池高日誌
見学旅行最終日のレポート|2年次・行事
最終日は、待ちに待った万博会場の見学でした。
まずは「大屋根リング」を歩きながら、会場全体を見渡しました。
高い位置からの眺めは素晴らしく、広大な敷地や各国のパビリオンが一望でき、生徒たちは楽しんでいました。
続いて、事前に予約していた「大阪ヘルスケアパビリオン」へ。
ここでは、命や健康、未来の暮らしを体感できる展示・アトラクション施設があり、特に「25年後の自分のアバター」が登場する体験型コンテンツでは、生徒たちは驚きと興味を持って見入っていました。
自分の将来の姿を通して、健康の大切さや生活習慣について考える良い機会となりました。
万博会場での体験を通して、未来の社会や技術に触れることができ、生徒たちは多くの刺激を受けたようです。
帰りのバスでは、お互いに感想を語り合いながら、笑顔でお土産話を抱えて帰路につきました。
池田町の未来を考えるワークショップに参加しました|課外活動
9月24日 放課後
池田町役場地域振興課が主催する「池田町産業連携事業」に、本校の1年次生2名(地域みらい留学生)が参加しました。
この取り組みは、池田町の未来像を描いた「ビジョンマップ」の作成を目標に、全4回にわたって実施される実践型プログラムです。
今回はその第1回目。テーマは「地域プロジェクトへの理解(座学)」と「地域資源の見直し(ワークショップ)」です。
冒頭では町長よりご挨拶があり、池田町のまちづくりに対する思いや、地域課題の解決と資源の活用を両立させながら、住民とともに魅力ある町を育てていく姿勢が語られました。
続いて座学では、日本全体の現状、池田町の課題、地域創生プロジェクトの概要、そして「ビジョンマップ」とは何かについて学び、理解を深めました。
その後のワークショップでは、各グループで自己紹介を行った後、以下の2つのテーマに沿って意見交換とグルーピングを行いました。
現在池田町にあるもの・ことについて
昔はあったが今はないもの・ことについて
最後に、全体発表を行い、代表として松村さんが感想を述べました。
次回の第2回ワークショップは、10月21日に開催予定です。
見学旅行3日目のレポート|2年次・行事
当初こそ雨の予報が出ていましたが、幸いにも天候に恵まれ、爽やかな秋晴れの一日となりました。
朝の集合時には、やや疲れが見られる生徒もいましたが、全員が元気に集まり、予定通り自主研修を開始することができました。
各班は事前に立てた計画に沿って京都へ向かい、仏閣や歴史的建造物を見学。
その後、大阪へ移動し、アメリカ村、大阪城、アニメイトなど、それぞれの興味やテーマに応じた場所を訪れ、研修を行いました。
今回の自主研修では、計画力や時間管理、協調性などが求められる中、生徒一人ひとりが責任を持って行動し、主体的に学びを深める姿が印象的でした。
この経験は、今後の学校生活や進路選択においても大いに役立つ、貴重な学びの機会となったことでしょう。
池田神社本祭に参加しました|課外活動・地域
9月23日
本日、池田神社の本祭が開催されました。
天候にも恵まれ、まさにお神輿担ぎ日和となりました。
本校の生徒たちは、お神輿を担いだり、賽銭箱を持って練り歩いたりと、地域の皆さまとともに祭りに参加しました。
午前8時30分に池田神社を出発し、池田光寿園、消防署、役場など、計22箇所を巡りました。 元気な掛け声で地域を盛り上げていました。
途中の休憩所では、生徒たちは飲み物を飲んだり軽食をとったりして、英気を養いながら最後まで元気に参加しました。
地域の伝統行事に参加することで、異世代の方々との交流を通じて地域の魅力を再発見し、地域社会について深く学ぶ貴重な機会となりました。
誠にありがとうございました。
見学旅行2日目のレポート|2年次・行事
本日は清水寺を訪れました。
混雑する前の時間帯に到着したため、スムーズに見学することができました。
清水寺を出る10時頃にはすでに観光客で賑わっており、生徒からは「人に酔いそう」との声も聞かれました。
その後、公共交通機関を利用して神戸へ移動しました。
南京町を散策した後、「人と防災未来センター」を訪れました。
防災教育の一環としての訪問でしたが、予想以上に学びの多い時間となりました。
阪神・淡路大震災の映像をはじめ、減災について深く考えるきっかけとなり、生徒たちも真剣な表情で見入っていました。
平和学習は「過去の出来事」という印象が強い一方で、地震はいつ起こるかわからないという現実に触れ、より身近な問題として捉えることができました。
3日目は、いよいよ自主研修です。
それぞれが計画したコースで、学びと発見の一日となることを期待しています。
3年次 時事問題研究 『快適で安心・安全な避難所運営のあり方について』
今日の時事問題研究の授業では身近な地域の防災・減災について快適で安心・安全な避難所を運営するにはどのようなことに留意することが大切かを多様な視点で考察しました。
今回の講師は北開水工コンサルタントの松川 様です。避難所を実際に考える前に非常食についてお話がありました。
(非常食にもいろいろ種類がありますね。) (段ボールベッドを作っています。)
(1人分の避難スペースを考えます。) (実際の1人分のスペースは?)
