池高日誌

2025年7月の記事一覧

ALTの先生とクイズで英語に親しむ♪|1年次・英語コミュニケーションⅠ

今日の授業は、「JEOPARDY」(ジェパディ)というアメリカのクイズ番組形式。

※日本ではクイズグランプリが似たような番組みたいです。

 

 

 ▲じゃじゃーん!

 

 

▲みんなの期待と困惑が混じった顔…笑

 

もちろん、ルール説明も全部英語。

ジャンルと特典のボードがあり、正解するとポイントがもらえる形式です。

 

Braidon先生は、大学でプログラムを専攻していたということで、クイズ画面もなんだか本格的♪

 

 

▲小さいですが、ディスプレイにジャンルと得点が表示されています

 

では、3つのグループに分かれて、Let's start!

 

easyな問題では、多くの人の手があがります。

 

こちらは難問…もぐらを英語で何ていうんだろう?(私も知らないです)

 

 

 ▲正解するとみんなで拍手♪

 

 

▲enjoying!

 

得点王がいたり、スピードマスターがいたり…楽しく英語に触れる授業となりました♪

エルム祭(学校祭)が終了しました|生徒会行事

7月5日・6日

 

池田高校では第75回エルム祭が開催されました。

今年のテーマは「まるで夢みたい!池高エルム祭ワンダーランド」。
その名の通り、夢のような2日間が繰り広げられました。

両日とも天候に恵まれ、晴れ渡る空の下、夏らしい暑さの中での開催となりました。

生徒たちはこの日のために、時間をかけて準備を重ねてきました。

【エルム祭準備の様子】

 

【1日目 開催式・吹奏楽部】

吹奏楽部による華やかな演奏で幕を開けたエルム祭。

音楽が体育館内に響き渡り、祭りの始まりを盛り上げました。

 

【1日目 パフォーマンス】

1A テーマ:低コスト白雪姫ともう1人

2A テーマ:記憶に残る2年の発表

3A テーマ:年代別の流行った曲メドレー

3B テーマ:うらしま太郎

 

【1日目 ファッションショー】

 

このほかにも、有志による発表や年次企画、映像作品など、見どころ満載の1日目でした。

 

【2日目 焼肉・ビンゴ】

暑さの中、みんなで囲む焼肉は格別です。

ビンゴ大会では歓声が上がり、笑顔があふれました。

 

【2日目 閉祭式】

2日間の思い出を振り返りながら、祭りのフィナーレを迎えました。

「自分が楽しむことで、周りも楽しくなる」——そんな言葉がぴったりの、温かい雰囲気に包まれた学校祭でした。

 

最後に、エルム祭に足を運んでくださった皆さま、PTAバザーにご協力いただいた保護者の皆さま、本当にありがとうございました。

皆さまのご支援のおかげで、今年も素晴らしい学校祭となりました。

『笑う門には福来る 〜私の歩み、そしてこれから〜』|3年次選択・形態別介護

東京パラリンピック(2021)のNHK障害者キャスターとしてリポーターを務めた千葉絵里菜さんが、池高生に会いに来てくれました。

生後すぐに難病、そして脳性まひがあることがわかってからは、後遺症により足や手が思うように動かずバタバタと動いてしまったり(自分の意志に反して動いてしまう不随意運動)、硬直があったり……という話からはじまった特別講義。

 

①「つけまつげをつけるにはどうしたらいいか?」

リハビリの場に“つけま”を持ち込み、作業療法士の先生と一緒に練習を重ねたそうです。できるようになりたいという気持ちが、前へと進ませてくれたとも話してくれました。

 

②夢をかなえるために大学生活

毎朝ピンポンと迎えに来てもらい、時には寝坊することもあったとのエピソードを笑顔で話してくれました。

筆記代行の支援を受けて授業を受けたこと、バリアフリー委員会に所属していたことを教えてくれました。

学生生活は多くの人の支えてもらい、障がいがあっても、本人のやる気次第で可能性は無限大だと心から感じたと生徒たちに伝えてくれました。

 

