池高日誌

池高日誌

きまぐれコンサート 開催しました|吹奏楽部

6月13日 午後

 

本日、池田町田園ホールにて 「きまぐれコンサート」 が開催されました。

 

本校吹奏楽部ダンプレをはじめ、足寄・池田・本別高校合同バンド、池田中学校吹奏楽部、社会人バンドなど、計8団体が出演し、会場は立ち見が出るほどの盛況となりました。

ご来場いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

また、準備・会場案内・受付対応など、運営面で多大なご協力をいただいた保護者の皆さまにも深く感謝申し上げます。皆さまの支えがあってこそ、安心してコンサートを開催することができました。

 

足寄・池田・本別高校合同バンドの演奏は3曲を披露しました。

限られた練習時間の中でも息の合った、完成度の高い演奏を届けてくれました。

特に、有名アニメのテーマソングでは、古城先生の熱のこもった指揮と部長小西さんのソロが会場を大いに盛り上げ、客席から大きな拍手が送られました。

 

池田高校ダンプレのステージは5曲を披露しました。

各年次1名ずつという少人数ながら、ステージ上では人数を感じさせないエネルギッシュなパフォーマンスを展開しました。

曲間のMCでは、観客の笑いを誘う軽快なトークで会場を和ませ、演奏では息の合ったアンサンブルと力強いリズムが響き渡りました。

ダンスでは、キレのある動き表情豊かなパフォーマンス、会場全体が手拍子で一体となる場面など、ダンプレの魅力が存分に発揮されたステージとなりました。

まさに 「池田高校らしさ」 が光る時間でした。

 

おわりに、多くの皆さまにご来場いただき、誠にありがとうございました。

生徒たちはステージを重ねるごとに確かな成長を見せています。

今後とも温かいご声援をよろしくお願いいたします。

海外協力隊の活動とSDGsを学ぶ出前授業を行いました|1年次・産業社会と人間

6月10日 午後

 

本日は、JICA北海道(帯広)より 川向陽子氏、五十嵐みちほ氏をお招きし、海外協力隊の活動 と SDGs について学びました。

 


前半は、川向氏からご自身の経験を交えながら JICA海外協力隊 についてお話しいただきました。

海外協力隊とは、

・開発途上国の課題解決に向けて活動するボランティア

・現地の人々と生活を共にしながら、技術や知識を活かして支援する取り組み

であることを教えていただきました。

これまでに 99カ国 へ派遣されているそうです。

 

経験から大切だと感じたのは、

・相手の思いを聞く

・じっくり話す

・一緒に考える

という3つの姿勢であると語ってくださいました。

 

後半は、五十嵐氏の進行で『海外協力隊SDGsカードゲーム』に取り組みました。

生徒たちは海外協力隊になったつもりで、カードに書かれた「人・物・施設」などのリソース(例:職人、村長、工場、太陽電池など)を使い、地域の課題解決に挑戦しました。

今回のテーマは「ミクロネシア連邦は遅刻が当たり前」。

各チームはカードをもとに話し合い、

・「お菓子」カード → 遅刻しなかった人にお菓子を配る

・「職人」カード → 職人がバスを作り、遅刻しないように送迎する

など、ユニークなアイデアが次々と生まれました。

 

ゲームの最後には、SDGsの17番目の目標「パートナーシップで目標を達成しよう」が最も重要であり、今日の活動そのものがその実践であると五十嵐氏からお話がありました。


授業の最後には、生徒から

「今日学んだことをこれからの学校生活に活かしたい」

という言葉がありました。

海外協力隊のお話とカードゲームを通して、国際協力の考え方や、課題解決に向けて協働する姿勢を学ぶ貴重な機会となりました。

 

JICA帯広の皆さま、本当にありがとうございました。

インターンシップが始まる!|2年次・総合的な探究の時間

6月9日

 

