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実践型授業のはじまりはじまり|3年次選択・形態別介護
池田町で放課後支援施設を立ち上げた小川洋輝さんが、池田高校の授業を担当することになりました。実は、日中一時支援を行いながら絵本作家としても活躍する小川さん。どんな時間になるのか楽しみです。
ということで、1年間の生徒たちとのセッションがはじまりました。まずはお互いを知る、一人ひとりのアピールタイムからはじめましょう。
担当の先生が作成した、自己紹介のテーマはコチラ!
〈なんでもランキング〉
・こんな高校3年間はいやだ
・高校生のうちにこんな事をしたい‼️
・学校で勉強といえば
〈なんでも質問コーナー〉
・1000万円。自由に使えるならどうする?
・誰かにしてもらって嬉しかったエピソードを教えて。
・学校ってこうなればもっと来たくなる?
・どんな事をしても月に20万円のお給料をあげる、と言われたらどんな仕事をする?
・今のあなたが中1のときのあなたに声をかけるなら?
・大人や先生抜きでやりたいことは
・大人から言われて嫌な言葉は?
・大人から言われて嬉しい言葉は?
・人よりちょっとだけ得意な事は?
生徒たちは、どんな自己紹介をしたのでしょうか。
#アクティブな講義のはじまりです。小川さんも、生徒と同じテーマで自己紹介。
#クラスメイトの自己紹介。あらためて知る友だちの素顔(担当の先生も一緒に)。
#1年間、アクティブな授業をよろしくお願いします!
1年次生も給食が始まりました|お昼休み
池田高校では、池田町のご厚意から、給食を1食222円で食べることができます。
1年次生は、5月から開始です。
給食開始の前日には、給食配膳に関するオリエンテーションがありました。
#給食当番、配膳ルール、衛生面、トラブル時のことなど。
そして、ちょっとそわそわした空気の中、給食の時間がきました。
#カメラ目線ありがとう!
たくさんの笑顔があふれるランチタイムになりました♪
自分だけのお守り。木の勾玉(まがたま)を作ろう|2年次選択・ライフデザイン
池田高校のライフデザインの授業では、体験・実践を通して自ら学びを深めます。教科書的に何か覚えるのではなく、楽しみながら学びます!
本日は、木の勾玉づくり。
講師の真浦さんや高橋さんや、池田町役場林務課の星野さんが材料を持ってきてくださり、一緒に作業します。
※ライフデザインの授業では、大人も一緒にわちゃわちゃ話しながら作業することも多いのです。
#協力隊のあみちゃんとかっくんもいます。楽しそうでしょ?
4種類の木の素材から、自分の好きな木を選び、納得のいくまで磨きます。
アレルギーある人もいるから気を付けて!
真浦さんの用意してくれたパッケージにいれて、できあがり!
#素敵!
一つ一つ、実感や体験を積み重ねていきます。
今年の2年次生も、3月に池田町で発表会を行いますので、是非お越しくださいね。
地域と共に深める探究の学び|3年次・課題研究
毎週水曜日の午後に行われる探究授業。
先週は全体でテーマ発表を行いました。
#前回の様子
前回の発表内容を受け、これからの活動の深め方、リサーチの仕方を山本先生からコメント。
そして、本日はたくさんの地域の方がいらしてくださいました。
#教室に入りきれないくらい、たくさんの方がきてくださいました
#お越しいただいた皆様の簡単な自己紹介
ここからは、それぞれのグループに分かれて活動。
自分たちの考えていることを聞いてもらい、アドバイスをいただいたり。
#何度も説明していると、だんだんコンパクトで的確な説明ができてきます
商品開発チームは、試食とアンケートをとったり。
#エゾシカ肉、池田産味噌、キハダの実、ニッタさんのメープルシロップで肉味噌
今年の池高生の探究活動もとても楽しみです!
地域の皆様からたくさんのことを学んでいます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
はじめましての自己紹介|2年次選択・ライフデザイン
【この科目の目指すもの】
持続可能な森づくりは町づくり・学校づくりにもつながる。この資源を活用し、町に関わる人々がhappyになる仕組みを作りたい。
池高の授業の中で、1番アクティブな時間じゃないかと思います。その理由は、学校を飛び出す時間が多いことと授業を担当する人が地域で活躍する人たちだからです。
#講師の先生方と担当教諭
生徒たちにとっては、「マジ?なにそれー」というおっかなびっくりだけど、わくわくする不思議な時間でもあります。はじめて経験することだらけの授業です。その一回目の授業は、お互いを知るためのグループワークと自己紹介をするためのスライド作り。講師としてやってくるみなさんへのアピールタイムの練習&準備の時間でした。
そして、自己紹介当日……。様子は以下の通りです。
インターンシップの前に「名刺作り」|2年次・総合探究
池田高校の2年次生は、6月に全員インターンシップを行います。
その準備として、今回は「名刺」について学び、作成します。
今回、名刺講座に来てくださったのは、デザイナーの橋原さん。3年次生もお世話になっており、橋原さん紹介を3年次生の2人が行います!
#橋原さん紹介の打ち合わせの様子
#近況を報告し合ったりし、久々の再会に湧いていました♪
授業が始まり、まずは3年次生が橋原さんの紹介。
その後、「名刺」の意味や、ビジネスマナー等の講義をしていただきました。
#メモを取りながら聞く生徒たち
後半は、学んだことを活かして自分の名刺を作成します!
#今回はcanvaを使って名刺を作成しました
生徒それぞれの個性が伝わってくる名刺ができました♪
#雰囲気をご紹介します。
5月には、この名刺をいれる「名刺ケース」を作成します。
鹿革での名刺ケース作り。これも池田高校ならではの授業が待っています。
お楽しみに!
まちへ飛び出せ池高生!|3年次選択・時事問題研究
【学習のねらい/時事問題研究(3年地歴公民科)】世界や日本が抱える諸問題について把握する中で、地域における共通の課題を把握し、持続可能なまちづくりを形成するために自らの考えをもとにどのように地域と関わっていくか多面的に考えを深める。
つまり、「地域社会や人とのつながりを意識した学習内容にしていきたい!」という担当教諭の思いがたっぷり詰まった時間ということです!授業の特色は、テーマ毎の講師と生徒のセッションです。座学もあるけど、探検あり、体験あり、まち歩きありのアクティブな授業です。
第一回目の授業のテーマ〈働き方について ~人を知ることは地域を知る~ どのような思いで働き、この町に暮らしているのか?〉。人の思いや地域を知るために、学校を飛び出して地域の商店街へ歩いて出かけました。訪ねたのは〈有沢呉服店〉の田村夫妻。講師をお願いしたら、数週間前から「なにを話そうか、どうしようか」と考えてくれていました。ここは服屋さんなんだけど、ふらりと訪ねるとお茶やコーヒーが出てきます。そうなんです、ここは地域の人たちの憩いの場、サロンになっているんですね。生徒たちが「はじめまして」と挨拶すると、さっそくジュースが出てきました。「一息入れて、ゆっくりして」と田村さん流のおもてなし。
田村夫妻のお話をヒトコトにまとめると……
「今しかない今をしっかり楽しもう」
まちなかの時事問題を研究する授業の一発目に、人生&まちの大先輩からの大きな宿題をもらった生徒たち。受け取った生徒たちの感想は……写真の表情が物語っています。
2週間、練りに練ったトーク炸裂!
地域の大人との初セッションの顔
有沢呉服店のお二人に感謝!ありがとうございました。
学校へ戻ると「今度は先生も一緒に行こう!」と担任の先生を誘うほど
楽しかったようです
論理力で一歩先へ|3年次選択・論理国語
3年次の選択授業、論理国語。
必修の国語では、文学を味わったり、古文や漢文などの古典に触れる幅広い授業でした。
この「論理国語」では、様々な文章を読むことはもちろんのこと、進学や就職試験でも課される「小論文」にもつながる技術も学びます。
初回の今回は、「論理力」に親しみを持てるよう先生がちょっとした「論理クイズ」を出題。
論理的に考えられれば解ける問題。
感覚で答えがわかっても、言葉で論理的に説明することが難しかったりするのを実感します。
授業見学していた私は、論理で説明できなく、数式で説明しようとしてしまう場面があり、反省。私も論理力を磨かなきゃ!
ユニホック(4月)を通して学ぶ|3年次選択・スポーツⅡ
3年次生の選択科目「スポーツⅡ」。
スポーツを体験することはもちろん、文化的・社会的・経済的など多角的な視点での学びも深める科目です。
さて、そんなスポーツⅡの科目の4月のテーマは「ユニホック」。
ご存知でしたか?私は初めて見ました!
年齢を問わず幅広く楽しめる競技の一つで、ホッケーのような競技です。
プラスチック製の柔らかいスティックとボールを使い、6人ずつのチームでゴールを競い合います。
初回は、パス練習から。
短い距離でのパスや、長い距離のパス、走り込んでのパスなどを通して、スティックとボールの扱いに慣れます。
今後は、シュートやパス、ドリブルなどの基本技能を学び、ゲームを行います!
ファッションを通して生活を豊かにする|3年次選択・ファッション造形基礎
3年次選択科目「ファッション造形基礎」の初回授業をレポートします!
この授業では、ファッションに関する知識や技術を学び、実習を通して服のデザインや製作に必要な力を身につけていきます。
昨年は、浴衣や甚平、テディベアなどを作っていました。
(ちなみに、作った浴衣を、カナダ留学チームはカナダでの交流の際に着てもらっていましたよ)
大人の不要な服をリメイクして、子ども服をつくるアップサイクルも計画されています。
今年は何を作りながら学ぶのでしょうか。
初回から早速実習です。
ミシンで、曲線や直線等の縫い方を練習します。
自分で実際に作ってみると、自分の洋服や様々な縫製が気になったりしますよね。体験や知識が生活の解像度をあげていきます。
池田高校は幅広く学び、体験できますね!
毎月一度の〈いけだ食堂みんなのキッチン〉|課外活動
「みんなのキッチンは……世代間の交流・地域のつながりを保ち、子どもたちが安心できる居場所づくりを目的としています。手作り弁当などを配りますが、会場で一緒に会食することを基本としたいと思います。弁当配布前の時間から、多世代で楽しく過ごしましょう!」
という集まりに、池高生がボランティアとして参加しています。案内にもあるように、お弁当が出来上がるまで、就学前の子どもや小学生たちと遊ぶこと。それがミッションです。今回は、入学したての1年ふたり&3年ふたりの生徒が参加しました。
将棋、オセロ、ジェンガ、たたいてかぶってジャンケンポンなどで遊んだり、マンガを読んだり、ピアノを弾いたり、絵本の読み聞かせがあったりと、池高生も子どもたちに混ざって楽しんでいました。そしてみんなでおいしいごはんを「いただきまーす!」
ながーい冬のあとに待っていたのは、にぎやかな春♪
子どもたちと一緒に、できたてほやほやの手作りの弁当を♪「ごちそうさまでした」
池高生を赤ちゃんの頃から知っている、みんなのキッチンのスタッフのみなさん
あっという間の子どもたちとの時間。〈楽しかったぁ and ぐったり…〉の新入生のふたり♪
もこもこ羊にも会えた!実習を通して学ぶ|3年次選択・羊と織物
池田高校オリジナル授業、「羊と織物」の授業が今年も始まりました。
講師の田中先生より、今年一年の授業概要が説明されます。
#1人1台の機織り機で織るマフラー
今年は、「藍染」を行うそうです。
高知県の高校から、藍の種をいただき、その種をこの北海道の地で育て、お盆すぎに収穫。その藍で染め物を行うというものです。
これは楽しみ!
