池高日誌

2025年6月の記事一覧

グルテンを観察してみよう|3年次選択・フードデザイン

調理室で何やら授業が行われています。フードデザインの授業に潜入です!

 

本日はいつくかの食品化学に関する実習のようです。

 

お!ちょうど、「薄力粉と強力粉」のグルテンの塊を焼く準備が整っています。

 

#こちらは各班より分けていただいたので、形が違うだけです

 

オーブンで焼き、断面を観察します。

 

#膨らんできました…!

 

ここで、筆者(あみちゃん)は気づきます。

「パンが焼ける香ばしいニオイがしない!」

 

見た目は、パンみたいな物体。

パンを褒めるときに「小麦粉の香りがする〜」なんて言いますよね?

あれ?小麦粉の塊みたい物体なのに、パンの香りはしない…。

 

熊谷先生に聞いてみると、

「パンの香りは、砂糖や他のものが香ばしく焼けたニオイの方が多いのかもしれませんね」とのこと。

 

調べて見ると「イースト発酵の香り」「メイラード反応」など他の化学反応由来のものや、原料のニオイなど複雑なものなどから構成されているようです。

 

勉強になります!!!

 

さて、そんなことをしているうちに焼けました。いきなり取り出さず、少し冷まします。熱々のものをいきなり常温に持ってくるとしぼんでしまいます。

 

 

とても大きく膨らみました。

どちらが薄力粉で強力粉か、これだとわかりにくいですが、観察をしてみましょう。

 

 

#ニオイもチェック

 

 

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、

・手前はスカスカ。大きく膨らんだのでちょっと香ばしい香り

・奥は繊維状になって、中が少しもっちり。小麦粉の香りも微かにする

 

生徒からは「きなこのにおいだ!」なんて声も。

 

私は「鶏皮のニオイ」だな〜・・・なんて思いました。普段食べているものの違いですね。。

 

さて、その他にも、じゃがいもの皮を向き、廃棄率を計算したり。

(レシピって、可食部だったんですね)

 

 

 

粉吹き芋を作ってみたり。(でんぷんの観察です)

 

 

砂糖の保水力を体感したり。

 

 

#空気中の水分を吸収して滑らかになります

 

とても盛りだくさんの授業でした!

 

#実習の素材は、生徒たちが(マヨネーズ等をかけて)美味しくいただきました。

授業で検定試験の準備もします|3年次選択・情報処理

「最近の若い子どもは、スマホばかりでパソコン操作をほとんど習っていない」なんてニュースを聞いたことがあります。

 

池高の生徒は、プレゼンテーションを行うスライドをCanvaでもりもり作り、テストや課題の提出をGoogle Classroomで行うネイティブ世代。

 

卒業後すぐに就職しても、パソコンを使いこなしてくれるでしょう。

 

さて、本日「情報処理」の授業では、タイピングスキルやビジネス文章作成の練習等を行っています。

 

 

課題はこちら。ビジネス文章です。

表の挿入や、均等割り付けなど、ビジネス文書形式など、いろいろなテクニックが含まれています。

 

 

集中して入力していますね。

 

 

池田高校では、こういった検定試験の補助を頂いています。

 

その額、受験料の75%分!

 

例えば、日本情報処理検定協会主催の「日本語ワープロ検定試験 初段」なら、受験料5,300円のところ、1,325円で受験できます!

 

たくさん学び、力をつけていってほしいです!

