2025年2月の記事一覧
思いを届けるってこと|1年次(産業社会と人間)・2年次(総合探究)
2025年
日本におけるラジオの歴史は、100年。十勝におけるラジオの歴史は、31年。
十勝の放送局FM JAGA(たぶんジャガイモのジャガ)は、地元のみなさんに愛されている帯広市周辺の地域限定ラジオ。そのFM JAGAのトップDJが、池田高校にやってきました。
栗谷昌宏さん。
この日、トップDJの講義をライブで聴くのは、50数名の池高1、2年の生徒と先生たち。
原稿はありません。ぶっつけ本番!栗谷さんと生徒の間で繰り広げられる100分一本勝負!
開始早々、栗谷さんは自分の心の声を言葉にして伝えます。
「(挨拶の反応を見て)……不安です、緊張してます!」
それでも生徒たちの表情は変わりません。つまらないのかな、興味ないのかな……ますます栗谷さんの心の声は大きくなります。あの手この手で生徒たちの感情に揺さぶりをかけます。20分を過ぎた頃、生徒たちの中からクスッという笑い声が漏れてきました。表情も柔らかくなりはじめました。そうなんです、生徒たちも緊張していたんですね。
100分をフルに使って、栗谷さんは生徒たちに投げかけてくれました。
そんな栗谷さんの言葉の数々を、写真と共にふりかえってみましょう。
「緊張はわるいことじゃない。緊張したという経験と練習の積み重ねが大事なんだ」
「伝達(発信)には、情報と感情のふたつがあるんだよ」
「発信が大事。そのためには感情が必要なんだ」
「いつものその挨拶(発信)、ただの合図(情報)になってない?」
「生徒のメモを、プロの声で朗読中」
「好きなものは料理と筋トレ」と、自慢の写真を特別公開!
「相手を不安にさせない伝え方」を習得中。
「仲良くなりたいから、一生懸命に伝えようとするんだ」
「ペアワークの熱い空気感には感動しました。再会を楽しみにしています!」by DJ栗谷
「バイバイッ!」と、ラジオ番組の合言葉♪
栗谷さんの声は、日曜日以外は毎日聴けます。
FM JAGA チェケラ!
『十勝魂778!!』(月〜木16:00〜18:00)
エンタテインメントにマニアックなスパイスで十勝を熱く燃やす120分!
栗谷さん、ありがとうございました。
また来校してください!
お兄さんお姉さんとゲームで交流しよう!|2年次選択・英語探究(小高連携・池小)
池田小学校の中休みに、池田高校生が授業でお邪魔するコラボ企画。
受け入れにご協力いただき、心より感謝申し上げます。
今回は、2年次生で「英語探究」の授業を選択している生徒たちが伺いました。
#中休みだーー!
#今日も一緒に遊んでみよう!よろしくね!
英語探究の授業の中で実施していますが、小学生低学年に英語は難しいかな?ということで、まずは「ハンカチ落とし」。
#「鬼やりたい人ー!」「はーい!!!」残像が見えるほど本気モード!
そして、こちらは「IPPEIクイズ(英語で言ってみよう)」。
高学年の子どもたちが夢中になってクイズに答えます。
#「木」で「Treeです!」「正解!!」
ABCダンスをしてみよう!
ちょっと時間がなかったけれど、「アルファベット線つなぎ」問題を欲しいこどもたちにプレゼント
#「難しいやつやりたーい!」
声を張って、進行を頑張った生徒。
準備をしてきたけれど、恥ずかしくて力を発揮できなかった生徒。
経験を重ねて慣れてきた生徒。
いろんな場面が見受けられました。
座学や筆記テストだけでは培えない、いろいろな力に気づき磨くチャンスをいただいております。
池田高校生にたくさんの貴重な機会を与えてくださったことに感謝申し上げます。
まずは、2024年度ありがとうございました。
そして、来年度またお互いに良い機会にできましたら幸いです。
これからもよろしくお願いいたします!
池田保育園で保育実習「お楽しみ会」|2年次選択・保育基礎
2年次の生徒7名が、池田保育園で実習をさせていただきました。
池田町内の保育園・幼稚園で行う実習は今年度5回目。
座学で学び、現場で実践!