そして、授業開始の今日は早速簡単な「ニードルフェルト」を行いました。
こんな形の2色のストラップを目指します。
色を選んで、ちくちくちくちく…
#石鹸水につけて、乾燥させます。
初めて作った生徒がほとんどでしたが、上手にできています。
さて、後半はスピナーズファームさんの見学です!
#毛刈り前のもこもこ羊たちを見たときのみんなの自然な笑顔
#羊の鼻息すごいー!きゃー!
#エサあるよ!おいでおいで!
#お肉に見えちゃうな・・・・(感づく羊。寄ってこない)
羊と戯れたあとは、工房で糸紡ぎについてお話を伺います。
5月頃に、羊の毛を刈った後は、キレイにして染めて、糸にします。
この紡績機はニュージランドのもので、世界中で使われているそうです。
#優しいカラカラという音が響きます
「いつでも来てくださいね、糸紡ぎ、教えてあげます」とおかあさん。
今年1年の授業がとても楽しみです!
ようこそ!池田高校へ!|全校生徒・対面式、オリエンテーション
本日は、池田高校の在校生と新入生の初対面の日です。
池田高校の校内は、歓迎ムード!
⇒
#作成の様子はこちら↓↓
自分の学校の魅力ってなんだろう。|2年次選択・生活工芸と英CⅡ
新入生歓迎イベントの始まりです!
#吹奏楽部によるダンプレ
#生徒会長からの歓迎挨拶
#新入生からの、大物を予感させる挨拶。今年の1年次生はすごいぞ…!
#生徒会執行部による学校紹介
#クイズコーナー
#部活動紹介(画像はESSと弓道部)
たくさんの笑顔がありました。
今年の池田高校も面白くなりそうです!
ようこそ!池田高校へ!
池田にできた日本一のメープルシロップ工場見学!|3年次・課題研究(年度始休業期間中)
池田高校の3年次生が全員行う課題研究・探究活動。
池田町を食の力で盛り上げたい!というグループのメンバーと一緒に、わくっとニッタさんの工場にお邪魔しました。こちらは様々なメディアに取り上げられ、ジャパンフードセレクションでグランプリを受賞した、あの「MOMIJI SYRUP」の工場です。
#可愛い絵は、本校にも講師として来てくださっている福家さんが書いたそうです!
わくっとニッタさんのニッタグループでは、1906年から池田町等の北海道の土地に6700haもの森林を有し、林業を営んできました。
6700haといえば、帯広市と音更町の市街地部分まるっと入るみたいです。すごい!広い!
この日は、2025年2月に稼働し始めた、メープルシロップ工場を見学させていただきます。
#新しい匂いがする工場。大きな音で機械が動いています
#樹液は、木に直接つながっており、全長20km!
ざっくりとした工程でいうと
①樹液をホースで集める
②不純物を取り除く
③加熱濃縮する
④瓶詰めする
となります。
樹液が採取できる春先のみ生産できるのです。
木の中の樹液の5%程度、木の成長に影響がない量をわけていただく。
まさに森の恵みです。
#ホースの中は真空になっており、効率よく樹液を集めます
#この大きいタンクは15000リットル
#加熱して、60倍に濃縮させます。意外に匂いはしなかったです
#加熱のための燃料は、森の木の間伐材。無駄がない!
#できあがりは、この小さいタンクに。
工場の中を見学した後は、森を見学。
#広い!スケール感が伝わるでしょうか
#水色のチューブが張り巡らされています。
全て手でこの林の中を引きまわったそうです。すごい。
#この口部分から樹液を採取。1年ごとに違う場所に挿します
日本での国産メープルシロップの流通量はほぼ100%が外国産(カナダ70%、アメリカ30%)。
このわくっとニッタさんの工場の稼働で、日本一の生産量となるそうです。
北海道など、メープルシロップを作っている方はいらしたそうですが、バケツで樹液を集めて煮詰める、という小規模なもの。
木と工場を直接ホースでつないで採取するのは、本場カナダと同じ製法・機械になります。
わくっとニッタさんがもともと豊富な社有林をもっていたからこそできたそうです。
たくさんのお話をお聞きしましたが、このメープルシロップ製造は、林業の様々な問題を解決します。
気候変動への対応、現金化までの50年ものの長い時間、手入れの問題、山林所有者の高齢化、冬場の閑散期の仕事等…。
こういった課題に対し、メープルシロップ製造は、100年継続して商品化できるストックビジネスであり、環境保全や、山林の価値向上等、可能性を大いに感じるわくわくするビジネスモデルです。
一緒に見学していた私も、心から応援したいと思いましたし、池田町の山林が誇らしく思いました。
最後にご厚意で4月中旬〜販売されるメープルシロップを一足先に味見!
#トロっとした質感に、複雑な味。美味しい!!!
商品開発チームメンバーはこの見学から、どんなことを考え、行動に移すのか楽しみです♪
貴重なお時間、見学を受け入れてくださった、わくっとニッタの山口様には本当に感謝申し上げます。これからも池田高校をよろしくお願いします。
ありがとうございました!!
絵本作家がやってきた|2年次選択・保育基礎
選択科目の保育基礎。8人の生徒たちは教室で学ぶこともあるけど、学校を飛び出して保育園や幼稚園を訪ねて子どもたちと触れ合うスペシャルな時間もたっぷりあります。
最終回は、最終回にふさわしいスペシャルな授業でした。
十勝で活躍中の〈絵本作家 / おがわひろきさん〉を講師に招いて、ご自身の新作絵本を題材に生徒たちが「POPづくり」をするという楽しい最終回でした。創造的な時間をありがとうございました。
POP制作をした経験のある生徒に、POPづくりで大切なことは?と聞くと、「作品の隠れた魅力を見つけること」と答えてくれました。
絵本作家と話すまたとないチャンス。生徒たちは質問をしながら、POPづくりをしていました。
作家の思いや物語の主人公の思い。相手を知るって脳みそフル回転!読書感想文とは切り口の違うPOPが出来上がりました。絵本の内容はまだ内緒だけど、きっとおがわさんが店頭のPOPに採用してくれるはず!
*POP(Point of Purchase advertising / ポップ / 購入時の広告)
まもなく発表される新作の読み聞かせをしてくれました。
写真で一句!|1年次・言語文化
1年次、最後の授業は「写真で一句」です。
現代の私たちが、素敵な風景を見ると写真を撮りたくなるように、昔の人はその気持を文字に残しました。
さぁ、素敵な写真とともに一句詠んでみましょう!
スライドに、写真と句と解説をまとめて発表してくれました。
何気ない日常を詠んだ生徒
ふと見上げた素敵な風景を詠んだ生徒
旅行先で撮った1枚を詠んだ生徒
生徒たちが意識していない言葉の意味も、岸部先生が解説してくれました。
蛙は春の季語だったのかー!
私も実際に俳句を詠んでみて、言葉を尽くして語るよりも、語数の少なさにより、1文字・1音にとても敏感になるなぁと感じました。
「あ、この気持ち、美しさを詠んだらどうかな?」というアンテナが立った気がします。
みんなの素敵な俳句発表会でした。
「白樺樹液」で学んだ成果を発表!|2年次選択・ライフデザイン
池田町の森林環境税からもご支援をいただき、生徒たちがこの1年学んだ授業の成果発表会が行われました。
池田町のまちの方や、新聞社・広報の方々も含め、25名ほどの方がいらっしゃいました。お忙しいなか、たくさんの方にお集まりいただき、感謝申し上げます。
最初に、教科担当の山本教諭より、この授業が目指していることや位置づけなどを説明。
#今年は各種コンテストやイベントへの出品・出演がたくさんありました
次に、授業をプロデュースし、生徒以上にご尽力いただいている、「学び舎とかち商品開発」代表の真浦さんから事業報告。
#生徒の学び、そして町への還元、と授業の意味付けが伝わってきます
今年は商品開発でしたが、来年はイベント開発だそうです。楽しみです。
さて、それでは、生徒3組の発表です。
■琥珀糖・白樺レモネード商品開発(谷内さん、岩佐さん、長﨑くんは欠席)
#なぜ白樺樹液なのかがわかりやすく説明されていました。
右は、販売となった白樺樹液入のレモネードシロップ
#(回想)これが道大会に出場した「琥珀糖」です
■人の気持ちに寄り添った一週間のハーブティー(松田さん、江森さん)
#廃棄されていた白樺の「葉」に注目。天然素材を組み合わせた7種類のハーブティーを開発しました
#(回想)それぞれの曜日でコンセプトと味が違うのです!
■キャンプファイヤーの可能性(高田くん、渡辺くん、盛くん)
#体験格差や間伐材の活用の可能性に注目。ビジネスへの試算も提示
#(回想)実際に行った時の様子。炎の熱さと迫力を思い出します
生徒たちは立派に発表していました。
資料公開したいくらい、とても充実し、成長した1年だったことが伝わってきます。
最後に、商品化した白樺レモネードの試飲タイムです。
炭酸割と水割りの2種類をご用意。
#生徒たちにいろいろな声をかけてくださった皆様、ありがとうございます。
片付けのあとは、みんなで最後の振り返りです。
生徒からは、
・こんなにたくさんスライド使って発表する授業だとは思わなかった
・最初は面白くなかったけど、面白い授業だった
・資料作りが苦手で足を引っ張っていたけど、最後に1位をとって成長を感じた
など、成長ぶりが伝わる感想がありました。
大人側も、たくさんの気づきがあり、ともに走りきった1年でした。
今年の池田高校を象徴する授業の1つのライフデザイン。
2024年度、ありがとうございました!
これからも池田高校をよろしくお願いします!
自分はどんな人なんだろう?自己理解と進路と生きやすさ|2年次・総合探究
進路を決め、粘り強い活動が必要になる新3年生。
あなたはどんな人ですか?あなたの強みはなんですか?
今日のゲストは小川さんです。
小川さんは、絵本作家であり、ブックカフェを経営、青鳥舎の代表(福祉サービス)、勝毎などでコラムを書き、ラジオのパーソナリティとして番組をもち、講演会を行う方です。
そんな小川さんは、障がい福祉の仕事をメインにしています。
障がい、というと短所に聞こえるかもしれません。
でも、短所も長所もひっくり返せば同じ。
場所が変わればそこは長所になる。
自己理解。自分が短所と思っていることが、人から見ると長所になる。
自分を知ると、対処ができる。
自分を知ると、自分を活かせる場所がわかる。
その例として、来月出版予定の小川さんの絵本も紹介してくれました。
元日本ハムファイターズの投手、石井選手をモデルにしたお話です。
#出版前の貴重な機会!是非本屋さんで!
