池高日誌

2023年10月の記事一覧

2年次選択「保育基礎」3回目の保育園実習

 池田保育園での実習を行いました。今回が3回目になります。

今回は、前回の反省をいかし、それぞれの年齢に応じた内容を企画し、園児に楽しんでもらうということがねらいです。1歳児は絵本を読んでから、活動に入ったり、5歳児は早速説明から作業に取り組んだりと様々です。芸術の秋を想定し、ハロウィンにちなんだ企画をする生徒たち。作品を作ったり、ゲームを通じて楽しんできました。

 

1歳児さんを担当した布目さんと安達さんは、「園児のおしゃべりが上手になっていて驚いた。企画した作業が無事でき喜んでもらえて安心した。」と語っていました。

 

次回は、この授業を選択している生徒全員で年長児を対象に企画を考えています。

 

 

1年次「産業社会と人間」地域人インタビュー

 今年で3回目を迎える地域人インタビューです。

自分の興味関心のある分野で働く人と出会いの場を創出し、そこから自分の進路に向けて視野を広げてほしいという教員の願いから実現した取組みです。

 

今年度は池田町内外15名の地域人にご協力いただいております。仕事の時間を割いて参加していただき、心より感謝申し上げます。

本校の全校生徒は名刺を持っています。まずは名刺交換からスタートしました。(2.3年次は鹿革の名刺ケースを製作し活用しています)

 

保育士の後藤さんにインタビューした江森さんは「話すスピードや相手の話に次の質問をするのが難しかった。ニュースを交えて話をするなど臨機応変に対応できるようになりたい」と前向きな感想が聞かれました。来週は6名の地域人インタビューがあります。どんな出会いが待っているのか、楽しみです。

 

 

1年次「産業社会と人間」森と木のおはなし~池田町の魅力ある資源を知ろう

 10月18日池田高校多目的ホールにて、十勝総合振興局森林室普及課の皆さんのご協力のもと、講演とワークショップを実施しました。

 池田町は森林率6割であり、代表的なカラマツ、カシワ、ミズナラ、シラカンバがあり、製材工場や木炭製造施設などの産業も充実しています。自然環境と密接に絡む仕事である一方、林業に担い手の現状も知ることができました。

 後半は、3種類の木の角材からマイはし作りを体験。宿泊研修での体験がここで活きてきて、カンナを使って削りやすりをかけ、最後はクルミ油で仕上げるという工程を体験しました。

 アンケートから「箸作りが楽しかった。林業は次の世代に受け継がれていくすばらしい職業だと思った。」「木材チップによるエコ、林業におけるCO2削減率を詳しく知りたい」「実際に森に行って木を観察してみたい」など興味を持った感想が多く見受けられました。地域のことを知ることで、地域課題への興味関心がわいた時間となりました。

 森林室の皆様、ありがとうございました。

 

2年次選択「保育基礎」子育て中のママにインタビュー

 10月16日(月)池田高校の多目的ホールで子育て中のママにインタビューを実施しました。本校職員のパートナーに声をかけお願いしたところ、なんと6名のお母さんとお子さんが参加して下さいました。

 1時間程度の交流ではありましたが、3グループに分かれてインタビュー。インタビュー中は子どもたちは自由にホールを駆け回っていて、普段と違う状況に高校生たちもワクワク。寄り添っている姿が印象的でした。

 坂本愛実さんは「親の気持ちが知りたいと思い、どうして子どもがほしいと思ったのかを質問しました。子育てをしている方々のことをより深く知ることができました。皆さんそれぞれに事情があって身近にもっと子育てをしている方々が頼れる場所があったらいいなぁと思いました。」

 小坂陽汰さんは「誰に限らず、人と協力することはとても大切だなと思いました。皆さん大変なこともあるけど、とても楽しそうで幸せそうでした。」

育児に答えはなく、また他者とかかわりながら生きることの大切さも学んだ時間となりました。ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

 

 

2年次 見学旅行4日目

10月20日(金)

 

ついに、見学旅行最終日となりました。

朝食では昨日の自主研修の疲れが少しあるように感じましたが、思い残すことがないよう最終日も楽しみます。

 

朝食のあとは各自部屋の清掃を済ませて京都観光へ出発です。

 

ガイドさんの案内で京都の街中を進んで、まずは清水寺に到着しました。

ガイドさんの話を聞きながら清水の舞台の高さに圧倒されたと同時に、早朝ながらも観光客や修学旅行生が多く、舞台の上は人で溢れていました。

清水寺を見学してからは各班でお土産屋さんを巡り、次の目的地の金閣寺へ出発しました。

 

