池高日誌

2024年9月の記事一覧

「いけだ通学合宿」ボランティア

9月23日(月)~26日(木)、「いけだ通学合宿」が行われました。

池田小学校の児童が親元を離れて共同生活をしながら通学する池田町教育委員会主催の事業で、生活体験を通じて子どもたちの生活技能や自立心の育成を目指して毎年行われています。

本校生徒も毎年ボランティアスタッフとしてお手伝いしていて、今年度は5名の生徒が小学生のサポーターとして参加しました。

まずは、初日の入所式後に高校生が企画した仲間づくりゲームを行って小学生同士と高校生の仲を深めました。

 

通学合宿は、小学生が自炊・洗濯・掃除などの生活にかかわることをすべて自分たちで行います。高校生はそれを見守り、小学生が困ったときには、ちょっとだけ経験を積んでいる高校生がサポートしていきます。小学生と高校生が夕飯作りも一緒に協力して取り組み、楽しい4日間を過ごしました。

 

 

3年村瀬真姫さんは「初めて通学合宿に参加して、一日だけでしたが子どもたちとたくさん交流することができました。学習ボランティアとは違って、『教える』という意識ではなく、『一緒に取り組む』という楽しい気持ちでできました。」と話していました。同じく、今回初めて参加してくれた3年渡邉桃乃さんは「買い物になれていない小学生たちが新鮮で、うまくサポートしながら楽しんで一緒に買い物することができました。」と振り返っていました。進路活動が本格化してきている3年次ですが、忙しい中でもボランティアに参加し、小学生との交流を楽しんでくれました。

 

なぜ池田町に移住した?池田町の魅力を高めるには?|3年次選択授業・地域学

9月25日、池田町に移住した3名の方を授業にお招きし、地域学の授業が行われました。

 

まずは、今回ゲストに来てくださった方々の自己紹介。

移住するきっかけになった池田町の魅力や、現状についてお話いただきました。

 

大阪からいらした梁本さんは住んでいたお家の写真を見せてくださいました。

生徒からは、「家に畑がない」「塀があり、隣の家との距離が近い」など、日本のなかでも違う住環境に気づいたようです。

 

 

星川さんは、池田町の観光に関する仕事をされています。

持ってきてくださった池田町のパンフレットからも気づきが。

 

「池田町にこんなに食べる場所があったんだ…」「意外に宿泊場所があるんだね」

 

 #池田町のパンフレットを初めてみた生徒もいました。

  

グループにわかれて、池田町の「良いところ」「ちょっとイマイチなところ」を付箋に書いていきます。

 

 次に、それぞれのグループから出た意見を模造紙に貼って、グルーピングしていきます。

 

 

 最終的に、どうしたら池田町の魅力をもっと発信できるのか、をみんなで考えて整理。

 「ブドウアイスの販売」

「池田高校生が授業などで作った商品を継続販売」

「鹿の角のカチューシャを作る」

「キャンプで、きれいな星空を観察したり、鹿肉を美味しく食べたりする」

など多くの意見があがりました。

 

 

池田町に住んでいても、池田高校に通っていても知らなかったこと、外からみたら羨ましい環境にあることに気付いた授業でした。

 

これから、さらにブラッシュアップを重ねて、池田町議会の議案提出をし、まちづくりに関わっていきます。

時代が池高に追いついてきた!|第2回オープンスクール

9月24日(火)、令和6年度第2回のオープンスクールが開催されました!

 

いきなりですが、参加していただいた方から印象的だった言葉を紹介します。

 

「今の時代、筆記の勉強だけでいうと、様々な外部講座があり自習ができる。池田高校のように、個人ではできない体験こそ高校で学ぶのに適しているのかなと感じた」

 

そうなんです、地域との関わりや様々な人との出会い、商品開発、幅広い学びの機会をぜひみていただきたいです。

 

それでは、オープンスクールの模様をご紹介します。

 

 

第1回は夏休み中だったので、説明会と体験授業がメイン。

今回の第2回は、実際に池高生が受けている授業を見学できます。

 

 

まずは、池田高校の特色や授業、進路状況、池田町からの補助などについての説明です。

 

第77代生徒会長が池田高校の1年間のイベントを説明します。

 

 

池田高校の特色の一つである、「総合学科」。2年次と3年次にそれぞれ科目を選べます。

 

2年次のときには、広く進学を目指していた生徒が、3年次のときには推薦入学を視野にいれた科目を取ったり。

 就職を目指している生徒が取る科目等、「自分の学びを自分でデザインする」ですね。

 