さて、自己理解を深めることについて、小川さんならではの色々な経験談からお話をきけました。
今日の自己理解ワークは、「ジョハリの窓」を使って考えてみます。
ジョハリの窓はこちら。
#自分が知っている/知らない、他人が知っている/知らないの4象限で整理
さて、ワークです。
今回は、クジを引き、その人の他己紹介を書きます。
ただ、この紹介、質問してはいけません!!
イメージで書きますよ。
#う〜〜〜〜ん・・・・
そして、グループで、答え合わせ!
#「そう!なんで知ってるの!?」
いろいろな声が聞こえてきましたよ。
短所を言われて凹む生徒
一度も話していないのに、あたっていて驚いていた生徒など。
このワークについて小川さんが解説してくれました。
これは、長所がいい、短所が悪い、という話ではなくて。
大切なのは「どう伝わっているか」という点。自分の認識と、周囲からの認識がズレていると勘違いされやすいってことです。
本当は、人とワイワイしたいけれど、自分から話しかけられず1人が好きに「見られて」一人ぼっちになっちゃっている人がいたりします。
相手にどんな印象を与えているのか。伝えたよりも「伝わった」ことが大切。
「ズレ」を感じて見つめ直すことに使ってほしいなと思います。
是非この時間をきっかけにしてみてほしいなと思います。
小川さん、貴重なお時間ありがとうございました!
自分の学校の魅力ってなんだろう。|2年次選択・生活工芸と英CⅡ
ちょっとしたHappeningのおかげで、生活工芸(美術)と英語Communication Classが美術作品を合同で制作することになりました。2つのClassは「表現」という共通のテーマがあるので、なにが起こるのか楽しみなCollaborationになりました。
制作のテーマは「学校の魅力を新一年生に伝えること」。そしてもうひとつのテーマは、合作という方法を取ることで「協働することを体験する」です。
美術Classの4人を中心に4つのGroupに別れて、それぞれの作品に取り掛かります。実はこの授業にはもう一つ、先生のGroupも参加しています。さらに仕掛けが……
今回は制作に取り掛かるその前に、ちょっとしたGroup Workを行うことになりました。生徒だけではなく、先生、事務局、協力隊の大人たちも混ざって、お互いを知り合いながら、自分たちの魅力を発見していくという時間です。
残された時間は、2コマ100分。時間がなくてもGroupのチカラでなんとかなる!うん、なんとかなりそうです♪
〈協働〉
協働とは、同じ目的に向かって協力する
協働とは、立場は違うけどお互いに認め合う
協働とは、対等な立場を保ちながら活動に取り組む
好きだから熱く語れる!|2年次選択・ライフデザイン
今日のライフデザインの授業は「自分の好きなこと発表」。
「好きなことを発表する+それをビジネスにつなげた提案をする」です。
ライフデザインの授業で1年間学んだことを活かして発表をします。
この1年、白樺の樹液を採取し、様々な商品開発。合間にいろんな大人の話や関わりをし、発表の手法を学んだり、コンテストに作品エントリーしたり…。
多くの体験から学ぶこと、好きという感情を手がかりに、自分を深堀りすること。
今回は、講師の方々やまちの方などがいらして、審査もありますよ!
池田町でお仕事をされている方、講師のお知り合いなど8人もの皆様にお集まりいただきました。
#素敵な笑顔の大人の皆様。ありがとうございます!
さぁ、プレゼンテーション大会です!
#キュンキュンする恋愛漫画が好き!田園ホールで掲示してみたい
#こどもが好き!世界のこどもたちとともに!
#お菓子作りが好き!池田町の人とグループでお菓子作りをしたい
#エレキギターが好き!コンサートを開きたい
#写真と甘いものと遊ぶこと等(いっぱい)!みんなが集まるイベントを!
#読書・歌う・自由時間!出張本屋があるといいなぁ
#プロレス!プロになって池田町で凱旋イベント!
#身体を動かす!スポーツ選手と子どもでイベント
8人の発表が終わり、集計&シェアタイム。
みんなの発表良かったよ〜!
#こんな好きなことがあったんだね!
そして、今回は得点上位3人を発表!
3位は、一平さん!
実は、一番満点をもらった人数が多かったんですよ。
1つに絞りきれない好きなものを組み合わせて、多くの大人がうなるイベントを提案したところがとても良かったです!
第2位はりおさん!
保育士になりたい夢のもと、「子ども」の存在を客観的に、科学的に、社会的に、様々な視点から調べての発表でした。好きに対する視野の広さが素晴らしかったです!
そして第1位は、はるとさん!
「プロレスは俺の人生」。
まさにそれが伝わってくる、圧倒的な熱量。
”好きなこと発表”をまさに体現した発表でした!
プロレスラーになるの、応援していますよ!!
好きなことを話すって、熱が発生するんですよね。
プラスのエネルギーが溢れて、みんなが笑顔。
この空気感、伝わってほしいなぁ!
#この笑い声に溢れた空気!!良い時間!!
最後に、ホワイトボードに書かれたメッセージ。
「1年間体験重視のライフデザインでの学びを、人生につなげていけたら嬉しいなぁ!!」
池田高校で避難所運営を疑似体験(Do はぐ)|1年次・地理総合
1年次生の地理総合の今月のテーマは「防災・減災」です。
今日の授業では、北開水工コンサルタントの皆様と池田町役場の方々にご協力いただき、「Do はぐ」という避難所運営ゲームを行います。
最初に、会社や災害についてのレクチャーです。
#河川巡視を行っている方から、河川の不法投棄についての取り組みの共有
災害のうち、「水害」は事前に準備ができる災害です。
天気予報等で予測され、ニュースでも情報を入手できる。
ハザードマップ等で被害地域の予測もできます。
だからこそ、準備が可能です。
1年以上経過した能登半島地震の避難者はまだいるそうです。
災害大国にいるからこそ考えておきたい災害対策です。
ちなみに、推奨されている避難物資はこちら。
#ペットボトルの水が4本見えますね
#お、お、重い〜〜〜〜〜〜〜
#これが1人分、私はこれをもって避難できないです。
こちらは、防寒のアルミシート。めちゃくちゃ薄いです。
そして、カシャカシャ音がします。
#あたたかい?
これが配られて、寝れるかな…避難所の厳しさを想像してしまいます
さて、それでは、実際に「Do はぐ」(避難所運営ゲーム)をやってみます。
中学校の時に経験した生徒も半数くらいいました。
今回は、名簿作りやどの場所に誰をいれるかをタブレット上で行います。
ざっと、設定はこんな感じです。
■今回の設定
・冬の日曜日の日中に震度7の地震発生
・天気は雪、現在気温-2度。次の朝は-12度の予報
・電気✕、ガス✕、水道✕、下水✕
・固定電話△、携帯電話△(メールが辛うじて遅れて届く)
・非常用発電機✕、備蓄食料✕
・池田高校1、2階想定(使えない部屋も多数あり)
という状況です。
避難所とはいえ、屋根があるだけにみえてしまいます。
なかなか厳しさが想像できます。
この状況で、避難者がやってきます。
家族、乳幼児、認知症、盲導犬、インフルエンザ…
支援物資も少しずつ届きます。
部屋はたくさんあるのに、ストーブ2基どうする?
発電機が来たけれど、屋外(または窓全開)でないと使えない
スポットライトはどこにおくべき
新聞から取材依頼が来ているがどうする
歌手が歌で励ましたいと来たいらしいがどうする
喫煙所がほしいと言っているがどうする
等…。
途中で、一度決めた部屋から移動してもらわなければいけない場面もでてきます。
「家が全壊や全焼した人はなかなか家に帰れないと思うよ」
「子どもは夜泣きがうるさいって苦情がはいることがあるよ」
「小さい子どもと親を離して大丈夫かな?」
「部屋を分けるとストーブがない部屋になるけど大丈夫かな?」
考えることは多岐にわたります。
ゲームが終わった後は、他の班と交流です。
「盲導犬と一緒の方は、トイレに近い方の部屋にした」
「動物アレルギーの人と離すために、うちの班は2階の部屋を割り当てた」
などなど、判断がわかれたところやその理由を共有します。
全ての人が満足いく判断は難しいです。
誰かが、みんなが、我慢を強いられます。
最後に、一連のゲームの様子を見ていた松川さんから講評です。
たくさんの判断を求められる難しいゲームだったと思います。
まずはお疲れ様でした。
今回は人の情報がカードだったので、部屋を移動してもらうって簡単に考えていたかもしれません。でも実際は、雪の中歩いてきた人、多分濡れています。しかもストーブも最初はない。ほんのり温まったところで、部屋の移動をお願いするのはなかなか大変かもしれません。情報の先の現実を少しでも想像できたら嬉しいです。
また、私は平成28年の豪雨で同僚を亡くしています。最後だとわかっていたら、違うことを言えたのにと後悔が今でもあります。
災害はいつくるかわかりません。一瞬一瞬を悔いなく生きてほしいです。
とお言葉をいただきました。
池田高校は、池田町の指定避難場所です。もしかしたら、授業中に大災害が起こるかもしれない。そんな時、一番池田高校をわかっている私達が先導を切って避難所を運営することになるかもしれません。
自分ごととする貴重な機会をありがとうございました。
社長との対話|2年次選択・ライフデザイン
十勝の焼肉屋さんといえば〈焼肉レストラン平和園〉。
三代目社長である新田隆教さんが、ライフデザイン8名の生徒に会いに来てくれました。新田さんの「働くこと」や「生きること」、「将来設計」や「人生設計」など、これまでどんな人生を送ってきたのかをお話してくれました。
進行性の目の難病を患い、稼業である平和園の社長として……というお話はインタビュー記事などに譲るとして、生徒たちには「新田隆教」としてのカッコつけない生き方を、どんっ!と置いていってくれました。
みなさんにも、新田さんの言葉をお届けします。
「おとなになっても自己否定を続け、やらかしてばかりだった」(自分は正しいと思っていた)
「苦しいときこそ、自分を殺しちゃダメ」(諦めたり自暴自棄にならないで)
「自分の気持がわからなければ、相手の気持もわからないよ」(いろいろな人の話を聴こう)
「陰があるから太陽は明るく輝ける」(どん底にいたからこそ、わかることもある)
四面楚歌だったという話をしていても、終始穏やかな表情と柔らかい声で語りかけてくれました。新田さんは最後にこう話してくれました。
「なんとかなると思えば、いつでも自分自身の設計図を書き直せる」
人を知ることで自分を知るという体験をした生徒たち。さあ、今日も生きよう。
ちいさな輪になり円になり、新田さんの生き様に耳を傾ける(Special Thanksカワミチさん)
生徒たちは、瞳に涙を浮かべながら聞き入っています
目を凝らさないと見えないV字隊列の白鳥の群れ
(目に見えるものだけが真実じゃないってことなのかもしれない)
一票が自分の暮らしを変える選挙|2年次・公共(出前講座)
選挙年齢が引き下げられ、あと数ヶ月で選挙権を得る2年次生たち。
実際、次の7月の参議院選では7人の生徒に選挙権があるようです。
今日は、選挙を学ぶ授業です。
池田高校の授業は、座学だけではありません。模擬選挙も含んだ体験学習です!