数年前に金箔を張り替えられたばかりの金閣寺は、曇り空の中でも光り輝き煌びやかでした。

すこし早足ではありましたが、金閣寺の周りをぐるりと見学しました。

 

あっと言う間の4日間でしたが、楽しい思い出とお土産を持って伊丹空港から北海道へ帰ってきました。

 

保護者の皆様には見学旅行に向けた準備、朝早くからのお見送り、夜遅くのお迎え等たくさんのご協力をいただきまして改めて感謝申し上げます。

2年次 見学旅行3日目

10月19日(木)

見学旅行3日目の様子です。

この日の関西方面の最高気温は夏日、天気も快晴の中で関西自主研修を行いました。

朝からバイキングで体力を備えて、いざ出発です。

自主研修、USJ見学組ですが、JRの一時運転見合わせもあり京都出発が遅れるというトラブルに巻き込まれたり人の多さにには驚きつつも、アトラクションや買い物を楽しみました。

そのほかの班も街の賑やかさ、人の多さに驚きながらもそれぞれが計画した研修を楽しんで、お土産をたくさん抱えてホテルに帰宅しました。

2年次 見学旅行2日目②

10月18日(水)②

2日目の続きです。

天気は良く、涼しい風を感じながらホテルから徒歩で広島平和公園へ向かいました。

ガイドさんの案内のもと原爆の悲惨さを物語る原爆ドームを間近でみたあとは、原爆の子の像にて平和祈念セレモニーを行いました。
2A青木琴音さんと2B竹内小次郎さんによる折り鶴の奉納、2B村瀬真姫さんによる平和宣言で世界の恒久平和を祈りました。

セレモニーのあとは平和の灯から原爆資料館へと向かい、資料館で平和学習を深めました。

その後は新幹線で関西へ移動し、薬師寺・奈良公園を巡りました。

薬師寺ではお坊さんのありがたい説法を受け、目の前にあるものの楽しさは自分自身の姿勢から変わっていくことを教えていただきました。

奈良公園でも元気に鹿と触れ合い、広い公園内を歩き回り、すこしずつ疲れも見えてきたようです。

明日は生徒たちが最も楽しみにしていた、関西自主研修です。
明日も元気いっぱい楽しみます。

2年次 見学旅行2日目➀

 10月18日(水)、見学旅行2日目の様子です。天候は快晴、暑いですが、気持ちのいい朝を迎えています。

 

寝坊や遅刻する生徒もなく、みんなで朝食をいただきました。

 

この日は、広島平和記念公園と原爆資料館を見学し、薬師寺・奈良公園を回って京都へ向かう予定となっています。

 

2年次 見学旅行1日目②

広島に到着し、広島追悼平和祈念館で被爆者体験講話をお聞きしました。

原子爆弾投下時、3歳で爆心地から900mにある母親の実家で被爆した飯田國彦さんから原子爆弾の本当の恐ろしさ、わたしたちができる身近な平和活動についてお話をしていただきました。

最後に川口紗奈さんから『二度と戦争が起こらないよう自分たちができることを頑張っていきたいです。』と感謝の言葉と強い決意が伝えられました。

この日の被爆者体験講話に向けて、生徒たちは出発1ヶ月以上前から校内で平和学習を進めてきました。見学旅行実行委員長2B村瀬 真姫さんは『今回、飯田さんのお話を聞き、戦争の残酷さを知ることができました。被曝直後の人々の状況については知っていたこともありましたが、その後も被爆者は安心して暮らしたり食べたりすることができなかったと言うことを初めて知り衝撃を受けました。きっと、まだまだ知らないこともあるとわかったので、もっと調べて平和について考えていこうと思いました。』と振り返りました。

この日の夕食は広島お好み焼きをお腹いっぱい食べ、1日目の活動を終えました。

2年次 見学旅行1日目➀

10月17日(火)

2年次、本日より広島・関西方面、3泊4日の見学旅行へ出発します。

朝早い集合でしたが、参加生徒全員遅刻することなく出発することができました。
 
1日目は新千歳空港から羽田空港経由で広島へ向かいます。平和追悼祈念館で被曝体験講話を聴き、夕食はみんなでお好み焼きを食べる予定となっています。

保護者の皆様には朝早くから集合場所までの送迎・お見送りをしていただき、ありがとうございました。

見学旅行の様子は、ホームページでご紹介していきます。