池高日誌

池高日誌

「働く」のリアルと向き合った3日間。2年次生インターンシップ報告会を開催!|2年次・総合的な探究の時間

7月15日 午後

 

本校体育館において、2年次生による「インターンシップ報告会」が開催されました。

先月、生徒たちが実際に地域の事業所へ赴き、3日間にわたって「働く現場」を体験したインターンシップ。そこで得た驚きや失敗、プロの凄さ、そして「働くことの意義」について、スライドやクイズを交えて発表し、生徒の皆様と共有する熱い2時間となりました。

 

 

◎第一部:熱意と工夫が光る「全体発表」

前半は、3組の代表生徒による全体発表が行われました。

それぞれの事業所の魅力や、実際に働いてみて初めてわかったリアルな裏側を伝えてくれました。

 

① 松村さん [十勝川温泉第一ホテル]

松村さんは、十勝川温泉での実習を振り返りました。

客室「豆陽亭」の素晴らしいロケーションや「豊洲亭」の贅沢な専用ラウンジ、別館「三余庵」の五感に響くおもてなしなど、ホテルの強みをプロさながらに堂々とプレゼン。 実習では宴会場の設営やベッドメイキング、フロント業務を体験しました。

 

~最大のピンチとやりがい~

「大変だったのは宴会場の設営。なんと、そこに大勢の修学旅行生が到着したんです。でも、スタッフの方と二人で力を合わせて、何とか最後までやり切ることができました!」と。最後に「ホテルとは『お客様第一』であり、それを支える『従業員同士の強い団結』が不可欠な場所である。」と学びを語ってくれました。

 

② 齊藤さん [スポーツデポ帯広店/幕別町図書館]

2つの異なる職種に挑戦した斎藤さんは、それぞれの現場での気づきを発表しました。

スポーツデポでは、丁寧な掃除やハンガーがけ、お客様への挨拶などを経験。「掃除と挨拶を同時に行う難しさを実感した。作業に慣れてきた頃が一番ミスをしやすい」と、身の引き締まる教訓を共有してくれました。

図書館では、カウンター業務や移動図書館「すわでぃ号」の運行、新刊受入れなどを体験。

 

~会場が沸いた「移動図書館クイズ」~

「すわでぃ号(バス)の費用はいくらでしょう?」という斎藤さんの突然の三択クイズに、会場は大盛り上がり。(正解は8百万円〜1千万円!) 「スピードよりも、まずは正確に作業することが何より大切。本の貸し借りの楽しさを知るとともに、整理整頓の重要性を学びました。」と語り、会場から「オススメの本は?」と聞かれると、「工作の本です!」と笑顔で答え、温かい拍手をもらっていました。

 

③ 石橋さん [まつもと薬局フロンティア店/帯広南町保育園]

石橋さんは、異なる2つの業界を「栄養士」というキーワードで繋げて体験しました。

「薬を出す場所」というイメージの強い薬局。しかし、まつもと薬局には栄養士が在籍しており、栄養に配慮した多種多様な商品を販売したり、薬局内に「野菜が飲めるカフェ」が併設されていることに新鮮な驚きを感じたそうです。

保育園の実習では、「小さな子どもが喧嘩したとき、何が先に出ると思いますか? 正解は『歯(噛みつき)』です。子どもは上から順に発達していくからなんです」と、現場で学んだ発達心理を分かりやすく解説。

 

~将来の夢へつながる葛藤:~

「薬局と保育園、どっちの仕事に就きたいですか?」という質問に対し、石橋さんは「もともと栄養士になりたかったけれど、今回の実習で小さい子どもたちの可愛さにも触れてしまい、今は本気で悩み中です!」と、夢が広がる嬉しい悩みを打ち明けてくれました。

 


◎第二部:興味が繋がる「ブース発表」

14:00からは、体育館内に複数のブースを設置し、生徒たちが自分の興味のあるブースを自由に回る「ブース発表」が行われました。

 

発表する2年次生は少人数を前に、より親しみやすく、時には実物を提示しながら熱心に説明し、聞き入る1年次生からは「来年はどこに行こうか」と真剣な相談が飛び交っていました。

 

第1クール:
・高橋さん(札内放課後デイサービスにーに): プレゼンチャートが非常に見やすく、伝わりやすい工夫が満載でした。

・佐伯さん(マックスバリュ池田店): 身近なスーパーの裏側を解説。多くの生徒が集まり、熱心に聴き入っていました。

・本木さん(一糸と庭café): おしゃれなカフェでのこだわりの作業について、最後まで堂々と発表しました。

 

第2クール:
山本さん(おひさま保育園)、田郎沢さん、山田さん(スポーツデポ帯広店)、小北凌久さん(池田町役場)が、それぞれのブースで臨場感あふれるトークを披露しました。

 

第3クール:
髙岡さん(緑陽台認定こども園)、青木さん(フクハラ池田店)、出口さん(とかち帯広空港)など、専門性の高い仕事のリアルに皆が引き込まれていました。
 

 

◎第三部:成長を称え、未来を紡ぐ「振り返り」

会を締めくくるにあたり、生徒やゲストの皆様からたくさんの温かい言葉が贈られました。

 

~生徒自身の誇らしげな感想~

「準備期間が本当に少なくて、本番直前の公式リハーサルもできない状態だったけれど、みんな本当によくやりきった!」 「いろんな仲間の話を聞けて、自分自身の将来や、来年の進路活動のイメージがぐっと膨らみました」

 

