池高日誌

2024年10月の記事一覧

ぶどう収穫を行いました|科学と人間生活・1年次

10月10日

 

先日、町長による「ワイン学」の講演が行われました。

本日は、池田町農業技術研究所内のブドウ畑で、ブドウの収穫を体験しました。

まず、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所の製造課長である東様から、収穫方法や農場についての説明を受けました。

 

収穫は2人一組で行い、時間はおよそ80分でした。

 

今日収穫したブドウの品種は『山幸』で、この箱には約300㎏のブドウが入っています。

 

収穫したブドウの一部はジュースに加工されました。

 

#すりつぶします

 

#すりつぶされました。

 

#絞ります。

 

#ジュースが出てきました。(糖度はおよそ22度)

 

そのジュースを飲んでみると、程よい甘さと酸味があり、とても美味しかったです。

 

酵母を加えるタイミングによって、赤ワインやロゼワインが作られます。

お忙しい中、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

#ホームルーム委員長が本日の謝辞を述べました。

ヴァイオリン授業|2・3年次選択・器楽

後期の授業「器楽」で、ヴァイオリンの授業が始まりました。

 

池田高校が総合学科になってから続くこの授業。17年経つので、受講する生徒が生まれる前から続く講座となっています。

 

講師も同様に、ずっとお世話になっている牧野さん。池田高校に来てくださってありがとうございます。

 

さて、いよいよ授業です。一人一台、ヴァイオリンを使っての授業です。

 

 

今年は、初めて弦を張り替えたということで、松ヤニを弦に念入りに塗るところから授業が始まります。

 

ちなみに、松ヤニが塗られていない弦でヴァイオリンを弾くと、明らかにかすれた音が鳴ります。

 

#これが松ヤニです。塊になっています。

 

5分〜10分念入りに松ヤニを塗ります。次回からは5往復くらいで良いそうです。レア体験です。

 

#ごしごしごし…

 

松ヤニを塗り、チューニングをしていただいたあとは、いよいよ楽器を奏でます!

 

基本の弓の動かし方、リズムで楽器に慣れていきます。

 

「タタタタタン」

 

  

 4本の弦のうち、1本だけに正確に当てるには集中力がいります。みんな上手にできていました!

 

授業が終わる頃には、持ち方もサマになってきましたね!半年後には、素敵な曲を奏でられるようになっているでしょう♪

 

 

 

津軽三味線の授業が始まりました|2年次選択・音楽表現

池田高校には、津軽三味線の授業があるのをご存知でしたか?

豊富な楽器に触れられる池田高校。総合学科になったとき学校で整備したそうです。

楽器があるだけではなく、授業まで受けられるところが池田高校の強み。

 

15年以上池田高校の後期の授業で津軽三味線を教えてくださっている石黒さんが今年も来てくださいました!

 

 

#選択授業をとった生徒8名に一人1丁ずつ使えます

 

#これは何かな?

 

 

 #撥(バチ)はどうやって持つのかな?

  

初めて触れる津軽三味線、ギターと似ているけれど、なんだか違う雰囲気もあります。

 

 

 全員に行き渡ったところで、石黒講師が解説をしてくれます。

 

・三味線と津軽三味線の違い

・津軽三味線の素材や奏法

・この後期に練習する曲(2曲)

 

  

初めて生音で聴く、津軽三味線の迫力!!

音程だけではなく、物理的な弦を弾く音も一緒に聴こえます。

低い音は腹に響き、空気が震えるのを感じます。

 

3月までにこんな難しい曲が弾けるの?と不安な表情になった生徒もいます。

 

「皆さんの先輩もここまで辿りついたので大丈夫ですよ!」と石黒先生。

 

初回の授業は、基本の持ち方、撥の使い方、音の出し方など一人ひとり丁寧に指導していただきました。

#ギターとは違う角度で持ちます。

 

1時間練習すると、みんなの音がだんだん力強くなってきました。

「どーんつーてーれっ」

 

 最初は、撥で弦に当てるのも難しいとか。高校生は覚えが早く、音を出して簡単な音階を弾いています。

 

