました♪(パチパチパチパチ)

 

次はライムくん。2001年に公開された大ヒットアニメーション映画の曲です。

暗譜をし、表情豊かに弾いてくれました♪(パチパチパチパチ)

みんなで聞いた感想や弾いた感想のシェア♪

 

 

 

二人の成長が感じられる、温かなミニ発表会となりました。

プロの技に挑戦!シーフード・パエリア実習|3年次選択・フードデザイン

帯広調理師専門学校の先生をお迎えして

今日のフードデザインの授業は特別編!

帯広調理師専門学校から佐藤先生と村上先生をお迎えして、実習を行いました。

佐藤先生はリッチモンドホテルなどで料理長を務められた経験を持ち、今は後進の指導に力を注いでいる先生です。


先生方の最初の言葉は「楽しく作りましょう!それがお客様に伝わります」。

その一言で、教室の空気が一気に明るくなりました。

 

メニューは「シーフード・パエリア」

今回挑戦したのは、スペイン料理の代表格「シーフード・パエリア」。

名前の由来は浅い鍋を意味する「パエリア」と、発祥の地バレンシア地方から来ているそうです。


▲池田町で作られている「トカップ」も調味料として登場!

調理のポイントもたくさん教えていただきました。

● 包丁とまな板は使うたびに拭くこと

● 匂いの強い食材は後に切ること

● トマトは種を取って水分を抑えること

● みじん切りは西洋料理では「アッシェ」と呼ぶこと

● ムール貝のヒゲを取ること


プロの技を間近で見ながら、下準備の大切さを改めて実感。

生徒からも「普段はこんなに細かく処理しないよねー!」と家庭料理との違いに驚きの声があがっていました。

 

調理スタート!

先生の下ごしらえを見たあとは、グループに分かれて調理開始。

毎回違うメンバーでも、段取りよく進めていきます。


▲毎回違うグループメンバーでも、段取りよく対応する生徒

 

手持ち無沙汰になったので、次にできることはないか?と先生に質問にいく生徒もいました。


下準備から炊き上げまで、あっという間に進んでいきました。

 

プロに質問コーナー

具材を炊いている間は、みんなで質問タイム。

包丁セットには鍵がついていることや、牛刀を実際に触らせてもらう体験もありました。

牛刀などの包丁を実際に触らせていただきました。

ずっしりと重く、中華料理の技法とリンクしているなぁと感じます。


▲「重いよね!」と貴重な体験です

さらに、調理師の服やコック帽の秘密についても教えていただき、大盛り上がり。

いろいろなことに理由があるんです。

料理の世界の奥深さに触れることができました。


▲コック帽の秘密の話にも大盛り上がりでした

 

プロの味に驚き

いよいよ完成間近。

見た目にもこだわって盛り付けます。


▲具だくさんで盛りだくさん!美味しそう!!

佐藤先生の盛り付けは、オリーブオイルを垂らすとまさにお店の一皿。

生徒たちもそれぞれ工夫して盛り付け、歓声が上がりました。

 

生徒たちもそれぞれ盛り付けます。

また、料理長の技を参考に、見た目にも美しく仕上げようと工夫する生徒も。

完成した料理に歓声が上がり、笑顔あふれる実習となりました。


▲きれいに盛り付けられました♪

 


▲校長先生も試食♪

 

生徒の声では「先生の作ったものと食べ比べたら、全然味が違ってびっくり!とても勉強になりました」との感想も。

私自身も試食させてもらいましたが、米の一粒一粒が油でコーティングされているようで、口に入れた瞬間に違いがわかる…これがプロの技なんだと感動しました。

学びと成長

今回の実習では、料理の技術だけでなく、調理に向かう姿勢や心構えも学ぶことができました。

佐藤先生からは「あいさつ・ふるまい・衛生が大切」と改めて締めの言葉をいただきました。

村上先生からは「生徒たちは暇そうにしている時間がなく、手が空けばすぐに洗い物をしたり、自主的に質問したりと積極的でした」とたくさんのお褒めの言葉をいただきました。

生徒たちの成長を感じられる、笑顔いっぱいの実習になりました。