~インターンシップ受け入れ先より~

「皆さんの発表、本当に勉強になりました。社会は、今まさに皆さんのような若い人材を待っています。ですから、ぜひ学校でたくさん勉強してください。そして、これから始まる夏休み、いつでもいいのでまた子どもたちと関わりに来てくれたら嬉しいです。いつでも連絡してくださいね。美味しい給食を用意して待っています!」

 

~野村先生からの講評~

「皆さん、本当にお疲れさまでした。昨年の報告会もすべて見ていましたが、今年の2年次生は大きくレベルアップしていました。この3日間で苦労したこと、学んだことは、間違いなく皆さんにとって価値ある経験です。そして本日話を聞いた1年次生の皆さん。次は皆さんの番です。来年のインターンシップ、大いに期待しています!」

 

受け入れ先企業の皆様、お忙しい中、生徒たちを3日間にわたり温かくご指導いただき、さらに本日の報告会にも足をお運びいただき本当にありがとうございました。

今回のインターンシップを通して、生徒たちは「働くことの大変さ」とともに、「他者と関わり、地域を支える仕事の面白さ」を確かに学びました。この経験をこれからの学校生活、そして自立した未来への第一歩へと繋げていきます。

がんばれ、池田高校2年次生!

帯広地区吹奏楽コンクールに合同バンドで出場しました|課外活動・吹奏楽部

8月1日 

 

帯広地区吹奏楽コンクールに、足寄高校・本別高校・池田高校の吹奏楽部(局)が合同バンドとして出場しました。

本番に向けて合同で練習できた回数は約10回。

本別高校や池田町田園ホールに集まり、学校の枠を越えて協力しながら練習を重ねてきました。

 

顧問団からは、

「ここまで本当によく頑張ってくれました。単独校であれば年明けから少しずつ準備を進めていきますが、合同バンドは限られた時間の中で力を合わせ、集中して仕上げてくれました。」

とのコメントが寄せられました。

 

本番の演奏時間は6分。組曲「道化師」から4曲を演奏しました。

息の合ったハーモニーを響かせることができました。

※コンクールの撮影は許可されていないため、写真の掲載はありません。

結果は 金賞 を受賞しました。

この成果を受け、8月28日に札幌コンサートホール Kitara で開催される 北海道吹奏楽コンクール に出場します。

 

また、楽器搬入搬出の運営補助に、生徒数名がボランティアとして参加し、コンクールを支える側としても力を発揮してくれました。

 

多くの方々の支援と協力により、合同バンドとして無事に演奏を終えることができました。

関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

今後とも、吹奏楽部への温かいご声援をお願いいたします。

カナダ姉妹校交流事前学習会の様子|課外活動

7月28日 午後

 

本日は、カナダ姉妹校交流事前学習の第2回(全10数回)を実施しました。

今年度の交流に参加する生徒は2年次生4名で、今回も意欲的に学習へ取り組みました。

 

今回の主な目的は、小学校と姉妹校で行う交流内容を具体的に検討し、方向性を定めることです。

生徒一人ひとりが事前に考えてきたプランをプレゼンし、質疑応答を通して内容を深めながら、共通理解を図りました。

 

どのアイデアを実際の交流に採用するか、真剣に議論を重ねる姿が印象的でした。

 

今回は交流内容の最終決定には至りませんでしたが、複数の優れたアイデアが提示され、次回につながる大きな前進となりました。

 

カナダで待っている児童・生徒のために、より良い交流にしようと真剣に向き合う生徒たちの姿が印象的でした。

 

次回は、今回出されたアイデアをさらに深め、交流内容の具体化に向けて議論を進めていく予定です。

生徒たちの主体的な取り組みにより、より充実した交流プログラムが形になっていくことを期待しています。

 

第9回全国高等学校小規模校サミット参加報告|探究活動

7月24日~25日

 

山形県小国町で開催された第9回全国高等学校小規模校サミットに1年次2名、2年次1名と教員の4名で参加してきました。

全国の小規模高校の生徒がリアルに交流し、親睦を深めるとともに、各校地域が抱える課題について意見交換を行うことができます。池田高校としては初参加となりました。

 

「今ここで起こっていることは、将来日本中で起こり得ること、小規模校だからこそできることがきっとある」というスローガンのもと、仲間と一緒に未来を考えた2日間。



メンバーを変えながら、6回のワークショップが行われました。

その都度、「はじめまして」や「オンラインで会ったよね」など、それぞれのブースから聞かれる言葉をひろい、全国の生徒の緊張をほぐしてくれるのは小国高校の生徒たち。

今回初めて対面したとは思えない空気感を作ってくれました。

 

また、レセプションや昼食でも、おもてなしの心が伝わってきました。

小国高校の同窓会や後援会、小国高校を支援する会など様々な地域の大人が、そっと寄り添いサポートしている姿があちこちで見られました。

レセプションでは山菜おにぎりやくま汁、玉こんにゃく、漬物にどら焼きとまさに地元ならではの恵みをいただくことができ、大満足です。

 

 

9割が森林、人口は6100人ほどの小国町です。

大きなビルはありませんし、100均も撤退してしまったそうです。

が、その空きフロアを活用し、今年度は冷房のきいた場所で17校124人の高校生が集まり、知恵を出し合い、改めて自分の通う学校の魅力を感じた2日間でした。


参加した1年次の内田健太郎さんは「他高生との交流で、視野が広がり、参考になったことが多々ありました。地域行事を生徒たちが企画し、クラウドファンディングを使って集金するなど、自分たちでもできそうだなぁと思いました。」という感想がありました。