サイクルツーリズム|3年次課題研究(探究学習)

池田の自然とグルメを巡るツアーが始まろうとしています。

それではさっそく、研究者を紹介します。

 

『池田町のサイクルツーリズム』

自然豊かな池田を感じてもらいたい、池田のグルメを味わってもらいたい。

 

自転車に乗って十勝の風を感じるツアーを、スケート部の生徒が企画しています。

氷のない季節の部活は、十勝平野をカッコいい自転車に乗ってトレーニングします。

そのトレーニングの中から生まれたサイクルツーリズムは、生まれるべくして生まれたもの。

そして今回、ツアーに賛同してもらうために、町内の事業所を訪ねました。

 

*池田高校では、キャリア教育の一環として課題研究(探究学習)があります。もっというと、課題研究のために3年間のカリキュラムが組まれているといってもいいくらいです。その3年間の集大成が、課題研究です。

探究学習|3年次・課題研究

総合学科の池田高校の特色は、探究学習の時間がたっぷりあること。

3年次に進級して2ヶ月が経ちました。いよいよ本格的に探究を始めます。

 

この日、看護師志望のふたりが訪ねたのは、町内にある障害者福祉サービス事業所〈こんぱす〉です。

探究テーマの絞り込みがなかなか進まず、事業所のみなさんに協力してもらうためにやってきました。

まずは「知ること」からですね。

 

こんぱすのみなさんは、「高校生がやってくる!」と、朝からソワソワしていたそうです。

そして、対面しても話したいけど話しかけられない状態は、池高生のふたりも同じ。

はじめましての挨拶は、誰でも緊張する瞬間です。

ところが、池高生は事業所を出た途端に饒舌になったりするんです(緊張からの解放〜!)。

 

コンパスのみなさんが池高生とじっくり話すのは初めてだったし、池高生も障害者施設に通う方との出会いは初めてでした。

今回はそんな感じで、互いに初体験の多い時間でした。学校に戻ったら、頭の中を整理して探究を続けましょう。

 

こんぱすのみなさん、また訪問します。ありがとうございました。

きまぐれコンサートが行われました!|吹奏楽部

6月14日(土) 15:00~17:30

 

田園ホールでは、400名ほどの観客を迎えるコンサートが開催され、各出演団体が熱い演奏を披露しました。

 

#準備の様子

 

出演団体は、足寄・本別・池田高校合同吹奏楽団をはじめ、札内東中学校吹奏楽部、池田中学校吹奏楽部、翔陽中学校吹奏楽部、白樺学園高等学校吹奏楽部、十勝ワインアンサンブル、池田シニアブリースの7団体。

 

会場の受付では、部員や卒業生のご家族が運営を支えました。

 

演奏会のトップを飾ったのは、足寄・本別・池田高校の合同バンド。

演奏前には、各校の代表生徒が登場し、それぞれの曲への思いを語りました。

池田高校からは部長の美濃さんが元気よく曲紹介を行いました。

 

池田シニアブリースのステージでは、指揮者の古城先生がタクトを振り、トロンボーンの卒業生も加わり、深みのある演奏を披露しました。

 

コンサートのフィナーレを飾ったのは、池田高校のダンプレ。

部長の美濃さんがMCを務め、歌やダンスを交えた3曲を披露し、会場は大いに盛り上がりました。

 

そして、すべての演目を終えた舞台には、達成感に満ちた出演者たちの笑顔が広がりました。

客席からの温かい拍手と歓声に包まれながら、コンサートは感動的な幕を閉じました。

カードゲーム「2030SDGs」で学ぶ|1年次・産業社会と人間

R7.5.28

この日の授業は、カードゲームを使ったSDGsの取り組み体験です。

講師は、帯広生まれの東京育ち、今は芽室町にある会社で働く帯広青年会議所の芳賀さんです。

授業は、とても大きくはっきりした声で、芳賀さんの自己紹介からはじまりました。

 

ゲームの前に、SDGsの理解度をカラダで自己申告。机に手を付けると0%、頭に手をのせると100%です。

「大体理解しているよ!」という人もいましたが、ほとんどの人は机からほんの少し上で「何となく知ってるかな?」でした。そのあと、フードロスやジェンダー(性別)の問題をクイズなど交えて考えてみました。

 

 

