池高日誌
応用行動分析学の考え方を学んでみよう|3年次選択・形態別介護
本日の小川さんの授業は、「応用行動分析学」。
何やら専門用語が出てきました。
難しい名前のようですが、すごく実用的な考え方だと思いました。
行動の「原因」と「結果」を理解する
例えば。
①こどもがおもちゃ売り場で:〜の時に(先行刺激)
②泣いたら:〜したら(行動)
③親がおもちゃを買ってくれた:こうなった(後続刺激)
こういう風に分解して考えます。
そうすると、どうしてその行動が生じているのか?何を変えたらいいのか、などの分析が進むのです。
別の例もあります。
例:靴を履く
を分解してみましょう
こちらの例では10ステップに分けることができました。
靴が履けない!という0か100ではなく、どこの部分につまづいているのか?どこまではできているのか、そしてどれだけできるようになったのかをスモールステップに分解することで、認識できるようになります。
支援が必要なこどもたちや身体の機能が変化した高齢者などにも使われる考え方だといいますが、私たちにも必要な考え方です!
▲例として、3年次生に身近な就職について例えてくれました
分解して考えるは、誰にでも使えるテクニック。
介護だけにとどまらない考え方です。人に優しいはみんなに優しい。
今日も学びを得ました。
人生でその瞬間は必ずくる。個別面接練習|3年次生
本日の3年次生は、全員で面接練習を行います。
進学の生徒も、次のステップに面接が必要ない生徒も。
全員、ひとりひとり練習します。
人生経験をつむと、こんなに自分の話を真剣に聞いてくれる機会って嬉しいよな、オンステージだよなぁなんて思ったり。でも初めてって緊張するよね。
裁かれたり判断されるのかな?なんて思うかもしれない。
でも、自己開示や自分の経験を意味づけするチャンスでもあると思うのです。
前回は全員で入退室や、自分の長所短所などのワーク。
今日は少人数のクラスに分かれて、簡単な面接練習です。
緊張が伝わってきます。ノックをする手が震えること、あるよね。
わかるわかるよ。
みんなのいいところ、伸びしろがたっぷり。
人柄って本当にこの短い時間で伝わるなぁ…と普段のみんなをみるからこそ感じます。
準備をしてきた様子も伝わってきます。
▲お互いに良かったところをコメントし合っていました
本当に心から応援しています。
みんなが希望の次のステップに進めるよう応援しているよ!
2ヶ月ぶりの池田保育園へ|2年次選択・保育基礎
「2ヶ月経った園児の成長を、よく見てくださいね」
担当教諭の言葉を受け取った池高生たちは、やや緊張気味。
緊張した顔のまま保育園に到着すると、園児の顔もちょっと緊張。
それでも子どもたちはすぐに「〇〇お姉さん」「〇〇お兄さん」と池高生の周りを囲み始めます。
2ヶ月経ってもちゃんと名前を忘れないでいてくれました。池高生もうれしそう。
池高生の園児との関わり方は、それぞれ。
様子を見ながらちょっとずつ近寄ったり、園児の目線に合わせて話しかけたり。
園児との2ヶ月ぶりの90分。どんな成長が見て取れたでしょう。
▲朝のはじまりは、お掃除から。卒園生でもある池高生も、はだしになって雑巾がけ!
▲園児の前でご挨拶。ちょっと緊張したけど、一緒に掃除をすればこの通りの笑顔
▲ちいさな美容師さんのヘアメイク。いろんな飾りがあたまにくっつきました。
▲イス取りゲームは、みんなで応援して大盛りあがり
▲小さな園児たちとの時間は、あっという間に過ぎたのでした。
進路活動。次のステップへの準備|3年次・課題研究
3年次生は、探究の中間発表、エルム祭(学校祭)が終わった後は、一気に進路モードに入ります。
今までは課題研究を行っていた時間、これからは進路研究や面接練習などを行います。
進路モード第1回目の今回は、池田高校の「探究のしおり」を用いて勉強会です。
生徒指導部であり、昨年の卒業生を送り出した岸部先生より心構え。
▲「みんなにとっては人生を半分決める決断を行う、くらいの意識で取り組むように。」
その後は、全体で礼や自己紹介(名乗り)の練習。
就職面接でも、推薦等の面接でも使い、第一印象を決める礼。
▲いつもよりみんなの背筋が伸びています
二人一組で入退室の練習を行ったり、面接でよく聞かれる自分の長所を考えたり。
▲「自分の長所はありません、なんて人を企業も大学も選ばないからね。絶対長所はあるから、きちんと言語化しよう」
さぁ、また次のステージに進む準備が始まります。
いつも応援してるよ!池高生!
様々な調理技能にチャレンジ!湯炊き法や裏ごしで調理実習|3年次選択・フードデザイン
暑さが少し和らいだこの日。熱い調理実習が始まりました。
本日の実習課題は
・湯炊き法→チキンピラフ
・食材の裏ごし→ミモザサラダ
・ゼラチンの扱い方→オレンジゼリー
の3品です♪
最初はおぼつかなかった調理も、回を重ねるごとに頼もしくなる生徒たち。
テーブルコーディネートもいい感じです!
「いただきまーす!」
フードデザイン×工芸のコラボ授業|2・3年次選択・フードデザイン&工芸基礎
3年次選択科目のフードデザイン、2・3年次選択の工芸基礎。
同じ時間帯のこの2つの授業のコラボレーション(科目横断授業)が始まりました!
夏休み前までの4時間で、「食器」を作ります。
そして、工芸基礎では釉薬をつけて焼いて食器を完成させます。
並行してフードデザインでは、その食器に盛り付ける料理を考案。
夏休み明けの合同授業では、みんなで調理実習をし、作った食器に盛り付ける!という内容です。
※詳細は授業の進み具合により臨機応変に対応するので、池高日誌レポートをお待ち下さい♪
コラボ授業1段階目。器を作ります!
いつもよりたくさんの生徒たちが美術室に集まります。
▲まだ粘土の塊たちですね
▲土殺しという作業中。怒りや怨念を込めて、粘土を叩きつけます
作る食器は3種類。3種類とも違う技法で作ります。
ろくろをつかって椀をつくります
次は、プレートを作ります。
粘土の塊を、糸で一定の厚さにカットします。
▲2人で協力してカット
▲皿の表面に模様をつけたり
▲側面を加工したり
▲個性豊かなプレートが出来上がりました
最後の器は、紐を重ねて作るタイプです。
▲先生の華麗な手さばきで残像が。
▲紐をたくさん作ります。均等にするのは意外に難しい…
▲紐を重ねて椀をつくっていきます。
▲大きさも形も思い思いの作品ができました
今回はいったんここまで。
あっという間の4時間でした。
次回の器たちは、素焼きをし、釉薬をつける工程になります。
お楽しみに!
7/12 世界のともだち2025 イベント演奏 │ 吹奏楽部
学校祭の翌週でも、吹奏楽部は元気に活動しております。
7月12日(土)JICA北海道センター(帯広)で行われた、「世界のともだち2025」というイベントで演奏してまいりました。
さまざまな屋台や多文化共生に関わるブースなどがあり、とってもステキなイベントでした!
義援金のご協力も、たくさんのみなさまにいただきました。ありがとうございました。
JICAのみなさまにはいつも、産業社会と人間での出張講義や、インターンシップでお世話になっていますので、少しでも恩返しができたのなら幸いです。
次回の公演は7月27日(日)帯広のマルチショップWOWにて、WOW夏祭りステージ演奏です。
これからも応援よろしくお願いいたします。
まちのイベントに参加!水辺で乾杯|3年次・課題研究
7月9日(水)池田町の利別川左岸で行われた、池田町のイベントに生徒たちが参加しました。
▲池田町の観光協会のポスターより。
今回は2つのチームが2つの目的で参加。
1チーム目は、「食で池田町をPRしたい」チーム。
地元の食材にこだわり、何度か試食を繰り返してきたレシピを一般の方向けに販売。
レシピ、衛生面でご協力いただいた、cafe & life akao様、ありがとうございます!
100食の用意があっという間に完売。
たくさんの「美味しかったよー!」をいただきました。ありがとうございます。
2つ目のチームは「多世代交流をしたい」というチーム。
こちらは販売ではなく、交流の場として、わいわいたこ焼きを焼いておりました。
手慣れた手つきでたこ焼きパーティー♪
みんなでわいわい!多世代交流はできていた・・かな?
最終的には10人以上の3年次生が集まってわいわい。
思ってみれば、こうやってまちの場に高校生がいるってことが一つの価値なのでは、なんて。
一つ一つの経験がみんなの第一歩。
貴重な経験の場をありがとうございました!
