池高日誌

池高日誌

応用行動分析学の考え方を学んでみよう|3年次選択・形態別介護

本日の小川さんの授業は、「応用行動分析学」。

何やら専門用語が出てきました。

 

難しい名前のようですが、すごく実用的な考え方だと思いました。

 

行動の「原因」と「結果」を理解する

 

例えば。

 

①こどもがおもちゃ売り場で:〜の時に(先行刺激)

②泣いたら:〜したら(行動)

③親がおもちゃを買ってくれた:こうなった(後続刺激)

 

こういう風に分解して考えます。

そうすると、どうしてその行動が生じているのか?何を変えたらいいのか、などの分析が進むのです。

 

 

別の例もあります。

 

例:靴を履く

を分解してみましょう

 

 

こちらの例では10ステップに分けることができました。

 

靴が履けない!という0か100ではなく、どこの部分につまづいているのか?どこまではできているのか、そしてどれだけできるようになったのかをスモールステップに分解することで、認識できるようになります。

 

支援が必要なこどもたちや身体の機能が変化した高齢者などにも使われる考え方だといいますが、私たちにも必要な考え方です!

 

 

▲例として、3年次生に身近な就職について例えてくれました

 

 

分解して考えるは、誰にでも使えるテクニック。

介護だけにとどまらない考え方です。人に優しいはみんなに優しい。

 

今日も学びを得ました。

人生でその瞬間は必ずくる。個別面接練習|3年次生

本日の3年次生は、全員で面接練習を行います。

 

進学の生徒も、次のステップに面接が必要ない生徒も。

全員、ひとりひとり練習します。

 

人生経験をつむと、こんなに自分の話を真剣に聞いてくれる機会って嬉しいよな、オンステージだよなぁなんて思ったり。でも初めてって緊張するよね。

裁かれたり判断されるのかな?なんて思うかもしれない。

でも、自己開示や自分の経験を意味づけするチャンスでもあると思うのです。

 

 

前回は全員で入退室や、自分の長所短所などのワーク。

今日は少人数のクラスに分かれて、簡単な面接練習です。

 

緊張が伝わってきます。ノックをする手が震えること、あるよね。

わかるわかるよ。

 

 

みんなのいいところ、伸びしろがたっぷり。

人柄って本当にこの短い時間で伝わるなぁ…と普段のみんなをみるからこそ感じます。

 

 

準備をしてきた様子も伝わってきます。

 

 

▲お互いに良かったところをコメントし合っていました

 

本当に心から応援しています。

 

みんなが希望の次のステップに進めるよう応援しているよ!

2ヶ月ぶりの池田保育園へ|2年次選択・保育基礎

「2ヶ月経った園児の成長を、よく見てくださいね」

担当教諭の言葉を受け取った池高生たちは、やや緊張気味。

 

緊張した顔のまま保育園に到着すると、園児の顔もちょっと緊張。

それでも子どもたちはすぐに「〇〇お姉さん」「〇〇お兄さん」と池高生の周りを囲み始めます。

 

2ヶ月経ってもちゃんと名前を忘れないでいてくれました。池高生もうれしそう。

 

池高生の園児との関わり方は、それぞれ。

様子を見ながらちょっとずつ近寄ったり、園児の目線に合わせて話しかけたり。

園児との2ヶ月ぶりの90分。どんな成長が見て取れたでしょう。

 

 ▲朝のはじまりは、お掃除から。卒園生でもある池高生も、はだしになって雑巾がけ!

 

 

 ▲園児の前でご挨拶。ちょっと緊張したけど、一緒に掃除をすればこの通りの笑顔

 

▲ちいさな美容師さんのヘアメイク。いろんな飾りがあたまにくっつきました。

  

 

▲イス取りゲームは、みんなで応援して大盛りあがり

 

 

▲小さな園児たちとの時間は、あっという間に過ぎたのでした。

進路活動。次のステップへの準備|3年次・課題研究

3年次生は、探究の中間発表、エルム祭(学校祭)が終わった後は、一気に進路モードに入ります。

 

今までは課題研究を行っていた時間、これからは進路研究や面接練習などを行います。

 

進路モード第1回目の今回は、池田高校の「探究のしおり」を用いて勉強会です。

 

生徒指導部であり、昨年の卒業生を送り出した岸部先生より心構え。

 

 ▲「みんなにとっては人生を半分決める決断を行う、くらいの意識で取り組むように。」

 

その後は、全体で礼や自己紹介(名乗り)の練習。

就職面接でも、推薦等の面接でも使い、第一印象を決める礼。

 

▲いつもよりみんなの背筋が伸びています

 

二人一組で入退室の練習を行ったり、面接でよく聞かれる自分の長所を考えたり。

 

▲「自分の長所はありません、なんて人を企業も大学も選ばないからね。絶対長所はあるから、きちんと言語化しよう」

 

さぁ、また次のステージに進む準備が始まります。

 

いつも応援してるよ!池高生!

様々な調理技能にチャレンジ!湯炊き法や裏ごしで調理実習|3年次選択・フードデザイン

暑さが少し和らいだこの日。熱い調理実習が始まりました。

 

本日の実習課題は

・湯炊き法→チキンピラフ

・食材の裏ごし→ミモザサラダ

・ゼラチンの扱い方→オレンジゼリー

 

の3品です♪

 

 

 

最初はおぼつかなかった調理も、回を重ねるごとに頼もしくなる生徒たち。

テーブルコーディネートもいい感じです!

「いただきまーす!」

フードデザイン×工芸のコラボ授業|2・3年次選択・フードデザイン&工芸基礎

3年次選択科目のフードデザイン、2・3年次選択の工芸基礎。

同じ時間帯のこの2つの授業のコラボレーション(科目横断授業)が始まりました!

 

夏休み前までの4時間で、「食器」を作ります。

そして、工芸基礎では釉薬をつけて焼いて食器を完成させます。

並行してフードデザインでは、その食器に盛り付ける料理を考案。

 

夏休み明けの合同授業では、みんなで調理実習をし、作った食器に盛り付ける!という内容です。

※詳細は授業の進み具合により臨機応変に対応するので、池高日誌レポートをお待ち下さい♪

 

コラボ授業1段階目。器を作ります!

いつもよりたくさんの生徒たちが美術室に集まります。

 

 

▲まだ粘土の塊たちですね

 

 

▲土殺しという作業中。怒りや怨念を込めて、粘土を叩きつけます

 

作る食器は3種類。3種類とも違う技法で作ります。

 

ろくろをつかって椀をつくります

 

 

次は、プレートを作ります。

粘土の塊を、糸で一定の厚さにカットします。

 

 

▲2人で協力してカット

 

 

▲皿の表面に模様をつけたり

 

▲側面を加工したり

 

 

▲個性豊かなプレートが出来上がりました

 

最後の器は、紐を重ねて作るタイプです。

 

 

▲先生の華麗な手さばきで残像が。

 

 

▲紐をたくさん作ります。均等にするのは意外に難しい…

 

 

▲紐を重ねて椀をつくっていきます。

 

 

▲大きさも形も思い思いの作品ができました

 

今回はいったんここまで。

あっという間の4時間でした。

 

次回の器たちは、素焼きをし、釉薬をつける工程になります。

 

お楽しみに!

7/12 世界のともだち2025 イベント演奏 │ 吹奏楽部

学校祭の翌週でも、吹奏楽部は元気に活動しております。

 

7月12日(土)JICA北海道センター(帯広)で行われた、「世界のともだち2025」というイベントで演奏してまいりました。

 

 

さまざまな屋台や多文化共生に関わるブースなどがあり、とってもステキなイベントでした!

義援金のご協力も、たくさんのみなさまにいただきました。ありがとうございました。

 

JICAのみなさまにはいつも、産業社会と人間での出張講義や、インターンシップでお世話になっていますので、少しでも恩返しができたのなら幸いです。

 

次回の公演は7月27日(日)帯広のマルチショップWOWにて、WOW夏祭りステージ演奏です。

 

これからも応援よろしくお願いいたします。

まちのイベントに参加!水辺で乾杯|3年次・課題研究

7月9日(水)池田町の利別川左岸で行われた、池田町のイベントに生徒たちが参加しました。

 

 ▲池田町の観光協会のポスターより。

 

 今回は2つのチームが2つの目的で参加。

 

1チーム目は、「食で池田町をPRしたい」チーム。

 

 

地元の食材にこだわり、何度か試食を繰り返してきたレシピを一般の方向けに販売。

レシピ、衛生面でご協力いただいた、cafe & life akao様、ありがとうございます!

 

 

 

100食の用意があっという間に完売。

たくさんの「美味しかったよー!」をいただきました。ありがとうございます。

 

2つ目のチームは「多世代交流をしたい」というチーム。

 

こちらは販売ではなく、交流の場として、わいわいたこ焼きを焼いておりました。

 

 

手慣れた手つきでたこ焼きパーティー♪

みんなでわいわい!多世代交流はできていた・・かな?

 

最終的には10人以上の3年次生が集まってわいわい。

 

思ってみれば、こうやってまちの場に高校生がいるってことが一つの価値なのでは、なんて。

 

一つ一つの経験がみんなの第一歩。

 

貴重な経験の場をありがとうございました!

インターンシップ発表会|2年次・総合的な探究の時間

6月に地域の方のたくさんのご協力をいただいて実施できた2年次のインターンシップ。

 

本日は、グループに分かれての発表会です。

インプットした沢山の学びを自分なりに解釈し、アウトプットで表現しました。

 

早ければ1年ちょっとで就職する生徒もいるなかでの職場体験。

 

いろいろな実感や、自分の課題、将来への希望や不安、いろいろなことを学んだ発表がありました。

 

来週は、1年次生に向けた発表があります。

3名の皆さんが全体の前で発表を行う予定です。

今日取り組んだ課題をさらに磨き上げて、自信を持って本番に臨んでくださいね。

皆さんの発表が楽しみです。

池田中学校3年生の皆さんが来校されました!|上級学校訪問・総合学習

7月11日 午後

 

今日は、池田中学校の3年生の皆さんが池田高校を訪問してくれました。

元気いっぱいに来校してくださり、校内がとても明るい雰囲気に包まれました。

 

この「上級学校訪問」の目的は、以下の2つです。

① 中学校と高校の違いを知り、池田高校の特色ある授業や部活動の魅力を感じてもらうこと

② 中学生と高校生が交流することで、お互いに学び合い、進路への理解を深めること

 

『ようこそ池田高校へ!』

まずは、池田高校の生徒たちが笑顔でお出迎え。

その後、校舎内を案内しながら、実際の授業の様子も見学していただきました。

▲お出迎えです

 

▲校舎内を見学(授業も参観しました)

 

【学校紹介タイム】

校内見学の後は、池田高校についての説明会です。

生徒や先生が、それぞれの視点から池田高校の魅力を紹介しました。

▲説明①(総合学科とは?学習内容は?【生徒より】)

 

▲説明②(進路について【進路指導部長より】・カナダ短期研修について【生徒より】)

 

▲説明③(部活動について【弓道・ESS 生徒より】)

 

【ワークショップで交流!】

説明の後は、いよいよ高校生とのワークショップ。

グループに分かれて、和やかな雰囲気の中でセッションを行いました。

 

お題は以下の3つ:

① 今、興味を持って取り組んでいる活動を紹介しよう!

② 池田高校に入学して、身についたことを話そう!
    ※中学生の皆さんは、高校生活について気になることをどんどん質問してみよう!

③ 将来の進路について、どう考えている?

高校生のリアルな声に、中学生の皆さんも積極的に関わってくれて、活発な交流の場となりました。

▲ワークショップの様子

 

楽しい時間はあっという間。

最後は、池田高校の生徒・教職員みんなでお見送りしました。

 

池田中学校の皆さん、池田高校はいかがでしたか?

少しでも高校生活のイメージが膨らんでいたら嬉しいです。

来月にはオープンスクールも予定しています。

ぜひまた、池田高校に足を運んでくださいね。お待ちしています!

 

▲中学生のみなさんをお見送りしました

『町ぶらマップ』中間報告会|3年次選択・時事問題研究

現在の時事問題研究の授業では、池田町の「町ぶらマップ」を作成中です。

 

今回は、中間発表として、池田町の観光等に関わっている御三方にきていただきました。

 

まずは、生徒たちが考えた町ぶらマップを発表します。

 

 

 

WEB版とパンフレットを想定。

池田駅からぐるっと回れるコースで、大人も知らないちょっとしたスポットが入っているあたり高校生らしさがでていました。

 

紙版のパンフレットは8つ折で作成するつもり、と紙をおりながらイメージを伝えます。

 

発表後、たくさんのヒントをいただきました。

 

 

 

 

池田町役場 地域振興課の清水課長からは、

「僕が好きなスポットもはいっていて嬉しく思った。『是非徒歩で歩いてほしい』などの情報があってもいいかも。」

「広大さ、は具体的に20km先の帯広市まで見える、など具体性があるとより伝わりやすいと思う」

「ワイン城のタイルには秘密があってね。(ここからはネタバレなので内緒)」

「高校生の視点を活かすなら、高級なものよりも、お小遣いで買えるようなものを紹介した方が等身大を感じるかも」

 

などと、より伝わりやすくなる表現などのアドバイスを頂きました。

 

 

 

池田町観光協会の古後会長からは、この授業の前日に公開となった池田町の観光動画を一緒に閲覧しようと提案が。

 

高校生からは、「池田町の食や自然の豊かさが表現されていた」と圧倒された様子。

 

こういった大人目線で作ったものも参考に、足りないもの、高校生ならではの視点を明らかにするヒントにしてほしい、といただきました。

 

他にも、観光協会としてなぜこの建物が取り上げられているのか、池田町120年の歴史にまつわる背景等…、公益性を考えたものになっている、それぞれ意図があるんだよ、と生徒たちに丁寧に伝えてくださいました。

 

 

 

最後に、北洋銀行池田支店の笠井支店長。

こういったマップを作る際には、どのようなターゲットや年代、どんな趣向で、どんな情報が必要なのか調査してから始める、という民間企業での視点をアドバイス。実際にまち歩きをする人の調査結果などを用いて、情報の選択や見せ方などを伝えてくださいました。

 

たくさんのアドバイスをもらった中でも、紙のパンフレットの大きさにはとても良い反応が。

まち歩きをする人の小さいバッグにも入るサイズで、実用的との称賛の言葉をいただきました。

 

 

▲この手のひらサイズです。

 

この中間発表でいただいた内容をブラッシュアップし、最終的にどんなかたちになるのでしょうか。楽しみです♪

ALTの先生とクイズで英語に親しむ♪|1年次・英語コミュニケーションⅠ

今日の授業は、「JEOPARDY」(ジェパディ)というアメリカのクイズ番組形式。

※日本ではクイズグランプリが似たような番組みたいです。

 

 

 ▲じゃじゃーん!

 

 

▲みんなの期待と困惑が混じった顔…笑

 

もちろん、ルール説明も全部英語。

ジャンルと特典のボードがあり、正解するとポイントがもらえる形式です。

 

Braidon先生は、大学でプログラムを専攻していたということで、クイズ画面もなんだか本格的♪

 

 

▲小さいですが、ディスプレイにジャンルと得点が表示されています

 

では、3つのグループに分かれて、Let's start!

 

easyな問題では、多くの人の手があがります。

 

こちらは難問…もぐらを英語で何ていうんだろう?(私も知らないです)

 

 

 ▲正解するとみんなで拍手♪

 

 

▲enjoying!

 

得点王がいたり、スピードマスターがいたり…楽しく英語に触れる授業となりました♪

エルム祭(学校祭)が終了しました|生徒会行事

7月5日・6日

 

池田高校では第75回エルム祭が開催されました。

今年のテーマは「まるで夢みたい!池高エルム祭ワンダーランド」。
その名の通り、夢のような2日間が繰り広げられました。

両日とも天候に恵まれ、晴れ渡る空の下、夏らしい暑さの中での開催となりました。

生徒たちはこの日のために、時間をかけて準備を重ねてきました。

【エルム祭準備の様子】

 

【1日目 開催式・吹奏楽部】

吹奏楽部による華やかな演奏で幕を開けたエルム祭。

音楽が体育館内に響き渡り、祭りの始まりを盛り上げました。

 

【1日目 パフォーマンス】

1A テーマ:低コスト白雪姫ともう1人

2A テーマ:記憶に残る2年の発表

3A テーマ:年代別の流行った曲メドレー

3B テーマ:うらしま太郎

 

【1日目 ファッションショー】

 

このほかにも、有志による発表や年次企画、映像作品など、見どころ満載の1日目でした。

 

【2日目 焼肉・ビンゴ】

暑さの中、みんなで囲む焼肉は格別です。

ビンゴ大会では歓声が上がり、笑顔があふれました。

 

【2日目 閉祭式】

2日間の思い出を振り返りながら、祭りのフィナーレを迎えました。

「自分が楽しむことで、周りも楽しくなる」——そんな言葉がぴったりの、温かい雰囲気に包まれた学校祭でした。

 

最後に、エルム祭に足を運んでくださった皆さま、PTAバザーにご協力いただいた保護者の皆さま、本当にありがとうございました。

皆さまのご支援のおかげで、今年も素晴らしい学校祭となりました。

『笑う門には福来る 〜私の歩み、そしてこれから〜』|3年次選択・形態別介護

東京パラリンピック(2021)のNHK障害者キャスターとしてリポーターを務めた千葉絵里菜さんが、池高生に会いに来てくれました。

生後すぐに難病、そして脳性まひがあることがわかってからは、後遺症により足や手が思うように動かずバタバタと動いてしまったり(自分の意志に反して動いてしまう不随意運動)、硬直があったり……という話からはじまった特別講義。

 

①「つけまつげをつけるにはどうしたらいいか?」

リハビリの場に“つけま”を持ち込み、作業療法士の先生と一緒に練習を重ねたそうです。できるようになりたいという気持ちが、前へと進ませてくれたとも話してくれました。

 

②夢をかなえるために大学生活

毎朝ピンポンと迎えに来てもらい、時には寝坊することもあったとのエピソードを笑顔で話してくれました。

筆記代行の支援を受けて授業を受けたこと、バリアフリー委員会に所属していたことを教えてくれました。

学生生活は多くの人の支えてもらい、障がいがあっても、本人のやる気次第で可能性は無限大だと心から感じたと生徒たちに伝えてくれました。

 

③現在の夢 ~帯広の学校をすべて回りたい~

関東には車椅子のママもいますが、地方ではまだ少ないのが現状のようです。

SNSや講演会を通じて「車椅子でもママになれる」ことを伝えていきたいと思っていると語ってくれました。

 

他にもこれまで経験したことを話してくれた千葉絵里菜さん。

キャスターになってから事実や思いを伝えることの大切さを知り、「伝えることは天職!」と知ったと話してくれました。

 

#質問をする生徒たち

 

重度訪問介護は、自立のため。「みなさんにも知っておいてほしいこと」と、絵里菜さんが池高生たちに伝えたいことはたくさんありました。絵里菜さんの歩みは、「たくさんの人に支えられた人生だった」と振り返るように、自分を人間として見てくれた人との出会いで溢れていました。

池高生たちは、絵里菜さんからのメッセージをどんな風に受け取ったのでしょう。

 

#ベッドへの移乗体験

 

#電動車いす体験

 

ご多忙のところ、貴重なお話と貴重な体験の機会をいただき、心より感謝申し上げます。

またぜひ、池田高校へお越しいただき、お話を聞かせていただければ嬉しく思います。

AIと英語学習|2年次選択・英語コミュニケーションⅡ

2年次生の英語コミュニケーションの授業では、「AI(Gemini)を用いた英語学習」が行われていましたよ。

 

英語学習とAIはとても相性が良いと言われています。

 

実際に私も、Geminiと「書く」「読む」「聞く」「話す」などを自分で試してみました。

適切に指示ができると、自分の苦手やレベルに合わせた学習ができるなぁと実感。

 

さて、授業ではどのように使われているのでしょうか?

