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様々な調理技能にチャレンジ!湯炊き法や裏ごしで調理実習|3年次選択・フードデザイン
暑さが少し和らいだこの日。熱い調理実習が始まりました。
本日の実習課題は
・湯炊き法→チキンピラフ
・食材の裏ごし→ミモザサラダ
・ゼラチンの扱い方→オレンジゼリー
の3品です♪
最初はおぼつかなかった調理も、回を重ねるごとに頼もしくなる生徒たち。
テーブルコーディネートもいい感じです!
「いただきまーす!」
フードデザイン×工芸のコラボ授業|2・3年次選択・フードデザイン&工芸基礎
3年次選択科目のフードデザイン、2・3年次選択の工芸基礎。
同じ時間帯のこの2つの授業のコラボレーション(科目横断授業)が始まりました!
夏休み前までの4時間で、「食器」を作ります。
そして、工芸基礎では釉薬をつけて焼いて食器を完成させます。
並行してフードデザインでは、その食器に盛り付ける料理を考案。
夏休み明けの合同授業では、みんなで調理実習をし、作った食器に盛り付ける!という内容です。
※詳細は授業の進み具合により臨機応変に対応するので、池高日誌レポートをお待ち下さい♪
コラボ授業1段階目。器を作ります!
いつもよりたくさんの生徒たちが美術室に集まります。
▲まだ粘土の塊たちですね
▲土殺しという作業中。怒りや怨念を込めて、粘土を叩きつけます
作る食器は3種類。3種類とも違う技法で作ります。
ろくろをつかって椀をつくります
次は、プレートを作ります。
粘土の塊を、糸で一定の厚さにカットします。
▲2人で協力してカット
▲皿の表面に模様をつけたり
▲側面を加工したり
▲個性豊かなプレートが出来上がりました
最後の器は、紐を重ねて作るタイプです。
▲先生の華麗な手さばきで残像が。
▲紐をたくさん作ります。均等にするのは意外に難しい…
▲紐を重ねて椀をつくっていきます。
▲大きさも形も思い思いの作品ができました
今回はいったんここまで。
あっという間の4時間でした。
次回の器たちは、素焼きをし、釉薬をつける工程になります。
お楽しみに!
まちのイベントに参加!水辺で乾杯|3年次・課題研究
7月9日(水)池田町の利別川左岸で行われた、池田町のイベントに生徒たちが参加しました。
▲池田町の観光協会のポスターより。
今回は2つのチームが2つの目的で参加。
1チーム目は、「食で池田町をPRしたい」チーム。
地元の食材にこだわり、何度か試食を繰り返してきたレシピを一般の方向けに販売。
レシピ、衛生面でご協力いただいた、cafe & life akao様、ありがとうございます!
100食の用意があっという間に完売。
たくさんの「美味しかったよー!」をいただきました。ありがとうございます。
2つ目のチームは「多世代交流をしたい」というチーム。
こちらは販売ではなく、交流の場として、わいわいたこ焼きを焼いておりました。
手慣れた手つきでたこ焼きパーティー♪
みんなでわいわい!多世代交流はできていた・・かな?
最終的には10人以上の3年次生が集まってわいわい。
思ってみれば、こうやってまちの場に高校生がいるってことが一つの価値なのでは、なんて。
一つ一つの経験がみんなの第一歩。
貴重な経験の場をありがとうございました!
