池高日誌

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まちのイベントに参加!水辺で乾杯|3年次・課題研究

7月9日(水)池田町の利別川左岸で行われた、池田町のイベントに生徒たちが参加しました。

 

 ▲池田町の観光協会のポスターより。

 

 今回は2つのチームが2つの目的で参加。

 

1チーム目は、「食で池田町をPRしたい」チーム。

 

 

地元の食材にこだわり、何度か試食を繰り返してきたレシピを一般の方向けに販売。

レシピ、衛生面でご協力いただいた、cafe & life akao様、ありがとうございます!

 

 

 

100食の用意があっという間に完売。

たくさんの「美味しかったよー!」をいただきました。ありがとうございます。

 

2つ目のチームは「多世代交流をしたい」というチーム。

 

こちらは販売ではなく、交流の場として、わいわいたこ焼きを焼いておりました。

 

 

手慣れた手つきでたこ焼きパーティー♪

みんなでわいわい!多世代交流はできていた・・かな?

 

最終的には10人以上の3年次生が集まってわいわい。

 

思ってみれば、こうやってまちの場に高校生がいるってことが一つの価値なのでは、なんて。

 

一つ一つの経験がみんなの第一歩。

 

貴重な経験の場をありがとうございました!

インターンシップ発表会|2年次・総合的な探究の時間

6月に地域の方のたくさんのご協力をいただいて実施できた2年次のインターンシップ。

 

本日は、グループに分かれての発表会です。

インプットした沢山の学びを自分なりに解釈し、アウトプットで表現しました。

 

早ければ1年ちょっとで就職する生徒もいるなかでの職場体験。

 

いろいろな実感や、自分の課題、将来への希望や不安、いろいろなことを学んだ発表がありました。

 

来週は、1年次生に向けた発表があります。

3名の皆さんが全体の前で発表を行う予定です。

今日取り組んだ課題をさらに磨き上げて、自信を持って本番に臨んでくださいね。

皆さんの発表が楽しみです。

『町ぶらマップ』中間報告会|3年次選択・時事問題研究

現在の時事問題研究の授業では、池田町の「町ぶらマップ」を作成中です。

 

今回は、中間発表として、池田町の観光等に関わっている御三方にきていただきました。

 

まずは、生徒たちが考えた町ぶらマップを発表します。

 

 

 

WEB版とパンフレットを想定。

池田駅からぐるっと回れるコースで、大人も知らないちょっとしたスポットが入っているあたり高校生らしさがでていました。

 

紙版のパンフレットは8つ折で作成するつもり、と紙をおりながらイメージを伝えます。

 

発表後、たくさんのヒントをいただきました。

 

 

 

 

池田町役場 地域振興課の清水課長からは、

「僕が好きなスポットもはいっていて嬉しく思った。『是非徒歩で歩いてほしい』などの情報があってもいいかも。」

「広大さ、は具体的に20km先の帯広市まで見える、など具体性があるとより伝わりやすいと思う」

「ワイン城のタイルには秘密があってね。(ここからはネタバレなので内緒)」

「高校生の視点を活かすなら、高級なものよりも、お小遣いで買えるようなものを紹介した方が等身大を感じるかも」

 

などと、より伝わりやすくなる表現などのアドバイスを頂きました。

 

 

 

池田町観光協会の古後会長からは、この授業の前日に公開となった池田町の観光動画を一緒に閲覧しようと提案が。

 

高校生からは、「池田町の食や自然の豊かさが表現されていた」と圧倒された様子。

 

こういった大人目線で作ったものも参考に、足りないもの、高校生ならではの視点を明らかにするヒントにしてほしい、といただきました。

 

他にも、観光協会としてなぜこの建物が取り上げられているのか、池田町120年の歴史にまつわる背景等…、公益性を考えたものになっている、それぞれ意図があるんだよ、と生徒たちに丁寧に伝えてくださいました。

 

 

 

最後に、北洋銀行池田支店の笠井支店長。

こういったマップを作る際には、どのようなターゲットや年代、どんな趣向で、どんな情報が必要なのか調査してから始める、という民間企業での視点をアドバイス。実際にまち歩きをする人の調査結果などを用いて、情報の選択や見せ方などを伝えてくださいました。