それでは、授業の様子を覗いてみましょう。
北海道選挙管理委員会や池田町選挙管理委員会の皆様5名のご協力をいただいております。
まずは、選挙について学びます。
ここまでは、小学校・中学校でも学んできた内容かもしれません。
#クイズにも正解していますね
直近の10代の若者の投票率は、35%ほど。
選挙権を得るには、年齢だけではなく、住民票の異動もときには必要です。
こういった手続きをしておかないと、自分の住む街での選挙権がなかったりします。
「自分の一票では変わらない」。そんな風に思うかもしれません。
そこで、令和5年4月の大樹町での町議会議員選挙の例があげられました。
12人の議員の枠に、13人が立候補。
そして、12番目・13番目の議員が同票でした。
同票の場合は、決選投票ではなく、クジで決定されてしまいます。
私達の一票で町が変わる。そんな身近な例を噛み締めます。
さてここからは、「模擬選挙」です。
4候補が、教育や働く環境、移住対策等について演説をします。
#先生たちは、さすが演説がうまいです
#選挙演説に真剣に耳を傾ける生徒たち
個人ワークで意見をまとめ、グループワークへ。
そして、さらにグループ間で意見を共有します。
#「高校授業料無償化は池高にとってチャンスじゃない?」
#「この経済政策は良いけど、実現性があるか考えるべきじゃない?」
途中の意見交換の話をピックアップ
・イクメンに助成金が出るって、なんで男性が育児したらお金もらえるの?育児して当たり前でしょ?シングルマザーとか大変な人を支援するならわかるよ。
・この100万円くれる施策は、具体性がない口約束。実現しないよ。
・大型ショッピングセンターに惹かれるなんて、帯広に行けばいいじゃん。
などなど…
いろいろな視点で、この政策・候補者を選んだと意見交流をしています。
そして、いよいよ選挙です。
選挙のお知らせはがきに、選挙人名簿、模擬投票用紙。
本番と同じ環境にかなり近い準備をしていただいています。
#投票用紙、折っても開く、あの紙です。
#受付で選挙人名簿と照会、投票用紙が渡されます
#立会人もいます
ちなみに、零票確認(空箱確認、空虚確認)という制度はご存知でしたか?
(私は知らなかったです)
朝一番の投票に際し、投票箱に何も入っていない(不正がない)のを確認するものです。
電子投票でも同様の制度があるようです。
#確認をしている様子
いよいよ、順番に投票を行います。
選挙後の待ち時間に聞いてみました。
生徒
「最初から意見は変わらなかった」
「グループででた結論を元に、投票した」
「いろいろ話を聞いて、自分がいれたいと思う人にいれた」
などなど。ちょっとそわそわした空気が流れます。
そして、開票作業。
#手際がとてもいいです
そして結果がこちら!
#かなり票がまとまっていますね
教育関係の施策を掲げた美加登候補が当選となりました。
(教育党:高校授業料無償化や進学補助、通学費支援を掲げた候補です)
この模擬投票。高校生の身近な問題だからこそ教育関係の候補が当選しただろうなと思います。
私達の一票が世の中を変える。
選挙について考える2時間になりました。
選挙に行くか迷っている人がいるかもしれません。
選挙に関心をもつことや、地域社会について考えていく機会になればいいかなと思っています。
貴重な機会をいただいた、北海道選挙管理委員会、池田町選挙管理委員会の皆様に心から感謝申し上げます。
木育マイスターから学ぶ森林|2年次選択・保育基礎
保育基礎の本日(3月7日)の授業のゲストは、木育マイスターの福家(ふけ)さんと山口さん。
林業に関わる女性二人から、森林環境教育について学び、後半は木の名札作りを体験します!
前半は、森に関するお話です。
福家さんがなぜ、森に関わる教育活動をしているのか。
#林業って、木を運んでいる「木こりのイメージ」がないですか?
森に興味を持ってもらいたい。
その原体験は、子どもの頃が鍵。
そのために、福家さんは池田の子どもたちへの森林教育事業を行っています。
山口さんは、私達が想像する「林業」に携わっています。
池田高校で、この授業と同じ「保育」の授業を取り、保育士を目指していたそうです。自分の得意や特性、女性も林業という可能性を知り、この道へ。
現在の会社では、夏は朝4時、冬は朝7時に現場到着。森に入って、木を切ったり、森を育てるために草を刈ったりというお仕事をしています。
※会社のHPやインスタにたくさんの情報があります!「くらしごと」のHPもおすすめです
#このネイルで普段のお仕事をしているそうです!林業に対するイメージが少し変わるかもしれませんね
数年先の先輩の話は、とても身近に感じられます。
生徒からは
・林業のイメージがあまりなかったけれど、木こりの仕事以外に幅広いことをやっていて、良いイメージが増えた気がする
・私達が高校生として、森に行って活動をしたけれど難しいと感じた。それを子どもたちに行っていてすごいと思った
・おじいちゃんが山持っていて、最近は一緒に山に行っていなかった。今年は久しぶりに一緒にいきたいと思う!
と言った言葉が聞かれました。
さて、後半は「木の名札」作りです!
白樺、桜、ヤエガワカンバなど、好きな素材を選びます。
#全て一点もの。自然の素材の良さですね
ヤスリがけをします。
#どこまでヤスリがけをするかも個性がでるそうです
好きなデザインの下書きをして、焼きごてで焼印をつけていきます。
#ちょっと木が焼けるニオイがします
艶を出したい人は、オイルを染み込ませます。
#自分でオリーブオイルを塗ってあげてもいいですよ〜
できあがり!
#うまくできました♪
山口さんは、ペンダントタイプ。
ちなみに、着ている服は、山口さんデザインの会社の制服です!
#商品紹介のように素敵ですね
森のことを知る、木のことを知る、実際に体験してみる。
こういった積み重ねが原体験を作っていきます。
大人になって疲れた時、戻ってきたくなる池田町へ。
教育は未来への種まきです。
白樺樹液でお好み焼きと白玉を作ったらどうなる!?|2年次選択・ライフデザイン
とある日、取材から自席に戻ると
「あみちゃん(池田高校魅力化推進員)、お好み焼き作ります!」とメモが。
この流れは、ライフデザイン!
#こちらの記事をご覧ください
年度も終わりに近づいたこの日、1年間の授業で使う白樺樹液が余っていたため、体験実習をすることになったそうです。
私が到着すると、既にみんな作業中!
#真浦さんは、白樺樹液を使った白玉を作っています
ピンクのハート型にするとか、可愛すぎる…
#丸い白玉はマーブル!センスですよね〜
フルーツポンチになりました!
お好み焼きの粉を溶くのに、通常は水を使いますが、今回は白樺樹液です。
白樺樹液100cc(2人前)も使うなんてどんな味になるんだろう?
基本の具材に、好きな具をいれてOKです
#チーズ、ウィンナーが人気でした
#それぞれ良い感じに焼けています〜♪
できあがり!
#じゃん!
前回のアイスはちょっと苦みがありましたが、今回のお好み焼きとフルーツポンチは、みんなから「美味しい〜!」と喜びの声が。
#こぼれる笑み♪
私も、ご相伴に預かりました。
ネギたっぷり、枝豆入りで、味がわかるように何もつけずにいただきます。
ネギの香りや風味が引き立っていた気がします。
特に苦すぎたり、甘すぎたりという感じはなく、何も言われなかったら気づかなかったかも!
白玉も、フルーツポンチのシロップが甘めなので、気になることなく、美味しくいただきました♪
#世界で、白樺樹液のお好み焼きを食べているのは私達だけかもしれませんね!
終わった後は、振り返り。
美味しいだけじゃないですよ!何を学んだ?次にどうつなげる?
生徒のコメントで大人側も気づきがたくさんあります。
体験たっぷりのライフデザインの授業。
3月18日には、池田町内で発表会も行います。
(私がチラシ作成しました!)
お時間がある方は是非お越しくださいね!
卒業生から学ぶ!生の声(後編 進学編)|1年次(産業社会と人間)・2年次(総合探究)
卒業生講話、後編です。
前編も是非ごらんください!
■進学編
川口 紗奈 さん(公立はこだて未来大学)
池田高校入学時から、進学を考えていた川口さん。
ところが、ギリギリまで志望校が決まらずに悩んでいたそうです。
将来やりたいことを考えても決定打がなく。視点を変えて、好きなことや、自分が何に向いているかをあげていったそうです。
すると、いくつか候補の学校に絞れてきますが、資料だけではどの学校も同じに見えてしまいます。
そんななか、複数のオープンキャンパスに行った所、すぐに違いがわかったそうです。
何に力をいれているのか、生徒の様子は、教授は、と得られる情報がたくさんあり、無事に志望校を決めることができました。
次に受験準備です。
総合型試験ということで、「学科試験(数学・英語)」「面接(プレゼン・対話型面接)」と準備も大量でした。
探究活動で行ったアプリ開発についての内容をまとめたり、試験勉強をしたりと、たくさんの準備が必要でした。具体的な勉強方法等もシェアしてくれました。
実際に受験経験して感じたのは、「自分をアピールすることの重要性」。大学には、求める人材が明記されており、いかに自分がそこに合致するかを示す必要があります。
進学でも就職でも、今からできることはたくさんあるので、後輩の皆さんの進路実現に向かって頑張ってほしい!とエールを送りました。
阿部 笑佳 さん(帯広高等看護学院)
幼い頃から、看護師になりたかった阿部さん。
大学ではなく、専門学校を選んだのは、早く看護師になれるから。
阿部さんは、指定校推薦でこの座を勝ち取りました。
今年度、本校で初めていただいた指定校推薦。
安泰かと思いきや、「初めて」ということは、先輩たちの受験対策や情報が少ないこと。小論文の練習で、分野を絞って練習していたそうですが、本番は全く違う分野から出題されたそうです。
面接練習も21回行いました。アドリブが苦手だったので、練習の時に聞かれた内容を復習し、アドバイスを素直に吸収していきました。
小論文の試験では、普段から漢字を書くことを意識したり、新聞を読んで幅広く社会問題の知識を学んだりすることが必要。そして、1年生から成績を落とさないことが、推薦の強み・積み重ねに繋がります。
チャンスを掴んだ阿部さんの貴重なお話でした。
#進路講話は生徒の集中力が凄まじいです
岡崎 花音 さん(帯広高等技術専門学院 ‘23 年度卒業生)
最後を務めるのは、岡崎さん。
最短で1級建築士になりたい、と帯広高等技術専門学院の建築技術科に進んで勉強中です。
高校時代は、初心者ながら吹奏楽部に所属し、最後は部長を務めています。
岡崎さんを一言でいうなら、努力の人。
3年間つけていた手帳を回覧していただき、その葛藤や努力の証、熱を受け取ります。
#びっしりと貼られた黄色の付箋。
朝一番に来て誰よりも練習した吹奏楽。
1年次生の頃から進学を決めていて、真面目に受けた授業。
挫折しても乗り越えられたのは、友達と信頼している先生方がいたから。
想いが伝わってくる講話でした。
■最後に
進路指導部長の西村先生から、この講話を締めくくるメッセージです。
人生は、点ではなく「線」です。
今回の講師の方の中にも、公務員試験に全部落ちた先輩がいました。しかし、人生はそれで終わりではなく続いていきます。
立派に見える先輩方も、最初からみんなの前で堂々と話したりできた訳では無いです。
進路活動を通して、一皮向けて、ここまで大きく成長しています。
1・2年次の皆さんもその過程にいます。今の自分と比較して卑下するのではなく、乗り越えたところに、次のステージがあります。
改めて、人生は「線」です。一日一日を積み重ねることで、少しずつ力をつけていってください。
と締めくくられました。
いつも以上に、生徒たちのメモをとる手、真剣な眼差しが印象的な2時間でした。
後輩のために、惜しみなく話をしてくださった講師の先輩方、ありがとうございました!