(胆振東部地震の時の避難所の様子) (振り返り 安心・安全な避難所とは?)
初めは1人分のスペースで範囲を決めるところから考え、取り組みました。段ボールベッドを制作しながら生徒が考える快適で安心・安全とは何かを話し合いながら進めました。生徒たちはプライバシーを守ることに重視した生徒もいましたが、実際の1人分のスペースの狭さに快適、安全・安心とは何かを考えさせられました。また、どのような避難所にしていくか進める中で快適で安心・安全とは何かを深く考えるためには避難所に避難する人たちは様々な状況にあることを知り、避難所運営のために全体へルールを共有し、確立することも大切さを学ぶ機会となりました。
次回、今日、取り組んだことをさらに様々な視点で快適で安全・安心な避難所をどのようにつくっていくか考えたことを振り返りまとめていきたいと考えています。
北開水工の皆様、お忙しい中、授業へのご協力ありがとうございました。
今年もあります!小高連携♪準備に潜入|2年選択・数学Ⅱ
昨年度、池田小学校の中休みに池高生が伺って交流する企画、今年度も実現できることになりました。
10月から開始ということで、授業の中で準備が始まっています!
今回は、第一回の数学Ⅱにお邪魔してみました。
詳しい内容は秘密ですが、まずは小学生に出す問題にチャレンジ!
▲こ、これは…苦戦!?
▲どうやったらわかりやすく伝わるんだろう・・・
わかりやすく伝えること、相手の目線にたつことなど様々な力が試されます。
いつもの勉強とは違う観点の学びや発見があるはず!
小学生は面白い面白くないにシビア。
たくさんの学びがありますように!
見学旅行1日目のレポート|2年次・行事
体調不良者もなく、無事に初日を終えることができました。
朝の池田町は気温7度と肌寒いスタートでしたが、関西地方では30度まで気温が上がり、まるで一ヶ月前に戻ったかのような暑さでした。
他の高校も一緒でしたが、池田高校は少人数で、目的地には少しずつ早く到着しました。
混雑する前に見学を始めることができました。
▲移動中の様子です
奈良公園では、東大寺の金剛力士像や高さ48メートルの大仏を見て、その迫力に圧倒されました。
希望者は、大仏様の鼻の穴と同じ大きさの穴をくぐり、厄除けになると喜んでいました。
夕方には京都へ移動し、2日目の行程へと続きます。
水彩画で描く秋の清見ケ丘公園|2年次選択・美術表現
9月の授業では、2回にわたり、池田高校のお隣の清見ケ丘公園で絵を書いています。
▲気温は20度代。過ごしやすい気候になりました
▲どこで描こうかな
「意外に高校生になると、外で絵を描く授業ってなかったりしますよね。
たまには外の広い空気を吸って絵を描くのは、精神衛生上もいいかなって思います」
と、講師の佐藤先生。
▲こちらは講師の佐藤先生の作品(途中です)
水彩画にすることで、外でも描きやすいみたいです。
2日目に取材に向かっている途中には、キツネとリスに出会いましたよ♪
▶右の写真にはリスがいます
池田町のアイデンティティを学ぶ「ワイン学」|1年次・科学と人間生活
昨年度から始まった池田高校の特別授業「ワイン学」は、座学・収穫体験・施設見学の3日間にわたって行われます。
本日の講師は、池田町長であり、かつて池田町ブドウ・ブドウ酒研究所の所長も務められた 安井美裕 様です。
昨年に続き、今年も池田高校のためにご講義くださいました。
池田高校では、このように地域と結びついた学びを多角的に取り入れています。
本日は初日の座学として、
1 ワインを知ろう
2 池田町のワインづくりを知ろう
という2つのテーマで学びました。
「未成年の高校生にワインの授業?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、池田町にとってワインは単なる産業の一つではありません。
町の窮地を救い、北海道で広く栽培されている「山幸」種を開発し、北海道におけるワイン産業の礎を築いた存在です。
発酵のしくみは科学の分野ですが、まちづくりや観光など幅広い分野にも影響を与えています。
池田とワインの歴史や、思い入れ、観光振興、町への利益波及など、ワイン造りを核とした地域振興を多角的に学ぶことができました。
▲「黒いぶどうから白ワインはできますか?」
今回の座学で得た知識が、次回の体験学習により深い実感をもたらすことでしょう。
生徒たちには、多くの気づきを持ち帰ってほしいと思います。