さて、ゲームの始まりです。まずは、ルール説明から。

チーム分けして7つの国家を作りました。それぞれの国家は、カードを引き20年後のゴール(国家目標)を決め、ゴール達成に向けて手持ちのお金カードと時間カードをもとにプロジェクト(国家事業)を逐次遂行します。また、プロジェクトが遂行されると世界情勢(経済、環境、社会)が変化します。話し合いで国家間のカードやりとり(交渉)は自由です。すべての国家がゴールを達成して、世界情勢もより良くなればゲームは成功です。詳しくは以下を参照ください。
https://imacocollabo.or.jp/2030sdgs/

 

このゲームは通常2-3時間かけてやるそうですが、2コマ授業のため、この日は前半戦10年、後半戦10年や都度の振り返りなどトータル40分程度で行いました。

各国はスタート直後、自国のゴール達成に夢中で、交渉(話し合い)の場も少なく小さなものでした。

前半戦終了後、ゴール達成は1か国。世界情勢は、経済成長しましたが環境と社会は最初からほとんど変わらずでした。その状況を皆で共有しました。

SDGsは「誰一人取り残さない」を理念とし、貧困や飢餓、環境問題など様々な課題を解決することで、世界をより良くすることです。これを思い出しながら後半戦です。

前半戦に比べて交渉の場が増えて大きくなり、たくさんの国が参加する話し合いの場(国連!)まで出来ました。後半戦終了後の結果です。前半戦後と比べ世界情勢は、経済は僅かなプラスでしたが、環境と社会は倍以上に成長しました。ゴール達成は6か国、残り1か国もあと一歩でした。大成功です!!

 

最後に皆で振り返りながら、ゲームを片づけ、この日の授業は終わりました。

古城先生からは「このゲームでここまでたくさんの国が参加する話し合いの場(国連!)を見たのは初めてでした。」とありました。ゲームを通して、SDGsの理念や話し合いの大切さを感じることができました。

多くの人が、SDGsを「何となく知ってるかな?」から「自ら考え行動できる!」になったと思います。芳賀さん、とても有意義な授業を有難うございました。

自閉症スペクトラムと感情と私|3年次選択・形態別介護

本日の講師は小川さんです。

 

テーマは「発達障害の特性と関わり方(ASD)」について。

 

自閉スペクトラム症(ASD) は、3つくらいの特徴があると言われています。

 

1:社会性の感覚を掴みにくい

2:コミュニケーションが難しい

3:特定の興味やこだわり(ルーティーンがある、など)

 

 

それぞれ細かく見ていくと、「自分もそういうところあるなぁ…」なんて気質を発見したりします。

 

違うようで似ている。脳の感じ方の違い。

 

例えば、先生が「ちょっと待ってて!」と言われたらどのくらいの時間を想定しますか?

 

①5〜10秒

②2〜3分

③10〜15分

 

手を挙げてもらうと感覚は人それぞれ。

 

では、違うシチュエーションだったらどうでしょう?

・先生がPCのファイルを探してるとしたら?

・先生が職員室に忘れ物をとりにいくとしたら?

 

シチュエーションが限定されると、「ちょっと」が想像できるかもしれません。

しかし、シチュエーションが変わっても想像が難しいとしたら、社会性の感覚を掴みにくいという感じなのかな、と思いました。独特の想像力、なんて表現を小川さんは使っていました。

 

後半は、感情表現について、グループワークで体験します。

 

「『怒り』の感情を表す言葉を調べずにたくさん書き出してみよう」

 

ぷんぷん、イライラ、ムカつく、「…(言葉にならない)」、は?、などなど…

 

若い感性の怒っている表現がでてきます。

 

「今度は、その言葉をレベルに合わせて並びかえてみよう」

 

1列のグループもあれば、ピラミッドのようになるグループも。

「それぞれのシチュエーションも書いてみよう」

 

家族を馬鹿にされた時、約束をドタキャンされた時、

悪口を言われた時、自分のパフォーマンスについてけなされた時…

 

その後、「楽しい」バージョンでも行ってみます。

(ちなみに私は、怒り>楽しみ の方の言葉ばかりで、楽しさを表す自分の中の語句が少ないことに新鮮な驚きというか悲しみというか、自分の人生をちょっとだけ自問自答してしまいました)

 

では、このシチュエーションのときは、どのくらいの言葉が当てはまるでしょう?

