池高日誌

池高日誌

将来の生き方とお金の学び~プロの視点から~|2年次・家庭総合

6月2日 午後

 

本日の授業『私のライフデザインについて考える』では、将来の生き方やお金との向き合い方について学ぶため、外部講師をお招きして講話を行いました。

 

授業の目的は以下の3点です。

・各ライフステージの課題や生活資源、リスク管理について振り返りながら生活設計を行うこと

・生涯を通じて家計をマネジメントする力を身につけること

・家計の構造やリスク、金融資産のマネジメントについて、専門家の視点を踏まえて学ぶこと

 

【前半:日本生命保険相互会社 前田様 による講話】

「私のライフデザイン」をテーマに、

・10年後の自分を想像するワーク

・人生のライフイベント(進学・就職・結婚・住宅・子育て・介護など)

・それらに必要となる費用

・変化の激しい社会で複数の選択肢を持つことの大切さ

・相談できる人を持つことの重要性

についてお話しいただきました。

 

生徒たちはワークシートを使いながら、「なりたい自分」とその実現に必要なお金について考える時間を持ちました。

 

【後半:北洋銀行帯広コンサルティングプラザ 飯田様 による講話】

社会に出てから必ず必要となる 金融リテラシー について、

・ローンとクレジットの違い

・金利の仕組み

・リボ払いの危険性

・計画的なお金の使い方

などを、具体例を交えながら分かりやすく説明していただきました。

 

生徒からは、

・10年後の自分を考えるのは新鮮だった

・お金がどの場面で必要になるか初めて知った

といった声が聞かれ、学びを自分ごととして捉える姿が見られました。

 

また、

・将来の選択肢を広く持つことの大切さが分かった

・お金の知識は知らないと損をすると思った

・相談できる人の存在が大事だと感じた

など、キャリア形成に向けた前向きな気づきが多く寄せられました。

 

お忙しい中、専門的な知識と実体験を交えながら丁寧にご講話いただいた、日本生命保険相互会社 前田 様、北洋銀行帯広コンサルティングプラザ 飯田 様に心より感謝申し上げます。

生徒にとって、将来を考える大変貴重な学びの機会となりました。

The ELM News 第1号が完成しました! |3年次選択・応用英語

5月25日・29日

 

【The ELM News第1号が完成しました!】

3年次選択科目「応用英語」と「スポーツⅡ」によるコラボ授業の一環として、応用英語選択の生徒4名が The ELM News 第1号 を制作しました。

5月18日には、スポーツⅡの授業を取材し、実際の活動の様子を英語で記事化する取り組みを行いました。

取材の様子はこちら(クリックしてください)

➡『言語能力を育む「応用英語×スポーツⅡ」のコラボ授業|3年次選択授業

 

以下、取材のまとめの様子と完成した新聞記事を紹介します。

 

今回の新聞制作では、

・新聞の構成を考える

・読み手の視点を意識する

・取材内容を英語で表現する

といった、英語力だけでなく 文章構成力・情報整理力・ICT活用力 が求められる学びとなりました。

4名の生徒は、互いに役割分担をしながら協力し、ICTを活用して記事を仕上げました。

 

初めての「取材内容を英語に翻訳する」経験を通して、言語の難しさや奥深さを実感するとともに、次号への意欲も高まっています。

 

生徒たちは「伝えるための英語」を実践的に学び、学びがより深く、そして 生きた学び へと発展している様子が見られました。

 

今後の The ELM News の展開にもご期待ください。

 

以下、作成に携わった生徒(ペンネーム)のコメントです。※原文のまま

 

〇ブルースター

英語で新聞記事を書くことはとても新鮮で良い体験になったと思った。

教科横断は新鮮で楽しかったのでまた機会があったらやりたい。

 

〇Chatterbox

今回、初めて英字新聞を書きました。

自分でインタビューに行ってその内容をメモし、自分で英語の記事にするというのは話を聞く力、まとめる力、文章にする力が必要なため、自分のためになる良い経験でした。

今後もどんどんレベルアップさせて続けていきたいです。

 

〇ウチナーグチ

自分なりの英語を使って頑張って記事を書きました。

この授業で自分の考えを英語の文章で書く力が成長した実感があります。

今回インタビューに参加することはできなかったけど次回はインタビューをしたいです。

 

〇牛なり

簡単な単語や文法しか使えませんでしたが、取材内容で書いた英文をAIなどに修正をもらいながら頑張りました。

本当に簡単な単語しか使ってないので、中学生でも楽しみながら読めると思います!挑戦してみてください!