 

本日の授業では、「高校生の修学旅行先としてオススメの場所はどこ?」という小テーマでそれぞれ英作文を行います。

 

 

その英作文を、Geminiで添削。

確かにこれだけの人数がいると、先生が同時に添削することも難しいですが、AIなら可能。

 

修正後、ペアに分かれて、英語で説明を行います。

 

 

▲私のオススメはアメリカのオーランド州です♪

 

その後、テキストに戻ります。

 

数回かけて熟読しているテキストの中からお気に入りの一文を選び、それぞれGeminiとやりとりと行います。

 

 

▲適宜先生がサポート

 

私なりの考えを述べること、それぞれのレベルに合わせた英語学習をすることなど、「問いに対して正しい答えをいう」昔の時代とは違うのだな〜と痛感しました。

 

とても興味深い授業でした!

機織り機でサンタさん。準備8割!?|3年次選択・羊と織物

羊と織物の授業で作成する2つ目の作品は、機織り機でサンタさんの模様です!

 

▲額縁にいれて飾れるようにしますよ

 

一人一台の機織り機があるこちらの授業。池田高校は総合学科ということもあり、教材が豊富です。

 

さて、この作品は、とにかく準備がとっても大変!!

 

 

最初は、二人一組で糸をセットしていきます。

 

上に下に、1~4番の決まった順番で間違いないように慎重に。

 

私の体感だと、1カ月くらい準備をしていたような気がします。

準備が重要なのが本当によくわかる!

 

 

 

下糸がセットできたら、やっと横糸で色や模様がつきますよ!

 

 

▲こちらが設計図。これが読み解けるようになるのです。

 

私たちが想像する、横糸を通してがしゃん!みたいなのよりも、丁寧にゆっくり…

糸を通す場所や、足の4本の踏むところも複雑なのです。

 

 

 

模様ができてきましたよ!

 

 

高校生の若いセンスなのか!?織り始めるとはやいはやい。

こちらはあっという間にできあがりました!

 

 

できあがりー!

 

 

 

機織り機から取り出し、額縁にはめられるように、外側を切り落とします。

 

マフラーと違って、外側を切り落とせるので、比較的初心者向けみたいですよ。

 

 

 

完成ー!!!

 

完成作品は、7月5日(土)のエルム祭でも展示されますよ。

 

好きな背景の色で作っているところや、サンタさんの大きさもちょっと違うところがまたキュート。

 

素敵な作品ができあがりました♪

放課後勉強会|全年次対象・進路指導部

2025年(令和7年)入学の新入生からは、全員スタディサプリが利用できる池田高校。

 

進学希望者向けに、放課後に勉強会が行われました。

 

 

 

この日は、1年次〜3年次生まで、科目テストの勉強、漢字検定の勉強、進路研究などをおこなっていました。

 

個別に、勉強や参考書の相談をしている生徒も。

 

少人数校だからこそ、先生に相談しやすい環境であると思います。

 

 

▲「え!いいんですか!?」(何が良いかは池田高校で♪)

 

多様な生徒がいるからこそ、違いを認めあえる、のではないでしょうか。

木育マイスターの福家さんと木の名札|2年次選択・保育基礎

保育基礎の授業では、年に何度か保育園実習があります。

そのために、こどもの年齢ごとの特徴を学んだり、一緒に遊べるものをつくったり考えたり。

 

今日は、子どもたちに森や木の楽しさや役割などを体験を通して伝えている、木育マイスターの福家さんが講師としていらっしゃいました。

 

自己紹介。なぜ池田町にいるのか、どんな経緯で木育を行っているのか、どうして森(推し)を紹介したいと思っているのか…など、素敵なスライドをもとにお話いただきます。

 

 

生徒からの質問も交え、福家さんの人柄や思いが伝わります。

 

 

後半は、池田町で行っている、いけもりプログラムについても教えていただきます。

体験を通して、森や木のいろいろなことを学んでいることがわかりました。

 

さて、後半は木の名札作り!

 

複数の木の中から、自分の好きなものを1つ選びます!

 

 

やすりをかけます。すりすりすりすり…

 

デザインをして、焼きごてで名前やイラストを描きます。

 

▲木の香ばしいにおいが漂ってきます(ただ、今日も暑い!!)

▲実はこっそり、私の名札もパワーアップさせてもらいました

 

最後に、オイルを塗ってもOK

 

 

素敵な名札ができました!!

 

お出汁を使って「茶碗蒸し」と「吉野鶏の吸い物」|3年次選択・フードデザイン

先週までは、工芸の授業と一緒にコラボ企画を行っていたフードデザインクラス。

(様子は後日HPアップ予定です)

 

事前に、和食膳の盛り付け方などを学習し、本日は第1回調理実習です。

 

今年度初めての調理実習ということで、作業等慣れない中での実習がスタートしました!

 

今日のポイントは、

①蒸し温度の調節の仕方(茶碗蒸し)

②椀種の下ごしらえの仕方

③吉野鶏の作り方

 

 

▲次は何をすればいいのかな?段取り良くね!

 

 

▲色鮮やかな吸い物ですね!

 

 

▲テーブルコーディネートは予習どおりできたかな?

 

北海道といえども暑い日!灼熱の調理実習頑張りました!

イベントテーマ決定&ポスター作り|2年次選択・ライフデザイン

今年のライフデザインのテーマは、11/29(土)開催のクリスマスイベント!!

 

今日は、イベントのテーマを決定し、ポスター作りをしてみます。

 

真浦さんより、「私達のイベントは【世界一】を目指します!」と宣言!

さて、どんな世界一を目指しますか?

 

みんなでキャッチコピーを考えてみよう。

 

大人も混じって11案。3つ選んでからの決選投票。

 

 

そして選ばれたのは・・・!!

 

「世界一あなたの思い出に残ってほしい特別な一日」

 

 

佐々木くんの案が選ばれました♪

『世界一あなたの思い出に残ってほしい 特別な一日』

 

 

ちなみに大人の案は、決戦投票にも残りませんでした。みんなの心に響くのは、高校生のみんなの感性ですね。

 

コンセプトが決まったところで、最初にみんなでブレストした内容からイメージを膨らませて、新たなアイデアを追加します。

 

「特別な時を作る」からイメージできるイベントを追加します。

  

コンセプトがきまったということで、ポスターも作成します。

 

▲ITリテラシーも鍛えられています

 

ライフデザインの授業でいろんなものを作ったり発表する力が鍛えられていきます。

 

イベントが楽しみ♪

(地域公開)探究授業 中間発表会|3年次・課題解決

池田町のご協力もいただき、広く地域の方にみていただく、探究授業での成果報告会(中間発表)が行われました。

 

 

▲公区配布させていただき、感謝申し上げます。

 

 

外は30度にもなる暑い日。

30名以上の地域の方々にお越しいただきました!

 

 

中間発表会を始めるにあたって、福本進路指導部長から次ようなお話がありました。

「今年の3年次生は、計画だけではなく行動までできている生徒が多い。例年に比べて活動が進んでいるので、いろいろな方からのアドバイスをもらって、今後の活動に活かしてほしいです。」

 

1組5分間の持ち時間での発表。

個性溢れる発表となりました。

 

 

  

発表後の10分は交流タイム。

高校生と地域の方が直接感想やアイデア、「こんな人紹介できるよ!」という情報交換の時間となりました。

 

こうして、たくさんの地域の皆さんに支えられ、地域の皆さんとともにあることを嬉しく思います。

 

今後とも、生徒が自主的な活動を続けていくと思いますが、どうかご指導のほどよろしくお願いいたします。

全校生徒で花壇整備(清見坂)を行いました!|全年次・LHR

6月19日 6時間目

 

気温が30度ほどの暑さの中、全校生徒が力を合わせて「清見坂」の花壇整備に取り組みました。

植えられたのは色鮮やかな2種類のベゴニア、合計700株。

それぞれの手で丁寧に植えられた花々が、坂道を華やかに彩り、地域の風景にやさしい変化をもたらしています。

 

この活動には「花を通じて人と地域をつなぐ」という願いが込められており、生徒たちにとっても大切な学びの場となっています。

共同作業を通じて、思いやりや協調性の大切さを実感する機会となり、一人ひとりが地域に対する意識を自然と高めていきました。

 

作業中、生徒同士で「こっちが少し空いてるよ」「配列はこれで大丈夫?」と声をかけ合いながら、丁寧に植え込んでいく姿が印象的でした。

額に汗をにじませながらも全員が最後まで一生懸命に取り組んでいました。

 

また、本活動にあたり、池田町役場 建設管理係の皆さまよりご提供いただいた花苗に、心より御礼申し上げます。

 

これから夏にかけて、清見坂のベゴニアはますます色づき、多くの方々の目を楽しませてくれることでしょう。

地域と学校が共に育むこの景色が、人と人とのつながりを感じるきっかけとなれば幸いです。

コミュニケーションは技術|3年次選択・形態別介護技術

町内にある特別養護老人ホーム池田光寿苑から今年もやってきてくれたのは、アニメ・漫画、ゲーム大好き生活相談員の高嶋圭さん。

池高生の趣味と丸かぶりで、「どんなアニメ好き?」「これ知ってる?」「おーそれ好きなんだ!」と高嶋さんの自己紹介が進むにつれて、はじめましての池高生たちの緊張もほぐれていきました。

 

高齢者施設で大切なことは、なによりも接遇を大切にすること。

接遇とは、相手に対して丁寧な態度や思いやりを持って接すること。つまり、コミュニケーション。

そしてそのコミュニケーションは、訓練によって身につけられます。

技術の習得が、より良い介護に繋がるというお話でした。

 

#家族のこと、仕事のこと、趣味のことをユーモアを交えてさらけ出してくれた高嶋さん。今年もよろしくお願いいたします。

 

 

#ロールプレイ中。相づちや温かみのある声掛けをするバージョンと、無表情無反応のバージョン。

無反応だと「不安になる」「心が折れる」「聞いてんのかなぁ」と池高生たち。

 

 

#休み時間中。介護業界に関心のある生徒にとって、講師のみなさんはとてもありがたい存在です。

 

高嶋さんの講義を聞きながら思い出したのは〈ユマニチュード〉という高齢者ケアメソッドでした。

*ユマニチュード(「人間らしさを取り戻す」というフランスの造語)

 

グルテンを観察してみよう|3年次選択・フードデザイン

調理室で何やら授業が行われています。フードデザインの授業に潜入です!

 

本日はいつくかの食品化学に関する実習のようです。

 

お!ちょうど、「薄力粉と強力粉」のグルテンの塊を焼く準備が整っています。

 

#こちらは各班より分けていただいたので、形が違うだけです

 

オーブンで焼き、断面を観察します。

 

#膨らんできました…!

 

ここで、筆者(あみちゃん)は気づきます。

「パンが焼ける香ばしいニオイがしない!」

 

見た目は、パンみたいな物体。

パンを褒めるときに「小麦粉の香りがする〜」なんて言いますよね?

あれ?小麦粉の塊みたい物体なのに、パンの香りはしない…。

 

熊谷先生に聞いてみると、

「パンの香りは、砂糖や他のものが香ばしく焼けたニオイの方が多いのかもしれませんね」とのこと。

 

調べて見ると「イースト発酵の香り」「メイラード反応」など他の化学反応由来のものや、原料のニオイなど複雑なものなどから構成されているようです。

 

勉強になります!!!

 

さて、そんなことをしているうちに焼けました。いきなり取り出さず、少し冷まします。熱々のものをいきなり常温に持ってくるとしぼんでしまいます。

 

 

とても大きく膨らみました。

どちらが薄力粉で強力粉か、これだとわかりにくいですが、観察をしてみましょう。

 

 

#ニオイもチェック

 

 

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、

・手前はスカスカ。大きく膨らんだのでちょっと香ばしい香り

・奥は繊維状になって、中が少しもっちり。小麦粉の香りも微かにする

 

生徒からは「きなこのにおいだ!」なんて声も。

 

私は「鶏皮のニオイ」だな〜・・・なんて思いました。普段食べているものの違いですね。。

 

さて、その他にも、じゃがいもの皮を向き、廃棄率を計算したり。

(レシピって、可食部だったんですね)

 

 

 

粉吹き芋を作ってみたり。(でんぷんの観察です)

 

 

砂糖の保水力を体感したり。

 

 

#空気中の水分を吸収して滑らかになります

 

とても盛りだくさんの授業でした!

 

#実習の素材は、生徒たちが(マヨネーズ等をかけて)美味しくいただきました。

授業で検定試験の準備もします|3年次選択・情報処理

「最近の若い子どもは、スマホばかりでパソコン操作をほとんど習っていない」なんてニュースを聞いたことがあります。

 

池高の生徒は、プレゼンテーションを行うスライドをCanvaでもりもり作り、テストや課題の提出をGoogle Classroomで行うネイティブ世代。

 

卒業後すぐに就職しても、パソコンを使いこなしてくれるでしょう。

 

さて、本日「情報処理」の授業では、タイピングスキルやビジネス文章作成の練習等を行っています。

 

 

課題はこちら。ビジネス文章です。

表の挿入や、均等割り付けなど、ビジネス文書形式など、いろいろなテクニックが含まれています。

 

 

集中して入力していますね。

 

 

池田高校では、こういった検定試験の補助を頂いています。

 

その額、受験料の75%分!

 

例えば、日本情報処理検定協会主催の「日本語ワープロ検定試験 初段」なら、受験料5,300円のところ、1,325円で受験できます!

 

たくさん学び、力をつけていってほしいです!

サイクルツーリズム|3年次課題研究(探究学習)

池田の自然とグルメを巡るツアーが始まろうとしています。

それではさっそく、研究者を紹介します。

 

『池田町のサイクルツーリズム』

自然豊かな池田を感じてもらいたい、池田のグルメを味わってもらいたい。

 

自転車に乗って十勝の風を感じるツアーを、スケート部の生徒が企画しています。

氷のない季節の部活は、十勝平野をカッコいい自転車に乗ってトレーニングします。

そのトレーニングの中から生まれたサイクルツーリズムは、生まれるべくして生まれたもの。

そして今回、ツアーに賛同してもらうために、町内の事業所を訪ねました。

 

*池田高校では、キャリア教育の一環として課題研究(探究学習)があります。もっというと、課題研究のために3年間のカリキュラムが組まれているといってもいいくらいです。その3年間の集大成が、課題研究です。

探究学習|3年次・課題研究

総合学科の池田高校の特色は、探究学習の時間がたっぷりあること。

3年次に進級して2ヶ月が経ちました。いよいよ本格的に探究を始めます。

 

この日、看護師志望のふたりが訪ねたのは、町内にある障害者福祉サービス事業所〈こんぱす〉です。

探究テーマの絞り込みがなかなか進まず、事業所のみなさんに協力してもらうためにやってきました。

まずは「知ること」からですね。

 

こんぱすのみなさんは、「高校生がやってくる!」と、朝からソワソワしていたそうです。

そして、対面しても話したいけど話しかけられない状態は、池高生のふたりも同じ。

はじめましての挨拶は、誰でも緊張する瞬間です。

ところが、池高生は事業所を出た途端に饒舌になったりするんです(緊張からの解放〜!)。

 

コンパスのみなさんが池高生とじっくり話すのは初めてだったし、池高生も障害者施設に通う方との出会いは初めてでした。

今回はそんな感じで、互いに初体験の多い時間でした。学校に戻ったら、頭の中を整理して探究を続けましょう。

 

こんぱすのみなさん、また訪問します。ありがとうございました。

きまぐれコンサートが行われました!|吹奏楽部

6月14日(土) 15:00~17:30

 

田園ホールでは、400名ほどの観客を迎えるコンサートが開催され、各出演団体が熱い演奏を披露しました。

 

#準備の様子

 

出演団体は、足寄・本別・池田高校合同吹奏楽団をはじめ、札内東中学校吹奏楽部、池田中学校吹奏楽部、翔陽中学校吹奏楽部、白樺学園高等学校吹奏楽部、十勝ワインアンサンブル、池田シニアブリースの7団体。

 

会場の受付では、部員や卒業生のご家族が運営を支えました。

 

演奏会のトップを飾ったのは、足寄・本別・池田高校の合同バンド。

演奏前には、各校の代表生徒が登場し、それぞれの曲への思いを語りました。

池田高校からは部長の美濃さんが元気よく曲紹介を行いました。

 

池田シニアブリースのステージでは、指揮者の古城先生がタクトを振り、トロンボーンの卒業生も加わり、深みのある演奏を披露しました。

 

コンサートのフィナーレを飾ったのは、池田高校のダンプレ。

部長の美濃さんがMCを務め、歌やダンスを交えた3曲を披露し、会場は大いに盛り上がりました。

 

そして、すべての演目を終えた舞台には、達成感に満ちた出演者たちの笑顔が広がりました。

客席からの温かい拍手と歓声に包まれながら、コンサートは感動的な幕を閉じました。

カードゲーム「2030SDGs」で学ぶ|1年次・産業社会と人間

R7.5.28

この日の授業は、カードゲームを使ったSDGsの取り組み体験です。

講師は、帯広生まれの東京育ち、今は芽室町にある会社で働く帯広青年会議所の芳賀さんです。

授業は、とても大きくはっきりした声で、芳賀さんの自己紹介からはじまりました。

 

ゲームの前に、SDGsの理解度をカラダで自己申告。机に手を付けると0%、頭に手をのせると100%です。

「大体理解しているよ!」という人もいましたが、ほとんどの人は机からほんの少し上で「何となく知ってるかな?」でした。そのあと、フードロスやジェンダー(性別)の問題をクイズなど交えて考えてみました。

 

 

さて、ゲームの始まりです。まずは、ルール説明から。

チーム分けして7つの国家を作りました。それぞれの国家は、カードを引き20年後のゴール(国家目標)を決め、ゴール達成に向けて手持ちのお金カードと時間カードをもとにプロジェクト(国家事業)を逐次遂行します。また、プロジェクトが遂行されると世界情勢(経済、環境、社会)が変化します。話し合いで国家間のカードやりとり(交渉)は自由です。すべての国家がゴールを達成して、世界情勢もより良くなればゲームは成功です。詳しくは以下を参照ください。
https://imacocollabo.or.jp/2030sdgs/

 

このゲームは通常2-3時間かけてやるそうですが、2コマ授業のため、この日は前半戦10年、後半戦10年や都度の振り返りなどトータル40分程度で行いました。

各国はスタート直後、自国のゴール達成に夢中で、交渉(話し合い)の場も少なく小さなものでした。

前半戦終了後、ゴール達成は1か国。世界情勢は、経済成長しましたが環境と社会は最初からほとんど変わらずでした。その状況を皆で共有しました。

SDGsは「誰一人取り残さない」を理念とし、貧困や飢餓、環境問題など様々な課題を解決することで、世界をより良くすることです。これを思い出しながら後半戦です。

前半戦に比べて交渉の場が増えて大きくなり、たくさんの国が参加する話し合いの場(国連!)まで出来ました。後半戦終了後の結果です。前半戦後と比べ世界情勢は、経済は僅かなプラスでしたが、環境と社会は倍以上に成長しました。ゴール達成は6か国、残り1か国もあと一歩でした。大成功です!!