卒業生から学ぶ!生の声(前編 就職編)|1年次(産業社会と人間)・2年次(総合探究)
2月26日、卒業式間近。
この日の午後は、池田高校の3年次生と卒業生による進路講話です。
講師は6名。
1年次生にとっては、これから高校生活をどう有意義に過ごすか
2年次生にとっては、進路を決める時、決めた後どうしたのか
という貴重な生の声が聞けるチャンスです。
池高生は、就職希望者と進学希望者が約半数ずつ。いろんな進路に進む生徒が多い分、悩む幅も広い気がします。
同じように悩み、進路を決めていった先輩は身近な存在です。
■就職
八重柏光希さん。北海道旅客鉄道株式会社に就職。
昔から電車が好きで、探究活動も興味がある「交通」分野に。池田町の高校生議会でも、あいバスについての提言を行っていました。
高校時代には、JR北海道へインターンシップに4回参加。
資格は、検定試験は積極的に受講。自分の能力を証明するためにも有意義であったと感じていたそうです。
吹奏楽部でも活躍し、周りを見ながら自分の役割を果たす力がついた、自分の長所を増やすことができたと言います。
池田高校では、様々な体験の機会があります。そのうえで、「単に参加するのではなく、自分がそこで何をするか」を意識していたそうです。
昔から好きだった鉄道の仕事に就けるので、働いたら周りから信頼され、頼りにされる人を目指したい、と力強く話してくれました。
石黒 美桜さん 藤森商会(インデアン)に就職
石黒さんは、3年の夏休みまでなかなか受けたい就職先がみつからず苦労していたそうです。
得意なことを仕事にする、は難しかったため、普段から褒められる自分の長所は何かな?という観点から自己分析を深めていきました。
周りの友人や先生に相談しながら、自分は「初対面の人と笑顔で接することができる」ことが長所と気づき、職場選びを接客や飲食店に絞ります。
また、身体がそれほど強くないので、通勤時間は短い方が良いのではと思い、研究を深めました。
そこで気になったのが藤森商会(インデアン)。
応募前に職場見学に行き、そこで自分の雰囲気に合うことを確信し、面接を受けることを決めました。
高校時代の課題研究では、池田町を盛り上げるにはどうしたらいいか、というテーマでグループで活動。複数回のイベントで、いろいろな人と関わる時に、自分は何をすべきか、を考えて行動していたと言います。
資格は、簿記2級を取得。就職時の面接でも資格について聞かれたようです。石黒さんは、資格を取得することで、自分ができる仕事の幅が広がるので、是非取得するべき、と後輩に伝えていました。
遠藤 翔吾 さん(池田町役場 ‘20 年度卒業生)
就職の部、最後は現在22歳になる遠藤さんのお話です。
遠藤さんは、池田高校在学中に公務員を目指すものの、現役時代は合格ならず。
公務員の専門学校で勉強をしながら試験を受験。そこで、えりも町役場に就職します。
念願の公務員になれたものの、想像していた業務とはかなり違ったそうです。
遠藤さんが想像していたのは、窓口業務が主で、人と話すのが好きな自分に向いている仕事。ところが実際は9割がデスクワークでPCとにらめっこ。ほんの少しが窓口業務。
2年間勤めますが、転職することを決めます。
そしてなんと、池田町役場の試験に合格しました。
えりも町と同じような部署かと思いきや、配属されたのは池田町のワインの営業。
今までの経歴とは全く関係ない職場に配属され、しかも苦手なワイン。
何度もワインを飲み、思いを知り、触れていくうちに今ではすっかりワインが好きになったそうです。
#圧倒的話力で惹きつけられる生徒たち
社会人として、「素直に謝ることが大切」と力説。
飲み会が非常に多い職場だそうで、遅刻してしまったこともあるそう。
そんな時、言い訳をせずにまず謝罪。
聞かれたら理由を答える。
「わからないことは素直に聞くこと」も大切だと、自分の経験談からの本音が生徒たちに響いているようでした。
#メモがびっしり
長くなるので今回はここまで。次回「進学編」も是非御覧ください。
卒業式予行|全校生徒
2/28、卒業式予行が行われました。
・表彰伝達
・卒業式予行
・(3年次生)同窓会入会式
・(3年次生)年次集会
の様子をお伝えします。
■表彰伝達
#誇れる成果です
■卒業式予行
■同窓会入会式
■3年次集会(最後の学年集会)
#ありがたーい、先生たちからのメッセージ。
岸部先生が作ってくれた、3年間のスライドショー、思い出の8分
#みんないい顔しているね
いよいよ明日(3/1)は、卒業式です。
思いを届けるってこと|1年次(産業社会と人間)・2年次(総合探究)
2025年
日本におけるラジオの歴史は、100年。十勝におけるラジオの歴史は、31年。
十勝の放送局FM JAGA(たぶんジャガイモのジャガ)は、地元のみなさんに愛されている帯広市周辺の地域限定ラジオ。そのFM JAGAのトップDJが、池田高校にやってきました。
栗谷昌宏さん。
この日、トップDJの講義をライブで聴くのは、50数名の池高1、2年の生徒と先生たち。
原稿はありません。ぶっつけ本番!栗谷さんと生徒の間で繰り広げられる100分一本勝負!
開始早々、栗谷さんは自分の心の声を言葉にして伝えます。
「(挨拶の反応を見て)……不安です、緊張してます!」
それでも生徒たちの表情は変わりません。つまらないのかな、興味ないのかな……ますます栗谷さんの心の声は大きくなります。あの手この手で生徒たちの感情に揺さぶりをかけます。20分を過ぎた頃、生徒たちの中からクスッという笑い声が漏れてきました。表情も柔らかくなりはじめました。そうなんです、生徒たちも緊張していたんですね。
100分をフルに使って、栗谷さんは生徒たちに投げかけてくれました。
そんな栗谷さんの言葉の数々を、写真と共にふりかえってみましょう。
「緊張はわるいことじゃない。緊張したという経験と練習の積み重ねが大事なんだ」
「伝達(発信)には、情報と感情のふたつがあるんだよ」
「発信が大事。そのためには感情が必要なんだ」
「いつものその挨拶(発信)、ただの合図(情報)になってない?」
「生徒のメモを、プロの声で朗読中」
「好きなものは料理と筋トレ」と、自慢の写真を特別公開!
「相手を不安にさせない伝え方」を習得中。
「仲良くなりたいから、一生懸命に伝えようとするんだ」
「ペアワークの熱い空気感には感動しました。再会を楽しみにしています!」by DJ栗谷
「バイバイッ!」と、ラジオ番組の合言葉♪
栗谷さんの声は、日曜日以外は毎日聴けます。
FM JAGA チェケラ!
『十勝魂778!!』(月〜木16:00〜18:00)
エンタテインメントにマニアックなスパイスで十勝を熱く燃やす120分!
栗谷さん、ありがとうございました。
また来校してください!
お兄さんお姉さんとゲームで交流しよう!|2年次選択・英語探究(小高連携・池小)
池田小学校の中休みに、池田高校生が授業でお邪魔するコラボ企画。
受け入れにご協力いただき、心より感謝申し上げます。
今回は、2年次生で「英語探究」の授業を選択している生徒たちが伺いました。
#中休みだーー!
#今日も一緒に遊んでみよう!よろしくね!
英語探究の授業の中で実施していますが、小学生低学年に英語は難しいかな?ということで、まずは「ハンカチ落とし」。
#「鬼やりたい人ー!」「はーい!!!」残像が見えるほど本気モード!
そして、こちらは「IPPEIクイズ(英語で言ってみよう)」。
高学年の子どもたちが夢中になってクイズに答えます。
#「木」で「Treeです!」「正解!!」
ABCダンスをしてみよう!
ちょっと時間がなかったけれど、「アルファベット線つなぎ」問題を欲しいこどもたちにプレゼント
#「難しいやつやりたーい!」
声を張って、進行を頑張った生徒。
準備をしてきたけれど、恥ずかしくて力を発揮できなかった生徒。
経験を重ねて慣れてきた生徒。
いろんな場面が見受けられました。
座学や筆記テストだけでは培えない、いろいろな力に気づき磨くチャンスをいただいております。
池田高校生にたくさんの貴重な機会を与えてくださったことに感謝申し上げます。
まずは、2024年度ありがとうございました。
そして、来年度またお互いに良い機会にできましたら幸いです。
これからもよろしくお願いいたします!
池田保育園で保育実習「お楽しみ会」|2年次選択・保育基礎
2年次の生徒7名が、池田保育園で実習をさせていただきました。
池田町内の保育園・幼稚園で行う実習は今年度5回目。
座学で学び、現場で実践!
この1年間の集大成を発揮できるでしょうか。
本日のプログラムや、必要なもの、目的などの要項も授業の中で生徒が作成。
#保育基礎 総務担当 江森さん、椿さん、松田さんが作成
必要なものを準備して…
さあ、本番です!
自己紹介をして、
これから行う遊びをデモンストレーション
だるまさんが転んだをしたり…
#鬼がだれかわかりやすいように、手作りのお面を被ります
借り物・借り人競争をしたり。
途中、園児の様子から、臨機応変に運用を変更。
2つのグループに分かれて、ハンカチ落とし
#みんなー!目をつぶってねー!
最後に、園児のみんなに手作りのプレゼントです。
#きれいな色紙3枚を使った、コマです!
早速子どもたちが遊んでくれました
#好きな色もらったんだよ!と誇らしげに見せてくれる子どももいました!
帰るときには、たくさんのお友達がハイタッチをしたり、抱きついたり、喜びを表現してくれました。
#ばいばーい!
段取りやシミュレーションをして、練習してきたものの、うまくいかないところもありました。
想定外に時間がかかったり、上手く伝わっていないところもありました。
そんな中、保育園の担任の先生も池田高校の先生も手を出さずに1時間半やり遂げました。
(もちろん、安全面の部分でずっと見守っていました)
臨機応援に声がけができた生徒、どうしていいかわからなかった生徒、全てが学びになったと思います。
貴重な機会を作ってくださった、池田保育園の皆様に改めて御礼申し上げます。
子どもたちの成長を見守ってくださり、本当にありがとうございます。
白樺アイスを作ってみよう!|2年次選択・ライフデザイン
「あみちゃん(池田高校魅力化推進員)、アイス作るよ!」といきなり呼ばれた私。
またまた、面白い授業だ!これは取材せねば!
