池高日誌

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ガイドとともに、森を深く味わう──フィールドワーク後編|2年次・ミニ探究

フンべ山歩きの後半。

 

前半はこちら↓(リンクが取得できるようならお願いします〜

“ポイポーイ!”から始まる森の学び──フィールドワーク前編|2年次・ミニ探究

 

続きに参りましょう!

 

 

▲この白い木は、樹上で樹皮がはがれて落ちてきたものかな

 

歩き始めて約30分。そしていよいよ・・・

 

 

頂上です!

170.6Mの標高までたどり着きました

 

 

▲みんなで記念撮影

 

 

▲あっちが池田高校側だよ〜

 

 

▲帰り道のみんなの歩くの早いこと笑

 

リスが食べたあとの美味しい松ぼっくり

 

▲これは炒って食べると人間も美味しいやつです

 

ドリカムの歌を歌いながら歩いていると、コクワの木があるのか気になります。

 

福家さんによると、手入れをするとツタ系のコクワは割と切っちゃうそうです。

 

そんななか、ツルをくるくる丸めてリースを作ってくれました

 

 

▲しゅるしゅる〜!あっという間

 

私も質問!

Q:山でサバイバルになったらどうやって火をつけたらいいのー?

A:しからばの樹皮を使うと良い!

 

 

▲こんな感じにめくって火種にすると良いそうです。

 

気になることを聞くとなんでも答えてくれる福家さん。

楽しいー!

 

帰りはあっという間に下山。

 

みんなの満足げな顔が伝わるでしょうか。

 

 

 

ガイドさんがいると見えるものの解像度が上がります!

学びのガイドがいるってすごいことだな〜と私も改めて実感します。

 

ちなみに、このフンべ山は気軽に登って良いそうです。入山届け不要、植物お持ち帰りOK。

 

お土産いっぱいのらいむくん

 

▲お気に入りの葉っぱや松ぼっくり♪

 

楽しみながら、山や森の見方、探究への一歩を体験しました。

たくさんの学びのガイドをありがとうございました!

“ポイポーイ!”から始まる森の学び──フィールドワーク前編|2年次・ミニ探究

全体でのオリエンテーションのあとは、早速フィールドワークに出発です。

 

今日は池田町の「フンべ山」に登ります。

 

今回案内してくれるのは、福家菜緒さん(WALD IKEDA代表、北海道アウトドアガイド)。

 

池田高校のいろいろな授業でもお世話になっています。福家さん、よろしくお願いします!

 

 

(福家さんにきていただいた授業の一部はこちらから!)

木育マイスターの福家さんと木の名札|2年次選択・保育基礎

授業することで学ぶ|池高3年次生が池小4年生に授業(課題研究の一環)

「ボランティア部」令和5年度、もりもりチーム始動!

  

安全のためにヘルメットをかぶって出発!

 

 

池田町でも熊の痕跡が見つかる昨今。

 

行きのバスの中でも、歌うといいのかな?とみんなで童謡「森のくまさん」を予習(あれ?歌ってたの私だけかな?)

 

まずは、大切な安全管理。

 

クマがいそうなときはこんなふうに言います

「ポイポーイ!」

※「おーい!」だと人に助けを呼ぶ声って思われてしまうんですって

 

 

▲いきなりの大声にみんなちょっとびっくり

 

さて、ゆっくり林道を歩きながら自然を観察していきましょう!

 

先日倒れたばかりの大木。根が浅いですね。

 

 

キノコ

 

 

動物のふん(クマじゃないですよ!)

 

 

たくさんの栗

 

▲フンべ山にどうやって栗が増えたかも教えてくれました

 

木についた虫

 

▲とって観察してみよう

 

どんぐりから芽吹いた、こんな小さな葉っぱも紅葉しています!

確かにすごいことだ!