この1年間の集大成を発揮できるでしょうか。
本日のプログラムや、必要なもの、目的などの要項も授業の中で生徒が作成。
#保育基礎 総務担当 江森さん、椿さん、松田さんが作成
必要なものを準備して…
さあ、本番です!
自己紹介をして、
これから行う遊びをデモンストレーション
だるまさんが転んだをしたり…
#鬼がだれかわかりやすいように、手作りのお面を被ります
借り物・借り人競争をしたり。
途中、園児の様子から、臨機応変に運用を変更。
2つのグループに分かれて、ハンカチ落とし
#みんなー!目をつぶってねー!
最後に、園児のみんなに手作りのプレゼントです。
#きれいな色紙3枚を使った、コマです!
早速子どもたちが遊んでくれました
#好きな色もらったんだよ!と誇らしげに見せてくれる子どももいました!
帰るときには、たくさんのお友達がハイタッチをしたり、抱きついたり、喜びを表現してくれました。
#ばいばーい!
段取りやシミュレーションをして、練習してきたものの、うまくいかないところもありました。
想定外に時間がかかったり、上手く伝わっていないところもありました。
そんな中、保育園の担任の先生も池田高校の先生も手を出さずに1時間半やり遂げました。
(もちろん、安全面の部分でずっと見守っていました)
臨機応援に声がけができた生徒、どうしていいかわからなかった生徒、全てが学びになったと思います。
貴重な機会を作ってくださった、池田保育園の皆様に改めて御礼申し上げます。
子どもたちの成長を見守ってくださり、本当にありがとうございます。
カナダ派遣報告会(池田中学校で実施)|課外活動
2月21日 午後
これまで、カナダ派遣報告会を池田町役場や池田高校で行ってきました。
これらの報告会では、派遣された生徒たちがカナダでの経験や学びを発表し、多くの方々に関心を持っていただきました。
今回は、池田中学校の1・2年生に向けての報告会です。
中学生たちにとっても、カナダでの体験談を聞くことで、将来の留学や国際交流に対する関心が高まる内容でした。
#報告前の様子
#この派遣事業について田中先生から説明
#報告の様子
#クイズの様子
#景品授与
#質問タイム(多くの質問がでました)とお礼の言葉
報告会は1時間弱でしたが、高校生、中学生ともに非常に有意義な時間を過ごすことができました。
この報告会の実施に際しまして、中学校の皆様には大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。
今後も様々な場面で中高連携を深めていきたいと考えております。
白樺アイスを作ってみよう!|2年次選択・ライフデザイン
「あみちゃん(池田高校魅力化推進員)、アイス作るよ!」といきなり呼ばれた私。
またまた、面白い授業だ!これは取材せねば!
と5分後に開始の授業にお邪魔。
この日の授業は、「白樺樹液を使ってアイスクリームを作ってみよう!」というもの。
・牛乳+白樺樹液
・ヨーグルト+白樺レモネード(当授業商品化商品)
#レモネードシロップは、大さじ3杯くらいいれました
の2つでアイスクリームを作ってみました。
ポイントは、「砂糖等の甘みをいれない」こと。
果たして、このシンプルな材料でどんな味になるのでしょうか?
ということで、お外にGO!
きれいな雪を求め、校舎のまわりをうろうろします。
#雪の上でピース(私はその雪の上には乗れませんでした(重くて笑))
雪をいれて、シャカシャカ…!!
#うぉぉぉぉぉー!!!
#年中ビーサン裸足のかっくんも見に来ました
#先生もしゃかしゃかしゃか・・・!!
アイス作りでの学びは、「塩いれるとすごく冷える」こと。
この寒い中、早くアイスができてくれ〜〜というときに、塩をいれると超加速!
「塩すごい!」「塩信者!」とよくわからない尊敬の念が湧いてきます。
さて、無事にできたところで、試食タイム♪
#ちゃんと固まりましたね♪
甘みを白樺樹液だけにすると、どんなお味でしょう?
このひまりちゃんの表情を御覧ください
#うぅ…
アイスなのに、ちょっと苦くなるという。
苦悶の表情。
味がわかったところで、甘みを足します!
生クリームとチョコをトッピング。
#俺にも生クリームをー!!