 

 推し授業では、自分の人生観が変わった授業(人との出会い)があったり。

探究授業でアプリを作成中の池高生も。

 

 

進路の話では、国公立への進学が結構あり、その秘訣が語られていました。

詳しくは秘密ですが…「時代が池高に追いついてきたんです」

 

 

 最後に部活動の紹介があり、いったん全体説明は終了です。

 

 

 続いて、校舎・授業見学です。学校祭の写真が掲示されています。

 

 

選択授業は、少人数であることが伝わったのではないでしょうか。

 

 

最後に、希望者は部活見学です。

放送局は、各部活を一緒に取材。

  

バスケットボール部も活気がありました!

一緒に学ぶ未来の池高生、待っています!

小学生と一緒にリズムチャレンジ!|2年次選択授業・トレーニング

2年次の選択授業「トレーニング」で、初の試み。

池田小学校の中休みの時間帯に、池田高校生とふれあう時間をいただきました。

この度はご協力いただき、心より感謝申し上げます。

#小学校に貼ってあるチラシ

 

池田小学校出身の生徒もおり、「懐かしい〜」「2クラスある学年もあるんだねー」と。

 


テープを床にはり、準備中。小学生来てくれるかな?と緊張の面持ち。

 

小学生「何してるのー?」

高校生「こっちにおいでー!」

 

 

手拍子に合わせてぴょんぴょんぴょん♪

上手にできたね!とハイタッチ!

 

 

今度は、高校生と一緒にやってみよう!

ハイタッチも慣れてきました♪

 

 

二人で息を合わせる、こんな動きはできるかな?

 


二人で動きを合わせるのはちょっと難しいぞ!もう一回!

 


音楽もかかり、周りでハイタッチや手拍子をしてくれる、小学生のお姉さんたちもたくさんいます!

 

 

盛り上がりは最高潮!

みんなで肩に手をあてて、リズムジャンプ♪♪全員参加だ〜!



 あっという間の中休み!最後はみんなでハイタッチ!!

 


普段あまり小学生と接することが少ない高校生もいたでしょう。

みんな成長途中!いろいろな経験をして、いろいろな気づきを得る時間になりました。

生徒会役員選挙を行いました

9月19日  午後

 

本日6時間目に『第77期生徒会役員選挙 立会演説会』を行いました。

8月下旬に立候補者受付があり、立候補者3名による演説です。

選出される役職は、『生徒会長』『文化理事』『体育理事』の3役です。

本校では期日前投票も実施しています。

 

選挙管理委員長から、選挙の趣旨と注意事項の説明がありました。

 

生徒会長候補者の演説です。(1枚目は責任者)

会長候補:「あたらしい池高を作ります!」

 

 

文化理事候補者の演説です。(1枚目は責任者)

文化理事候補:「経験を生かした運営をします!」

 

体育理事候補者の演説です。(1枚目は責任者)

体育理事候補「たのしい体育祭をやります!」

 

すべての候補者は信任を得ることができました。

10月から本格的に新生徒会が動き出します。

学校生活が充実したものになるよう、全力を尽くしてほしいと思います。

夏休みの池高生、まつりを盛り上げる!(課外活動)

今回は、夏休み中の池高性の活動を紹介します。

 

池田町の子どもたちの居場所〈放課後サロンエルム〉は週一回の開催だけど、池田小学校の子どもたちがわんさかやってきます。池高生たちも放課後の時間を使って、子どもたちに呼ばれて毎週のように遊んでいます。


8月10日は、子どもも池高生も夏休み真っ盛り。

〈サロンエルムの夏まつり〉がありました。

的あて・輪投げ

お菓子釣り

水風船

スタンプラリー……


池高生たちは、前日の準備から当日の役割まで、子どもたちの笑顔のためにアイデアを出し合って楽しんでいたけど、暑かった!がんばった


最後はみんなでスイカ割り。水分もたっぷりとって、思い出もたっぷり詰まった夏まつりになりました。池田の夏のヒトコマでした。

ちびっこと池高生。お姉さん、お兄さんになってました

 

 

みんなのキッチンのカレーを「いただきます!」

 

 

まつり一番の大仕事〈スイカ割り〉でも池高生大活躍!