 

たくさんのアドバイスをもらった中でも、紙のパンフレットの大きさにはとても良い反応が。

まち歩きをする人の小さいバッグにも入るサイズで、実用的との称賛の言葉をいただきました。

 

 

▲この手のひらサイズです。

 

この中間発表でいただいた内容をブラッシュアップし、最終的にどんなかたちになるのでしょうか。楽しみです♪

ALTの先生とクイズで英語に親しむ♪|1年次・英語コミュニケーションⅠ

今日の授業は、「JEOPARDY」(ジェパディ)というアメリカのクイズ番組形式。

※日本ではクイズグランプリが似たような番組みたいです。

 

 

 ▲じゃじゃーん!

 

 

▲みんなの期待と困惑が混じった顔…笑

 

もちろん、ルール説明も全部英語。

ジャンルと特典のボードがあり、正解するとポイントがもらえる形式です。

 

Braidon先生は、大学でプログラムを専攻していたということで、クイズ画面もなんだか本格的♪

 

 

▲小さいですが、ディスプレイにジャンルと得点が表示されています

 

では、3つのグループに分かれて、Let's start!

 

easyな問題では、多くの人の手があがります。

 

こちらは難問…もぐらを英語で何ていうんだろう?(私も知らないです)

 

 

 ▲正解するとみんなで拍手♪

 

 

▲enjoying!

 

得点王がいたり、スピードマスターがいたり…楽しく英語に触れる授業となりました♪

『笑う門には福来る 〜私の歩み、そしてこれから〜』|3年次選択・形態別介護

東京パラリンピック(2021)のNHK障害者キャスターとしてリポーターを務めた千葉絵里菜さんが、池高生に会いに来てくれました。

生後すぐに難病、そして脳性まひがあることがわかってからは、後遺症により足や手が思うように動かずバタバタと動いてしまったり(自分の意志に反して動いてしまう不随意運動)、硬直があったり……という話からはじまった特別講義。

 

①「つけまつげをつけるにはどうしたらいいか?」

リハビリの場に“つけま”を持ち込み、作業療法士の先生と一緒に練習を重ねたそうです。できるようになりたいという気持ちが、前へと進ませてくれたとも話してくれました。

 

②夢をかなえるために大学生活

毎朝ピンポンと迎えに来てもらい、時には寝坊することもあったとのエピソードを笑顔で話してくれました。

筆記代行の支援を受けて授業を受けたこと、バリアフリー委員会に所属していたことを教えてくれました。

学生生活は多くの人の支えてもらい、障がいがあっても、本人のやる気次第で可能性は無限大だと心から感じたと生徒たちに伝えてくれました。

 

③現在の夢 ~帯広の学校をすべて回りたい~

関東には車椅子のママもいますが、地方ではまだ少ないのが現状のようです。

SNSや講演会を通じて「車椅子でもママになれる」ことを伝えていきたいと思っていると語ってくれました。

 

他にもこれまで経験したことを話してくれた千葉絵里菜さん。

キャスターになってから事実や思いを伝えることの大切さを知り、「伝えることは天職!」と知ったと話してくれました。

 

#質問をする生徒たち

 

重度訪問介護は、自立のため。「みなさんにも知っておいてほしいこと」と、絵里菜さんが池高生たちに伝えたいことはたくさんありました。絵里菜さんの歩みは、「たくさんの人に支えられた人生だった」と振り返るように、自分を人間として見てくれた人との出会いで溢れていました。

池高生たちは、絵里菜さんからのメッセージをどんな風に受け取ったのでしょう。

 

#ベッドへの移乗体験

 

#電動車いす体験

 

ご多忙のところ、貴重なお話と貴重な体験の機会をいただき、心より感謝申し上げます。

またぜひ、池田高校へお越しいただき、お話を聞かせていただければ嬉しく思います。

AIと英語学習|2年次選択・英語コミュニケーションⅡ

2年次生の英語コミュニケーションの授業では、「AI(Gemini)を用いた英語学習」が行われていましたよ。

 

英語学習とAIはとても相性が良いと言われています。

 

実際に私も、Geminiと「書く」「読む」「聞く」「話す」などを自分で試してみました。

適切に指示ができると、自分の苦手やレベルに合わせた学習ができるなぁと実感。

 

さて、授業ではどのように使われているのでしょうか?

