池高日誌

2024年9月の記事一覧

北大からの留学生をお出迎え準備|選択授業・2年次英語コミュニケーションⅡ

9月下旬に、Hokkaido Study Abroad Programで北大で学んでいる留学生が、2名池田高校に来てくれることになりました。

今日の授業は、池田駅についてから、学校までエスコートする時の下見です。

  

実際のルートを歩きながら、どんなものが目につくか、説明できるかをチェックしながら歩きます。

 

あれ、リスって英語で何だっけ…?

先生「squirrelですよ〜」

 

 (写真右:今日は実際にリスに出会えました♪オレンジが可愛かったなー)

 

 この木は何かわかりますか?あれ?日本語でも言えない…?

身近にあるものって、意識していないと結構説明できないものですね。

 

 

途中で二手にルートを別れて散策。時間がどのくらいかかるかや、見えるものを確認します。

 

あとで確認すると、Googleマップにものっていない、車輪のモニュメントなど、池田の歴史を含めて彼らが説明してくれました。さすがよく知ってる!

 

(前はここの池ぐるっと一周できたんだけどなぁ〜)

 

ワイン城の中も見学。貯蔵庫は温度や湿度、匂いも違うのを実感します。

 

(忘れないように写真も撮っています)

 

 レストラン・カフェからの風景も確認

 

 ここから見える景色、説明できるかな?

 

(筆者が異様に青春を感じた一枚。みんな何を見て、何を想っているのかなー)

 

どこで記念撮影をすると良いかもチェック。

 

 

今日の下見を元に、英語でどのように説明するか、次からの授業で準備します。

 生きた英語を使うチャンス!実際、留学生がどのような反応をするかも楽しみですね。

 

若いうちに外へ出ろ♪(2年次・英語探究)

池高に着任してひと月、生徒と活動を始めて10日くらい。

高校魅力化推進員の〈amiちゃん〉が、英語探究という授業に登壇しました。

北海道の池田にやってくる前は、東京の大きい会社で働いていたり、海外で生活をしたり、あれしたりこれしたりと、池田にはなかなかいない経歴の持ち主だったりするんです。

ということで、ベトナムでの暮らしの一部を紹介してくれました。ワニとか犬とかパジャマとかドンとか、異文化理解の話を、全身を使って説明しています。

 

「ところ変われば……」という異文化との付き合い方、馴染み方、食べ方、受け止め方を生徒たちは学びました。表題の言葉は担当の先生の言葉。うん、旅をしよう!

 

仏教の国だけど、他国と違ってファンキーな仏像が多いんだって

ワニ、1万頭。落ちちゃダメなヤツ

食べ物好きのひとの写真

タワマン事情も日本とは違うんだって

 

 

生徒のみなさんにとって、異文化に触れる良い機会になりましたね。

授業することで学ぶ|池高3年次生が池小4年生に授業(課題研究の一環)

9月4日(水)じゅんの森にて、池田高校3年次生の2チームが考えた森林体験プログラムを実施しました。

 

この授業、いつもは一般社団法人 森の輪(もりのわ)の福家さん(元池田町地域おこし隊)が行う森の授業です。今回はその貴重なお時間をいただき、池田高校3年次生が探究の授業として、プログラムを考えました。

 

高校生チームは、夏休みから福家さんと一緒に森を下見したり、試作で小屋を作ったりと事前準備を行ってきました。

 

 #夏休みの様子。役場の林業課の方々にもお世話になっております

 

 

そして迎えた当日!

池田小学校4年生の約30名がやってきました。

森の輪の福家さん、役場の林業課の皆さん、地域おこし協力隊、小学校の先生たちとたくさんの大人に見守られながら授業がスタート。

 

 

 今回のプログラムは、

①基地をつくろう!

②白樺の間伐材キットで動物を作ろう!