指が痛い、肩が痛い…は楽器をはじめたときの成長痛。

 

ギターなどの西洋楽器とは違う音色、奏法など、一つの知識経験から比較した学び。

もしかしたら実感するのは数十年後かもしれません。

 

池田高校は伝えつづけます。

R6 見学旅行4日目(報告)

10月11日最終日の京都は晴れ、最高気温は27℃の予報です。地元の方もこの暑さで服装に迷うと話している方がいました。外国人観光客の多くは半袖短パンの方が目立ちます。
私たちも夏日から一桁気温に帰るため、それぞれが対策を考えて出発です。

 

薬師寺の講話では何事にも意味があること、なかでも「健体康心」健やかな体やすらかの心を大切にして過ごすようにお話が締めくくられました。自分の心をよく見つめ、喜び感謝敬いの気持ちを大切に今後の学校生活を送りたいですね。

 

東大寺のガイドさんは、例え話が身近でとてもわかりやすかったため、笑い声も溢れた最後の見学地となりました。

 

#奈良公園と言えば「鹿」

 

#北海道に戻ります

 

解団式では
「3泊4日を共に過ごした友達、旅行会社、先生方、またこの旅行の折り鶴をまとめてくれた友達、そして家族に感謝します。この思い出を大切に、残りの学校生活も協力して生活していきます」と見学旅行副委員長の竹内佳穂さんが挨拶を行いました。

R6 見学旅行3日目(報告)

10月10日、本日の京都の最高気温は27℃と夏日です。
今日はお互い共通了解を見出しながら作り上げた自主研修です。朝からワクワクする班多数。大切なことは、対話と回復力。困ったら、お互い意見を出し合ったり、地元の方に聞いたり。励まし合い、無事に帰還することを願っています。

無事戻ってきた江森理桜さんは「多くの人のことを思い、お土産を購入しました。都会の大きさ、人の多さに圧倒されっぱなしでしたが、楽しかったです。」と話してくれました。

1年次森林学習+MY箸づくりに挑戦!!

10/9(水)「産業社会と人間」の授業で、森林学習を行いました。

講師として十勝振興局森林室の皆さんにご協力いただき、貴重なお話しをしていただきました。

①十勝や池田町の自然について

②貴重な森林資源について

③林業や木材産業について

 知らないことも多く、自然や資源の重要性に気づく時間となりました。

 

授業の後半では、池田町の貴重な資源を使わせていただき、自分だけのお箸づくりを体験しました。

今回は4種類の樹種をご用意いただき、生徒はお気に入りの材料を選び、お箸を丁寧に作りました。

 

最後に森林資源を使う上で大切なお言葉

「植えて育てて、伐って使って、また植える」

きちんと循環させ、自然と共存することの重要性を改めて理解することができました。

R6 見学旅行2日目(報告)

気持ちの良い秋晴れの中、2日目の研修がスタートしました。本日の広島の最高気温は27度、日陰を探しながら歩みを進めております。

 

広島平和記念公園を散策、貞子さんの像の前にて折り鶴を奉納。原爆死没者慰霊碑の前で、竹内さんによる平和宣言、谷内さんによる献花が行われました。

 

過去にあった出来事を未来に繋げるため、互いに思いやりの心を持つ。私たちは、そんな戦争のない平和な世界になることを祈り目指していきたいです。

 

2年次みんなで考案した平和宣言です。

 

平和公園を後にして、ここからはガイドさんの案内で宮島に向かいました。

瀬戸内海が見えた瞬間はバスの中では歓声があがりました。

 

#フェリーで宮島に向かいます

 

フェリーで宮島に到着すると、鹿が歓迎してくれました。厳島神社では潮が徐々に満ちてくるのを見ました。阿部ののかさんは「写真でみるより迫力があり、鳥居に感動しました」と話してくれました。

 

この後、新幹線こだまに乗車し、京都に向かいます。みなぶち元気じゃけん!