「美味しいものを食べた時」

 

「推しに会った時」

 

 

人によって、感情の受け取り方の度合いが違うことがわかります。

 

また、自分の感情のレベル感を持っておくことで、感情のマネジメントにもつながります。

仲の良い人に対してもツボを知っていると、円滑にコミュニケーションがとれたりもしますよね。

 

いろんな人のいろんな状況や特性を知る。

 

形態別介護の授業は奥が深い!

3年次 時事問題研究 池田町の魅力探しへ 

6月11日(水)に池田町の魅力を探しに生徒5名で地域の方々へ話を聞きに池田町役場やさくら塾さん、よねくらさんへ伺いました。

一部ですが、紹介します。(池田町長への質問、回答)

・ワイン城の魅力やおすすめスポット、おすすめの食などの質問を通して池田町の魅力とは何かを考えました。

 

Q1 ワイン城の魅力について教えてください。

ワインづくりの歴史や見学、体験など五感で楽しむ施設としての魅力がある。

Q2 おすすめスポットを教えてください。

「ワイン城からの景色」、特に冬の季節は空気が乾燥して澄んでいて日高山脈まではっきり見ることが出来る。

Q3 おすすめの食について教えてください。

 「池田牛」をはじめ池田町や十勝の「食材」に特化していること

Q4 最近、大きく変化したことは?

十勝川の防災対策で掘削作業によりワイン城の屋上から川がみえるようになったこと。池田の町は過去自然災害で被害もあったが、川を大切にすることは池田町の生活との関わりが深い。

ワイン城について池田町長のご回答からワイン城の魅力やワイン事業を通して多くの人たちに発信し、伝えていく大切さを知ることが出来ました。丁寧にご回答いただきありがとうございました。 

 〔さくら塾さんとの交流の様子〕                   〔建設水道課の職員の方と交流の様子〕                                                                                           

 そのほか、池田町役場建設水道課、さくら塾さん、よねくらさんに訪問し、池田町の魅力について様々な視点でお話を伺うことが出来、地域の魅力について考えを深めることが出来ました。お忙しい中、授業にご協力いただいた皆様には感謝申し上げます。次回は町歩きを通して高校生の視点で地域の魅力を探す校外学習を実施してまちぶらマップの作成に向けて取り組んでいく予定です。

 

 

 

排便はこころのしくみを表している|3年次選択・形態別介護

人間にとって排便が機能しないと生きていけない、という話から始まった介護の選択授業。これまでの生活環境や職業などが、排便機能の不調につながるそうです。ココロとカラダはつながっているってことですね。

 

地域の小規模特別養護老人ホームから、今年もやってきました吉田裕也さん。しかも、〈生活相談員〉として、バージョンアップして池高に帰ってきてくれました。吉田さんは、爽やかな見た目とは裏腹に、自称変わり者としてもバージョンアップしていました。

 

そのエピソードをいくつか紹介すると……

・ラーメンが好き。結婚しているけど、一人で出かけて食べに行く(食べたいときはひとりでじっくり味わいたい)

・実験する。本を読んで「がんばりは逆効果」と知ってしまったので職場でがんばらないことを実践したら怒られた。でもがんばらない。

 

吉田さんの生き方考え方は、生徒たちにはどんな風に映ったでしょう。

社会福祉法人光寿会さま、本年度もよろしくお願いいたします。

 

 #正しい排便の姿勢は、オーギュスト・ロダン作の『考える人』を参考に

 

 

#吉田さんの自己紹介、生徒も前のめり?「今年の生徒はメモを取ってまじめですね」と吉田さん  

クリエイティブに生きる時間|2、3年次選択・工芸基礎

今日の美術の時間は、木工。

木彫り作業のはじまりです。使用するのは、木の板と転写紙と紙と鉛筆です。

 