 

最後に皆で振り返りながら、ゲームを片づけ、この日の授業は終わりました。

古城先生からは「このゲームでここまでたくさんの国が参加する話し合いの場(国連!)を見たのは初めてでした。」とありました。ゲームを通して、SDGsの理念や話し合いの大切さを感じることができました。

多くの人が、SDGsを「何となく知ってるかな?」から「自ら考え行動できる!」になったと思います。芳賀さん、とても有意義な授業を有難うございました。

自閉症スペクトラムと感情と私|3年次選択・形態別介護

本日の講師は小川さんです。

 

テーマは「発達障害の特性と関わり方(ASD)」について。

 

自閉スペクトラム症(ASD) は、3つくらいの特徴があると言われています。

 

1:社会性の感覚を掴みにくい

2:コミュニケーションが難しい

3:特定の興味やこだわり(ルーティーンがある、など)

 

 

それぞれ細かく見ていくと、「自分もそういうところあるなぁ…」なんて気質を発見したりします。

 

違うようで似ている。脳の感じ方の違い。

 

例えば、先生が「ちょっと待ってて!」と言われたらどのくらいの時間を想定しますか?

 

①5〜10秒

②2〜3分

③10〜15分

 

手を挙げてもらうと感覚は人それぞれ。

 

では、違うシチュエーションだったらどうでしょう?

・先生がPCのファイルを探してるとしたら?

・先生が職員室に忘れ物をとりにいくとしたら?

 

シチュエーションが限定されると、「ちょっと」が想像できるかもしれません。

しかし、シチュエーションが変わっても想像が難しいとしたら、社会性の感覚を掴みにくいという感じなのかな、と思いました。独特の想像力、なんて表現を小川さんは使っていました。

 

後半は、感情表現について、グループワークで体験します。

 

「『怒り』の感情を表す言葉を調べずにたくさん書き出してみよう」

 

ぷんぷん、イライラ、ムカつく、「…(言葉にならない)」、は?、などなど…

 

若い感性の怒っている表現がでてきます。

 

「今度は、その言葉をレベルに合わせて並びかえてみよう」

 

1列のグループもあれば、ピラミッドのようになるグループも。

「それぞれのシチュエーションも書いてみよう」

 

家族を馬鹿にされた時、約束をドタキャンされた時、

悪口を言われた時、自分のパフォーマンスについてけなされた時…

 

その後、「楽しい」バージョンでも行ってみます。

(ちなみに私は、怒り>楽しみ の方の言葉ばかりで、楽しさを表す自分の中の語句が少ないことに新鮮な驚きというか悲しみというか、自分の人生をちょっとだけ自問自答してしまいました)

 

では、このシチュエーションのときは、どのくらいの言葉が当てはまるでしょう?

「美味しいものを食べた時」

 

「推しに会った時」

 

 

人によって、感情の受け取り方の度合いが違うことがわかります。

 

また、自分の感情のレベル感を持っておくことで、感情のマネジメントにもつながります。

仲の良い人に対してもツボを知っていると、円滑にコミュニケーションがとれたりもしますよね。

 

いろんな人のいろんな状況や特性を知る。

 

形態別介護の授業は奥が深い!

3年次 時事問題研究 池田町の魅力探しへ 

6月11日(水)に池田町の魅力を探しに生徒5名で地域の方々へ話を聞きに池田町役場やさくら塾さん、よねくらさんへ伺いました。

一部ですが、紹介します。(池田町長への質問、回答)

・ワイン城の魅力やおすすめスポット、おすすめの食などの質問を通して池田町の魅力とは何かを考えました。

 

Q1 ワイン城の魅力について教えてください。

ワインづくりの歴史や見学、体験など五感で楽しむ施設としての魅力がある。

Q2 おすすめスポットを教えてください。

「ワイン城からの景色」、特に冬の季節は空気が乾燥して澄んでいて日高山脈まではっきり見ることが出来る。

Q3 おすすめの食について教えてください。

 「池田牛」をはじめ池田町や十勝の「食材」に特化していること

Q4 最近、大きく変化したことは?

十勝川の防災対策で掘削作業によりワイン城の屋上から川がみえるようになったこと。池田の町は過去自然災害で被害もあったが、川を大切にすることは池田町の生活との関わりが深い。

ワイン城について池田町長のご回答からワイン城の魅力やワイン事業を通して多くの人たちに発信し、伝えていく大切さを知ることが出来ました。丁寧にご回答いただきありがとうございました。 

 〔さくら塾さんとの交流の様子〕                   〔建設水道課の職員の方と交流の様子〕                                                                                           

 そのほか、池田町役場建設水道課、さくら塾さん、よねくらさんに訪問し、池田町の魅力について様々な視点でお話を伺うことが出来、地域の魅力について考えを深めることが出来ました。お忙しい中、授業にご協力いただいた皆様には感謝申し上げます。次回は町歩きを通して高校生の視点で地域の魅力を探す校外学習を実施してまちぶらマップの作成に向けて取り組んでいく予定です。

 

 

 

排便はこころのしくみを表している|3年次選択・形態別介護

人間にとって排便が機能しないと生きていけない、という話から始まった介護の選択授業。これまでの生活環境や職業などが、排便機能の不調につながるそうです。ココロとカラダはつながっているってことですね。

 

地域の小規模特別養護老人ホームから、今年もやってきました吉田裕也さん。しかも、〈生活相談員〉として、バージョンアップして池高に帰ってきてくれました。吉田さんは、爽やかな見た目とは裏腹に、自称変わり者としてもバージョンアップしていました。

 

そのエピソードをいくつか紹介すると……

・ラーメンが好き。結婚しているけど、一人で出かけて食べに行く(食べたいときはひとりでじっくり味わいたい)

・実験する。本を読んで「がんばりは逆効果」と知ってしまったので職場でがんばらないことを実践したら怒られた。でもがんばらない。

 

吉田さんの生き方考え方は、生徒たちにはどんな風に映ったでしょう。

社会福祉法人光寿会さま、本年度もよろしくお願いいたします。

 

 #正しい排便の姿勢は、オーギュスト・ロダン作の『考える人』を参考に

 

 

#吉田さんの自己紹介、生徒も前のめり?「今年の生徒はメモを取ってまじめですね」と吉田さん  

クリエイティブに生きる時間|2、3年次選択・工芸基礎

今日の美術の時間は、木工。

木彫り作業のはじまりです。使用するのは、木の板と転写紙と紙と鉛筆です。

 

まずはデザイン。画家のまささん(外部講師)が用意したものの中から選びます。多くの生徒は、ボタン、ヒマワリ、ツバキなど花のデザイン。中には……おぉぉ!?というデザインも(写真コメント参照)。

 

作業工程

①鉛筆で紙に描きます

②木の板の上に転写紙を置きます

③その上に描いた紙を置いてなぞります

④木の板に転写されたら

⑤電動糸ノコギリで、デザインした形に沿って切り落とします

 

手作業って、意外性の発見!

作業に入った途端に大胆になる生徒、慎重になる生徒、なんともないよーといった様子の生徒。その人その人のいろんな側面が見えるクリエイティブな時間でした。

 

今日のところはここまで。来週以降は、彫刻刀を使って、彫る作業に入れそう?

 

 

#ケガのないようにしっかりレクチャー

 

#準備もメンテナンスも、まずは自分でやってみる(最終確認は大人の役割)

 

 

#こわい……といいながらも慎重に少しずつ

 

 

#選んだデザインによって、難易度も変わる!

 

 

#互いに見守りながらケガもなく作業ができました

 

 

#花、ではなく、なんと〈龍〉を選んだ!鱗、描いてます。

6/7第40回本別吹奏楽合同演奏会・6/8池田町消防団春季演習 出演、6/14きまぐれコンサート告知|部活動・吹奏楽部

先週に続いて今週も吹奏楽は精力的に活動しております。

 

☆☆6月7日☆☆

この日は本別町で行われました吹奏楽合同演奏会に出演。

40回を迎える伝統ある演奏会です。

 

今年もコンクールに合同で出演する足寄高校・本別高校のみなさんと、いつもの三校合同演奏で出演、3曲を披露しました。

”池吹流”のMCで会場を沸かせる部長

 

今年の三校合同デビューを果たしました。

 

満席の会場は大いに盛り上がり、演奏会の最後は出演団体全員による合同演奏で締めくくられました。

本別中学校、本別ブラスアンサンブルを加えた50名超の合同合奏。

アンコールの“また逢う日まで”を含み、4曲を披露しました。

本別のみなさま、ありがとうございました。

 

☆☆6月8日☆☆

この日は池田町消防団の春季演習で、池田中学校と演奏してきました。

消防団の120周年を記念したイベントでもありました。

 

いつもは演奏を聴いてもらうのが目的ですが、今回はひと味違います。

まず分隊行進のBGMとして行進曲を演奏し、また子どもの放水体験のBGMとして2曲を演奏しました。

 

画像右後ろで、行進している人が少し見えますでしょうか…。指揮は池田中学校の山中先生です。

 

音楽を途切れさせず、かつ奏者の体力を温存するために、曲の合間にドラムマーチ(打楽器のみの演奏)を挟む工夫がなされました。

 

その後整列や、小隊の訓練などをはさみ

放水体験のBGM演奏に移りました。

テントを用意していただき、日差しを避けて演奏することができました。

BGMということで演奏しましたが、多くの観客のみなさまからの拍手をいただきました。

迫力の放水も見ることができ、今回も大変貴重な体験となりました。

消防団のみなさま、ありがとうございました。

 

☆☆告知☆☆

今週末は「令和7年度きまぐれコンサート」

昨年に引き続き、田園ホールでの開催。

6月14日土曜日、15時開演です。

 

池田町の吹奏楽団体である池田中学校吹奏楽部、池田シニアブリーズ、十勝ワインアンサンブル、そして池田高校吹奏楽部の他、札内東中学校、翔陽中学校、白樺学園高校の各吹奏楽部も出演します。

もちろん今回も、足寄高校・本別高校・池田高校の三校で合同演奏いたします。

 

今回はダンプレを披露します。皆様のご来場お待ちしております。

これからあなたたちは人質です|3年次選択・論理国語

先生「これからあなたたちは人質です。」

 

おおおっ!教室のテンションが高まります!

 

#岸部先生の黒幕っぷりがみたい方は、こちらの池高Youtubeを是非ご覧ください。

【ドラマ】全員容疑者・・・犯人は誰だ!本格ミステリ!~卒業制作ドラマ第2弾~

 

 

 

先生「みんなの代表で人質になってくれる3人、前へ」

 

 

#みんな笑顔です(笑)

 

先生「これからみなさんに、1枚ずつカードを渡します。

 

・自分のカードは見られません

・カードは全部で5枚。白3、黒2です

・言葉を発したり、互いに合図をしてはいけません

・白いカードを持っている人は逃げられます

・黒いカードを持っているのに逃げた場合は処罰されます(ルール上です)

 

自分のカードを推理して、行動を選択してください。」

 

さぁ、論理クイズですよー!

 

 

#見守る生徒と、頭をフル回転させる生徒

 

ちなみに、今回の問題は上記の条件のもと

「全員白。しばらくしたあと全員逃げた。」どうしてそうなるかを説明してください。

 

わかりましたか?

(私は何とか解けました!)

 

他のパターンでもチャレンジです。全員人質役を行います。

 

 

#この場合だと全員逃げるよね?

 

丁寧に場合分けをして解説してくれます。

ゆっくりもう一周です。

 

 

 

心理戦ではなく、論理戦です!

度胸試しでもないですよ。

 

今日も池田高校では、論理って面白い!という様々な角度からの授業が行われています。

商品開発&制作準備|2年次選択・ライフデザイン

【この科目の目指すもの】

持続可能な森づくりは町づくり・学校づくりにもつながる。この資源を活用し、町に関わる人々がhappyになる仕組みを作りたい。そして今年のテーマは、クリスマスイベントの開発。

 

前半は「自分が大切にしていること」をテーマに、人生、美しさ、人との関わりといった18項目の中から大切にしているものの順位を決めて、一人ひとり発表をしました。大人も一緒に発表しました。誰かをハッピーにするには、まずは自分のハッピーを知ることから。

 

そして後半。いよいよクリスマスイベントでお披露目する商品の準備に取り掛かりました。グループに分かれて、白樺の小枝や鹿の皮などの下準備をしていきます。

 

 

#発表のたびに飛んでくる講師の真浦さんからの質問。こんな顔して答えています。

 


#創作活動が好きな生徒が集まっています。ある意味、クリエイティブ集団?です。

 

 

#小枝をさらに小さくするために、細かくカットしています。

 

#極秘プロジェクト!ではないんだけど、スケジュールの中身はぼやかしておきます(完成を楽しみに)!

児玉先生と学ぶ体位変換|3年次選択・形態別介護

3年次選択授業の形態別介護の授業では、4人の外部講師の方から介護技術の基本を学びます。

 

今回の授業は、池田町の光寿会グループに15年勤めていらっしゃる児玉先生です。長寿苑や光寿苑で高齢者の介護の現場で働いていました。今年からは生活相談員として勤務しているそうです。

 

児玉先生の授業では「体位変換」を学びます。

 

寝ている方の向きを変える。一言でいうとこれだけ。

しかし、介護をする側としては、高齢者の方の身体的状況であったり、コミュニケーションや、相手の気持ちを考える、など技術だけではなく気持ちの面でもたくさん知っておくべきことがあります。

 

 

 

まずは、最初の授業ということで、お互いに自己紹介。

 

介護の現場でも、「相手を知ること」が大切だと言います。

 

名前+「どんな大人になりたいか」が今回のテーマ

 

人の役にたてる大人

給料が安定して生活できる人

仕事もやりたいこともやっている大人

誰かの希望になりたい

学び続ける大人

楽しく過ごせる大人になりたい

ムキムキマッチョな大人になりたい

などと自己紹介してくれました。

 

少しみんなのことを知れた気がします!

 

 

 

その後の質問コーナーでは、たくさんの質問が。

仕事をしていて、楽しいこと、悲しいこと、高齢者に人気のこと、大切にしていること等。

 

 

 

児玉先生を通して見る介護の現場は、同じ人として尊重していることが伝わってきます。

 

いろいろな第一線で働いている大人から社会を見る池高生。

 

知識の他にも学ぶことはたくさんあります。

Braidon先生と英会話|3年次選択・応用英語

池高の良いところの一つに、少人数で授業を受けられる、という点があります。

 

この3年次生の応用英語の授業は5名の生徒が履修しています。

 

 

今日は、月に数回あるALTのBraidon先生がいらっしゃる日。

 

授業の前半では、1対1で7分間のsmall talk(ちょっとした世間話や雑談)を行います。

 

事前準備をし、言いたいことはいえるかな?

 

※以下、英語の会話のため、私(高校魅力化推進員)が聞き取れた意訳となります※

 

生徒「好きなことは、料理をすることです!先生は好きな食べ物はありますか?」

先生「アメリカンフードならBLTバーガー、日本食ならとんかつが好きです」

 

 

 

先生「好きな教科はありますか?」

生徒「国語です。」

先生「漢字書くのは好き?好きな漢字はありますか?」

生徒「自分の名前に入っている「葵」という漢字が好きです」

 

 

などなど。

 

準備していたフレーズ

「女の子にモテたいです!!!」をしっかり言えた生徒もいました笑

(実用的‥?ですね)

 

後半は、テストです。事前に複数の質問候補があり、その中からいくつかの質問がされます。

 

#テストはちょっと緊張感がありました♪

 

実践機会が多いのも、池高の良いところ!

自分ごとで学びを深めます。

オーナメントづくりとワークショップ検討|2年次選択・ライフデザイン

2025年のライフデザインの年間テーマ は「イベント」です。

 

「11/29(土)森や木をテーマとしたクリスマスイベントを開発しよう!!」

 

 

#週に書き起こすとあっという間の1年間です。

 

5月の授業では、クリスマスイベントの時に行うワークショップの内容を検討と、オーナメント作りを行っています。

 

池田町の間伐材と、池田町の羊の毛糸を使ってオーナメント作り。

 

全員オリジナル!みんな思い思いのオーナメントを作っています。

 

立体感あるオーナメント。それぞれの個性が光ります。

 

 

後半は、当日のワークショップで作るものの検討会。

 

 

 

以前に、生徒たちが考えてくれた案の実現難易度や可能性を、ものづくりのプロのトピさんがそれぞれ検討してくれました。

いただいた話をもとに、さらに考える!!