 

本日の授業では、「高校生の修学旅行先としてオススメの場所はどこ?」という小テーマでそれぞれ英作文を行います。

 

 

その英作文を、Geminiで添削。

確かにこれだけの人数がいると、先生が同時に添削することも難しいですが、AIなら可能。

 

修正後、ペアに分かれて、英語で説明を行います。

 

 

▲私のオススメはアメリカのオーランド州です♪

 

その後、テキストに戻ります。

 

数回かけて熟読しているテキストの中からお気に入りの一文を選び、それぞれGeminiとやりとりと行います。

 

 

▲適宜先生がサポート

 

私なりの考えを述べること、それぞれのレベルに合わせた英語学習をすることなど、「問いに対して正しい答えをいう」昔の時代とは違うのだな〜と痛感しました。

 

とても興味深い授業でした!

機織り機でサンタさん。準備8割!?|3年次選択・羊と織物

羊と織物の授業で作成する2つ目の作品は、機織り機でサンタさんの模様です!

 

▲額縁にいれて飾れるようにしますよ

 

一人一台の機織り機があるこちらの授業。池田高校は総合学科ということもあり、教材が豊富です。

 

さて、この作品は、とにかく準備がとっても大変!!

 

 

最初は、二人一組で糸をセットしていきます。

 

上に下に、1~4番の決まった順番で間違いないように慎重に。

 

私の体感だと、1カ月くらい準備をしていたような気がします。

準備が重要なのが本当によくわかる!

 

 

 

下糸がセットできたら、やっと横糸で色や模様がつきますよ!

 

 

▲こちらが設計図。これが読み解けるようになるのです。

 

私たちが想像する、横糸を通してがしゃん!みたいなのよりも、丁寧にゆっくり…

糸を通す場所や、足の4本の踏むところも複雑なのです。

 

 

 

模様ができてきましたよ!

 

 

高校生の若いセンスなのか!?織り始めるとはやいはやい。

こちらはあっという間にできあがりました!

 

 

できあがりー!

 

 

 

機織り機から取り出し、額縁にはめられるように、外側を切り落とします。

 

マフラーと違って、外側を切り落とせるので、比較的初心者向けみたいですよ。

 

 

 

完成ー!!!

 

完成作品は、7月5日(土)のエルム祭でも展示されますよ。

 

好きな背景の色で作っているところや、サンタさんの大きさもちょっと違うところがまたキュート。

 

素敵な作品ができあがりました♪

放課後勉強会|全年次対象・進路指導部

2025年(令和7年)入学の新入生からは、全員スタディサプリが利用できる池田高校。

 

進学希望者向けに、放課後に勉強会が行われました。

 

 

 

この日は、1年次〜3年次生まで、科目テストの勉強、漢字検定の勉強、進路研究などをおこなっていました。

 

個別に、勉強や参考書の相談をしている生徒も。

 

少人数校だからこそ、先生に相談しやすい環境であると思います。

 

 

▲「え!いいんですか!?」(何が良いかは池田高校で♪)

 

多様な生徒がいるからこそ、違いを認めあえる、のではないでしょうか。

木育マイスターの福家さんと木の名札|2年次選択・保育基礎

保育基礎の授業では、年に何度か保育園実習があります。

そのために、こどもの年齢ごとの特徴を学んだり、一緒に遊べるものをつくったり考えたり。

 

今日は、子どもたちに森や木の楽しさや役割などを体験を通して伝えている、木育マイスターの福家さんが講師としていらっしゃいました。

 

自己紹介。なぜ池田町にいるのか、どんな経緯で木育を行っているのか、どうして森(推し)を紹介したいと思っているのか…など、素敵なスライドをもとにお話いただきます。

 

 

生徒からの質問も交え、福家さんの人柄や思いが伝わります。

 

 

後半は、池田町で行っている、いけもりプログラムについても教えていただきます。

体験を通して、森や木のいろいろなことを学んでいることがわかりました。

 

さて、後半は木の名札作り!

