池高日誌

池高日誌

3年次課題研究「森福連携実現のために」

 昨年度SDGsQuestみらい甲子園北海道大会に出場した横田和奏さん・持田瞳さんが、「北海道 十勝池田町の森づくり」について、課題研究という形で研究を継続しています。

 白樺を使った商品「池守ストラップ」(昨年度福祉選択生徒製作)を支援が必要な方々と共に製作できると、森林と福祉が連携して池田町の持続可能な森づくりや池田町のPRにもつながるのではないかと考えているそうです。今年度、幕別町にある中札内高等養護学校幕別分校の生徒と交流し、商品の製作を実際に行ってみました。昨年度、いけだワイン城に納品後すぐに完売した「池守ストラップ」です。ここまで数回にわたり交流、18個の商品が完成しました。

 横田さんは「分校の生徒と交流し、昨年度製作したものをまた完成することができたこと嬉しく思います。」持田さんは「自分が考案した商品がまた製作できて感動しています」と語っていました。

 

 今後、ICTを活用し交流を続け、もしかすると昨年度のように販売までこぎつけるか!現在検討中です。

 

地理探究 まきばの家へ見学

10月6日(金)地理探究の授業においてまきばの家の見学を通して観光の多様化について考える取り組みをしました。代表取締役の林 秀康 様によるまきばの家の歴史についてのご説明や施設のご案内を通して体験型観光について様々な視点から学びを深めることが出来ました。

 生徒の中には「まきばの家の見学を通してワイナリーの設備やワイン樽サウナの話など、自分の知らないところまで知ることが出来てたくさんの魅力がる素晴らしいところだと改めてわかりました。」という感想を述べていました。

 今後、池田町内の各企業を見学や交流会を通して体験型観光について学びを深める予定です。林様、お忙しい中、貴重な学びの機会を与えていただきありがとうございました。

2年次選択「ライフデザイン」 白樺で商品開発コンテスト

  10月10日池田町福祉センターにおいて、「ライフデザイン」選択生徒による白樺で商品開発コンテストが行われました。当日は7組のチームがそれぞれ考案した商品の発表を行いました。たくさんの地域人にきていただき、盛大に実施できましたこと、この場を借りて感謝申し上げます。

 

 多くの大人が見守る中、それぞれのチームが練習の成果を発揮できたと振り返っています。青木琴音さんは「自分たちは商品の価格を抑えなければと考えていたが、もっと強気に出てもよい商品に仕上がっているというお言葉をいただき、自分たちの考えた商品の良さが伝わった気がして嬉しかった。」と表現しいました。

 

 「木の置物セット」が商品化となり、ここからは選択生徒一丸となって商品作りに入ります。今後も多くの方のお力を添えをいただきながら、取り組んでいきたいと思います。

「弓道部」北北海道大会に出場しました

10月7日に釧路で行われた第45回北海道高等学校弓道選抜大会北北海道大会に
1A坪原くんが個人戦に出場しました。


結果は8射2中で、決勝進出とはなりませんでしたが、
結果以上に多くの貴重な経験をすることができました。


今回の大会出場にむけて、多くの方々から応援していただきました。
本当にありがとうございました。


弓道部としても、久しぶりの北北海道大会進出となり、
今後に向けての、絶好の機会となりました。


今大会をもって今年度の大会は終了となります。
来年の高体連に向けて、冬の練習も頑張ります。

 

 

「ボランティア部」いけだ通学合宿ボランティア

9月24日(日)~9月27日(水)の3泊4日、池田町教育委員会主催「いけだ通学合宿」が開催されました。コロナの影響で昨年度まで中止が続いていたため、4年振りの開催となりました。

本校からはボランティア部含め8名の生徒が参加し、池田小学校のお子さん6名の共同生活の場をサポートしてきました。

 

初日は入所式に始まり、オリエンテーションが行われました。その後、仲間作りゲームが行われ、高校生が考えた3つのアイスブレイク「バースディチェーン」「4マス自己紹介」「キャッチ」で子ども達との距離を縮めました。

 

通学合宿では、炊事・洗濯・掃除などの家事に子ども達が協力して取り組みます。高校生はそれを見守り、一緒に考えたりなどして子ども達のサポートを行います。夕食作りや一緒に食事も一緒に協力して取り組み、子ども達と楽しい4日間を過ごしました。

 

 

 

今回は、進路活動真っ最中の3年生も参加してくれました。

3年坂本涼菜さんは『初めてボランティアに参加しましたが、小学生のみんなと楽しくお話や料理などができて良い思い出になりました。』と振り返っていました。同じく3年中島華音さんは、4日間すべてに参加し『初めて通学合宿ボランティアに参加して緊張しましたが、とてもいい経験ができました。小学生のみなさんが温かく迎えてくれて嬉しかったと同時に小学生と料理や買い物はとても楽しく、私にとっても良い思い出ができました。』と振り返ってくれました。忙しい毎日の中、小学生との触れ合いでほんのすこし息抜きができたようでした。