③現在の夢 ~帯広の学校をすべて回りたい~

関東には車椅子のママもいますが、地方ではまだ少ないのが現状のようです。

SNSや講演会を通じて「車椅子でもママになれる」ことを伝えていきたいと思っていると語ってくれました。

 

他にもこれまで経験したことを話してくれた千葉絵里菜さん。

キャスターになってから事実や思いを伝えることの大切さを知り、「伝えることは天職!」と知ったと話してくれました。

 

#質問をする生徒たち

 

重度訪問介護は、自立のため。「みなさんにも知っておいてほしいこと」と、絵里菜さんが池高生たちに伝えたいことはたくさんありました。絵里菜さんの歩みは、「たくさんの人に支えられた人生だった」と振り返るように、自分を人間として見てくれた人との出会いで溢れていました。

池高生たちは、絵里菜さんからのメッセージをどんな風に受け取ったのでしょう。

 

#ベッドへの移乗体験

 

#電動車いす体験

 

ご多忙のところ、貴重なお話と貴重な体験の機会をいただき、心より感謝申し上げます。

またぜひ、池田高校へお越しいただき、お話を聞かせていただければ嬉しく思います。

AIと英語学習|2年次選択・英語コミュニケーションⅡ

2年次生の英語コミュニケーションの授業では、「AI(Gemini)を用いた英語学習」が行われていましたよ。

 

英語学習とAIはとても相性が良いと言われています。

 

実際に私も、Geminiと「書く」「読む」「聞く」「話す」などを自分で試してみました。

適切に指示ができると、自分の苦手やレベルに合わせた学習ができるなぁと実感。

 

さて、授業ではどのように使われているのでしょうか?

 

本日の授業では、「高校生の修学旅行先としてオススメの場所はどこ?」という小テーマでそれぞれ英作文を行います。

 

 

その英作文を、Geminiで添削。

確かにこれだけの人数がいると、先生が同時に添削することも難しいですが、AIなら可能。

 

修正後、ペアに分かれて、英語で説明を行います。

 

 

▲私のオススメはアメリカのオーランド州です♪

 

その後、テキストに戻ります。

 

数回かけて熟読しているテキストの中からお気に入りの一文を選び、それぞれGeminiとやりとりと行います。

 

 

▲適宜先生がサポート

 

私なりの考えを述べること、それぞれのレベルに合わせた英語学習をすることなど、「問いに対して正しい答えをいう」昔の時代とは違うのだな〜と痛感しました。

 

とても興味深い授業でした!

機織り機でサンタさん。準備8割!?|3年次選択・羊と織物

羊と織物の授業で作成する2つ目の作品は、機織り機でサンタさんの模様です!

 

▲額縁にいれて飾れるようにしますよ

 

一人一台の機織り機があるこちらの授業。池田高校は総合学科ということもあり、教材が豊富です。

 

さて、この作品は、とにかく準備がとっても大変!!

 

 

最初は、二人一組で糸をセットしていきます。

 

上に下に、1~4番の決まった順番で間違いないように慎重に。

 

私の体感だと、1カ月くらい準備をしていたような気がします。

準備が重要なのが本当によくわかる!

 

 

 

下糸がセットできたら、やっと横糸で色や模様がつきますよ!

 

 

▲こちらが設計図。これが読み解けるようになるのです。

 

私たちが想像する、横糸を通してがしゃん!みたいなのよりも、丁寧にゆっくり…

糸を通す場所や、足の4本の踏むところも複雑なのです。

 

 

 

模様ができてきましたよ!

 

 

高校生の若いセンスなのか!?織り始めるとはやいはやい。

こちらはあっという間にできあがりました!

 

 

できあがりー!

 

 

 

機織り機から取り出し、額縁にはめられるように、外側を切り落とします。

 

マフラーと違って、外側を切り落とせるので、比較的初心者向けみたいですよ。

 

 

 

完成ー!!!

 

完成作品は、7月5日(土)のエルム祭でも展示されますよ。

 

好きな背景の色で作っているところや、サンタさんの大きさもちょっと違うところがまたキュート。

 

素敵な作品ができあがりました♪