 

複数の木の中から、自分の好きなものを1つ選びます!

 

 

やすりをかけます。すりすりすりすり…

 

デザインをして、焼きごてで名前やイラストを描きます。

 

▲木の香ばしいにおいが漂ってきます(ただ、今日も暑い!!)

▲実はこっそり、私の名札もパワーアップさせてもらいました

 

最後に、オイルを塗ってもOK

 

 

素敵な名札ができました!!

 

お出汁を使って「茶碗蒸し」と「吉野鶏の吸い物」|3年次選択・フードデザイン

先週までは、工芸の授業と一緒にコラボ企画を行っていたフードデザインクラス。

(様子は後日HPアップ予定です)

 

事前に、和食膳の盛り付け方などを学習し、本日は第1回調理実習です。

 

今年度初めての調理実習ということで、作業等慣れない中での実習がスタートしました!

 

今日のポイントは、

①蒸し温度の調節の仕方(茶碗蒸し)

②椀種の下ごしらえの仕方

③吉野鶏の作り方

 

 

▲次は何をすればいいのかな?段取り良くね!

 

 

▲色鮮やかな吸い物ですね!

 

 

▲テーブルコーディネートは予習どおりできたかな?

 

北海道といえども暑い日!灼熱の調理実習頑張りました!

イベントテーマ決定&ポスター作り|2年次選択・ライフデザイン

今年のライフデザインのテーマは、11/29(土)開催のクリスマスイベント!!

 

今日は、イベントのテーマを決定し、ポスター作りをしてみます。

 

真浦さんより、「私達のイベントは【世界一】を目指します!」と宣言!

さて、どんな世界一を目指しますか?

 

みんなでキャッチコピーを考えてみよう。

 

大人も混じって11案。3つ選んでからの決選投票。

 

 

そして選ばれたのは・・・!!

 

「世界一あなたの思い出に残ってほしい特別な一日」

 

 

佐々木くんの案が選ばれました♪

『世界一あなたの思い出に残ってほしい 特別な一日』

 

 

ちなみに大人の案は、決戦投票にも残りませんでした。みんなの心に響くのは、高校生のみんなの感性ですね。

 

コンセプトが決まったところで、最初にみんなでブレストした内容からイメージを膨らませて、新たなアイデアを追加します。

 

「特別な時を作る」からイメージできるイベントを追加します。

  

コンセプトがきまったということで、ポスターも作成します。

 

▲ITリテラシーも鍛えられています

 

ライフデザインの授業でいろんなものを作ったり発表する力が鍛えられていきます。

 

イベントが楽しみ♪

(地域公開)探究授業 中間発表会|3年次・課題解決

池田町のご協力もいただき、広く地域の方にみていただく、探究授業での成果報告会(中間発表)が行われました。

 

 

▲公区配布させていただき、感謝申し上げます。

 

 

外は30度にもなる暑い日。

30名以上の地域の方々にお越しいただきました!

 

 

中間発表会を始めるにあたって、福本進路指導部長から次ようなお話がありました。

「今年の3年次生は、計画だけではなく行動までできている生徒が多い。例年に比べて活動が進んでいるので、いろいろな方からのアドバイスをもらって、今後の活動に活かしてほしいです。」

 

1組5分間の持ち時間での発表。

個性溢れる発表となりました。

 

 

  

発表後の10分は交流タイム。

高校生と地域の方が直接感想やアイデア、「こんな人紹介できるよ!」という情報交換の時間となりました。

 

こうして、たくさんの地域の皆さんに支えられ、地域の皆さんとともにあることを嬉しく思います。

 