インターンシップ発表会|2年次・総合的な探究の時間
6月に地域の方のたくさんのご協力をいただいて実施できた2年次のインターンシップ。
本日は、グループに分かれての発表会です。
インプットした沢山の学びを自分なりに解釈し、アウトプットで表現しました。
早ければ1年ちょっとで就職する生徒もいるなかでの職場体験。
いろいろな実感や、自分の課題、将来への希望や不安、いろいろなことを学んだ発表がありました。
来週は、1年次生に向けた発表があります。
3名の皆さんが全体の前で発表を行う予定です。
今日取り組んだ課題をさらに磨き上げて、自信を持って本番に臨んでくださいね。
皆さんの発表が楽しみです。
池田中学校3年生の皆さんが来校されました!|上級学校訪問・総合学習
7月11日 午後
今日は、池田中学校の3年生の皆さんが池田高校を訪問してくれました。
元気いっぱいに来校してくださり、校内がとても明るい雰囲気に包まれました。
この「上級学校訪問」の目的は、以下の2つです。
① 中学校と高校の違いを知り、池田高校の特色ある授業や部活動の魅力を感じてもらうこと
② 中学生と高校生が交流することで、お互いに学び合い、進路への理解を深めること
『ようこそ池田高校へ!』
まずは、池田高校の生徒たちが笑顔でお出迎え。
その後、校舎内を案内しながら、実際の授業の様子も見学していただきました。
▲お出迎えです
▲校舎内を見学(授業も参観しました)
【学校紹介タイム】
校内見学の後は、池田高校についての説明会です。
生徒や先生が、それぞれの視点から池田高校の魅力を紹介しました。
▲説明①(総合学科とは?学習内容は?【生徒より】)
▲説明②(進路について【進路指導部長より】・カナダ短期研修について【生徒より】)
▲説明③(部活動について【弓道・ESS 生徒より】)
【ワークショップで交流!】
説明の後は、いよいよ高校生とのワークショップ。
グループに分かれて、和やかな雰囲気の中でセッションを行いました。
お題は以下の3つ:
① 今、興味を持って取り組んでいる活動を紹介しよう!
② 池田高校に入学して、身についたことを話そう!
※中学生の皆さんは、高校生活について気になることをどんどん質問してみよう!
③ 将来の進路について、どう考えている?
高校生のリアルな声に、中学生の皆さんも積極的に関わってくれて、活発な交流の場となりました。
▲ワークショップの様子
楽しい時間はあっという間。
最後は、池田高校の生徒・教職員みんなでお見送りしました。
池田中学校の皆さん、池田高校はいかがでしたか?
少しでも高校生活のイメージが膨らんでいたら嬉しいです。
来月にはオープンスクールも予定しています。
ぜひまた、池田高校に足を運んでくださいね。お待ちしています!
▲中学生のみなさんをお見送りしました
『町ぶらマップ』中間報告会|3年次選択・時事問題研究
現在の時事問題研究の授業では、池田町の「町ぶらマップ」を作成中です。
今回は、中間発表として、池田町の観光等に関わっている御三方にきていただきました。
まずは、生徒たちが考えた町ぶらマップを発表します。
WEB版とパンフレットを想定。
池田駅からぐるっと回れるコースで、大人も知らないちょっとしたスポットが入っているあたり高校生らしさがでていました。
紙版のパンフレットは8つ折で作成するつもり、と紙をおりながらイメージを伝えます。
発表後、たくさんのヒントをいただきました。
池田町役場 地域振興課の清水課長からは、
「僕が好きなスポットもはいっていて嬉しく思った。『是非徒歩で歩いてほしい』などの情報があってもいいかも。」
「広大さ、は具体的に20km先の帯広市まで見える、など具体性があるとより伝わりやすいと思う」
「ワイン城のタイルには秘密があってね。(ここからはネタバレなので内緒)」
「高校生の視点を活かすなら、高級なものよりも、お小遣いで買えるようなものを紹介した方が等身大を感じるかも」
などと、より伝わりやすくなる表現などのアドバイスを頂きました。
池田町観光協会の古後会長からは、この授業の前日に公開となった池田町の観光動画を一緒に閲覧しようと提案が。
高校生からは、「池田町の食や自然の豊かさが表現されていた」と圧倒された様子。
こういった大人目線で作ったものも参考に、足りないもの、高校生ならではの視点を明らかにするヒントにしてほしい、といただきました。
他にも、観光協会としてなぜこの建物が取り上げられているのか、池田町120年の歴史にまつわる背景等…、公益性を考えたものになっている、それぞれ意図があるんだよ、と生徒たちに丁寧に伝えてくださいました。
最後に、北洋銀行池田支店の笠井支店長。
こういったマップを作る際には、どのようなターゲットや年代、どんな趣向で、どんな情報が必要なのか調査してから始める、という民間企業での視点をアドバイス。実際にまち歩きをする人の調査結果などを用いて、情報の選択や見せ方などを伝えてくださいました。
たくさんのアドバイスをもらった中でも、紙のパンフレットの大きさにはとても良い反応が。
まち歩きをする人の小さいバッグにも入るサイズで、実用的との称賛の言葉をいただきました。
▲この手のひらサイズです。
この中間発表でいただいた内容をブラッシュアップし、最終的にどんなかたちになるのでしょうか。楽しみです♪
ALTの先生とクイズで英語に親しむ♪|1年次・英語コミュニケーションⅠ
今日の授業は、「JEOPARDY」(ジェパディ)というアメリカのクイズ番組形式。
※日本ではクイズグランプリが似たような番組みたいです。
▲じゃじゃーん!
▲みんなの期待と困惑が混じった顔…笑
もちろん、ルール説明も全部英語。
ジャンルと特典のボードがあり、正解するとポイントがもらえる形式です。
Braidon先生は、大学でプログラムを専攻していたということで、クイズ画面もなんだか本格的♪
▲小さいですが、ディスプレイにジャンルと得点が表示されています
では、3つのグループに分かれて、Let's start!
easyな問題では、多くの人の手があがります。
こちらは難問…もぐらを英語で何ていうんだろう?(私も知らないです)
▲正解するとみんなで拍手♪
▲enjoying!
得点王がいたり、スピードマスターがいたり…楽しく英語に触れる授業となりました♪
エルム祭(学校祭)が終了しました|生徒会行事
7月5日・6日
池田高校では第75回エルム祭が開催されました。
今年のテーマは「まるで夢みたい!池高エルム祭ワンダーランド」。
その名の通り、夢のような2日間が繰り広げられました。
両日とも天候に恵まれ、晴れ渡る空の下、夏らしい暑さの中での開催となりました。
生徒たちはこの日のために、時間をかけて準備を重ねてきました。
【エルム祭準備の様子】
【1日目 開催式・吹奏楽部】
吹奏楽部による華やかな演奏で幕を開けたエルム祭。
音楽が体育館内に響き渡り、祭りの始まりを盛り上げました。
【1日目 パフォーマンス】
1A テーマ:低コスト白雪姫ともう1人
2A テーマ:記憶に残る2年の発表
3A テーマ:年代別の流行った曲メドレー
3B テーマ:うらしま太郎
【1日目 ファッションショー】
このほかにも、有志による発表や年次企画、映像作品など、見どころ満載の1日目でした。
【2日目 焼肉・ビンゴ】
暑さの中、みんなで囲む焼肉は格別です。
ビンゴ大会では歓声が上がり、笑顔があふれました。
【2日目 閉祭式】
2日間の思い出を振り返りながら、祭りのフィナーレを迎えました。
「自分が楽しむことで、周りも楽しくなる」——そんな言葉がぴったりの、温かい雰囲気に包まれた学校祭でした。
最後に、エルム祭に足を運んでくださった皆さま、PTAバザーにご協力いただいた保護者の皆さま、本当にありがとうございました。
皆さまのご支援のおかげで、今年も素晴らしい学校祭となりました。
『笑う門には福来る 〜私の歩み、そしてこれから〜』|3年次選択・形態別介護
東京パラリンピック(2021)のNHK障害者キャスターとしてリポーターを務めた千葉絵里菜さんが、池高生に会いに来てくれました。
生後すぐに難病、そして脳性まひがあることがわかってからは、後遺症により足や手が思うように動かずバタバタと動いてしまったり(自分の意志に反して動いてしまう不随意運動)、硬直があったり……という話からはじまった特別講義。
①「つけまつげをつけるにはどうしたらいいか?」
リハビリの場に“つけま”を持ち込み、作業療法士の先生と一緒に練習を重ねたそうです。できるようになりたいという気持ちが、前へと進ませてくれたとも話してくれました。
②夢をかなえるために大学生活
毎朝ピンポンと迎えに来てもらい、時には寝坊することもあったとのエピソードを笑顔で話してくれました。
筆記代行の支援を受けて授業を受けたこと、バリアフリー委員会に所属していたことを教えてくれました。
学生生活は多くの人の支えてもらい、障がいがあっても、本人のやる気次第で可能性は無限大だと心から感じたと生徒たちに伝えてくれました。
③現在の夢 ~帯広の学校をすべて回りたい~
関東には車椅子のママもいますが、地方ではまだ少ないのが現状のようです。
SNSや講演会を通じて「車椅子でもママになれる」ことを伝えていきたいと思っていると語ってくれました。
他にもこれまで経験したことを話してくれた千葉絵里菜さん。
キャスターになってから事実や思いを伝えることの大切さを知り、「伝えることは天職!」と知ったと話してくれました。
#質問をする生徒たち
重度訪問介護は、自立のため。「みなさんにも知っておいてほしいこと」と、絵里菜さんが池高生たちに伝えたいことはたくさんありました。絵里菜さんの歩みは、「たくさんの人に支えられた人生だった」と振り返るように、自分を人間として見てくれた人との出会いで溢れていました。
池高生たちは、絵里菜さんからのメッセージをどんな風に受け取ったのでしょう。
#ベッドへの移乗体験
#電動車いす体験
ご多忙のところ、貴重なお話と貴重な体験の機会をいただき、心より感謝申し上げます。
またぜひ、池田高校へお越しいただき、お話を聞かせていただければ嬉しく思います。
AIと英語学習|2年次選択・英語コミュニケーションⅡ
2年次生の英語コミュニケーションの授業では、「AI(Gemini)を用いた英語学習」が行われていましたよ。
英語学習とAIはとても相性が良いと言われています。
実際に私も、Geminiと「書く」「読む」「聞く」「話す」などを自分で試してみました。
適切に指示ができると、自分の苦手やレベルに合わせた学習ができるなぁと実感。
さて、授業ではどのように使われているのでしょうか?