まずはデザイン。画家のまささん(外部講師)が用意したものの中から選びます。多くの生徒は、ボタン、ヒマワリ、ツバキなど花のデザイン。中には……おぉぉ!?というデザインも(写真コメント参照)。

 

作業工程

①鉛筆で紙に描きます

②木の板の上に転写紙を置きます

③その上に描いた紙を置いてなぞります

④木の板に転写されたら

⑤電動糸ノコギリで、デザインした形に沿って切り落とします

 

手作業って、意外性の発見!

作業に入った途端に大胆になる生徒、慎重になる生徒、なんともないよーといった様子の生徒。その人その人のいろんな側面が見えるクリエイティブな時間でした。

 

今日のところはここまで。来週以降は、彫刻刀を使って、彫る作業に入れそう?

 

 

#ケガのないようにしっかりレクチャー

 

#準備もメンテナンスも、まずは自分でやってみる(最終確認は大人の役割)

 

 

#こわい……といいながらも慎重に少しずつ

 

 

#選んだデザインによって、難易度も変わる!

 

 

#互いに見守りながらケガもなく作業ができました

 

 

#花、ではなく、なんと〈龍〉を選んだ!鱗、描いてます。

6/7第40回本別吹奏楽合同演奏会・6/8池田町消防団春季演習 出演、6/14きまぐれコンサート告知|部活動・吹奏楽部

先週に続いて今週も吹奏楽は精力的に活動しております。

 

☆☆6月7日☆☆

この日は本別町で行われました吹奏楽合同演奏会に出演。

40回を迎える伝統ある演奏会です。

 

今年もコンクールに合同で出演する足寄高校・本別高校のみなさんと、いつもの三校合同演奏で出演、3曲を披露しました。

”池吹流”のMCで会場を沸かせる部長

 

今年の三校合同デビューを果たしました。

 

満席の会場は大いに盛り上がり、演奏会の最後は出演団体全員による合同演奏で締めくくられました。

本別中学校、本別ブラスアンサンブルを加えた50名超の合同合奏。

アンコールの“また逢う日まで”を含み、4曲を披露しました。

本別のみなさま、ありがとうございました。

 

☆☆6月8日☆☆

この日は池田町消防団の春季演習で、池田中学校と演奏してきました。

消防団の120周年を記念したイベントでもありました。

 

いつもは演奏を聴いてもらうのが目的ですが、今回はひと味違います。

まず分隊行進のBGMとして行進曲を演奏し、また子どもの放水体験のBGMとして2曲を演奏しました。

 

画像右後ろで、行進している人が少し見えますでしょうか…。指揮は池田中学校の山中先生です。

 

音楽を途切れさせず、かつ奏者の体力を温存するために、曲の合間にドラムマーチ(打楽器のみの演奏)を挟む工夫がなされました。

 

その後整列や、小隊の訓練などをはさみ

放水体験のBGM演奏に移りました。

テントを用意していただき、日差しを避けて演奏することができました。

BGMということで演奏しましたが、多くの観客のみなさまからの拍手をいただきました。

迫力の放水も見ることができ、今回も大変貴重な体験となりました。

消防団のみなさま、ありがとうございました。

 

☆☆告知☆☆

今週末は「令和7年度きまぐれコンサート」

昨年に引き続き、田園ホールでの開催。

6月14日土曜日、15時開演です。

 

池田町の吹奏楽団体である池田中学校吹奏楽部、池田シニアブリーズ、十勝ワインアンサンブル、そして池田高校吹奏楽部の他、札内東中学校、翔陽中学校、白樺学園高校の各吹奏楽部も出演します。

もちろん今回も、足寄高校・本別高校・池田高校の三校で合同演奏いたします。

 

今回はダンプレを披露します。皆様のご来場お待ちしております。

これからあなたたちは人質です|3年次選択・論理国語

先生「これからあなたたちは人質です。」

 

おおおっ!教室のテンションが高まります!