 

 

掘ってみましょう。

 

ここは、道の真ん中で踏まれて淘汰されちゃうという判断のもと、観察です。

 

 

 

改めてどんぐりが大きくなって木になるんだなぁ。

 

似ている葉っぱのミズナラと柏の違いや、落葉針葉樹など、ガイドさんがいないと気づけないたくさんのことを教えてくれます。

 

私達が歩いていると、ざっくり「葉っぱ」や「木」「草」としか見えないものが、福家さんが解説してくれると解像度が高くなって見え方も変わってきます。

 

これに触ると胞子がでてくるよー

 

 

盛りだくさんなので、後半に続きます♪

お楽しみに♪

カウントダウン開始!池高生のクリスマス大作戦|2年次選択・ライフデザイン

イベント(11月29日実施)までのカウントダウンがはじまった模様のライフデザインの授業を覗いてみました。

ホワイトボードには、3時間目のやることリストが……「終わらせる」の文字が!!

  

そうなんです。「まだまだ先だぁ」とかなんとか言っていた池高生でしたが、授業で企画したクリスマスイベントまで2週間を切っていたんです。大詰めです、が……

 

高校生っていろいろ大変なんです。

気分が乗らなかったら、もう授業なんかにカマッていられないことだってあるんです。

感情とか気分をコントロールするなんてことは、大人にだって先生にだって簡単なことじゃないんです。

時間がない、とプレッシャーを掛けられたらなおさらです。みなさんにも経験があると思います。

 

「機嫌のわるい人、手あげて〜」

 

池高生に声をかけたのは外部講師の先生。

楽しむイベントなんだから、準備も機嫌の良い人がやればいい、と言います。

むりやり作業をしてもたのしくないんだったらやらない方がいい、と。

 

自分の感情や相手の思いなどなど、いろんなことに向き合いながら進むのが、池高のライフデザインという授業。

ちなみに手をあげた池高生は、担当の先生がしっかりサポート♪

 

 

 

▲子どもたちの笑顔のためのクリスマスイベント。お菓子もいっぱい詰めてます!

 

 

▲やることは、まだまだまだまだまだ、だだだだだだだだあります!

地産地消を実践!北海道産食材でピザづくり|3年次・家庭総合

前回の授業では、山本さんにお越しいただき、「消費者」としてどんな行動をとる?かについてゲームを通して考える授業でした。

 

前回の授業はこちら↓

「カレーを作って、地球を守る?」|3年次・家庭総合

 

今回はその学びを実践に移し、十勝産・北海道産の食材にこだわったピザづくりに挑戦しました!

※写真にエプロンや三角巾を着用していない生徒が写っていますが、授業では減点対象となっており、推奨しているわけではありません。

 

実習は二人一組で行い、1枚のピザを協力して作ります。

 

1:材料選び

 

タンパク質(ベーコンorウィンナー)から1つ

野菜から3品を選びます。

 

▲選ぶのも楽しいですよねー!!

 

2:生地づくり

十勝産・北海道産の小麦2種類から1種類を選び、生地をつくります

 

▲袋にいれてこねて、発酵させます

▶気分はピザ職人♪

 

3:具材の下ごしらえ

加熱が必要な具材はあらかじめ茹でるなどの下ごしらえをします。

 

 

4:トッピングして、オーブンへ!

 

 

▶まだかな、まだかな…(待ち遠しくてオーブン前で待機中)

 

そしていよいよできあがり!!!

 

 

▲どのピザも美味しそうです!!!!

 

熱々のうちに試食。

隣のグループと交換して味の違いを感じたりしていました。

 

「美味しい!」「うまい!」との声があちこちから聞こえてきます!!

(私も試食させてもらいましたが、めちゃくちゃ美味しかったです。

 

 

地産地消を選ぶと、絶品ピザができる。

消費者として何を選択するか、を実感しました。

煮物と味噌汁じゃない?和食の言葉と技を学ぶ時間|3年次選択・フードデザイン

今日の実習は、和食の「いりどりと止めわん」です。

 

知識のない私から見ると、「煮物と味噌汁」。

 

調べてみると…

 

①「煮物」と「いりどり」の違い

 

煮物:食材を煮て味を含ませた料理全般。和食の基本技法のひとつ。

いりどり:煮物の一種。鶏肉や根菜類を炒めてから煮る料理で、祝い膳や行事食にも登場。

 

「いりどり」になると、煮物ではありますが、ちょっと特別なニュアンスを持つことがわかります。

 

②「味噌汁」と「止めわん」の違い

味噌汁:味噌を使った汁物。日常的な和食の定番。

止めわん:会席料理や正式な献立の最後に出される汁物。味噌汁であることが多い。

 

「止め椀」は献立の締めくくりの椀物という位置づけで、内容は味噌汁であることが多いですが、すまし汁などの場合もあるようですね。

  

勉強になります!