本日の授業では、「高校生の修学旅行先としてオススメの場所はどこ?」という小テーマでそれぞれ英作文を行います。
その英作文を、Geminiで添削。
確かにこれだけの人数がいると、先生が同時に添削することも難しいですが、AIなら可能。
修正後、ペアに分かれて、英語で説明を行います。
▲私のオススメはアメリカのオーランド州です♪
その後、テキストに戻ります。
数回かけて熟読しているテキストの中からお気に入りの一文を選び、それぞれGeminiとやりとりと行います。
▲適宜先生がサポート
私なりの考えを述べること、それぞれのレベルに合わせた英語学習をすることなど、「問いに対して正しい答えをいう」昔の時代とは違うのだな〜と痛感しました。
とても興味深い授業でした!
機織り機でサンタさん。準備8割!?|3年次選択・羊と織物
羊と織物の授業で作成する2つ目の作品は、機織り機でサンタさんの模様です!
▲額縁にいれて飾れるようにしますよ
一人一台の機織り機があるこちらの授業。池田高校は総合学科ということもあり、教材が豊富です。
さて、この作品は、とにかく準備がとっても大変!!
最初は、二人一組で糸をセットしていきます。
上に下に、1~4番の決まった順番で間違いないように慎重に。
私の体感だと、1カ月くらい準備をしていたような気がします。
準備が重要なのが本当によくわかる!
下糸がセットできたら、やっと横糸で色や模様がつきますよ!
▲こちらが設計図。これが読み解けるようになるのです。
私たちが想像する、横糸を通してがしゃん!みたいなのよりも、丁寧にゆっくり…
糸を通す場所や、足の4本の踏むところも複雑なのです。
模様ができてきましたよ!
高校生の若いセンスなのか!?織り始めるとはやいはやい。
こちらはあっという間にできあがりました!
できあがりー!
機織り機から取り出し、額縁にはめられるように、外側を切り落とします。
マフラーと違って、外側を切り落とせるので、比較的初心者向けみたいですよ。
完成ー!!!
完成作品は、7月5日(土)のエルム祭でも展示されますよ。
好きな背景の色で作っているところや、サンタさんの大きさもちょっと違うところがまたキュート。
素敵な作品ができあがりました♪
放課後勉強会|全年次対象・進路指導部
2025年(令和7年)入学の新入生からは、全員スタディサプリが利用できる池田高校。
進学希望者向けに、放課後に勉強会が行われました。
この日は、1年次〜3年次生まで、科目テストの勉強、漢字検定の勉強、進路研究などをおこなっていました。
個別に、勉強や参考書の相談をしている生徒も。
少人数校だからこそ、先生に相談しやすい環境であると思います。
▲「え!いいんですか!?」(何が良いかは池田高校で♪)
多様な生徒がいるからこそ、違いを認めあえる、のではないでしょうか。
木育マイスターの福家さんと木の名札|2年次選択・保育基礎
保育基礎の授業では、年に何度か保育園実習があります。
そのために、こどもの年齢ごとの特徴を学んだり、一緒に遊べるものをつくったり考えたり。
今日は、子どもたちに森や木の楽しさや役割などを体験を通して伝えている、木育マイスターの福家さんが講師としていらっしゃいました。
自己紹介。なぜ池田町にいるのか、どんな経緯で木育を行っているのか、どうして森(推し)を紹介したいと思っているのか…など、素敵なスライドをもとにお話いただきます。
生徒からの質問も交え、福家さんの人柄や思いが伝わります。
後半は、池田町で行っている、いけもりプログラムについても教えていただきます。
体験を通して、森や木のいろいろなことを学んでいることがわかりました。
さて、後半は木の名札作り!
複数の木の中から、自分の好きなものを1つ選びます!
やすりをかけます。すりすりすりすり…
デザインをして、焼きごてで名前やイラストを描きます。
▲木の香ばしいにおいが漂ってきます(ただ、今日も暑い!!)
▲実はこっそり、私の名札もパワーアップさせてもらいました
最後に、オイルを塗ってもOK
素敵な名札ができました!!
お出汁を使って「茶碗蒸し」と「吉野鶏の吸い物」|3年次選択・フードデザイン
先週までは、工芸の授業と一緒にコラボ企画を行っていたフードデザインクラス。
(様子は後日HPアップ予定です)
事前に、和食膳の盛り付け方などを学習し、本日は第1回調理実習です。
今年度初めての調理実習ということで、作業等慣れない中での実習がスタートしました!
今日のポイントは、
①蒸し温度の調節の仕方(茶碗蒸し)
②椀種の下ごしらえの仕方
③吉野鶏の作り方
▲次は何をすればいいのかな?段取り良くね!
▲色鮮やかな吸い物ですね!
▲テーブルコーディネートは予習どおりできたかな?
北海道といえども暑い日!灼熱の調理実習頑張りました!
イベントテーマ決定&ポスター作り|2年次選択・ライフデザイン
今年のライフデザインのテーマは、11/29(土)開催のクリスマスイベント!!
今日は、イベントのテーマを決定し、ポスター作りをしてみます。
真浦さんより、「私達のイベントは【世界一】を目指します!」と宣言!
さて、どんな世界一を目指しますか?
みんなでキャッチコピーを考えてみよう。
大人も混じって11案。3つ選んでからの決選投票。
そして選ばれたのは・・・!!
「世界一あなたの思い出に残ってほしい特別な一日」
佐々木くんの案が選ばれました♪
『世界一あなたの思い出に残ってほしい 特別な一日』
ちなみに大人の案は、決戦投票にも残りませんでした。みんなの心に響くのは、高校生のみんなの感性ですね。
コンセプトが決まったところで、最初にみんなでブレストした内容からイメージを膨らませて、新たなアイデアを追加します。
「特別な時を作る」からイメージできるイベントを追加します。
コンセプトがきまったということで、ポスターも作成します。
▲ITリテラシーも鍛えられています
ライフデザインの授業でいろんなものを作ったり発表する力が鍛えられていきます。
イベントが楽しみ♪
(地域公開)探究授業 中間発表会|3年次・課題解決
池田町のご協力もいただき、広く地域の方にみていただく、探究授業での成果報告会(中間発表)が行われました。
▲公区配布させていただき、感謝申し上げます。
外は30度にもなる暑い日。
30名以上の地域の方々にお越しいただきました!
