池高日誌

2025年1月の記事一覧

世界を変えるゴミ拾い|3年次外国事情(校外活動編)

◯「世界をよりよくするために、あなたができることは?」


必修科目の外国事情で、担当の田中先生に問われたミッション。

「どんなことを考えて、それを選んだの?」

「それによって世界はどのように変化する?」


世界を変えるために、駅へと向かう通学路のゴミ拾いが今回彼らが考えたミッション。

 

#世界を変えるゴミ拾いのポーズ

 

◯さっそく、生徒の様子を撮影しながらインタビュー。「世界を……」

4人の関心事は、

「寒いー!」

「バイトどうする?」

「車の免許、もう少しー」

「こっち向いてー(パシャ!)」


このまちに残る者、まちから都会へ移る者。

いま彼らにとっての世界は、目の前にいる仲間との大切な「いま」!

立ちはだかる世界ではなく、目の前にある日常の「いま」!

 

#夕暮れ時の世界を変える和気あいあいの通学路

 

◯3年間通った通学路のゴミ拾いは、きっと人生で最後の時間です。


残された仲間との時間はあと8日(1月24日現在)。

北海道の東の方の小さなまちの高校3年次生。まだまだ世界を考えるには、ココロザシも存在も小さいものかもしれません。それでも、夕暮れ時の世界を変えるゴミ拾いは、彼らの将来の大切な一部になることは間違いないです。だって、とてもたのしそうにゴミを拾っていたから。

 

 

#仲間とのゴミ拾い ー 青春篇

池小スケート授業のお手伝い②|3年次・スポーツ総合

1月22日(水) 午前


1月17日のお手伝いに続き、本日2回目の小高連携(スケート授業のお手伝い)です。

対象は、池田小学校の1年生と2年生のスケートの授業です。

池田高校の生徒5名(受講生徒の中にスケート部がいます。全国大会に出場していますので少人数です。)が参加しました。 

 


#小学校の教頭先生から、小学1年生に高校生を紹介してもらいました

 


#一緒にウォーミングアップ(ランニング)

 

#靴紐縛りです。お兄さんお姉さんがサポート

 

#途中でスケート靴のひもが緩んだ児童のサポートと声掛けをしました。

 

高校生が小学生と触れ合うことで、コミュニケーション能力の向上や共感力の向上(小学生の視点に立って説明する、小学生の困り感を感じ取る)や責任感の向上(小学生の模範となる振る舞いをする)につながっています。

 

 

このような素晴らしい機会をいただき、感謝申し上げます。

木札かるた(北海道遺産)|文学国語(2年次)と言語文化(1年次)

十勝の冬は、太陽が出ていても毎日マイナスの気温です。いろいろ凍ってます。だから……

 

熱くなる何かがほしい!

 

ということで、授業に潜入してきました。教室をそっと覗いてみると、グループに分かれてなにやらはじまる様子。

 #授業の様子です

 

【下の句かるた / 木札かるた】

北海道だけに伝わったかるたのカタチ。北海道特有の百人一首の遊びの文化を、みなさんご存知でしょうか。授業の様子は写真に譲るとして、北海道のかるたについて伝えなきゃいけない情報がいろいろあるのでざっくりまとめてみました。

 

①下の句を読み上げるから暗記の必要なし(下の句かるた)

②下の句が書かれた取り札が木札(板かるた)

③団体戦(授業では、3〜4人チームで1人ずつ対戦)

④森林資源に恵まれていた会津藩特有の文化

⑤重箱などの製作の際に出る端材を活用した(紙製は高価)

⑥板かるた作りは武士の内職だった

⑦会津藩(幕末のころ)でたのしまれ、北海道へ継承された

 

礼節やチームワークを身につけるという側面もある北海道の下の句かるた。でも歴史を紐解くと、「喧嘩かるた」と云われるほど激しかったとか。激しさは継承されなかったけど、寒い十勝では室内の冬の遊びにもってこい。

 

「北海道遺産」にも選ばれている木札のかるた。そんな北海道遺産にも触れることのできる総合学科の池田高校は、1/17から冬季休業明けの授業が始まったばかり。そろそろ正月気分はおしまいです!

 

探究チャレンジTokachi に参加|3年次・課題研究

1月20日  午後

 

北海道教育委員会主催(十勝教育局主管)の『探究チャレンジ Tokachi』に参加しました。

今回はZoomでの開催でした。

 

この事業の目的は、高校生が取り組んだ探究活動の成果を発表・交流する機会を提供し、言語能力、情報活用能力、問題発見・解決力を育成することです。また、探究活動の成果を新たな探究に結び付け、生涯にわたって能動的に学び続ける力を育てることも目指しています。

 

各校から1つの発表が選ばれるため、年末に行った課題研究発表会で選考を行い、『アプリ開発~池田高校の魅力発信~』が池田高校の代表として発表されることになりました。

 

#他校の発表を見ています

 

#発表の様子です このあと、帯広柏葉高校の生徒から質問がありました。

 

最後に、参加した生徒(3年次の川口さんと坪原さん)に今日の感想を話してもらいました。

 

・ZOOMでの発表だったので相手の反応がなかなか分かりづらく、いつも以上に緊張しました。池高での探究活動で発表されたテーマ以外の探究の発表が見れていい刺激をもらいました。

・学校での発表で使ったスライドを流用したため特に苦労はしなかった。

 

卒業後も探究活動を通して学びを深めてほしいと思います。

池小スケート授業のお手伝い|2年次・トレーニング

1月17日(金)十勝晴れ!


池田高校は冬休み明け。

登校初日の1・2時間目、池田小学校の3年生と4年生のスケートの授業を初めてお手伝いさせていただきました。

 

 

今年度、高校が重要視している取り組みの一つに「小高連携」があります。

9月からスタートした「中休みの連携」に続き、今回の小学校のスケート授業に関わることで、生徒たちの交流やコミュニケーション能力を養うことを目的としています。

 


#リンクの奥に見えるのが池田高校。グラウンドの隣くらいの位置です。


準備運動を一緒に行い、ランニングのときの目印になります。


#ここまでおいでー!!

 

小学生も今シーズン最初のスケート授業。
靴紐を縛るのが久しぶりの子もいました。

お兄さんお姉さんがサポートです。

#名前を聞いて、会話も。たくさんお話してくれる児童もいたようです

 


池高生の多くは、小中学校でスケートの授業経験者です。

氷上で立つ足の痛さや、マイナス気温の中で耳が千切れそうな寒さも経験済み。

理解しているからこその応援。できないことを誰も責めたりしません。

 

#いいよいいよー!ナイスファイトー!

 

 

#途中、スケート靴のひもが緩んだ児童のサポートも行いました。 

 

このトレーニングのメンバーは、池田小学校の中休みに伺った経験があります。
小学生とのふれあいを通して、また何か感じるものがあったようです。

貴重な機会をいただき、ありがとうございました。