と5分後に開始の授業にお邪魔。
この日の授業は、「白樺樹液を使ってアイスクリームを作ってみよう!」というもの。
・牛乳+白樺樹液
・ヨーグルト+白樺レモネード(当授業商品化商品)
#レモネードシロップは、大さじ3杯くらいいれました
の2つでアイスクリームを作ってみました。
ポイントは、「砂糖等の甘みをいれない」こと。
果たして、このシンプルな材料でどんな味になるのでしょうか?
ということで、お外にGO!
きれいな雪を求め、校舎のまわりをうろうろします。
#雪の上でピース(私はその雪の上には乗れませんでした(重くて笑))
雪をいれて、シャカシャカ…!!
#うぉぉぉぉぉー!!!
#年中ビーサン裸足のかっくんも見に来ました
#先生もしゃかしゃかしゃか・・・!!
アイス作りでの学びは、「塩いれるとすごく冷える」こと。
この寒い中、早くアイスができてくれ〜〜というときに、塩をいれると超加速!
「塩すごい!」「塩信者!」とよくわからない尊敬の念が湧いてきます。
さて、無事にできたところで、試食タイム♪
#ちゃんと固まりましたね♪
甘みを白樺樹液だけにすると、どんなお味でしょう?
このひまりちゃんの表情を御覧ください
#うぅ…
アイスなのに、ちょっと苦くなるという。
苦悶の表情。
味がわかったところで、甘みを足します!
生クリームとチョコをトッピング。
#俺にも生クリームをー!!
先生チームは、「白樺レモネード」を追加でかけていました。
#牛乳はギルティーフリー!
ちなみに、私が作らせてもらった「ヨーグルト+白樺レモネード」はそのままでもとても美味しかったです♪
白樺樹液の糖度をはかったところ、1ちょいの数字。
#覗くと、メモリが読み取れるのです
コーヒーの水として使うと、天然の甘みを感じる白樺樹液。
アイスに使っても甘くならないことがわかりました。
体験から学ぶ!今日もライフデザインの授業は学びがたくさんでした!
#軍手はストーブで乾燥。冬ならではですね。
カナダ留学校内発表会|課外活動
1月30日
池田高校の全校生徒向けに、カナダ留学の報告会が行われました。
・小学校や高校での交流の様子
・カナダのまち歩き様子や気づき
・トラブルへの対応など
・日本と違う文化で気づいたこと
などが報告されました。
#全校生徒向けの、カナダクイズも実施
留学に行っていない生徒でも、カナダのことが少し身近に感じたのではないでしょうか。
来年度はどんな交流や報告がされるのかが楽しみです。
学びをイベントで発揮!イケザニア開催|2年次・総合探究
池田高校の2年次が5日間10コマにわたり、「森林」をテーマに3つの班に分かれてミニ探究活動の総まとめがおこなわれました。
過去の活動についてはこちらから↓↓
池田町の「森林」でフィールドワーク・商品開発・遊び場作り|2年次・課題研究(総合探究)
現場を見て考えて実行する!「フィールドワーク」|2年次・課題研究(総合探究)
森と寒さの中のフィールドワーク|2年次・総合探究(ミニ探究活動)
さぁ、気になる「イケザニア」という単語。
現場を見ていただいた方が早いですね。
■3班(フィールドワーク、商品開発・企画、遊び場づくり)から発表
まずは、3つにわかれた活動のなかから、代表者がそれぞれの活動で学んだこと、探究活動のタネをそれぞれ発表しました。
遊び場作りチーム
▲遊休地の活用方法を考え、遊び場を実践した振り返り
フィールドワークチーム
▲間伐材を使った活用方法が模索できそう
▲体験を絵本にすると、多くの人に興味をもってもらえるのでは?
商品開発・企画チーム
▲白樺樹液を使った蒸しパンの開発。池田町の特産品を使って新商品開発してみたい
発表後、それぞれのチームの講師からコメントがありました。
「3回の活動でしたが、次に繋げられる振り返りがしっかりできている」
「キレイ事を言うだけの人もいるが、みんなはアイデアについて実行できていた」
「アクシデントがあったが、それをどう乗り越えるかが大切」
など、生徒たちの行動について大人もたくさんの気づきがあったようです。
■イケザニア開始!
今回の「イケザニア」は、遊び場や商品開発・企画チームが考えて試作したものを、学年全体で体験するというものです。池田で楽しいイベントができないかな?木の間伐材活用方法がないかな?と考えた結果をカタチにしたイベントです。
ポイント8点貯まると飲み物とポップコーン、10点貯まるとご褒美があります♪
生徒たちは、前半と後半チームに分かれ、運営とイベント参加と両方楽しむことができます!
・見る目ありなしゲーム!
くじで選んだ木の長さを、目視のみで当てるよ!
▲ピタリ賞の猛者もいました!
・池ボーリング
ボールを転がして、たくさんの枝を倒してみよう!
▲木の倒れ方はボーリングとは違うので意外に難しい!
・池モルック
小枝を投げて、意中の場所にいれよう!
▲小枝によって、バウンドの仕方が変わるので難しい!
▲初期は、的は池田町のカタチをしていたそうです♪
▲点数はいったー!!
・たてよこ木積
木のサイコロを振り、指示に合わせて木を積む
▲後半の縦4は高難易度指示です
▲さぁ、この次積めますか?(笑顔)
・飲食ゾーン
特典を重ねると、ご褒美に飲み物とポップコーンが食べられます!
▲ご褒美第一号です♪
▲こんなに選べるの!?やったー!(思わず前髪もあげちゃう)
■まとめ
歓声や悲鳴、笑い声で大盛りあがりのイケザニア。
最後にまとめです。
今回の5回にわたる、テーマ「森林」のミニ探究。構想から実現まで3年ほどの年月がかかっていました。
大人側も、どうやったら高校生のみんなが楽しく、学びを得られるかを探究しています。
正解はわかりません。一緒につくりあげていく、背中で見せる授業だったなと思います。
今回、特に人気が高かった「たてよこ木積」を考えた武智くん。
「たくさんの人に楽しんでもらえて良かった」と感想をくれました。
この材料を提供してくださった、池田町の山本さんは、
「このみんなが楽しんでいた積み木は、森林組合で規格外で販売できなくて譲り受けたものを、別件で使って細かくしたさらに余りものみたいなものです。
使われなくて置いてあったものを、みんなが歓声あがるくらい楽しんでいた。
森が身近になるといいなと思って活動していますが、まずはこうして「木に触れること」「楽しんでもらうこと」が、これからを考えてもらう第一歩になるのかなと思いました。」とお話していました。
最後に、生徒代表として及川くんが、「たくさんの方に協力していただき、池田町をより深く知ることができました。この時間で学んだことを活かして、3年次の探究活動につなげていきたいです。本当にありがとうございました。」とお礼を述べました。
地域の皆様にたくさんのご協力をいただいていることを感謝申し上げます。
町長へカナダ姉妹校交流報告|課外活動
1月28日
カナダのペンティクトン市へ短期留学に行った生徒たちの報告の機会をいただきました。
#留学を終えて、たくましくなった生徒たち
カナダの学生との交流の様子や、現地で触れて感じた体験など、それぞれの目線で報告を行いました。
#笑いも交えながら、交流の様子や、気づきなどをお伝えしました
町長からは、「たくさんの経験をし、学んだことが伝わってきた。その経験を多くの人に伝えてほしい」との言葉がありました。
今年は、池田高校での報告に加え、池田中学校でも報告会を行います。
たくさんいただいたご支援で得た経験を、多くの人に伝えていきます。
最後の掃除|3年次・LHR
3年間過ごした高校の校舎。3年間、毎日クラス全員で掃除をしてきました。
登下校の通学路、清見坂を登りきったところに高校があって……チャイムが鳴る前に校門から玄関まで歩いて靴を履き替えると、生徒ホールで先生に出迎えられて……廊下から階段を上がって、クラスメイトが待つ教室へ。
掃除をする生徒を写した写真の中に、3年間の感謝の様子が詰まっています。
ぜひ、最後の掃除をご覧ください。
#笑顔と黒板 #ごみ捨てとピース
#笑顔、笑顔、笑顔
#教室の掲示板1 #教室の掲示板2
#モップガール
#教壇 #バケツ
#よーいどん
#笑顔と集中
#掃除のおわりを待つ机と掃除道具 #最後のそうじの終わり
#先生と生徒
#「出欠をとります……」
人生とお金について体感してみよう!|2年次・家庭総合
今日の授業はなんだかざわざわ…
「くじを引いて座ってくださーい!」
今日のテーマは「経済的自立について考える」です。
『カードゲーム』を使って、グループワークをします。
2年次生は、進路に直面している時期ですね。
卒業したあとのこと、卒業したあとの進路、20代、30代の人生設計ってみえてきていますか?
今日の50分の授業では、20代・30代のお金に関わる話をゲームで体験します。
池田高校の家庭総合バージョンです。
まずは、20代。
・収入は皆一律スタート
・非消費支出(社会保険等)を確認
・生活ランクはランダムカードで決定
・結婚するかどうかはランダムカードで決定(パートナーの仕事の有無も)
・結婚した人で子どもの数は0-2のランダムで決定
・「自動車の購入とランク」はみんなで話して決める
今回のゲームでは、20代の収入全部が3,000万円。
そして、非消費支出で600万。
みんなが2,400万円もってのスタートです。
大きな金額に、ちょっとそわそわ。
ここから、生活ランクによって支出が引かれていきます。
#意外に人生もランダムカードなのかも…なんて。
北海道の都市部以外だと、自動車がないと大変。
しかも、車の耐用年数は10年。
(そうなんです、リアリティあるゲームなんです)
生徒「10年しか乗れない車で、豪華にして傷ついたら嫌じゃない?」などなど、各班でいろんな話しがされています。
そして、きました30代。
■いろいろあるよ!30代。
・収入はランダムカードで決定(差がでてくる)
・非消費支出(社会保険等)を確認
・生活ランクは話し合って変更可能(生活費のコントロール)
・「自動車の購入とランク」はみんなで話して決める
・「家」を購入可能。一括orローンor賃貸で、それぞれランクも話し合って決める
・「保険」の加入を話し合う
・「アクシデント」をランダムカードで引く
#「家はどれにする?」「大変だ!赤字だ!何か変更しないと!」
アクシデントカードでは、「宝くじがあたる」というカードもあるのに、どの班も引かないという、現実っぽい内容に。
結果はこんな感じになりました。
次回は、この内容からの振り返りを行います。
マネー授業はまだまだ続きます!
家庭学習期間前の最終登校日|3年次
1月31日
生徒と先生が交流できる時間は限られています。
今日は家庭学習期間前の最終登校日ということで、先生と生徒で交流しました。
ゲームで対決!企画は先生、運営は生徒でした。
小さな学校の小さなクラスの小さな社会の中で過ごした3年間。あんなこともこんなことも、あぁぁ!そんなこともあったぁぁ!という喜怒哀楽を超えた、好きも嫌いも入り混じった仲間との3年間。
「最後の〇〇」が続く高校生。でも、生徒の気持ちは春に向かってまっしぐら。ゲームをする彼らの笑顔がそういっていました。1ヶ月後の卒業式も、笑顔で会いましょう。
#笑いの絶えない真剣勝負!真剣なまなざしも、どこか笑えちゃう。
#もちろん、3年間一緒に戦ってきた担任の先生たちも参戦!