池田高校では、本日より インターンシップ(職場体験) が始まりました。

4月から、名刺ケースづくり、名刺講話、企業へのアポイント電話、事前打合せなど、生徒たちは多くの時間をかけて準備を進めてきました。これらの学びを、今日からのインターンシップでどのように活かしていくのか、期待が高まります。

 

インターンシップでは、これまでの準備で身につけたマナーやコミュニケーション力を活かしながら、それぞれの企業で業務に取り組んでいます。学校では経験できない多様な活動が行われています。

 

働く大人の姿を間近で見ることで、仕事に向き合う姿勢や責任感、チームで働くことの大切さを肌で感じ取ることができます。

 

さらに、休憩時間や移動の合間には、職場の方々から、仕事を選んだ理由やこれまでの経験、仕事のやりがいといった 人生の先輩としてのリアルな話 を聞く場面もあります。こうした対話は、生徒にとって大きな刺激となり、将来を考える視野を広げる貴重な機会となるはずです。

 

今回のインターンシップが、高校卒業後の進路実現に向けて実りある経験となることを願っています。 

 

 

 

今回、生徒を受け入れてくださった企業の皆さま、誠にありがとうございます。

ご迷惑をおかけする場面があるかと思いますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

進学フェス参加を通して、生徒が伝える力を発揮しました|課外活動

6月6日~7日

 

池田高校は、札幌で開催された『地域みらい留学 日本まるごと高校フェスin札幌』(北海道新聞社など主催)に参加し、中学生・保護者の皆さまに本校の魅力を直接お伝えしました。

 

本校が今回のフェスに参加した目的は、次の2点です。

・中学生・保護者への魅力発信
 中学生ならびに保護者の皆さまに池田高校の教育活動を直接知ってもらい、進路選択の一つとして検討してもらうこと。

・本校生徒の成長機会
 本校生徒が説明役として参加することで、池田高校の魅力を再確認し、「伝える力」や「傾聴力」を育むこと。


今回の説明には、3年次生・佐々木さんと山澤先生、役場関係者2名が参加しました。

 

佐々木さんは、はじめこそ緊張した様子でしたが、次第に表情が和らぎ、参加者と積極的にコミュニケーションを取っていました。

作成したスライドをもとに、池田高校の魅力を丁寧に、分かりやすく説明する姿が印象的でした。

また、他校の高校生との交流もあり、「同年代の生徒がさまざまな環境で努力していることを知る良い機会になった」
と感じられる場面もありました。

 

佐々木さんから、「緊張したが、たくさんの方と交流でき、良い経験になった。池田高校では授業で発表する機会が多々あるので、今回はその経験を活かすことができたと思う。自分のコミュニケーション能力や社会性を再認識できたので、今後の進路活動に繋げたい。」とありました。

伝える力・傾聴力が確かに高まったことが感じられます。

 

今回の進学フェスは、

・池田高校の魅力を広く伝える機会

・本校生徒が成長する機会

の両面で、大変意義のある取り組みとなりました。

池田町発祥の地から郷土資料館まで。 歴史の専門家と巡る、地域のルーツを探る旅|3年次選択・時事問題研究

6月3日 午前

 

本校において、池田町の知られざる歴史とルーツを紐解く校外学習が行われました。

 

今回は、浦幌町立博物館の学芸員・持田誠氏、浦幌町地域プロジェクトマネージャー・宮寺由佳氏、そして郷土資料館の武川氏という強力な専門家チームに解説をいただき、大変贅沢で学びの深い一日となりました。

 

◎第一部:町の「はじまり」を歩く――発祥の地碑と利別駅

まず生徒たちが向かったのは、利別川沿いにある「池田町発祥の地碑」です。

 

歴史は「裏面」にあり!開拓の息吹を感じる石碑見学

 

 利別川沿いから入植と開拓が進められていった池田町。十勝川と利別川が合流する「利別太」と呼ばれるこの地に、最初の役場が置かれ、かつての旧市街地が形成されていきました。