 

#岸部先生の黒幕っぷりがみたい方は、こちらの池高Youtubeを是非ご覧ください。

【ドラマ】全員容疑者・・・犯人は誰だ!本格ミステリ!~卒業制作ドラマ第2弾~

 

 

 

先生「みんなの代表で人質になってくれる3人、前へ」

 

 

#みんな笑顔です(笑)

 

先生「これからみなさんに、1枚ずつカードを渡します。

 

・自分のカードは見られません

・カードは全部で5枚。白3、黒2です

・言葉を発したり、互いに合図をしてはいけません

・白いカードを持っている人は逃げられます

・黒いカードを持っているのに逃げた場合は処罰されます(ルール上です)

 

自分のカードを推理して、行動を選択してください。」

 

さぁ、論理クイズですよー!

 

 

#見守る生徒と、頭をフル回転させる生徒

 

ちなみに、今回の問題は上記の条件のもと

「全員白。しばらくしたあと全員逃げた。」どうしてそうなるかを説明してください。

 

わかりましたか?

(私は何とか解けました!)

 

他のパターンでもチャレンジです。全員人質役を行います。

 

 

#この場合だと全員逃げるよね?

 

丁寧に場合分けをして解説してくれます。

ゆっくりもう一周です。

 

 

 

心理戦ではなく、論理戦です!

度胸試しでもないですよ。

 

今日も池田高校では、論理って面白い!という様々な角度からの授業が行われています。

商品開発&制作準備|2年次選択・ライフデザイン

【この科目の目指すもの】

持続可能な森づくりは町づくり・学校づくりにもつながる。この資源を活用し、町に関わる人々がhappyになる仕組みを作りたい。そして今年のテーマは、クリスマスイベントの開発。

 

前半は「自分が大切にしていること」をテーマに、人生、美しさ、人との関わりといった18項目の中から大切にしているものの順位を決めて、一人ひとり発表をしました。大人も一緒に発表しました。誰かをハッピーにするには、まずは自分のハッピーを知ることから。

 

そして後半。いよいよクリスマスイベントでお披露目する商品の準備に取り掛かりました。グループに分かれて、白樺の小枝や鹿の皮などの下準備をしていきます。

 

 

#発表のたびに飛んでくる講師の真浦さんからの質問。こんな顔して答えています。

 


#創作活動が好きな生徒が集まっています。ある意味、クリエイティブ集団?です。

 

 

#小枝をさらに小さくするために、細かくカットしています。

 

#極秘プロジェクト!ではないんだけど、スケジュールの中身はぼやかしておきます(完成を楽しみに)!

児玉先生と学ぶ体位変換|3年次選択・形態別介護

3年次選択授業の形態別介護の授業では、4人の外部講師の方から介護技術の基本を学びます。

 

今回の授業は、池田町の光寿会グループに15年勤めていらっしゃる児玉先生です。長寿苑や光寿苑で高齢者の介護の現場で働いていました。今年からは生活相談員として勤務しているそうです。

 

児玉先生の授業では「体位変換」を学びます。

 

寝ている方の向きを変える。一言でいうとこれだけ。

しかし、介護をする側としては、高齢者の方の身体的状況であったり、コミュニケーションや、相手の気持ちを考える、など技術だけではなく気持ちの面でもたくさん知っておくべきことがあります。

 

 

 

まずは、最初の授業ということで、お互いに自己紹介。

 

介護の現場でも、「相手を知ること」が大切だと言います。

 

名前+「どんな大人になりたいか」が今回のテーマ

 

人の役にたてる大人

給料が安定して生活できる人

仕事もやりたいこともやっている大人

誰かの希望になりたい

学び続ける大人

楽しく過ごせる大人になりたい

ムキムキマッチョな大人になりたい

などと自己紹介してくれました。

 

少しみんなのことを知れた気がします!