なお、最終日国道113号が雨の影響で一時通行止めとなり、私たちが乗る予定のバスが小国町で待機となる事態に。

AIを使って情報収集したり、別ルートを探す生徒たち。みんなでもう一泊かなとネガティブになっているところ、小国高校の高橋先生から情報提供のメールをいただきました。

さらには、小国町教育委員会 高校魅力化推進担当課長の渡部由美さんが駆けつけ、別ルートで途中まで行けないか情報収集してくださり、なんと小国町の公用車で米沢駅まで送り届けていただきました。

瞬時の判断で無事に帰郷することができました。

この場を借りて、感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

この研修は、池田高校振興会、(一財)三菱みらい育成財団の御支援を賜り、実現することができました。

厚くお礼申し上げます。

ミニ発表会を行いました|2年次選択・音楽表現

7月16日 午前

 

今日は、これまでの練習の成果を披露するミニ発表会を行いました。

生徒は自分で演奏したい楽器と曲を選び、4月から積み重ねてきた練習の成果を発表する場となりました。

校長先生をはじめ複数の先生方が参観する中、会場には心地よい緊張感が漂い、真剣に演奏へ向き合う姿が見られました。

途中で演奏が止まってしまう場面もありましたが、最後まで諦めずにやり切ることができました。

 

発表の後には、参観した先生方から温かい講評が寄せられました。

・普段教室で見ている姿とはまた違い、一生懸命さがしっかり伝わる素敵な演奏でした。

・音楽の専門的な知識はないが、演奏できるということはしっかり練習してきた証拠。皆さんの努力を感じました。

・初めて扱う楽器もあったと思うが、緊張の中で一人で演奏しきったことは大きな成長です。これからも練習を重ね、さらに良い演奏を期待しています。

・普段事務室で聞こえてくる音とは違い、演奏の様子を直接見ることができてとても楽しかったです。また機会があれば聴きに来たいと思います。

 

生徒からも次のような感想がありました。

・今日は思うように演奏できず少し悔しさもありましたが、もっと上達したいです

・難しい部分も多かったが、できる限り頑張りました

 

一生懸命練習した成果が十分に表れた発表会となりました。

今後の成長にも期待しています。

ミニ合唱発表会を行いました|1年次・音楽Ⅰ

7月16日 午前

 

1年次生によるミニ合唱発表会を行いました。

今回の発表曲は「大切なもの」です。

 

直前練習では、授業担当者からのアドバイスを受けながら、パートごとの細かな部分を丁寧に確認し、仕上げを行いました。

▲直前の様子

 

そして迎えた発表会では、これまでの練習の成果をしっかりと出し切る姿が見られました。

強弱の表現、リズムの安定、声量のまとまり、歌う表情まで、どれをとっても練習の積み重ねが感じられる発表となりました。

 

発表後には、次のような講評がありました。

1A担任の先生からは、中学生時代に同じ曲を歌った経験を振り返りながら、「思い出がよみがえりました」と述べ、音程に不安がある生徒もいる中で「練習の成果がよく表れていました」との言葉がありました。

 

1B担任の先生からは、苦手意識を持ちながらも、しっかり歌えていた点が評価され、「練習の成果が感じられた」との講評がありました。

 

校長先生からは、かつて池田高校で合唱指導に関わった経験に触れながら、「男子がしっかり声を出すことで合唱が大きく変わります」との話があり、今回の発表についても「良い仕上がりで、今後の成長が楽しみです」との言葉がありました。

 

生徒たちが真剣に取り組んできた姿勢が伝わる発表会となりました。

R8夏季休業前の全校集会を行いました|全年次・行事

7月17日 午後

 

新年度が始まってから約4か月が経過しました。

本日は、この4か月を振り返る集会を実施しました。

 

校長先生、生徒支援部長の先生から、夏休みを迎えるにあたって大切にしてほしいことについてお話がありました。

 

1. 校長先生のお話:自己管理と「継続」の力

① 学校祭の振り返り

準備段階での試行錯誤や意見のぶつかり合いを乗り越え、全員で力を合わせて大成功を収めたことを称賛されました。

② 継続は力なり

学校祭の成功は一日で生まれたものではなく、日々の地道な準備の積み重ねが感動につながったことを強調されました。

③ 自己管理の大切さ

32日間の夏休みの中で、「これだけは毎日続ける」という小さな習慣を一つ決め、誰にも見られていない場所で継続することで、大きな成長につながると話されました。

 

2. 生徒支援部長の先生のお話:命・安全・将来への対話

① 命を大切にすること
一人で過ごす時間が増える夏休みは、悩みを抱え込みやすい時期でもあります。

本日配布した「清見坂(生徒支援通信)」には相談窓口(電話番号・QRコード)を掲載しています。

困ったときに頼れる選択肢として活用してほしいとの話がありました。

② 「軽いノリ」の危険性とSNSの注意点

重大な事件の多くは「軽いノリ」から始まること、周囲が止める視点を持つことの重要性が示されました。

また、SNSの誤解によるトラブルや、闇バイトなどの犯罪に巻き込まれないよう注意喚起がありました。

③ 家族との時間と進路の対話

清見坂を必ず保護者に見せ、将来について親子で話し合う時間を持つことの大切さが伝えられました。

特に3年生は、卒業後に親元を離れる可能性があるため、家族と過ごせる時間は「あと半年ほど」という貴重な期間であることを意識してほしいとのことでした。

④ 次回登校日に向けて

夏休み明けの 8月19日(水) に、誰一人欠けることなく元気に再会しましょうと締めくくられました。

 