中間発表会を始めるにあたって、福本進路指導部長から次ようなお話がありました。
「今年の3年次生は、計画だけではなく行動までできている生徒が多い。例年に比べて活動が進んでいるので、いろいろな方からのアドバイスをもらって、今後の活動に活かしてほしいです。」
1組5分間の持ち時間での発表。
個性溢れる発表となりました。
発表後の10分は交流タイム。
高校生と地域の方が直接感想やアイデア、「こんな人紹介できるよ!」という情報交換の時間となりました。
こうして、たくさんの地域の皆さんに支えられ、地域の皆さんとともにあることを嬉しく思います。
今後とも、生徒が自主的な活動を続けていくと思いますが、どうかご指導のほどよろしくお願いいたします。
全校生徒で花壇整備(清見坂)を行いました!|全年次・LHR
6月19日 6時間目
気温が30度ほどの暑さの中、全校生徒が力を合わせて「清見坂」の花壇整備に取り組みました。
植えられたのは色鮮やかな2種類のベゴニア、合計700株。
それぞれの手で丁寧に植えられた花々が、坂道を華やかに彩り、地域の風景にやさしい変化をもたらしています。
この活動には「花を通じて人と地域をつなぐ」という願いが込められており、生徒たちにとっても大切な学びの場となっています。
共同作業を通じて、思いやりや協調性の大切さを実感する機会となり、一人ひとりが地域に対する意識を自然と高めていきました。
作業中、生徒同士で「こっちが少し空いてるよ」「配列はこれで大丈夫?」と声をかけ合いながら、丁寧に植え込んでいく姿が印象的でした。
額に汗をにじませながらも全員が最後まで一生懸命に取り組んでいました。
また、本活動にあたり、池田町役場 建設管理係の皆さまよりご提供いただいた花苗に、心より御礼申し上げます。
これから夏にかけて、清見坂のベゴニアはますます色づき、多くの方々の目を楽しませてくれることでしょう。
地域と学校が共に育むこの景色が、人と人とのつながりを感じるきっかけとなれば幸いです。
コミュニケーションは技術|3年次選択・形態別介護技術
町内にある特別養護老人ホーム池田光寿苑から今年もやってきてくれたのは、アニメ・漫画、ゲーム大好き生活相談員の高嶋圭さん。
池高生の趣味と丸かぶりで、「どんなアニメ好き?」「これ知ってる?」「おーそれ好きなんだ!」と高嶋さんの自己紹介が進むにつれて、はじめましての池高生たちの緊張もほぐれていきました。
高齢者施設で大切なことは、なによりも接遇を大切にすること。
接遇とは、相手に対して丁寧な態度や思いやりを持って接すること。つまり、コミュニケーション。
そしてそのコミュニケーションは、訓練によって身につけられます。
技術の習得が、より良い介護に繋がるというお話でした。
#家族のこと、仕事のこと、趣味のことをユーモアを交えてさらけ出してくれた高嶋さん。今年もよろしくお願いいたします。
#ロールプレイ中。相づちや温かみのある声掛けをするバージョンと、無表情無反応のバージョン。
無反応だと「不安になる」「心が折れる」「聞いてんのかなぁ」と池高生たち。
#休み時間中。介護業界に関心のある生徒にとって、講師のみなさんはとてもありがたい存在です。
高嶋さんの講義を聞きながら思い出したのは〈ユマニチュード〉という高齢者ケアメソッドでした。
*ユマニチュード(「人間らしさを取り戻す」というフランスの造語)
グルテンを観察してみよう|3年次選択・フードデザイン
調理室で何やら授業が行われています。フードデザインの授業に潜入です!
本日はいつくかの食品化学に関する実習のようです。
お!ちょうど、「薄力粉と強力粉」のグルテンの塊を焼く準備が整っています。
#こちらは各班より分けていただいたので、形が違うだけです
オーブンで焼き、断面を観察します。
#膨らんできました…!
ここで、筆者(あみちゃん)は気づきます。
「パンが焼ける香ばしいニオイがしない!」
見た目は、パンみたいな物体。
パンを褒めるときに「小麦粉の香りがする〜」なんて言いますよね?
あれ?小麦粉の塊みたい物体なのに、パンの香りはしない…。
熊谷先生に聞いてみると、
「パンの香りは、砂糖や他のものが香ばしく焼けたニオイの方が多いのかもしれませんね」とのこと。
調べて見ると「イースト発酵の香り」「メイラード反応」など他の化学反応由来のものや、原料のニオイなど複雑なものなどから構成されているようです。
勉強になります!!!
さて、そんなことをしているうちに焼けました。いきなり取り出さず、少し冷まします。熱々のものをいきなり常温に持ってくるとしぼんでしまいます。
とても大きく膨らみました。
どちらが薄力粉で強力粉か、これだとわかりにくいですが、観察をしてみましょう。
#ニオイもチェック
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、
・手前はスカスカ。大きく膨らんだのでちょっと香ばしい香り
・奥は繊維状になって、中が少しもっちり。小麦粉の香りも微かにする
生徒からは「きなこのにおいだ!」なんて声も。
私は「鶏皮のニオイ」だな〜・・・なんて思いました。普段食べているものの違いですね。。
さて、その他にも、じゃがいもの皮を向き、廃棄率を計算したり。
(レシピって、可食部だったんですね)
粉吹き芋を作ってみたり。(でんぷんの観察です)
砂糖の保水力を体感したり。
#空気中の水分を吸収して滑らかになります
とても盛りだくさんの授業でした!
#実習の素材は、生徒たちが(マヨネーズ等をかけて)美味しくいただきました。
授業で検定試験の準備もします|3年次選択・情報処理
「最近の若い子どもは、スマホばかりでパソコン操作をほとんど習っていない」なんてニュースを聞いたことがあります。
池高の生徒は、プレゼンテーションを行うスライドをCanvaでもりもり作り、テストや課題の提出をGoogle Classroomで行うネイティブ世代。
卒業後すぐに就職しても、パソコンを使いこなしてくれるでしょう。
さて、本日「情報処理」の授業では、タイピングスキルやビジネス文章作成の練習等を行っています。
課題はこちら。ビジネス文章です。
表の挿入や、均等割り付けなど、ビジネス文書形式など、いろいろなテクニックが含まれています。
集中して入力していますね。
池田高校では、こういった検定試験の補助を頂いています。
その額、受験料の75%分!
例えば、日本情報処理検定協会主催の「日本語ワープロ検定試験 初段」なら、受験料5,300円のところ、1,325円で受験できます!
たくさん学び、力をつけていってほしいです!
サイクルツーリズム|3年次課題研究(探究学習)
池田の自然とグルメを巡るツアーが始まろうとしています。
それではさっそく、研究者を紹介します。
『池田町のサイクルツーリズム』
自然豊かな池田を感じてもらいたい、池田のグルメを味わってもらいたい。
自転車に乗って十勝の風を感じるツアーを、スケート部の生徒が企画しています。
氷のない季節の部活は、十勝平野をカッコいい自転車に乗ってトレーニングします。
そのトレーニングの中から生まれたサイクルツーリズムは、生まれるべくして生まれたもの。
そして今回、ツアーに賛同してもらうために、町内の事業所を訪ねました。
*池田高校では、キャリア教育の一環として課題研究(探究学習)があります。もっというと、課題研究のために3年間のカリキュラムが組まれているといってもいいくらいです。その3年間の集大成が、課題研究です。
探究学習|3年次・課題研究
総合学科の池田高校の特色は、探究学習の時間がたっぷりあること。
3年次に進級して2ヶ月が経ちました。いよいよ本格的に探究を始めます。
この日、看護師志望のふたりが訪ねたのは、町内にある障害者福祉サービス事業所〈こんぱす〉です。
探究テーマの絞り込みがなかなか進まず、事業所のみなさんに協力してもらうためにやってきました。
まずは「知ること」からですね。
こんぱすのみなさんは、「高校生がやってくる!」と、朝からソワソワしていたそうです。
そして、対面しても話したいけど話しかけられない状態は、池高生のふたりも同じ。
はじめましての挨拶は、誰でも緊張する瞬間です。
ところが、池高生は事業所を出た途端に饒舌になったりするんです(緊張からの解放〜!)。
コンパスのみなさんが池高生とじっくり話すのは初めてだったし、池高生も障害者施設に通う方との出会いは初めてでした。
今回はそんな感じで、互いに初体験の多い時間でした。学校に戻ったら、頭の中を整理して探究を続けましょう。
こんぱすのみなさん、また訪問します。ありがとうございました。
きまぐれコンサートが行われました!|吹奏楽部
6月14日(土) 15:00~17:30
田園ホールでは、400名ほどの観客を迎えるコンサートが開催され、各出演団体が熱い演奏を披露しました。
#準備の様子
出演団体は、足寄・本別・池田高校合同吹奏楽団をはじめ、札内東中学校吹奏楽部、池田中学校吹奏楽部、翔陽中学校吹奏楽部、白樺学園高等学校吹奏楽部、十勝ワインアンサンブル、池田シニアブリースの7団体。
会場の受付では、部員や卒業生のご家族が運営を支えました。
演奏会のトップを飾ったのは、足寄・本別・池田高校の合同バンド。
演奏前には、各校の代表生徒が登場し、それぞれの曲への思いを語りました。
池田高校からは部長の美濃さんが元気よく曲紹介を行いました。
池田シニアブリースのステージでは、指揮者の古城先生がタクトを振り、トロンボーンの卒業生も加わり、深みのある演奏を披露しました。