 

こちらが記事です。(クリックしてください)

➡『The ELM News No.1 .pdf

ワイン城の歴史と見学を通して学ぶ、地域産業とまちづくり|3年次選択・時事問題研究

5月28日 午前

 

本日、本校において、池田町が誇る「十勝ワイン」の歴史を学ぶ講演会、および「ワイン城」の現地見学が行われました。

生徒たちにとって、身近な地域産業の裏側にある先人たちの情熱や、まちづくりにかける想いに直接触れる、大変貴重な一日となりました。

◎第一部:講演会「ワイン城の歴史」(講師:水口 氏)

まずは、水口さんから、スライドを交えながら池田町のワインづくりの歩みについてご講演いただきました。

冒頭、水口さんからの「池田町といえば何でしょう?」という問いかけに対し、生徒たちからは迷わず「ワイン!」と元気な声が上がりました。和やかな雰囲気の中、いよいよ説明がスタートしました。

 

~災害からの復興と、あくなき挑戦の始まり~

池田町のワイナリーは、全国初となる「自治体ワイナリー」であり、そこで働く人々が役場職員であるというユニークな特徴を持っています。その誕生の裏には、相次ぐ地震や冷害によって赤字再建団体に指定された町の、苦難の歴史がありました。

その危機を救ったのが、当時の町長・丸谷金保氏です。「冬でもブドウが栽培できるはずだ」という強い信念のもと、圧倒的な発想力と行動力で挑戦が始まりました。最初は冷害で苗木が枯れてしまうなど幾多の試練に見舞われましたが、野生の「山ぶどう」がワインづくりに適していることを発見。ついに念願の免許を取得し、コンペティションで銅賞、さらには金賞を受賞するまでに至りました。

 

~厳寒地ならではの知恵と「本物志向」の追求~

冬にはマイナス20℃に達し、雪も少ないという厳しい環境でのブドウ栽培は、苦労の連続です。寒さから木を守るため、土を盛り上げる「培土(ばいど)」という気の遠くなるような手作業を重ね、地道な品種改良によって独自品種「清見(きよみ)」などを誕生させました。

また、昔は受け入れられにくかった強い「酸味」をあえて強みとして生かし、スパークリングワインやブランデーづくりに挑戦するなど、徹底して「本物志向」を追求してきた歴史も学びました。

現在では役場職員も勤務の一環として畑に入り、町全体でこの事業を支えています。「ワイン事業は、新しい産業を起こし、利益を町民に還元するためのもの。ワイン城や十勝ワインは、町民の誇りそのものです」という水口さんの言葉に、生徒たちは真剣な表情で聞き入っていました。

 

講演の最後、新得町出身の生徒から「新得町でもワインはつくっていますか?」という質問があり、水口さんが笑顔で「つくっていません(笑)」と答える一幕もあり、質問コーナーも大いに盛り上がりました。

 

◎第二部:ワイン城見学

講演会の後は、実際にワイン城へ足を運び、施設の見学を行いました。

案内してくださった説明員の方が本校(池田高校)の卒業生ということもあり、先輩・後輩ならではの和気あいあいとした温かい雰囲気で始まりました。

 

 

~五感で体験するワインづくりの現場~

見学では、スパークリングワインの細やかな工法や、整然と進む瓶詰めの工程を間近で観察しました。途中、ポツポツと雨が降り出すあいにくの天気となりましたが、広大なブドウ畑の景色は、生徒たちの目に新鮮に映ったようです。

特に印象的だったのが、ブランデーの蒸留見学です。部屋一帯に芳醇なブランデーの香りが充満する中、「ホワイトブランデー」のテイスティング(匂い体験)が行われました。その刺激的な香りに、思わず「おぉ…!」と顔をしかめる生徒もおり、お互いのリアクションを見ながら楽しそうに体験していました。

ショップ見学では、地元球団・ファイターズとコラボレーションした限定ワインを見つけるなど、ワイン事業が観光や他産業へ多角的に波及(6次産業化)している様子を、身をもって実感していました。

 

説明や現地での体験を通して、生徒たちは身近にある「ワイン城」が、どれほど多くの苦労と情熱、そして「町を愛する心」によって築かれてきたのかを深く理解することができたようです。

 

今日の学びが、「自分たちのまちの未来」を考えるためのかけがえのない一歩となることを期待しています。

ネットリテラシー講習会を行いました|全年次・行事

5月28日 午後

 