今後とも、生徒が自主的な活動を続けていくと思いますが、どうかご指導のほどよろしくお願いいたします。

コミュニケーションは技術|3年次選択・形態別介護技術

町内にある特別養護老人ホーム池田光寿苑から今年もやってきてくれたのは、アニメ・漫画、ゲーム大好き生活相談員の高嶋圭さん。

池高生の趣味と丸かぶりで、「どんなアニメ好き?」「これ知ってる?」「おーそれ好きなんだ!」と高嶋さんの自己紹介が進むにつれて、はじめましての池高生たちの緊張もほぐれていきました。

 

高齢者施設で大切なことは、なによりも接遇を大切にすること。

接遇とは、相手に対して丁寧な態度や思いやりを持って接すること。つまり、コミュニケーション。

そしてそのコミュニケーションは、訓練によって身につけられます。

技術の習得が、より良い介護に繋がるというお話でした。

 

#家族のこと、仕事のこと、趣味のことをユーモアを交えてさらけ出してくれた高嶋さん。今年もよろしくお願いいたします。

 

 

#ロールプレイ中。相づちや温かみのある声掛けをするバージョンと、無表情無反応のバージョン。

無反応だと「不安になる」「心が折れる」「聞いてんのかなぁ」と池高生たち。

 

 

#休み時間中。介護業界に関心のある生徒にとって、講師のみなさんはとてもありがたい存在です。

 

高嶋さんの講義を聞きながら思い出したのは〈ユマニチュード〉という高齢者ケアメソッドでした。

*ユマニチュード(「人間らしさを取り戻す」というフランスの造語)

 

グルテンを観察してみよう|3年次選択・フードデザイン

調理室で何やら授業が行われています。フードデザインの授業に潜入です!

 

本日はいつくかの食品化学に関する実習のようです。

 

お!ちょうど、「薄力粉と強力粉」のグルテンの塊を焼く準備が整っています。

 

#こちらは各班より分けていただいたので、形が違うだけです

 

オーブンで焼き、断面を観察します。

 

#膨らんできました…!

 

ここで、筆者(あみちゃん)は気づきます。

「パンが焼ける香ばしいニオイがしない!」

 

見た目は、パンみたいな物体。

パンを褒めるときに「小麦粉の香りがする〜」なんて言いますよね?

あれ?小麦粉の塊みたい物体なのに、パンの香りはしない…。

 

熊谷先生に聞いてみると、

「パンの香りは、砂糖や他のものが香ばしく焼けたニオイの方が多いのかもしれませんね」とのこと。

 

調べて見ると「イースト発酵の香り」「メイラード反応」など他の化学反応由来のものや、原料のニオイなど複雑なものなどから構成されているようです。

 

勉強になります!!!

 

さて、そんなことをしているうちに焼けました。いきなり取り出さず、少し冷まします。熱々のものをいきなり常温に持ってくるとしぼんでしまいます。

 

 

とても大きく膨らみました。

どちらが薄力粉で強力粉か、これだとわかりにくいですが、観察をしてみましょう。

 

 

#ニオイもチェック

 

 

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、

・手前はスカスカ。大きく膨らんだのでちょっと香ばしい香り

・奥は繊維状になって、中が少しもっちり。小麦粉の香りも微かにする

 

生徒からは「きなこのにおいだ!」なんて声も。

 

私は「鶏皮のニオイ」だな〜・・・なんて思いました。普段食べているものの違いですね。。

 

さて、その他にも、じゃがいもの皮を向き、廃棄率を計算したり。

(レシピって、可食部だったんですね)

 

 

 

粉吹き芋を作ってみたり。(でんぷんの観察です)

 

 

砂糖の保水力を体感したり。

 

 

#空気中の水分を吸収して滑らかになります

 

とても盛りだくさんの授業でした!