の2つのコースがあります。

 

①基地を作ろう!は、アイヌの方が狩猟の時に使う仮小屋をモデルにしています。

3本の木に、笹をまとめたものをさしていき、雨風をしのぎます。

 

 #笹(下草)を刈ることも森の保全活動につながると福家さんが教えてくれました。

 

 ②白樺の間伐材キットで動物を作ろう!は、最初に高校生が紙芝居でなぜ間伐材を使うのか物語にして説明。

次に森の中に入って、素材採取を行い、工作です。

 

 

小学生の想像力はすごい!想定外の素材の使い方をしていました。 

 

 

最後に、小学生から感想とお礼の言葉。あっという間に過ぎていった60分でした。            

 

 

 授業が無事終わり、ホッと一息。森で記念撮影

 

 

地域の方と関わり、子どもたちと関わった高校生。

事前の準備や段取りの大変さ、意図をもった授業や当日の動き、子どもたちの反応が喜びになること…いろいろ学んだのではないでしょうか。

 

大人側の方がハラハラしていたかもしれません。

たくさん裏側から支えてくれた地域の皆様、ありがとうございます。

  

当日手伝ってくれた、大阪出身の地域おこし隊員が「都会ではできない貴重な経験。本当に羨ましいなー」としみじみ言っていました。本当にそう思います。

 

 

高校生たちの帰り道の背中が、一回り大きく見えました。

オリジナル白樺ハーブティーを作ってみよう|2年次ライフデザイン

1年かけて白樺の多様性に触れ、商品化もするこの授業。

今回は、白樺を使ったオリジナルブレンドティーを作ります。

 

 今日は特別講師として、陸別町で種を育てる研究所(タネラボ)の代表をしていらっしゃる日向さんにお越しいただきました。

 

まずは、ハーブティーに関する基礎情報をレクチャー。今回は11種類+白樺をブレンドします。効能や色、味など、参考になる情報を元に、オリジナルブレンドを考えます。

 

 

白樺の味をもとに、どのようなブレンドをすれば良いか考え中。

匂いや見た目、色、ターゲットや、効能などいろいろな要素を考慮します。

 

 

できたら、実際にブレンドし、試飲をしながらプレゼンです。

想定されるターゲット、このハーブティーのウリや商品名などそれぞれの考えを発表します。

 

 

先程のプレゼンや、レシピ、味、コンセプトを元に審査中です。

商品化を見据えて、どれが良かったか、悩みます…甲乙つけがたい!

 

今回の優勝者の発表の前に、真浦講師から「大谷翔平も打率4割ないからねー!今回選ばれなくてもヘコむものじゃないよー!」とフォロー。

 

そして優勝者は…

彼のブレンドティーとなりました!

味とコンセプトが特に評価されました。

 

「【白樺】という主役を立てるレシピになっているところが特に素晴らしかったです」と日向さんより講評をいただきました。

 

#おめでとう!他の生徒からも祝福が。(良い関係ですね)

 

その後、選ばれたブレンドティーにみんなで商品名を考えます。

真浦講師から、薬事法やネーミングのコツを伝授。日向先生にも実際の商品化の時にどのような点に留意したかを聞きます。

 

 

今回決まった商品名は「◯◯(まだ秘密です)」

白樺の意味も含んだ素敵な名前となりました。

 

次回の授業は今回使った白樺のハーブティーを製造します。

楽しみですね。

羊毛染めをしてみよう!|3年次選択択授業「羊と織物」

池田高校の学校設定科目「羊と織物(3年次選択)」にて、羊毛染を行いました。

 

今回の舞台は、学校を飛び出し、いつも講師をしてくださっている「スピナーズファーム タナカ」さんで行います。

  

#良いお天気です

  

最初に、羊毛を濡らします。空気が抜けて、羊毛が染まりやすくなります。

 

 

 そこに、好きな色を投入!

 

 

 なかなか濃い色になりました。レインボーカラーです。

 

 

羊さんもいるエリアなので、消毒をします。

 

 

お鍋で弱火でふつふつ焦げないように煮ます。

糸が染料を吸い込むまで、20分くらい。ぐつぐつ…

 

 

煮ている水が透明になったら、染まった合図。

火からおろして、ゆすいでさまします

 

  

冷めたら、絞らないで干します。

羊毛がこすれて絡まないように大事に。

 

 

なかなかきれいに染まりました!

 

織り機を使って、最後は各自でMyマフラーを織ります。

楽しみですね!