#ゲームを用意してくれた生徒も満足げ♪
#みんな笑ってる♪
学校横断研究・第3回オンライン合同授業|2年次・総合探究
2年次の総合探究の授業では今年、NPO法人カタリバが主催する「学校横断プロジェクト」に参加しています。
#「学校横断プロジェクト」
NPO法人カタリバのHPより抜粋
https://www.katariba.or.jp/activity/project/ohdantankyu/
学校横断型探究プロジェクトは、パソコンやタブレットといったICT端末の活用を通じて学校同士が連携し教育資源の共有を行うことで、学校規模にハンデを負う小規模校においても幅広い興味・関心からはじまる生徒の学びを生み出し、主体的な探究活動に伴走する試みです。
さて、本日の活動は、今年度3回目となる、他の高校とのオンラインミーティングの日です。ここ池田高校の他に、東京・静岡・福島の4校の生徒が参加しています。
総勢数十名がオンライン上で集い、20ほどのグループに別れて交流を行います。
#発表の時に声が混ざらないように、数人ずつ教室を分けています
それぞれのグループには、大学生から人生の大ベテランまでいろいろな経歴をもったファシリテーターがいて、進行を助けてくれます。
探究のテーマが決まっている人はその発表を行ったり、まだ決まっていない生徒は「ミニ探究」で行った内容を発表したりしていました。
#過去の活動の一部は、池田高校のHP「ミニ探究」で検索できます。
・テーマを持っており、何をしたらいいかアドバイスを求める生徒
・「プロレス」の同じテーマで興奮する生徒
・まだ来年行う探究が決まっていなく、参考にする生徒
ICTの発達により、いろいろな地域の生徒と学びやすくなりましたね。
身近ではない人だからこそ言える本音もあるかもしれません。
貴重な機会をありがとうございます!
私の成功・失敗を共有。引き継がれるバトン|2・3年次 探究
1月30日
3年次生の登校日もあと2日。
3年次生の探究について、2年次生に情報共有される場が設けられました。
12月に行われた代表発表会では、探究の成果が発表されました。
今日のこの時間は、「ぶっちゃけどうだった?」というリアルな内容が語られています。
学年間で話す機会はそう多くないのです。
「テーマ決めは本当に大事!前の時間の授業の内容を書いたらそのまま本決まりして大変だった」
「◯◯系は、先生にめっちゃ突っ込まれるから大変よ」
「計画立てたほうがいい。私は土壇場になっちゃったから」
「協力隊の井上さんの人脈は本当にすごいよ!頼るといいよ!」
などなど、リアルな情報が次世代に引き継がれました。
先生から言われることはなかなか受け入れられなくても、先輩の実体験は肝に命じやすいのでは?
来年の池田高校の探究はもっと面白くなりますね!
「町長の所見を伺います!」高校生議会|3年次選択・地域学
1月29日(水)、池田町のご協力で高校生議会が開催されました。
池田高校の「地域学」では、前期が地域について学び、後期では学んだことの集大成として、池田町の高校生議会で議員として一般質問を行います。
今日この日を迎えるまで、生徒たちは様々なことを学んできました。
地域を歩き、池田町にお住まいの方を訪問し、100人以上に防災に関するアンケートをとったこともあります。
10月には、池田町の課題や町の強みについて、町長からの講話もありました。
11月は、池田町の役場の方々にご協力いただき、現状についてインタビューさせていただき、町の課題を様々な視点で考え、現状の取り組みについて学びを深めました。
#11月13日のインタビューの様子
そして今日はその集大成。
議会が始まります!
議員席のエリアには、池田高校生の名前の札が準備されています。
開始前に、副議長から本日の流れの説明を受けます。
傍聴席には、池田町の議員の皆様や地域おこし協力隊もいました。
さらに、地元の新聞社の取材もあり、本番の議会と同様の流れ、緊張感です。
#傍聴席は半数以上が埋まっています。
開会宣言。
いよいよ議会が始まります。
安井町長からは、
「本日の一般質問は、皆さんの普段の学習に対する真摯な結果だと思っています。
私も精一杯回答します。本町における地域課題を解決し、大きな一歩となることを願っています。」
丹羽議長の挨拶
「この高校生議会も今回で11年目になります。皆さんの質問通告を見て、よく調べてきたと感じます。議会で質問する方法は、文書で質問する方法もあります。
今回池田高校生の皆さんが、議員として、匿名ではなく自分の名前をもって発信することの意義を考えてみてほしいです。
皆さんの声、表情、態度が良い答弁を引き出すことになります。今日は、やり遂げた感をもって終われるよう頑張ってほしいです」とエールを送りました。
運営に関する決定等を行い、一般質問が始まります。
1番 川口議員「観光資源を活用して行う地域振興について」
・体験型観光を行う
・池田町の子どもたちにイベントの企画運営を手伝ってもらう
・廃校となった小学校や公営住宅を利用したお泊りツアーはどうか
町長答弁
「本町としてもワインイベント等を行っている。川口議員の提案は有効な手段であり、有効な手段として移住定住につなげていきたい。」
川口議員
「町長の 『これまで観光資源と捉えていないものを新たな資源とする観光施策』に関して、『池田高校の生徒が授業で行った商品』も観光資源になりうると考えている」。
2番 庄司議員の体調不良により、代理川口議員からの質問「洪水対策について」
・池田地区の避難場所について、複数の避難場所を指定することで高齢者が避難しやすくなるのでは
町長答弁
「利別地区に関しては『利別地区避難路等整備計画』を策定し、検討を重ねている。池田地区に関しては、2階以上の高い建物が緊急避難場所としての活用ができるか、今後検討していきたい」
3番 名古議員「農業従事者の減少への対策について」
・ドローン操縦のための資格取得支援を充実させるべき
町長答弁
「農業のICT化については、必要性を強く感じており、今後も情報収集を行いながら事業の推進に努めていきたい。ドローン資格取得に対する支援の実施には至っていないが、引き続き検討していきたい。持続可能な農業の実現に向けて、具体的な支援策を検討し、実施する」
4番 八重柏議員「持続可能な地域交通について」
・「あいバス」の運行ルート見直しをすべき
・「あいバス」利用でスタンプカードを作成し、乗車を促してはどうか
町長答弁
「議員の指摘通りの現状を把握し、課題と認識している。「運行ルートの見直し」については、計画中である。「スタンプカードの作成」については、有効な取り組みと考える。運行事業者と協議し、検討をすすめていく」
5番 清水議員「洪水時の避難バスの運行について」
・洪水時の避難バスを運行させてはどうか
町長答弁
「2番の回答でもあったとおり、水害被害の可能性は想定している。「利別地区避難路等再整備計画」の中で、町所有のバスでの集団避難を検討中。令和元年に水害想定の集団避難訓練も行っている。令和7年実施の地域防災訓練で、池田高校を使用した水害想定の避難訓練のなかで、バスによる集団避難も実施するよう検討していく」
6番 竹内議員「奨学金の返済に対する助成制度の創設について」
・町を出た若者が戻ってくる可能性が高まる奨学金の助成制度をつくるべき
町長答弁
「池田町でも支援策を検討しているが、公平性の確保、目的や対象の明確化について課題が残っている。紹介された制度も研究しながら引き続き支援方法の検討を進める」
7番 布目綾乃「公営住宅の利活用について」
・老朽化した公営住宅を、民間の力を借りてリノベーションして利活用する考えはあるか
町長答弁
「必要性について本町も理解している。役場の複数の部署や、知見を有する団体、民間事業者と連携し、多角的な視点から可能性を検討したり、調査をしていかなければならないと思っている」
閉会の挨拶は、3年次生を代表して、八重柏くんが述べました。
「高校生議会を開催するにあたり、たくさんの方々にご協力いただき感謝します。
議会で質問する、という機会をいただいたことで、地域のことを知るきっかけにもなりました。」と謝辞を述べました。
#ポーズとっていいよ!バージョンの集合写真
帰り道に、生徒に話を聞いてみました。
「町長答弁の内容は理解できた」
「準備はずっと大変だった。でも準備した分、今日はちゃんとできたと思う。話している時に顔をあげると、いろんな人がシャッターを押すのもわかったくらい」
「1月の議会のために12月に質問を提出した。放課後何度も残って先生と内容を練って大変だった」
などと話してくれました。
18歳は選挙権があり、26歳からは被選挙権があります。
議員になることだけが地域に関わることの全てでもありません。
学びと生きること、地域活動が直結するこの授業。
これからの活躍を期待しています!
校内ミニコンサート|2・3年次選択 器楽
2・3年次生が合同の「器楽」の授業では、この日が3年次生最後の授業です。
ここ数年、最後の授業で校内ミニコンサートが行われています。
校長先生や2年次生の他の授業での見学者も集まり、大盛況!
野田講師は、たくさんの観客に感激しています!
#嬉しそうな野田講師
「楽器の上達のうち、人に聞いてもらうのは3時間分効果がありますよー!」
「観客の皆さん、好きなパーカッションを鳴らしてみてください。パーカッションは、演者に寄り添うものです」
#思い思いの楽器を手に取り、観客も準備万端です!
と、演奏会が始まりました。
■2年次生の演奏
ソロで、自分の選んだ曲を演奏します。
楽譜を暗譜している生徒もいました。立派に弾いていました!
■古城先生と野田講師の演奏
#クシコスポスト。みんなもノリノリでパーカッションを鳴らします!
■3年次生の演奏
#青木さんの「月の光」に野田講師もうっとり
■エキシビション演奏(野田講師とクニ河内氏の演奏)
#まるで舞っているような演奏でした!
■3年次生の演奏
#伴奏は任せてくれ!応援団
#今回の最後の曲となり、吹奏楽部の八重柏くんは、1曲で2楽器を演奏
■最後に
3年次生向けに、成績表(みんなのメッセージ付き)が渡されました。
2・3年次生が同時に受講する授業は池田高校の中でも多くはありません。
エルム祭(文化祭)で一緒に楽器演奏をしたこともありましたね。
そんな思い出が頭を巡ります。
楽器は一生の趣味にできます。私も来年は一緒に演奏したいなって思いました!