 

 

 

その後の質問コーナーでは、たくさんの質問が。

仕事をしていて、楽しいこと、悲しいこと、高齢者に人気のこと、大切にしていること等。

 

 

 

児玉先生を通して見る介護の現場は、同じ人として尊重していることが伝わってきます。

 

いろいろな第一線で働いている大人から社会を見る池高生。

 

知識の他にも学ぶことはたくさんあります。

Braidon先生と英会話|3年次選択・応用英語

池高の良いところの一つに、少人数で授業を受けられる、という点があります。

 

この3年次生の応用英語の授業は5名の生徒が履修しています。

 

 

今日は、月に数回あるALTのBraidon先生がいらっしゃる日。

 

授業の前半では、1対1で7分間のsmall talk(ちょっとした世間話や雑談)を行います。

 

事前準備をし、言いたいことはいえるかな?

 

※以下、英語の会話のため、私(高校魅力化推進員)が聞き取れた意訳となります※

 

生徒「好きなことは、料理をすることです!先生は好きな食べ物はありますか?」

先生「アメリカンフードならBLTバーガー、日本食ならとんかつが好きです」

 

 

 

先生「好きな教科はありますか?」

生徒「国語です。」

先生「漢字書くのは好き?好きな漢字はありますか?」

生徒「自分の名前に入っている「葵」という漢字が好きです」

 

 

などなど。

 

準備していたフレーズ

「女の子にモテたいです!!!」をしっかり言えた生徒もいました笑

(実用的‥?ですね)

 

後半は、テストです。事前に複数の質問候補があり、その中からいくつかの質問がされます。

 

#テストはちょっと緊張感がありました♪

 

実践機会が多いのも、池高の良いところ!

自分ごとで学びを深めます。

オーナメントづくりとワークショップ検討|2年次選択・ライフデザイン

2025年のライフデザインの年間テーマ は「イベント」です。

 

「11/29(土)森や木をテーマとしたクリスマスイベントを開発しよう!!」

 

 

#週に書き起こすとあっという間の1年間です。

 

5月の授業では、クリスマスイベントの時に行うワークショップの内容を検討と、オーナメント作りを行っています。

 

池田町の間伐材と、池田町の羊の毛糸を使ってオーナメント作り。

 

全員オリジナル!みんな思い思いのオーナメントを作っています。

 

立体感あるオーナメント。それぞれの個性が光ります。

 

 

後半は、当日のワークショップで作るものの検討会。

 

 

 

以前に、生徒たちが考えてくれた案の実現難易度や可能性を、ものづくりのプロのトピさんがそれぞれ検討してくれました。

いただいた話をもとに、さらに考える!!

 

実現が難しい案を出すことは悪いことではありません。

 

「できること」ばかりでは、小さくまとまっちゃう。

 

 

 

この一言ずつの重み。伝えたいこと。大事なことをたくさん言ってくれるライフデザインの授業。見ている大人側の方が心にしみます。

5/31百年の森・6/1広小路商店街(帯広)でダンプレを披露|部活動・吹奏楽部

 

☆☆5月31日☆☆ 

帯広市総合ケアセンター 百年の森でダンプレ公演がありました。

昨年12月に初めての依頼があり、大好評で今回の再訪問となりました。

 


吹奏楽部による演奏が4曲。

途中には、前回も好評だった顧問の古城先生による『みんなで歌おうコーナー』を行いました。

みなさん元気に歌ってくださいました!


最後は笑顔で記念撮影

 

ハイ、とかちー!

 

たくさんの笑顔と拍手、応援の言葉をいただくことができました。

これからも池田高校吹奏楽部への応援をよろしくお願いいたします!

 

☆☆6月1日☆☆

本日、広小路商店街にて本校吹奏楽部のダンプレ(ダンス&プレイ)の発表の場が設けられました。

 

天候が心配されていましたが、当日はパフォーマンスにぴったりの気候となり、絶好の演奏日和となりました。

 

#準備の様子 部員たちは息を合わせ、協力しながら手際よく準備を進めました。

 

発表は4曲+アンコールの約20分間。

演奏が始まると、会場の皆さんもどんどん盛り上がり、最後の曲が終わった後は大きなアンコールの声が響き渡りました!