先生チームは、「白樺レモネード」を追加でかけていました。
#牛乳はギルティーフリー!
ちなみに、私が作らせてもらった「ヨーグルト+白樺レモネード」はそのままでもとても美味しかったです♪
白樺樹液の糖度をはかったところ、1ちょいの数字。
#覗くと、メモリが読み取れるのです
コーヒーの水として使うと、天然の甘みを感じる白樺樹液。
アイスに使っても甘くならないことがわかりました。
体験から学ぶ!今日もライフデザインの授業は学びがたくさんでした!
#軍手はストーブで乾燥。冬ならではですね。
救命救急講習を行いました|1年次・保健
2月3日(月) 午前
1年次保健の授業で池田消防署のご協力のもと、「救命講習」を受講しました。
この授業の目的は
・生徒たちが緊急時に適切な対応ができるようになるための知識と技術を身につける
・心肺蘇生やAEDを使用することで、救命の可能性が大幅に高まることを知る
です。
#応急手当について説明を聞きます
講習では、生徒たちは以下のような具体的な体験をしました。
・AEDの使用
生徒たちはAEDの電極パッドを正しい位置に貼り付け、音声ガイドに従ってショックを与える手順を練習しました。
ある生徒は、「最初は緊張したけど、音声ガイドがあるので安心して操作できた」と話していました。
・心肺蘇生法(CPR)
胸骨圧迫の際には、適切な力加減を学ぶために、実際に人形の胸を押す練習をしました。
「胸骨圧迫でこんなに押して大丈夫か心配だった」という感想がありましたが、講師から「しっかりと押すことが重要」との説明がありました。
・人工呼吸
人工呼吸の練習では、息を吹き込む際のコツを学びました。
「人工呼吸で意外と息が入らなくて難しかった」という生徒もいましたが、練習することで徐々にコツを掴んでいました。
応急手当の技術を学ぶことで、生徒たちは自信を持って緊急時に対応できるようになります。
実践的な学びを通じて、生徒たちの安全意識と対応力を高めていきたいと思います。
カナダ留学校内発表会|課外活動
1月30日
池田高校の全校生徒向けに、カナダ留学の報告会が行われました。
・小学校や高校での交流の様子
・カナダのまち歩き様子や気づき
・トラブルへの対応など
・日本と違う文化で気づいたこと
などが報告されました。
#全校生徒向けの、カナダクイズも実施
留学に行っていない生徒でも、カナダのことが少し身近に感じたのではないでしょうか。
来年度はどんな交流や報告がされるのかが楽しみです。
学びをイベントで発揮!イケザニア開催|2年次・総合探究
池田高校の2年次が5日間10コマにわたり、「森林」をテーマに3つの班に分かれてミニ探究活動の総まとめがおこなわれました。
過去の活動についてはこちらから↓↓
池田町の「森林」でフィールドワーク・商品開発・遊び場作り|2年次・課題研究(総合探究)
現場を見て考えて実行する!「フィールドワーク」|2年次・課題研究(総合探究)
森と寒さの中のフィールドワーク|2年次・総合探究(ミニ探究活動)
さぁ、気になる「イケザニア」という単語。
現場を見ていただいた方が早いですね。
■3班(フィールドワーク、商品開発・企画、遊び場づくり)から発表
まずは、3つにわかれた活動のなかから、代表者がそれぞれの活動で学んだこと、探究活動のタネをそれぞれ発表しました。
遊び場作りチーム
▲遊休地の活用方法を考え、遊び場を実践した振り返り
フィールドワークチーム
▲間伐材を使った活用方法が模索できそう
▲体験を絵本にすると、多くの人に興味をもってもらえるのでは?
商品開発・企画チーム
▲白樺樹液を使った蒸しパンの開発。池田町の特産品を使って新商品開発してみたい
発表後、それぞれのチームの講師からコメントがありました。
「3回の活動でしたが、次に繋げられる振り返りがしっかりできている」
「キレイ事を言うだけの人もいるが、みんなはアイデアについて実行できていた」
「アクシデントがあったが、それをどう乗り越えるかが大切」
など、生徒たちの行動について大人もたくさんの気づきがあったようです。
■イケザニア開始!