 

#実習の素材は、生徒たちが(マヨネーズ等をかけて)美味しくいただきました。

授業で検定試験の準備もします|3年次選択・情報処理

「最近の若い子どもは、スマホばかりでパソコン操作をほとんど習っていない」なんてニュースを聞いたことがあります。

 

池高の生徒は、プレゼンテーションを行うスライドをCanvaでもりもり作り、テストや課題の提出をGoogle Classroomで行うネイティブ世代。

 

卒業後すぐに就職しても、パソコンを使いこなしてくれるでしょう。

 

さて、本日「情報処理」の授業では、タイピングスキルやビジネス文章作成の練習等を行っています。

 

 

課題はこちら。ビジネス文章です。

表の挿入や、均等割り付けなど、ビジネス文書形式など、いろいろなテクニックが含まれています。

 

 

集中して入力していますね。

 

 

池田高校では、こういった検定試験の補助を頂いています。

 

その額、受験料の75%分!

 

例えば、日本情報処理検定協会主催の「日本語ワープロ検定試験 初段」なら、受験料5,300円のところ、1,325円で受験できます!

 

たくさん学び、力をつけていってほしいです!

サイクルツーリズム|3年次課題研究(探究学習)

池田の自然とグルメを巡るツアーが始まろうとしています。

それではさっそく、研究者を紹介します。

 

『池田町のサイクルツーリズム』

自然豊かな池田を感じてもらいたい、池田のグルメを味わってもらいたい。

 

自転車に乗って十勝の風を感じるツアーを、スケート部の生徒が企画しています。

氷のない季節の部活は、十勝平野をカッコいい自転車に乗ってトレーニングします。

そのトレーニングの中から生まれたサイクルツーリズムは、生まれるべくして生まれたもの。

そして今回、ツアーに賛同してもらうために、町内の事業所を訪ねました。

 

*池田高校では、キャリア教育の一環として課題研究(探究学習)があります。もっというと、課題研究のために3年間のカリキュラムが組まれているといってもいいくらいです。その3年間の集大成が、課題研究です。

探究学習|3年次・課題研究

総合学科の池田高校の特色は、探究学習の時間がたっぷりあること。

3年次に進級して2ヶ月が経ちました。いよいよ本格的に探究を始めます。

 

この日、看護師志望のふたりが訪ねたのは、町内にある障害者福祉サービス事業所〈こんぱす〉です。

探究テーマの絞り込みがなかなか進まず、事業所のみなさんに協力してもらうためにやってきました。

まずは「知ること」からですね。

 

こんぱすのみなさんは、「高校生がやってくる!」と、朝からソワソワしていたそうです。

そして、対面しても話したいけど話しかけられない状態は、池高生のふたりも同じ。

はじめましての挨拶は、誰でも緊張する瞬間です。

ところが、池高生は事業所を出た途端に饒舌になったりするんです(緊張からの解放〜!)。

 

コンパスのみなさんが池高生とじっくり話すのは初めてだったし、池高生も障害者施設に通う方との出会いは初めてでした。

今回はそんな感じで、互いに初体験の多い時間でした。学校に戻ったら、頭の中を整理して探究を続けましょう。

 

こんぱすのみなさん、また訪問します。ありがとうございました。

自閉症スペクトラムと感情と私|3年次選択・形態別介護

本日の講師は小川さんです。

 

テーマは「発達障害の特性と関わり方(ASD)」について。

 

自閉スペクトラム症(ASD) は、3つくらいの特徴があると言われています。

 

1:社会性の感覚を掴みにくい

2:コミュニケーションが難しい

3:特定の興味やこだわり(ルーティーンがある、など)

 

 

それぞれ細かく見ていくと、「自分もそういうところあるなぁ…」なんて気質を発見したりします。

 

違うようで似ている。脳の感じ方の違い。

 

例えば、先生が「ちょっと待ってて!」と言われたらどのくらいの時間を想定しますか?

 

①5〜10秒

②2〜3分

③10〜15分

 

手を挙げてもらうと感覚は人それぞれ。

 

では、違うシチュエーションだったらどうでしょう?

・先生がPCのファイルを探してるとしたら?

・先生が職員室に忘れ物をとりにいくとしたら?