約1か月の夏季休業が始まります。

学校生活ではできない経験をたくさん積み、心身ともに成長できる夏にしてほしいと思います。

休み明けには、その経験を仲間や先生方とぜひ共有してください。

白樺伐採・樹皮採取の合同授業を実施しました|2年次選択・ライフデザイン

7月14日 午前

 

今日は、中札内高等養護学校幕別分校の皆さんと合同授業を行いました。

会場は清見ヶ丘公園内で、シラカンバ伐採の見学と樹皮採取の体験を実施しました。

 

今回の授業は、池田町に生育する木の現状を知り、間伐材の活用について考えること、そして白樺の樹皮採取の工程を体験しながら協働してものづくりに取り組む姿勢を育てることを目的としています。

 

授業には、池田町役場の皆様、工房ameiroの高橋様、minotakeの川瀬様・頓所様にご協力いただきました。

 

現場では、講師の皆様から木の状態や湿気による香りの違いなどを教えていただきながら、立木の状態で樹皮剥がしを体験しました。

 

続いて、minotakeさんによる伐採の実演が行われ、倒した木を安全な場所へ移動した後、30cmにカットした木を使って各自で樹皮剥がしを行いました。

 

途中、マイマイガの幼虫や卵塊が多数見られる場面もあり、自然の中での学びが広がりました。

最後は全員で挨拶をして授業を締めくくりました。

 

参加した生徒や協力者の皆様からは、次のようなコメントが寄せられました。

 

【池田高校・石橋さん】

分校のみなさんと会うのは2回目でした。

みなさん明るくて親しみやすい人たちで、講師の方々のおかげで体験を大いに楽しめました。

木を切る場面はめったに見られないので貴重な経験になりましたし、樹皮剥がしも良い経験になりました。

 

【工房ameiro・高橋様】

自然に触れて仕事をしている私たちの活動に、生徒たちが触れる機会になって良かったと思います。

身の回りのものが、こうした作業の積み重ねでできていることを体感してもらえたなら嬉しいです。

 

【minotake・頓所様】

今回は景観や安全面の理由で伐採しましたが、こうした木をただ処分するのではなく、有効活用してもらえると嬉しいです。

ぜひ大切に扱ってほしいと思います。

 

【池田町役場・山本様】

見た目が良くなく、電線にかかりそうになっていた木を伐採しました。

この木を薪や製品として活用することは、ただ捨てるよりもずっと良いことです。

授業での学習に役立ててもらえたら嬉しいです。

『ここにこの木が立っていた』という事実を、形を変えて受け継いでいってほしいと思います。

 

 

地域資源を活用した学びが実現できるのは、多くの皆様のご協力があってこそです。

ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

性の多様性と心身の成長について|1年次・保健講話

7月16日 午後

 

本日、NPO法人ピーチハウス「命の授業」公認講師・渋谷様をお招きし、1年次を対象とした保健講話を実施しました。

本講話の目的は、

・思春期の性に関する悩みや迷いに対する健康教育を通して、自分の心身の成長への理解を深め、これから起こり得る課題を防ぎ、心身の健康の向上を図ること

・自己の将来の生き方について、広い視野を持って考えるきっかけとすること

の2点です。

 

■ 前半:性の多様性と命の成り立ち

講話ではまず、性には「体の性」「心の性」「好きになる性」「表現する性」など複数の側面があり、その組み合わせは一人ひとり異なることが紹介されました。

SDGsのジェンダー平等の観点から、互いの違いを認め合い、誰もが自分らしく生きられる社会の大切さについて学びました。

 

続いて、受精卵の大きさや胎児の成長過程、子宮の働きなど、命が育まれる仕組みについて具体的な資料を用いた説明がありました。

胎児が羊水の中で守られながら成長し、出生に向けて自ら体を整えていく様子は、生徒にとって大きな学びとなりました。

妊婦体験では、代表生徒が妊婦体験ジャケットを着用し、立つ・座る・買い物をする・寝るといった日常動作を体験しました。

妊婦の方が日常生活で感じる負担を実感し、配慮や声かけの大切さを理解する機会となりました。

 

また、赤ちゃんは抱きしめられ、見つめられ、話しかけられることで成長していくことが紹介されました。

「今ここにいることは、周囲の大人に大切に育てられてきた証である」という言葉が印象的でした。

 

 

 

■ 後半:人間関係における「同意」と尊重

後半の講話では、人間関係における「同意と尊重」について学びました。

SNSを含むコミュニケーションにおいて、「安心してYESもNOも言える状態で確認すること」が同意の基本であると説明されました。

さらに、教材動画を視聴しながら、 「境界線」 について理解を深めました。

人との距離感、物の扱い方、気持ちの伝え方など、さまざまな場面に境界線が存在することを学び、 それを守るためには「自分」と「相手」の両方を大切にする姿勢が必要であると確認しました。

講師の先生からは、次のような大切なポイントが示されました。

・NOと言おう

・「嫌い」と「NO」は違う

・NOと言える関係は素敵なこと

・NOの気持ちを持つことは悪いことではない

・自分も相手も大切にするために、気持ちをしっかり伝えよう

生徒たちは、日常の人間関係やSNSでのやり取りを思い浮かべながら、 「境界線を守ることは、自分を守ることでもあり、相手を尊重することでもある」 という講師の言葉に頷いていました。

 

 