#会場が一体となって盛り上がっていました。

 

見に来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。

これからも池田高校吹奏楽部への応援をよろしくお願いいたします!

携帯電話マナー講習会|全年次・LHR

5月29日  6時間目

 

全校生徒対象に、携帯電話マナー講習会を実施しました。

講師の先生は、(株)十勝毎日新聞社の代表取締役の伊東肇さんです。

 

今や97%の人が所持している携帯電話。そして簡単にできるインターネット・SNSの世界。

 

・SNSのマナーやトラブル

・私達が接しているSNSの情報の偏り

・情報の信頼性の裏側

・誹謗中傷からの訴訟が簡単になったこと

・SNSの意見から世論が動いた例

・高校生が向き合う時に気をつけること

 

など、インターネット上で話題になったたくさんの事例から、私達が気をつけるべきことについてお話いただきました。

 

最後に、本日の感想とお礼を長崎さんが代表して伝えてくれました。

「インターネット上のマナーやトラブル、誹謗中傷が簡単になったことなど多くのことが心に残りました。他の人に対しても、自分に対してもトラブルに巻き込まれないように、正しく使おうと思います」。

 

日進月歩で進むインターネット上の世界。

その時々で気をつけるべきルールやマナーも変わっていきます。

 

大変貴重なお話をありがとうございました。

絶賛、スポーツテストの練習中|3年次・体育

十勝は今日も、青い空。芝生の青さも絶好調です。

そして池高生の絶好調っぷりも、体育の時間で発揮されていました。

今日はスポーツテストの練習日和です。練習だけど、力が入ります。

 

#トントントントントトトトトト、トンッ!背面跳び、カッコいい!

 

 

#こちらは、サラッとはさみ跳び!

 

 

#ハードル走はテンポとリズムで駆け抜けます。

 

 

#やり投げ練習用の〈ジャベリックスロー〉。LAドジャース山本由伸選手も練習に使っていたそうです(ピース♪)

 

 

#砲丸投げのパワーポジションから「あぁぁぁぁぁーっ!」。〈シャウト効果〉で、爆発的に筋肉のチカラが!

 

 

#解き放て!

春からクリスマスムードのあたまの中|2年次選択・ライフデザイン

【この科目の目指すもの】

持続可能な森づくりは町づくり・学校づくりにもつながる。この資源を活用し、町に関わる人々がhappyになる仕組みを作りたい。そして今年のテーマは、クリスマスイベントの開発。

 

今回は自由制作です。森からやってきた白樺の木や樹皮、鹿の皮、松ぼっくりなどを使います。但し!講師のマウラさんは、自由とはいえ条件を付けるというのです。その意図とは?

 

実際のクリスマスイベントで行う予定の、モノづくりを想定した対象年齢、時間配分、難易度、そしてなによりも作り手としての作品に対する〈愛着〉が大事よ、とマウラさん。様々な制約がある中で、参加してくれた子どもから大人までが楽しめるイベントの開発を目指すライフデザインの授業。

 

自由とはいえ、さぁどうする?池高生。

  

#真浦先生の説明は、いつも生徒たちのクリエイティブマインドを刺激します。

 

「ライフデザインという名前が楽しそうだったから」

はじめましての生徒が合流しました。この授業を選択した理由を兼ねての自己紹介タイムです。

 

 

自由制作、開始!

 

今年の生徒は、自由制作で商品を作る職人というより、アイデアが溢れ出す芸術家といった感じ♪

 

 

#完成したモノを商品にするため、商品名を決めて袋に詰めて完成です。

 

#「今日は何をして、何に気づいて、自分の暮らしにどう活かす?」という問いを導く〈振り返りシート〉