 

実現が難しい案を出すことは悪いことではありません。

 

「できること」ばかりでは、小さくまとまっちゃう。

 

 

 

この一言ずつの重み。伝えたいこと。大事なことをたくさん言ってくれるライフデザインの授業。見ている大人側の方が心にしみます。

5/31百年の森・6/1広小路商店街(帯広)でダンプレを披露|部活動・吹奏楽部

 

☆☆5月31日☆☆ 

帯広市総合ケアセンター 百年の森でダンプレ公演がありました。

昨年12月に初めての依頼があり、大好評で今回の再訪問となりました。

 


吹奏楽部による演奏が4曲。

途中には、前回も好評だった顧問の古城先生による『みんなで歌おうコーナー』を行いました。

みなさん元気に歌ってくださいました!


最後は笑顔で記念撮影

 

ハイ、とかちー!

 

たくさんの笑顔と拍手、応援の言葉をいただくことができました。

これからも池田高校吹奏楽部への応援をよろしくお願いいたします!

 

☆☆6月1日☆☆

本日、広小路商店街にて本校吹奏楽部のダンプレ(ダンス&プレイ)の発表の場が設けられました。

 

天候が心配されていましたが、当日はパフォーマンスにぴったりの気候となり、絶好の演奏日和となりました。

 

#準備の様子 部員たちは息を合わせ、協力しながら手際よく準備を進めました。

 

発表は4曲+アンコールの約20分間。

演奏が始まると、会場の皆さんもどんどん盛り上がり、最後の曲が終わった後は大きなアンコールの声が響き渡りました!

#会場が一体となって盛り上がっていました。

 

見に来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。

これからも池田高校吹奏楽部への応援をよろしくお願いいたします!

携帯電話マナー講習会|全年次・LHR

5月29日  6時間目

 

全校生徒対象に、携帯電話マナー講習会を実施しました。

講師の先生は、(株)十勝毎日新聞社の代表取締役の伊東肇さんです。

 

今や97%の人が所持している携帯電話。そして簡単にできるインターネット・SNSの世界。

 

・SNSのマナーやトラブル

・私達が接しているSNSの情報の偏り

・情報の信頼性の裏側

・誹謗中傷からの訴訟が簡単になったこと

・SNSの意見から世論が動いた例

・高校生が向き合う時に気をつけること

 

など、インターネット上で話題になったたくさんの事例から、私達が気をつけるべきことについてお話いただきました。

 

最後に、本日の感想とお礼を長崎さんが代表して伝えてくれました。

「インターネット上のマナーやトラブル、誹謗中傷が簡単になったことなど多くのことが心に残りました。他の人に対しても、自分に対してもトラブルに巻き込まれないように、正しく使おうと思います」。

 

日進月歩で進むインターネット上の世界。

その時々で気をつけるべきルールやマナーも変わっていきます。

 

大変貴重なお話をありがとうございました。

絶賛、スポーツテストの練習中|3年次・体育

十勝は今日も、青い空。芝生の青さも絶好調です。

そして池高生の絶好調っぷりも、体育の時間で発揮されていました。

今日はスポーツテストの練習日和です。練習だけど、力が入ります。

 

#トントントントントトトトトト、トンッ!背面跳び、カッコいい!

 

 

#こちらは、サラッとはさみ跳び!

 

 

#ハードル走はテンポとリズムで駆け抜けます。

 

 

#やり投げ練習用の〈ジャベリックスロー〉。LAドジャース山本由伸選手も練習に使っていたそうです(ピース♪)

 

 

#砲丸投げのパワーポジションから「あぁぁぁぁぁーっ!」。〈シャウト効果〉で、爆発的に筋肉のチカラが!

 

 

#解き放て!

春からクリスマスムードのあたまの中|2年次選択・ライフデザイン

【この科目の目指すもの】

持続可能な森づくりは町づくり・学校づくりにもつながる。この資源を活用し、町に関わる人々がhappyになる仕組みを作りたい。そして今年のテーマは、クリスマスイベントの開発。

 

今回は自由制作です。森からやってきた白樺の木や樹皮、鹿の皮、松ぼっくりなどを使います。但し!講師のマウラさんは、自由とはいえ条件を付けるというのです。その意図とは?

 

実際のクリスマスイベントで行う予定の、モノづくりを想定した対象年齢、時間配分、難易度、そしてなによりも作り手としての作品に対する〈愛着〉が大事よ、とマウラさん。様々な制約がある中で、参加してくれた子どもから大人までが楽しめるイベントの開発を目指すライフデザインの授業。

 

自由とはいえ、さぁどうする?池高生。

  

#真浦先生の説明は、いつも生徒たちのクリエイティブマインドを刺激します。

 

「ライフデザインという名前が楽しそうだったから」

はじめましての生徒が合流しました。この授業を選択した理由を兼ねての自己紹介タイムです。

 

 

自由制作、開始!

 

今年の生徒は、自由制作で商品を作る職人というより、アイデアが溢れ出す芸術家といった感じ♪

 

 

#完成したモノを商品にするため、商品名を決めて袋に詰めて完成です。

 

#「今日は何をして、何に気づいて、自分の暮らしにどう活かす?」という問いを導く〈振り返りシート〉

教育実習生 軍司先生の研究授業が行われました②|1年次・体育

5月28日(水)  3時間目

 

本日、軍司先生による体育の研究授業が行われました。

そして今日は、3週間にわたる教育実習の最終日でもあります。

先生にとって、どんな思い出深い時間になったのでしょうか。

 

今回の授業は「マット運動」。

授業のはじめには健康チェックを行い、今日の目標や流れをわかりやすく伝えて、生徒たちが見通しを持って取り組めるように工夫されていました。

#ホワイトボードには「準備」「準備運動」「連続技2周」「倒立前転」「片付け」とあります

 

#準備と準備運動

 

「連続技2周」では、前転・開脚前転・後転など、それぞれのペースで取り組みました。

 

メインの「倒立前転」です。

壁倒立を行い、動画により倒立前転のイメージを膨らませ、倒立前転につなげるといった流れです。

#壁倒立のやりかた、注意事項を伝えます

 

#倒立前転を動画で確認します

 

#いざ、倒立前転!

 

軍司先生、3週間の教育実習、本当にお疲れさまでした。

今日の研究授業も、生徒たちにとってとても貴重な学びの時間になったと思います。

 

年齢の近い先生との関わりを通して、生徒たちもたくさんの刺激や気づきを得られたことでしょう。

先生にとっても、実りある3週間になっていたら嬉しいです。

 

本当にありがとうございました!

 

教育実習生 軍司先生の研究授業が行われました|2年次・保健

5月26日(月)  6時間目

 

本日は、教育実習生の軍司先生による保健の研究授業が行われました。

3週間の実習の集大成として、生徒たちにとっても、先生にとっても大切な時間となりました。

 

本時の学習内容は、「生涯を通じる健康」の中でも「妊娠・出産」に関する内容です。

授業の冒頭では、本時の目標と授業の流れを確認し、生徒たちの学びの見通しを持たせました。

#身の回りで妊婦さんを見たことがありますか?

 

スライドと動画で理解を深めます。

受精から妊娠、出産に至るまでの過程を、スライドを用いて丁寧に説明。

さらに、動画を活用することで、視覚的にも理解を深める工夫がされていました。

胎児の成長や母体の変化についても、わかりやすく解説され、生徒たちは真剣な表情で学んでいました。

#先生方も授業を参観しました

 

地域の母子健康サービスを調べて共有します。

授業の後半では、自分の住んでいる自治体の母子健康サービスについて調べ、クラス全体で情報を共有しました。

 

軍司先生、保健の研究授業、本当にお疲れさまでした。

限られた時間の中で、丁寧に準備を重ねられたことと思います。

生徒たちの理解が深まり、命の大切さについて考える貴重な時間となりました。ありがとうございました。

 

鹿革の名刺ケース作り(後半)|2年次・総合的な探究の時間

前回の授業はこちらから

命を使わせていただく。鹿革名刺ケース作り(前半)|2年次・総合的な探究の時間

 

いよいよ、名刺ケース作りです!

講師の頓所さんが、先日の鹿革をある程度カットし、段取りを整えてくださっています。

2時間で無事に作れるでしょうか?

 

工程1:鹿革をカットする

 

#空の美しさにも目がいってしまいます

 

工程2:折り目をつけ、穴を開ける

 

 

工程3:刺繍糸でワンポイントをつける。糸の端は炙って処理

 

 

ライターに苦戦した生徒も。

見守っている家庭科の先生によると、ガス台のスイッチを入れられない生徒もいるとか(家のコンロがIHだと勝手が違いますよね)

 

工程4:革を折り、選んだ金具をつける

 

 

工程5:好きな大きさのロゴを好きな場所に刻印する

 

今回のロゴは、先日のアンケートを元に3年次生の武智さんが完成させました。

せっかくなので、制作者も刻印します♪

 

 

#生徒会長も昨年作った名刺ケースに刻印します。

 

それぞれ、4種類の大きさから選び、好きな場所に印刷しました。

 

 

ロゴが入ると、一気にブランド感が出ます。

 

 

#完成品を笑顔で見せ合う生徒たち

 

生徒

「撃たれた鹿はかわいそうだと思ったけれど、ものづくりは楽しかった」

頓所さん

「何か少しでも感じてもらえたなら嬉しいです。もし鹿がかわいそうだな、と思ったなら、これからこういった革製品を使う時に、長く大事に使ってもらえたらなと思います」

 

 

 

頓所さん、素敵な授業をありがとうございました!

何のために仕事をします?仕事の要素について|2年次・公共

5月20日  1時間目

 

#お金?(経済性)、誰かのために?(社会性)、自分のスキルアップのため?(個人性)

 

頓所さんが大切にしている仕事の要素は、次の6つです。

・お金  ・時間  ・内容  ・キャリア  ・環境  ・組織

この中でも特に重視しているのは、「内容」「キャリア」「組織」だそうです。

#内容が第一『仕事にするか、趣味にするか』

 

続いて、個人ワークを行いました。
テーマは「日常で大事にしていることや考え」。生徒たちはそれぞれの価値観を紙に書き出しました。

#生活リズム、人間関係、楽しむ、睡眠、趣味、逃げる、運動、責任 など

 

その後のグループワークでは、書き出した内容をもとに、共通点や違いを共有しました。

#共有することで新たな考えに触れる機会になります

 

最後に、頓所さんからまとめのお話をいただきました。

 

今日の話やワークシートを通して、自分自身への理解や現状を知ることができたのではないでしょうか。

まずは“自分を知ること”がスタートです。

日常で大事にしていることを、日々の生活の中で意識してみてください。

それが、進路選択のヒントになります。

進路を考えるときは、お金だけでなく“キャリア”も大切にしてほしい。

そして、高校生活はとても貴重な時間です。今この瞬間も大切にしてください。

 

頓所さん、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

池高の春|1年次・スポーツテスト&環境整備員さんのお仕事

みなさんの学校やまちのなかには、どれくらいの緑が生い茂っていますか。

 

多くのまちはコンクリートやアスファルトの舗装道路があって、学校の校庭は土や砂利やゴム舗装などなどですよね。もちろん道路はコンクリートだったりするのですが……

 

池田高校のある池田町は全体の半分以上が森林に覆われています(広葉樹もいっぱい)。

 

そして、池田町の小中高の校庭は……

 〈芝生〉

そう、芝生なんです。しかも天然芝。

 

冬の間は雪に覆われて真っ白けっけの池田町ですが、雪が解けて桜が咲く頃にはあたり一面青々とした緑に包まれます。長い冬を乗り切った、気持ちの良い季節がやってきています。生徒たちの陽気さもグングン上がっていくはずです、きっと。

 

 

#登下校のさんぽみち

 

 

#天然芝の校庭はまだまだ青くなる!

 

 

#「おりゃー!」とか「えいっ!」とか  スポーツテストのボール投げ

 

 

#測定がおわった笑顔のフレッシュ新入生たち♪

 

翌日……環境整備員のスガイさんが校庭の整備をしていました。よーくみると、青い芝生に黄色いタンポポが一面に。生徒たちのキャンパスライフは、こうして安全が保たれているのでした。

 

 

#芝生だらけの校庭は広いんです。

配慮をするということ|3年次選択・形態別介護技術

配慮って?

 

今回は、障害福祉サービスの押さえておくべき基礎知識を身につけることと、配慮とは何かを考える疑似体験の二本立て。

 

講師の小川先生から、支援には様々な形態があることを教わりました。

まずは知ることからはじめましょうという時間。スライドを使いながらゆっくり丁寧に話を進める小川先生。コミュニケーションでも大切な〈間・ま〉を、生徒と共有しているような時間でした。

 

また「聴こえない人の気持ちを体験するんじゃなくて、自分が介助者になったときに相手にどんな配慮ができるかを体験してほしい」と。

 

聴覚障害の疑似体験。

イヤーマフを使ったグループワークでは、聞こえない人がいる場面を作ってみんなで雑談。その過程で、聞こえない人を仲間はずれにしないためにはどうすればいいのか、配慮の大切さを体験しました。場が温まってきたところで、ジェスチャーゲームと伝言ゲームへ……。

 

授業を終えた悩み多き生徒たち

「人に伝えるって難しいよね」

「あーだよね、こーだよねって言う話を聞くと、色んな考え方があるよなぁって」

「コミュニケーションって、そういうもんだよね」

 

なんとなく自分だけの考えだけじゃうまくいかないよねってことがわかった、今回の授業なのでした。

 

#イヤフォンを付けて大音量で音楽を鳴らしてイヤーマフも付ける。みんな、なに話してるの?

 

 

 #ジェスチャーゲームにも挑戦!笑いをとっているわけじゃないけど笑われる。

これも生活の中での配慮を考えるきっかけになるかも。

 

 

#伝言ゲーム、伝わらない!

 

 

 ※イヤーマフとは

耳全体を覆うタイプの防音保護具です。イヤーマフは、もともと工事現場や飛行場、射撃、モータースポーツなどの騒音が大きい場所で、それらの仕事に携わる人の耳を守る道具として使用されてきました。近年では、防音効果が高いことから、一般の方にも広まってきており、特に大きな音が苦手な、聴覚過敏がある方にとって、音から自分を守るツールの一つとなっています。

MDPサミット2025 in 帯広が開催されました|吹奏楽部

5月17日準備~5月18日本番

 

MDPサミット2025 in 帯広が帯広市民文化ホールにて開催されました。

 

このサミットは、2016年に苫小牧で始まり、今年で10年目という節目を迎えました。

帯広での開催は今回が初めてで、池田高校が当番校を務めました。

ゲスト校の生徒を含め、総勢300人のケアを担うなど、非常にハードな公演となりました。

 

出演校一覧

・札幌国際情報高校

・駒大苫小牧高校

・旭川永嶺高校

・帯広南商業高校

・池田高校&本別高校

 

 

5月17日 前日リハーサルの様子

#準備とリハーサルが行われました。会場には緊張感が漂っていました。

 

#エレキギターを担当する山田さんの音響調整が難航し、限られたリハーサル時間の中で緊張が高まりました。

 

(魅力化推進員より)

リハーサル後、楽屋に戻ったメンバーの表情は暗く、誰も口を開かなかったそうです。
ダンス&プレゼンテーション(ダンプレ)の舞台裏では、プレッシャー、疲労、緊張感など、さまざまな思いが交錯していました。

 

午後は全学校揃ってのリハーサルでした。

午後には全校合同のリハーサルが行われました。

駒大苫小牧高校の顧問の先生からは、1年生に向けて次のような指導がありました。

「国際情報の2年生から受けた愛情(指導)に、1年生はどう応えるべきか?表現だけでなく、声の大きさでも応えるべきだ。」

限られた時間の中で、全力を引き出すための工夫が随所に見られました。

 

5月18日 本番

本番は2部構成で行われました。
第1部は各校による発表、第2部は全校合同によるダンプレです。

 

1部のトップバッターは「池田&本別」です。

#当日の午前中もリハーサルや動きの確認が行われ、会場にはピリピリとした緊張感が漂っていました。

 

#少人数ながらも、4曲を披露し、会場全体が一体となる素晴らしい演奏を届けました。

 

#MCを務めた部長の美濃さん。堂々としたMCで会場を盛り上げました。

 

第2部では、全校合同による迫力あるダンプレが披露され、会場が一つになりました。

 

保護者や卒業生の方々にもご協力いただき、無事にMDPサミットを終えることができました。

 

#入場確認や物販にも多くの方が関わってくださり、スムーズな運営が実現しました。ご協力ありがとうございました。

 

次は、来月開催予定の「きまぐれコンサート」に向けて、準備が始まります。

今後の活動にもぜひご注目ください。

進路クエスト(高校生のための進路FAIR) |全年次対象・進路探究

今日は本別高校と合同で「進路クエスト(高校生のための進路FAIR<池田会場>合同学校説明会」が行われました。

 

今年の会場は、池田町の田園ホール。1年次、2年次、3年次(希望者のみ)が参加しました。

 

 

#本日の周り方を改めて確認。

 

 

#100人以上が集結。会場は熱気に包まれています

 

あらかじめ希望した4つのブースで説明を聞くことができます。

 

地元の企業や、専門学校、大学など幅広い分野の皆さまにお越しいただいています。

 

 

#真剣な眼差しで情報収集する生徒たち

 

 

#チェーンソーを持たせてくれた学校もありました

 

1年次の高橋音々さんは、「漠然と『福祉』の話を聞きにいきましたが、福祉にも「幼児福祉」「社会福祉」「障がい者福祉」などいろんなジャンルがあることがわかりました。たくさん情報収集でき、視野が広がりました。」と感想を話してくれました。

 

高校卒業後のイメージが少しはついてきたでしょうか。

次の道が決まると、今すべきことも明確になってきますね。

 

 

命を使わせていただく。鹿革名刺ケース作り(前半)|2年次・総合的な探究の時間

今日の2年次の授業は、鹿革の名刺ケース作りの前半。

 

講師は、池田町で林業等を営む、頓所幹成さんです。池田高校の2年次生に鹿革名刺ケースの授業を数年していただいています。

 

#3年次の玉置さんが頓所さんを紹介

 

頓所さんから

「狩猟は、僕の仕事の1つ。今回は5日前に僕がとってきた鹿の解体作業の一部をここで行います。

自分で見たこと、感じたことを大切にしてほしいので最初の5分間は何も話さず黙々と作業をします」。

 

※ここからは、大きな生肉の塊の写真があります。血、皮、内蔵はありません。苦手な方はお気をつけください。※

 

無音のなか、作業が始まりました。

 

#ビニールで見えなかった鹿が現れました。

 

 

#生徒の顔も緊張しています。

 

 

#抱えるほどの大きさの鹿

 

#3年次生も各自の課題研究一環として撮影に来ています

 

 

#今回は、授業用に「頭」を狙ったので、首の近くには血が溜まっていることがわかります

 

5分がたち、無音タイム終了。

 

頓所さんへの質問や、部位の説明等の解説をしながら作業を進めます。

 

 

#これは太ももの部分です

 

「どんな銃を使っているのですか?」

「好きな部位やおすすめの食べ方を教えてください」

 

足元にある肉は、商品として売りにくい部分。可食部は全体重量の20%だそうです。

 

#逆にいうと、80%が肉として売れない部分

 

後半になってくると、生徒たちも少し緊張がほぐれ、笑顔がみえてきました。

 

 

 

後半は、教室で改めて頓所さんの紹介や狩猟について詳しくお話をしてくれました。

 

 

なぜ、狩猟を仕事にしようと思ったのか

狩猟の楽しいこと、辛いこと

どんな出会いで池田町に来たのか…など。

 

先ほどみせていただいた鹿を捌く工程も全体のなかのほんの一部です。

次回作る鹿革の名刺ケース。

 

今年はせっかくなら共通ロゴを焼印しませんか?と頓所さん。

3年次生の武智さんがデザイン案を5つ作ってくれました。

思いや意図などを伝え、皆で投票します。

 

 

#池田町の森や鹿、星、川などをロゴにしてくれました

 

今回は、グレーに染まった皮です。

それぞれ好きな色を選びます。

 

 

鹿革の名刺ケースを作り、自分でデザインした名刺をもってインターンシップへ。

 

それぞれの背景や思いを知り、学び、体験します。

食に大きな影響を与える「嗅覚」を体感|3年次・家庭総合

3年次生の家庭科では、「食」をテーマに学習中。

 

私たちの食はほとんどが視覚で感じているそうです。

 

前回の授業では、目をつぶって+鼻をつまんで、飴を食べてみるという実験を行いました。

(私もやらせてもらいましたが、「マスカット味」の飴とわからなかったです…)

 

 

#「視覚」がほとんど!というグラフ。「愛でる」っていいますよね。

 

さて、今回は「嗅覚」の実験です。

 

5種類のもの、ニオイだけで何かわかるかな?