インターンシップ発表会|2年次・総合的な探究の時間
6月に地域の方のたくさんのご協力をいただいて実施できた2年次のインターンシップ。
本日は、グループに分かれての発表会です。
インプットした沢山の学びを自分なりに解釈し、アウトプットで表現しました。
早ければ1年ちょっとで就職する生徒もいるなかでの職場体験。
いろいろな実感や、自分の課題、将来への希望や不安、いろいろなことを学んだ発表がありました。
来週は、1年次生に向けた発表があります。
3名の皆さんが全体の前で発表を行う予定です。
今日取り組んだ課題をさらに磨き上げて、自信を持って本番に臨んでくださいね。
皆さんの発表が楽しみです。
『町ぶらマップ』中間報告会|3年次選択・時事問題研究
現在の時事問題研究の授業では、池田町の「町ぶらマップ」を作成中です。
今回は、中間発表として、池田町の観光等に関わっている御三方にきていただきました。
まずは、生徒たちが考えた町ぶらマップを発表します。
WEB版とパンフレットを想定。
池田駅からぐるっと回れるコースで、大人も知らないちょっとしたスポットが入っているあたり高校生らしさがでていました。
紙版のパンフレットは8つ折で作成するつもり、と紙をおりながらイメージを伝えます。
発表後、たくさんのヒントをいただきました。
池田町役場 地域振興課の清水課長からは、
「僕が好きなスポットもはいっていて嬉しく思った。『是非徒歩で歩いてほしい』などの情報があってもいいかも。」
「広大さ、は具体的に20km先の帯広市まで見える、など具体性があるとより伝わりやすいと思う」
「ワイン城のタイルには秘密があってね。(ここからはネタバレなので内緒)」
「高校生の視点を活かすなら、高級なものよりも、お小遣いで買えるようなものを紹介した方が等身大を感じるかも」
などと、より伝わりやすくなる表現などのアドバイスを頂きました。
池田町観光協会の古後会長からは、この授業の前日に公開となった池田町の観光動画を一緒に閲覧しようと提案が。
高校生からは、「池田町の食や自然の豊かさが表現されていた」と圧倒された様子。
こういった大人目線で作ったものも参考に、足りないもの、高校生ならではの視点を明らかにするヒントにしてほしい、といただきました。
他にも、観光協会としてなぜこの建物が取り上げられているのか、池田町120年の歴史にまつわる背景等…、公益性を考えたものになっている、それぞれ意図があるんだよ、と生徒たちに丁寧に伝えてくださいました。
最後に、北洋銀行池田支店の笠井支店長。
こういったマップを作る際には、どのようなターゲットや年代、どんな趣向で、どんな情報が必要なのか調査してから始める、という民間企業での視点をアドバイス。実際にまち歩きをする人の調査結果などを用いて、情報の選択や見せ方などを伝えてくださいました。
たくさんのアドバイスをもらった中でも、紙のパンフレットの大きさにはとても良い反応が。
まち歩きをする人の小さいバッグにも入るサイズで、実用的との称賛の言葉をいただきました。
▲この手のひらサイズです。
この中間発表でいただいた内容をブラッシュアップし、最終的にどんなかたちになるのでしょうか。楽しみです♪
ALTの先生とクイズで英語に親しむ♪|1年次・英語コミュニケーションⅠ
今日の授業は、「JEOPARDY」(ジェパディ)というアメリカのクイズ番組形式。
※日本ではクイズグランプリが似たような番組みたいです。
▲じゃじゃーん!
▲みんなの期待と困惑が混じった顔…笑
もちろん、ルール説明も全部英語。
ジャンルと特典のボードがあり、正解するとポイントがもらえる形式です。
Braidon先生は、大学でプログラムを専攻していたということで、クイズ画面もなんだか本格的♪
▲小さいですが、ディスプレイにジャンルと得点が表示されています
では、3つのグループに分かれて、Let's start!
easyな問題では、多くの人の手があがります。
こちらは難問…もぐらを英語で何ていうんだろう?(私も知らないです)
▲正解するとみんなで拍手♪
▲enjoying!
得点王がいたり、スピードマスターがいたり…楽しく英語に触れる授業となりました♪
『笑う門には福来る 〜私の歩み、そしてこれから〜』|3年次選択・形態別介護
東京パラリンピック(2021)のNHK障害者キャスターとしてリポーターを務めた千葉絵里菜さんが、池高生に会いに来てくれました。
生後すぐに難病、そして脳性まひがあることがわかってからは、後遺症により足や手が思うように動かずバタバタと動いてしまったり(自分の意志に反して動いてしまう不随意運動)、硬直があったり……という話からはじまった特別講義。
①「つけまつげをつけるにはどうしたらいいか?」
リハビリの場に“つけま”を持ち込み、作業療法士の先生と一緒に練習を重ねたそうです。できるようになりたいという気持ちが、前へと進ませてくれたとも話してくれました。