本日、インターネットやスマートフォンとの安全な付き合い方を学ぶ「ネットリテラシー講習会」 を実施しました。

講師として、合同会社東雲研究所の 不破崇行 氏をお招きし、動画視聴や意見交換を交えながら、情報社会を生きるうえで大切なポイントについて学びました。

 
はじめに、校長先生から挨拶と講師紹介がありました。

スマートフォンやインターネットは学びやコミュニケーションを広げる素晴らしい道具である一方、使い方を誤ると自分や他者を傷つける危険があることが伝えられました。

情報を受け取る・発信する際には「正しい情報か」「誰かを傷つけないか」を考える力、すなわち情報リテラシーの重要性が強調されました。

 


不破氏からは、実際の事例をもとに、インターネット利用に潜む危険について分かりやすく説明していただきました。

 

≪オンラインゲームでのトラブル≫

テキストチャットの一言が誤解を生み、仲間外れや不登校につながるケースが紹介されました。

文字だけのやり取りは誤解が生まれやすく、言葉選びが非常に重要である ことを学びました。

 

≪ゲーム依存と生活リズムの乱れ≫

部活動や勉強の不調をきっかけにゲームに依存し、課金や不正利用に手を出してしまう危険性についても触れられました。

スマホは「いつでもどこでも使える」ため、時間・場所・約束を決めて使うことが大切 であると話されました。

 

≪フェイクニュース・偽情報≫

生成AIで作られた偽動画や偽ニュースが増えている現状を踏まえ、具体例をもとに、国語力や理科の知識を使って見抜く力が必要であることが示されました。

曖昧な情報に「いいね」を押すだけでも名誉毀損につながる可能性があることも学びました。

 
各テーマごとに動画視聴があり、生徒間でのディスカッションを行いました。

ディスカッションでは

「言い方がきつすぎると思った」

「ゲーム時間が増えたことが悪循環の原因では」

「フェイク動画は不自然だと感じた」

など、生徒一人ひとりが自分の言葉で意見を述べていました。

 
講習の最後には、代表生徒から

「自分もSNSやAIを使うことが多いので、今日の話を聞いて、使い方を間違えると危ないことがたくさんあると感じました。これからは気をつけていきたいと思います。」

と感想が述べられました。

 

最後に、講師の不破氏から「インターネットは正しく使えば人生を豊かにする。自分がされて嫌なことは相手にしないことが一番大切」と締めくくられました。

生徒たちは、講話や動画、意見交換を通して、 情報との向き合い方をより深く考える時間 を過ごすことができました。

今回の学びを日常のスマホ利用に生かしてほしいと思います。

進路説明会(十勝東会場)に参加しました|全年次・進路探究

5月27日 

 

本日、本別高校・足寄高校との合同による「進路説明会(十勝東会場)」 が行われました。

1年次は午前、2・3年次は午後に参加し、各企業や上級学校の担当者から直接説明を受ける貴重な機会となりました。

高校卒業後の進路について、実際の声を聞き、体験を通して考える時間 になったようです。

 

◎午前:分野別ガイダンス(1年次)

1年次生は、全20種のプログラムの中から3つを選び、体験・実習形式のガイダンス を受けました。

カット体験、エンジン分解・組立、接客実習、保育体験など、幅広い業種に触れることができ、どの生徒にとっても非常に貴重な経験となりました。


デザイン系の学校では、顔の形やパーツを実際に描くワークが行われました。

生徒たちは苦戦しながらも、楽しそうに取り組んでいました。

 

自動車整備のブースでは、エンジンを一度分解し、内部の働きを学ぶ体験 が行われました。

専門的な内容に、生徒たちは興味深く耳を傾けていました。

 

ゲームを活用した重機操作体験では、クレーン車の操作 に挑戦する生徒もいました。

ブースでは「なんのために働くのか?」という問いかけもあり、

生徒たちは「仕事のやりがいのため」「お金を稼ぐため」など、自分なりの答えを口にしていました。

 

◎午後:進路ガイダンス(2・3年次)

午後は、2・3年次生を対象にした進路ガイダンス が行われました。

大学・専門学校・企業・公務員など、計65校・社 の皆様にご参加いただき、興味のあるブースで説明を受けました。

特に3年次生は、進学・就職が目前に迫る中、真剣な表情で説明を聞き、進路選択への意識を高めていました。

 

 

説明や体験を通して、生徒たちは 高校卒業後の進路 をより具体的に想像することができたようです。

今日の経験が、今後の進路選択に向けた大切な一歩となることを期待しています。