今回の講話は、自分の心身を大切にし、他者を尊重しながら生きるための学びとして、生徒にとって大変有意義な時間となりました。

 

最後に、思春期の生徒に寄り添いながら、丁寧で温かいご講話をいただいた澁谷様に心より感謝申し上げます。

池田中学生が池田高校を見学しました|行事・生徒会他

7月14日 午後

 

本日午後、池田中学校の3年生が進路学習の一環として池田高校を訪問しました。

池田高校の学びや学校生活を体験し、高校進学への理解を深めることを目的とした取り組みです。

 

取り組みの目的は

(1)中学校と高等学校の違いを知り、池田高校の特色ある授業・学習内容・部活動などに触れることで、地域の学校で学ぶ意義を実感し、帰属意識を育てる。

(2)中学生と高校生が交流する場を設け、お互いに学び合いながら進路活動の深化を図る。

です。

 

プログラムは、生徒会役員と有志生徒が中心となって進行しました。

全体会では「池田高校の学び」「系列・選択科目」「進路決定の状況」「キャリア教育と探究学習」について、生徒会が中学生へ質問を投げかけながら紹介しました。

池田高校の強みである 「地域とつながり、地域で学び、地域に貢献する」 という学びの姿勢を、中学生にしっかり伝えることができました。

また、カナダ姉妹校交流や部活動の紹介も行われ、「部活動に入って青春を感じてほしい」と語る場面もありました。

 

続いて、池田高校の校内探検(今回初の試み)を実施しました。

中学生は校内を自由に見学し、施設や授業中の教室の様子を興味深く観察していました。

 

校内探検の後は、高校生と中学生が一緒にワークショップを行いました。

テーマは「高校の魅力」「中学校との違い」「池田高校で新しく知ったこと」「高校進学に向けての気付きや目標」「高校生に聞きたいこと」など、多岐にわたりました。

 

中学生からは

「迷子になってしまい、3階・4階を回れなかった」

「校長室のソファーがふかふかだった」

「高校生はどのような進路を考えていますか」

などの声が寄せられ、活発な交流が見られました。

 

最後に、進路支援部長より池田高校のキャリア教育や進路状況、オープンスクールデイについて説明がありました。

 

終わりに、中学生の皆さんが、高校進学に向けてイメージを深める機会となっていれば嬉しく思います。

本日は池田高校にお越しいただき、ありがとうございました。

 

スクラッチアートに取り組んでいます|2年次選択・美術表現

7月8日 午前

 

美術表現の授業では、素材の特性を理解しながら、自分の感じたことや考えたことをどのように造形へ落とし込むかを探る学習を行っています。


本日は、黒い面を削ることで色彩が浮かび上がる「スクラッチアート」に取り組みました。


削る力加減や線の方向、残す部分の判断など、繊細なコントロールが求められる技法であり、生徒一人ひとりの集中力と構成力が試されます。


授業中には講師の先生から

「穴を開けてしまっても、後で色紙などで味付けして構成に取り込んでもいい」

というアドバイスがありました。


失敗を表現の一部として再構成する視点は、生徒にとって新鮮であり、創作の自由度を広げる言葉として強く響いていました。


この言葉をきっかけに、制作の過程そのものを肯定的に捉え、試行錯誤を楽しむ姿が見られたことも印象的です。


生徒にインタビューしました。

 

生徒① 作品名『アンブレラ』

☆制作で意識していること

 傘が小さくならないよう、全体のバランスに気をつけて制作しました。

☆モチーフを選んだ理由

 ・宇宙の図鑑を見て着想を得た

 ・星を降らせたら面白いと思った

 ・当初は雨を描こうとしたが、「星(希望)を受け止める傘(自分)」を表現したいと考え、この構図にした


生徒② 作品名『ホタルイカ』

☆制作で意識していること

 ・削りすぎるとホログラムが消えてしまうため、力加減に注意した

 ・頭の部分が光る特徴を生かし、そこを切り取るように表現した

☆モチーフを選んだ理由

 ・キラキラした質感に惹かれた

 ・「高校生活をより充実させたい」という思いを込めている


生徒③ 作品名『クリオネ』

☆制作で意識していること  

 ・削りすぎて下の紙が出てしまわないよう、細部まで慎重に作業した

☆モチーフを選んだ理由

 ・海の生き物の中で一番不思議だと感じた

 ・背景の「月」に注目してほしい

 ・海と月のイメージが強く、闇をより深く表現するために採用した


作品の完成は 7月15日。


今回の制作を通して、

・モチーフ選択の理由を言語化する力

・自分の思いや願いを造形に落とし込む力

・試行錯誤を肯定的に捉え、創作に活かす姿勢

・細部まで丁寧に仕上げる集中力

といった、さすが高校生といった部分が随所に見られました。


完成した作品がどのような世界観を描き出すのか、今からとても楽しみです。

R8エルム祭報告|生徒会行事

7月4日・5日

 

今年度のエルム祭は、テーマ 「完全燃焼」 のもと開催しました。

準備期間から当日の運営、そして最後の片付けまで、生徒一人ひとりが力を尽くし、まさに“完全燃焼”の2日間となりました。

当日は天候にも恵まれ、気温も上がりすぎることなく、学校祭に最適な環境の中で実施することができました。

来場者数は 150名を超え、多くの方に足を運んでいただきました。

来校された皆さまをお迎えするために、全校生徒が心を込めて取り組む姿が印象的でした。

 

エルム祭を写真で振り返ります

【エルム祭準備の様子】

生徒たちが協力しながら装飾や企画準備を進め、学校全体が祭りの雰囲気に包まれていきました。

 

【1日目 開催式・吹奏楽部】

吹奏楽部の演奏で華やかに開幕。会場の空気が一気に盛り上がりました。

 

【1日目 神輿・パフォーマンス】

〇今年度は、7年ぶりに神輿の運行を実施しました。

 

〇パフォーマンスは屋外で実施しました。各クラスの個性が光る発表が続きました。

1A テーマ:仲間!青春!絆!

