池高日誌
人生とお金について体感してみよう!|2年次・家庭総合
今日の授業はなんだかざわざわ…
「くじを引いて座ってくださーい!」
今日のテーマは「経済的自立について考える」です。
『カードゲーム』を使って、グループワークをします。
2年次生は、進路に直面している時期ですね。
卒業したあとのこと、卒業したあとの進路、20代、30代の人生設計ってみえてきていますか?
今日の50分の授業では、20代・30代のお金に関わる話をゲームで体験します。
池田高校の家庭総合バージョンです。
まずは、20代。
・収入は皆一律スタート
・非消費支出(社会保険等)を確認
・生活ランクはランダムカードで決定
・結婚するかどうかはランダムカードで決定(パートナーの仕事の有無も)
・結婚した人で子どもの数は0-2のランダムで決定
・「自動車の購入とランク」はみんなで話して決める
今回のゲームでは、20代の収入全部が3,000万円。
そして、非消費支出で600万。
みんなが2,400万円もってのスタートです。
大きな金額に、ちょっとそわそわ。
ここから、生活ランクによって支出が引かれていきます。
#意外に人生もランダムカードなのかも…なんて。
北海道の都市部以外だと、自動車がないと大変。
しかも、車の耐用年数は10年。
(そうなんです、リアリティあるゲームなんです)
生徒「10年しか乗れない車で、豪華にして傷ついたら嫌じゃない?」などなど、各班でいろんな話しがされています。
そして、きました30代。
■いろいろあるよ!30代。
・収入はランダムカードで決定(差がでてくる)
・非消費支出(社会保険等)を確認
・生活ランクは話し合って変更可能(生活費のコントロール)
・「自動車の購入とランク」はみんなで話して決める
・「家」を購入可能。一括orローンor賃貸で、それぞれランクも話し合って決める
・「保険」の加入を話し合う
・「アクシデント」をランダムカードで引く
#「家はどれにする?」「大変だ!赤字だ!何か変更しないと!」
アクシデントカードでは、「宝くじがあたる」というカードもあるのに、どの班も引かないという、現実っぽい内容に。
結果はこんな感じになりました。
次回は、この内容からの振り返りを行います。
マネー授業はまだまだ続きます!
マイプロジェクトアワードに参加②|2年次・ライフデザイン
2月1日 午後
1月29日に引き続き(前回の記事はこちら)、今回は2年次生の江森さん、松田さんが発表に臨みました。
彼女たちも書類選考を通過し、本日の発表にこぎつけたメンバーです。
自分たちの発表までは、他校の生徒の発表に耳を傾けます。
#熱心にメモを取って聞いています
2人の発表については以下の通り。
・タイトル『人の気持ちに寄り添った一週間のハーブティー』
・池田高校と池田町の紹介
#総合学科って? #町の60%が森林!!
・ハーブティーの作成経緯
#先生に試飲してもらいました
・各曜日の感情やそれに合うハーブの紹介
#月曜日はやる気が・・・
今回の発表の感想を2人に伺いました。(原文のまま)
・今まで準備してきたことを発揮することができたなと思いました。そして、さまざまな観点から意見をもらい3年生での課題研究にも役立てたいと思いました。他校のことについては、スライドやどのようなプロジェクトに取り組んでいるのかなど学びたいと思うところがたくさんありました。本当にいい経験になりました。
・このような大きな場で発表することがあまりなくとても有意義な時間を過ごすことができました。また、他校の方と交流をすることにより何が自分たちに足りないのか、何を改善するとより良いものを皆さんに伝えることができるのかなど、また探究をし考えることができると感じました。とても楽しい時間でした。ありがとうございました。
たくさんの刺激を受けたようです。今回の学びを3年次の課題研究(探究)に活かしてほしいです。
家庭学習期間前の最終登校日|3年次
1月31日
生徒と先生が交流できる時間は限られています。
今日は家庭学習期間前の最終登校日ということで、先生と生徒で交流しました。
ゲームで対決!企画は先生、運営は生徒でした。
小さな学校の小さなクラスの小さな社会の中で過ごした3年間。あんなこともこんなことも、あぁぁ!そんなこともあったぁぁ!という喜怒哀楽を超えた、好きも嫌いも入り混じった仲間との3年間。
「最後の〇〇」が続く高校生。でも、生徒の気持ちは春に向かってまっしぐら。ゲームをする彼らの笑顔がそういっていました。1ヶ月後の卒業式も、笑顔で会いましょう。
#笑いの絶えない真剣勝負!真剣なまなざしも、どこか笑えちゃう。
#もちろん、3年間一緒に戦ってきた担任の先生たちも参戦!