コンサートのフィナーレを飾ったのは、池田高校のダンプレ。
部長の美濃さんがMCを務め、歌やダンスを交えた3曲を披露し、会場は大いに盛り上がりました。
そして、すべての演目を終えた舞台には、達成感に満ちた出演者たちの笑顔が広がりました。
客席からの温かい拍手と歓声に包まれながら、コンサートは感動的な幕を閉じました。
カードゲーム「2030SDGs」で学ぶ|1年次・産業社会と人間
R7.5.28
この日の授業は、カードゲームを使ったSDGsの取り組み体験です。
講師は、帯広生まれの東京育ち、今は芽室町にある会社で働く帯広青年会議所の芳賀さんです。
授業は、とても大きくはっきりした声で、芳賀さんの自己紹介からはじまりました。
ゲームの前に、SDGsの理解度をカラダで自己申告。机に手を付けると0%、頭に手をのせると100%です。
「大体理解しているよ!」という人もいましたが、ほとんどの人は机からほんの少し上で「何となく知ってるかな?」でした。そのあと、フードロスやジェンダー(性別)の問題をクイズなど交えて考えてみました。
さて、ゲームの始まりです。まずは、ルール説明から。
チーム分けして7つの国家を作りました。それぞれの国家は、カードを引き20年後のゴール(国家目標)を決め、ゴール達成に向けて手持ちのお金カードと時間カードをもとにプロジェクト(国家事業)を逐次遂行します。また、プロジェクトが遂行されると世界情勢(経済、環境、社会)が変化します。話し合いで国家間のカードやりとり(交渉)は自由です。すべての国家がゴールを達成して、世界情勢もより良くなればゲームは成功です。詳しくは以下を参照ください。
https://imacocollabo.or.jp/2030sdgs/
このゲームは通常2-3時間かけてやるそうですが、2コマ授業のため、この日は前半戦10年、後半戦10年や都度の振り返りなどトータル40分程度で行いました。
各国はスタート直後、自国のゴール達成に夢中で、交渉(話し合い)の場も少なく小さなものでした。
前半戦終了後、ゴール達成は1か国。世界情勢は、経済成長しましたが環境と社会は最初からほとんど変わらずでした。その状況を皆で共有しました。
SDGsは「誰一人取り残さない」を理念とし、貧困や飢餓、環境問題など様々な課題を解決することで、世界をより良くすることです。これを思い出しながら後半戦です。
前半戦に比べて交渉の場が増えて大きくなり、たくさんの国が参加する話し合いの場(国連!)まで出来ました。後半戦終了後の結果です。前半戦後と比べ世界情勢は、経済は僅かなプラスでしたが、環境と社会は倍以上に成長しました。ゴール達成は6か国、残り1か国もあと一歩でした。大成功です!!
最後に皆で振り返りながら、ゲームを片づけ、この日の授業は終わりました。
古城先生からは「このゲームでここまでたくさんの国が参加する話し合いの場(国連!)を見たのは初めてでした。」とありました。ゲームを通して、SDGsの理念や話し合いの大切さを感じることができました。
多くの人が、SDGsを「何となく知ってるかな?」から「自ら考え行動できる!」になったと思います。芳賀さん、とても有意義な授業を有難うございました。
自閉症スペクトラムと感情と私|3年次選択・形態別介護
本日の講師は小川さんです。
テーマは「発達障害の特性と関わり方(ASD)」について。
自閉スペクトラム症(ASD) は、3つくらいの特徴があると言われています。
1:社会性の感覚を掴みにくい
2:コミュニケーションが難しい
3:特定の興味やこだわり(ルーティーンがある、など)
それぞれ細かく見ていくと、「自分もそういうところあるなぁ…」なんて気質を発見したりします。
違うようで似ている。脳の感じ方の違い。
例えば、先生が「ちょっと待ってて!」と言われたらどのくらいの時間を想定しますか?
①5〜10秒
②2〜3分
③10〜15分
手を挙げてもらうと感覚は人それぞれ。
では、違うシチュエーションだったらどうでしょう?
・先生がPCのファイルを探してるとしたら?
・先生が職員室に忘れ物をとりにいくとしたら?
シチュエーションが限定されると、「ちょっと」が想像できるかもしれません。
しかし、シチュエーションが変わっても想像が難しいとしたら、社会性の感覚を掴みにくいという感じなのかな、と思いました。独特の想像力、なんて表現を小川さんは使っていました。
後半は、感情表現について、グループワークで体験します。
「『怒り』の感情を表す言葉を調べずにたくさん書き出してみよう」
ぷんぷん、イライラ、ムカつく、「…(言葉にならない)」、は?、などなど…
若い感性の怒っている表現がでてきます。
「今度は、その言葉をレベルに合わせて並びかえてみよう」
1列のグループもあれば、ピラミッドのようになるグループも。
「それぞれのシチュエーションも書いてみよう」
家族を馬鹿にされた時、約束をドタキャンされた時、
悪口を言われた時、自分のパフォーマンスについてけなされた時…
その後、「楽しい」バージョンでも行ってみます。
(ちなみに私は、怒り>楽しみ の方の言葉ばかりで、楽しさを表す自分の中の語句が少ないことに新鮮な驚きというか悲しみというか、自分の人生をちょっとだけ自問自答してしまいました)
では、このシチュエーションのときは、どのくらいの言葉が当てはまるでしょう?
「美味しいものを食べた時」
「推しに会った時」
人によって、感情の受け取り方の度合いが違うことがわかります。
また、自分の感情のレベル感を持っておくことで、感情のマネジメントにもつながります。
仲の良い人に対してもツボを知っていると、円滑にコミュニケーションがとれたりもしますよね。
いろんな人のいろんな状況や特性を知る。
形態別介護の授業は奥が深い!
3年次 時事問題研究 池田町の魅力探しへ
6月11日(水)に池田町の魅力を探しに生徒5名で地域の方々へ話を聞きに池田町役場やさくら塾さん、よねくらさんへ伺いました。
一部ですが、紹介します。(池田町長への質問、回答)
・ワイン城の魅力やおすすめスポット、おすすめの食などの質問を通して池田町の魅力とは何かを考えました。
Q1 ワイン城の魅力について教えてください。
ワインづくりの歴史や見学、体験など五感で楽しむ施設としての魅力がある。
Q2 おすすめスポットを教えてください。
「ワイン城からの景色」、特に冬の季節は空気が乾燥して澄んでいて日高山脈まではっきり見ることが出来る。
Q3 おすすめの食について教えてください。
「池田牛」をはじめ池田町や十勝の「食材」に特化していること
Q4 最近、大きく変化したことは?
十勝川の防災対策で掘削作業によりワイン城の屋上から川がみえるようになったこと。池田の町は過去自然災害で被害もあったが、川を大切にすることは池田町の生活との関わりが深い。
ワイン城について池田町長のご回答からワイン城の魅力やワイン事業を通して多くの人たちに発信し、伝えていく大切さを知ることが出来ました。丁寧にご回答いただきありがとうございました。
〔さくら塾さんとの交流の様子〕 〔建設水道課の職員の方と交流の様子〕
そのほか、池田町役場建設水道課、さくら塾さん、よねくらさんに訪問し、池田町の魅力について様々な視点でお話を伺うことが出来、地域の魅力について考えを深めることが出来ました。お忙しい中、授業にご協力いただいた皆様には感謝申し上げます。次回は町歩きを通して高校生の視点で地域の魅力を探す校外学習を実施してまちぶらマップの作成に向けて取り組んでいく予定です。
排便はこころのしくみを表している|3年次選択・形態別介護
人間にとって排便が機能しないと生きていけない、という話から始まった介護の選択授業。これまでの生活環境や職業などが、排便機能の不調につながるそうです。ココロとカラダはつながっているってことですね。
地域の小規模特別養護老人ホームから、今年もやってきました吉田裕也さん。しかも、〈生活相談員〉として、バージョンアップして池高に帰ってきてくれました。吉田さんは、爽やかな見た目とは裏腹に、自称変わり者としてもバージョンアップしていました。
そのエピソードをいくつか紹介すると……
・ラーメンが好き。結婚しているけど、一人で出かけて食べに行く(食べたいときはひとりでじっくり味わいたい)
・実験する。本を読んで「がんばりは逆効果」と知ってしまったので職場でがんばらないことを実践したら怒られた。でもがんばらない。
吉田さんの生き方考え方は、生徒たちにはどんな風に映ったでしょう。
社会福祉法人光寿会さま、本年度もよろしくお願いいたします。
#正しい排便の姿勢は、オーギュスト・ロダン作の『考える人』を参考に
#吉田さんの自己紹介、生徒も前のめり?「今年の生徒はメモを取ってまじめですね」と吉田さん
クリエイティブに生きる時間|2、3年次選択・工芸基礎
今日の美術の時間は、木工。
木彫り作業のはじまりです。使用するのは、木の板と転写紙と紙と鉛筆です。
まずはデザイン。画家のまささん(外部講師)が用意したものの中から選びます。多くの生徒は、ボタン、ヒマワリ、ツバキなど花のデザイン。中には……おぉぉ!?というデザインも(写真コメント参照)。
作業工程
①鉛筆で紙に描きます
②木の板の上に転写紙を置きます
③その上に描いた紙を置いてなぞります
④木の板に転写されたら
⑤電動糸ノコギリで、デザインした形に沿って切り落とします
手作業って、意外性の発見!