 

さて、それでは実習の様子をお届けします。

 

今回の実習では、「二番出汁の取り方」や「材料の下処理」など、和食の基本技術を学びました。

数カ月にわたる実習を通して、生徒たちはグループでの作業にも落ち着いて取り組めるようになってきたように感じます。

 

 

▲取材を通して、生徒たちの雰囲気の成長も感じています。

 

 

 

盛り付けも非常に美しく仕上がり、見た目にも食欲をそそる一品に。

年末年始には、ぜひ家族と一緒に作ってみてほしいですね。

安全に動く力を身につける──柔道「受け身」授業|1年次・体育

池田高校には、立派な格技場があります。

(冬は少し寒いですが、それもまた味わいのひとつ…)

 

 

本日の体育の授業では、その格技場を使って柔道の「受け身」テストを行いました。

 

 

▲ごろん

 


▲ばーんっ!!

 

受け身は、柔道の基本であり、安全に転ぶための大切な技術。

体の使い方やタイミングを意識しながら、1年生たちは真剣に取り組んでいました。

 

 

▲1回ごとに拍手。同級生を応援する姿が温かい。

 

寒さに負けず、集中して動く姿が印象的でした。

この経験が、日常生活でもケガを防ぐ力につながっていくといいですね。

 

 

▲素敵な姿勢!さすが弓道部。

今年も開催できました!ハロウィーンパーティー2025|課外活動

昨年に引き続き、旧利別小学校を会場に、池高生によるハロウィーンパーティーを企画・実施しました。

9月から放課後などの時間を活用し、準備を進めてきた今回のイベント。

今年は昨年よりもさらに内容が充実し、ワークショップやミニゲームなど、子どもたちが楽しめる企画が盛りだくさんでした。

 

 ▲イベント数は昨年の3倍!

 


▲放課後準備の様子

▲前日準備には、地域の方も駆けつけてくれました。

池田町子育て係の皆さまと共催したミキハウスさんの「足育イベント」や、JA共済さんからの子ども向けプレゼントなど、地域の方々のご協力にも支えられ、温かく賑やかな時間となりました。

(役場広報係提供)

 

自分たちが楽しむことはもちろん、子どもたちの笑顔や反応を間近で感じながら企画を実行できたことは、生徒たちにとって大きな経験となったはずです。

多くの方々のご協力のもと、無事に開催できましたこと、心より感謝申し上げます。

静かな感動が広がる、校内ミニ発表会|2年次・音楽Ⅱ

1年次生に続き、2年次生でも合唱のミニ発表会が校内で行われました。

1年次生の様子はこちらからご覧いただけます

 ⇒ 響く歌声とみんなの笑顔|1年次・音楽Ⅰ

 

 

 

今回の曲は、合唱曲「春に」。 少人数ながらも、美しい三部合唱のハーモニーが校内に響き渡りました。

 

 

▲今回は時間に間に合い、たくさんの先生が駆けつけました


特に低音パートは人数が多く、全体のバランスを意識した歌唱が求められました。

 

以前、授業見学をした際には少し恥ずかしそうにしていた生徒たちも、今回は堂々と歌声を披露。 歌に込めた気持ちが、聴く人の心に静かに届くような、あたたかな時間となりました♪

 

 

▲聴衆からはそれぞれ一言コメント。

 