「高時給・履歴書なしのアルバイトしたいよね」詐欺犯罪の実態。|3年次選択・時事問題研究
3年次の最後の時事問題研究の授業は、北海道警察釧路方面池田警察署・生活安全課の佐藤さんに、特殊詐欺等についてお話いただきました。
昔でいうオレオレ詐欺かな?なんて思って聞いていると、たくさんの詐欺の種類があることがわかります。
#事例に出てきた詐欺に出会ったことのある生徒もいました(被害はありません)
一番の衝撃は、特殊詐欺(オレオレ詐欺や還付金詐欺等)よりも、SNS型の投資詐欺・ロマンス詐欺の方がここ最近の被害額が大きいこと。
令和6年(11月末)北海道の実績では、
特殊詐欺認知件数 167件 6.2億円
SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺 145件 22.12億円
と、後者の被害額が約3.5倍もあることがわかります。
佐藤講師によると、
・特殊詐欺は固定電話がある昔からの詐欺で、対象が高齢の方が多い
・SNS型詐欺はここ数年急増しており、働き盛りの「出会いたい・楽して儲けたい人」を狙っている
という現実があるそうです。
さて、詐欺の実例を聞いたところで、今度は身近な問題を考えてみます。
Q:あなたがアルバイトを選ぶ判断基準は何だろう?選んでみよう
#まずは個人ワーク
池高生が選んだ基準をみてみると…
◎高時給(大人気)
・短期高収入
・アクセス良好
・履歴書不要
・簡単作業
・軽作業
・まかないつき
・リモートワーク
・フレキシブルシフト
・面接なし
などの用語がでてきました。
次に、どうしてその用語を選んだのか、グループになって共有をしました。
アルバイト経験がある生徒も多く、経験したアルバイトの裏話や、就職までの一ヶ月でできそうなバイトを探している生徒もいました。
・高報酬
・日払い
・短期高収入
危ないとは思いつつも、惹かれるワードですよね。
自分ごととして考えたところで、佐藤講師から「闇バイト」の実態をお聞きします。
闇バイト、すなわち「犯罪実行者募集」の実態を教えてくれました。
募集ワードは
・高額
・簡単
・即金
・リスクゼロ
・稼げる
・捕まらない
・ホワイト案件
行動の特徴
・テレグラムやシグナル等の通信アプリでやりとり
部活の先輩に「簡単なバイト一日だけこれない?」という話しから、犯罪に巻き込まれていく様をリアルに語られると、怖くなってしまいます。
「闇バイト」で募集されがちなのは、一番リスクが高い「受け子」です。
顔を見られたり、騙されたフリ作戦等で逮捕されるのは受け子だからです。
では、実際にどんな点に注意すれば良いのでしょうか。
・SNSでのバイト募集は全部怪しい、と思ってほしい。
・シグナル、テレグラムをインストールしてと言われたら怪しむ
とは言いつつも、先程のアルバイトの選択基準のワークには、魅力的な文言が並んでいます。
佐藤講師からは、
「甘い言葉は簡単に信用しない!ことが大切。
これから皆さんは池田を出る方も多いでしょう。
日々の環境が変わって、景色が変わって楽しいと思います。
今後、もっとお金がほしいと感じることがあると思います。
いくらあっても欲しいと思ってしまうのがお金。
簡単に稼げる方法はない、ということをお伝えしたいです。」
と伝えてくれました。
生徒からは、
「これから一人暮らし。自分で自分を守れるように慎重に行動していきたい」
「履歴書不要等、先ほど選んだ語句が闇バイト募集によく使われていることを知った」
「身近なSNSを通して危険なことがあることがわかりました。大切な人を守っていきたい」
と感想がありました。
本日が、3年次生の時事問題研究の最後の授業。
学んだことを自分と周りの大切な人のために活かしていってほしいです。
たくさんの方々に講義をしていただき、感謝申し上げます。
世界を変えるゴミ拾い|3年次外国事情(校外活動編)
◯「世界をよりよくするために、あなたができることは?」
必修科目の外国事情で、担当の田中先生に問われたミッション。
「どんなことを考えて、それを選んだの?」
「それによって世界はどのように変化する?」
世界を変えるために、駅へと向かう通学路のゴミ拾いが今回彼らが考えたミッション。
#世界を変えるゴミ拾いのポーズ
◯さっそく、生徒の様子を撮影しながらインタビュー。「世界を……」
4人の関心事は、
「寒いー!」
「バイトどうする?」
「車の免許、もう少しー」
「こっち向いてー(パシャ!)」
このまちに残る者、まちから都会へ移る者。
いま彼らにとっての世界は、目の前にいる仲間との大切な「いま」!
立ちはだかる世界ではなく、目の前にある日常の「いま」!
#夕暮れ時の世界を変える和気あいあいの通学路
◯3年間通った通学路のゴミ拾いは、きっと人生で最後の時間です。
残された仲間との時間はあと8日(1月24日現在)。
北海道の東の方の小さなまちの高校3年次生。まだまだ世界を考えるには、ココロザシも存在も小さいものかもしれません。それでも、夕暮れ時の世界を変えるゴミ拾いは、彼らの将来の大切な一部になることは間違いないです。だって、とてもたのしそうにゴミを拾っていたから。
#仲間とのゴミ拾い ー 青春篇
木札かるた(北海道遺産)|文学国語(2年次)と言語文化(1年次)
十勝の冬は、太陽が出ていても毎日マイナスの気温です。いろいろ凍ってます。だから……
熱くなる何かがほしい!
ということで、授業に潜入してきました。教室をそっと覗いてみると、グループに分かれてなにやらはじまる様子。
#授業の様子です
【下の句かるた / 木札かるた】
北海道だけに伝わったかるたのカタチ。北海道特有の百人一首の遊びの文化を、みなさんご存知でしょうか。授業の様子は写真に譲るとして、北海道のかるたについて伝えなきゃいけない情報がいろいろあるのでざっくりまとめてみました。
①下の句を読み上げるから暗記の必要なし(下の句かるた)
②下の句が書かれた取り札が木札(板かるた)
③団体戦(授業では、3〜4人チームで1人ずつ対戦)
④森林資源に恵まれていた会津藩特有の文化
⑤重箱などの製作の際に出る端材を活用した(紙製は高価)
⑥板かるた作りは武士の内職だった
⑦会津藩(幕末のころ)でたのしまれ、北海道へ継承された
礼節やチームワークを身につけるという側面もある北海道の下の句かるた。でも歴史を紐解くと、「喧嘩かるた」と云われるほど激しかったとか。激しさは継承されなかったけど、寒い十勝では室内の冬の遊びにもってこい。
「北海道遺産」にも選ばれている木札のかるた。そんな北海道遺産にも触れることのできる総合学科の池田高校は、1/17から冬季休業明けの授業が始まったばかり。そろそろ正月気分はおしまいです!
池小スケート授業のお手伝い|2年次・トレーニング
1月17日(金)十勝晴れ!
池田高校は冬休み明け。
登校初日の1・2時間目、池田小学校の3年生と4年生のスケートの授業を初めてお手伝いさせていただきました。
今年度、高校が重要視している取り組みの一つに「小高連携」があります。
9月からスタートした「中休みの連携」に続き、今回の小学校のスケート授業に関わることで、生徒たちの交流やコミュニケーション能力を養うことを目的としています。
#リンクの奥に見えるのが池田高校。グラウンドの隣くらいの位置です。
準備運動を一緒に行い、ランニングのときの目印になります。
#ここまでおいでー!!
小学生も今シーズン最初のスケート授業。
靴紐を縛るのが久しぶりの子もいました。
お兄さんお姉さんがサポートです。
#名前を聞いて、会話も。たくさんお話してくれる児童もいたようです
池高生の多くは、小中学校でスケートの授業経験者です。
氷上で立つ足の痛さや、マイナス気温の中で耳が千切れそうな寒さも経験済み。
理解しているからこその応援。できないことを誰も責めたりしません。
#いいよいいよー!ナイスファイトー!
#途中、スケート靴のひもが緩んだ児童のサポートも行いました。
このトレーニングのメンバーは、池田小学校の中休みに伺った経験があります。
小学生とのふれあいを通して、また何か感じるものがあったようです。
貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
美しい奏で♪ ヴァイオリン授業|2・3年次選択・器楽
10月から始めたヴァイオリンの授業にお邪魔します!
ほとんどは習い始めてから2.5ヶ月経った生徒たち。(昨年から習っている生徒もいます)
#初回の授業の様子はこちらから
さて、どんな様子でしょうか?
最初に、皆で基礎練習です。
音階とリズムがピッタリ合うと大きな音になりますね!
・かすみか雲か
・ロングロングアゴー
・威風堂々
・小さな世界
と複数の曲を練習していました。
ただ音を出す、ではなく、音の強弱や表現(そこは元気に!)なども細かくレクチャーされていました。
#今日習った楽しいフレーズはみんな一際上手に揃っていました♪
義務教育まで習っていたリコーダーとはひと味違う、プロの指導。
こんな細かいところまで指導していただけるんだと大人目線で見ると感激してしまいます。
クリスマス・イブの池田高校|3年次課題研究発表会
地域課題の解決に向けた取り組みとして、3年間を通してキャリア教育を実施している池田高校。
12月4日、その中心となる探究的学習が「課題研究代表選考会」として校内で発表されました。
町民の皆さんに発表の審査をしてもらいました。
12月24日、代表に選ばれた8チームが、全校生徒の前で発表しました。
この日も、町民のみなさんに参観していただきました。
1、2年生はQRコードから評価フォームに書き込みながら、初めて聞く先輩たちの探究の成果に聞き入っていました。
代表者たちは、後輩たちの鋭い視線?キラキラした視線?をまっすぐに受けながら……。
#発表の様子
#質疑応答
3年次生はがんばりました。次は1、2年次生の番です。
せっかくなら、楽しい探究の3年間になりますように。
ワイン城に商品を追加納品|2年次・選択(ライフデザイン)
ライフデザインの授業で、開発した2商品について、ワイン城に追加納品を行いました。
今年度開発した商品は2つ。
・池守ストラップ
・小人のオーナメントキット
です。池田町産の白樺の間伐材や、池田町内で仕留められた鹿の鹿革の端切れなどを利用しています。
#この日は中札内高等養護学校幕別分校の皆さんとも一緒です
納品に加えて、商品をPRするチラシも合わせて掲示。
このチラシは幕別分校の生徒さんが、複数案作成したなかの選ばれしポスターです!
#より商品の魅力が伝わりやすいスペースになりました
納品後は、池田高校で今年度の振り返りを一緒に行いました。
幕別分校の生徒から次のような感想をもらいました。
『両校共にお互いの学校を知り、交流を通して相手の良さに気づく時間となりました。よいコミュニケーションが取れたのが、よいつながりとなりました。』
ワイン城の1階に商品がありますので、是非お手にとって御覧ください!
交流が楽しみ!カナダ姉妹校交流
1月上旬に7泊8日でカナダのペンティクトン市に4名の生徒が短期留学にいってきます。
#池田町から「姉妹校交流事業補助金」のご支援をいただき、生徒一人あたり10万円の自己負担で行くことができます。ご支援に感謝いたします。
今回の訪問では、高校1校、小学校2校と交流を行う予定です。
夏休み明けから、数ヶ月かけて英会話レッスンや交流会の準備などを行ってきました。
#英会話のレッスンはもちろん、渡航準備手続きや交流会の内容決めなど。
#この日は浴衣の着付けの練習を行っています
12/20(金)には池田町長に渡航前の意気込み、支援への感謝をお伝えしました。
#笑顔溢れる和やかな雰囲気
生徒たちは「このカナダ留学に行きたくて池田高校に入学した。ご支援のもと、行くことができることがとても楽しみ」と感謝を伝えていました。
町長からは「カナダ留学を楽しみにしている気持ちが伝わってきた。楽しんで、たくさんのことを学んできてほしい」とエールがありました。
帰国後、池田高校ではもちろん、池田中学校でも報告会を行う予定です。
様々な体験や気づきの報告を期待しています!