作業に入った途端に大胆になる生徒、慎重になる生徒、なんともないよーといった様子の生徒。その人その人のいろんな側面が見えるクリエイティブな時間でした。
今日のところはここまで。来週以降は、彫刻刀を使って、彫る作業に入れそう?
#ケガのないようにしっかりレクチャー
#準備もメンテナンスも、まずは自分でやってみる(最終確認は大人の役割)
#こわい……といいながらも慎重に少しずつ
#選んだデザインによって、難易度も変わる!
#互いに見守りながらケガもなく作業ができました
#花、ではなく、なんと〈龍〉を選んだ!鱗、描いてます。
6/7第40回本別吹奏楽合同演奏会・6/8池田町消防団春季演習 出演、6/14きまぐれコンサート告知|部活動・吹奏楽部
先週に続いて今週も吹奏楽は精力的に活動しております。
☆☆6月7日☆☆
この日は本別町で行われました吹奏楽合同演奏会に出演。
40回を迎える伝統ある演奏会です。
今年もコンクールに合同で出演する足寄高校・本別高校のみなさんと、いつもの三校合同演奏で出演、3曲を披露しました。
”池吹流”のMCで会場を沸かせる部長
今年の三校合同デビューを果たしました。
満席の会場は大いに盛り上がり、演奏会の最後は出演団体全員による合同演奏で締めくくられました。
本別中学校、本別ブラスアンサンブルを加えた50名超の合同合奏。
アンコールの“また逢う日まで”を含み、4曲を披露しました。
本別のみなさま、ありがとうございました。
☆☆6月8日☆☆
この日は池田町消防団の春季演習で、池田中学校と演奏してきました。
消防団の120周年を記念したイベントでもありました。
いつもは演奏を聴いてもらうのが目的ですが、今回はひと味違います。
まず分隊行進のBGMとして行進曲を演奏し、また子どもの放水体験のBGMとして2曲を演奏しました。
画像右後ろで、行進している人が少し見えますでしょうか…。指揮は池田中学校の山中先生です。
音楽を途切れさせず、かつ奏者の体力を温存するために、曲の合間にドラムマーチ(打楽器のみの演奏)を挟む工夫がなされました。
その後整列や、小隊の訓練などをはさみ
放水体験のBGM演奏に移りました。
テントを用意していただき、日差しを避けて演奏することができました。
BGMということで演奏しましたが、多くの観客のみなさまからの拍手をいただきました。
迫力の放水も見ることができ、今回も大変貴重な体験となりました。
消防団のみなさま、ありがとうございました。
☆☆告知☆☆
今週末は「令和7年度きまぐれコンサート」
昨年に引き続き、田園ホールでの開催。
6月14日土曜日、15時開演です。
池田町の吹奏楽団体である池田中学校吹奏楽部、池田シニアブリーズ、十勝ワインアンサンブル、そして池田高校吹奏楽部の他、札内東中学校、翔陽中学校、白樺学園高校の各吹奏楽部も出演します。
もちろん今回も、足寄高校・本別高校・池田高校の三校で合同演奏いたします。
今回はダンプレを披露します。皆様のご来場お待ちしております。
これからあなたたちは人質です|3年次選択・論理国語
先生「これからあなたたちは人質です。」
おおおっ!教室のテンションが高まります!
#岸部先生の黒幕っぷりがみたい方は、こちらの池高Youtubeを是非ご覧ください。
【ドラマ】全員容疑者・・・犯人は誰だ!本格ミステリ!~卒業制作ドラマ第2弾~
先生「みんなの代表で人質になってくれる3人、前へ」
#みんな笑顔です(笑)
先生「これからみなさんに、1枚ずつカードを渡します。
・自分のカードは見られません
・カードは全部で5枚。白3、黒2です
・言葉を発したり、互いに合図をしてはいけません
・白いカードを持っている人は逃げられます
・黒いカードを持っているのに逃げた場合は処罰されます(ルール上です)
自分のカードを推理して、行動を選択してください。」
さぁ、論理クイズですよー!
#見守る生徒と、頭をフル回転させる生徒
ちなみに、今回の問題は上記の条件のもと
「全員白。しばらくしたあと全員逃げた。」どうしてそうなるかを説明してください。
わかりましたか?
(私は何とか解けました!)
他のパターンでもチャレンジです。全員人質役を行います。
#この場合だと全員逃げるよね?
丁寧に場合分けをして解説してくれます。
ゆっくりもう一周です。
心理戦ではなく、論理戦です!
度胸試しでもないですよ。
今日も池田高校では、論理って面白い!という様々な角度からの授業が行われています。
商品開発&制作準備|2年次選択・ライフデザイン
【この科目の目指すもの】
持続可能な森づくりは町づくり・学校づくりにもつながる。この資源を活用し、町に関わる人々がhappyになる仕組みを作りたい。そして今年のテーマは、クリスマスイベントの開発。
前半は「自分が大切にしていること」をテーマに、人生、美しさ、人との関わりといった18項目の中から大切にしているものの順位を決めて、一人ひとり発表をしました。大人も一緒に発表しました。誰かをハッピーにするには、まずは自分のハッピーを知ることから。
そして後半。いよいよクリスマスイベントでお披露目する商品の準備に取り掛かりました。グループに分かれて、白樺の小枝や鹿の皮などの下準備をしていきます。
#発表のたびに飛んでくる講師の真浦さんからの質問。こんな顔して答えています。
#創作活動が好きな生徒が集まっています。ある意味、クリエイティブ集団?です。
#小枝をさらに小さくするために、細かくカットしています。
#極秘プロジェクト!ではないんだけど、スケジュールの中身はぼやかしておきます(完成を楽しみに)!
児玉先生と学ぶ体位変換|3年次選択・形態別介護
3年次選択授業の形態別介護の授業では、4人の外部講師の方から介護技術の基本を学びます。
今回の授業は、池田町の光寿会グループに15年勤めていらっしゃる児玉先生です。長寿苑や光寿苑で高齢者の介護の現場で働いていました。今年からは生活相談員として勤務しているそうです。
児玉先生の授業では「体位変換」を学びます。
寝ている方の向きを変える。一言でいうとこれだけ。
しかし、介護をする側としては、高齢者の方の身体的状況であったり、コミュニケーションや、相手の気持ちを考える、など技術だけではなく気持ちの面でもたくさん知っておくべきことがあります。
まずは、最初の授業ということで、お互いに自己紹介。
介護の現場でも、「相手を知ること」が大切だと言います。
名前+「どんな大人になりたいか」が今回のテーマ
人の役にたてる大人
給料が安定して生活できる人
仕事もやりたいこともやっている大人
誰かの希望になりたい
学び続ける大人
楽しく過ごせる大人になりたい
ムキムキマッチョな大人になりたい
などと自己紹介してくれました。
少しみんなのことを知れた気がします!
その後の質問コーナーでは、たくさんの質問が。
仕事をしていて、楽しいこと、悲しいこと、高齢者に人気のこと、大切にしていること等。
児玉先生を通して見る介護の現場は、同じ人として尊重していることが伝わってきます。
いろいろな第一線で働いている大人から社会を見る池高生。
知識の他にも学ぶことはたくさんあります。
Braidon先生と英会話|3年次選択・応用英語
池高の良いところの一つに、少人数で授業を受けられる、という点があります。
この3年次生の応用英語の授業は5名の生徒が履修しています。
今日は、月に数回あるALTのBraidon先生がいらっしゃる日。
授業の前半では、1対1で7分間のsmall talk(ちょっとした世間話や雑談)を行います。
事前準備をし、言いたいことはいえるかな?