 

「ボランティア部」令和5年度高文連十勝支部ボランティア専門部研究大会

9月27日(水)

 

帯広のとかちプラザで開催された令和5年度高文連十勝支部ボランティア専門部研究大会にボランティア部2名が参加してきました。

 

午前は、参加校それぞれの活動内容を発表し合い交流を行いました。

ボランティア活動のきっかけや学んだこと、今後どのような活動をしてみたいかなどそれぞれのグループで活発な意見交換が行われていました。

 

交流会の後は、「防災」をテーマに帯広市役所総務部危機対策課の西澤 晶英さんから「災害の備えについて」をお聞きしました。

 

日本では震度7を超える大地震が発生したり、ここ数年では大雨による水害も毎年起こっています。「災害」が決して他人事ではないことと感じた生徒たちは真剣な表情で講演に耳を傾けているようでした。

 

昼食休憩を挟んで、午後からは避難所運営ゲーム「Doはぐ」で災害時の避難所運営について学びました。

ここ十勝で冬の災害が発生した場面を想定し、次々に避難者が訪れるとともに様々なアクシデントや指令が出されます。避難者の立場になって、避難所生活で自分たちは何ができるのかグループで意見を交わし合いながら避難所運営を疑似体験しました。

 

参加した3年本間未侑さんは『わたしのグループでは、皆が積極的に活動内容や考えを伝え合い、楽しくグループ活動に取り組めました。避難所運営ゲームでは、小動物も犬や猫と同じ扱いになることや地域のみんなで協力することが大事だと改めてわかりました。』と話し、今年度もたくさんの学びを得られた1日となったようでした。

 

 

「ボランティア部」お礼

先日、お楽しみ会のお手伝いをさせていただいた池田カトリック幼稚園の園児たちから素敵な贈り物が届きました。

 

池田カトリック幼稚園のみなさま、園児とその保護者のみなさま、ありがとうございました。

 

2年次選択「ライフデザイン」 白樺で商品開発コンテスト実施します!

  4月より池田町の現状を知り、白樺について学んできたメンバーがいよいよ商品開発の発表にチャレンジします。

 

チームでアイディアを出し、大人からアドバイスをもらい、何度もブラッシュアップを重ねてきています。昨年度からchromebookを活用した授業を経験しているためか、スライド制作はスムーズ、最後の磨き上げに各チームとも余念がありません。当日が楽しみです。

 

今年度は、池田町役場となりの社会福祉センター2階大ホールで実施します。池田町役場の全面協力のもと、ZOOM配信、100人くらいの方が入れる会場を用意していただきました。予約不要です。お時間ありましたら、是非生徒の考えたアイディアを聴き感想をいただけますと幸いです。

 

 

3年次選択「ファッション造形基礎」 染色技術を学ぶ

 後期のマフラー製作に向け、今回白い毛糸を染色しました。似たような色合いになりそうなチームに分かれ、自分の毛糸めがけて染料をかけました。その後、ゆっくりと糸を煮て定着させたのち、お酢で中和しました。

 

 「思ったより色がついた」「想像以上によい出来栄え」などの声があがりました。乾かすとまた風合いも変わってきます。今年はどんな作品に仕上がるのか今から楽しみです。

 

「ボランティア部」幼稚園お楽しみ会

9月16日(土)

池田カトリック幼稚園でお楽しみ会が開催され、ボランティア部はスノードーム作りのワークショップのほか会の運営をお手伝いしました。この日は、ボランティア部以外にも弓道部や保育基礎の選択生徒などを中心に18名の生徒が参加してくれました。

 

お楽しみ会では、父母のみなさまが企画した各縁日のコーナーで生徒たちが店員さんとなって園児や参加した子ども達とゲームなどを楽しみました。

 

 

今回、初めてボランティアに参加してくれた1年谷内陽葵さんに感想を聞くと、『子ども達が楽しんでくれたので、とてもやりがいを感じました。』と話してくれました。

 また、保育基礎を選択している2年渡邉結菜さんは『普段子どもと接する機会が少ないので、授業での実習を経験していたことで安心して参加することができた。普段の授業での学びを今回のボランティアで実践できてよかった。』と普段の授業で学びが生きていたようでした。 

 

 

縁日の後には池田高校吹奏楽部のパフォーマンスが行われ、生徒も園児達と一緒に盛り上がりました。

 

 

 

最後に、みんなで輪になって盆踊りを踊ってお楽しみ会は終了しました。

 

閉会の際、園児たちからありがとうの挨拶とお菓子が手渡されると生徒たちはうれしそうな表情を見せていました。

 

 

参加生徒の多くは、普段なかなか乳幼児など子ども達と関わりがない生徒たちでしたが、役員の方々からサポートをいただく中で少しずつ緊張をほぐしながら園児たちとの距離を縮めていくことができました。

 

今回、お楽しみ会へのワークショップの開催および交流の機会の場をいただきました池田カトリック幼稚園父母の会のみなさまにはこの場を借りて感謝申し上げます。