 

1B テーマ:全力体操

 

2A テーマ:教科書を閉じて on the stage!

 

3A テーマ:カリスマを磨け!3年A組

 

 

この後、ファッションショーや映像企画、のど自慢など、さまざまな企画が行われました。

◎ファッションショー

クラスごとにテーマを設定し、衣装を制作しました。

創意工夫あふれるデザインが並び、ステージは大いに盛り上がりました。

 

◎映像企画

身近なキャラクターを題材にしたパロディ作品や映画の予告編を模した映像、対決形式の演出を取り入れた作品など、各クラスが趣向を凝らした映像を制作しました。

ユーモアや個性が光る作品が続き、会場は終始笑顔に包まれました。

 

◎のど自慢

各クラスの代表が自慢の歌声を披露しました。

ステージ上の熱気は最高潮に達し、観客からも大きな声援が送られました。

 

 

◎クラス企画

縁日やお化け屋敷、カジノ風ゲーム、ボードゲームカフェ など、多彩な企画が展開されました。

子どもから大人まで多くの来場者が足を運び、思い思いの企画を楽しみながら、和やかな時間を過ごしていました。

 

 

 

【2日目 焼肉・ビンゴ】

2日目の焼肉は、昨年度とは異なり涼しい気候の中で実施されました。

生徒同士が交流を深めながら楽しい時間を過ごすことができました。

ビンゴ大会も大いに盛り上がり、会場には笑顔があふれていました。

 

 

 

【2日目 閉祭式】

2日間のエルム祭を振り返りながら、感動のフィナーレを迎えました。

生徒会役員には、感謝状とありがとう色紙が贈呈されました。

準備・運営を支えてくれた役員の姿に、温かい拍手が送られました。

また、ステージ進行を務めたMCの生徒が感極まり涙する場面もあり、会場は深い感動に包まれました。

生徒たちの達成感あふれる表情が並び、今年のテーマ 「完全燃焼」 にふさわしい学校祭となりました。

 

 

最後に、エルム祭にお越しくださった皆さま、そして PTAバザーにご協力いただいた保護者の皆さま、
誠にありがとうございました。

今後とも池田高校へのご支援をよろしくお願いいたします。

FM WING による池田高校学校祭インタビュー|学校行事

6月30日 放課後  ※電話取材のため、今回の記事に関する写真はありません。

 

FM WING の番組内で、池田高校の学校祭についての取材が行われ、生徒会長と文化理事の2名が電話で出演しました。

番組では、学校の特色や学校祭の見どころについて、以下の項目に沿って質問を受けました。

 

① 池田高校の特色について

生徒会長からは、池田高校の魅力として 地域との結びつきの強さ が挙げられ、課題研究などを通して多くの地域の方と関わりながら学びを深めていることが紹介されました。

文化理事からは、少人数ならではの学びの濃さ や、選択科目で自分の興味を伸ばせる点が魅力として語られました。

 

② 学校祭のスローガンについて

スローガンは 「完全燃焼 池高で最高の青春を」。

全校生徒から募った案の中から、最も熱意が伝わる言葉として選ばれたことが紹介されました。

 

③ 学校祭の主な企画について

今年の学校祭では、例年以上に多彩な企画が予定されています。

・全校で制作した「みこし」のグラウンド一周

・各クラスによるパフォーマンス(ダンス・演劇など)

・1年〜3年のクラス企画

・ファッションショー(各クラスがテーマに沿って衣装制作)

・映像作品の上映(ドラマ・恋愛・アクションなど)

・今年初開催となる「のど自慢」企画

生徒たちは、自分たちのアイデアを形にし、準備から本番まで一丸となって取り組んでいます。

 

④ テーマ曲について

今年の学校祭テーマ曲は、生徒アンケートで最も票を集めた楽曲が採用されたことを紹介しました。


⑤ 最後のメッセージ
生徒会長からは、「全員で完全燃焼できる学校祭にします。ぜひお越しください。絶対に後悔はさせません。」
と力強いメッセージがありました。

文化理事からは、「生徒・先生が一丸となって準備しています。池田高校の学校祭を存分に楽しんでいただけると嬉しいです。」と、来場者への思いが語られました。

 

地域の皆さまに支えられながら、池田高校の学校祭は今年も熱く盛り上がります。

一般財団法人 三菱みらい育成財団から事業採択されました!|お知らせ

 

本校が取り組んできた 3年間の探究学習、そして 卒業後も挑戦が地域に循環していく仕組みづくり が高く評価され、このたび「三菱みらい育成財団」の助成事業に採択されました。

 

この事業では、卒業生メンターの力を借りながら、これまで実施してきた ミニ探究プログラムをさらに発展 させていきます。

また、先進校から学ぶ研修を通して、教員自身も学び続け、学校全体の成長につなげていきます。

 

挑戦するのは、生徒だけではありません。 教員も、卒業生も、地域も、一緒に未来をつくる。 池田高校が大切にしてきた「挑戦の文化」を、より確かな形に育てていきます。

 