幼稚園の防災訓練(2年次・保育基礎)

9月13日(金) 午前


「いけだ  こうこうまで  あるこーう!」という授業がありました。

幼稚園の子どもと先生たちに、保育基礎を学んでいる池高生8名が、防災の話をしました。

自己紹介は子どもたちからのリクエスト。

 
「好きな食べ物」と「好きな電車」。電車!? りんご、桃、お寿司、甘いもの…… 黄色い電車、青い電車、毎日乗っている電車、などなど。


お話が始まると、学校では見られない池高生の隠れた才能?隠していた魅力?に、「はい、はい、はい!」と、子どもたちもノリノリ!


川の近くにある幼稚園の避難所が、丘の上にある池田高校なんです。歩くのは、1.4キロメートルくらい。


子どもたちは車に気をつけて、「みぎみて、ひだりみて、もういっかい  みぎをみて、てをあげて」。高校生と手をつないで真剣に歩きました。


子どもが好きだったり関わったことがなかったり、いろんな気持ちを持って彼らを安全に助け出した池高生たち。お兄さんとお姉さんの手を小さい手で握り返していた子どもたちが印象的でした。


「あまいものがすきです」「ちょこれーと!」「けーき!」。

ドキドキしながらお話しました。

 

 

「にげる  とき  おやつは  もって いっていい?」「だめぇ!」

正解は……「◯まる!」

 

 

ふたりで一緒に手をつないで。さぁ  しゅっぱ〜つ!

 

 

 「とおいーねぇ」みんな  がんばれ〜!

 

 
学校の中を探検して、遊んで、食べて、ばいばい!

今年は池高生が実行委員長!「10/27(日)ハロウィンイベント2024」|課外活動

2023年に、旧利別小学校跡地活用を模索するため、町民の有志の方たちが開催してくださった、ハロウィンパーティー。子どもたちが50人以上も集まる大好評のイベントとなりました。

 

今年は、企画・準備から池田高校生が関わりたい!と、池田高校で実行委員会が立ち上がりました!

 

開催日は10月27日(日)13:00−14:30@旧利別小学校

 

準備状況も随時発信していきます!

 

 #経緯や準備について、昨年代表を務めた八木さんにお話を伺います

 

 

#差し入れまでいただき、やる気Max!楽しいイベントにするぜ!

 

防災避難訓練を実施しました

9月17日  午後

 

『地震に伴う火災発生による避難』を想定して、防災避難訓練を実施しました。

学校で避難訓練を行う目的は、

・授業中に火災が起こった場合の避難方法と避難経路の確認する

・避難行動を体験することで自らの防災、減災意識を高める

です。

 

 

避難の様子は撮影できませんでしたが、生徒の皆さんは先生方の指示に従い、迅速に行動していました。

また、先生方にとっても、学校現場で災害が発生した場合の対応を確認する貴重な時間となりました。

 

避難後は、『消火訓練』と『脱出シュートによる降下訓練』です。

 

消火訓練です。消防署の方から消火に関する重要なアドバイスをいただきました。

・消火器は使い切る

・火の根元を狙う

・火元の遠くから箒で履くように

・姿勢を低くする

・自分の避難経路を背にして消火活動を行う

 

脱出シュート訓練です。3階図書室から避難しました。

 

最後に、消防署の村木様から講評をいただきました。

お話の中に、

◎訓練を自分事として捉えることで命を守ることにつながる。

◎落ち着いて行動する。考えて行動する。

とありました。

 

災害はいつ起こるかわかりません。

今日の訓練を活かし、災害関連の報道を目にした際には、『自分だったらどうすべきか?』と考えることで、減災につながると感じます。

 

池田消防署の皆様、本日はお忙しい中、ご指導いただき誠にありがとうございました。

みなさんがいま、自由に生活することは幸せなことですよ(2年次・総合探究)

9月4日 午後

 

池田高校では、2年次の見学旅行で広島を訪ねます。

それに合わせて、戦争体験者講話の授業がありました。

玉置さん(御年88歳の在校生のお祖母様)は、戦時中の小学3年生だった大阪でのこと、空襲のこと、疎開のこと、いつもおなかがすいていたこと、亡くなった友だちのこと、大人になって気がついたこと、そして戦争は絶対にしてはいけないということを話してくれました。

 

「社会に目を向けて下さい」

「疲弊していく池田町を見て下さい」

 

それを意識するために、政治に関心を持ちなさい、選挙で表現しなさい、と。

そして、タイトルにある言葉を池高生たちに伝えてくれました。

 

 

池高生からは……

「分からないから、知らないからで終わらせてはいけない」

「繋いでいくことが大切」と、玉置さんへの御礼の言葉がありました。

 