 

 

ここからはオフショット☀

 

パチパチ手を叩いて、羊さんたちを呼びます。メェ〜〜〜〜

 

献血授業を実施しました(1年次・保健)

9月3日  午前

 

講師に北海道赤十字血液センター帯広出張所所長の 鈴木清晃 様 をお招きし、1年生対象の献血授業を行いました。

授業の前半は講義形式です。

 

 

献血の歴史や献血の必要性から説明が始まりました。

その後、動画視聴です。

献血の種類や献血が必要な人はどういった人か、献血者の推移など学びました。

 

 

クイズも実施しました。

Q:世界で一番多い血液型は?

答えは『O型』とのことです。

ちなみに、日本は『A型』が一番多いです。

 

血液バック(サンプル)も見せてもらえました。

血液型によって色分けされています。

 

授業の後半は献血車の見学でした。

実際にシートに座って説明を受けました。

 

お忙しい中、献血に関する内容を丁寧にご説明いただき、誠にありがとうございました。

献血に関する理解が深まりました。

上級学校見学(1年次・産業社会と人間)

1年次全員で、大学と短大を見学してきました。

総合学科である池田高校は、1年次から進路のことを考えます。

早すぎない?という声も聞こえてきますが、これが正解!という時代ではなくなったいま、「答えのない問い」に向き合うタイミングは早ければ早いほうがいい(と進路担当の先生が言っていました)。

北海道十勝の帯広にある2つの大学におじゃましてきました。

担当してくださった〈帯広畜産大学〉と〈帯広大谷短期大学〉のみなさま、本当にありがとうございました。

『知』を深めることのできた時間でした。

  

「食を支え、くらしを守る」〈ちくだい(帯広畜産大学)〉へ

 

馬の骨格標本。大学の財産の中に「人」をあげていました。まちづくりや国際交流、そして人と馬の共存として〈ホースセラピー〉も行っていました。

 

教室が大きすぎて、端っこから動けない生徒たち(キンチョー!)。

 

キャンパス♪

 

学食の人気メニュー〈ヒレカツカレー〉男子は大盛り!。女子はお弁当持参でいただきまーす。

 

 

帯広大谷短期大学。「小麦を科学する」という体験授業では、グルテンを取り出す、に挑戦。

 

別の教室では、「スマホでプログラミング」をしてドローンを飛ばしました。

 

介護で大事なことは、「人間関係づくり」だよと教わりました。

 

看護。赤ちゃんを抱っこしたり、患者さんをストレッチャーに移したり、生徒も移されたり。大切なことは「相手に不安を感じさせないこと」。学校生活も一緒ですね。

【放課後の活動報告】イチゴを摘んで、小学生と一緒に食べた!

庭に自生?していたイチゴがどんどん増えてじゃんじゃん大きくなって真っ赤っかになりすぎそうだったので、池高生たちに摘んで食べてもらいました。それでもまだまだたくさんゴロゴロしていたので、まちの小学生にも食べてもらうことにしました。

 

自分でイチゴを摘んで食べて、さらには小学生のために……いい笑顔です。

 


放課後サロンエルムの小学生たち。池高生は毎週関わっているので、ちょっとずつ仲良くなっている、かな?


スタッフとして子どもたちを見守っている池高卒の大先輩たちとの交流は、目に鱗のお話ばかり。

 

放課後サロンエルムの隣に池田町役場があるので、アポ無しで突撃役場ツアー!地域振興課の中山さんが、ニコニコしながら観光課や移住定住の仕事を紹介してくれました。

全道大会対策中!|課外活動(高校生チャレンジグルメコンテスト)  

 

池高の2年生「池田のコックさん」チームが、第12回高校生チャレンジグルメコンテスト(https://h-challcon.org/)に応募。


8月9日に一次審査を突破し、10月5日に札幌で行われる本戦に進むことになりました!

 

本日は、本戦に向けての試作準備です!

またまた潜入調査です。

 

先生が作った見本と、生徒が以前作った試作品

#先生のものは美しい〜〜〜〜〜!

 

 

#どんな袋にする?経費計算も大事。パッケージも考えなきゃ

 

 

#美味しくなあれ〜

 

 


#プレゼン練習 「池田のコックさんです!!」

 

 


#合間の人生の先輩の教えを心に刻みます「男の選び方?才能と人柄ね(ビシッ)」

 


「自分の興味関心に応じ、科目選択し学ぶことができる」池高。


科目選択だけでなく、課外活動も!

サポートしてくださる皆様に感謝です。


本戦、頑張って!