※以下、英語の会話のため、私(高校魅力化推進員)が聞き取れた意訳となります※
生徒「好きなことは、料理をすることです!先生は好きな食べ物はありますか?」
先生「アメリカンフードならBLTバーガー、日本食ならとんかつが好きです」
先生「好きな教科はありますか?」
生徒「国語です。」
先生「漢字書くのは好き?好きな漢字はありますか?」
生徒「自分の名前に入っている「葵」という漢字が好きです」
などなど。
準備していたフレーズ
「女の子にモテたいです!!!」をしっかり言えた生徒もいました笑
(実用的‥?ですね)
後半は、テストです。事前に複数の質問候補があり、その中からいくつかの質問がされます。
#テストはちょっと緊張感がありました♪
実践機会が多いのも、池高の良いところ!
自分ごとで学びを深めます。
オーナメントづくりとワークショップ検討|2年次選択・ライフデザイン
2025年のライフデザインの年間テーマ は「イベント」です。
「11/29(土)森や木をテーマとしたクリスマスイベントを開発しよう!!」
#週に書き起こすとあっという間の1年間です。
5月の授業では、クリスマスイベントの時に行うワークショップの内容を検討と、オーナメント作りを行っています。
池田町の間伐材と、池田町の羊の毛糸を使ってオーナメント作り。
全員オリジナル!みんな思い思いのオーナメントを作っています。
立体感あるオーナメント。それぞれの個性が光ります。
後半は、当日のワークショップで作るものの検討会。
以前に、生徒たちが考えてくれた案の実現難易度や可能性を、ものづくりのプロのトピさんがそれぞれ検討してくれました。
いただいた話をもとに、さらに考える!!
実現が難しい案を出すことは悪いことではありません。
「できること」ばかりでは、小さくまとまっちゃう。
この一言ずつの重み。伝えたいこと。大事なことをたくさん言ってくれるライフデザインの授業。見ている大人側の方が心にしみます。
5/31百年の森・6/1広小路商店街(帯広)でダンプレを披露|部活動・吹奏楽部
☆☆5月31日☆☆
帯広市総合ケアセンター 百年の森でダンプレ公演がありました。
昨年12月に初めての依頼があり、大好評で今回の再訪問となりました。
吹奏楽部による演奏が4曲。
途中には、前回も好評だった顧問の古城先生による『みんなで歌おうコーナー』を行いました。
みなさん元気に歌ってくださいました!
最後は笑顔で記念撮影
ハイ、とかちー!
たくさんの笑顔と拍手、応援の言葉をいただくことができました。
これからも池田高校吹奏楽部への応援をよろしくお願いいたします!
☆☆6月1日☆☆
本日、広小路商店街にて本校吹奏楽部のダンプレ(ダンス&プレイ)の発表の場が設けられました。
天候が心配されていましたが、当日はパフォーマンスにぴったりの気候となり、絶好の演奏日和となりました。
#準備の様子 部員たちは息を合わせ、協力しながら手際よく準備を進めました。
発表は4曲+アンコールの約20分間。
演奏が始まると、会場の皆さんもどんどん盛り上がり、最後の曲が終わった後は大きなアンコールの声が響き渡りました!
#会場が一体となって盛り上がっていました。
見に来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。
これからも池田高校吹奏楽部への応援をよろしくお願いいたします!
携帯電話マナー講習会|全年次・LHR
5月29日 6時間目
全校生徒対象に、携帯電話マナー講習会を実施しました。
講師の先生は、(株)十勝毎日新聞社の代表取締役の伊東肇さんです。
今や97%の人が所持している携帯電話。そして簡単にできるインターネット・SNSの世界。
・SNSのマナーやトラブル
・私達が接しているSNSの情報の偏り
・情報の信頼性の裏側
・誹謗中傷からの訴訟が簡単になったこと
・SNSの意見から世論が動いた例
・高校生が向き合う時に気をつけること
など、インターネット上で話題になったたくさんの事例から、私達が気をつけるべきことについてお話いただきました。
最後に、本日の感想とお礼を長崎さんが代表して伝えてくれました。
「インターネット上のマナーやトラブル、誹謗中傷が簡単になったことなど多くのことが心に残りました。他の人に対しても、自分に対してもトラブルに巻き込まれないように、正しく使おうと思います」。
日進月歩で進むインターネット上の世界。
その時々で気をつけるべきルールやマナーも変わっていきます。
大変貴重なお話をありがとうございました。
絶賛、スポーツテストの練習中|3年次・体育
十勝は今日も、青い空。芝生の青さも絶好調です。
そして池高生の絶好調っぷりも、体育の時間で発揮されていました。
今日はスポーツテストの練習日和です。練習だけど、力が入ります。
#トントントントントトトトトト、トンッ!背面跳び、カッコいい!
#こちらは、サラッとはさみ跳び!
#ハードル走はテンポとリズムで駆け抜けます。
#やり投げ練習用の〈ジャベリックスロー〉。LAドジャース山本由伸選手も練習に使っていたそうです(ピース♪)
#砲丸投げのパワーポジションから「あぁぁぁぁぁーっ!」。〈シャウト効果〉で、爆発的に筋肉のチカラが!
#解き放て!
春からクリスマスムードのあたまの中|2年次選択・ライフデザイン
【この科目の目指すもの】
持続可能な森づくりは町づくり・学校づくりにもつながる。この資源を活用し、町に関わる人々がhappyになる仕組みを作りたい。そして今年のテーマは、クリスマスイベントの開発。
今回は自由制作です。森からやってきた白樺の木や樹皮、鹿の皮、松ぼっくりなどを使います。但し!講師のマウラさんは、自由とはいえ条件を付けるというのです。その意図とは?
実際のクリスマスイベントで行う予定の、モノづくりを想定した対象年齢、時間配分、難易度、そしてなによりも作り手としての作品に対する〈愛着〉が大事よ、とマウラさん。様々な制約がある中で、参加してくれた子どもから大人までが楽しめるイベントの開発を目指すライフデザインの授業。
自由とはいえ、さぁどうする?池高生。
#真浦先生の説明は、いつも生徒たちのクリエイティブマインドを刺激します。
「ライフデザインという名前が楽しそうだったから」
はじめましての生徒が合流しました。この授業を選択した理由を兼ねての自己紹介タイムです。
自由制作、開始!
今年の生徒は、自由制作で商品を作る職人というより、アイデアが溢れ出す芸術家といった感じ♪
#完成したモノを商品にするため、商品名を決めて袋に詰めて完成です。
#「今日は何をして、何に気づいて、自分の暮らしにどう活かす?」という問いを導く〈振り返りシート〉
教育実習生 軍司先生の研究授業が行われました②|1年次・体育
5月28日(水) 3時間目
本日、軍司先生による体育の研究授業が行われました。
そして今日は、3週間にわたる教育実習の最終日でもあります。
先生にとって、どんな思い出深い時間になったのでしょうか。
今回の授業は「マット運動」。
授業のはじめには健康チェックを行い、今日の目標や流れをわかりやすく伝えて、生徒たちが見通しを持って取り組めるように工夫されていました。
#ホワイトボードには「準備」「準備運動」「連続技2周」「倒立前転」「片付け」とあります
#準備と準備運動
「連続技2周」では、前転・開脚前転・後転など、それぞれのペースで取り組みました。
メインの「倒立前転」です。
壁倒立を行い、動画により倒立前転のイメージを膨らませ、倒立前転につなげるといった流れです。
#壁倒立のやりかた、注意事項を伝えます
#倒立前転を動画で確認します
#いざ、倒立前転!
軍司先生、3週間の教育実習、本当にお疲れさまでした。
今日の研究授業も、生徒たちにとってとても貴重な学びの時間になったと思います。
年齢の近い先生との関わりを通して、生徒たちもたくさんの刺激や気づきを得られたことでしょう。
先生にとっても、実りある3週間になっていたら嬉しいです。
本当にありがとうございました!
教育実習生 軍司先生の研究授業が行われました|2年次・保健
5月26日(月) 6時間目
本日は、教育実習生の軍司先生による保健の研究授業が行われました。
3週間の実習の集大成として、生徒たちにとっても、先生にとっても大切な時間となりました。
本時の学習内容は、「生涯を通じる健康」の中でも「妊娠・出産」に関する内容です。
授業の冒頭では、本時の目標と授業の流れを確認し、生徒たちの学びの見通しを持たせました。
#身の回りで妊婦さんを見たことがありますか?
スライドと動画で理解を深めます。
受精から妊娠、出産に至るまでの過程を、スライドを用いて丁寧に説明。
さらに、動画を活用することで、視覚的にも理解を深める工夫がされていました。
胎児の成長や母体の変化についても、わかりやすく解説され、生徒たちは真剣な表情で学んでいました。
#先生方も授業を参観しました
地域の母子健康サービスを調べて共有します。
授業の後半では、自分の住んでいる自治体の母子健康サービスについて調べ、クラス全体で情報を共有しました。
軍司先生、保健の研究授業、本当にお疲れさまでした。
限られた時間の中で、丁寧に準備を重ねられたことと思います。
生徒たちの理解が深まり、命の大切さについて考える貴重な時間となりました。ありがとうございました。
鹿革の名刺ケース作り(後半)|2年次・総合的な探究の時間
前回の授業はこちらから
命を使わせていただく。鹿革名刺ケース作り(前半)|2年次・総合的な探究の時間
いよいよ、名刺ケース作りです!
