池高日誌

池高日誌

静かな感動が広がる、校内ミニ発表会|2年次・音楽Ⅱ

1年次生に続き、2年次生でも合唱のミニ発表会が校内で行われました。

1年次生の様子はこちらからご覧いただけます

 ⇒ 響く歌声とみんなの笑顔|1年次・音楽Ⅰ

 

 

 

今回の曲は、合唱曲「春に」。 少人数ながらも、美しい三部合唱のハーモニーが校内に響き渡りました。

 

 

▲今回は時間に間に合い、たくさんの先生が駆けつけました


特に低音パートは人数が多く、全体のバランスを意識した歌唱が求められました。

 

以前、授業見学をした際には少し恥ずかしそうにしていた生徒たちも、今回は堂々と歌声を披露。 歌に込めた気持ちが、聴く人の心に静かに届くような、あたたかな時間となりました♪

 

 

▲聴衆からはそれぞれ一言コメント。

 

担任の山澤先生(保健体育担当)は、普段とは違う生徒の表情や姿に、成長を感じて感激している様子が静かに伝わってきました。

教科が違えば、生徒の見せる一面も違う。そんな発見があるのも、学校という場の魅力のひとつですね。

こだわりのデコレーション!ケーキづくり実習|3年次選択・フードデザイン

11月のフードデザインでは、ケーキ作りの授業が行われました。

1日目はスポンジケーキの焼成。 焼き上がりを待つ間に、2日目に向けてケーキの設計図を描き、必要な材料を話し合う「作戦会議」を行いました。

 

 

そして迎えた2日目。 3つの班がそれぞれに、個性あふれるデコレーションに取り組みました。

 

ある班では、スポンジがうまく膨らまなかったものの、その形を活かして工夫を凝らしていました。

 

 

▲生クリームを2種類使い、チョコの使い方に工夫を凝らしました

 

 

▲「ウニ」!!断面もきれいにできました!

 

 

▲見た目のインパクトがすごかったです

 

別の班は「断面美」にこだわり、フルーツがきれいに見えるように配置。高さを出すためにプラスチック型も準備して臨みました。

 

 

▲この方法を試すのは初めてだそうです。ナイス度胸!

 

 

▲フルーツたっぷり!シャインマスカットを始め、秋のフルーツがふんだんにはいっています

 

 

▲4等分しても大きい!甘さ控え目でフルーツとの相性が良かったです

 

もう一つの班のテーマは「誕生日ケーキ」。 「4月生まれで、いつも学校がなくて友達に祝ってもらえないのが寂しい…」というはるなさんのために、心を込めて作ったケーキです。

 

 

▲誕生日プレートも手書きで用意♪

 

 

▲クリームのデコレーションをするときには、みんなの応援が!

▶残念ながら欠席の主役のために、写真を送ります

 

 

▲可愛く仕上がりました!

▶カラースプレーの食感が楽しいケーキでした♪

 

完成後は、まさに夢のような“ケーキ食べ放題”状態に。 とはいえ、このあとに昼食も控えていたため、なかなか食べきれず…。

 

そこで、甘いもの好きな先生方にもお声がけし、みんなで試食大会となりました。

 

▲甘いもの食べるとみんな笑顔になっちゃいますね

 

甘い香りと笑顔に包まれた、あたたかな実習となりました。

小高連携第2弾!鬼ごっこ(体育)|2年選択・トレーニング

11月7日 午前

 

10月の第1弾「数学」に続き、今回は第2弾の小高連携事業を実施しました。

今回のテーマは、ずばり『体育(トレーニング)』です!

 

【活動の概要】

今回の活動は、小学校の「中休み」の時間帯に体育館で行いました。

種目は「しっぽ鬼」。

小学校の教頭先生から、児童の皆さんが鬼ごっこを大好きだというお話を伺いました。

活動前、高校生たちは「何人くらい来てくれるかな…」と少し不安そうな様子でした。

▲児童の皆さんが来る前の様子

 

【活動スタート!】

中休みが始まると、想定していた人数の数倍の児童が体育館に集まり、鬼ごっこへの熱意が伝わってきました。

高校生たちは、児童の元気いっぱいの姿に圧倒されながらも、楽しく交流を深めていました。

 

▲ルール説明の様子

 

▲しっぽ鬼の様子

 

▲2回戦の前に児童の中から鬼を募集

 

▲しっぽ鬼が終了した直後の様子

 

▲終了時のお礼

 

あっという間に20分間の中休みが終了。

児童の皆さんに楽しんでもらえたようで、高校生たちも充実した時間を過ごすことができました。

 

【高校生による振り返り】

活動後、高校生たちに今回の取り組みについて振り返りをしてもらいました。

〇活動前の期待度

 5段階評価で平均4.6(5が「大いに期待していた」)

〇活動後の満足度

 5段階評価で平均5(5が「非常に満足だった」)

〇小学生が活動や交流を楽しんでいると感じたか

 5段階評価で平均5(5が「非常に楽しんでいると感じる」)

〇学びや発見

 ・小学生の純粋さや面白さ:100%

 ・チームで協力して活動を進める難しさ:40%

〇自由記述より抜粋

 小学生が思ったよりも来てくれてとても楽しめた!