(広島弁でぶちはとてもという意味だそうです)

池田の特色・ワイン授業が開始|科学と人間生活・1年次

多くの方のご尽力で開講できた、「ワイン授業」。池田高校の1年次の必修科目「科学と人間生活」で、10月の計3日間にわたり実施されます。

 

池田町の中学生は、ブドウ収穫体験をしていましたが、池高生は今まで授業で触れる機会がなかったのです。町外から通学する生徒にとっては、池田町の高校に通い、ブドウを横目でみながらも、ちょっと遠い存在に感じていたのではないでしょうか。

 

地域を知る大きな一歩のワイン学。期待が高まります。


初回の本日は、町長による「ワイン学」の講演です。


「ワインがまだ飲めない皆さん(高校生)にも、ワインの魅力を伝えていきたいと思っています」と町長。

「ワインは「産地(土地)を味わう」お酒。地元の人には地産地消を楽しむ。旅行者はその土地ならではのマリアージュを楽しむことができ、観光振興につながります。


歴史の面では、池田町がそもそもブドウ・ワイン作りに取り組むことになった背景や当時の苦労が語られます。


#NHKの番組「プロジェクトX 北のワイン 故郷再生への大勝負 十勝・池田町 」でとりあげられています。興味のある方はぜひご覧になってみてください。

 

今では当たり前に栽培しているブドウの背景を初めて知った生徒もいました。

 

#メディアの方や、役場の方も聴講し、注目度の高い授業となりました。


「まちの誇り、町民のプライドのひとつが【ワイン】と言える事業にこれからもしていきたいと思います」と町長が締めくくりました。


生徒からは「ワイン城で保管している一番古いワインはなんですか?」と質問が。

 

「展示用のものは飲めるものではないです。定期的に味を確認しているワインで最も古いのは1970年のものです。味も素晴らしく、10万円の値がつきました。」と貴重なお答えをいただきました。


最後に1A青木さんから感謝の言葉が述べられました。

 

今回の講義で、今まで学んでいた地域学や、現在の池田町がなぜこんなにワインを推しているのかなどの知識や経験が結びついてきたのではないかと思います。


池田のワインに関する基本を学んだところで、2日目となる次回は、池田町農業技術研究所へ訪問します!

R6 見学旅行1日目(報告)

秋雨の中スタートした見学旅行1日目。移動がメインでしたが、みな元気に過ごしています。

 

被爆体験証言んのお話は事前学習では知り得なかった真実を知ることとなり、それぞれが平和に対する思いを深めることができたのではないでしょうか。

 

 

夜はミニ研修で各班調査済みのお店にお好み焼きを食べに行ったり、地元の方おすすめのお店に行ったり。

 

明日は広島研修です。

高校生ICT Conference 2024 in 帯広 に参加しました!

10月6日(日)、十勝プラザ4階で行われた『高校生ICT Conference 2024 in 帯広』に本校3年次生3名が参加しました。

本校生徒のほかに、帯広柏葉高校の生徒さんと浦河高校の生徒さんが参加しました。

 

午前は、株式会社ラックの副GMの吉岡様による講演とコラージュ川柳作成を行いました。

講演内容は、セキュリティの重要性やセキュリティに関する説明、デジタル社会の到来とその影響、ビッグデータやフィルターバブルに関する内容、デジタルとアナログについて詳しくかつ分かりやすくお話しいただきました。

 

講演終了後、新聞記事の見出しを切り抜いて川柳を作成するワークショップが行われました。

3A川口さんは「十勝の大地 秋の恵みで 食べて笑顔」を発表しました。


 

午後は『今、高校生が考える生成AIとの付き合い方 ~「誤情報・偽情報」を超えた活用法を考える~』をテーマに熟議とプレゼン資料の作成、実際にプレゼンをする(提言)といった内容でした。

ⅰ)生成AIの使用体験: 参加者は生成AIを実際に使用し、その機能や可能性を体験しました。

 

ⅱ)2名のファシリテーターの方々と共に、生成AIの活用法について意見交換を行いました。

   

ⅲ)各グループがパワーポイントを作成し、3分間のプレゼンテーションを行いました。

 

 

5人で作り上げた提言は、非常に素晴らしい内容でした。