 

この日は朝のラジオで大貫妙子さん(ミュージシャン)が特攻隊の話をしていました。

「父は特攻隊が美化されることを、常に危惧していました」。

帰宅してラジオをつけると、『あたらしいげんばく展』(AR:渋谷のスクランブル交差点に原爆が落ちたら)を紹介していました。

偶然にしてはと思い、今日はなんの日だろうと調べてみると……

 

日露講和条約(ポーツマス条約)が調印された日でした。

  

玉置さんは最後に、

德元穂菜さん(当時小学2年生)沖縄全戦没者追悼式・平和の詩『こわいをしって、へいわがわかった』

を紹介してくれました。

北大からの留学生をお出迎え準備|選択授業・2年次英語コミュニケーションⅡ

9月下旬に、Hokkaido Study Abroad Programで北大で学んでいる留学生が、2名池田高校に来てくれることになりました。

今日の授業は、池田駅についてから、学校までエスコートする時の下見です。

  

実際のルートを歩きながら、どんなものが目につくか、説明できるかをチェックしながら歩きます。

 

あれ、リスって英語で何だっけ…?

先生「squirrelですよ〜」

 

 (写真右:今日は実際にリスに出会えました♪オレンジが可愛かったなー)

 

 この木は何かわかりますか?あれ?日本語でも言えない…?

身近にあるものって、意識していないと結構説明できないものですね。

 

 

途中で二手にルートを別れて散策。時間がどのくらいかかるかや、見えるものを確認します。

 

あとで確認すると、Googleマップにものっていない、車輪のモニュメントなど、池田の歴史を含めて彼らが説明してくれました。さすがよく知ってる!

 

(前はここの池ぐるっと一周できたんだけどなぁ〜)

 

ワイン城の中も見学。貯蔵庫は温度や湿度、匂いも違うのを実感します。

 

(忘れないように写真も撮っています)

 

 レストラン・カフェからの風景も確認

 

 ここから見える景色、説明できるかな?

 

(筆者が異様に青春を感じた一枚。みんな何を見て、何を想っているのかなー)

 

どこで記念撮影をすると良いかもチェック。

 

 

今日の下見を元に、英語でどのように説明するか、次からの授業で準備します。

 生きた英語を使うチャンス!実際、留学生がどのような反応をするかも楽しみですね。

 

若いうちに外へ出ろ♪(2年次・英語探究)

池高に着任してひと月、生徒と活動を始めて10日くらい。

高校魅力化推進員の〈amiちゃん〉が、英語探究という授業に登壇しました。

北海道の池田にやってくる前は、東京の大きい会社で働いていたり、海外で生活をしたり、あれしたりこれしたりと、池田にはなかなかいない経歴の持ち主だったりするんです。

ということで、ベトナムでの暮らしの一部を紹介してくれました。ワニとか犬とかパジャマとかドンとか、異文化理解の話を、全身を使って説明しています。

 

「ところ変われば……」という異文化との付き合い方、馴染み方、食べ方、受け止め方を生徒たちは学びました。表題の言葉は担当の先生の言葉。うん、旅をしよう!

 

仏教の国だけど、他国と違ってファンキーな仏像が多いんだって

ワニ、1万頭。落ちちゃダメなヤツ

食べ物好きのひとの写真

タワマン事情も日本とは違うんだって

 

 

生徒のみなさんにとって、異文化に触れる良い機会になりましたね。

授業することで学ぶ|池高3年次生が池小4年生に授業(課題研究の一環)

9月4日(水)じゅんの森にて、池田高校3年次生の2チームが考えた森林体験プログラムを実施しました。

 

この授業、いつもは一般社団法人 森の輪(もりのわ)の福家さん(元池田町地域おこし隊)が行う森の授業です。今回はその貴重なお時間をいただき、池田高校3年次生が探究の授業として、プログラムを考えました。

 

高校生チームは、夏休みから福家さんと一緒に森を下見したり、試作で小屋を作ったりと事前準備を行ってきました。

 

 #夏休みの様子。役場の林業課の方々にもお世話になっております

 

 

そして迎えた当日!

池田小学校4年生の約30名がやってきました。

森の輪の福家さん、役場の林業課の皆さん、地域おこし協力隊、小学校の先生たちとたくさんの大人に見守られながら授業がスタート。

 

 

 今回のプログラムは、

①基地をつくろう!

②白樺の間伐材キットで動物を作ろう!