 

 

#ヒントは先生のご自宅からもってきたものだそうですよ

 

さぁ、どうでしょうか?

 

 

 

わいわい賑やかに、いろんな感想が飛び交います。

 

「このニオイ嫌いー!」

「靴屋さんのにおいがする」

「食べたことあるかなー?」

 

周りの人と意見交換。

 

 

#「じゃん!」ほほぅー…!

 

意外に意見が割れたのはB。

酢、マヨネーズ、ヨーグルト、マーガリン、バター、ボンド…

 

さぁ、正解発表!

 

 

ニオイの研究はまだまだ進んでいないそうですが、鼻から脳に直接つながる器官。

記憶を呼び覚ましたりする研究もあるとか。

 

 

ちなみに答えは、

・カレールー

・酢

・コーヒー豆

・納豆

・イランイラン(アロマ)

 

でした!

 

一度ニオイを嗅いだことがあると、嗅ぎ分けができるようになるそうです。

 

いつか一人暮らしをして、料理をするともっといろんなニオイを嗅いだり、敏感になるかもしれません。

経験とともに嗅覚が鍛えられていく。興味のアンテナがたったところで、授業スタートです。

ペーパークロマトグラフィー|2年次C1ブロック・化学基礎

2年次のC1ブロック授業、「化学基礎」の授業をのぞいてみましょう!

 

今回は、ペーパークロマトグラフィーを行うようです。

 

解説:

紙と有機溶媒(今回は濃いエタノール)を使った実験。

身近な色素の、溶けやすさの違いを利用して、成分分析を行う

 

 

#エタノールを使いますよー

 

生徒のみんなは、インクが出るペンでろ紙に色を載せます。

 

 

エタノール入りのシャーレに、それぞれのろ紙を浸します。

 

 

じわりじわり…

 

 

#地味実験なので、みんなの真剣な顔をご覧ください

 

 

数分後…色が分離しているのがわかるでしょうか?

 

同じ「黒いボールペン」でも、インクの中身が違ってみてとれます。

 

#全然分離しないタイプのインクもありました。

 

後日、乾燥したろ紙を改めて見てみると…

 

 

真ん中の黒インクが一番わかりやすいでしょうか。

「黒」には「青」や「黄」が含まれていることがわかりますね。

遠藤先生と学ぶ高齢者の身体的特徴|3年次選択・形態別介護

3年次選択授業の形態別介護の授業では、4人の外部講師の方から介護技術の基本を学びます。

 

今回の授業は、池田町の光寿会グループ、池田町デイサービスセンターで働いていらっしゃる遠藤先生です。

2025年度から非常勤講師としていらっしゃいました。今日はその最初の授業です。

 

まずはお互いの自己紹介から。

こうやって自己紹介があるのも、少人数クラスだからですよね。

 

 

#生徒たちの自己紹介。最近ハマっているものなど。

 

 

#遠藤先生の自己紹介

 

みんなの自己紹介の共通点からの、この前の東京旅行の話。

 

話すことで「感情」がバシバシ伝わってくるタイプの素敵な先生。

思わずみんなが一緒に笑顔になっちゃう。

 

「私たちの時代とは違って、みんなは自分で調べて選択して実現することができる。

自分が叶えたいことを叶えられる時代。この教科がみんなのやりたいことに直接つながるかはわからないけれど、少しでもお役にたてたらいいな」

 

さて授業開始。本日は骨や筋肉等、人体の構造について一緒に学びました。

 

 

 

1年間、よろしくお願いします!

北海道外から池田高校に!道外生が取材を受けました|放課後

5月1日

 

今年度、北海道外から池田高校に入学した生徒が2名います。

彼らはそれぞれ異なる地域から来ており、新しい環境での生活をスタートさせました。

その2名に対して、新聞社から取材依頼がありました。

取材の目的は、彼らが池田高校を選んだ理由や、池田町での生活についての感想を聞くことです。

 

質問やその回答については こちら をご覧ください。

 

彼らの回答は、池田高校や池田町の魅力を伝える貴重な情報となります。

 

令和7年度 生徒総会を行いました|全年次

5月8日  午後

 

本日6時間目に生徒総会を実施しました。

#今年度はChromeブックを使用して議案書を確認しました。

 

議長は3年次の椿さん、副議長は1年次の松村さんです。

 

議案審議に移ります。

各担当から説明があり、質疑応答、承認と続きました。

 

最後に、生徒会長から

「活動計画に沿って、池田高校をより良い学校にして行きましょう。」

とあいさつがあり、生徒総会を終えました。

池田町でコンサートを行いました②|吹奏楽部

5月5日  午前・まきばの家にて

 

 青空の下、心地よい風が吹く中での演奏です。

本日は、まきばの家のテラスでコンサートを開催しました。

卒業生や保護者の方々を含め、多くの観覧者にご来場いただきました。皆様の温かい拍手と声援が、演奏者たちの励みとなりました。

アンコールを含めて5曲を披露しました。特に、最後の曲では観客全員が一体となり、大いに盛り上がりました。

 

#開演前の準備の様子

 

#部長のMCです

 

#演奏開始

 

#顧問の古城先生の歌の披露もありました

 

天候にも恵まれ、素晴らしい演奏会となりました。観客にも演奏者にも忘れられない思い出の一つとなりました。

 

多くのお客様にご来場いただき、心より感謝申し上げます。皆様のご支援が、吹奏楽部員の活動の大きな励みとなっています。

 

次回の出演は、5月18日に行われる「MDP2025・帯広市民文化ホール」です。皆様のご来場をお待ちしております。

交流を通して池田町の福祉について学ぶ。

 前回のふまねっと運動体験から今回は池田町社会福祉協議会、ふまねっとサポーターズ池田のサポーターの方との交流会

・はじめに自己紹介まずは趣味などを含め、交流しやすい雰囲気作りから

・その後、クイズをまじえながら池田町福祉協議会の畠中様より池田町の福祉の現状や取り組みについて説明がありました。

・前回のふまねっと運動から生徒の質問にも回答していただきました。

Q ふまねっと運動をはじめるきっかけは?

「ふまねっと運動に参加し、その後、サポーターの講習を受けてみない?勧誘からサポーターになりましたが、それよりも新しい友達が出来たことが何よりもうれしい。」とのこと

Q ふまねっと運動で大変なことや気をつけていること

「参加者への接し方、参加者全員が楽しく活動できるにはどうしたら良いか?」といった活動の目的として人と人のつなぐネットワークをつくること、ふまねっと運動で生まれた助け合い活動という中で続いています。

今回の交流で生徒からは「コロナ禍で社協の集まりやイベントを中止したら介護度があがったと聞いて、人とのつながりは改めて大切なものだと改めて実感しました。」「高齢者でも自分で出来ることや人それぞれの動きが違うため一人一人に思いやりを接することが大切だということに気づきました。」など意見があり、地域を知るためにそこで暮らしている人たちの思いを知り、取り組みを通して学ぶことが出来ました。お忙しい中、貴重な経験をすることが出来たことを感謝申し上げます。 

 

 

 

 

今年度も教育実習生が来ました!

5月8日  午前

 

本校卒業生の軍司先生が教育実習にやってきました。

期間は5月8日から5月28日までの15日間です。

軍司先生から教育実習に対する意気込みを伺いました。

 

『日本体育大学から参りました、軍司愛梨(ぐんじあいり)と申します。
5月8日から28日までお世話になります。担当教科は保健体育です。
わかりやすい授業の仕方や、生徒との向き合い方を学びたいと考えております。
宜しくお願い致します。』

 

3週間という短い期間ですが、生徒との交流を大切にし、実りある実習にしてほしいと願っています。

 

実践型授業のはじまりはじまり|3年次選択・形態別介護

池田町で放課後支援施設を立ち上げた小川洋輝さんが、池田高校の授業を担当することになりました。実は、日中一時支援を行いながら絵本作家としても活躍する小川さん。どんな時間になるのか楽しみです。

 

ということで、1年間の生徒たちとのセッションがはじまりました。まずはお互いを知る、一人ひとりのアピールタイムからはじめましょう。

 

担当の先生が作成した、自己紹介のテーマはコチラ!

 

〈なんでもランキング〉

・こんな高校3年間はいやだ

・高校生のうちにこんな事をしたい‼️

・学校で勉強といえば

 

〈なんでも質問コーナー〉

・1000万円。自由に使えるならどうする?

・誰かにしてもらって嬉しかったエピソードを教えて。

・学校ってこうなればもっと来たくなる?

・どんな事をしても月に20万円のお給料をあげる、と言われたらどんな仕事をする?

・今のあなたが中1のときのあなたに声をかけるなら?

・大人や先生抜きでやりたいことは

・大人から言われて嫌な言葉は?

・大人から言われて嬉しい言葉は?

・人よりちょっとだけ得意な事は?

 

生徒たちは、どんな自己紹介をしたのでしょうか。

 

 

#アクティブな講義のはじまりです。小川さんも、生徒と同じテーマで自己紹介。

 

 

#クラスメイトの自己紹介。あらためて知る友だちの素顔(担当の先生も一緒に)。

 

#1年間、アクティブな授業をよろしくお願いします!

池田町でコンサートを行いました①|吹奏楽部

5月3日  午前・池田ワイン城にて

 

当初はワイン城前の広場でのライブを予定していましたが、天候が思わしくなく、急遽屋内での演奏に変更となりました。残念ながら、中学校とのコラボ演奏も中止となってしまいました。

 

今回の演奏は、1年次生2名を加えた合計4名で行いました。

 

新たに加わった1年次生は、初めての大舞台にもかかわらず、堂々とした演奏を披露し、観客から温かい拍手を受けました。

#準備の様子

#開演です

#顧問(古城先生)の熱唱もありました

 

天候不順にもかかわらず、多くのお客様にご来場いただき、暖かい声援をいただきました。

皆様のご支援に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

1年次生も給食が始まりました|お昼休み

池田高校では、池田町のご厚意から、給食を1食222円で食べることができます。

 

1年次生は、5月から開始です。

 

給食開始の前日には、給食配膳に関するオリエンテーションがありました。

 

 

#給食当番、配膳ルール、衛生面、トラブル時のことなど。

 

そして、ちょっとそわそわした空気の中、給食の時間がきました。

 

 

#カメラ目線ありがとう!

 

 

たくさんの笑顔があふれるランチタイムになりました♪

池田町観光オープン式に吹奏楽部が出演しました|吹奏楽部

4月26日(土)午前

 

池田駅前において、2025年池田町観光オープン式が行われました。

駅前噴水の通水セレモニーの後、本校吹奏楽部による演奏が行われました。

 

 

#演奏前の様子

 

 #パフォーマンスの様子

 

池田高校を卒業した方から、「素晴らしいパフォーマンスでした。町のイベントで出演してくれる際にはぜひ応援に駆けつけたい。」と激励の言葉をいただきました。

 

演奏後、参観者から大きな拍手が送られていました。

 

自分だけのお守り。木の勾玉(まがたま)を作ろう|2年次選択・ライフデザイン

池田高校のライフデザインの授業では、体験・実践を通して自ら学びを深めます。教科書的に何か覚えるのではなく、楽しみながら学びます!

 

本日は、木の勾玉づくり。

 

講師の真浦さんや高橋さんや、池田町役場林務課の星野さんが材料を持ってきてくださり、一緒に作業します。

 

※ライフデザインの授業では、大人も一緒にわちゃわちゃ話しながら作業することも多いのです。

 

#協力隊のあみちゃんとかっくんもいます。楽しそうでしょ?

 

4種類の木の素材から、自分の好きな木を選び、納得のいくまで磨きます。

 

アレルギーある人もいるから気を付けて!

 

 

真浦さんの用意してくれたパッケージにいれて、できあがり!

 

  

#素敵!

 

一つ一つ、実感や体験を積み重ねていきます。

 

今年の2年次生も、3月に池田町で発表会を行いますので、是非お越しくださいね。

地域と共に深める探究の学び|3年次・課題研究

毎週水曜日の午後に行われる探究授業。

 

先週は全体でテーマ発表を行いました。

 

#前回の様子

 

前回の発表内容を受け、これからの活動の深め方、リサーチの仕方を山本先生からコメント。

 

そして、本日はたくさんの地域の方がいらしてくださいました。

 

 

#教室に入りきれないくらい、たくさんの方がきてくださいました

 

 

#お越しいただいた皆様の簡単な自己紹介

 

ここからは、それぞれのグループに分かれて活動。

自分たちの考えていることを聞いてもらい、アドバイスをいただいたり。

 

 

 #何度も説明していると、だんだんコンパクトで的確な説明ができてきます

 

商品開発チームは、試食とアンケートをとったり。

 

#エゾシカ肉、池田産味噌、キハダの実、ニッタさんのメープルシロップで肉味噌

 

今年の池高生の探究活動もとても楽しみです!

 

地域の皆様からたくさんのことを学んでいます。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

1年次宿泊研修(1日目夜~2日目)

1日目 夜

研修4です。司会は山本さんです。

 

 

 

 


講師は、合同会社tetoteの菅原さんです。

 

 

 

 

 

菅原さんには生い立ちや足寄で起業した理由についてお話しいただきました。菅原さんが制作された「どろんこ熊」の精巧さや愛らしさには、生徒たちから感嘆の声が寄せられていました。

 

 

 

 


講話の最後には質問の時間が設けられ、その数はなんと23件にも上りました。その中でも特に印象に残った質問を紹介します。

Q. 都会と田舎の違いは何ですか?

A. 都会は忙しく、張りつめた空気の中で成功を目指すイメージがあります。ただし、それが悪いイメージというわけではありません。一方で、田舎では時間の流れが穏やかで、自分の理想の仕事に向き合える環境があると思います。一度外の世界を経験したり、地元以外の人々と話をしてみることで、自分の視野が広がり、軸が増えることで新たな考え方が生まれるのだと感じます。


お礼の挨拶は、佐藤さんが行いました。

 

 

 

 

 

菅原さんのお話から得た気づきを、今後の学校生活にぜひ生かしていきましょう!

 

2日目 午前
研修5です。


昨日に引き続き菅原さんと、新たに株式会社キュウホーの田中さんに協力していただきました。

株式会社キュウホーの田中さんから、企業紹介がありました。機械の製造や販売を主に行っています。3Dプリンターを用いて型作りもしています。

 

 

 

 

 

紹介のあと、ワークショップが始まりました。
今日のワークショップは
・ネックレス作り(薪を利用して)
・たきつけ作り(これまで廃棄している物を使って)
・デザートピザ作り(作ったたきつけとペレットを利用して)
です。

 

 

 

 

 

 

 

 

貴重な体験をさせていただきました。 親切なご対応に感謝申し上げます。


午後は宿泊研修の振り返りをし、池田高校に戻ります。
保護者の皆様のご協力で充実した研修を行うことができました。 ありがとうございました。

はじめましての自己紹介|2年次選択・ライフデザイン

【この科目の目指すもの】

持続可能な森づくりは町づくり・学校づくりにもつながる。この資源を活用し、町に関わる人々がhappyになる仕組みを作りたい。

 

池高の授業の中で、1番アクティブな時間じゃないかと思います。その理由は、学校を飛び出す時間が多いことと授業を担当する人が地域で活躍する人たちだからです。

#講師の先生方と担当教諭

 

 生徒たちにとっては、「マジ?なにそれー」というおっかなびっくりだけど、わくわくする不思議な時間でもあります。はじめて経験することだらけの授業です。その一回目の授業は、お互いを知るためのグループワークと自己紹介をするためのスライド作り。講師としてやってくるみなさんへのアピールタイムの練習&準備の時間でした。

 

そして、自己紹介当日……。様子は以下の通りです。

 

1年次宿泊研修(1日目午後)

4月24日 

昼食の風景です。

 

 

 

 

 

13時30分

研修2が始まりました。
班長研修と人生すごろくです。
班長研修(班長の皆さんで考えた内容)は
・イントロクイズ
・フルーツバスケット
です。

イントロクイズの様子。

 

 

 

 


#白熱した解答権争い


フルーツバスケットのお題は
・遅刻したことのある人
・朝ごはんを食べていない人
・昨日テレビを観た人
など、他者を知るツールとなりました。席を譲り合う場面も見られました。

 

 

 

 


人生すごろくを5人一組で行いました。先生方も混ざって行いました。
ライフプランを考えるきっかけになったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 


研修2を通して、仲間との絆を深めることができました。


15時15分
研修3のレクリエーションです。
気配斬り(目隠しあり・周りの声を頼りに相手にアタック)、バドミントン、ミニバレーを行いました。
どれも大変盛り上がりました。

 

 

 

 

 

 

1年次宿泊研修(1日目午前)

4月24日 

8時45分
池田高校生徒ホールで出発式を行いました。
司会は松村さん、挨拶は齊藤さんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


#宿泊研修スタートです

10時
ネイパル足寄に到着しました。
到着後、入所式を行いました。
司会は高橋さん、挨拶は山田さんです。

 

 

 

 


その後研修1です。
内容は、
•生徒会議案審議
•スペシャルな人紹介(他者のことを紹介する)の練習(2日目研修の準備)
•バースデーチェーン
•校歌の授業

議案審議は、不慣れな中でもみんなで協力してやり遂げることができました。

 

 

 

 


スペシャルな人紹介は、誰に何を書こうかと悩んでいました。
交換もしました。何が書かれていましたか?