担任の山澤先生(保健体育担当)は、普段とは違う生徒の表情や姿に、成長を感じて感激している様子が静かに伝わってきました。

教科が違えば、生徒の見せる一面も違う。そんな発見があるのも、学校という場の魅力のひとつですね。

こだわりのデコレーション!ケーキづくり実習|3年次選択・フードデザイン

11月のフードデザインでは、ケーキ作りの授業が行われました。

1日目はスポンジケーキの焼成。 焼き上がりを待つ間に、2日目に向けてケーキの設計図を描き、必要な材料を話し合う「作戦会議」を行いました。

 

 

そして迎えた2日目。 3つの班がそれぞれに、個性あふれるデコレーションに取り組みました。

 

ある班では、スポンジがうまく膨らまなかったものの、その形を活かして工夫を凝らしていました。

 

 

▲生クリームを2種類使い、チョコの使い方に工夫を凝らしました

 

 

▲「ウニ」!!断面もきれいにできました!

 

 

▲見た目のインパクトがすごかったです

 

別の班は「断面美」にこだわり、フルーツがきれいに見えるように配置。高さを出すためにプラスチック型も準備して臨みました。

 

 

▲この方法を試すのは初めてだそうです。ナイス度胸!

 

 

▲フルーツたっぷり!シャインマスカットを始め、秋のフルーツがふんだんにはいっています

 

 

▲4等分しても大きい!甘さ控え目でフルーツとの相性が良かったです

 

もう一つの班のテーマは「誕生日ケーキ」。 「4月生まれで、いつも学校がなくて友達に祝ってもらえないのが寂しい…」というはるなさんのために、心を込めて作ったケーキです。

 

 

▲誕生日プレートも手書きで用意♪

 

 

▲クリームのデコレーションをするときには、みんなの応援が!

▶残念ながら欠席の主役のために、写真を送ります

 

 

▲可愛く仕上がりました!

▶カラースプレーの食感が楽しいケーキでした♪

 

完成後は、まさに夢のような“ケーキ食べ放題”状態に。 とはいえ、このあとに昼食も控えていたため、なかなか食べきれず…。

 

そこで、甘いもの好きな先生方にもお声がけし、みんなで試食大会となりました。

 

▲甘いもの食べるとみんな笑顔になっちゃいますね

 

甘い香りと笑顔に包まれた、あたたかな実習となりました。

高校生が挑戦!自分たちで計画した保育実習を実践|2年次選択・保育基礎

この日は、3回目の保育園実習。

なんと、高校生たちが自分たちで実習計画を立て、実際にクラスで活動を行う日です。

 

園児の発達段階に合わせて、

「どうしたら楽しんでもらえるかな?」「安全に遊べるかな?」と悩みながら準備を重ねてきました。

 

事前に保育士さんに計画を添削していただき、いざ本番です。

 

行きの車内は静か…みんな少し緊張している様子。

それでは、そんなドキドキの実習の様子をお届けします!

 


▲一緒に手遊び♪


2歳児クラス:ボーリング

秋をテーマにしたかわいいピンを手作り。

倒れると音が鳴る仕掛けもありました。


3歳児クラス:絵の具でトントンお絵かき&お手紙

好きな色の絵の具でトントンとスタンプ。枯れ木に葉っぱを色づけていきます。

早く完成したあとは、みんなで「大根抜き!」郷土遊びで大盛り上がりでした。

 


4歳児クラス:フクロウ&ジャック・オー・ランタンづくり

ハサミで切ったり、紙を丸めたり、テープで貼ったり。

いろんな動きを取り入れた工作で、子どもたちの集中力もアップ。

 

5歳児クラス:早口言葉&なんでもバスケット

ルールがわかると一気にヒートアップ!

初めての遊びに園児たちは大喜びで、高校生が帰ったあとも盛り上がっていたそうです。


たくさん準備をして臨んでも、園児が思いがけない動きをしたり、飽きてしまったり…。

けれど、それも大切な学びのひとつです。

 


▲たくさんのフォローと個別のフィードバックをいただきました

 

次回の実習では、4歳児クラス向けのお楽しみ会を予定しています。

体験から学びへ——また新しい挑戦が待っています!

 

 

貴重な機会をいただいた池田保育園の皆さま、本当にありがとうございました。