 

シチュエーションが限定されると、「ちょっと」が想像できるかもしれません。

しかし、シチュエーションが変わっても想像が難しいとしたら、社会性の感覚を掴みにくいという感じなのかな、と思いました。独特の想像力、なんて表現を小川さんは使っていました。

 

後半は、感情表現について、グループワークで体験します。

 

「『怒り』の感情を表す言葉を調べずにたくさん書き出してみよう」

 

ぷんぷん、イライラ、ムカつく、「…(言葉にならない)」、は?、などなど…

 

若い感性の怒っている表現がでてきます。

 

「今度は、その言葉をレベルに合わせて並びかえてみよう」

 

1列のグループもあれば、ピラミッドのようになるグループも。

「それぞれのシチュエーションも書いてみよう」

 

家族を馬鹿にされた時、約束をドタキャンされた時、

悪口を言われた時、自分のパフォーマンスについてけなされた時…

 

その後、「楽しい」バージョンでも行ってみます。

(ちなみに私は、怒り>楽しみ の方の言葉ばかりで、楽しさを表す自分の中の語句が少ないことに新鮮な驚きというか悲しみというか、自分の人生をちょっとだけ自問自答してしまいました)

 

では、このシチュエーションのときは、どのくらいの言葉が当てはまるでしょう?

「美味しいものを食べた時」

 

「推しに会った時」

 

 

人によって、感情の受け取り方の度合いが違うことがわかります。

 

また、自分の感情のレベル感を持っておくことで、感情のマネジメントにもつながります。

仲の良い人に対してもツボを知っていると、円滑にコミュニケーションがとれたりもしますよね。

 

いろんな人のいろんな状況や特性を知る。

 

形態別介護の授業は奥が深い!

排便はこころのしくみを表している|3年次選択・形態別介護

人間にとって排便が機能しないと生きていけない、という話から始まった介護の選択授業。これまでの生活環境や職業などが、排便機能の不調につながるそうです。ココロとカラダはつながっているってことですね。

 

地域の小規模特別養護老人ホームから、今年もやってきました吉田裕也さん。しかも、〈生活相談員〉として、バージョンアップして池高に帰ってきてくれました。吉田さんは、爽やかな見た目とは裏腹に、自称変わり者としてもバージョンアップしていました。

 

そのエピソードをいくつか紹介すると……

・ラーメンが好き。結婚しているけど、一人で出かけて食べに行く(食べたいときはひとりでじっくり味わいたい)

・実験する。本を読んで「がんばりは逆効果」と知ってしまったので職場でがんばらないことを実践したら怒られた。でもがんばらない。

 

吉田さんの生き方考え方は、生徒たちにはどんな風に映ったでしょう。

社会福祉法人光寿会さま、本年度もよろしくお願いいたします。

 

 #正しい排便の姿勢は、オーギュスト・ロダン作の『考える人』を参考に

 

 

#吉田さんの自己紹介、生徒も前のめり?「今年の生徒はメモを取ってまじめですね」と吉田さん  

クリエイティブに生きる時間|2、3年次選択・工芸基礎

今日の美術の時間は、木工。

木彫り作業のはじまりです。使用するのは、木の板と転写紙と紙と鉛筆です。

 

まずはデザイン。画家のまささん(外部講師)が用意したものの中から選びます。多くの生徒は、ボタン、ヒマワリ、ツバキなど花のデザイン。中には……おぉぉ!?というデザインも(写真コメント参照)。

 

作業工程

①鉛筆で紙に描きます

②木の板の上に転写紙を置きます

③その上に描いた紙を置いてなぞります

④木の板に転写されたら

⑤電動糸ノコギリで、デザインした形に沿って切り落とします

 

手作業って、意外性の発見!

作業に入った途端に大胆になる生徒、慎重になる生徒、なんともないよーといった様子の生徒。その人その人のいろんな側面が見えるクリエイティブな時間でした。

 

今日のところはここまで。来週以降は、彫刻刀を使って、彫る作業に入れそう?

 

 

#ケガのないようにしっかりレクチャー

 

#準備もメンテナンスも、まずは自分でやってみる(最終確認は大人の役割)

 

 

#こわい……といいながらも慎重に少しずつ

 

 

#選んだデザインによって、難易度も変わる!

 

 

#互いに見守りながらケガもなく作業ができました

 

 

#花、ではなく、なんと〈龍〉を選んだ!鱗、描いてます。