 

 

 

 

 

バースデーチェーン、見事成功です!

 

 

 

 


校歌の授業です。
校歌は声が出ていましたね!
歌った後に、歌詞の確認と校歌の歴史を学びました。

 

 

 

 

 

校歌についてのキャッチフレーズを考える時間もとりました。

 

 

宿泊研修結団式|1年次・集会

4月23日  午後

 

本日6時間目に宿泊研修の結団式を行いました。

司会は青木さんです。

まず、教頭先生からのお話です。

宿泊研修にあたって

1)共同生活をすることでコミュニケーションスキルやチームワークの向上、リーダーシップスキルの習得が期待できること

2)自分自身について深く考え、自己の強みや弱みを理解できること

3)非日常の学習は、記憶に深く刻まれること

を話されました。

 

次に、本木さんが生徒代表挨拶を行いました。

 

最後に、年次主任(担任)の古城先生からお話がありました。

1)昨年度の宿泊研修時にお世話になった「木村建設さんの社長」のお話

  ~人の役に立つには??~

2)あるバンドグループのお話

 ~クラスメイトは友達?~

 

明日から宿泊研修が始まります。

インターンシップの前に「名刺作り」|2年次・総合探究

池田高校の2年次生は、6月に全員インターンシップを行います。

 

その準備として、今回は「名刺」について学び、作成します。

 

今回、名刺講座に来てくださったのは、デザイナーの橋原さん。3年次生もお世話になっており、橋原さん紹介を3年次生の2人が行います!

 

 

#橋原さん紹介の打ち合わせの様子

#近況を報告し合ったりし、久々の再会に湧いていました♪

 

 

授業が始まり、まずは3年次生が橋原さんの紹介。

 

 

その後、「名刺」の意味や、ビジネスマナー等の講義をしていただきました。

 

 

#メモを取りながら聞く生徒たち

 

後半は、学んだことを活かして自分の名刺を作成します!

 

 

#今回はcanvaを使って名刺を作成しました

 

生徒それぞれの個性が伝わってくる名刺ができました♪

 

 

#雰囲気をご紹介します。

 

5月には、この名刺をいれる「名刺ケース」を作成します。

鹿革での名刺ケース作り。これも池田高校ならではの授業が待っています。

 

お楽しみに!

まちへ飛び出せ池高生!|3年次選択・時事問題研究

【学習のねらい/時事問題研究(3年地歴公民科)】世界や日本が抱える諸問題について把握する中で、地域における共通の課題を把握し、持続可能なまちづくりを形成するために自らの考えをもとにどのように地域と関わっていくか多面的に考えを深める。

 

つまり、「地域社会や人とのつながりを意識した学習内容にしていきたい!」という担当教諭の思いがたっぷり詰まった時間ということです!授業の特色は、テーマ毎の講師と生徒のセッションです。座学もあるけど、探検あり、体験あり、まち歩きありのアクティブな授業です。

 

第一回目の授業のテーマ〈働き方について ~人を知ることは地域を知る~ どのような思いで働き、この町に暮らしているのか?〉。人の思いや地域を知るために、学校を飛び出して地域の商店街へ歩いて出かけました。訪ねたのは〈有沢呉服店〉の田村夫妻。講師をお願いしたら、数週間前から「なにを話そうか、どうしようか」と考えてくれていました。ここは服屋さんなんだけど、ふらりと訪ねるとお茶やコーヒーが出てきます。そうなんです、ここは地域の人たちの憩いの場、サロンになっているんですね。生徒たちが「はじめまして」と挨拶すると、さっそくジュースが出てきました。「一息入れて、ゆっくりして」と田村さん流のおもてなし。

 

田村夫妻のお話をヒトコトにまとめると……

 

「今しかない今をしっかり楽しもう」

 

まちなかの時事問題を研究する授業の一発目に、人生&まちの大先輩からの大きな宿題をもらった生徒たち。受け取った生徒たちの感想は……写真の表情が物語っています。

 

 2週間、練りに練ったトーク炸裂!

 

 

地域の大人との初セッションの顔

 

有沢呉服店のお二人に感謝!ありがとうございました。

 

 

学校へ戻ると「今度は先生も一緒に行こう!」と担任の先生を誘うほど

楽しかったようです

授業参観(全年次)・PTA総会・進路講話(保護者対象)を行いました

4月19日 午前

 

1・2時間目に令和7年度の授業参観を実施しました。

 

1時間目は

1年次 情報Ⅰ  2年次 数学B・化学基礎(選択科目)  3年次 文学国語

2時間目は

1年次 音楽Ⅰ  2年次 保健  3年次 家庭総合

でした。

 

#1年次 音楽Ⅰの様子

 

#2年次 保健の様子

 

#3年次 家庭総合の様子

 

 

授業参観後、PTA総会を行いました。

 

PTA総会後、保護者向け進学マネー講座を行いました。

特定非営利活動法人 高校生進学支援の会 高井様より

・日本学生支援機構の奨学金について

・高卒、大卒の生涯賃金について

・就職に関わって必要となる経済負担について

といった内容でお話をいただきました。

 

 

 

保護者の皆様へ

お子様の学習の様子をご覧になり、どのように感じられましたでしょうか。

本校では、個々の生徒に応じた学習や学びを深めるための取り組みを行っております。

教育活動に対するご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

本日はご来校いただき、誠にありがとうございました。

論理力で一歩先へ|3年次選択・論理国語

3年次の選択授業、論理国語。

 

必修の国語では、文学を味わったり、古文や漢文などの古典に触れる幅広い授業でした。

 

 

この「論理国語」では、様々な文章を読むことはもちろんのこと、進学や就職試験でも課される「小論文」にもつながる技術も学びます。

 

 

初回の今回は、「論理力」に親しみを持てるよう先生がちょっとした「論理クイズ」を出題。

 

 

論理的に考えられれば解ける問題。

 

感覚で答えがわかっても、言葉で論理的に説明することが難しかったりするのを実感します。

 

授業見学していた私は、論理で説明できなく、数式で説明しようとしてしまう場面があり、反省。私も論理力を磨かなきゃ!

ユニホック(4月)を通して学ぶ|3年次選択・スポーツⅡ

3年次生の選択科目「スポーツⅡ」。

 

スポーツを体験することはもちろん、文化的・社会的・経済的など多角的な視点での学びも深める科目です。

 

さて、そんなスポーツⅡの科目の4月のテーマは「ユニホック」。

 

ご存知でしたか?私は初めて見ました!

 

 

年齢を問わず幅広く楽しめる競技の一つで、ホッケーのような競技です。

 

プラスチック製の柔らかいスティックとボールを使い、6人ずつのチームでゴールを競い合います。

 

 

初回は、パス練習から。

短い距離でのパスや、長い距離のパス、走り込んでのパスなどを通して、スティックとボールの扱いに慣れます。

 

今後は、シュートやパス、ドリブルなどの基本技能を学び、ゲームを行います!

ファッションを通して生活を豊かにする|3年次選択・ファッション造形基礎

3年次選択科目「ファッション造形基礎」の初回授業をレポートします!

 

この授業では、ファッションに関する知識や技術を学び、実習を通して服のデザインや製作に必要な力を身につけていきます。

 

 

昨年は、浴衣や甚平、テディベアなどを作っていました。

(ちなみに、作った浴衣を、カナダ留学チームはカナダでの交流の際に着てもらっていましたよ)

 

大人の不要な服をリメイクして、子ども服をつくるアップサイクルも計画されています。

 

今年は何を作りながら学ぶのでしょうか。

 

 

初回から早速実習です。

 

ミシンで、曲線や直線等の縫い方を練習します。

 

 

自分で実際に作ってみると、自分の洋服や様々な縫製が気になったりしますよね。体験や知識が生活の解像度をあげていきます。

 

池田高校は幅広く学び、体験できますね!

毎月一度の〈いけだ食堂みんなのキッチン〉|課外活動

「みんなのキッチンは……世代間の交流・地域のつながりを保ち、子どもたちが安心できる居場所づくりを目的としています。手作り弁当などを配りますが、会場で一緒に会食することを基本としたいと思います。弁当配布前の時間から、多世代で楽しく過ごしましょう!」

 

という集まりに、池高生がボランティアとして参加しています。案内にもあるように、お弁当が出来上がるまで、就学前の子どもや小学生たちと遊ぶこと。それがミッションです。今回は、入学したての1年ふたり&3年ふたりの生徒が参加しました。

 

将棋、オセロ、ジェンガ、たたいてかぶってジャンケンポンなどで遊んだり、マンガを読んだり、ピアノを弾いたり、絵本の読み聞かせがあったりと、池高生も子どもたちに混ざって楽しんでいました。そしてみんなでおいしいごはんを「いただきまーす!」

ながーい冬のあとに待っていたのは、にぎやかな春♪

 

 

子どもたちと一緒に、できたてほやほやの手作りの弁当を♪「ごちそうさまでした」

 

池高生を赤ちゃんの頃から知っている、みんなのキッチンのスタッフのみなさん

あっという間の子どもたちとの時間。〈楽しかったぁ and ぐったり…〉の新入生のふたり♪

もこもこ羊にも会えた!実習を通して学ぶ|3年次選択・羊と織物

池田高校オリジナル授業、「羊と織物」の授業が今年も始まりました。


講師の田中先生より、今年一年の授業概要が説明されます。

#1人1台の機織り機で織るマフラー

 

今年は、「藍染」を行うそうです。
高知県の高校から、藍の種をいただき、その種をこの北海道の地で育て、お盆すぎに収穫。その藍で染め物を行うというものです。

これは楽しみ!


そして、授業開始の今日は早速簡単な「ニードルフェルト」を行いました。

 

こんな形の2色のストラップを目指します。

色を選んで、ちくちくちくちく…



#石鹸水につけて、乾燥させます。

 

初めて作った生徒がほとんどでしたが、上手にできています。

 

さて、後半はスピナーズファームさんの見学です!



#毛刈り前のもこもこ羊たちを見たときのみんなの自然な笑顔



#羊の鼻息すごいー!きゃー!



#エサあるよ!おいでおいで!

 


#お肉に見えちゃうな・・・・(感づく羊。寄ってこない)

 

羊と戯れたあとは、工房で糸紡ぎについてお話を伺います。


5月頃に、羊の毛を刈った後は、キレイにして染めて、糸にします。

 

この紡績機はニュージランドのもので、世界中で使われているそうです。

#優しいカラカラという音が響きます


「いつでも来てくださいね、糸紡ぎ、教えてあげます」とおかあさん。

 

今年1年の授業がとても楽しみです!

到達度テストを行いました|1年次・各教科

4月10日  午前

 

本日から、本格的に授業始まりました。

1年次の最初の時間は「テスト」です。

このテストの目的は

・高校生として身に付けたい基礎学力の現状を知りや弱点の把握するため。

・進路実現に向けた目標設定を行うため。

・学力を客観視することで、学習活動に生かすため。

です。

 

 

#端末を利用して解答します

 

#終了時間ギリギリまで取り組んでいました

 

テストが終了するとすぐに、自分の強みや弱点を把握することができます。

今後、弱点を克服するために、事後学習課題が個別に送信されます。

高校卒業後の自分への投資として、日々努力を続けてほしいと思います。

ようこそ!池田高校へ!|全校生徒・対面式、オリエンテーション

 

本日は、池田高校の在校生と新入生の初対面の日です。

 

池田高校の校内は、歓迎ムード!

 ⇒  

 

#作成の様子はこちら↓↓

自分の学校の魅力ってなんだろう。|2年次選択・生活工芸と英CⅡ

 

新入生歓迎イベントの始まりです!

 

#吹奏楽部によるダンプレ

 

 

#生徒会長からの歓迎挨拶

 

 

#新入生からの、大物を予感させる挨拶。今年の1年次生はすごいぞ…!

 

 

#生徒会執行部による学校紹介

 

 

#クイズコーナー

 

 

#部活動紹介(画像はESSと弓道部)

 

 

 

たくさんの笑顔がありました。

 

今年の池田高校も面白くなりそうです!

ようこそ!池田高校へ!

池田にできた日本一のメープルシロップ工場見学!|3年次・課題研究(年度始休業期間中)

池田高校の3年次生が全員行う課題研究・探究活動。

 

池田町を食の力で盛り上げたい!というグループのメンバーと一緒に、わくっとニッタさんの工場にお邪魔しました。こちらは様々なメディアに取り上げられ、ジャパンフードセレクションでグランプリを受賞した、あの「MOMIJI SYRUP」の工場です。

 

 #可愛い絵は、本校にも講師として来てくださっている福家さんが書いたそうです!

 

わくっとニッタさんのニッタグループでは、1906年から池田町等の北海道の土地に6700haもの森林を有し、林業を営んできました。

 

6700haといえば、帯広市と音更町の市街地部分まるっと入るみたいです。すごい!広い!

 

この日は、2025年2月に稼働し始めた、メープルシロップ工場を見学させていただきます。

 

 

#新しい匂いがする工場。大きな音で機械が動いています

 

 

#樹液は、木に直接つながっており、全長20km!

 

ざっくりとした工程でいうと

①樹液をホースで集める

②不純物を取り除く

③加熱濃縮する

④瓶詰めする

 

となります。

 

樹液が採取できる春先のみ生産できるのです。

 

木の中の樹液の5%程度、木の成長に影響がない量をわけていただく。

まさに森の恵みです。

 

#ホースの中は真空になっており、効率よく樹液を集めます

 

  

#この大きいタンクは15000リットル

 

 

#加熱して、60倍に濃縮させます。意外に匂いはしなかったです

 

 

#加熱のための燃料は、森の木の間伐材。無駄がない!

 

 

#できあがりは、この小さいタンクに。

 

工場の中を見学した後は、森を見学。

 

 

#広い!スケール感が伝わるでしょうか

 

 

#水色のチューブが張り巡らされています。

 全て手でこの林の中を引きまわったそうです。すごい。

 

 

#この口部分から樹液を採取。1年ごとに違う場所に挿します

 

日本での国産メープルシロップの流通量はほぼ100%が外国産(カナダ70%、アメリカ30%)。

 

このわくっとニッタさんの工場の稼働で、日本一の生産量となるそうです。

北海道など、メープルシロップを作っている方はいらしたそうですが、バケツで樹液を集めて煮詰める、という小規模なもの。

 

木と工場を直接ホースでつないで採取するのは、本場カナダと同じ製法・機械になります。

わくっとニッタさんがもともと豊富な社有林をもっていたからこそできたそうです。

 

たくさんのお話をお聞きしましたが、このメープルシロップ製造は、林業の様々な問題を解決します。

 

気候変動への対応、現金化までの50年ものの長い時間、手入れの問題、山林所有者の高齢化、冬場の閑散期の仕事等…。

 

こういった課題に対し、メープルシロップ製造は、100年継続して商品化できるストックビジネスであり、環境保全や、山林の価値向上等、可能性を大いに感じるわくわくするビジネスモデルです。

 

一緒に見学していた私も、心から応援したいと思いましたし、池田町の山林が誇らしく思いました。

 

最後にご厚意で4月中旬〜販売されるメープルシロップを一足先に味見!

 

#トロっとした質感に、複雑な味。美味しい!!!

 

商品開発チームメンバーはこの見学から、どんなことを考え、行動に移すのか楽しみです♪

 

貴重なお時間、見学を受け入れてくださった、わくっとニッタの山口様には本当に感謝申し上げます。これからも池田高校をよろしくお願いします。

 

 

ありがとうございました!!

R7年度入学式を行いました|1年次

4月8日 午後

 

4月8日 13時から、入学式が行われました。

#玄関前と玄関ホールの様子

 

担任の先生から新入学生15名の呼名があり、各々しっかりと返事をしていました。

 

#担任の古城先生

 

学校長の挨拶

「自分自身を成長させることをしっかり考えながら 学校生活を送ってほしい」

 

池田町長からのご祝辞

「色々なことに果敢に挑戦し 自己を見つめ 個性を探求し 甘えずに自分を磨く努力をしてほしい」

 

同窓会長からのご祝辞

「池田高校での学びや体験が、その可能性を広げる第一歩となります」

 

入学生からの宣誓

「先輩方が築き上げてきた伝統に恥じぬよう、全力を尽くし、自己を高めます。」

 

#入学式後のホームルームの様子

 

最後に、入学式にご出席いただいた保護者の皆様、ならびにご来賓の皆様に心より感謝申し上げます。

皆様のご支援とご協力のおかげで、新入生たちは素晴らしいスタートを切ることができました。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

令和7年度 着任式・始業式を行いました|行事

4月8日(火)

 

令和7年度の着任式と始業式を行いました。

まずは着任式です。

今年度は、野村直樹先生(霧多布高校)から池田高校に着任されました。

#校長先生から野村先生を紹介

 

 

始業式では、校長先生、教務部長、生徒指導部長からお話がありました。

 

校長先生からは

『1年間、池田高校のPR大使になってほしい』

 

教務部長からは

『自己投資をしてほしい。』

 

生徒指導部長からは

『先生方はみんなのサポーター。1年間頑張りましょう。』

 

とありました。

 

今日から令和7年度の池田高校生活が始まります。

今、ここでしかできない経験を積み重ねてほしいです。 

 

絵本作家がやってきた|2年次選択・保育基礎

選択科目の保育基礎。8人の生徒たちは教室で学ぶこともあるけど、学校を飛び出して保育園や幼稚園を訪ねて子どもたちと触れ合うスペシャルな時間もたっぷりあります。


最終回は、最終回にふさわしいスペシャルな授業でした。

十勝で活躍中の〈絵本作家 / おがわひろきさん〉を講師に招いて、ご自身の新作絵本を題材に生徒たちが「POPづくり」をするという楽しい最終回でした。創造的な時間をありがとうございました。


POP制作をした経験のある生徒に、POPづくりで大切なことは?と聞くと、「作品の隠れた魅力を見つけること」と答えてくれました。

絵本作家と話すまたとないチャンス。生徒たちは質問をしながら、POPづくりをしていました。


作家の思いや物語の主人公の思い。相手を知るって脳みそフル回転!読書感想文とは切り口の違うPOPが出来上がりました。絵本の内容はまだ内緒だけど、きっとおがわさんが店頭のPOPに採用してくれるはず!