ワクワクする瞬間も、悩む瞬間も、そのすべてが学びの一部です。

本校では、これらの取り組みを随時発信していきます(学校公式noteを中心に発信予定です)。

 

エルム祭(学校祭)に向けた準備が本格的に進んでいます|全年次・行事

6月29日 午後

 

校内では今週末(7月4日・5日)に開催されるエルム祭に向けて、各年次の準備が本格的になってきました。

放課後の教室や廊下からは音楽が響き、生徒たちの熱気が校内全体に広がってきました。

 

生徒たちは、ステージ発表に向けた ダンス練習、クラス企画で使用する映像制作、衣装や小道具の制作など、それぞれの役割を協力しながら進めています。

係ごとに作業内容を分担し、互いにアイデアを出し合いながら、より良い企画づくりに励んでいます。

 

▲各年次の準備の様子

 

1年次・2年次・3年次それぞれが、企画内容を練り上げています。

生徒同士が声を掛け合いながら作業を進める姿からは、学校祭に向けた一体感が感じられます。

 

いよいよ本番まであとわずかです。

当日は、生徒たちの熱意あふれるステージや展示をぜひお楽しみください。

第51回吹奏楽祭に参加しました|部活動・吹奏楽部

6月28日午後


帯広市民文化ホールにて第51回吹奏楽祭が開催され、池田高校吹奏楽部も参加しました。

今年は51団体が出演し、会場は大きな盛り上がりに包まれました。

 


▲演奏前の部員の様子

 

池田高校の紹介では、次のようにアナウンスされました。

「私たちは現在、3年生1名・2年生1名・1年生1名と顧問1名の計4名で活動しています。今年も私たちの代名詞であるダンプレで、会場の皆さんを盛り上げてきました。元気いっぱいの演奏をお楽しみください。」

 

池田高校は2曲を披露しました。

どちらも池田高校のダンプレではおなじみの定番曲で、部員たちにとっても思い入れの深いナンバーです。

演奏が始まると会場から自然と手拍子が起こり、温かい一体感が生まれました。

 

ダンプレのMCは2年次生の齊藤さんが担当しました。

落ち着いた声で堂々とステージを進行し、会場の空気をつかむ軽やかな一言もあり、客席からは思わず笑いが起こる場面もありました。

ダンスと演奏はキレがあり、会場全体が手拍子で一体となる盛り上がりとなりました。

(※撮影NGのため写真はありません)

 

演奏後には、温かい大きな拍手が送られました。

 


▲演奏後の記念撮影

 

池田高校吹奏楽部は、今後も各会場でダンプレの披露を予定しています。

引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。

白樺樹液の活用方法を探る(調理②)|2年次選択・ライフデザイン

6月23日 午前

 

白樺樹液を使った“地域コラボ・ドーナツ試作”を行いました。


※前回の白樺樹液活用学習の記事はこちら

 ⇒ 白樺樹液の活用方法を探る(調理①)

 

2年次ライフデザインでは、池田町の森が育む地域資源「白樺樹液」をテーマに学習を進めています。

前回の調理実習に続き、今回は 地域のお店「KIYOMI DONUTS」さんとのコラボ企画として、白樺樹液を使ったドーナツの試作と試食会を行いました。

 

池田高校の向かいにある人気店「KIYOMI DONUTS」さんが、今年度の学習に協力してくださいました(地域コラボ)。

今回は、実際にお店のドーナツをベースに 4種類の試作を行いました。

 

ケーキドーナツ/イーストドーナツをベースに

・白樺樹液の割合を変える

・白樺の葉を生地に練り込む

・ホワイトチョコに葉を混ぜ込む

など、複数のパターンを制作し、味や香りの違いを確かめました。

 

 
試食では、樹液の甘さや葉の香りなど、香り・食感の違いがはっきり感じられる 仕上がりに。

生徒たちは「森の恵み」を食を通して体感しながら、地域素材の魅力を再発見していました。

 

 
KIYOMI DONUTSさんには、

・作り方の工夫

・材料へのこだわり

・試行錯誤のエピソード

などを丁寧に教えていただき、生徒たちは商品づくりの裏側を知る貴重な機会となりました。

 

 
今後は今回試作したドーナツを池田町のイベントで実際に販売する予定です。

どんな商品として完成するのか、今後の展開がとても楽しみです。 

白樺樹液の活用方法を探る(調理①)|2年次選択・ライフデザイン

5月29日 午前

 

今日は白樺樹液を活用する学習(調理)を行いました。

池田町の森が育む地域資源「白樺樹液」をテーマに、2年次ライフデザインの授業で白樺樹液の活用方法を探る学習(調理)を行いました。

生徒たちは、樹液の特徴を生かした料理づくりに挑戦し、味・香り・食感の違いを自分の舌で確かめながら学びを深めました。

 
まず、生徒のアイデアから 「ピザ」 と 「だしまき卵」 の2品を試作しました。

樹液の割合を変えたり、白樺の葉を加えたりするなど、さまざまな工夫をしながら調理を進めました。

 
だしまき卵は、次の3種類を作り、食べ比べを行いました。

・通常のだし

・水+白樺樹液(半々)

・水分をすべて白樺樹液にしたもの

 

食べ比べでは、次のような違いが見られました。

・通常よりふわふわした食感であった。

・樹液100%は 甘みが強く、違いがはっきりわかった。

・葉を入れすぎると 苦味が出ることが確認できた。

 

 


ピザ生地では、次の2種類を作成しました。

・生地に白樺樹液を練り込んだもの

・生地に白樺の葉を混ぜ込んだもの

 