の2つのコースがあります。

 

①基地を作ろう!は、アイヌの方が狩猟の時に使う仮小屋をモデルにしています。

3本の木に、笹をまとめたものをさしていき、雨風をしのぎます。

 

 #笹(下草)を刈ることも森の保全活動につながると福家さんが教えてくれました。

 

 ②白樺の間伐材キットで動物を作ろう!は、最初に高校生が紙芝居でなぜ間伐材を使うのか物語にして説明。

次に森の中に入って、素材採取を行い、工作です。

 

 

小学生の想像力はすごい!想定外の素材の使い方をしていました。 

 

 

最後に、小学生から感想とお礼の言葉。あっという間に過ぎていった60分でした。            

 

 

 授業が無事終わり、ホッと一息。森で記念撮影

 

 

地域の方と関わり、子どもたちと関わった高校生。

事前の準備や段取りの大変さ、意図をもった授業や当日の動き、子どもたちの反応が喜びになること…いろいろ学んだのではないでしょうか。

 

大人側の方がハラハラしていたかもしれません。

たくさん裏側から支えてくれた地域の皆様、ありがとうございます。

  

当日手伝ってくれた、大阪出身の地域おこし隊員が「都会ではできない貴重な経験。本当に羨ましいなー」としみじみ言っていました。本当にそう思います。

 

 

高校生たちの帰り道の背中が、一回り大きく見えました。

オリジナル白樺ハーブティーを作ってみよう|2年次ライフデザイン

1年かけて白樺の多様性に触れ、商品化もするこの授業。

今回は、白樺を使ったオリジナルブレンドティーを作ります。

 

 今日は特別講師として、陸別町で種を育てる研究所(タネラボ)の代表をしていらっしゃる日向さんにお越しいただきました。

 

まずは、ハーブティーに関する基礎情報をレクチャー。今回は11種類+白樺をブレンドします。効能や色、味など、参考になる情報を元に、オリジナルブレンドを考えます。

 

 

白樺の味をもとに、どのようなブレンドをすれば良いか考え中。

匂いや見た目、色、ターゲットや、効能などいろいろな要素を考慮します。

 

 

できたら、実際にブレンドし、試飲をしながらプレゼンです。

想定されるターゲット、このハーブティーのウリや商品名などそれぞれの考えを発表します。

 

 

先程のプレゼンや、レシピ、味、コンセプトを元に審査中です。

商品化を見据えて、どれが良かったか、悩みます…甲乙つけがたい!

 

今回の優勝者の発表の前に、真浦講師から「大谷翔平も打率4割ないからねー!今回選ばれなくてもヘコむものじゃないよー!」とフォロー。

 

そして優勝者は…

彼のブレンドティーとなりました!

味とコンセプトが特に評価されました。

 

「【白樺】という主役を立てるレシピになっているところが特に素晴らしかったです」と日向さんより講評をいただきました。

 

#おめでとう!他の生徒からも祝福が。(良い関係ですね)

 

その後、選ばれたブレンドティーにみんなで商品名を考えます。

真浦講師から、薬事法やネーミングのコツを伝授。日向先生にも実際の商品化の時にどのような点に留意したかを聞きます。

 

 

今回決まった商品名は「◯◯(まだ秘密です)」

白樺の意味も含んだ素敵な名前となりました。

 

次回の授業は今回使った白樺のハーブティーを製造します。

楽しみですね。

羊毛染めをしてみよう!|3年次選択択授業「羊と織物」

池田高校の学校設定科目「羊と織物(3年次選択)」にて、羊毛染を行いました。

 

今回の舞台は、学校を飛び出し、いつも講師をしてくださっている「スピナーズファーム タナカ」さんで行います。

  

#良いお天気です

  

最初に、羊毛を濡らします。空気が抜けて、羊毛が染まりやすくなります。

 

 

 そこに、好きな色を投入!

 

 

 なかなか濃い色になりました。レインボーカラーです。

 

 

羊さんもいるエリアなので、消毒をします。

 

 

お鍋で弱火でふつふつ焦げないように煮ます。

糸が染料を吸い込むまで、20分くらい。ぐつぐつ…

 

 

煮ている水が透明になったら、染まった合図。

火からおろして、ゆすいでさまします

 

  

冷めたら、絞らないで干します。

羊毛がこすれて絡まないように大事に。

 

 

なかなかきれいに染まりました!

 

織り機を使って、最後は各自でMyマフラーを織ります。

楽しみですね!