 

*POP(Point of Purchase advertising / ポップ / 購入時の広告)

 

 

まもなく発表される新作の読み聞かせをしてくれました。

池田町(文化賞・スポーツ賞)表彰式が行われました

3月25日

 

今年度、芸術や学問、スポーツで活躍した団体や個人を表彰する式典が、池田町田園ホールで行われました。

本校からはスケート部が表彰を受けました。

 

  • 池田町スポーツ賞  

   小坂さん

  • 池田町スポーツ奨励賞 

   池田高校スケート部男子スプリントチーム

    (小澤さん・庄司さん・小坂さん)

   池田高校スケート部男子2000mリレーチーム

    (小坂さん・坪井さん・庄司さん・及川さん)

   池田高校スケート部男子チーム

    (小坂さん・庄司さん・坪井さん・三宅さん・横山さん・及川さん・小澤さん・佐々木さん・佐藤さん)

 

受賞者の謝辞は三宅さんが担当し、関係者や保護者への感謝の気持ちを伝えました。

三宅さんは、スケート部の活動を支えてくれたコーチやスタッフ、日々の練習を見守ってくれた保護者の皆さんに対する感謝の言葉を述べました。

 

次年度に向けて、応援してくださる方々の期待に応えるべく、さらに練習に励み、技術の向上を目指していきます。

写真で一句!|1年次・言語文化

1年次、最後の授業は「写真で一句」です。

  

現代の私たちが、素敵な風景を見ると写真を撮りたくなるように、昔の人はその気持を文字に残しました。

 

さぁ、素敵な写真とともに一句詠んでみましょう!

 

スライドに、写真と句と解説をまとめて発表してくれました。

 

何気ない日常を詠んだ生徒

ふと見上げた素敵な風景を詠んだ生徒

旅行先で撮った1枚を詠んだ生徒

 

生徒たちが意識していない言葉の意味も、岸部先生が解説してくれました。

 

蛙は春の季語だったのかー!

 

私も実際に俳句を詠んでみて、言葉を尽くして語るよりも、語数の少なさにより、1文字・1音にとても敏感になるなぁと感じました。

 

「あ、この気持ち、美しさを詠んだらどうかな?」というアンテナが立った気がします。

 

みんなの素敵な俳句発表会でした。

表彰伝達式・終業式・離任式|令和6年度の終わりに・・・

3月24日 午前

 

 

本日をもって、令和6年度の学校活動が終了します。

この1年間、生徒の皆さんはもちろん、教職員も学びの深い時間を過ごすことができました。

今日は、タイトルにあるとおり、3つの行事が行われました。

 

【表彰伝達式】

#生徒会役員が司会進行を務めます

 

#美術の作品と検定での表彰伝達が行われました

 

【終業式】

校長先生からは、1年の振り返りとして、メディア露出の多さや池田高校の教育活動についてのお話がありました。

また、令和7年度に向けての展望も語られました。

 

生徒指導部の先生からは、令和6年度に発行された「清見坂」(生徒指導部通信)の文言を引用し、1年を振り返りました。

先生方の代表として、生徒の皆さんに熱い思いを伝えていただきました。

 

【離任式】

令和6年度をもって、3名の先生方が転出されます。

 

生徒たちはアーチを作り、転出される先生方を送り出しました。

 

転出される先生方には、池田高校のためにご尽力いただいたことに感謝申し上げます。

新天地でもご活躍をお祈りしています。

 

「白樺樹液」で学んだ成果を発表!|2年次選択・ライフデザイン

池田町の森林環境税からもご支援をいただき、生徒たちがこの1年学んだ授業の成果発表会が行われました。

 

池田町のまちの方や、新聞社・広報の方々も含め、25名ほどの方がいらっしゃいました。お忙しいなか、たくさんの方にお集まりいただき、感謝申し上げます。

 

 

 

最初に、教科担当の山本教諭より、この授業が目指していることや位置づけなどを説明。

 

 

#今年は各種コンテストやイベントへの出品・出演がたくさんありました

 

 

次に、授業をプロデュースし、生徒以上にご尽力いただいている、「学び舎とかち商品開発」代表の真浦さんから事業報告。

 

#生徒の学び、そして町への還元、と授業の意味付けが伝わってきます

 今年は商品開発でしたが、来年はイベント開発だそうです。楽しみです。

 

さて、それでは、生徒3組の発表です。

 

■琥珀糖・白樺レモネード商品開発(谷内さん、岩佐さん、長﨑くんは欠席)

 

 

#なぜ白樺樹液なのかがわかりやすく説明されていました。

 右は、販売となった白樺樹液入のレモネードシロップ

 

 

#(回想)これが道大会に出場した「琥珀糖」です

 

■人の気持ちに寄り添った一週間のハーブティー(松田さん、江森さん)

 

#廃棄されていた白樺の「葉」に注目。天然素材を組み合わせた7種類のハーブティーを開発しました

 

 

#(回想)それぞれの曜日でコンセプトと味が違うのです!

 

■キャンプファイヤーの可能性(高田くん、渡辺くん、盛くん)

 

#体験格差や間伐材の活用の可能性に注目。ビジネスへの試算も提示

 

 

#(回想)実際に行った時の様子。炎の熱さと迫力を思い出します

 

生徒たちは立派に発表していました。

 

 

 

資料公開したいくらい、とても充実し、成長した1年だったことが伝わってきます。

 

最後に、商品化した白樺レモネードの試飲タイムです。

 

 

炭酸割と水割りの2種類をご用意。

 

 

#生徒たちにいろいろな声をかけてくださった皆様、ありがとうございます。

片付けのあとは、みんなで最後の振り返りです。

 

 

 

生徒からは、

・こんなにたくさんスライド使って発表する授業だとは思わなかった

・最初は面白くなかったけど、面白い授業だった

・資料作りが苦手で足を引っ張っていたけど、最後に1位をとって成長を感じた

 

など、成長ぶりが伝わる感想がありました。

 

大人側も、たくさんの気づきがあり、ともに走りきった1年でした。

今年の池田高校を象徴する授業の1つのライフデザイン。

 

2024年度、ありがとうございました!

 

 

これからも池田高校をよろしくお願いします!

自分はどんな人なんだろう?自己理解と進路と生きやすさ|2年次・総合探究

進路を決め、粘り強い活動が必要になる新3年生。

あなたはどんな人ですか?あなたの強みはなんですか?

 

  

今日のゲストは小川さんです。

小川さんは、絵本作家であり、ブックカフェを経営、青鳥舎の代表(福祉サービス)、勝毎などでコラムを書き、ラジオのパーソナリティとして番組をもち、講演会を行う方です。

 

そんな小川さんは、障がい福祉の仕事をメインにしています。

 

障がい、というと短所に聞こえるかもしれません。

 

でも、短所も長所もひっくり返せば同じ。

場所が変わればそこは長所になる。

 

 

自己理解。自分が短所と思っていることが、人から見ると長所になる。

自分を知ると、対処ができる。

自分を知ると、自分を活かせる場所がわかる。

  

その例として、来月出版予定の小川さんの絵本も紹介してくれました。

元日本ハムファイターズの投手、石井選手をモデルにしたお話です。

 

#出版前の貴重な機会!是非本屋さんで!

 

さて、自己理解を深めることについて、小川さんならではの色々な経験談からお話をきけました。

 

今日の自己理解ワークは、「ジョハリの窓」を使って考えてみます。

 

ジョハリの窓はこちら。

 

#自分が知っている/知らない、他人が知っている/知らないの4象限で整理

 

さて、ワークです。

今回は、クジを引き、その人の他己紹介を書きます。

ただ、この紹介、質問してはいけません!!

イメージで書きますよ。

 

#う〜〜〜〜ん・・・・

 

そして、グループで、答え合わせ!

 

 #「そう!なんで知ってるの!?」

  

いろいろな声が聞こえてきましたよ。

短所を言われて凹む生徒

一度も話していないのに、あたっていて驚いていた生徒など。

  

このワークについて小川さんが解説してくれました。

 

これは、長所がいい、短所が悪い、という話ではなくて。

大切なのは「どう伝わっているか」という点。自分の認識と、周囲からの認識がズレていると勘違いされやすいってことです。

 

本当は、人とワイワイしたいけれど、自分から話しかけられず1人が好きに「見られて」一人ぼっちになっちゃっている人がいたりします。

 

相手にどんな印象を与えているのか。伝えたよりも「伝わった」ことが大切。

「ズレ」を感じて見つめ直すことに使ってほしいなと思います。

 

 

是非この時間をきっかけにしてみてほしいなと思います。

 

小川さん、貴重なお時間ありがとうございました!

自分の学校の魅力ってなんだろう。|2年次選択・生活工芸と英CⅡ

ちょっとしたHappeningのおかげで、生活工芸(美術)と英語Communication Classが美術作品を合同で制作することになりました。2つのClassは「表現」という共通のテーマがあるので、なにが起こるのか楽しみなCollaborationになりました。

 

 

制作のテーマは「学校の魅力を新一年生に伝えること」。そしてもうひとつのテーマは、合作という方法を取ることで「協働することを体験する」です。

 

美術Classの4人を中心に4つのGroupに別れて、それぞれの作品に取り掛かります。実はこの授業にはもう一つ、先生のGroupも参加しています。さらに仕掛けが……

 

今回は制作に取り掛かるその前に、ちょっとしたGroup Workを行うことになりました。生徒だけではなく、先生、事務局、協力隊の大人たちも混ざって、お互いを知り合いながら、自分たちの魅力を発見していくという時間です。

 

残された時間は、2コマ100分。時間がなくてもGroupのチカラでなんとかなる!うん、なんとかなりそうです♪

 

〈協働〉

協働とは、同じ目的に向かって協力する

協働とは、立場は違うけどお互いに認め合う

協働とは、対等な立場を保ちながら活動に取り組む

好きだから熱く語れる!|2年次選択・ライフデザイン

今日のライフデザインの授業は「自分の好きなこと発表」。

「好きなことを発表する+それをビジネスにつなげた提案をする」です。

 

ライフデザインの授業で1年間学んだことを活かして発表をします。

この1年、白樺の樹液を採取し、様々な商品開発。合間にいろんな大人の話や関わりをし、発表の手法を学んだり、コンテストに作品エントリーしたり…。

 

多くの体験から学ぶこと、好きという感情を手がかりに、自分を深堀りすること。

 

今回は、講師の方々やまちの方などがいらして、審査もありますよ!

池田町でお仕事をされている方、講師のお知り合いなど8人もの皆様にお集まりいただきました。

 

#素敵な笑顔の大人の皆様。ありがとうございます!

 

さぁ、プレゼンテーション大会です!

 

 

#キュンキュンする恋愛漫画が好き!田園ホールで掲示してみたい

 

  

#こどもが好き!世界のこどもたちとともに!

 

 

#お菓子作りが好き!池田町の人とグループでお菓子作りをしたい

 

 

#エレキギターが好き!コンサートを開きたい

 

 

#写真と甘いものと遊ぶこと等(いっぱい)!みんなが集まるイベントを!

 

 

#読書・歌う・自由時間!出張本屋があるといいなぁ

 

 

#プロレス!プロになって池田町で凱旋イベント!

 

#身体を動かす!スポーツ選手と子どもでイベント

 

8人の発表が終わり、集計&シェアタイム。

みんなの発表良かったよ〜!

 

 

#こんな好きなことがあったんだね!

 

そして、今回は得点上位3人を発表!

3位は、一平さん!

実は、一番満点をもらった人数が多かったんですよ。

 

1つに絞りきれない好きなものを組み合わせて、多くの大人がうなるイベントを提案したところがとても良かったです!

 

 

第2位はりおさん!

保育士になりたい夢のもと、「子ども」の存在を客観的に、科学的に、社会的に、様々な視点から調べての発表でした。好きに対する視野の広さが素晴らしかったです!

 

 

そして第1位は、はるとさん!

「プロレスは俺の人生」。

まさにそれが伝わってくる、圧倒的な熱量。

”好きなこと発表”をまさに体現した発表でした!

プロレスラーになるの、応援していますよ!!

 

 

好きなことを話すって、熱が発生するんですよね。

プラスのエネルギーが溢れて、みんなが笑顔。

 

この空気感、伝わってほしいなぁ!

 

 

#この笑い声に溢れた空気!!良い時間!!

 

最後に、ホワイトボードに書かれたメッセージ。

 

「1年間体験重視のライフデザインでの学びを、人生につなげていけたら嬉しいなぁ!!」

池田高校で避難所運営を疑似体験(Do はぐ)|1年次・地理総合

1年次生の地理総合の今月のテーマは「防災・減災」です。

 

今日の授業では、北開水工コンサルタントの皆様と池田町役場の方々にご協力いただき、「Do はぐ」という避難所運営ゲームを行います。

 

最初に、会社や災害についてのレクチャーです。

 

 

#河川巡視を行っている方から、河川の不法投棄についての取り組みの共有

 

災害のうち、「水害」は事前に準備ができる災害です。

天気予報等で予測され、ニュースでも情報を入手できる。

ハザードマップ等で被害地域の予測もできます。

だからこそ、準備が可能です。

 

 

1年以上経過した能登半島地震の避難者はまだいるそうです。

 

災害大国にいるからこそ考えておきたい災害対策です。

 

ちなみに、推奨されている避難物資はこちら。

 

#ペットボトルの水が4本見えますね

 

 

#お、お、重い〜〜〜〜〜〜〜

#これが1人分、私はこれをもって避難できないです。

 

こちらは、防寒のアルミシート。めちゃくちゃ薄いです。

そして、カシャカシャ音がします。

 

#あたたかい?

 

これが配られて、寝れるかな…避難所の厳しさを想像してしまいます

 

さて、それでは、実際に「Do はぐ」(避難所運営ゲーム)をやってみます。

中学校の時に経験した生徒も半数くらいいました。

 

今回は、名簿作りやどの場所に誰をいれるかをタブレット上で行います。

 

ざっと、設定はこんな感じです。

 

■今回の設定

・冬の日曜日の日中に震度7の地震発生

・天気は雪、現在気温-2度。次の朝は-12度の予報

・電気✕、ガス✕、水道✕、下水✕

・固定電話△、携帯電話△(メールが辛うじて遅れて届く)

・非常用発電機✕、備蓄食料✕

・池田高校1、2階想定(使えない部屋も多数あり)

 

という状況です。

避難所とはいえ、屋根があるだけにみえてしまいます。

なかなか厳しさが想像できます。

 

 

 

この状況で、避難者がやってきます。

家族、乳幼児、認知症、盲導犬、インフルエンザ…

 

支援物資も少しずつ届きます。

 

 

 

部屋はたくさんあるのに、ストーブ2基どうする?

発電機が来たけれど、屋外(または窓全開)でないと使えない

スポットライトはどこにおくべき

新聞から取材依頼が来ているがどうする

歌手が歌で励ましたいと来たいらしいがどうする

喫煙所がほしいと言っているがどうする

 

等…。

 

途中で、一度決めた部屋から移動してもらわなければいけない場面もでてきます。

 

「家が全壊や全焼した人はなかなか家に帰れないと思うよ」

「子どもは夜泣きがうるさいって苦情がはいることがあるよ」

「小さい子どもと親を離して大丈夫かな?」

「部屋を分けるとストーブがない部屋になるけど大丈夫かな?」

考えることは多岐にわたります。

 

 

 

ゲームが終わった後は、他の班と交流です。

 

「盲導犬と一緒の方は、トイレに近い方の部屋にした」

「動物アレルギーの人と離すために、うちの班は2階の部屋を割り当てた」

などなど、判断がわかれたところやその理由を共有します。

 

全ての人が満足いく判断は難しいです。

誰かが、みんなが、我慢を強いられます。

 

最後に、一連のゲームの様子を見ていた松川さんから講評です。

 

 

たくさんの判断を求められる難しいゲームだったと思います。

まずはお疲れ様でした。

 

今回は人の情報がカードだったので、部屋を移動してもらうって簡単に考えていたかもしれません。でも実際は、雪の中歩いてきた人、多分濡れています。しかもストーブも最初はない。ほんのり温まったところで、部屋の移動をお願いするのはなかなか大変かもしれません。情報の先の現実を少しでも想像できたら嬉しいです。

 

また、私は平成28年の豪雨で同僚を亡くしています。最後だとわかっていたら、違うことを言えたのにと後悔が今でもあります。

 

災害はいつくるかわかりません。一瞬一瞬を悔いなく生きてほしいです。

 

とお言葉をいただきました。

 

池田高校は、池田町の指定避難場所です。もしかしたら、授業中に大災害が起こるかもしれない。そんな時、一番池田高校をわかっている私達が先導を切って避難所を運営することになるかもしれません。

 

自分ごととする貴重な機会をありがとうございました。

社長との対話|2年次選択・ライフデザイン

十勝の焼肉屋さんといえば〈焼肉レストラン平和園〉。

三代目社長である新田隆教さんが、ライフデザイン8名の生徒に会いに来てくれました。新田さんの「働くこと」や「生きること」、「将来設計」や「人生設計」など、これまでどんな人生を送ってきたのかをお話してくれました。


進行性の目の難病を患い、稼業である平和園の社長として……というお話はインタビュー記事などに譲るとして、生徒たちには「新田隆教」としてのカッコつけない生き方を、どんっ!と置いていってくれました。


みなさんにも、新田さんの言葉をお届けします。

「おとなになっても自己否定を続け、やらかしてばかりだった」(自分は正しいと思っていた)

「苦しいときこそ、自分を殺しちゃダメ」(諦めたり自暴自棄にならないで)

「自分の気持がわからなければ、相手の気持もわからないよ」(いろいろな人の話を聴こう)

「陰があるから太陽は明るく輝ける」(どん底にいたからこそ、わかることもある)

 

四面楚歌だったという話をしていても、終始穏やかな表情と柔らかい声で語りかけてくれました。新田さんは最後にこう話してくれました。


「なんとかなると思えば、いつでも自分自身の設計図を書き直せる」


人を知ることで自分を知るという体験をした生徒たち。さあ、今日も生きよう。

  

ちいさな輪になり円になり、新田さんの生き様に耳を傾ける(Special Thanksカワミチさん)

 

 

生徒たちは、瞳に涙を浮かべながら聞き入っています

 

 

目を凝らさないと見えないV字隊列の白鳥の群れ

(目に見えるものだけが真実じゃないってことなのかもしれない)

一票が自分の暮らしを変える選挙|2年次・公共(出前講座)

選挙年齢が引き下げられ、あと数ヶ月で選挙権を得る2年次生たち。

実際、次の7月の参議院選では7人の生徒に選挙権があるようです。

 

今日は、選挙を学ぶ授業です。

池田高校の授業は、座学だけではありません。模擬選挙も含んだ体験学習です!