試食した感想は次のとおりです。

・樹液入りは ほんのり甘く、砂糖より控えめな甘さである。

・葉入りは 独特の香りが立つ。

 

 
今回の実習では、実際に手を動かし、味や香りの違いを体験することで、自分の言葉で「違い」を説明できる力がついたり、地域資源を自分の手で確かめる学びが積み重なったりといった学びが得られました。

 

池田町ならではの素材を活かしながら、地域とつながる実践的な学びが今後も続いていきます。

清見坂にベゴニアを植えました! 〜全校で取り組む地域美化活動〜|全年次・LHR

6月18日 午後

 

心地よい風が吹く初夏の一日、今年度も全校生徒が力を合わせて「清見坂」の花壇整備に取り組みました。

この活動は、地域貢献の一つであり、町と学校をつなぐ清見坂を彩る大切な取り組みです。

 

今回は、2種類のベゴニアを約700株植栽しました。

生徒たちは一株一株を丁寧に植え付けていきます。

オレンジや黄色の花々が並ぶ花壇は、これから夏に向けて清見坂を鮮やかに彩り、通る人の目を楽しませてくれることでしょう。

 

 

作業中、生徒たちからは次のような声が聞かれました。

「地域に自然を増やせて、いい気分です。」

「自分たちが通っている坂道がきれいになると嬉しいです。」

「池田高校といえば清見坂!この坂に愛着がわきます。」

「清見坂を通る人が、きれいだなと思ってくれたら嬉しいです。」

 

花を植えるというシンプルな作業の中にも、地域を大切に思う気持ち、自分たちの手で環境を良くしていく喜びが込められていることが伝わってきました。

また、互いに声をかけながら作業を進める様子からは、池田高校の「チーム力」や「思いやり」が自然と表れていました。

 

地域とともに成長する池田高校。

今回の活動は、生徒一人ひとりが地域への思いを深め、自分たちの町を自分たちの手で美しくするという意識を育む貴重な機会となりました。

 

本活動にあたり、花苗をご提供いただいた池田町役場水道課の皆さまに心より感謝申し上げます。

これからも、地域とともに歩む学校として、さまざまな活動に取り組んでまいります。

地域福祉をテーマに時事問題研究の授業を実施しました|3年次選択・時事問題研究

6月18日 午前

 

今回のテーマは 「福祉」と「地域のつながり」 です。

 

授業では、社会の動きを自分ごととして捉え、地域課題や福祉について理解を深める学習を行っています。

今回は、池田町社会福祉協議会 地域福祉係長の畠中様 と、ふまねっとサポーターズ池田 の皆さまをお招きし、地域福祉の現状や通いの場の役割についてお話を伺いました。

 

なお、ふまねっと運動の体験は前回の授業で実施しており、今回はその経験を踏まえてサポーターの皆さまから直接お話を聞く形で授業を進めました。

【前時の様子】

 

 

生徒からの質問①「どうしてふまねっとを始めたのですか?」

サポーターの皆さまは、それぞれのきっかけを語ってくださいました。

・健康を守りたいと思った

・友達づくりや人とのつながりを求めて参加した

・誘われて参加してみたら想像以上に楽しく、続けるうちに健康にも良いと実感した

・仕事を辞めた後、家にこもらないようにと始めた

 

10年以上続けている方もおり、ふまねっとが生活の張り合いや仲間づくりにつながっていることが伝わりました。

 

 

生徒からの質問②「ふまねっとを続けて感じた効果はありますか?」

こちらの質問にも、サポーターの皆さまが丁寧に答えてくださいました。

・足を上げる・つまずかないように意識する習慣がつき、転倒予防につながった

・人と話す機会が増え、気持ちが明るくなった

・仲間と支え合う関係ができ、生活に楽しみが生まれた

・一人暮らしでも外に出るきっかけになり、閉じこもりを防げた

 

特に「仲間とのつながり」が多くの方の共通点でした。

 

 

続いて、畠中様より「福祉とは何か」についてお話をいただきました。

・福祉は「特定の人のため」ではなく、すべての人に関わるもの

・病気・事故・災害・高齢化など、誰もが生活に困る状況になり得る

・だからこそ、地域で支え合い、支えられる関係をつくることが福祉

 

池田町の人口や高齢化率、地域のつながりの変化についても紹介され、生徒たちは「福祉は自分たちの生活にも深く関わるもの」であることを学びました。

 

授業後半では、町内で行われている多様な「通いの場」について紹介がありました。

・ココトレ・フィットネス

・ロココサロン

・ふまねっと など

 

これらの場には多くの町民が参加しており、健康づくり・仲間づくり・閉じこもり予防 に大きな役割を果たしています。

利用者数のデータも示され、通いの場が地域の支え合いを生み出す重要な仕組みであることが強調されました。

 

授業のまとめとして、畠中様から生徒へ次の3点が伝えられました。

・福祉はすべての住民に関わりのあること

・福祉の大きな課題は「高齢化」と「人口減少」であること

・地域が発展していく唯一の方法は、人と人がつながり続けることであること

 

そして最後に、「地域共生社会について、ぜひ皆さんにも考えてほしい」というメッセージが送られました。

 

今回の授業を通して、生徒たちは「福祉は特別なものではなく、日常の中にあるもの」であることを学びました。

 

池田町社会福祉協議会の皆さま、ふまねっとサポーターズ池田の皆さま、貴重な学びの機会をありがとうございました。