 

 

ここからはオフショット☀

 

パチパチ手を叩いて、羊さんたちを呼びます。メェ〜〜〜〜

 

献血授業を実施しました(1年次・保健)

9月3日  午前

 

講師に北海道赤十字血液センター帯広出張所所長の 鈴木清晃 様 をお招きし、1年生対象の献血授業を行いました。

授業の前半は講義形式です。

 

 

献血の歴史や献血の必要性から説明が始まりました。

その後、動画視聴です。

献血の種類や献血が必要な人はどういった人か、献血者の推移など学びました。

 

 

クイズも実施しました。

Q:世界で一番多い血液型は?

答えは『O型』とのことです。

ちなみに、日本は『A型』が一番多いです。

 

血液バック(サンプル)も見せてもらえました。

血液型によって色分けされています。

 

授業の後半は献血車の見学でした。

実際にシートに座って説明を受けました。

 

お忙しい中、献血に関する内容を丁寧にご説明いただき、誠にありがとうございました。

献血に関する理解が深まりました。

上級学校見学(1年次・産業社会と人間)

1年次全員で、大学と短大を見学してきました。

総合学科である池田高校は、1年次から進路のことを考えます。

早すぎない?という声も聞こえてきますが、これが正解!という時代ではなくなったいま、「答えのない問い」に向き合うタイミングは早ければ早いほうがいい(と進路担当の先生が言っていました)。

北海道十勝の帯広にある2つの大学におじゃましてきました。

担当してくださった〈帯広畜産大学〉と〈帯広大谷短期大学〉のみなさま、本当にありがとうございました。

『知』を深めることのできた時間でした。

  

「食を支え、くらしを守る」〈ちくだい(帯広畜産大学)〉へ

 

馬の骨格標本。大学の財産の中に「人」をあげていました。まちづくりや国際交流、そして人と馬の共存として〈ホースセラピー〉も行っていました。

 

教室が大きすぎて、端っこから動けない生徒たち(キンチョー!)。

 

キャンパス♪

 

学食の人気メニュー〈ヒレカツカレー〉男子は大盛り!。女子はお弁当持参でいただきまーす。

 

 

帯広大谷短期大学。「小麦を科学する」という体験授業では、グルテンを取り出す、に挑戦。

 

別の教室では、「スマホでプログラミング」をしてドローンを飛ばしました。

 

介護で大事なことは、「人間関係づくり」だよと教わりました。

 

看護。赤ちゃんを抱っこしたり、患者さんをストレッチャーに移したり、生徒も移されたり。大切なことは「相手に不安を感じさせないこと」。学校生活も一緒ですね。

【放課後の活動報告】イチゴを摘んで、小学生と一緒に食べた!

庭に自生?していたイチゴがどんどん増えてじゃんじゃん大きくなって真っ赤っかになりすぎそうだったので、池高生たちに摘んで食べてもらいました。それでもまだまだたくさんゴロゴロしていたので、まちの小学生にも食べてもらうことにしました。

 

自分でイチゴを摘んで食べて、さらには小学生のために……いい笑顔です。

 


放課後サロンエルムの小学生たち。池高生は毎週関わっているので、ちょっとずつ仲良くなっている、かな?


スタッフとして子どもたちを見守っている池高卒の大先輩たちとの交流は、目に鱗のお話ばかり。

 

放課後サロンエルムの隣に池田町役場があるので、アポ無しで突撃役場ツアー!地域振興課の中山さんが、ニコニコしながら観光課や移住定住の仕事を紹介してくれました。

全道大会対策中!|課外活動(高校生チャレンジグルメコンテスト)  

 

池高の2年生「池田のコックさん」チームが、第12回高校生チャレンジグルメコンテスト(https://h-challcon.org/)に応募。


8月9日に一次審査を突破し、10月5日に札幌で行われる本戦に進むことになりました!

 

本日は、本戦に向けての試作準備です!

またまた潜入調査です。

 

先生が作った見本と、生徒が以前作った試作品

#先生のものは美しい〜〜〜〜〜!

 

 

#どんな袋にする?経費計算も大事。パッケージも考えなきゃ

 

 

#美味しくなあれ〜

 

 


#プレゼン練習 「池田のコックさんです!!」

 

 


#合間の人生の先輩の教えを心に刻みます「男の選び方?才能と人柄ね(ビシッ)」

 


「自分の興味関心に応じ、科目選択し学ぶことができる」池高。


科目選択だけでなく、課外活動も!

サポートしてくださる皆様に感謝です。


本戦、頑張って!