池高日誌
3年次 時事問題研究 『快適で安心・安全な避難所運営のあり方について』
今日の時事問題研究の授業では身近な地域の防災・減災について快適で安心・安全な避難所を運営するにはどのようなことに留意することが大切かを多様な視点で考察しました。
今回の講師は北開水工コンサルタントの松川 様です。避難所を実際に考える前に非常食についてお話がありました。
(非常食にもいろいろ種類がありますね。) (段ボールベッドを作っています。)
(1人分の避難スペースを考えます。) (実際の1人分のスペースは?)
(胆振東部地震の時の避難所の様子) (振り返り 安心・安全な避難所とは?)
初めは1人分のスペースで範囲を決めるところから考え、取り組みました。段ボールベッドを制作しながら生徒が考える快適で安心・安全とは何かを話し合いながら進めました。生徒たちはプライバシーを守ることに重視した生徒もいましたが、実際の1人分のスペースの狭さに快適、安全・安心とは何かを考えさせられました。また、どのような避難所にしていくか進める中で快適で安心・安全とは何かを深く考えるためには避難所に避難する人たちは様々な状況にあることを知り、避難所運営のために全体へルールを共有し、確立することも大切さを学ぶ機会となりました。
次回、今日、取り組んだことをさらに様々な視点で快適で安全・安心な避難所をどのようにつくっていくか考えたことを振り返りまとめていきたいと考えています。
北開水工の皆様、お忙しい中、授業へのご協力ありがとうございました。
今年もあります!小高連携♪準備に潜入|2年選択・数学Ⅱ
昨年度、池田小学校の中休みに池高生が伺って交流する企画、今年度も実現できることになりました。
10月から開始ということで、授業の中で準備が始まっています!
今回は、第一回の数学Ⅱにお邪魔してみました。
詳しい内容は秘密ですが、まずは小学生に出す問題にチャレンジ!
▲こ、これは…苦戦!?
▲どうやったらわかりやすく伝わるんだろう・・・
わかりやすく伝えること、相手の目線にたつことなど様々な力が試されます。
いつもの勉強とは違う観点の学びや発見があるはず!
小学生は面白い面白くないにシビア。
たくさんの学びがありますように!
見学旅行1日目のレポート|2年次・行事
体調不良者もなく、無事に初日を終えることができました。
朝の池田町は気温7度と肌寒いスタートでしたが、関西地方では30度まで気温が上がり、まるで一ヶ月前に戻ったかのような暑さでした。
他の高校も一緒でしたが、池田高校は少人数で、目的地には少しずつ早く到着しました。
混雑する前に見学を始めることができました。
▲移動中の様子です
奈良公園では、東大寺の金剛力士像や高さ48メートルの大仏を見て、その迫力に圧倒されました。
希望者は、大仏様の鼻の穴と同じ大きさの穴をくぐり、厄除けになると喜んでいました。
夕方には京都へ移動し、2日目の行程へと続きます。
水彩画で描く秋の清見ケ丘公園|2年次選択・美術表現
9月の授業では、2回にわたり、池田高校のお隣の清見ケ丘公園で絵を書いています。
▲気温は20度代。過ごしやすい気候になりました
▲どこで描こうかな
「意外に高校生になると、外で絵を描く授業ってなかったりしますよね。
たまには外の広い空気を吸って絵を描くのは、精神衛生上もいいかなって思います」
と、講師の佐藤先生。
▲こちらは講師の佐藤先生の作品(途中です)
水彩画にすることで、外でも描きやすいみたいです。
2日目に取材に向かっている途中には、キツネとリスに出会いましたよ♪
▶右の写真にはリスがいます
池田町のアイデンティティを学ぶ「ワイン学」|1年次・科学と人間生活
昨年度から始まった池田高校の特別授業「ワイン学」は、座学・収穫体験・施設見学の3日間にわたって行われます。
本日の講師は、池田町長であり、かつて池田町ブドウ・ブドウ酒研究所の所長も務められた 安井美裕 様です。
昨年に続き、今年も池田高校のためにご講義くださいました。
池田高校では、このように地域と結びついた学びを多角的に取り入れています。
本日は初日の座学として、
1 ワインを知ろう
2 池田町のワインづくりを知ろう
という2つのテーマで学びました。
「未成年の高校生にワインの授業?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、池田町にとってワインは単なる産業の一つではありません。
町の窮地を救い、北海道で広く栽培されている「山幸」種を開発し、北海道におけるワイン産業の礎を築いた存在です。
発酵のしくみは科学の分野ですが、まちづくりや観光など幅広い分野にも影響を与えています。
池田とワインの歴史や、思い入れ、観光振興、町への利益波及など、ワイン造りを核とした地域振興を多角的に学ぶことができました。
▲「黒いぶどうから白ワインはできますか?」
今回の座学で得た知識が、次回の体験学習により深い実感をもたらすことでしょう。
生徒たちには、多くの気づきを持ち帰ってほしいと思います。