それでは、授業の様子を覗いてみましょう。

 

北海道選挙管理委員会や池田町選挙管理委員会の皆様5名のご協力をいただいております。

 

 

まずは、選挙について学びます。

ここまでは、小学校・中学校でも学んできた内容かもしれません。

 

#クイズにも正解していますね

 

直近の10代の若者の投票率は、35%ほど。

選挙権を得るには、年齢だけではなく、住民票の異動もときには必要です。

こういった手続きをしておかないと、自分の住む街での選挙権がなかったりします。

 

「自分の一票では変わらない」。そんな風に思うかもしれません。

 

そこで、令和5年4月の大樹町での町議会議員選挙の例があげられました。

12人の議員の枠に、13人が立候補。

 

そして、12番目・13番目の議員が同票でした。

同票の場合は、決選投票ではなく、クジで決定されてしまいます。

 

私達の一票で町が変わる。そんな身近な例を噛み締めます。

 

さてここからは、「模擬選挙」です。

 

4候補が、教育や働く環境、移住対策等について演説をします。

 

 

#先生たちは、さすが演説がうまいです

 

 

#選挙演説に真剣に耳を傾ける生徒たち

 

個人ワークで意見をまとめ、グループワークへ。

そして、さらにグループ間で意見を共有します。

 

 

#「高校授業料無償化は池高にとってチャンスじゃない?」

 

 

#「この経済政策は良いけど、実現性があるか考えるべきじゃない?」

 

 

途中の意見交換の話をピックアップ

・イクメンに助成金が出るって、なんで男性が育児したらお金もらえるの?育児して当たり前でしょ?シングルマザーとか大変な人を支援するならわかるよ。

・この100万円くれる施策は、具体性がない口約束。実現しないよ。

・大型ショッピングセンターに惹かれるなんて、帯広に行けばいいじゃん。

などなど…

 

いろいろな視点で、この政策・候補者を選んだと意見交流をしています。

 

そして、いよいよ選挙です。

 

選挙のお知らせはがきに、選挙人名簿、模擬投票用紙。

 

本番と同じ環境にかなり近い準備をしていただいています。

 

#投票用紙、折っても開く、あの紙です。

 

#受付で選挙人名簿と照会、投票用紙が渡されます

#立会人もいます

 

ちなみに、零票確認(空箱確認、空虚確認)という制度はご存知でしたか?

(私は知らなかったです)

 

朝一番の投票に際し、投票箱に何も入っていない(不正がない)のを確認するものです。

電子投票でも同様の制度があるようです。

 

 

#確認をしている様子

 

いよいよ、順番に投票を行います。

 

 

選挙後の待ち時間に聞いてみました。

 

生徒

「最初から意見は変わらなかった」

「グループででた結論を元に、投票した」

「いろいろ話を聞いて、自分がいれたいと思う人にいれた」

 

などなど。ちょっとそわそわした空気が流れます。

 

そして、開票作業。

 

 

#手際がとてもいいです

 

そして結果がこちら!

 

#かなり票がまとまっていますね

 

 教育関係の施策を掲げた美加登候補が当選となりました。

(教育党:高校授業料無償化や進学補助、通学費支援を掲げた候補です)

 

 この模擬投票。高校生の身近な問題だからこそ教育関係の候補が当選しただろうなと思います。

 

私達の一票が世の中を変える。

選挙について考える2時間になりました。

 

選挙に行くか迷っている人がいるかもしれません。

選挙に関心をもつことや、地域社会について考えていく機会になればいいかなと思っています。

 

貴重な機会をいただいた、北海道選挙管理委員会、池田町選挙管理委員会の皆様に心から感謝申し上げます。

木育マイスターから学ぶ森林|2年次選択・保育基礎

保育基礎の本日(3月7日)の授業のゲストは、木育マイスターの福家(ふけ)さんと山口さん。

 

林業に関わる女性二人から、森林環境教育について学び、後半は木の名札作りを体験します!

 

前半は、森に関するお話です。

 

福家さんがなぜ、森に関わる教育活動をしているのか。

 

#林業って、木を運んでいる「木こりのイメージ」がないですか?

 

 

森に興味を持ってもらいたい。

その原体験は、子どもの頃が鍵。

そのために、福家さんは池田の子どもたちへの森林教育事業を行っています。

 

 

山口さんは、私達が想像する「林業」に携わっています。

池田高校で、この授業と同じ「保育」の授業を取り、保育士を目指していたそうです。自分の得意や特性、女性も林業という可能性を知り、この道へ。

 

 

現在の会社では、夏は朝4時、冬は朝7時に現場到着。森に入って、木を切ったり、森を育てるために草を刈ったりというお仕事をしています。

 

※会社のHPやインスタにたくさんの情報があります!「くらしごと」のHPもおすすめです

 

 

#このネイルで普段のお仕事をしているそうです!林業に対するイメージが少し変わるかもしれませんね

 

数年先の先輩の話は、とても身近に感じられます。

 

生徒からは

・林業のイメージがあまりなかったけれど、木こりの仕事以外に幅広いことをやっていて、良いイメージが増えた気がする

・私達が高校生として、森に行って活動をしたけれど難しいと感じた。それを子どもたちに行っていてすごいと思った

・おじいちゃんが山持っていて、最近は一緒に山に行っていなかった。今年は久しぶりに一緒にいきたいと思う!

 

と言った言葉が聞かれました。

 

さて、後半は「木の名札」作りです!

 

白樺、桜、ヤエガワカンバなど、好きな素材を選びます。

 

#全て一点もの。自然の素材の良さですね

 

ヤスリがけをします。

 

#どこまでヤスリがけをするかも個性がでるそうです

 

好きなデザインの下書きをして、焼きごてで焼印をつけていきます。

 

#ちょっと木が焼けるニオイがします

 

艶を出したい人は、オイルを染み込ませます。

 

#自分でオリーブオイルを塗ってあげてもいいですよ〜

 

 

できあがり!

 

 

 

 

#うまくできました♪

 

山口さんは、ペンダントタイプ。

ちなみに、着ている服は、山口さんデザインの会社の制服です!

 

#商品紹介のように素敵ですね

 

 

森のことを知る、木のことを知る、実際に体験してみる。

こういった積み重ねが原体験を作っていきます。

 

大人になって疲れた時、戻ってきたくなる池田町へ。

教育は未来への種まきです。

白樺樹液でお好み焼きと白玉を作ったらどうなる!?|2年次選択・ライフデザイン

とある日、取材から自席に戻ると

「あみちゃん(池田高校魅力化推進員)、お好み焼き作ります!」とメモが。

 

この流れは、ライフデザイン!

#こちらの記事をご覧ください

 「白樺アイスを作ってみよう|2年次選択・ライフデザイン」

 

年度も終わりに近づいたこの日、1年間の授業で使う白樺樹液が余っていたため、体験実習をすることになったそうです。

 

私が到着すると、既にみんな作業中!

 

  

#真浦さんは、白樺樹液を使った白玉を作っています

 ピンクのハート型にするとか、可愛すぎる…

 

 

#丸い白玉はマーブル!センスですよね〜

 フルーツポンチになりました!

 

お好み焼きの粉を溶くのに、通常は水を使いますが、今回は白樺樹液です。

白樺樹液100cc(2人前)も使うなんてどんな味になるんだろう?

 

基本の具材に、好きな具をいれてOKです

 

#チーズ、ウィンナーが人気でした

 

#それぞれ良い感じに焼けています〜♪

 

できあがり!

 

#じゃん!

 

前回のアイスはちょっと苦みがありましたが、今回のお好み焼きとフルーツポンチは、みんなから「美味しい〜!」と喜びの声が。

 

#こぼれる笑み♪

 

私も、ご相伴に預かりました。

ネギたっぷり、枝豆入りで、味がわかるように何もつけずにいただきます。

 

ネギの香りや風味が引き立っていた気がします。

特に苦すぎたり、甘すぎたりという感じはなく、何も言われなかったら気づかなかったかも!

 

白玉も、フルーツポンチのシロップが甘めなので、気になることなく、美味しくいただきました♪

 

 

#世界で、白樺樹液のお好み焼きを食べているのは私達だけかもしれませんね!

 

終わった後は、振り返り。

 

美味しいだけじゃないですよ!何を学んだ?次にどうつなげる?

生徒のコメントで大人側も気づきがたくさんあります。

 

 

体験たっぷりのライフデザインの授業。

3月18日には、池田町内で発表会も行います。

(私がチラシ作成しました!)

 

お時間がある方は是非お越しくださいね!

 

 

 

卒業生から学ぶ!生の声(後編 進学編)|1年次(産業社会と人間)・2年次(総合探究)

卒業生講話、後編です。

前編も是非ごらんください! 

 

■進学編

川口 紗奈 さん(公立はこだて未来大学)

 

 

池田高校入学時から、進学を考えていた川口さん。

 

ところが、ギリギリまで志望校が決まらずに悩んでいたそうです。

将来やりたいことを考えても決定打がなく。視点を変えて、好きなことや、自分が何に向いているかをあげていったそうです。

 

すると、いくつか候補の学校に絞れてきますが、資料だけではどの学校も同じに見えてしまいます。

そんななか、複数のオープンキャンパスに行った所、すぐに違いがわかったそうです。

 

何に力をいれているのか、生徒の様子は、教授は、と得られる情報がたくさんあり、無事に志望校を決めることができました。

 

 

 

次に受験準備です。

総合型試験ということで、「学科試験(数学・英語)」「面接(プレゼン・対話型面接)」と準備も大量でした。

 

探究活動で行ったアプリ開発についての内容をまとめたり、試験勉強をしたりと、たくさんの準備が必要でした。具体的な勉強方法等もシェアしてくれました。

 

実際に受験経験して感じたのは、「自分をアピールすることの重要性」。大学には、求める人材が明記されており、いかに自分がそこに合致するかを示す必要があります。

進学でも就職でも、今からできることはたくさんあるので、後輩の皆さんの進路実現に向かって頑張ってほしい!とエールを送りました。

 

 

阿部 笑佳 さん(帯広高等看護学院)

 

 

幼い頃から、看護師になりたかった阿部さん。

大学ではなく、専門学校を選んだのは、早く看護師になれるから。

 

阿部さんは、指定校推薦でこの座を勝ち取りました。

今年度、本校で初めていただいた指定校推薦。

 

安泰かと思いきや、「初めて」ということは、先輩たちの受験対策や情報が少ないこと。小論文の練習で、分野を絞って練習していたそうですが、本番は全く違う分野から出題されたそうです。

 

面接練習も21回行いました。アドリブが苦手だったので、練習の時に聞かれた内容を復習し、アドバイスを素直に吸収していきました。

 

小論文の試験では、普段から漢字を書くことを意識したり、新聞を読んで幅広く社会問題の知識を学んだりすることが必要。そして、1年生から成績を落とさないことが、推薦の強み・積み重ねに繋がります。

 

チャンスを掴んだ阿部さんの貴重なお話でした。

 

 

#進路講話は生徒の集中力が凄まじいです

 

 

岡崎 花音 さん(帯広高等技術専門学院 ‘23 年度卒業生)

 

最後を務めるのは、岡崎さん。

最短で1級建築士になりたい、と帯広高等技術専門学院の建築技術科に進んで勉強中です。

 

高校時代は、初心者ながら吹奏楽部に所属し、最後は部長を務めています。

 

岡崎さんを一言でいうなら、努力の人。

3年間つけていた手帳を回覧していただき、その葛藤や努力の証、熱を受け取ります。

 

 

#びっしりと貼られた黄色の付箋。

 

朝一番に来て誰よりも練習した吹奏楽。

1年次生の頃から進学を決めていて、真面目に受けた授業。

 

挫折しても乗り越えられたのは、友達と信頼している先生方がいたから。

 

想いが伝わってくる講話でした。

 

 

■最後に

進路指導部長の西村先生から、この講話を締めくくるメッセージです。

 

人生は、点ではなく「線」です。

今回の講師の方の中にも、公務員試験に全部落ちた先輩がいました。しかし、人生はそれで終わりではなく続いていきます。

 

立派に見える先輩方も、最初からみんなの前で堂々と話したりできた訳では無いです。

進路活動を通して、一皮向けて、ここまで大きく成長しています。

 

1・2年次の皆さんもその過程にいます。今の自分と比較して卑下するのではなく、乗り越えたところに、次のステージがあります。

 

改めて、人生は「線」です。一日一日を積み重ねることで、少しずつ力をつけていってください。

 

と締めくくられました。

いつも以上に、生徒たちのメモをとる手、真剣な眼差しが印象的な2時間でした。

後輩のために、惜しみなく話をしてくださった講師の先輩方、ありがとうございました!

卒業生から学ぶ!生の声(前編 就職編)|1年次(産業社会と人間)・2年次(総合探究)

2月26日、卒業式間近。

 

この日の午後は、池田高校の3年次生と卒業生による進路講話です。

 

講師は6名。

 

1年次生にとっては、これから高校生活をどう有意義に過ごすか

2年次生にとっては、進路を決める時、決めた後どうしたのか

という貴重な生の声が聞けるチャンスです。

 

池高生は、就職希望者と進学希望者が約半数ずつ。いろんな進路に進む生徒が多い分、悩む幅も広い気がします。

 

同じように悩み、進路を決めていった先輩は身近な存在です。

 

 

 

■就職

 

八重柏光希さん。北海道旅客鉄道株式会社に就職。

 

昔から電車が好きで、探究活動も興味がある「交通」分野に。池田町の高校生議会でも、あいバスについての提言を行っていました。

 

高校時代には、JR北海道へインターンシップに4回参加。

資格は、検定試験は積極的に受講。自分の能力を証明するためにも有意義であったと感じていたそうです。

 

吹奏楽部でも活躍し、周りを見ながら自分の役割を果たす力がついた、自分の長所を増やすことができたと言います。

 

池田高校では、様々な体験の機会があります。そのうえで、「単に参加するのではなく、自分がそこで何をするか」を意識していたそうです。

 

昔から好きだった鉄道の仕事に就けるので、働いたら周りから信頼され、頼りにされる人を目指したい、と力強く話してくれました。

 

  

石黒 美桜さん 藤森商会(インデアン)に就職

 

 

 

石黒さんは、3年の夏休みまでなかなか受けたい就職先がみつからず苦労していたそうです。

 

得意なことを仕事にする、は難しかったため、普段から褒められる自分の長所は何かな?という観点から自己分析を深めていきました。

 

周りの友人や先生に相談しながら、自分は「初対面の人と笑顔で接することができる」ことが長所と気づき、職場選びを接客や飲食店に絞ります。

 

また、身体がそれほど強くないので、通勤時間は短い方が良いのではと思い、研究を深めました。

 

そこで気になったのが藤森商会(インデアン)。

応募前に職場見学に行き、そこで自分の雰囲気に合うことを確信し、面接を受けることを決めました。

 

高校時代の課題研究では、池田町を盛り上げるにはどうしたらいいか、というテーマでグループで活動。複数回のイベントで、いろいろな人と関わる時に、自分は何をすべきか、を考えて行動していたと言います。

 

資格は、簿記2級を取得。就職時の面接でも資格について聞かれたようです。石黒さんは、資格を取得することで、自分ができる仕事の幅が広がるので、是非取得するべき、と後輩に伝えていました。

 

 

遠藤 翔吾 さん(池田町役場 ‘20 年度卒業生)

 

 

 

就職の部、最後は現在22歳になる遠藤さんのお話です。

 

遠藤さんは、池田高校在学中に公務員を目指すものの、現役時代は合格ならず。

公務員の専門学校で勉強をしながら試験を受験。そこで、えりも町役場に就職します。

 

念願の公務員になれたものの、想像していた業務とはかなり違ったそうです。

 

 

遠藤さんが想像していたのは、窓口業務が主で、人と話すのが好きな自分に向いている仕事。ところが実際は9割がデスクワークでPCとにらめっこ。ほんの少しが窓口業務。

 

2年間勤めますが、転職することを決めます。

そしてなんと、池田町役場の試験に合格しました。

 

えりも町と同じような部署かと思いきや、配属されたのは池田町のワインの営業。

今までの経歴とは全く関係ない職場に配属され、しかも苦手なワイン。

何度もワインを飲み、思いを知り、触れていくうちに今ではすっかりワインが好きになったそうです。

 

 

#圧倒的話力で惹きつけられる生徒たち

 

 

社会人として、「素直に謝ることが大切」と力説。

飲み会が非常に多い職場だそうで、遅刻してしまったこともあるそう。

そんな時、言い訳をせずにまず謝罪。

聞かれたら理由を答える。

 

「わからないことは素直に聞くこと」も大切だと、自分の経験談からの本音が生徒たちに響いているようでした。

 

 

#メモがびっしり

 

長くなるので今回はここまで。次回「進学編」も是非御覧ください。

卒業式

3/1 午前

 

令和6年度 第76回卒業証書授与式が行われました。

池田高校で過ごす最後の日となります。

 

■卒業式開始前の様子

#担任の先生とのやり取りも今日で最後です・・・ 

 

■卒業生入場 

 

■ファンファーレ(池田高校の特色)

 

■卒業証書授与

 

■送辞

#現生徒会長から、卒業生に向けて感謝の言葉を送ります。

 

■答辞

#前生徒会長から、在校生と保護者に向けて3年間の思いを伝えました。

 

■校歌斉唱

#全校生徒で歌う最後の校歌です。 

 

■卒業生退場

 

 

■最後のHR

#言葉に詰まる場面も・・・

 

高校生活の終わりとともに、皆さんは新たなステージへと進むスタートラインに立っています。

これからの道のりには、良いこともあれば困難なこともあるでしょう。

いつでも池田高校に顔を出してください。