#ゲームを用意してくれた生徒も満足げ♪
#みんな笑ってる♪
学校横断研究・第3回オンライン合同授業|2年次・総合探究
2年次の総合探究の授業では今年、NPO法人カタリバが主催する「学校横断プロジェクト」に参加しています。
#「学校横断プロジェクト」
NPO法人カタリバのHPより抜粋
https://www.katariba.or.jp/activity/project/ohdantankyu/
学校横断型探究プロジェクトは、パソコンやタブレットといったICT端末の活用を通じて学校同士が連携し教育資源の共有を行うことで、学校規模にハンデを負う小規模校においても幅広い興味・関心からはじまる生徒の学びを生み出し、主体的な探究活動に伴走する試みです。
さて、本日の活動は、今年度3回目となる、他の高校とのオンラインミーティングの日です。ここ池田高校の他に、東京・静岡・福島の4校の生徒が参加しています。
総勢数十名がオンライン上で集い、20ほどのグループに別れて交流を行います。
#発表の時に声が混ざらないように、数人ずつ教室を分けています
それぞれのグループには、大学生から人生の大ベテランまでいろいろな経歴をもったファシリテーターがいて、進行を助けてくれます。
探究のテーマが決まっている人はその発表を行ったり、まだ決まっていない生徒は「ミニ探究」で行った内容を発表したりしていました。
#過去の活動の一部は、池田高校のHP「ミニ探究」で検索できます。
・テーマを持っており、何をしたらいいかアドバイスを求める生徒
・「プロレス」の同じテーマで興奮する生徒
・まだ来年行う探究が決まっていなく、参考にする生徒
ICTの発達により、いろいろな地域の生徒と学びやすくなりましたね。
身近ではない人だからこそ言える本音もあるかもしれません。
貴重な機会をありがとうございます!
地域人インタビュー発表会|1年次・産業社会と人間
1月29日 午後
10月からスタートした「地域人インタビュー」。
事業所の方々にインタビューを行うために質問事項を考え、実際にインタビューを行い、聴き取った内容をまとめ、今日の発表会を迎えました。
この授業に関わってくださった事業所の皆様に感謝申し上げます。
#発表の様子
以下のような内容が、各事業所の方々の前で発表されました。
・この仕事を選んだ理由(きっかけ)
・仕事をしていてうれしかったこと
・大切にしていること
・衝撃を受けたことは
・大変なときはどうやって乗り越える?
・今の目標
#インタビューでお世話になった方々
#発表後のリフレクション(振り返り)の様子
#個人レポートをこのように掲示しました。
#個人レポートの一部
本日参加してくださった地域人の方から、以下の感想をいただきました。
・自分の仕事を振り返ることができた。
・普段関わらない高校生に会えてよかった。
・まちがってもいいから、もっと元気に発表してほしい。
・高校の頃を思い出して、みんなが課題に向き合っている姿を見て、自分はどうだったかなと考える機会になった。
・いろいろな経験をして挑戦をしてください。
地域の方と触れ合うことでしか学べないことがたくさんあります。
今日の機会を今後の進路活動に活かしてください。