講師の頓所さんが、先日の鹿革をある程度カットし、段取りを整えてくださっています。
2時間で無事に作れるでしょうか?
工程1:鹿革をカットする
#空の美しさにも目がいってしまいます
工程2:折り目をつけ、穴を開ける
工程3:刺繍糸でワンポイントをつける。糸の端は炙って処理
ライターに苦戦した生徒も。
見守っている家庭科の先生によると、ガス台のスイッチを入れられない生徒もいるとか(家のコンロがIHだと勝手が違いますよね)
工程4:革を折り、選んだ金具をつける
工程5:好きな大きさのロゴを好きな場所に刻印する
今回のロゴは、先日のアンケートを元に3年次生の武智さんが完成させました。
せっかくなので、制作者も刻印します♪
#生徒会長も昨年作った名刺ケースに刻印します。
それぞれ、4種類の大きさから選び、好きな場所に印刷しました。
ロゴが入ると、一気にブランド感が出ます。
#完成品を笑顔で見せ合う生徒たち
生徒
「撃たれた鹿はかわいそうだと思ったけれど、ものづくりは楽しかった」
頓所さん
「何か少しでも感じてもらえたなら嬉しいです。もし鹿がかわいそうだな、と思ったなら、これからこういった革製品を使う時に、長く大事に使ってもらえたらなと思います」
頓所さん、素敵な授業をありがとうございました!
何のために仕事をします?仕事の要素について|2年次・公共
5月20日 1時間目
#お金?(経済性)、誰かのために?(社会性)、自分のスキルアップのため?(個人性)
頓所さんが大切にしている仕事の要素は、次の6つです。
・お金 ・時間 ・内容 ・キャリア ・環境 ・組織
この中でも特に重視しているのは、「内容」「キャリア」「組織」だそうです。
#内容が第一『仕事にするか、趣味にするか』
続いて、個人ワークを行いました。
テーマは「日常で大事にしていることや考え」。生徒たちはそれぞれの価値観を紙に書き出しました。
#生活リズム、人間関係、楽しむ、睡眠、趣味、逃げる、運動、責任 など
その後のグループワークでは、書き出した内容をもとに、共通点や違いを共有しました。
#共有することで新たな考えに触れる機会になります
最後に、頓所さんからまとめのお話をいただきました。
今日の話やワークシートを通して、自分自身への理解や現状を知ることができたのではないでしょうか。
まずは“自分を知ること”がスタートです。
日常で大事にしていることを、日々の生活の中で意識してみてください。
それが、進路選択のヒントになります。
進路を考えるときは、お金だけでなく“キャリア”も大切にしてほしい。
そして、高校生活はとても貴重な時間です。今この瞬間も大切にしてください。
頓所さん、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
池高の春|1年次・スポーツテスト&環境整備員さんのお仕事
みなさんの学校やまちのなかには、どれくらいの緑が生い茂っていますか。
多くのまちはコンクリートやアスファルトの舗装道路があって、学校の校庭は土や砂利やゴム舗装などなどですよね。もちろん道路はコンクリートだったりするのですが……
池田高校のある池田町は全体の半分以上が森林に覆われています(広葉樹もいっぱい)。
そして、池田町の小中高の校庭は……
〈芝生〉
そう、芝生なんです。しかも天然芝。
冬の間は雪に覆われて真っ白けっけの池田町ですが、雪が解けて桜が咲く頃にはあたり一面青々とした緑に包まれます。長い冬を乗り切った、気持ちの良い季節がやってきています。生徒たちの陽気さもグングン上がっていくはずです、きっと。
#登下校のさんぽみち
#天然芝の校庭はまだまだ青くなる!
#「おりゃー!」とか「えいっ!」とか スポーツテストのボール投げ
#測定がおわった笑顔のフレッシュ新入生たち♪
翌日……環境整備員のスガイさんが校庭の整備をしていました。よーくみると、青い芝生に黄色いタンポポが一面に。生徒たちのキャンパスライフは、こうして安全が保たれているのでした。
#芝生だらけの校庭は広いんです。
配慮をするということ|3年次選択・形態別介護技術
配慮って?
今回は、障害福祉サービスの押さえておくべき基礎知識を身につけることと、配慮とは何かを考える疑似体験の二本立て。
講師の小川先生から、支援には様々な形態があることを教わりました。
まずは知ることからはじめましょうという時間。スライドを使いながらゆっくり丁寧に話を進める小川先生。コミュニケーションでも大切な〈間・ま〉を、生徒と共有しているような時間でした。
また「聴こえない人の気持ちを体験するんじゃなくて、自分が介助者になったときに相手にどんな配慮ができるかを体験してほしい」と。
聴覚障害の疑似体験。
イヤーマフを使ったグループワークでは、聞こえない人がいる場面を作ってみんなで雑談。その過程で、聞こえない人を仲間はずれにしないためにはどうすればいいのか、配慮の大切さを体験しました。場が温まってきたところで、ジェスチャーゲームと伝言ゲームへ……。
授業を終えた悩み多き生徒たち
「人に伝えるって難しいよね」
「あーだよね、こーだよねって言う話を聞くと、色んな考え方があるよなぁって」
「コミュニケーションって、そういうもんだよね」
なんとなく自分だけの考えだけじゃうまくいかないよねってことがわかった、今回の授業なのでした。
#イヤフォンを付けて大音量で音楽を鳴らしてイヤーマフも付ける。みんな、なに話してるの?
#ジェスチャーゲームにも挑戦!笑いをとっているわけじゃないけど笑われる。
これも生活の中での配慮を考えるきっかけになるかも。
#伝言ゲーム、伝わらない!
※イヤーマフとは
耳全体を覆うタイプの防音保護具です。イヤーマフは、もともと工事現場や飛行場、射撃、モータースポーツなどの騒音が大きい場所で、それらの仕事に携わる人の耳を守る道具として使用されてきました。近年では、防音効果が高いことから、一般の方にも広まってきており、特に大きな音が苦手な、聴覚過敏がある方にとって、音から自分を守るツールの一つとなっています。
MDPサミット2025 in 帯広が開催されました|吹奏楽部
5月17日準備~5月18日本番
MDPサミット2025 in 帯広が帯広市民文化ホールにて開催されました。
このサミットは、2016年に苫小牧で始まり、今年で10年目という節目を迎えました。
帯広での開催は今回が初めてで、池田高校が当番校を務めました。
ゲスト校の生徒を含め、総勢300人のケアを担うなど、非常にハードな公演となりました。
出演校一覧
・札幌国際情報高校
・駒大苫小牧高校
・旭川永嶺高校
・帯広南商業高校
・池田高校&本別高校
5月17日 前日リハーサルの様子
#準備とリハーサルが行われました。会場には緊張感が漂っていました。
#エレキギターを担当する山田さんの音響調整が難航し、限られたリハーサル時間の中で緊張が高まりました。
(魅力化推進員より)
リハーサル後、楽屋に戻ったメンバーの表情は暗く、誰も口を開かなかったそうです。
ダンス&プレゼンテーション(ダンプレ)の舞台裏では、プレッシャー、疲労、緊張感など、さまざまな思いが交錯していました。
午後は全学校揃ってのリハーサルでした。
午後には全校合同のリハーサルが行われました。
駒大苫小牧高校の顧問の先生からは、1年生に向けて次のような指導がありました。
「国際情報の2年生から受けた愛情(指導)に、1年生はどう応えるべきか?表現だけでなく、声の大きさでも応えるべきだ。」
限られた時間の中で、全力を引き出すための工夫が随所に見られました。
5月18日 本番
本番は2部構成で行われました。
第1部は各校による発表、第2部は全校合同によるダンプレです。
1部のトップバッターは「池田&本別」です。
#当日の午前中もリハーサルや動きの確認が行われ、会場にはピリピリとした緊張感が漂っていました。
#少人数ながらも、4曲を披露し、会場全体が一体となる素晴らしい演奏を届けました。
#MCを務めた部長の美濃さん。堂々としたMCで会場を盛り上げました。
第2部では、全校合同による迫力あるダンプレが披露され、会場が一つになりました。
保護者や卒業生の方々にもご協力いただき、無事にMDPサミットを終えることができました。
#入場確認や物販にも多くの方が関わってくださり、スムーズな運営が実現しました。ご協力ありがとうございました。
次は、来月開催予定の「きまぐれコンサート」に向けて、準備が始まります。
今後の活動にもぜひご注目ください。