明治39年に「凋寒村」として始まり、大正2年には「川合村」へ、そして大正15年の町制施行とともに現在の「池田町」へと名前を変えていった歩みを学びました。

案内役の持田さんから「実は、大事なことは石碑の裏面に書いてあるんですよ」と声をかけられ、全員で裏へ回り込むと、そこには池田町の歴史が刻まれており、生徒たちは興味深そうに見入っていました。

 

利別駅ホームから見上げる、フンベ山と戦争の記憶

 

続いて、一行は利別駅へと移動し、普段はなかなか立ち入ることのないホームへ。

ホームの向こうにそびえるのは、アイヌ語で「クジラ」を意味する「フンベ山」。緑豊かな美しい低山ですが、かつてその麓には線路が走り、軍用機施設が存在していました。

敵国からの空襲を避けるため、汽車を木の葉で覆い隠しながら、軍事施設の部品を隠密に搬入していたという過去を知り、生徒たちは身近な風景の中に眠る戦争の記憶に、静かに聞き入っていました。

(道中、時間の都合上、車窓から「開拓記念碑」を見学しながら、次の目的地へ向かいました)

 

 

◎第二部:池田町郷土資料館――暮らしと歩み、人々の息遣いに触れる 

後半は、池田町郷土資料館へと場所を移し、同館の武川さんの案内のもと、館内に眠る貴重な資料を見学しました。説明してくださったタケカワさんも実は本校(池田高校)の卒業生。「昔は1学年4クラスもあったんだよ」という大先輩の言葉に、生徒たちからは驚きの声が上がりました。

 

懐かしさと驚きが交差する「ガイダンス展示室」

 

入口の地図で改めて町名の変遷を確認した後、かつて千代田えん堤付近で行われていた活気ある「アキアジ漁」や祭りの歴史を学びました。

先史時代から現代に至るパネル展示エリアでは、かつてこの地域にあった小中学校の廃校の歴史を示す展示もあり、生徒からは「あぁ、悲しいな……」と、母校や地域を想う寂しげな声も漏れていました。

その一方で、ニュースポーツ「ペタンク」の展示を見つけると、「これ、昔やったことある!」と嬉しそうに盛り上がる場面もありました。

 

専門分野ごとに地域の歩みを深掘りする「各収蔵室」

 

農業収蔵室: 開拓期から昭和にかけて使われた農機具や、欠かせないパートナーだった馬具が並びます。かつて池田町で稲作が盛んに行われていた意外な事実に、生徒たちは新鮮な驚きを感じていました。

 

鉄道収蔵室: 運行を終えた「ふるさと銀河線」の駅名看板や、国鉄時代のきらびやかな機関士の帽子、制服などがずらり。「全国から鉄道ファンが集まる場所」という説明に納得の表情を浮かべていました。

 

 

自然収蔵室: 周辺で捕獲された動物の剥製(はくせい)や昆虫の標本を観察。特に巨大なヒグマの剥製を前にした生徒は、「さすがに熊には勝てないわ……」と、その迫力に圧倒された様子でぽつり。

 

戦時・教育収蔵室: 国防服や軍服、勲章など、戦前から戦後にかけた貴重な資料を見学。展示されていた「教育勅語」には、同行していた引率の先生も思わず熱心に見入る一幕もありました。明治以降の古い教科書や教材からも、先輩たちの学びの跡を感じることができました。

 

見学の最後、ロビーにて全員で本日お世話になった講師の皆様へ、感謝を込めてお礼の挨拶を述べました。

 

終了後には、同行していた北海道新聞社の記者からインタビューを受ける生徒の姿もあり、少し緊張しながらも誇らしげに応じる様子がとても微笑ましく印象的でした。

 

自分たちが毎日暮らしているこの町が、どのような人々の手によって切り拓かれ、守られてきたのか。

歴史の教科書には載っていない「生きた地域の物語」に直接触れた今日の体験は、生徒たちにとって、これからの探究学習や地域への愛着をさらに深めるための、かけがえのない道標となったはずです。