②夢をかなえるために大学生活
毎朝ピンポンと迎えに来てもらい、時には寝坊することもあったとのエピソードを笑顔で話してくれました。
筆記代行の支援を受けて授業を受けたこと、バリアフリー委員会に所属していたことを教えてくれました。
学生生活は多くの人の支えてもらい、障がいがあっても、本人のやる気次第で可能性は無限大だと心から感じたと生徒たちに伝えてくれました。
③現在の夢 ~帯広の学校をすべて回りたい~
関東には車椅子のママもいますが、地方ではまだ少ないのが現状のようです。
SNSや講演会を通じて「車椅子でもママになれる」ことを伝えていきたいと思っていると語ってくれました。
他にもこれまで経験したことを話してくれた千葉絵里菜さん。
キャスターになってから事実や思いを伝えることの大切さを知り、「伝えることは天職!」と知ったと話してくれました。
#質問をする生徒たち
重度訪問介護は、自立のため。「みなさんにも知っておいてほしいこと」と、絵里菜さんが池高生たちに伝えたいことはたくさんありました。絵里菜さんの歩みは、「たくさんの人に支えられた人生だった」と振り返るように、自分を人間として見てくれた人との出会いで溢れていました。
池高生たちは、絵里菜さんからのメッセージをどんな風に受け取ったのでしょう。
#ベッドへの移乗体験
#電動車いす体験
ご多忙のところ、貴重なお話と貴重な体験の機会をいただき、心より感謝申し上げます。
またぜひ、池田高校へお越しいただき、お話を聞かせていただければ嬉しく思います。
AIと英語学習|2年次選択・英語コミュニケーションⅡ
2年次生の英語コミュニケーションの授業では、「AI(Gemini)を用いた英語学習」が行われていましたよ。
英語学習とAIはとても相性が良いと言われています。
実際に私も、Geminiと「書く」「読む」「聞く」「話す」などを自分で試してみました。
適切に指示ができると、自分の苦手やレベルに合わせた学習ができるなぁと実感。
さて、授業ではどのように使われているのでしょうか?
本日の授業では、「高校生の修学旅行先としてオススメの場所はどこ?」という小テーマでそれぞれ英作文を行います。
その英作文を、Geminiで添削。
確かにこれだけの人数がいると、先生が同時に添削することも難しいですが、AIなら可能。
修正後、ペアに分かれて、英語で説明を行います。
▲私のオススメはアメリカのオーランド州です♪
その後、テキストに戻ります。
数回かけて熟読しているテキストの中からお気に入りの一文を選び、それぞれGeminiとやりとりと行います。
▲適宜先生がサポート
私なりの考えを述べること、それぞれのレベルに合わせた英語学習をすることなど、「問いに対して正しい答えをいう」昔の時代とは違うのだな〜と痛感しました。
とても興味深い授業でした!
機織り機でサンタさん。準備8割!?|3年次選択・羊と織物
羊と織物の授業で作成する2つ目の作品は、機織り機でサンタさんの模様です!
▲額縁にいれて飾れるようにしますよ
一人一台の機織り機があるこちらの授業。池田高校は総合学科ということもあり、教材が豊富です。
さて、この作品は、とにかく準備がとっても大変!!
最初は、二人一組で糸をセットしていきます。
上に下に、1~4番の決まった順番で間違いないように慎重に。
私の体感だと、1カ月くらい準備をしていたような気がします。
準備が重要なのが本当によくわかる!
下糸がセットできたら、やっと横糸で色や模様がつきますよ!
▲こちらが設計図。これが読み解けるようになるのです。
私たちが想像する、横糸を通してがしゃん!みたいなのよりも、丁寧にゆっくり…
糸を通す場所や、足の4本の踏むところも複雑なのです。
模様ができてきましたよ!
高校生の若いセンスなのか!?織り始めるとはやいはやい。
こちらはあっという間にできあがりました!
できあがりー!
機織り機から取り出し、額縁にはめられるように、外側を切り落とします。
マフラーと違って、外側を切り落とせるので、比較的初心者向けみたいですよ。
完成ー!!!
完成作品は、7月5日(土)のエルム祭でも展示されますよ。
好きな背景の色で作っているところや、サンタさんの大きさもちょっと違うところがまたキュート。
素敵な作品ができあがりました♪
放課後勉強会|全年次対象・進路指導部
2025年(令和7年)入学の新入生からは、全員スタディサプリが利用できる池田高校。
進学希望者向けに、放課後に勉強会が行われました。
この日は、1年次〜3年次生まで、科目テストの勉強、漢字検定の勉強、進路研究などをおこなっていました。
個別に、勉強や参考書の相談をしている生徒も。
少人数校だからこそ、先生に相談しやすい環境であると思います。
▲「え!いいんですか!?」(何が良いかは池田高校で♪)
多様な生徒がいるからこそ、違いを認めあえる、のではないでしょうか。