今回の「イケザニア」は、遊び場や商品開発・企画チームが考えて試作したものを、学年全体で体験するというものです。池田で楽しいイベントができないかな?木の間伐材活用方法がないかな?と考えた結果をカタチにしたイベントです。
ポイント8点貯まると飲み物とポップコーン、10点貯まるとご褒美があります♪
生徒たちは、前半と後半チームに分かれ、運営とイベント参加と両方楽しむことができます!
・見る目ありなしゲーム!
くじで選んだ木の長さを、目視のみで当てるよ!
▲ピタリ賞の猛者もいました!
・池ボーリング
ボールを転がして、たくさんの枝を倒してみよう!
▲木の倒れ方はボーリングとは違うので意外に難しい!
・池モルック
小枝を投げて、意中の場所にいれよう!
▲小枝によって、バウンドの仕方が変わるので難しい!
▲初期は、的は池田町のカタチをしていたそうです♪
▲点数はいったー!!
・たてよこ木積
木のサイコロを振り、指示に合わせて木を積む
▲後半の縦4は高難易度指示です
▲さぁ、この次積めますか?(笑顔)
・飲食ゾーン
特典を重ねると、ご褒美に飲み物とポップコーンが食べられます!
▲ご褒美第一号です♪
▲こんなに選べるの!?やったー!(思わず前髪もあげちゃう)
■まとめ
歓声や悲鳴、笑い声で大盛りあがりのイケザニア。
最後にまとめです。
今回の5回にわたる、テーマ「森林」のミニ探究。構想から実現まで3年ほどの年月がかかっていました。
大人側も、どうやったら高校生のみんなが楽しく、学びを得られるかを探究しています。
正解はわかりません。一緒につくりあげていく、背中で見せる授業だったなと思います。
今回、特に人気が高かった「たてよこ木積」を考えた武智くん。
「たくさんの人に楽しんでもらえて良かった」と感想をくれました。
この材料を提供してくださった、池田町の山本さんは、
「このみんなが楽しんでいた積み木は、森林組合で規格外で販売できなくて譲り受けたものを、別件で使って細かくしたさらに余りものみたいなものです。
使われなくて置いてあったものを、みんなが歓声あがるくらい楽しんでいた。
森が身近になるといいなと思って活動していますが、まずはこうして「木に触れること」「楽しんでもらうこと」が、これからを考えてもらう第一歩になるのかなと思いました。」とお話していました。
最後に、生徒代表として及川くんが、「たくさんの方に協力していただき、池田町をより深く知ることができました。この時間で学んだことを活かして、3年次の探究活動につなげていきたいです。本当にありがとうございました。」とお礼を述べました。
地域の皆様にたくさんのご協力をいただいていることを感謝申し上げます。
町長へカナダ姉妹校交流報告|課外活動
1月28日
カナダのペンティクトン市へ短期留学に行った生徒たちの報告の機会をいただきました。
#留学を終えて、たくましくなった生徒たち
カナダの学生との交流の様子や、現地で触れて感じた体験など、それぞれの目線で報告を行いました。
#笑いも交えながら、交流の様子や、気づきなどをお伝えしました
町長からは、「たくさんの経験をし、学んだことが伝わってきた。その経験を多くの人に伝えてほしい」との言葉がありました。
今年は、池田高校での報告に加え、池田中学校でも報告会を行います。
たくさんいただいたご支援で得た経験を、多くの人に伝えていきます。
最後の掃除|3年次・LHR
3年間過ごした高校の校舎。3年間、毎日クラス全員で掃除をしてきました。
登下校の通学路、清見坂を登りきったところに高校があって……チャイムが鳴る前に校門から玄関まで歩いて靴を履き替えると、生徒ホールで先生に出迎えられて……廊下から階段を上がって、クラスメイトが待つ教室へ。
掃除をする生徒を写した写真の中に、3年間の感謝の様子が詰まっています。
ぜひ、最後の掃除をご覧ください。
#笑顔と黒板 #ごみ捨てとピース
#笑顔、笑顔、笑顔
#教室の掲示板1 #教室の掲示板2
#モップガール
#教壇 #バケツ
#よーいどん
#笑顔と集中
#掃除のおわりを待つ机と掃除道具 #最後のそうじの終わり
#先生と生徒
#「出欠をとります……」