 

児童とのふれあいを通して、学びや気づきがあったようです。

 

次回の小高連携事業は、11月21日を予定しています。

児童の皆さんにまた会えるのを楽しみにしています!

高校生が挑戦!自分たちで計画した保育実習を実践|2年次選択・保育基礎

この日は、3回目の保育園実習。

なんと、高校生たちが自分たちで実習計画を立て、実際にクラスで活動を行う日です。

 

園児の発達段階に合わせて、

「どうしたら楽しんでもらえるかな?」「安全に遊べるかな?」と悩みながら準備を重ねてきました。

 

事前に保育士さんに計画を添削していただき、いざ本番です。

 

行きの車内は静か…みんな少し緊張している様子。

それでは、そんなドキドキの実習の様子をお届けします!

 


▲一緒に手遊び♪


2歳児クラス:ボーリング

秋をテーマにしたかわいいピンを手作り。

倒れると音が鳴る仕掛けもありました。


3歳児クラス:絵の具でトントンお絵かき&お手紙

好きな色の絵の具でトントンとスタンプ。枯れ木に葉っぱを色づけていきます。

早く完成したあとは、みんなで「大根抜き!」郷土遊びで大盛り上がりでした。

 


4歳児クラス:フクロウ&ジャック・オー・ランタンづくり

ハサミで切ったり、紙を丸めたり、テープで貼ったり。

いろんな動きを取り入れた工作で、子どもたちの集中力もアップ。

 

5歳児クラス:早口言葉&なんでもバスケット

ルールがわかると一気にヒートアップ!

初めての遊びに園児たちは大喜びで、高校生が帰ったあとも盛り上がっていたそうです。


たくさん準備をして臨んでも、園児が思いがけない動きをしたり、飽きてしまったり…。

けれど、それも大切な学びのひとつです。

 


▲たくさんのフォローと個別のフィードバックをいただきました

 

次回の実習では、4歳児クラス向けのお楽しみ会を予定しています。

体験から学びへ——また新しい挑戦が待っています!

 

 

貴重な機会をいただいた池田保育園の皆さま、本当にありがとうございました。

とかち企業業種説明会 とかち学校、企業交流会へ|1年次・産業社会と人間、2年次・総合的な探究の時間

高校1〜2年生向けの企業との交流授業がありました。

 

場所は帯広市内(池田から車で30分)で、初参加の池田高校を含めた3校合同で、十勝の企業の大人たちと交流するというイベントでした。

 

目的は……

・十勝にどんな仕事があるの?

・十勝の仕事の現状や魅力を知ろう

・より良い進路選択のきっかけにしてほしい

・交流を通して、社会人(社会)に慣れよう

 

このような思いが込められていました。

参加企業はというと、建設、旅館、製造、美容、保育、小売、製材、アパレル、土木、リサイクルなどなど、そしてフリーランス(農家、カメラマン)と、とてもバラエティに富んだラインナップです。

 

高校生たちは会場を歩き回り、気になった会社や大人のいるテーブルを見つけてちょこんと座って緊張の初対面を経験します。

 

企業の大人からは……

「十勝は好き?」

「十勝を知ってほしい」

「今はとにかく、好きなことを続ければいいよ」

「好きなことを伸ばそう!苦手は後からついてくるから」

「何をしていいのかわからないのはみんな同じ」

「勉強は苦手だけど、学ぶのは好き」

「はじめからこの仕事に興味があったわけじゃないんだ。でもちょっとしたことがきっかけで始めたら興味を持ちはじめて、今でも続けられてるんだ」

 

フリーランスの大人からは……

「ないなら自分で作ればいい(やりたいことをゼロイチで生み出す)」

「やり方はいくらでもあるよ」

「十勝を飛び出したかったのは、地域や子どもたちの未来のことを語っている大人に出会ったことがなかったから」

「十勝が好きな高校生が多くてびっくりしたけどうれしい」

 

大人との交流で、高校生たちの頭はぐらぐらしていると思います。